HKT48・兒玉遥の『Mステ』不在は、やっぱり“紅白事件”のトラウマ?

HKT48・兒玉遥の『Mステ』不在は、やっぱり紅白事件のトラウマ?の画像1
HKT48オフィシャルサイトより
 やはり、あの放送事故が影響しているのだろうか?  2月24日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、アイドルグループHKT48が出演。新曲「バグっていいじゃん」を披露したのだが、人気メンバーの兒玉遥が不在だったことで、ファンがざわつく事態となった。 「兒玉は『Mステ』だけでなく、数日前に行われたAKB48・小嶋陽菜の卒業コンサートにも姿を見せていなかった。SNSもしばらく更新されていなかったため、ネット上ではメンタルの不調を心配する声が多数書き込まれました」(芸能記者)  兒玉といえば、昨年の『第67回NHK紅白歌合戦』で起こったハプニングが話題となった。紅白では、歌唱中に視聴者投票による、AKB48選抜ランキングを発表。  昨年の「AKB48 45thシングル選抜総選挙」で9位に躍進していた兒玉は、1位発表の直前、自分がトップだと勘違いして前に飛び出してくるも、結果は選抜圏外。1人ステージに取り残され、「私は? 私は?」と、パニックになる様子が映し出されてしまった。 「結局、兒玉の順位は29位でした。彼女は正月に帰省した際に、悔しさから母親の前で大号泣したことを明かしています。さらに、握手会ではこの件をネタにするファンもいたようで、本人も相当落ち込んでいたようです。そのため、一部ファンからは、この件が尾を引いてトラウマになってしまっているのでは? との声が上がりました」(前出・芸能記者)  もっとも、『Mステ』放送後、兒玉は「今回は体調を崩し、ご心配をおかけてしてごめんなさい。(後略)」と久しぶりにTwitterを更新。復帰の時期は未定だが、ファンはひと安心したようだ。

「NHKでBLドラマ!?」ヤバすぎるボディの窪田正孝最新作が“タイトルかぶり”で……

「NHKでBLドラマ!?」ヤバすぎるボディの窪田正孝最新作がタイトルかぶりで……の画像1
NHK『4号警備』番組サイトより
「あの唐沢寿明さんも『窪田の体はバキバキでヤバい! どうやったら、あんなに鍛えられるんだ?』と、驚いていましたからね。『俺だったら、アクションものはあいつを使うな』と絶賛してました。現在、各局がこぞってアクションドラマの企画書を窪田さんありきで書いてるみたいですよ」(芸能事務所関係者)  窪田正孝と北村一輝が出演するNHK土曜ドラマ『4号警備』が、4月8日からスタートする。民間警備会社所属のボディガードによる“普通の人々”の身辺警護の最前線を描く。 「とにかくこの作品も、先日まで唐沢さんと出演していた『ラストコップ』(日本テレビ系)同様にアクションシーンが多いので、ずっと体づくりをしているようです。普段から筋トレが趣味だそうで、あまり苦痛ではないようですが」(ドラマスタッフ)  今年に入っても、ドラマや映画に引っ張りだこの窪田だが、所属事務所「スターダストプロモーション」内でも、若手俳優では山田孝之、柳楽優弥に次ぐ3番手にまで“出世”したという。 「事務所の同世代には市原隼人や岡田将生、濱田岳らキャリアも積んだ役者がいますが、彼らを差し置いて評価されてるようです。一つ下の世代には売り出し中の山崎賢人もいますが、窪田のほうがはるかに評価は上ですね」(スポーツ紙記者)  今回のドラマも、松本潤が主演して高視聴率を獲得した『99.9 -刑事専門弁護士-』(TBS系)の脚本家である宇田学を起用。NHK内部の期待度もうかがえる、こんな裏話もあったという。 「ドラマは宇田さんのオリジナルなのですが、たまたま同名のBL漫画があって、原作ものが多い時代ですから『うちも攻めてるなぁ』って話題になったんです(笑)。まあ、オリジナルだとわかって、一安心したんですけどね」(NHK関係者)  とりあえず、唐沢も絶賛する窪田のアクションには要注目だ。

“NHKの女神”井上あさひアナがファン待望の東京復帰! 「奇跡の復活」を成し遂げられたワケとは?

NHKの女神井上あさひアナがファン待望の東京復帰! 「奇跡の復活」を成し遂げられたワケとは?の画像1
NHKアナウンサールームより
 NHK随一ともいえる美貌と安定したアナウンス力で、男性視聴者から絶大な支持を受けていた“女神”井上あさひアナ(35)が待望の東京アナウンス室への復帰を果たすことがわかった。井上アナは4月より、『ニュース7』(毎日午後7時~)の土日祝日のMCを務める。  井上アナは岡山県出身で、お茶の水女子大学文教育学部を卒業後、2004年にNHKに入局。鳥取、広島での勤務を経て、09年に東京アナウンス室に異動。11年4月から4年間、『ニュースウオッチ9』のMCを務めた。14年12月に発表された『第11回好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調査)では8位に入るなど、その人気を不動のものとしていた。ところが、15年3月で『ニュースウオッチ9』を降板するとともに、京都放送局に異動させられてしまったのだ。看板番組を担当していた中堅アナが、不祥事を起こしたわけでもないのに、地方に異動となるのは異例なことだった。  この人事にはファンの怒りが爆発。NHKには「なぜ井上アナを地方に飛ばした?」といった苦情が殺到。それとともに、「井上アナを全国ネットの番組に出してほしい」との声が多く寄せられたという。視聴者の熱烈な要望を無視できなかったNHKは、同5月より、『NEWS WEB』の月1回の大阪放送局からのオンエアで井上アナをキャスターに起用。16年度は、『歴史秘話ヒストリア』と『クローズアップ現代+』の日替わりキャスターを担当しているが、17年度は2年ぶりの東京復帰が決まった。  NHKでは1度地方に異動させられると、東京に復帰できるケースはまれ。ましてや、わずか2年で戻るのはこれまた異例の事態だが、そこには何が隠されているのか? 「そもそも井上アナが地方に飛ばされたのは、本人の責任ではなく、局内部での派閥争いに巻き込まれたためといわれています。この1月で会長職が、何かと問題発言が多かった籾井勝人氏から、上田良一氏に変わったのも、いいタイミングになったようです。局内では看板番組には若手、中堅を起用して、世代交代を進めていこうという流れになっています。視聴者からは、井上アナの東京復活を望む声がやむことがなく、その意見を局も取り入れざるを得なかったのでしょう」(放送関係者) “お局様”である有働由美子アナの存在は、いまだ不動のものがあるが、その後継者育成も急務。今後NHKでは、井上アナ、『ニュースウオッチ9』に抜擢される桑子真帆アナ、『ニュースウオッチ9』から『ニュース7』(平日担当)に移る鈴木奈穂子アナ、東大卒で『おはよう日本』を担当する和久田麻由子アナらが、その座を争っていくことになりそうだ。 (文=田中七男)

“タモリの恋人”NHK・桑子真帆アナ『ニュースウオッチ9』に栄転も「傷心」癒えず……

タモリの恋人NHK・桑子真帆アナ『ニュースウオッチ9』に栄転も「傷心」癒えず……の画像1
NHKアナウンサールームより
 “タモリの恋人”として知られ、NHK総合『ニュースチェック11』(月~金曜午後11時15分~)のキャスターを務めているNHK・桑子真帆アナが、4月より同局の看板報道番組『ニュースウオッチ9』(月~金曜午後9時~)のキャスターに大抜擢された。パートナーは『ニュースチェック11』でコンビを組んでいる有馬嘉男キャスターで、現在『ニュースウオッチ9』に出演中の鈴木奈穂子アナ、河野憲治キャスターは降板する。  桑子アナは神奈川県出身で、東京外国語大学ロシア・東欧課程を卒業後、2010年にNHKに入局。初任地は長野放送局で、13年より勤務した広島放送局時代には、BSプレミアムの子ども向けバラエティ番組『ワラッチャオ!』の“初代お姉さん”として出演し、注目を集めた。15年春に東京アナウンス室に異動となり、『NHKニュース7』『首都圏ニュース845』『ブラタモリ』の担当となった。  街歩き番組である『ブラタモリ』では、大物のタモリ相手に臆することないトークが話題となり、辛口のタモリからも『桑子はいい!』と絶賛された。同番組がきっかけで、桑子アナの人気はうなぎ上りとなり、同12月に発表されたオリコンの『第12回好きな女性アナウンサーランキング』では、東京勤務1年目ながら5位に食い込み、“桑子旋風”を巻き起こした。  しかし、昨春の番組改編で、新番組『ニュースチェック11』に起用されたことに伴い、『ブラタモリ』など、すべての担当番組を卒業。深夜番組である『ニュースチェック11』に専念するため、ほかの番組には一切出演しなかったこともあり、視聴者の目に触れる機会が減ってしまったのか、昨年暮れの『第13回好きな女性アナウンサーランキング』では10位まで急降下していた。 『ニュースウオッチ9』は数あるNHKの報道番組の中で、まさに“看板”であり、そのキャスターは同局の“顔”となる。その番組のキャスターに、東京異動からわずか2年で、かつ20代で選ばれたことになり、間違いなく“栄転”なのだが、本人の胸中たるや複雑なものがあるという。 「そもそも、桑子アナは『ブラタモリ』を外されたとき、ひどくショックを受けて、局に強い不満を持ったそうです。『ニュースチェック11』は緩いニュース番組ですが、時間帯が深夜とあって、なかなか浸透せず、視聴率的には期待されたほどではありませんでした。桑子アナとしては、もっと『ニュースチェック11』の認知度を上げたかったようで、わずか1年での担当替えに、今回も納得できず、心を痛めていると聞きます」(放送関係者)  とはいえ、『ニュースウオッチ9』に抜擢されたということは、同局の“次期エース”の座を託されたようなもの。これまでも、報道・バラエティで硬軟自在に使い分けできる才能を発揮してきた桑子アナ。気持ちを切り替えて、新たな担当番組で頑張ってほしいものだ。 (文=田中七男)

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、“愛情”という名の暴力

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、愛情という名の暴力の画像1
『お母さん、娘をやめていいですか?』|NHK ドラマ10
「ママには超能力があるんだと思う。だって、離れていても、私が困っているのがわかる」  時に親友のように、時に恋人のように仲がよい母娘。  娘は、仕事や恋愛の状況、悩みを逐一報告し、母はそれに丁寧に答えていく。母も娘も、お互いが誰よりも相手が自分をわかってくれる存在だと認め、誰よりも自分が相手のことをわかると自負している。  そんな蜜月の関係の危うさを描いたのが『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)だ。  娘・美月を波瑠が、母・顕子を斉藤由貴が演じている。親子役がとてもしっくりくる2人だ。  斉藤は『はね駒』(1986年)、波瑠は『あさが来た』(2015年)と、ともに朝ドラの主演を演じた2人が同じNHKドラマで母娘を演じているという関係性も面白い。  この母娘は、ともに朝ドラヒロインのように「善良」な人だ。基本的に明るく前向きで、相手のことを思いやっている。この2人の関係性を、ドラマでは繰り返し描いている。  たとえば、新築する家の壁紙とフローリングを画像で確認するシーンだ。 「これって、お願いした色?」 と聞き返す母は、頬に手を当て、何やら考えあぐねている。何か不服なことがあるときのクセらしい。  そんな様子の母を見て、娘は言う。 「思ったより、濃くない?」 「そう、ママもそう思う」  2人の意向を受け、業者が少し薄い色に替えると、母が満足げな顔をする。  それを見た娘は、すかさず言うのだ。 「うん、いい! 私、こっちのほうが好き!」 「そう? みっちゃんがそう言うのなら、そうしようか」  母は、娘を思いやって自分の意見を主張せず、娘の好みに合わせようとする。娘は、母を思いやって母の意見を先回りしてくみ取り、自分の意見のように主張する。そうして母は、娘の意見として、自分の思い通りに事を運んでいく。そこに、娘の本当の好みは入っていない。母の好みをくんだ上での好みだ。  ここでのポイントは、どちらもまったく悪気がないことだ。むしろ、お互いにお互いを思いやり尊重し、“共犯関係”が成立している。  そんな2人がひとりの男性と出会うことによって、その関係性に歪みが生じてくる。  彼女たちが家を新築する際、担当となった現場監督・松島(柳楽優弥)である。  母が人形作りのアシスタントをしているのも、子どもを自分の分身=人形のように扱うメタファーだろうし、この家族が家の新築を始めたのも、これから彼女たちの関係性を再構築するメタファーだろう。それを“指揮”することになるのが、松島なのだ。  彼は、持ち前の人懐っこさと積極性で、2人の間に入り込んでいく。  最初に彼に好感を持った母は、「なんかお似合いね」「(松島を)デートに誘っていいわよ」と美月に提案する。  娘は困惑するが、母に勧められたから渋々了承するのだ。  母娘の関係性に亀裂が入ったのは、このデートが発端だった。  そこで娘は、母が2人を尾行している姿を見てしまう。 「超能力がある」みたいに自分のことをわかってくれるのは、実は母が彼女を尾行したり、日記を盗み見たりして監視していたからだったのだ。動揺する娘に、彼は「もっと自分の好みを主張したほうがいい」と諭す。「自分の好みを言っている」と反論する彼女に、彼はこう返す。 「僕も母の顔色ばっかり見る子どもだったんで、君のことが全部わかる」  お互いがお互いを「全部わかる」と思い合う関係。それは一見、幸福だが、一皮むけば恐怖にほかならない。気持ちなんて、自分にだってわからない。にもかかわらず、愛情さえあれば相手の気持がわかる、と錯覚してしまう。 「全部わかる」は、「そんなはずじゃない」に一瞬で変容する。自分が思っている相手の像とは違う言動を目にしてしまったら、「そんなの、本当のあなたではない」と思ってしまう。  それは愛情の暴力だ。そこに「愛しているから」とか「思いやっているから」という“正義”が入っているから、たちが悪い。  悪気のない正義ほど、強く、怖いものはないのだ。お互いがお互いを好きすぎることから生じる歪み。それはあまりにも切なく、恐ろしい。ホームドラマであり、母娘の“ラブ”ストーリーであり、サイコ・ホラーかのようでもある。  母娘は、ついにぶつかり叫び合う。 「あなたの気持ちをこの世で一番大事に思っているのは、ママなのよ!」 「それ、私の気持ちじゃない!」  彼女たちの大きな目が、震えている。  そう、このドラマは目が印象的なドラマだ。みんな目が強い。斉藤由貴の常に狂気をはらんだ目と、波瑠の常に何かに戸惑っているような目、そして、柳楽優弥の力強く見据えているようで、どこかくすんでいる目。  第3話以降、母の「暴走」が本格化していくという。そのとき、彼女たちの目は、どのように変化していくのだろうか? (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、“愛情”という名の暴力

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、愛情という名の暴力の画像1
『お母さん、娘をやめていいですか?』|NHK ドラマ10
「ママには超能力があるんだと思う。だって、離れていても、私が困っているのがわかる」  時に親友のように、時に恋人のように仲がよい母娘。  娘は、仕事や恋愛の状況、悩みを逐一報告し、母はそれに丁寧に答えていく。母も娘も、お互いが誰よりも相手が自分をわかってくれる存在だと認め、誰よりも自分が相手のことをわかると自負している。  そんな蜜月の関係の危うさを描いたのが『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)だ。  娘・美月を波瑠が、母・顕子を斉藤由貴が演じている。親子役がとてもしっくりくる2人だ。  斉藤は『はね駒』(1986年)、波瑠は『あさが来た』(2015年)と、ともに朝ドラの主演を演じた2人が同じNHKドラマで母娘を演じているという関係性も面白い。  この母娘は、ともに朝ドラヒロインのように「善良」な人だ。基本的に明るく前向きで、相手のことを思いやっている。この2人の関係性を、ドラマでは繰り返し描いている。  たとえば、新築する家の壁紙とフローリングを画像で確認するシーンだ。 「これって、お願いした色?」 と聞き返す母は、頬に手を当て、何やら考えあぐねている。何か不服なことがあるときのクセらしい。  そんな様子の母を見て、娘は言う。 「思ったより、濃くない?」 「そう、ママもそう思う」  2人の意向を受け、業者が少し薄い色に替えると、母が満足げな顔をする。  それを見た娘は、すかさず言うのだ。 「うん、いい! 私、こっちのほうが好き!」 「そう? みっちゃんがそう言うのなら、そうしようか」  母は、娘を思いやって自分の意見を主張せず、娘の好みに合わせようとする。娘は、母を思いやって母の意見を先回りしてくみ取り、自分の意見のように主張する。そうして母は、娘の意見として、自分の思い通りに事を運んでいく。そこに、娘の本当の好みは入っていない。母の好みをくんだ上での好みだ。  ここでのポイントは、どちらもまったく悪気がないことだ。むしろ、お互いにお互いを思いやり尊重し、“共犯関係”が成立している。  そんな2人がひとりの男性と出会うことによって、その関係性に歪みが生じてくる。  彼女たちが家を新築する際、担当となった現場監督・松島(柳楽優弥)である。  母が人形作りのアシスタントをしているのも、子どもを自分の分身=人形のように扱うメタファーだろうし、この家族が家の新築を始めたのも、これから彼女たちの関係性を再構築するメタファーだろう。それを“指揮”することになるのが、松島なのだ。  彼は、持ち前の人懐っこさと積極性で、2人の間に入り込んでいく。  最初に彼に好感を持った母は、「なんかお似合いね」「(松島を)デートに誘っていいわよ」と美月に提案する。  娘は困惑するが、母に勧められたから渋々了承するのだ。  母娘の関係性に亀裂が入ったのは、このデートが発端だった。  そこで娘は、母が2人を尾行している姿を見てしまう。 「超能力がある」みたいに自分のことをわかってくれるのは、実は母が彼女を尾行したり、日記を盗み見たりして監視していたからだったのだ。動揺する娘に、彼は「もっと自分の好みを主張したほうがいい」と諭す。「自分の好みを言っている」と反論する彼女に、彼はこう返す。 「僕も母の顔色ばっかり見る子どもだったんで、君のことが全部わかる」  お互いがお互いを「全部わかる」と思い合う関係。それは一見、幸福だが、一皮むけば恐怖にほかならない。気持ちなんて、自分にだってわからない。にもかかわらず、愛情さえあれば相手の気持がわかる、と錯覚してしまう。 「全部わかる」は、「そんなはずじゃない」に一瞬で変容する。自分が思っている相手の像とは違う言動を目にしてしまったら、「そんなの、本当のあなたではない」と思ってしまう。  それは愛情の暴力だ。そこに「愛しているから」とか「思いやっているから」という“正義”が入っているから、たちが悪い。  悪気のない正義ほど、強く、怖いものはないのだ。お互いがお互いを好きすぎることから生じる歪み。それはあまりにも切なく、恐ろしい。ホームドラマであり、母娘の“ラブ”ストーリーであり、サイコ・ホラーかのようでもある。  母娘は、ついにぶつかり叫び合う。 「あなたの気持ちをこの世で一番大事に思っているのは、ママなのよ!」 「それ、私の気持ちじゃない!」  彼女たちの大きな目が、震えている。  そう、このドラマは目が印象的なドラマだ。みんな目が強い。斉藤由貴の常に狂気をはらんだ目と、波瑠の常に何かに戸惑っているような目、そして、柳楽優弥の力強く見据えているようで、どこかくすんでいる目。  第3話以降、母の「暴走」が本格化していくという。そのとき、彼女たちの目は、どのように変化していくのだろうか? (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

「批判すれば烈火のごとく叱られた」NHK・籾井会長退任で“犬猿の仲”報道局は「ホッ」と一息……

「批判すれば烈火のごとく叱られた」NHK・籾井会長辞任で犬猿の仲報道局は「ホッ」と一息……の画像1
 NHK籾井勝人会長の退任に、ホッと胸をなで下ろす局員がいる。局内で対立がささやかれた、報道局のスタッフだ。政府の意向に寄り添った数々の問題発言や、ハイヤーの私的利用など批判を受けた籾井会長だが、中でも緊張関係にあった報道スタッフは「一息ついた形」としている。 「『クローズアップ現代』の国谷(裕子)キャスターが降板させられたことで、籾井さんへの反発はかなり強まっていましたからね」(同)  国谷降板問題は2014年7月、番組に菅義偉官房長官が出演した際、国谷キャスターが安保関連法案について食い下がって質問を続けたところ、官房長官が不機嫌な態度となり、その後、国谷キャスターが番組を降板することになったものだ。  籾井会長が明らかに政府寄りの姿勢を見せていたため、さらにNHKの報道姿勢も問われたが、番組を制作していた現場サイドではそれ以降、籾井体制への反発心が強まっていたという。 「ただ、そうしたスタッフは“X”マークが付けられ、人事に響くというウワサも広まりました。実際、籾井会長についての不満を局内で言えば、烈火のごとく上司に叱られる者もいましたよ。国谷キャスターの降板に反対した職員が、急に態度を変えて何も言わなくなったということもあったんです」と同スタッフ。  そんな恐怖政治がNHKを包んでいたせいか、局内では籾井会長への不満がタブー化していたという話もある。  NHKの諸問題を取材するフリーライターの田所敏夫氏は「同じく政府の反発を招いたテレビ朝日の『報道ステーション』の古舘伊知郎氏の降板が決まったのも、同じ流れだったと聞きます。国谷さんが降板させられたのと同日、TBS『報道特集』の顔、金平茂紀さんも執行役員を解任。この方も、政府に厳しい見方をしていた人。NHKのみならず、テレビ界に政府の圧力がかけられていたと見た方が自然」とする。  ただ、NHKでも反対意見はあったようで、2年前、経営委員会を退任した下川雅也理事は、「NHKに対する信頼が揺らいでしまっています。自主・自律が公共放送の生命線という認識は、戦前の根本的反省から生まれています。政府が右と言っても左と言う勇気を持ちませんでした。それがどれだけ悲惨な結果を招いたことか」と、政府追従の危機感を募らせていた。  しかし、昨年は高市早苗総務大臣が国会の衆議院予算委員会で「放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、電波停止を命じる」という可能性に言及し物議をかもしている。  前出・田所氏は「NHKには労働組合もありますが、ここも経営陣に対しての実質な対抗力はない状況。視聴者から番組内容に関する意見の窓口があっても、直接担当部署に伝えられなかったり、まるで体質を改善する仕組みがないんです」と明かす。  次期会長にはNHK経営委員の上田良一氏が就任するが、その体質は変わるのか。田所氏は「籾井さんはもともと三井物産の副社長で、上田さんも三菱商事の副社長だった人。どちらの会社も与党べったりの企業なので、大して変わらない」とする。 「三菱商事は、傘下の三菱航空機が力を入れて開発している小型航空機MRJを大量に輸出するプランで、政府や官僚にロビー活動しているんです。このタイプの小型航空機は、日本国内であまり需要がないので政府もその意をくむはず。上田さんは穏健な人なので、籾井さんみたいに問題発言はない安全運転型でしょうし、籾井時代のように経営委員に露骨な右寄りの識者を集めたりまではしないと思いますが、本質は今までと同じ、政府寄りのまま」  それこそ右や左というのではなく、NHKには政府の声より国民の声を報道してほしいものだが……。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

干され女優・のんが渡辺えりの劇団で本格復帰!? レプロと話し合い進まず「いまだ民放はスルー」

nounen0501.jpg
 能年玲奈から改名した女優・のんが、『あまちゃん』(NHK)で共演した渡辺えり率いる劇団「オフィス3○○」の公演に出演予定であると、19日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。  前所属事務所・レプロエンタテインメントとのトラブルの末、昨年7月に改名を余儀なくされたのん。改名と同時に自身が代表取締役を務める個人事務所・株式会社nonを設立したが、昨年公開のアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公の声を演じた以外、いまだ女優仕事が決まったとの情報は入ってこない。 「改名発表時には、女優を中心にやっていきたいと息巻いていたのんですが、前事務所とのトラブルが解決しない限り、以前のような女優活動は難しい。テレビ出演も、現段階ではNHKの情報番組に2度出たのみで、民放はレプロの顔色を窺っている状態。一時、小泉今日子がプロデュースする舞台に出演するというウワサが飛び交いましたが、その動きもまだない」(芸能記者)  そんな中、「新潮」の取材に応じた渡辺は、のんとの共演について「いつとはきちっと言えません」と時期を濁しながらも、「機が熟したらやりたいと思っています」と計画があることを明言。のんは、上演中の「オフィス3○○」の舞台『鯨よ!私の手に乗れ』のイラストを担当しており、どうやらこれは“手始め”のようだ。  渡辺といえば、『あまちゃん』では、のん演じる主人公に“ウニ採り”を教える先輩海女役を演じた名女優。自身の劇団では、作・演出・出演と全てを担う演劇界の重鎮だ。 「渡辺主宰の劇団であれば、横槍も入れにくい。ただ、レプロがのん潰しを続ける気であれば、渡辺がレプロの所属タレントと共演NGになる可能性はありそう。のんはまだまだ、芸能界ではアンタッチャブルな存在です」(同)  ネット上では、「早くのんちゃんの演技が見たい」という声が相次いでいるだけに、舞台出演が決まれば、チケットの争奪戦が巻き起こりそうだ。

主役・柴咲コウが出てこない! 大河ドラマ『直虎』子役による“学芸会”に視聴者の不満噴出

主役・柴咲コウが出てこない! 大河ドラマ『直虎』子役による学芸会に視聴者の不満噴出の画像1
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』 - NHKオンライン
 柴咲コウ主演のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に開始早々、暗雲が立ち込めた。同ドラマの第2話が15日に放送され、視聴率は15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と伸び悩んだ。初回は16.9%で、今世紀では井上真央主演『花燃ゆ』(2015年)の16.7%に次いでワースト2位のスタート。その『花燃ゆ』は第2話で13.4%と急降下したが、『直虎』も同じような推移となった。初回19.9%から第2話で20.1%とアップした、昨年の堺雅人主演『真田丸』とは大違いで、先行きが思いやれる結果に……。  敗因のひとつとして挙げられるのは、初回に続き、第2話でも、主人公・井伊直虎(おとわ)たちの幼少期が描かれており、主役である柴咲がストーリー・ラインにまったく登場せず、視聴者をヤキモキさせている点だろう。  朝ドラでは定番の手法だが、たいていは1週目のみで、2週目からは本来の主役が本格的に登場する。『直虎』では、脚本家・森下佳子氏の「直虎の子ども時代は重要」との強いこだわりで、なんと第4話まで子役によるストーリーが続くというのだから驚きだ。視聴者としては、早く柴咲と、いいなずけの井伊直親(亀之丞)役・三浦春馬、幼なじみの小野政次(鶴丸)役・高橋一生との絡みを見たいはずなのに、1カ月も待たなければならないのだ。  ネット上での視聴者の反応は、「おとわ役の子(新井美羽)はかわいいけど、セリフと動きがお遊戯レベル」「子役の演技がわざとらしくて見ていられない」「子役の出番が多すぎ。あまりにもオーバーな演技で、学芸会を見てるようで笑ってしまう」「子どもの鬼ごっこを見させられている感じ」といった調子で、“学芸会”状態に不満が噴出しているようだ。 「子役による演技が第4話まで続くのは大河では異例で、NHKの本意ではありません。ただ、脚本家の強い意向とあって、どうにもならないのです。森下氏は杏主演の朝ドラ『ごちそうさん』を大ヒットに導いた功労者。他局でも『JIN-仁-』『とんび』『天皇の料理番』(すべて(TBS系))などを手掛けたヒットメーカーですから、NHKとしては森下氏に任せた以上、意見するわけにはいかないようです」(テレビ制作関係者)  柴咲、三浦、高橋以外のキャストでは、杉本哲太、財前直見、小林薫、宇梶剛士、吹越満、ムロツヨシといった演技派がそろっているが、そのメンバーで高視聴率が取れるほど甘くはない。  子役による演技が第4話まで続くとなると、果たして、そこまで視聴者が待ってくれるのかどうか、甚だ疑問だ。同時間帯では、常時20%前後を弾き出す『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)という強力な裏番組もあるだけに、主役の柴咲が登場する前の段階で、視聴者が脱落する可能性も高そう。NHKとしては、第5話以降、低空飛行を続けた『花燃ゆ』の二の舞いだけは避けたいところだろうが……。 (文=田中七男)

高橋真梨子“激怒報道”に芸能マスコミ大注目!「あの“ガセリ菌”がネタ元なら危ない……」

marikotakahashi0117.jpg
高橋真梨子オフィシャルサイトより
 高橋真梨子が「週刊文春」(文藝春秋)の報道に激怒し、一時、名誉毀損で訴訟を起こす動きを見せた。後日、所属事務所は法的措置の取りやめを発表したが、記事は大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』にまつわるもの。ある芸能記者からは「ネタ元がNHKの“ガセリ菌”だったら、文春も危ない」という妙な話が聞かれた。 「私自身も、文春の記事に似た話を、番組に出入りするNHKサイドのある人物から聞いていたんです。ただ、その人物は以前から話を“盛る”ことで知られ、一部で『ガセリ菌』というあだ名がついていたほど」(同)  ガセリ菌は乳酸菌の一種で腸を整える作用があるとされる善玉菌。大手メーカーの乳製品にも利用されているものだが、ここでは「ガセネタ」とかけて悪口に使われたというわけだ。 「このガセリ菌、『紅白にSMAP出場が確定した』という大ウソも流していたんです。それをうのみにして書いたような週刊誌もあって失笑してしまいましたが、ガセリ菌の話の信ぴょう性は、10分の1以下では」(同) 「文春」の記事は、紅白歌合戦の紅組司会者・有村架純が、高橋から授けられたメッセージを代読した際、緊張して棒読みだったことに高橋が不満を抱いて怒ったという内容。メッセージは、高橋のこれまでの芸能生活をつづったものだった。  11日発売号の同誌では「紅組司会<有村架純>が高橋真梨子を怒らせちゃった」という見出しの記事になっている。しかし、高橋の所属事務所はこれを「事実無根」と抗議。高橋が怒った事実はないと反論し、名誉棄損で訴えを起こす姿勢を見せていた。もっとも、当の有村は元日、自身のブログでその不出来を詫びている。 「初めての司会。初めての進行。朝ドラの撮影をやりながら、合間に台本を見て、という日々を過ごしていたのですが 本番までにしっかりと準備ができるか不安でした。本番は、口から心臓が飛び出そうなところからスタートし、グタグタな進行と、聞き取りづらい滑舌と、声とで、不快な思いをされた方もいたと思います。本当にすみません」(本文ママ)  かなりのプレッシャーを背負っていた様子をにじませた有村には、ネット上でも、さまざまな意見が出ており、「NHKの人選ミス」「引き受けた以上は言い訳せず、きっちりこなすべき」と手厳しいものや、「司会が本業ではない若い女性にしては、よく頑張った」とねぎらうもの、ほかに「高橋さんがそんなことで怒るとは思えない」と記事を疑うものなどがみられた。  高橋が実際に有村の司会に対して不快感を示したかどうかは、本人のみぞ知る話だが、前出記者は「たとえば人前で高橋さんが『あの司会者はダメね!』と叫んだとか、文書でそういった抗議をしたとか、第三者にハッキリわかるような場での言動が見受けられなければ、真実の裏付けや証明は難しいのでは」と話す。 「でも、やっぱり気になるのは、ガセリ菌がネタ元だった場合。この人物は過去にもガセネタをマスコミに流して小遣いもらっていたことが疑われていたわけで、NHKは追い出すべきですよ」(同) 「文春」の記事内容自体は、芸能ゴシップでよくある些細なウワサ話程度という印象で、真顔で真偽を問わなければならないレベルのものとも思えないところはあるが、高橋側が本当に裁判を起こしていれば、真剣に法廷で「高橋が有村に対し、怒ったかどうか」が検証されることになっていた。前出記者は「スクープ連発の文春の取材過程の一端が法廷でわかるのは、同業者にとって興味深いデータにはなりますけどね」と語っている。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)