錯綜する『紅白』出場者報道 “全滅”のはずのK-POP枠に少女時代がねじ込まれる!?

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第63回 NHK紅白歌合戦
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ここのところ芸能マスコミでは、年末のNHK『紅白歌合戦』の出場者に関する情報が錯綜している。最近も、プリンセスプリセンスや由紀さおり、SKE48の内定情報が流れた。芸能記者たちがこぞって、芸能プロ側やNHK側などさまざまなルートを駆使して情報をかき集めているが、筆者が入手した紅白出場情報もここで公開しよう。  まず、今年は竹島問題による日韓関係悪化で“韓流枠”が全滅といわれているが、少女時代だけは出場するという情報を得た。そもそも国内の歌手や楽曲を対象にしてきた紅白はK-POPには消極的で、“K-POP旋風元年”であった2010年も、東方神起やBIGBANG、KARAなどに紅白出場の声が上がったが、結果的にはどのグループも出場に至らず。その裏では、NHK独自の判断だけではなく、紅白に絶大な影響力を持つ大物芸能プロオーナーが、自らが利権を持つ演歌勢を押し込むために、水面下でK-POP排除に暗躍したといわれている。  当時、BIGBANG、KARAなどの国内のマネジメントを手がけていた、K-POP推進派で、日本音楽事業者協会の会長を務める「プロダクション尾木」の尾木徹社長やユニバーサルミュージックの関係者らも“韓流枠”確保のために奔走したが、結局は、この大物芸能プロオーナーにはかなわなかった形だ。  しかし、11年は両陣営が和解。大物芸能プロオーナーもK-POP利権を握ったためか、東方神起、少女時代、KARAの3組が出場した。さらに今年は、これらにBIGBANGを加えた計4組が出場当確といわれていた。  ところが、8月に竹島問題が再燃したことで日韓関係が悪化。NHKの松本正之会長が9月の定例会見で、国民からの反発を考慮してか、今年はK-POP歌手を出演させないことをにおわせた。これを受けて、韓流枠が全滅という見方が強まったのだが、10月上旬に放送されたNHK『MUSIC JAPAN』に少女時代が出演。NHKの内情に詳しい音楽関係者によれば、少女時代は年内に同局の別の歌番組に出演することも決まっているという。  これは、紅白出場のための布石のようだ。もし、韓流枠が全滅ということになれば、「文化や芸能に政治を持ち込まない」という大原則が崩れる。しかし、K-POP偏重に違和感を覚えているだろう、年配者からなる紅白の主要視聴者層は無視できない。それだけに一組だけ出場させて、お茶を濁すつもりではないだろうか。そこで白羽の矢が立ったのが、前出のユニバーサルが現在最も力を入れている少女時代だったというのだ。ただし、このあたりは韓国側事務所の都合で二転三転する可能性もあるので、予断は許さない。紅白に出場することになれば、少女時代が韓国国内での反発を浴びることは避けられないからだ。 ■幸子、NHK参りの成果で“逆転出場”なるか  K-POPに並んで、「出るか出ないか」で注目を浴びているのが小林幸子だ。今年、“事務所社長の解任騒動”で、前出の大物芸能プロオーナーほか、業界の主流派からひんしゅくを買った小林の、紅白への出場は絶望視されていた。しかし、10月17日に新曲「茨の木」を発売すると同時に、巻き返しを図りにかかったようだ。  そもそも、日本コロムビアに契約解除されて、事実上、NHKを出入り禁止になった小林をなんとか番組に出演させようと、小林とマネジメント契約を結んだ“演歌界の実力者”ワクイ音楽事務所の和久井保代表がNHKに日参。NHKの番組出演条件は、新曲を出すことだったという。  そこで和久井氏らが奔走、小林の親友であるさだまだし作詞作曲による新曲を急遽発売した。これにより、来年1月11日放送予定の『BS日本のうた』の出演が決まり、出禁は解けた。さらに、小林自身もNHKに出向き、『のど自慢イン台湾』のゲスト出演の際に知り合ったNHK理事と、小林が大河ドラマ『花の乱』(94年)に出演した時の番組プロデューサーだった現理事に、紅白出場を直談判したという。  これで風向きは変わったようだ。ある音楽プロ関係者は「NHKも、ここまで話題性が高まった小林を出演させることは、オイシイと感じだしたんでしょう。くだんの大物芸能プロオーナーはいまだ反対しているようですが、彼の言いなりにはならないはず。小林の出場は堅いですよ」という。  一方、小林の出場をのむ代わりの交換条件ではないだろうが、この大物芸能プロオーナーが推す香西かおりが、07年以来、久しぶりに出場する可能性が高そうだ。 「香西は出場15回を誇るベテランですが、ここ数年は落選していた。今年はデビュー25周年を迎えて、是が非でも出場を果たしたいと、早いうちから水面下で動いていた。5月に発売された『酒のやど』の出版権の一部を大物芸能プロオーナー側に渡すことで、プロモーションをバックアップしてもらっているんです。その流れの中で、この芸能プロオーナーが紅白出場も猛プッシュしている。このままいけば、出場は間違いないでしょう」(レコード会社関係者)  演歌勢に関しては、氷川きよしを除けば、今年際立ったヒット曲を出したという歌手がいない中で、紅白出場の可否は政治力がものをいう。これからも数少ない“演歌枠”をめぐって、各陣営の激しいせめぎ合いが続くだろう。小林、香西が出場することになれば、思わぬ大物歌手の落選があるかもしれない。発表までの1カ月ちょっと、もう一波乱あるかもしれない。 (文=本多圭)

「メイサの影響で“合コン中毒”に!?」紅白司会の堀北真希 今だから言える『梅ちゃん先生』主演の裏事情

『梅ちゃん先生 メモリアルブック』
 年末の風物詩、紅白歌合戦の司会が発表された。 「白組は昨年に引き続き、嵐が担当することになりました。紅組は、今年の朝ドラ『梅ちゃん先生』で主演を務めた堀北真希さんになりました。まあ、あれだけの高視聴率を獲得したのですから、当然の抜擢ですね」(スポーツ紙記者)  『梅ちゃん先生』のヒットについては今更語るでもないが、当初はなぜ堀北が朝の連ドラに出るのか疑問を持つ声も多かった。 「基本的に、今までのNHKの朝ドラは、若手の登竜門的な扱いだったんです。ここで顔を売って、認知度を高めるというのが一番の狙いなんです。それだけに、すでに主演ドラマや映画、CMなどで世間的な認知度も非常に高い堀北さんが、拘束期間が長く、ギャラも安い朝ドラに出るメリットgはほとんどなかったはずです」(芸能事務所関係者)  実際、この1年は『梅ちゃん先生』以外の仕事はほとんどしていない。その決断を下したのが、所属事務所の女社長だという。 「実は、この話が決まる前まで、堀北さんは盛んに『合コンしたい! 彼氏が欲しい!』と騒いでいて、“合コン中毒”状態。それも、同じ事務所で親友の黒木メイサの影響です。メイサの男関係には目をつむっていたようですが、彼女まで同じことをされたらたまらないということで、スケジュールやプライベートも徹底管理したそうです。それが功を奏したんでしょうね」(テレビ局関係者)  そのせいか、最近の堀北は多忙で結構なストレスを抱えているらしい。自分が診察台に乗ることにならなければいいが……。

ターニングポイントは『ゲゲゲの女房』? NHK朝ドラ人気の秘訣に迫る!

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『ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1』(東映)
 低視聴率作品が相次ぐ現在のドラマ界の中、NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)だけが、好調を維持する状況が続いている。  2010年放送の『ゲゲゲの女房』(平均視聴率18.6%/最高視聴率23.6%)のヒットを皮切りに、『てっぱん』(平均17.2%/最高23.6%)、『おひさま』(平均18.8%/最高22.6%)、『カーネーション』(平均19.1%/最高25.0%)と、高視聴率作品を連発。現在放送中の『梅ちゃん先生』も、8月に24.9%という現時点での最高視聴率を記録し、9月上旬までの平均視聴率は21.9%という、近年では最高の高さとなっている。  あるテレビ関係者が言う。 「『ゲゲゲの女房』より前の朝ドラは、平均で15%を切る状態がずっと続いていたこともあって、いったん“朝ドラ”という枠そのものを終了したほうがいいのでは、という動きもありました。『ゲゲゲ』のヒットで、一気に朝ドラが息を吹き返した感はありますね」  のちに流行語大賞を獲得するなど、その年の社会現象になるほど話題作となった『ゲゲゲの女房』だが、実は初回と第1週の視聴率が、歴代最低のスタートだったことからも、『ゲゲゲ』以前・以後で状況が大きく変わったといえる。 「『ゲゲゲの女房』から、番組の放送時間を8時15分から8時スタートに変更したんですね。かなり冒険だったかと思いますが、その後も安定した視聴率が続いていることからも、『ゲゲゲ』の成功によって、作品の内容やクオリティ、出演者にかかわらず、8時から必ず朝ドラを見る視聴習慣の層が戻ってきた気がします」(同)  現在、朝ドラの人気が安定している理由は、ほかにもあるのだろうか? 朝ドラ事情に詳しい編集者はこう言う。 「『ゲゲゲ』の成功で、その視聴習慣がついたことは確かですね。いつも時計代わりに朝ドラをつけておくという家庭は、昭和のころからのお茶の間での当たり前の光景でした。朝ドラの後の『あさイチ』とのセットで、人気を得てきたと思います」  近年の成功の要因のひとつとして、2000年代の現代を舞台としたものが少ない(時間帯移動後は、『てっぱん』のみ現代)ことも挙げる。 「もともと朝ドラをよく見る層は、年配の人も多いですよね。そういった人たちが『ああ、そういえば街並みはこういう光景だったねぇ』とか『家の感じもこうだった』と、懐かしむこともできるのもまた、ウケている要素のひとつかと。低迷していた時期には、現代を舞台にした、若いコの自分探しみたいなものが多かったので、本来朝ドラを支えてきた層に、自分たちが見るドラマじゃないと思われたことも、苦戦が続いた原因のひとつじゃないかと思いますね」(同)  もうひとつ、ルックス面の要素もあるかもしれないと指摘する。 「『梅ちゃん先生』の主役の堀北真希も、相手役の松坂桃李も、アクの少ない美形ですから、それだけで見ていて楽しいという人たちも、それなりにいるんですよ。『ゲゲゲ』も向井理が、“カッコよすぎる水木しげる”を演じたこともまた、人気につながったともいえます」  ヒトケタを何度か記録し、視聴率低迷が続くNHKドラマのもうひとつの大きな柱である大河ドラマも、朝ドラのように復活する日は来るだろうか?

『平清盛』7.8%『ボーイズ・オン・ザ・ラン』3.9%……ロンドン五輪にドラマが殺される!?

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NHK大河ドラマ『平清盛』公式サイトより
 5日に放送されたNHK大河ドラマ『平清盛』第31回の平均視聴率が、7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。これは、NHKが記録を集計し始めた1989年以来最低の視聴率で、大河ドラマの視聴率が10%を切って“ひとケタ”となったのも今回が初めてとなる。  第30回までの平均視聴率も13.3%と伸び悩み、“史上最低大河”となることがほぼ確実視されている『平清盛』。“ひとケタ”突入も時間の問題とされていたが、今回はさらにロンドン五輪の女子マラソンが裏で放送されるという不運も重なり、一気に7%台まで落ち込んだ。 「五輪の影響は、やはり大きいと思いますよ。『平清盛』のほかにも、五輪が始まってからというもの、各局ドラマの視聴率は軒並み下がっています。しばらくは我慢するしかないですね」(ドラマ制作会社関係者)  記録をあらためると、確かに『平清盛』だけが視聴率を下げているわけではない。関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(テレビ朝日系)は8月3日の放送で3.9%と前週の7.3%から半減しており、向井理の『サマーレスキュー』(TBS系)も8月5日放送分で前週比マイナス3.3%の6.8%と“ひとケタ”落ち。菜々緒とKAT-TUN中丸雄一が共演する『主に泣いてます』(フジテレビ系)は7月28日放送分で2.2%と、それまでの平均6.6%から3分の1まで視聴者を減らしてしまった。『浪花少年探偵団』(TBS系)、『リッチマン、プアウーマン』『息もできない夏』『GTO』(いずれもフジテレビ系)など、いずれも五輪開幕後にクール最低視聴率を記録している。 「視聴率の低下は、単純に裏に五輪がかぶったというケースもありますし、五輪の結果次第で放送時間が流動的になったりという場合もある。いずれにしろ、五輪期間はドラマにとって試練のときです。このまま五輪に殺されるということはないと願いたいですが……」(同)  ロンドン五輪が国民的盛り上がりを見せる中、ドラマの制作局からは悲鳴が上がっているようだ。ただし、2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』の場合、北京五輪期間中の平均視聴率は年間平均の24.4%を上回っている。

『平清盛』7.8%『ボーイズ・オン・ザ・ラン』3.9%……ロンドン五輪にドラマが殺される!?

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NHK大河ドラマ『平清盛』公式サイトより
 5日に放送されたNHK大河ドラマ『平清盛』第31回の平均視聴率が、7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。これは、NHKが記録を集計し始めた1989年以来最低の視聴率で、大河ドラマの視聴率が10%を切って“ひとケタ”となったのも今回が初めてとなる。  第30回までの平均視聴率も13.3%と伸び悩み、“史上最低大河”となることがほぼ確実視されている『平清盛』。“ひとケタ”突入も時間の問題とされていたが、今回はさらにロンドン五輪の女子マラソンが裏で放送されるという不運も重なり、一気に7%台まで落ち込んだ。 「五輪の影響は、やはり大きいと思いますよ。『平清盛』のほかにも、五輪が始まってからというもの、各局ドラマの視聴率は軒並み下がっています。しばらくは我慢するしかないですね」(ドラマ制作会社関係者)  記録をあらためると、確かに『平清盛』だけが視聴率を下げているわけではない。関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(テレビ朝日系)は8月3日の放送で3.9%と前週の7.3%から半減しており、向井理の『サマーレスキュー』(TBS系)も8月5日放送分で前週比マイナス3.3%の6.8%と“ひとケタ”落ち。菜々緒とKAT-TUN中丸雄一が共演する『主に泣いてます』(フジテレビ系)は7月28日放送分で2.2%と、それまでの平均6.6%から3分の1まで視聴者を減らしてしまった。『浪花少年探偵団』(TBS系)、『リッチマン、プアウーマン』『息もできない夏』『GTO』(いずれもフジテレビ系)など、いずれも五輪開幕後にクール最低視聴率を記録している。 「視聴率の低下は、単純に裏に五輪がかぶったというケースもありますし、五輪の結果次第で放送時間が流動的になったりという場合もある。いずれにしろ、五輪期間はドラマにとって試練のときです。このまま五輪に殺されるということはないと願いたいですが……」(同)  ロンドン五輪が国民的盛り上がりを見せる中、ドラマの制作局からは悲鳴が上がっているようだ。ただし、2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』の場合、北京五輪期間中の平均視聴率は年間平均の24.4%を上回っている。

徹底検証! 超低視聴率大河ドラマ『平清盛』“ワースト記録”脱却にはあと何%必要なのか!?

大河ドラマ「平清盛」HP
 NHK大河ドラマ『平清盛』の視聴率低迷が止まらない。  1月8日放送の第1回の視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。これは、大河ドラマ第1回の視聴率としては歴代ワースト3となるが、7月29日の第30回までの放送が終了した時点でこれを上回ったのは、今のところ第2回(17.8%)と第4回(17.5%)の2回のみ。  序盤は15%前後を推移していた視聴率が、春ごろからジリジリと下がり始め、11%、12%台あたりをウロウロ、5月27日放送の第21回では10.2%、6月24日の第25回で10.1%と、一ケタ突入目前となってしまった。  そして、過去10年間の大河ドラマの各話視聴率を、現時点でワースト1~11までを占めるという(12位が03年放送の『武蔵 MUSASHI』の11.9%)、過去に類を見ない苦戦ぶりとなっている。あるテレビ関係者が言う。 「大河と朝ドラというのは、高視聴率であることが当たり前だったのですが、近年は決して高いとはいえない視聴率で推移することが多いですよね。テレビ全体の視聴率低下もありますし、とくに大河の場合は、同じ日にBSで放送したり再放送があったりと、視聴者が分散してしまうという見方もあります。しかし朝ドラと同じく、日曜夜8時は何をやってても大河にチャンネルを合わせる習慣の層が確実にいたはずですし、最近の作品の『龍馬伝』(10年)や『江』(11年)だって、何度も20%は超えてます。『篤姫』(08年)なんかは、平均で25%近くとって大ヒットになりました。これらを考えても、やっぱり『清盛』は明らかに低いんですよね」  『平清盛』の第30回までの平均視聴率は13.3%。現時点では、歴代ワーストとなっている『花の乱』(94年)の平均14.1%に届いていない(最高視聴率も、『花の乱』→18.3%、『平清盛』→17.5%で同じく届いていない)。前出の関係者は言う。 「近年苦戦した、『武蔵 MUSASHI』(03年)もそうですが、戦国モノや幕末モノに比べると、どうしても中世モノは内容に関わらず、少し苦戦する傾向があるようですね。昭和の時代は、弁慶と義経や源平合戦など、歴史モノの人気の定番コンテンツだったとは思うのですが。これは大河に限った話ではないのですが、戦国武将や新選組などのキャラとしての分かりやすさに比べると、今好まれる感じとは少し違うのかもしれませんね」  現在平均視聴率13.3%の『平清盛』。とりあえず、ワースト脱却のため、『花の乱』の14.1%を目標値にしたい。仮に全50回だとした場合、残り20回を平均どのぐらいのペースでいけばいいのか。  計算してみたところ……残り20回を平均15.3%でいけば、最終的には追いつける計算となった。これなら前半に何度か超えている数値だけに、終盤に向けて盛り上がっていけば、十分狙える数字な気がする。 『武蔵 MUSASHI』の平均16.7%に追いつくには、20回で平均21.8%と、相当ハイペースでいかないとならない。『江・姫たちの戦国』(平均17.7%)だと24.3%、『龍馬伝』(平均18.7%)には26.8%と、かなりの人気ドラマ並みの視聴率が必要になる。さらに、『篤姫』(平均24.5%)に追いつくには……残り20回の平均が41.3%、計算上で『家政婦のミタ』最終回を超える視聴率を獲得しなければならないということになってしまった。  ちなみに、歴代平均視聴率トップの『独眼竜正宗』(87年)の、39.7%に、『平清盛』が残り20回で追いつくために必要な数字は……  79.3%!!  ……ワールドカップや全盛期の紅白どころではない、テレビの歴史を塗り替えまくるレベルになってしまいました。

徹底検証! 超低視聴率大河ドラマ『平清盛』“ワースト記録”脱却にはあと何%必要なのか!?

大河ドラマ「平清盛」HP
 NHK大河ドラマ『平清盛』の視聴率低迷が止まらない。  1月8日放送の第1回の視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。これは、大河ドラマ第1回の視聴率としては歴代ワースト3となるが、7月29日の第30回までの放送が終了した時点でこれを上回ったのは、今のところ第2回(17.8%)と第4回(17.5%)の2回のみ。  序盤は15%前後を推移していた視聴率が、春ごろからジリジリと下がり始め、11%、12%台あたりをウロウロ、5月27日放送の第21回では10.2%、6月24日の第25回で10.1%と、一ケタ突入目前となってしまった。  そして、過去10年間の大河ドラマの各話視聴率を、現時点でワースト1~11までを占めるという(12位が03年放送の『武蔵 MUSASHI』の11.9%)、過去に類を見ない苦戦ぶりとなっている。あるテレビ関係者が言う。 「大河と朝ドラというのは、高視聴率であることが当たり前だったのですが、近年は決して高いとはいえない視聴率で推移することが多いですよね。テレビ全体の視聴率低下もありますし、とくに大河の場合は、同じ日にBSで放送したり再放送があったりと、視聴者が分散してしまうという見方もあります。しかし朝ドラと同じく、日曜夜8時は何をやってても大河にチャンネルを合わせる習慣の層が確実にいたはずですし、最近の作品の『龍馬伝』(10年)や『江』(11年)だって、何度も20%は超えてます。『篤姫』(08年)なんかは、平均で25%近くとって大ヒットになりました。これらを考えても、やっぱり『清盛』は明らかに低いんですよね」  『平清盛』の第30回までの平均視聴率は13.3%。現時点では、歴代ワーストとなっている『花の乱』(94年)の平均14.1%に届いていない(最高視聴率も、『花の乱』→18.3%、『平清盛』→17.5%で同じく届いていない)。前出の関係者は言う。 「近年苦戦した、『武蔵 MUSASHI』(03年)もそうですが、戦国モノや幕末モノに比べると、どうしても中世モノは内容に関わらず、少し苦戦する傾向があるようですね。昭和の時代は、弁慶と義経や源平合戦など、歴史モノの人気の定番コンテンツだったとは思うのですが。これは大河に限った話ではないのですが、戦国武将や新選組などのキャラとしての分かりやすさに比べると、今好まれる感じとは少し違うのかもしれませんね」  現在平均視聴率13.3%の『平清盛』。とりあえず、ワースト脱却のため、『花の乱』の14.1%を目標値にしたい。仮に全50回だとした場合、残り20回を平均どのぐらいのペースでいけばいいのか。  計算してみたところ……残り20回を平均15.3%でいけば、最終的には追いつける計算となった。これなら前半に何度か超えている数値だけに、終盤に向けて盛り上がっていけば、十分狙える数字な気がする。 『武蔵 MUSASHI』の平均16.7%に追いつくには、20回で平均21.8%と、相当ハイペースでいかないとならない。『江・姫たちの戦国』(平均17.7%)だと24.3%、『龍馬伝』(平均18.7%)には26.8%と、かなりの人気ドラマ並みの視聴率が必要になる。さらに、『篤姫』(平均24.5%)に追いつくには……残り20回の平均が41.3%、計算上で『家政婦のミタ』最終回を超える視聴率を獲得しなければならないということになってしまった。  ちなみに、歴代平均視聴率トップの『独眼竜正宗』(87年)の、39.7%に、『平清盛』が残り20回で追いつくために必要な数字は……  79.3%!!  ……ワールドカップや全盛期の紅白どころではない、テレビの歴史を塗り替えまくるレベルになってしまいました。

好調のNHKにあやかりたい!? 民放で重宝される‟朝ドラ”俳優たち

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日曜劇場『サマーレスキュー~天空の診療所~』
(公式サイトより)
 NHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』で幅広いファン層を獲得した向井理と、同じく朝ドラ『カーネーション』での演技が絶賛された尾野真千子の共演ということで話題になっている、医療モノの新ドラマ『サマーレスキュー』(TBS系)。  初回視聴率は14.7%とまずまずの好発進だったが、評判自体は「設定に無理がありすぎる」「脚本が悪い」など、あまり芳しくない。  また、前クールドラマ『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)には、『カーネーション』の周防龍一役で、たった2週間の出演で女性たちの心をわしづかみにしてしまった綾野剛が出演していたが、ドラマは8話で打ち切り。綾野のせいではないものの、なんとなく不運な巡り合わせになっている。  さらに、『カーネーション』人気の影響から、その後大いに出番を増やしているのは、三女・聡子役を演じた安田美沙子。ヒロインの少女時代を演じた二宮星も、スペシャルドラマ『一休さん』(フジテレビ系)に続き、7月2日から放送されている昼ドラ『ぼくの夏休み』(東海テレビ)に出演中だ。  それにしても、なぜこんなにもNHK朝ドラの面々が、立て続けに民放ドラマで重用されるのか。ある週刊誌記者は言う。 「話題性狙いで、別のドラマで人気者となった人をキャスティングするというのは昔からよくありますが、近年は例外的に『家政婦のミタ』(日本テレビ系)のようなお化け視聴率番組がまれに現れることもあるものの、ドラマ視聴率がどの局も低迷していますよね。そんな中、NHKの朝ドラも視聴率が落ちているとはいえ、民放ドラマに比べると断然安定した数字を持っていますし、とくに放送開始時間を8時に繰り上げた『ゲゲゲの女房』以降は、好調ですからね。朝ドラで“毎日見続けた顔”というのは、親近感を得られやすいので、民放各局もぜひ欲しいところでしょう」  また、テレビ関係者は言う。 「今は最初から狙って“朝ドラ”出演者ばかりを集める番組もありますよね。たとえば、向井理が主演していた『ハングリー!』(フジテレビ系)などは、瀧本美織、国仲涼子、宮地真緒というかつての朝ドラヒロインを集めた上に、稲垣吾郎や塚本高史、鈴木砂羽など、朝ドラの過去の出演者なども多数出ていました。現場では“朝ドラドラマ”なんて呼んでた人もいたくらいですから」  ただし、「朝の顔」として人気者になった俳優の起用には、その役のイメージがついてしまっているだけに、ほかの役を演じる際のリスクもある。  たとえば、向井理を『ゲゲゲの女房』村井茂のイメージで見ていたファンの中には、役と本人の‟素の顔”とのギャップに失望した人、さらにはバッシングに走った人も少なくない。また、「毎日見た顔」というのは、親しみを持たれる一方で、「飽きられ」やすくもある。  国民的ドラマで人気者となった俳優の起用が、吉と出るか凶と出るか──。まずは見守りたい。

好調のNHKにあやかりたい!? 民放で重宝される‟朝ドラ”俳優たち

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日曜劇場『サマーレスキュー~天空の診療所~』
(公式サイトより)
 NHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』で幅広いファン層を獲得した向井理と、同じく朝ドラ『カーネーション』での演技が絶賛された尾野真千子の共演ということで話題になっている、医療モノの新ドラマ『サマーレスキュー』(TBS系)。  初回視聴率は14.7%とまずまずの好発進だったが、評判自体は「設定に無理がありすぎる」「脚本が悪い」など、あまり芳しくない。  また、前クールドラマ『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)には、『カーネーション』の周防龍一役で、たった2週間の出演で女性たちの心をわしづかみにしてしまった綾野剛が出演していたが、ドラマは8話で打ち切り。綾野のせいではないものの、なんとなく不運な巡り合わせになっている。  さらに、『カーネーション』人気の影響から、その後大いに出番を増やしているのは、三女・聡子役を演じた安田美沙子。ヒロインの少女時代を演じた二宮星も、スペシャルドラマ『一休さん』(フジテレビ系)に続き、7月2日から放送されている昼ドラ『ぼくの夏休み』(東海テレビ)に出演中だ。  それにしても、なぜこんなにもNHK朝ドラの面々が、立て続けに民放ドラマで重用されるのか。ある週刊誌記者は言う。 「話題性狙いで、別のドラマで人気者となった人をキャスティングするというのは昔からよくありますが、近年は例外的に『家政婦のミタ』(日本テレビ系)のようなお化け視聴率番組がまれに現れることもあるものの、ドラマ視聴率がどの局も低迷していますよね。そんな中、NHKの朝ドラも視聴率が落ちているとはいえ、民放ドラマに比べると断然安定した数字を持っていますし、とくに放送開始時間を8時に繰り上げた『ゲゲゲの女房』以降は、好調ですからね。朝ドラで“毎日見続けた顔”というのは、親近感を得られやすいので、民放各局もぜひ欲しいところでしょう」  また、テレビ関係者は言う。 「今は最初から狙って“朝ドラ”出演者ばかりを集める番組もありますよね。たとえば、向井理が主演していた『ハングリー!』(フジテレビ系)などは、瀧本美織、国仲涼子、宮地真緒というかつての朝ドラヒロインを集めた上に、稲垣吾郎や塚本高史、鈴木砂羽など、朝ドラの過去の出演者なども多数出ていました。現場では“朝ドラドラマ”なんて呼んでた人もいたくらいですから」  ただし、「朝の顔」として人気者になった俳優の起用には、その役のイメージがついてしまっているだけに、ほかの役を演じる際のリスクもある。  たとえば、向井理を『ゲゲゲの女房』村井茂のイメージで見ていたファンの中には、役と本人の‟素の顔”とのギャップに失望した人、さらにはバッシングに走った人も少なくない。また、「毎日見た顔」というのは、親しみを持たれる一方で、「飽きられ」やすくもある。  国民的ドラマで人気者となった俳優の起用が、吉と出るか凶と出るか──。まずは見守りたい。

女性版“ダッシュ村”!? 迷走するMAXが今度は農業にチャレンジ 

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NHK『晴れ、ときどきファーム!』公式サイトより
 沖縄出身の女性ボーカル&ダンスユニット・MAXが出演する体験型情報番組『晴れ、ときどきファーム!』が、4月からNHK BSプレミアでレギュラー放送されている。  この番組は、産休中のREINAを除くMAXの3人が、とある農村に築90年の古民家と畑を借り、“週末田舎暮らし”に挑戦するというもの。毎回男性ゲストを招き、自分たちで野菜を育てたり、古民家をアレンジしたり、インテリアを作ったりするという。  この内容、どこかで聞き覚えがあるような……。そう、TOKIOが出演する人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の「ダッシュ村」にそっくりなのだ。最近では、公共放送とは思えないほど自由な番組作りがたびたび話題になっているNHKとはいえ、10年以上続く他局の人気企画を丸パクリするとは……。  それはさておき、MAXといえば、安室奈美恵 with SUPER MONKEY'Sとして活動していたメンバーによって結成され、1995年5月に「恋するヴェルファーレダンス 〜Saturday Night〜」でデビュー。洋楽をユーロビートにアレンジしたカヴァー楽曲でブレイクし、97年にはオリジナル楽曲「Give me a shake」が大ヒット。この年から5年連続でNHK紅白歌合戦出場を果たした。その後も「Ride on time」「一緒に...」など次々にヒットを飛ばし、映画・ドラマ・番組MCなどでも幅広く活躍していたが、2000年代に入ってからの活動はパっとしない。 「02年にMINAの妊娠が明らかとなり、同年3月に産休に入りました。それを埋める形で同年7月に新メンバーとしてAKIが加入しましたが、このころから人気が失速していきましたね。06年にはCDの売り上げが2,000枚程度にまで落ち込み、リリースも一旦打ち切りに。08年にはAKIが脱退、MINAが約6年半ぶりに復帰しましたが、時すでに遅し。最近では、“アラフォー女子”ネタや“懐かしアイドル”ネタでバラエティに出演する機会が増えていますが、NANAなんかはほとんど“痛キャラ”扱い。完全に方向性を見失っています(笑)」(週刊誌記者)  2009年ごろから、ギャルをターゲットにした「ノギャルプロジェクト」をはじめとする、“おしゃれ”で“かわいい”をキーワードにした農業のイメージアップ作戦がマスコミ主導で繰り広げられているが、一向に世間に浸透していないのは周知の事実。  『晴れ、ときどきファーム!』の公式ページには、「30代半ばの“オトナの女性”になったMAXの3人がきらびやかなステージを離れて自然の中へ!」と書かれているが、はたしてMAXはアラフォー世代の憧れの存在として再ブレイクできるのか。今後の活躍に注目したい。