紅白歌合戦で『アナ雪』を熱唱するのは誰だ!? “本命”は松たか子だが、喫煙過多で……

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『Cherish You』(BMG JAPAN)
 早くも大みそかのNHK『紅白歌合戦』の目玉として浮上しているのが、空前の大ヒットを記録したディズニー映画『アナと雪と女王』だ。動員数は2,000万人に迫り、興行収入は歴代3位の242億円に上る。当然、NHKも、早くから“アナ雪ブーム”に熱視線を送っていた。 「昨年は社会現象になった朝ドラ『あまちゃん』のコーナーが目玉だったが、今年はアナ雪が紅白を席巻しそう」とは音楽関係者。  だが、問題なのは日本版の主題歌、挿入歌を歌うにあたり候補が乱立していることだ。日本語版の主題歌「Let It Go~ありのままで~」を歌うのはMay J.だが、劇中ではアナの姉・エルサの声優を務める女優の松たか子も同曲を披露している。May J.は6月9日に行われたとある番組収録の席上、いち早く「スケジュールは今から空けています。手帳には仮で紅白と書いています」とアピールしていたが、知名度の低さからネット上では「お呼びでない」「松たか子の歌が聴きたい」という声が殺到。NHKとしても知名度の低いMay J.より、松だろう。  実際、松は1996年に史上最年少(当時19歳)で紅組司会を務め、翌年には歌手として「明日、春が来たら」で紅白に出場。しかし、前出の音楽関係者いわく「当時は松さんもまだ駆け出し。女優として確固たる地位を築いた今は、むしろ『私なんかとてもとても……』と遠慮しているそうだ」。  肝心の、喉の問題もある。松は09年11月のアルバムを最後にCDはリリースしていない。 「なんせヘビースモーカーですからね。全盛期は1日40本以上吸っていたとか。何度も禁煙に挑戦したそうですが、長くは続かず、ついには諦めたそうです(笑)。タバコを吸うと声量と高音に影響が出る。彼女の中で『プロの歌手の方に失礼』という思いがあるようだ」(同)  昨年の『あまちゃん』コーナーでサプライズ登場した小泉今日子と薬師丸ひろ子の例を見ても「圧倒的に声が出ていたのは薬師丸のほう。ヘビースモーカーのキョンキョンは声量が小さく、高音もかすれていた。ネット上では薬師丸を称賛する声が圧倒的だった」(同)という。  紅白のステージで、松の生歌を聴くことはできるか――。

みうらじゅん・安齋肇が言いたい放題! NHK BSの『笑う洋楽展』が自由すぎる!?

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NHK BSプレミアム『笑う洋楽展』
 今までまったく見たことのない斬新な音楽番組が、4月からひそかに放送されている。2013年の単発放送を経て、NHK BSプレミアムでレギュラー化された番組『笑う洋楽展』(毎週土曜24時~24時30分)だ。  みうらじゅんと安齋肇の2人が、1950~90年代にかけて撮影、制作された多彩な洋楽映像を鑑賞しながら自由にトークを繰り広げるというバラエティ番組。何が斬新って、毎回ひとつずつ設けられるテーマ設定も、トークの内容も、音楽にまったく関係ないことばかりだということだ。  なにせ、4月5日放送分の初回テーマからして「胸毛男」である。およそ音楽性ゼロだ。  ただ、これはまあ、フレディ・マーキュリーあたりから始まるのだろうと、一応想像がつく。7回目の「口パク女王」とか、8回目の「ヒゲヒゲ団」、9回目の「へそ出し」あたりもシンプルで理解の範囲内だが、3回目の「ビリー張り切る」などは本当にもう、意味が全然わからない。10回目の「冷めた客席」に至っては、「どこ見てんの!?」と、アーティスト側に怒られそうだ。  しかも、2人の口から出る言葉も、「この服、ムカつくよねえ!」「マイク、食べちゃってるよ」「この女の人、足長いねえ」など、素朴な感想だったりする一方で、「(PVのフレディ・マーキュリーと女性のからみが)リアリティがまったくないね」「(落ち着きない演出で)おしっこ行ってから撮ろうよって感じだよね」「(ジョン・ボンジョビの胸毛は)砂場で砂鉄拾ってるみたい」など、ツッコミまくりの言いたい放題。  取り上げるアーティスト・楽曲も、誰もが知っている超有名どころから、かなりマイナーなものまで幅広いが、語られる内容は総じてなんの知識にもならず、なんの役にも立たなさそうなものばかりだ。  それにしても、なぜこんな珍妙な番組を? テーマや楽曲等はどうやって決めてるの? また、好き勝手にしゃべっているように見える2人だけど、もしかしてぶっつけ本番でやってたりする?  NHKの広報担当者に聞いたところ、得られたのは、以下の回答だ。 「毎回のテーマはスタッフが決め、みうらさん、安齋さんには事前にはテーマを知らせず、収録時に初めてテーマを知るようになっています。事前に何も決めず、2人に自由なトークを繰り広げてもらっています」  ちなみに、どういう意図でテーマを決めているかというと……。 「テーマは、音楽ファン以外でも興味を持ってもらえるよう、基本的に音楽とは関係ないものとしています」  あらためて見ると、実はツッコミどころ満載の昔の洋楽映像の数々だが、こうした楽しみ方があるとはまったく気付かなかった。  あえて必要情報や知識はほとんど入れずに「楽しむ」「ツッコむ」という斬新なスタイルで洋楽に親しむ番組。洋楽をよく知らない人は理屈抜きに楽しめ、洋楽に詳しい人はこれまで気づかなかった新しい見方を知ることができるはずだ。

暴力団・バーニングとNHKの癒着に、籾井会長自らメス! 紅白プロデューサーが長崎支局に“左遷”された!?

nhk0627.jpg 芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  NHK紅白歌合戦を担当するエンタテインメント番組部長の古谷太郎氏が、長崎支局の支局長に異動。芸能関係者の間では“栄転”といわれているが、紅白の花形プロデューサーから地方局に異動。どう見ても左遷人事としか思えない。  NHKの内情に詳しい音楽プロデューサーは「今年1月にNHK会長に就任した籾井勝人会長は就任会見でミソをつけてしまいましたが、『芸能プロと癒着する局員は粛清する』と言ってましたからね。古谷部長は“芸能界のドン”と呼ばれるバーニングプロダクションの周防郁雄社長とは親密な関係だった。長崎支局長は、それを知った籾井氏による左遷人事ですよ」と言う。  芸能プロと局員との癒着に籾井会長がメスを入れることになったのは、昨年来から続けられている民族派団体「大日本新政會」(http://www.dainipponshinseikai.co.jp/)による、インターネットと街宣車を使った抗議活動が影響していことは想像に難くない。新政會総裁の笠岡和雄氏は周防社長に請われて、約11年間にわたり用心棒を務めてきたが、4年前に千葉県の産業廃棄物処理場の事業資金回収のトラブルで袂を分かった。それ以降、笠岡氏は、自身が見聞してきた周防社長と暴力団、そしてテレビ局との癒着などを糾弾してきたわけだ。  マスコミ関係者の間でも、これらの動きは注目されてきた。中でも目を引いたのは、新政會がホームページで告発した、昨年の大河ドラマ『八重の桜』のエグゼクティブプロデューサーを務めた内藤慎介氏と周防社長の蜜月ぶりだ。それによると、10年ほど前、周防社長はモーニング娘。のメンバーを使い、内藤氏への肉弾接待を行ったというのだ。この問題は「週刊文春」(文藝春秋)でも大々的に報じられ、その後、新政會によるNHKへの街宣活動も開始された。 「内藤氏はそれまでエリートコースまっしぐらだったんですが、このスキャンダルの影響で、系列のNHKエンタープライズに骨を埋めることになるのではないか」(マスコミ関係者)  さらに、周防社長と親密な関係だった紅白担当の古谷氏は長崎支局に異動になった。11年10月に東京都でも暴力団排除条例が施行されて、その年の紅白は、暴力団との関係がウワサされる歌手の出場が危ぶまれた。しかし、出場者が決定した段階で古谷氏は「今回の出場者で、暴力団と関係がある者はいない」と言い切ったのだ。 「古谷氏は演歌に強く、この年の紅白に選ばれた細川たかしと暴力団との関係を知らないわけがない。それに、紅白に影響力を持ってきた周防社長と暴力団との関係はもはや否定できない事実。そんな周防社長から、古谷氏が長きにわたり接待を受けていたのは間違いない。だから、暴力団との関係には目をつむってきたんです」(外資系レコード会社幹部)  新政會も周防社長と古谷氏の癒着の情報をつかんでおり、近々、内藤氏と共に糾弾する予定だったという。その矢先に長崎支局に異動。バーニングとの問題と無関係とは思えない。つまらぬ欲望に目がくらんで、テレビマンとしての本懐を忘れ、出世の道も自ら潰す。情けない男たちだ。 (文=本多圭)

May J.「紅白出たい」発言で批判殺到、NHKのAKB48選挙報道に新潮激怒、加藤茶宅に居候増加……炎上続く芸能界

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プロアクティブ公式サイトより
 ベテランデスクTと新米記者Hが、今週の芸能ニュースを振り返ります。 デスクT 産まれた~ままの~姿さらすのよ~♪ 『アナと雪の女王』の日本語主題歌でおなじみのMay J.が、早くも『NHK紅白歌合戦』に出る気満々なんだって? 記者H 微妙に歌詞違いますよ。May J.は『アナ雪』のヒットをきっかけに、「Let It Go~ありのままで~」をあちこちで披露。その効果からか、2ndカバーアルバムは25万枚を突破し、女版・徳永英明との呼び声も。May J.はオリコンの取材に対し、「(紅白は)小さい頃からの夢の舞台」「(大みそかのスケジュールは)今から空けてあります。仮で『紅白』と書いてあります」と答えたそうです。 デスクT May J.はこれといってヒット曲がないから、なんとしてもこの波に乗っかって、出場したいだろうね。 記者H しかし残念なことに、ネット上では「調子に乗るな」「みんなが求めてるのは、松たか子と神田沙也加のコンビだよ」「お前じゃねーから!」と、May J.へ批判が殺到しています。「Let It Go」は、劇中では松が歌い、テーマソングをMay J.が担当している。映画を見た多くの人が、「May J.より、松の歌声が聞きたい」と思っているようです。 デスクT May J.はせっかくプロアクティブでニキビ治ったのに、あんまり叩かれたら、また吹き出ちゃうよ! 記者H 松はこれまでに、公の場では一度も「Let it go~ありのままで~」を披露していません。一部週刊誌によれば、現在、日本で主題歌を正式に歌えるのはMay J.だけ。声優担当の松が歌うには、ディズニーの許可を得ないとならないのだそうです。また、松自身も「May J.を邪魔したくない」という気持ちがあるのだとか。 デスクT じゃあ、松は紅白にも出ないの? 記者H いや、NHKは昨年の『あまちゃん』コーナーのように、『アナ雪』コーナーを目玉企画にしたいようです。記事によれば、紅白はすでに『アナ雪』声優陣や、May J.にオファー済み。さらにNHKは、松の「テレビ生歌初披露」にこだわっているため、民放で歌うのをNGにしているそう。「Let It Go」は、1番をMay J.が、2番を松が歌うということでまとまりそうだとか。 デスクT NHKも必死だね。じゃあ、May J.は、もう出られるって分かってるのに、白々しく取材に応えたってこと? うえーー。ねえねえそれより、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が、AKB48選抜総選挙を目玉ニュースとして取り上げたNHKに、おかんむりなんだって? 記者H 総選挙が行われた今月7日、NHKの午後7時のニュース番組『ニュース7』の目玉ニュースが「総選挙の開票イベントが始まりました」というニュースだった。さらに、翌朝6時のニュースでは、熊本の女子高生行方不明事件よりも長い時間を割いて、総選挙の結果を伝えた。これに新潮は、「集団的自衛権をどうするか、と国会が揉めている時に、芸能人のお祭り騒ぎを取り上げるのはおかしい」「こんなに長い時間を割くなんて狂気の沙汰。誰が1位になったなどと宣伝に加担するなんて、メディアの退廃」「NHKニュースは死んだ」などとカンカンです。 デスクT すごい新潮っぽいね! サイゾーも見習うべきだよ。サイゾーはAKB48の記事にPVを頼りすぎだよ! もっと集団的自衛権とか伝えなよ。 記者H よく見ると、サイゾーにだって社会派の記事くらいありますよ! でも、NHKには『AKB48 SHOW!』というAKB48の冠番組もありますし、紅白もAKB48頼り。もはやズブズブの関係ですから、取り上げざるを得ないでしょうね。 デスクT それにしても、記事の最後を「NHKはもはや朝鮮中央放送と同類か」と締めちゃうあたり、よっぽどライバル誌の「週刊文春」(文藝春秋)がAKB48ネタでブイブイ言わせてるのが、気に入らないのかな? 一見、NHKを叩いてるようで、間接的にAKB48のくだらなさを説いてるし、記事から怨念が伝わってくるよ。そうそう、加トちゃんこと加藤茶が、今月出演した『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK系)や、『1億人の大質問!?笑ってコラえて! 2時間SP』(日本テレビ系)で目が死んでたのは、“風邪”が原因だったんだって? 風邪って怖いねえ。 記者H 今月放送された番組で、ことごとく生気がなかった加藤に「見てられない」「笑えないレベル」という声が殺到。これに慌てた妻の綾菜さんが、11日に自身のブログで「私も心配で収録後に病院連れていったの! そしたら風邪だったの」と説明しています。もし本当に風邪で、あのようなボーッとした状態になってしまったのだとしたら、間違いなく重度でしょう。しかし、収録が行われた翌日の加藤のブログでは、「嫁さんとオススメの公園に行ってきた」と外出した後、外食を楽しんでいます。 デスクT 驚異の回復力だね。さすが加トちゃん。 記者H 加藤の所属するイザワオフィスは、「(収録時)コンディションが悪かったと本人は言っています」と説明。結婚が悪影響を及ぼしているとのウワサについても「全く逆です。再婚してから、ますます元気になり、仕事を頑張ろうと張り切っています」としています。 デスクT だから、そこが心配なんだよ~。71歳なんだから、自分のために生きなよ~。 記者H また、加藤宅には、以前から綾菜の弟が転がり込んでいるといわれていますが、さらに最近は、その弟の彼女まで同居し始めたともっぱら。気が休まらなさそうですね。 デスクT 弟の彼女のことは、なんで分かったの? 記者H 弟の彼女は歯科医師らしいんですが、ブログに加藤家のものと同じ料理や食器の写真を投稿していたんです。 デスクT 加トちゃんがせっせと稼いで買ったおうちなのに……。そりゃあ、風邪も引いちゃうよ。もっと、ありのままの71歳の姿を見せたほうがいいよ。Let It Goだよ。 記者H そうですね。少しも寒くなければ、風邪も引きませんしね。 デスクT 加トちゃん、いつまでもお元気で……。

韓国客船「セウォル号」沈没事故で日韓メディア格差も露呈「韓国でNHK評が急上昇している」

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「Mashable」より
 韓国旅客船「セウォル号」の検証番組をめぐって、同国では日本のNHK評が急上昇している。  300人を超す死傷者・行方不明者を出した韓国の旅客船沈没事故は、乗客を捨てて逃げ出した船長が、自ら作成すべき安全点検報告書を3等航海士に作成させていたり、規定の貨物の3倍以上も積載していたなど、人災としか思えないずさんな話が噴出。船舶会社が行政と癒着していた疑惑もあり、国民の怒りは政府にぶつけられている。韓国内では「後進国の事故」と呼ばれているほどだ。  そんな状況から、今後の事故を防ぐための検証番組が制作中だというが、韓国のテレビ局KBSの取材手法に批判が集まり、制作が遅れている。同番組制作会社の関係者によると「観客が撮った膨大な画像データや船の渡航記録を集めながら、乗客の遺族にも取材を重ねているが、協力が得られていない」というのだ。その背景には、いち早く報道したNHK『クローズアップ現代』での検証番組の高評価があった。  在ソウル通信記者によると、韓国内の検証番組を見た視聴者から「NHKはもっとクオリティが高い」と、日本の放送局との比較論が出ているという。 「番組で検証された内容の質が国内の局に比べて高かったこともあり、ネット上では動画となって比較されたんです。さらに、遺族とみられる方々が掲示板などで、取材に訪れた記者の対応がNHKと韓国局とではまったく違ったという話をした」(同)  ネット上で遺族が証言しているところでは、NHK取材班が遺族のもとを直接訪れた際、取材で分かった情報を丁寧に伝えながら話を聞いていったのに対し、韓国局は「答えてくれたら謝礼を払う」と金銭だけチラつかせたもので、事故について詳しく知らないスタッフが電話してきただけだったという。 「国から補償の問題もあって、遺族は船の安全がどこまで確保されていたかなど情報を欲しがっている状況。NHKは分かっている話を教えてくれて、遺族の身になって取材してくれた。記者がテレビで報じられていること以上に、事故について勉強していた」(ネット上の遺族の証言より)  これについて前出記者は「韓国のマスコミでは『セウォル号がアメリカの潜水艦と接触した可能性もある』という怪情報のほうが盛り上がっていて、まじめな取材が後退する傾向がみられる」という。  実際、ネット上では遺族や不明者家族を中傷するような文章が飛び交い、極右サイト「日刊ベスト貯蔵所」では、政府に抗議する遺族の暴言ばかりを集めたものを特集する始末だ。結果、KBSの制作する検証番組も進まず「このままでは、メディアも“後進国”のようと言われかねない」と、前出記者は話している。 (文=ハイセーヤスダ)

「もう主役には……」仲間由紀恵がNHK『花子とアン』で“脇役”を演じたワケとは

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NHK連続テレビ小説『花子とアン』より
 毎週、記録的な高視聴率を叩き出している吉高由里子主演のNHK連続テレビ小説『花子とアン』。『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子の生涯を描くドラマだが、花子の「腹心の友」である仲間由紀恵演じる葉山蓮子が出てきて、さらに面白くなってきたと話題になっている。 「仲間さんはこれまで、『TRICK』シリーズや『ごくせん』シリーズなどに代表されるようなクセの強い役柄を得意としてきました。ですが、2006年の大河ドラマ『功名が辻』で主演を務めているように、実は演技の幅が広い女優さんなんです。それでも、ここ最近の出演作の低迷からか、主演以外の仕事を選んだことは業界でも話題になりました」(芸能事務所関係者)  確かに、彼女が単発ドラマ以外で脇役を演じるのは非常に珍しい。 「どうやら、本人は『もう主役にはこだわらない。ようやく演技が面白くなってきた』と、親しい人に話しているようです。35歳を目前にして『最近、本や監督で作品を選ぶ面白さが、ようやくわかってきた。やっと“女優”の仕事ができそう』だと。それで事務所も、二番手でも三番手でも、彼女がやりたいという仕事を選ぶようになったんです。そういう意味では、今回の件が、女優として飛躍するいいきっかけになったんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)  主演の吉高を喰う演技を見せている仲間の好演が続けば、前作『ごちそうさん』超えも夢ではないのかもしれない。

「困ったときは女子高生に聞け」NHK Eテレ『Rの法則』ディレクターが語る“10代のリアル”

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『Rの法則』NHK
 昔は、NHK教育の10代向け番組というと、「学校や親が勧める、道徳っぽいもの」という印象を持っていた人も少なくないだろう。  だが、いまやどの局のどの番組よりも10代の生の声を率直に取り上げている番組がEテレにある。10代の気になる話題をピックアップし、高校生の視点でリサーチ&ランキングする情報番組『Rの法則』だ。  「ムダ毛」「下着」といった赤裸々なテーマがあったり、「イヤな先輩」「悪口対策」といった10代の人間関係の微妙なツボを突いてきたりする。出演者のコメントも、街頭インタビューやアンケートの声も、ことごとく生々しい。  いったいなぜ、こうもリアルなのか? 『Rの法則』に取材をお願いしたところ、対応してくれたのは、ディレクターの姫野徳子さん。 「『Rの法則』ではプロデューサーが視聴者の反応を重視していて、『自分の勝ちパターンを信じるな』『困ったときは女子高生に聞け』と常に言っています。そのため、番組サイトのアンケートだけでも毎回300通ぐらいの回答すべてに目を通しているほか、街頭インタビューで50~100人程度の生の声を聞き、出演者や、ディレクターが個々に持っている人脈で女子高生に取材し、多面的な情報収集方法を取っています」  数段階にわたる方法で、毎回500~1,000人もの声を拾っているそう。  最近取り入れたのは、NHKが独自に女子高生の生の声を拾う「モニター」のシステムで、このプロジェクトを手掛けているのが姫野さん。 「女子高生のことをもっと知りたい。そのために、じっくり話を聞く場を作りたいと思ったんです」  ちなみに、姫野さんは大手化粧品会社に出向し、商品開発を通じて若い女性のマーケティングを学んだ、NHKでも異色の経歴の持ち主。  そうしたノウハウを生かし、『Rの法則』の女子高生モニターは、「テレビ好き」「情報に敏感」などの条件で女子高生に応募してもらい、オーディションで決めたそう。 「オーディションであることは親御さんにしか知らせず、放送局も番組名も出さずに『Rの法則』を見てもらい、グループインタビュー形式で意見を話してもらって、それをマジックミラー越しに見る方法を取りました」  採用人数などはあらかじめ決めておらず、「番組が狙っている層と響き方が近く、ちゃんと自分の意見を話せる子、感度のいい子、“目利き”の子を選んだ」結果、女子高生モニターとなったのは12名。  モニターには、編集段階で番組を見てもらい、「面白い」と思ったところ、「つまらない」と思ったところでボタンを押してもらう。その後、インタビューも行い、生の声をダイレクトに番組に反映させているそうだ。 「モニターに『つまらない』と言われたところは、ギリギリまで編集で直します。ホメられることはあまりなく、どこがつまらないという意見、ダメ出しが多いですね(苦笑)」  たとえば「内輪ウケが面白くない」「コイツ(出演者)の意見なんて別に聞きたくない」「発言前の『あおり』がうっとうしい」など、耳の痛い指摘も少なくないそうだが、女子高生の意見をダイレクトに反映するようになってから、視聴率がよくなった回もあれば、良くない回もあり、手探りだが、番組改善に取り組んでいるという。 「マーケティングで女子高生の生の声を拾うようになってわかったのは、女子高生は大人が思っているよりずっと、ちゃんとテレビを見ているということ。あらためて、丁寧に番組を作らなければいけないと感じました」  ちなみに、今年3月からは女子高生モニターとディレクターでチームを組み、「ネタ出し会」も行っているそう。  アンケートの問いの言葉選びひとつとっても、女子高生の「ダメ出し」があればその都度変え、放送直前まで直せるだけ直すという手間のかけ方・愛情の注ぎ方を考えると、『Rの法則』の「10代の声」がいちいちリアルなのも、むしろ当然なのかも。

深田恭子は気にせずも……NHKドラマ『サイレント・プア』の打ち上げが“プア”すぎた!?

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NHKドラマ10『サイレント・プア』公式サイトより
 深田恭子主演のNHKドラマ『サイレント・プア』の打ち上げが10日、東京・渋谷のレストランで行われた。 「同作が放送されているのはNHKの『ドラマ10』という枠で、主に女性層を中心に“話題性あるテーマと高品質のエンターテインメント”をテーマにした作品を制作。視聴率はあまり気にしていないのが特徴で、現場の雰囲気はすごくよかったですよ」(NHK関係者)  そんな中、出演者のほとんどが集まった打ち上げは、ドラマ現場とは打って変わって、目も当てられない状況だったという。 「ドラマはまだ放送中ですが、クランクアップということで打ち上げが行われました。ところが、とにかく料理がひどくて……。NHKのドラマの打ち上げは基本的に会費制で、今回は一人3,500円。この額ではお店の最低プランにも届かないので、NHKがいくらかは負担しているものだと思っていたのですが、出てきた料理はポテトフライに肉団子といった簡素なものばかり。バイキング形式なのに誰も取りに行こうとしないですし、『なんだよ、この料理! 大学生のコンパかよ!』といった声も聞こえてきました」(芸能事務所関係者)  その店のHPを見てみると、最も安いプランでクーポンを使用して3,980円と、確かに会費よりも高かった。 「あまりにお粗末だったんで、『店を替えましょう』となって、みなさん別の店で飲み直したそうです。深キョンは何も気にせず、食べていましたけどね(笑)。ある役者が『NHKも本当に“プア”になったのかよ!』って突っ込みを入れたときは、会場内で笑いが起きましたよ」(同)  ある意味、ドラマのリアリティにこだわった打ち上げだったのかもしれない。

絶好調『花子とアン』主演・吉高を“喰ってる”仲間由紀恵 存在感の裏に、脚本家と林真理子の友情があった!?

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NHK連続テレビ小説『花子とアン』-NHKオンライン
 吉高由里子主演のNHK連続テレビ小説『花子とアン』が、高視聴率をキープしている。前作『ごちそうさん』が圧倒的人気を誇っていただけに、番組放送前は「“ごち超え”は難しい」とささやかれていたが、フタを開けてみれば週間平均視聴率が6週連続で21%超えを記録。さらに先週9日(金)には、24.8%(関東地区)と番組最高の数字を叩き出した。  この好調の理由のひとつに挙げられるのは、第4週から登場した仲間由紀恵の好演だ。仲間が演じているのは、吉高が演じる主人公・はなの“腹心の友”となる葉山蓮子だが、これが吉高を喰うほどの存在感を放っているのだ。  これまでも数々のドラマ・映画で主演を務めてきた仲間だが、今回、ヒロインではなく蓮子役に選ばれたことは幸運だったといえる。なぜなら蓮子は、菊池寛が『真珠夫人』のモデルにしたほど波瀾万丈の人生を送った「大正三美人」のひとりである歌人・柳原白蓮がモデルだからだ。  白蓮は、華族出身ながら家の台所事情で成り上がりの富豪と結婚させられ、それだけでも世間の耳目を集めたのにもかかわらず、結婚後、大胆にも年下の社会運動家の男性と駆け落ち。姦通罪が施行されていた時代にあって夫への絶縁状を新聞紙面で公開し、「白蓮事件」と呼ばれる一大スキャンダルを巻き起こした。主人公・はなのモデルである翻訳家・村岡花子以上にドラマティックな人生を送った人物なのだ。  実際、ネット上でも「仲間の登場から面白くなってきた」と評判も上々。第5・6週は蓮子がほぼヒロイン状態になるという異例の扱いで、白蓮の生涯を林真理子が小説にした『白蓮れんれん』(集英社文庫)は現在、品切れの書店が続出する事態になっている。  だが、ドラマの原案である『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』(新潮文庫)では、白蓮との友情は描かれてはいるものの、これほど2人の関係はクローズアップされてはいない。むしろ、脚本を担当する中園ミホが「女の友情をドーンと据えて書く」と話しているように、彼女の手によるところが大きいといえよう。  翻訳家と歌人の友情──このドラマオリジナルの『花子とアン』の物語が生まれた裏側には、もうひとつのリアルな“女の友情”がある。というのも、思いがけない『花子とアン』特需の恩恵に浴する『白蓮れんれん』の作者・林真理子は、中園のことを“ミポリン”と呼ぶほどに昵懇の間柄なのだ。  中園と林は、年齢は林のほうが5歳上ではあるが、同じ日本大学芸術学部の出身。そして卒業後、広告代理店に勤務しコピーライターを経験したという職歴も同じという共通点を持つ。これまでも、林の『コスメティック』『anego』(小学館)、『不機嫌な果実』『下流の宴』(文藝春秋)がドラマ化される際は中園が脚本を手がけてきた。昨年、林が出演したTBS系『情熱大陸』でも、2人はイケメンサラリーマンとの合コンに揃って参加。林が「私たち、男の人の趣味がピッタリ同じなの」と言えば、中園は「ここ(林真理子)のご主人は、すごいタイプなんです」と話し、「私の過去の何人かと、かち合ってたんですよ」と林が暴露する一幕さえあった。  仕事でもプライベートでも、厚い信頼関係で結ばれている2人。そう考えると、『花子とアン』における白蓮の活躍ぶりには、もしかすると中園にとって“腹心の友”である林へのサービスも含まれているのかもしれない。

これがNHKの本気!? Eテレ『Rの法則』が“コント回”連発のワケ

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画像提供/NHK Eテレ
 ジャニーズJr.やAKB48、乃木坂46メンバーをはじめ、10代のアイドルやモデルなどの男女が多数出演している、NHK Eテレの教育バラエティ番組『Rの法則』。  10代のリアルな声を届ける番組だが、気になるのは、そんななか唐突に「コント回」があることだ。その名も「あ~るあ~る1グランプリ」。3月20日放送分で第6弾となる上、3月24日には生放送で年間王者を決める「決勝大会」を行うという。  コントでヘンなキャラになりきっている出演者たちはかなりノリノリで、「こんな顔して大丈夫か」と、不安になるほどの気合の入りぶり。なぜこんなにコントに本気なのか? NHK 青少年・教育番組部ディレクターの細川啓介さんに聞いた。 「きっかけは、『Rの法則』発で人気者を作りたいということでした。“R’s”といわれる出演者たちは数十人いますが、どうやって彼らのキャラクターを引き立てることができるか考えたとき、手っ取り早いのは、本人の良さを生かしつつ、キャラクターを付与してあげることでした。それには、コントという演出スタイルがキャッチーでいいだろうと思ったんです」  コントには、常に女子の視線が気になってチラチラ見る「チラ見くん」や、言わなくてもいいひと言を言ってしまう空気の読めない女子「なっちゃん言っちゃだめ!」など、多くの人が「あるある!」と共感できるものから、「そんなヤツいねえだろ!」とツッコみたくなるようなヘンなキャラまで登場する。
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画像提供/NHK Eテレ
「空いた時間にロビーや控室でR’sメンバーを取材する中で、『そういえば、こういうヤツいるな』『いまだにいるんや』といった“あるある”があったんですね。それをどう取り込むか考えて、トークにももちろん使えるけど、“ビジュアル化”にはリアルな学校に入ってドキュメントで撮るのが難しい中、“コント”という世界を作ってしまうのがいいだろうと。いまどきの10代が考えていること、はやっていること、意識していることをコントの世界で描いてしまおうと思ったんです」  『Rの法則』は2011年に週1回の番組としてスタート。翌12年から週4回になったが、毎回特集形式だったため、「定番企画を作る」という意味合いもあったそうだ。  基本的には、核となるキャラ設定、プロットを考え、そこにHPなどに寄せられたアンケートの「あるある」から使えそうなものを積み上げていくという作り方だそう。 「配役については、最初はキャラに合いそうなメンバーを2~3人呼んでオーディションしましたが、今は合いそうな子を指名しています。演じたいという潜在的欲求があるのか、みんな最初からコントに抵抗感がなく、徐々に出ていないメンバーも『私もやりたい』『僕も』といった感じに手を挙げ始めて。サービス精神旺盛なのか、勝手に自分でヘンなメイクをやり始めるなど、こちらが求めているよりもみんな『盛って』くるんですよ(笑)」  また、「コント」によって思いがけない才能(?)が開花するケースもあるそうだ。
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画像提供/NHK Eテレ
「スタジオトークだと、ぶっちゃけトークができない子、自分から前に出ていけない子もいるんです。たとえば、いまやコント企画には欠かせない存在となったソウタロウは、普段あまりしゃべらない子なんですが、コントをやりたいと自分から名乗りを上げて、本当に演技がうまい。コントに賭ける意気込みを感じます。また、すぐに『違反だ!』とか言いつつ、実は女子に近づきたいだけのキャラ『校則マモル』を演じている諸星翔希なども、最初はそこまでできるとは思っていなくて、やらせてみたら開花した例ですね。コントによって、彼自身、ロケなど他の部分でも一皮むけた感じがして、普段のトークもぶっちゃけることができたり、他の演出家からもキャラを求められるようになったりしています」  細川さんいわく、『Rの法則』のコントは、「手の込んだ学芸会」だそう。 「作品を見ている感覚ではなく、視聴者にとって『参加できる場所』を感じてもらえるようにしたい。実際にコントに参加するわけじゃないけど、『参加できそう』という気分になれる“手作り感”を大切にしています」  24日の決勝大会では、生放送ならではの双方向演出にも挑戦。スマートフォンとデータ放送を使った視聴者人気投票を実施し、年間王者を決定するそうだ。  今後、本気すぎる学校コントから、キャラクターが独り歩きを始めて、街角や学校にやってくる日もあるかもしれない!? Rの法則・コント「あ~るあ~る1グランプリ」決勝大会 Eテレ3月24日(月)18:55~19:55/24:00~25:00(再放送) <http://www.nhk.or.jp/rhousoku/>