田中麗奈、吉田栄作、秋吉久美子……NHK次期“火10”ドラマ『愛おしくて』ロートルばかりで視聴率は大丈夫か

itooshikute1224
NHK『愛おしくて』公式サイトより
 NHK総合では火曜午後10時より「ドラマ10」を放送しているが、その次期ドラマ『愛おしくて』(1月12日スタート)が不安要素いっぱいなのだ。  同ドラマの主演を務めるのは田中麗奈(35)で、メーンキャストは吉田栄作(46)と秋吉久美子(61)の2人。  平子理沙との離婚で話題を振りまいた吉田は、今年5~6月に放送された『ボクの妻と結婚してください。』(NHK BSプレミアム)以来のドラマ出演となり、地上波となると『64(ロクヨン)』(NHK総合/今年4~5月)以来。  秋吉が最後にドラマに出たのは2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で、2年以上のブランクがある。  舞台となるのは岐阜県の山あいの小さな町で、ストーリーは、愛人を作った父に捨てられ、母を病気で亡くし、恋人にも裏切られ、「愛をなくした」絞り染め作家の30歳の女・小夏(田中)が、伝統工芸の「有松絞り」の野心家の師匠・怜子(秋吉=60歳)に弟子入りする。小夏は師匠に押し付けられた犬の世話を通じ、43歳の獣医師・光太郎(吉田)と親密になっていく。実は光太郎は怜子と深い関係にあり、1人の男をめぐって、30歳差の2人の女が激しいバトルを繰り広げるようになる。女と男の揺れ動く人間模様、そして、壊れてしまった親子の絆とその再生、たどりつく本当の愛を描いた作品だ。  主演の田中は、今年の大河ドラマ『花燃ゆ』に出演するなど、復活を遂げた。だが、実際のところ、これは田中の実力によるものではない。所属事務所(テンカラット)の看板女優だった香里奈が、例の大股開き写真の流出で、芸能界から干されてしまったため、その穴埋め役として、事務所が各局にゴリ押しした結果だ。今年1月期に主演した連続ドラマ『美しき罠~残花繚乱~』(TBS系)は、平均視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死しており、田中が“数字”を持っていないのは明らか。  その上、久しく表舞台から消えていた吉田、秋吉がメーンキャストとして絡むとなると、これで視聴率が取れるのか、はなはだ疑問なのだ。そもそも、NHKの「火10ドラマ」枠は、なかなか数字を取れておらず、今年4~8月に全20話でオンエアされた大作『美女と男子』(仲間由紀恵主演)でさえ、5%前後をウロウロ。その後に放送された『デザイナーベイビー -速水刑事、産休前の難事件-』(黒木メイサ主演)、『わたしをみつけて』(瀧本美織主演)も、視聴率的には同じようなものだった。 「火10」はフジテレビ、TBSも連ドラを放送しており、極めて厳しい枠。その上、主要キャストがこのメンバーでは「どれほど低い数字が出るのか?」と、つい思ってしまいたくもなる。そのほかの出演者は、水橋研二(40)、緒形幹太(49)、本上まなみ(40)、丘みつ子(67)、石倉三郎(69)、平田満(62)、南果歩(51)、小林稔侍(74)らで、なんと最年少が35歳の田中。あとは全員40代以上のロートルばかりで、有望な若手役者の起用もない。  それでも、視聴者を取り込めるような役者がいればいいのだが、主役の田中にそんな力はなく、吉田や秋吉は“過去の人”。南や小林は今でもバリバリだが、あくまでもバイプレーヤーだ。このドラマは放送前の時点で、“敗北”が見えているような気がするが……。 (文=森田英雄)

“潜在視聴率12%”『あさが来た』好調の波瑠に争奪戦が勃発! 低迷フジが月9オファーも

hal1224
NHK『あさがきた』公式サイトより
 波瑠がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あさが来た』が、第12週の週間平均視聴率で24.3%を記録、12週連続で大台を突破した。 「朝ドラの撮影は2月まで続きますが、すでに水面下では民放各局が2016年4月ドラマでの波瑠争奪戦を繰り広げています。夏目雅子似とも、乃木坂46の橋本奈々未似ともいわれ、老若男女まんべんなく支持されています」(テレビ関係者)  波瑠の民放出演といえば、11月29日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に初出演して話題を呼んだ。前出のテレビ関係者が続ける。 「彼女の出演で、視聴率が跳ね上がりました。某局の資料によれば、いまや波瑠の潜在視聴率は12%もあるそうで、女優の中でもトップクラス。民放各局としては、喉から手が出るほど起用したい逸材です。中でも視聴率低迷で苦しむフジテレビが、なんとしても出演してもらおうと、破格のギャラで月9の出演オファーをしていますよ」  いま最も旬の女優を4月クールのドラマに取り込んだ局は、文字通り「波瑠(春)が来た」となりそうだ。もっともフジテレビ系の場合、そんな人気者の波瑠をもってしても視聴率爆死となれば、いよいよフジテレビはご臨終と言われてしまいそうだが……。

ももいろクローバーZ『紅白』落選の原因は演出問題!?「サプライズの押し付けが……」

momoclo1226.jpg
 3年連続で出場していた『NHK紅白歌合戦』に、まさかの落選……。ももいろクローバーZの“紅白落ち”に、「演出上の問題」があったという話が持ち上がっている。NHK関係者によると、ももクロ側が要求したド派手なサプライズ演出に対し、NHKが難色を示したというのだ。 「ももクロ側は自分たちの演出の都合で、NHKにステージ上の協力を要請していたんです。協力のお願いといえば聞こえはいいですが、過度な要求に近いものだったと聞きました。これをやるとなると、番組側に多大な労力が必要になって、ほかのアーティストとの調整も必要になるものだとか。問題は、番組側にもその演出の全貌を明かさなかったこと。“サプライズ”の一点張りで、出場確定の約束がされていない段階での相談だったので、結果的に却下になったというんです」(同)  NHK紅白は今年、受信料の支払い率が高い高齢者の要望を聞き入れ、高齢者に認知度が低い女性アイドルを減らす傾向だったことがわかっている。複合的な理由での結果だとは思えるのだが、この関係者の話が事実なら、当初ももクロは出場内定、少なくとも出場の可能性があったと思われる。 「ももクロ側は落選することが想定外だったのかもしれませんが、演出の全貌をNHK側に伝えられなかったのは、実は演出案が完全に出来上がっていないハッタリだったんじゃないかと話す人もいます。紅白はそういうアーティストを敬遠する傾向があります」(同)  紅白の出場に関しては表向きNHKに一任されているようで、実際は大手芸能プロとレコード会社のいわゆる“日本の音楽業界トップ”が別枠で出場を決めたりもしている。一説には、そういうところから「切り捨ててよし」とのお墨付きが出たというウワサもある。  一方、演出上の交渉決裂の話を「落選の理由ではない」とする別の関係者もいる。NHKの音楽関連事業に携わっている人物は「人気凋落」を理由に挙げる。 「今年発表したシングル3作がいずれもチャート上位で、来年のドームツアーの予定とか表向き一定の人気が示されてもいるけど、関係者や熱心なファンなら最近のライブチケットのダブつきなどから人気低下を肌で感じている。ライブ回数を減らしても集客力が落ちているのは、興行会社が数字で示していた」(同)  ももクロの熱狂的なファンでもある追っかけライターも「確かに地方の集客が悪くなり、ライブビューイングの数も減らしているので、人気は下降気味の印象は拭えません。原因はいろいろあると思うんですが、目に見えたのが“モノノフ”と呼ばれる熱狂的ファンの“卒業”で、運営の方向性に嫌気が差して、離れていく人がいること」。  ももクロは所属事務所の有力者がメンバーの意向も無視する独断的なやり方をすることが一部ファンの間でも知られるほどで、落選判明と同時に公式サイトで“紅白卒業”を宣言した不用意な反抗姿勢も、この有力者の意向だったといわれる。  この卒業PRは「二度と出ない」とするNHKへの絶縁通告のようなもので、NHK関係者のみならず芸能界でも大いに不評だった。しかし、NHKとの交渉決裂やファン離れが落選の理由だとするなら、運営側はここで冷静に戦略を見直したほうがいいのかもしれない。 (文=鈴木雅久)

白組トップに郷ひろみ、和田アキ子の次に天童よしみ……『紅白』曲順を徹底分析!

hiromigo1225.jpg
 大みそかに放送される『第66回NHK紅白歌合戦』で、歌手が披露する曲順が24日に発表された。郷ひろみが白組のトップバッターを飾るほか、松田聖子が2年連続で大トリを務めるなど、今回もさまざまな試みが発表されている。  毎年、紅白では物議を醸すシーンがあるが、今回はどこに注目ポイントがあるのか? 音楽業界関係者に話を聞いた。 「まず、白組のトップバッターがSexy Zoneから郷ひろみに変わったのが面白いですね。Sexy Zoneは過去2回、トップバッターを務めてますが、昨年はメンバーの前列3人と後列2人の間で、衣装やマイクに著しい格差があったことで、ファンの怒りを買いました。あまりにファン離れが加速したことから、最近になってようやく後列2人にもスポットが当てられるようになったので、今年は大丈夫かと思いますが、トップバッターではなくなったのは、そういった経緯が原因かもしれません。白組ではほかに、嵐の順番も気になるところです。TOKIOとEXILEに挟まれる形で、昨年トリを務めたことから考えると、明らかに遠慮している感がある。嵐を推しすぎることに対しては、一部のファンさえも辟易していたようなので、これはよい差配なのかもしれません。18年ぶりの出場となるX JAPANも見逃せませんね。最近の彼らは、若い音楽リスナーからは新鮮に映るようで評価されていますし、一方でネタ的にも面白がられているという絶妙なポジションを手に入れつつあります。案外、SNSなどでは絶賛コメントが続出するのでは」  紅組では、AKB48などが見どころだという。 「高橋みなみがAKB48のメンバーとしてテレビ出演するのはこの紅白が最後になるので、なにかしらのコメントを出すことは間違いないでしょう。しかし昨年、大島優子が紅白で卒業宣言をしたことに対しては、一部視聴者から反発がありました。高橋がその辺をどう対処するのか、注目したいところです。もちろん、miwaの後に控えた和田アキ子も見逃せません。今年はあまりにバッシングがきつく、本人もへこんでいるということですが、だからこそ目立ったアクションが欲しいところです。和田~天童よしみのつなぎは視聴率的にも厳しくなりそうですが、それを覆すサムシングを期待します。それから、初出場のレベッカも気になるところ。まだ実際に“今の彼女たち”を確認していないファンも多いはずなので、どんな反応があるのか……。意外なところでは、μ's(ミューズ)の反応も気になります。これほどオタクカルチャーど真ん中のミュージシャンが出るのは珍しいので、どういう結果が得られるかは制作側も気になるはずです」(同)  いよいよ目前に迫った紅白歌合戦。とにかく明るい安村も出演するということなので、DJ OZMA並みのハプニングも期待せずにはいられない。 (文=山下祐介)

NHKの黒すぎる思惑!? 「女帝」上沼恵美子が、“ハリのムシロ”和田アキ子にトドメの一撃!

kaminuma1225.jpg
関西テレビ『快傑えみちゃんねる』公式サイトより
 タレントで“西の女帝”とされる上沼恵美子が、25日放送の『NHKあさイチ』のプレミアムトークに出演。司会のV6・井ノ原快彦、有働由美子に対し、得意のアケスケマシンガントークを炸裂させた。 『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)や『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)など、MCを務める番組は常に高い人気を集め、関西芸能界を牛耳るほどの権力を有するとされる上沼。番組内ではNHKに出演した過去の映像や、最近積極的な歌手活動のVTRが流れつつ、上沼の生き方などを語ってもらうというものだったのだが……。  年末ということで、話題は『NHK紅白歌合戦』に。上沼は『紅白』を「誰もが見る日本一の番組」と褒め称え、1994年に自身が紅白司会を務めた際の思い出を吐露したのだが、途中から内容は「特定の相手」を対象にした毒舌路線に……。 「紅白歌合戦の紅組司会に抜擢された上沼でしたが、大阪タレントということで『そりゃあ、いびられた、いびられた。東京は完全アウェイだったので、皆さんが私を敵にしてくださった』と“恨み節”。終いにはカメラ目線で『その人たちはいまだに大っキライです』と断言。有働アナは笑うしかありませんでしたが、イノッチは『それ、誰ですか?』としつこく聞いて有働アナを困らせていました。上沼は『大阪のラジオなら話すのに』と悔しがっていましたよ。4~5人と語っていましたが、おそらく対象は“たった1人”だったのではないかともっぱら。そう、和田アキ子です」(芸能記者)  今年10月、『上沼・高田のクギズケ!』で、和田が『アッコにおまかせ!』(TBS系)で「片岡愛之助の携帯番号変更を私は聞いていない」と文句を言ったことに対し、上沼が「アッコさんには絶対に教えなあかんのですか? 東京の芸能界ではそんな決まりがあるのかな~」と“口撃”した際は大きな話題となり、敵対のキッカケが94年の『紅白』での和田の“いびり”だという情報もあった。 『アッコにおまかせ!』での度重なる問題発言や先のBPO(放送倫理・番組向上機構)、そしてヒット曲もないのに『紅白』出場と、和田は今や「ハリのムシロ」状態。携帯番号の騒動に関しても、世間は上沼の苦言を支持する声が多数だった。現状を考えれば、『あさイチ』という朝の高視聴率番組で堂々と批判をした上沼の策士ぶりはさすがである。和田に“トドメ”をさした感覚なのではないか。

 何より、最も恐ろしいのは、この時期に上沼を出演させたNHKであると記者は続けた。

「歯に衣着せぬ芸風の彼女なら、『紅白』司会の“いびられエピソード”を話すことくらい想定の範囲内のはず。にもかかわらず出演させたということは、上沼のエピソード披露によって、世間の和田アキ子バッシングを加速させようとする意図すら感じてしまいます。イノッチも有働アナも、話の対象が和田ということをわかっているかのような表情でしたし……。NHKの中にも、いまだに紅白に居座る和田に違和感を覚える人が多いということでしょう。上沼は、和田の『紅白』出演を今年限りでやめさせるための“最大の武器”だったのでは……」(同)

 これが本当だとしたら、なかなかエグい。
      
   
					

NHKの黒すぎる思惑!? 「女帝」上沼恵美子が、“ハリのムシロ”和田アキ子にトドメの一撃!

kaminuma1225.jpg
関西テレビ『快傑えみちゃんねる』公式サイトより
 タレントで“西の女帝”とされる上沼恵美子が、25日放送の『NHKあさイチ』のプレミアムトークに出演。司会のV6・井ノ原快彦、有働由美子に対し、得意のアケスケマシンガントークを炸裂させた。 『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)や『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)など、MCを務める番組は常に高い人気を集め、関西芸能界を牛耳るほどの権力を有するとされる上沼。番組内ではNHKに出演した過去の映像や、最近積極的な歌手活動のVTRが流れつつ、上沼の生き方などを語ってもらうというものだったのだが……。  年末ということで、話題は『NHK紅白歌合戦』に。上沼は『紅白』を「誰もが見る日本一の番組」と褒め称え、1994年に自身が紅白司会を務めた際の思い出を吐露したのだが、途中から内容は「特定の相手」を対象にした毒舌路線に……。 「紅白歌合戦の紅組司会に抜擢された上沼でしたが、大阪タレントということで『そりゃあ、いびられた、いびられた。東京は完全アウェイだったので、皆さんが私を敵にしてくださった』と“恨み節”。終いにはカメラ目線で『その人たちはいまだに大っキライです』と断言。有働アナは笑うしかありませんでしたが、イノッチは『それ、誰ですか?』としつこく聞いて有働アナを困らせていました。上沼は『大阪のラジオなら話すのに』と悔しがっていましたよ。4~5人と語っていましたが、おそらく対象は“たった1人”だったのではないかともっぱら。そう、和田アキ子です」(芸能記者)  今年10月、『上沼・高田のクギズケ!』で、和田が『アッコにおまかせ!』(TBS系)で「片岡愛之助の携帯番号変更を私は聞いていない」と文句を言ったことに対し、上沼が「アッコさんには絶対に教えなあかんのですか? 東京の芸能界ではそんな決まりがあるのかな~」と“口撃”した際は大きな話題となり、敵対のキッカケが94年の『紅白』での和田の“いびり”だという情報もあった。 『アッコにおまかせ!』での度重なる問題発言や先のBPO(放送倫理・番組向上機構)、そしてヒット曲もないのに『紅白』出場と、和田は今や「ハリのムシロ」状態。携帯番号の騒動に関しても、世間は上沼の苦言を支持する声が多数だった。現状を考えれば、『あさイチ』という朝の高視聴率番組で堂々と批判をした上沼の策士ぶりはさすがである。和田に“トドメ”をさした感覚なのではないか。

 何より、最も恐ろしいのは、この時期に上沼を出演させたNHKであると記者は続けた。

「歯に衣着せぬ芸風の彼女なら、『紅白』司会の“いびられエピソード”を話すことくらい想定の範囲内のはず。にもかかわらず出演させたということは、上沼のエピソード披露によって、世間の和田アキ子バッシングを加速させようとする意図すら感じてしまいます。イノッチも有働アナも、話の対象が和田ということをわかっているかのような表情でしたし……。NHKの中にも、いまだに紅白に居座る和田に違和感を覚える人が多いということでしょう。上沼は、和田の『紅白』出演を今年限りでやめさせるための“最大の武器”だったのでは……」(同)

 これが本当だとしたら、なかなかエグい。
      
   
					

“アンチ紅白派”がチョイスするのは、どの番組? 大みそか『紅白』裏の全容が決定

kouhaku1218.jpg
『第66回NHK紅白歌合戦』公式サイトより
 NHKは12月31日、『第66回NHK紅白歌合戦』(午後7時15分~11時45分)を放送する。  昨年の『紅白』の視聴率は、第1部(午後7時15分~8時55分)が35.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(9時~11時45分)が42.2%で、いずれも2013年より微減となった。今年もそれなりの高視聴率を獲得するだろうが、あえて『紅白』は見ない“アンチ紅白派”も少なくない。  ここにきて、唯一未確定だったフジテレビが大みそかの夜の番組詳細をようやく発表し、民放5局の“紅白裏番組”の全容が決定した。そこで、各局のラインナップを整理してみたい。  日本テレビは昨年まで5年連続で、“紅白裏番組”の民放トップを制している『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』をオンエアする。今年で10年目となる番組タイトルは『大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』(午後6時30分~深夜0時30分)。昨年は第1部(6時30分~9時)が18.7%、第2部(9時~深夜0時30分)が16.0%をマークしており、20%の大台超えを狙う。これまでの実績があるだけに、日テレの優勢は揺るがないだろう。  昨年、民放2位だったTBSは、5年目となった『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2015』(午後6時~11時35分予定)を放送する。昨年は第1部(6時~6時30分)が9.9%.第2部(6時30分~8時30分)が8.3%、第3部(8時30分~10時10分)が9.0%、第4部(10時10分~11時35分)が3.4%と番組通して1ケタ台に終わった。  今年は恒例となったボクシング・井岡一翔の試合に加え、6年ぶりに一夜限定復帰する魔裟斗と山本“KID”徳郁との対戦が“売り”。今が旬の五郎丸歩(ラグビー)の出演も決まり、遠藤保仁(サッカー)と異種キック対決を行う。13年には井岡の試合で14.5%まで上げたことがあるだけに、『ガキ使』にどこまで肉薄できるか?  テレビ朝日は2年連続で、『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2015』(午後6時~深夜1時)をオンエア。昨年は『紅白』の放送が始まる前の第1部(6時~7時)こそ8.8%を取ったが、第2部(7時~11時45分)は5.9%、第3部(11時45分~深夜1時30分)は5.4%と惨敗しており、過度な期待はできそうにない。  ここ数年、『紅白』の裏で健闘しているテレビ東京は、『年忘れにっぽんの歌』(昨年は5.8%)とボクシング特番(昨年は5.6%)が定番だった。しかし、今年は『年忘れにっぽんの歌』が午後3時に移動。代わりにその枠では、『仰天パニックシアター~まさかの瞬間ビビる108連発大みそかSP!~』(午後5時55分~9時30分)を放送。同番組はビビる大木と中川翔子の司会で不定期放送されており、世界各国の衝撃的な映像や、思わず吹き出してしまう面白映像を紹介する。こちらは、大みそかの放送は初となるだけに、まったくの未知数。 『プロボクシング THE BEST OF BEST 大晦日2大世界戦SP』(9時30分~11時30分)は、内山高志と田口良一のW世界戦を中継する。同局の大みそかのボクシング特番は5年目となり、ボクシングファンにすっかり定着した。秀でて高い視聴率は取れないだろうが、今年も5%前後は堅いだろう。  フジテレビは昨年、『THE FACE OF 2014 世界が選ぶ今年の顔!アワード』(午後6時~9時)が4.0%、『ワンピース エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』(9時~11時)が3.3%、『2014→2015 ツキたい人グランプリ~ゆく年つく年~』(11時~深夜2時)が2.5%と、いずれも5%すら取れず、民放最下位。  なんとか現状打破を図りたいフジは、2005年の『PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI』以来、10年ぶりに格闘技中継『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2015』(仮)をオンエアする。放送時間は午後7時~11時45分で、『紅白』と丸かぶり。 『RIZIN』は『PRIDE』色の強いイベントで、大みそかの対戦カードで格闘技ファンではない人でも目を引きそうなのは、曙対ボブ・サップの12年ぶりの対決、元大関・把瑠都の総合デビュー戦(対戦相手はジェロム・レ・バンナ)あたり。玄人受けするカードとしては、エメリヤーエンコ・ヒョードルの復帰戦、山本アーセン(山本美憂の息子)対クロン・グレイシー(ヒクソン・グレイシーの息子)の2世対決が組まれている。  2008年北京五輪柔道100キロ超級・金メダリストの石井慧はヘビー級トーナメントに出場し、12月29日の1回戦(対戦相手はイリー・プロハースカ)で勝てば、大みそかの準決勝・決勝に進出できる。  かつて、『PRIDE』が『紅白』の裏で放送されていた頃は視聴率15%超えを記録していたが、当時とは格闘技を取り巻く環境が違い、ブームもとうの昔に去っている。カード的にも弱く、「夢をもう1度」というのは少々虫のいい話。たしかに、大みそかの格闘技中継を待ち望んでいたファンもいるだけに、10%前後は取れそうな雰囲気だが、TBS『KYOKUGEN』と足の引っ張り合いになりそう。だが、ここ数年、大みそかに低迷が続いたフジにとって、“爆死”は避けられそうだ。  果たして、民放5局の大みそか特番がどの程度の視聴率を取るか、注目されるところだ。 (文=森田英雄)

第2、第3の氷川きよしも……『紅白』抜擢に見る、若手演歌歌手の強みとは?

yamauchi1218.jpg
「スポットライト(東盤)」(ビクターエンタテインメント)
 SKE48やももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅといった若者に人気のアイドルが落選する一方、レベッカや和田アキ子など、なぜ選出されたのか理解しがたい人選で、「例年にない地味な顔ぶれ」とも揶揄されている今年の『NHK紅白歌合戦』。だが、演歌界にとっては、期待の若手ホープたちをアピールする絶好の機会となっている。  今年、初出場となった山内惠介は、水森英夫の門下生で、氷川きよしの弟弟子に当たる歌手だ。2001年に「霧情」(ビクターエンタテインメント)でデビューを果たしたのち、堅実にリリースを重ね、14年3月の「恋の手本」(同)は、オリコン週間9位にランクインする快挙となった。同じく初出場の三山ひろしは、04年の『NHKのど自慢』で氷川きよしの「白雲の城」(日本コロムビア)を歌って、チャンピオンに。09年に日本クラウンからリリースした「人恋酒場」が10万枚を超えるセールスを記録し、12年リリースの「男のうそ」はオリコン演歌チャートの1位に輝いた。  今回、2人が『紅白』に抜擢されたことについて、音楽業界関係者は次のように語る。 「山内と三山は共に、“ポスト氷川きよし”として期待されている人材です。ほっそりとした面長の山内、ふっくらとした丸顔の三山は、ルックス的にも好対照で、特に高齢層の女性から甲乙つけがたい人気を得ています。近年の紅白は女性アイドルグループが増えすぎて、視聴者の多くを占める高齢層の支持を失いつつあったため、その配慮として彼らが抜擢されたという面はもちろんありますが、セールス的にも実力的にも、彼らは人気J-POP歌手に負けないくらいのポテンシャルを秘めています。氷川はリリースするシングルのほとんどがオリコンチャートのトップ10入りをするほど、安定した高セールスを記録することで知られていますが、今回抜擢された2人も、シングルがロングセールスとなっており、レコード会社にとっては救世主のような存在です。今回、彼らが抜擢されたのは、ある意味では妥当だし、今の音楽シーンの現状を示すひとつの例ともいえると思います」  また、演歌ならではの特性は、今後の音楽業界のあり方にも影響を与える可能性があると、同氏は続ける。 「演歌のセールスの話でいうと、99年にリリースされた大泉逸郎の『孫』(テイチクエンタテインメント)が記録的なロングヒットを飛ばしていますが、同曲は多くの人が実際に孫を持ってから、その歌詞に共感して購入するという現象が起きています。つまり、一過性の流行ではなく、ライフステージに合わせた表現方法だからこそ、少しずつではあるものの結果的に多くの人々の耳に届いているわけです。今後、ますます高齢化が進むのは間違いがないところなので、彼らのような若手演歌歌手は、いよいよ年輩方の寵愛の対象として末長く支持されるでしょうし、セールス的にもますますJ-POPに迫っていくのでは。そうなれば、演歌に憧れる若い世代も増加し、もしかしたら、アメリカでテイラー・スウィフトがカントリー歌手でありながらブレークしたような事態も起こるかもしれませんね」  音楽業界も、高齢者ビジネスを狙う時代が来ているのかもしれない。

ももクロ、きゃりー、水樹奈々……『紅白』不可解落選は“受信料問題”のツケ?

nhk1214.jpg
 『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が決定し、落選した歌手に「なぜ?」の声が上がっているが、NHK関係者からは、その理由として「高齢者から『誰それ』という声が多い歌手が外された」という話が聞かれる。  たしかに落選で目立ったのはSKE48とHKT48、ももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅ、水樹奈々といったアイドル系女性歌手だった。関係者は、非公式ながら「高齢者から『知らない歌手が増えている』という意見が多かったことから外された」というのだ。 「NHKは民放と違って受信料で成り立っているので、視聴率の推移よりも、受信料に対する抵抗感をなくす方が重要です。たとえ視聴率が低くても、地方ロケなどでNHKに親しみを感じてもらえるような“営業力”のある番組は重視されます。いま受信料に関しては、高齢者ほど支払っているデータがあるので、当然ながら高齢者からの意見を尊重する風潮が強まっています。特に紅白は視聴者の年齢層も高めですからね」(同)  全国7割強といわれる受信料の支払い率だが、年代別には20代よりは30代、40代よりは50代と、高齢ほど支払い率が高いとする調査結果があり、60代以上になると、その数字は9割前後となる。支払い率の高い県も、居住者の平均年齢が全国で一番高い秋田県が1位。ほか、島根県、新潟県、鳥取県、山形県など平均年齢の高い県は、それに比例して支払い率も高いことがわかっている。こうなると高齢者の意向を無視できなくなるというのがNHKの姿勢だ。  ある調査会社が行った有名人の知名度調査では、首都圏と地方で大きな差があり、平均年齢の高い東北6県で行ったものでは、AKB48を知っていてもそれ以外の系列グループについては「ひとつも答えられない」人が7割以上。50代以上の男女の77%が、ももクロについて『知らない』と答えている。中でも知名度が低かったのがきゃりーぱみゅぱみゅで、ある県では89%が「知らない」と答えたのだ。いくら若い層に人気があっても、NHKにとっては受信料を払わない層は“お客様”ではなくなる。  きゃりーの落選について、スポーツ紙の芸能記者に聞いてみると「交際していたSEIKAI NO OWARIのボーカル、Fukaseと破局して共演NGが出された説があったんですが、たしかに関係者に聞くと、そんな話は確認できなかったですから、連続出場していても全国的知名度が上がらなかったことで、見捨てられたのかもしれないですね」と答えた。  ただ、きゃりーの場合は単に人気のピークが過ぎたという見方もある。紅白出場に向けた9月発売の最新シングル「Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~」(ワーナーミュージック・ジャパン)の売上が大苦戦。以前は話題になっていたファッションも最近では不評で、10月のハロウィンイベントでのコスプレ“ベティちゃん”には「キモい」の声が続出した。 「曲自体が同じフレーズの繰り返しで、毎度似たような衣装を着て無表情で歌うだけの幼稚っぽさが飽きられる原因」と、音楽評論家も人気が長く持続しにくい理由を話していた。  もっとも、紅白の出場者に関しては、番組のプロデューサーら責任者が一括で決めているというわけでもない。芸能プロがモロに暴力団の傘下にあった昭和の時代、縄張り争いのように一定の組織による“枠”が決められていた経緯から、現在でも半数以上は有力芸能プロ関係者とレコード会社のラインで、NHK外で決められている。 「その結果、残りの少ない席をNHK側で決めるので、意図的に誰かを落とすというよりは、結果的に誰かが落ちてしまうという感じ」と前出関係者。  きゃりーらアイドル組の落選は、高齢者層での知名度のなさに加え、ほかでの強烈なプッシュに土俵から自然と落ちたというのが真相か。 (文=片岡亮)

「NHKのせい」の意見大半も……『真田丸』堺雅人の発言が低視聴率『花燃ゆ』井上真央の傷口をえぐる?

sakaimasato0630.jpg
いい人で有名とか
 NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の最終回が放送され、全50話の平均視聴率が12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)となり、2012年に放送された『平清盛』と並んで、史上最低タイを記録してしまった。  放送開始当初から低空飛行の視聴率ばかりが注目され、内容や出演者の演技などはほとんど語られることのなかった『花燃ゆ』。「幕末男子の作り方」という不可思議なキャッチコピーが「気色悪い」と非難され、吉田松陰の妹というほとんど知られていない存在を主役に据えた設定、『新選組!』や『龍馬伝』でさんざやった「幕末」への消化不良、大沢たかおの演技が『JIN-仁-』(TBS系)、伊勢谷友介が『龍馬伝』(同)の高杉晋作にしか見えないなど非難にはキリがなかったが、数字もその評判と比例したままだった。 「主演の井上真央は、回を追うごとに本来のオーラが消えて土色になっていった、なんて声もあります。ほとんど批判しかなかったような状況で、視聴率が1ケタになることもあった。精神的にまいっても仕方ありません。『いろんな原因があると思いますが、主演である以上、私の力不足ですとしか言えない』と責任も感じていたようですが、今年の大河は完全にNHKや制作側がスベッた結果。イケメン俳優をそろえればなんとかなるという浅はかな感覚がミエミエでしたよ。誰が主演をしても同じだったでしょう。一昨年の『八重の桜』も綾瀬はるか主演で数字はさほどでしたので、今後大河の女性主演は減少する可能性は大きいですね」(芸能記者)  主人公はおにぎりをにぎってばかり、吉田松陰のつまらないエピソードが前半の多くを占め、「イケメン大河」にもかかわらず東出昌大が演じた夫は優柔不断で浮気までしてしまう、しまいには乃木坂46の大量投入と、企画面のザルっぷりを露呈しまくった『花燃ゆ』。「大河の主役」に相応しかったかは疑問でも、決して井上真央のせいではない。それは視聴者の多くが認識しているところだろうし、ネット上でもなぐさめのコメントも多い。  だが、落ち込んでいるに違いない井上に、追い討ちをかけるような「発言」があった。 「来年の大河『真田丸』の初回完成試写会が14日に行われ、主演の堺雅人が出席したんですが、『やるからには皆さんに楽しんでいただきたいのですが、あまり損得ばかり考えると、縮こまった、つまらないドラマになってしまうと思います』と、視聴率は気にしない意向を示しました。堺としては、単にこの作品を成功させる意気込みだったのでしょうが、このセリフは井上にとっては痛いでしょうね。『花燃ゆ』では、回を追うごとに彼女自身が疲弊していくのがわかりましたから。堺が本当に視聴率を気にしないのかは注目ですが、見た目には出さないという決意の表れだったりして」(同)  日本有数の「視聴率俳優」の言葉はやはり重い。ただ、『真田丸』も脚本が映画『ギャラクシー街道』で大コケをかましたばかりの三谷幸喜、ナレーターがNHKの有働由美子アナなど、過去にない「ギャグ大河」になるという不安の声もある。『花燃ゆ』の下降を引きずらなければいいのだが……。