ロンドン大会で約45時間だったNHKの放送時間は、リオでは120時間以上へ激増。過去、最も注目を集めるであろう、リオデジャネイロ・パラリンピックが開幕した。 開会式では、車いす選手が観客席に作られた巨大スロープから一気に滑り降り、そのままジャンプ。ど派手なパフォーマンスが、さっそく話題を呼んでいる。 ただ、そのパフォーマンス以上に開会式でうならされたことがある。NHKの現地リポーターを務める俳優、風間俊介のコメント力だ。 「パラリンピックを見るたびに“障害を持った方は助けてあげなさい”という常識が覆される。僕ができないことを軽々とやってのける超人たち。もちろん、何か手助けできることがあれば手を差し伸べたいのですが、“手助けさせていただく”、そんな気持ちにすらなる、尊敬する存在です」 また、過去にパラスポーツの取材に行った際のエピソードとして、こんな発言もしている。 「お前は手がないんだ。その義手、カッコいいね。 お前は車椅子なんだ。その車椅子カッコいいね。 お前は……ノーマルなんだ。その空気が悔しかった。 みんながあまりにカッコ良くて、自分だけ個性がないような感覚に襲われたんです。多くの人に経験してほしい、不思議な感覚でした」 ここで挙げたのは、ほんの一例。入場行進で各国代表選手が入場すると、その国に合わせたコメント、過去の取材経験に基づくエピソードを披露してくれた。 風間のコメントが響くのは、付け焼き刃ではないからだ。風間は2014年から、障害や病を抱える人、支える人々に向けたNHK Eテレの情報番組『ハートネットTV』でMCとナレーションを担当。またこの番組の企画で、昨年カタール・ドーハで開催された障害者陸上の世界選手権も現地取材をするなど、経験を重ねてきた。 NHKとしても今回、風間を現地リポーターとして起用しているのは、決してジャニーズ所属だから、といった話題性だけでないのだ。 風間といえば、TBS系『3年B組金八先生』(第5シーズン~)での問題児・兼末健次郎役、フジテレビ系『それでも、生きてゆく』では殺人犯の雨宮健二役、NHK朝ドラ『純と愛』での待田愛役など、ダークな面のある役を演じることが多かった。これまで培ってきた俳優としての二面性も、パラリンピックという画一化しにくいテーマを扱うのに功を奏しているのではないだろうか。 パラリンピック期間中、風間はNHKで毎日放送される「パラリンピックタイム」に出演し、現地から生の声を届ける。彼が何を目撃し、どう語るのか、引き続き注目してほしい。 これまで培った経験でパラスポーツを語る人間がほかにもいる。マツコ・デラックスがその一人だ。 パラリンピック開幕前の2日、『リオ2016パラリンピック開幕直前SP~マツコが全力応援宣言!みんな凄いじゃないのDX~』(フジテレビ系)でスポーツ番組初MCを担当。番組冒頭、「パラリンピックを盛り上げようとしてるのに、中継が1本もないんでしょ? フジテレビ」といじり、番組中何度も、「でも、フジじゃ競技見られないんでしょ。NHKの番組表出したほうがいいわよ」と、いつものマツコ節を披露していた。 もっとも、これまで培ってきた経験が生きた、というのは、マツコ節だけではない。あまり知られてはいないが、マツコは2020年東京パラリンピックに向けて設立された「日本財団パラリンピックサポートセンター」において、タレントとして唯一、「顧問」に名を連ねている。また、今年6月からは朝日新聞紙上で、パラアスリートの対談企画もスタート。すでに多くのパラアスリートや、その関係者らと密接な関係性を築いているのだ。 だからこそ、障害者であってもその容姿やキャラクターをいじり、スポーツバラエティとしての質の高い笑いに変えることができる。 今回の特番でも、選手の勝負下着の話で盛り上がり、「義足はヌーブラみたいなもの」といった発言を引き出し、アスリート特有の野心やエゴイスティックな側面を明け透けにしていた。そういった、人間としての生々しい側面がこれまでのパラスポーツ報道に足りなかった部分ではないだろうか? マツコは常々、「自分は常軌を逸した人間だ」といった趣旨の発言を繰り返している。そんな「常軌を逸した人間」だからこそ、パラアスリートの外見よりも内面を客観視でき、いかに人間くさく、愛らしい存在かに迫っていく。 パラアスリートを「超人」として語る風間俊介。「普通の人々」として扱うマツコ・デラックス。接し方はそれぞれ違うが、「障害者=大変そう」「障害者番組=感動、家族愛」となりがちな従来の番組作りと比較しても、視聴者に新たな視点を投げかけてくれるのは間違いない。 (文=オグマナオト)NHKリオデジャネイロパラリンピックより
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リオは一味違う? 「パラリンピック報道」に新たな視点を作る、風間俊介とマツコ・デラックス
ロンドン大会で約45時間だったNHKの放送時間は、リオでは120時間以上へ激増。過去、最も注目を集めるであろう、リオデジャネイロ・パラリンピックが開幕した。 開会式では、車いす選手が観客席に作られた巨大スロープから一気に滑り降り、そのままジャンプ。ど派手なパフォーマンスが、さっそく話題を呼んでいる。 ただ、そのパフォーマンス以上に開会式でうならされたことがある。NHKの現地リポーターを務める俳優、風間俊介のコメント力だ。 「パラリンピックを見るたびに“障害を持った方は助けてあげなさい”という常識が覆される。僕ができないことを軽々とやってのける超人たち。もちろん、何か手助けできることがあれば手を差し伸べたいのですが、“手助けさせていただく”、そんな気持ちにすらなる、尊敬する存在です」 また、過去にパラスポーツの取材に行った際のエピソードとして、こんな発言もしている。 「お前は手がないんだ。その義手、カッコいいね。 お前は車椅子なんだ。その車椅子カッコいいね。 お前は……ノーマルなんだ。その空気が悔しかった。 みんながあまりにカッコ良くて、自分だけ個性がないような感覚に襲われたんです。多くの人に経験してほしい、不思議な感覚でした」 ここで挙げたのは、ほんの一例。入場行進で各国代表選手が入場すると、その国に合わせたコメント、過去の取材経験に基づくエピソードを披露してくれた。 風間のコメントが響くのは、付け焼き刃ではないからだ。風間は2014年から、障害や病を抱える人、支える人々に向けたNHK Eテレの情報番組『ハートネットTV』でMCとナレーションを担当。またこの番組の企画で、昨年カタール・ドーハで開催された障害者陸上の世界選手権も現地取材をするなど、経験を重ねてきた。 NHKとしても今回、風間を現地リポーターとして起用しているのは、決してジャニーズ所属だから、といった話題性だけでないのだ。 風間といえば、TBS系『3年B組金八先生』(第5シーズン~)での問題児・兼末健次郎役、フジテレビ系『それでも、生きてゆく』では殺人犯の雨宮健二役、NHK朝ドラ『純と愛』での待田愛役など、ダークな面のある役を演じることが多かった。これまで培ってきた俳優としての二面性も、パラリンピックという画一化しにくいテーマを扱うのに功を奏しているのではないだろうか。 パラリンピック期間中、風間はNHKで毎日放送される「パラリンピックタイム」に出演し、現地から生の声を届ける。彼が何を目撃し、どう語るのか、引き続き注目してほしい。 これまで培った経験でパラスポーツを語る人間がほかにもいる。マツコ・デラックスがその一人だ。 パラリンピック開幕前の2日、『リオ2016パラリンピック開幕直前SP~マツコが全力応援宣言!みんな凄いじゃないのDX~』(フジテレビ系)でスポーツ番組初MCを担当。番組冒頭、「パラリンピックを盛り上げようとしてるのに、中継が1本もないんでしょ? フジテレビ」といじり、番組中何度も、「でも、フジじゃ競技見られないんでしょ。NHKの番組表出したほうがいいわよ」と、いつものマツコ節を披露していた。 もっとも、これまで培ってきた経験が生きた、というのは、マツコ節だけではない。あまり知られてはいないが、マツコは2020年東京パラリンピックに向けて設立された「日本財団パラリンピックサポートセンター」において、タレントとして唯一、「顧問」に名を連ねている。また、今年6月からは朝日新聞紙上で、パラアスリートの対談企画もスタート。すでに多くのパラアスリートや、その関係者らと密接な関係性を築いているのだ。 だからこそ、障害者であってもその容姿やキャラクターをいじり、スポーツバラエティとしての質の高い笑いに変えることができる。 今回の特番でも、選手の勝負下着の話で盛り上がり、「義足はヌーブラみたいなもの」といった発言を引き出し、アスリート特有の野心やエゴイスティックな側面を明け透けにしていた。そういった、人間としての生々しい側面がこれまでのパラスポーツ報道に足りなかった部分ではないだろうか? マツコは常々、「自分は常軌を逸した人間だ」といった趣旨の発言を繰り返している。そんな「常軌を逸した人間」だからこそ、パラアスリートの外見よりも内面を客観視でき、いかに人間くさく、愛らしい存在かに迫っていく。 パラアスリートを「超人」として語る風間俊介。「普通の人々」として扱うマツコ・デラックス。接し方はそれぞれ違うが、「障害者=大変そう」「障害者番組=感動、家族愛」となりがちな従来の番組作りと比較しても、視聴者に新たな視点を投げかけてくれるのは間違いない。 (文=オグマナオト)NHKリオデジャネイロパラリンピックより
NHK『紅白』司会をめぐる魑魅魍魎……高畑充希のスキャンダル勃発も?
今年の『紅白歌合戦』の司会候補として、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で主人公を演じた人気女優・高畑充希が浮上。しかし、水面下では業界内の足の引っ張り合いが予想されているというから、穏やかではない。 高畑は8月27日、タレントの萩本欽一と共に、同局の“夏の紅白”といわれる『第48回 思い出のメロディー』で初司会を務め、これが「紅白司会への布石」とみられている。 実際、近年の紅白は2014年の吉高由里子など、朝ドラのヒロインが司会を務めるケースも多い。NHK関係者は「先日の初司会では、北島三郎や堺正章ら大物出演者からも評判が良かった。技量に問題はないし、本人も歌が好き。笑う場面があっても実に上品で、NHK向き。紅白司会は十分あり得る」という。 高畑は主演の『とと姉ちゃん』が初週から22週連続で20%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率となっていることから、高畑起用の流れで、主題歌を歌う宇多田ヒカルや、ドラマの共演者である唐沢寿明、及川光博、木村多江といった面々のゲスト出演も期待できるという。 「ドラマ共演者が比較的、親密になっているらしく、何年かに一度は同窓会やろうという声まで上がるほどだというので、本当に実現してもおかしくないです。ドラマが女性誌を舞台にした女性編集者の活躍を描いたものですから、そこから膨らませて、今年活躍した女性にスポットを当てる企画を提案する放送作家もいます。たとえば小池百合子都知事や、リオ五輪で活躍した女子レスリング選手などのゲスト起用ですね」(同) しかし、この話に待ったをかけ、芸能界の“綱引き”もあるという。 「なにしろ、こういう起用の人選は局内でもトップシークレットで、発表まで上層部にしか知らされない“秘匿事項”になっています。それは、力のある芸能プロの思惑が入り乱れ、余計なトラブルが起こるのを避けるためなんです。高畑に対抗して、自分のところの所属タレント起用を露骨に押してくる芸能プロもありますからね。こういうところは押しが強く、仕事を取るためなら、高畑のゴシップ記事をメディアに書かせたりすることも十分あり得ますよ」(同) そんな不安もあるが、いずれにせよ、今年の紅白は解散が決まったSMAPの出演が取り沙汰されるなど、いろいろな意味で注目度が高い。NHKへの取材では「詳細については未定です。決まり次第、NHKオンラインにてお知らせいたします」とのことだったが、大本命の高畑を脅かしそうな対抗馬は今のところ見当たらない。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
NHK『紅白』司会をめぐる魑魅魍魎……高畑充希のスキャンダル勃発も?
今年の『紅白歌合戦』の司会候補として、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で主人公を演じた人気女優・高畑充希が浮上。しかし、水面下では業界内の足の引っ張り合いが予想されているというから、穏やかではない。 高畑は8月27日、タレントの萩本欽一と共に、同局の“夏の紅白”といわれる『第48回 思い出のメロディー』で初司会を務め、これが「紅白司会への布石」とみられている。 実際、近年の紅白は2014年の吉高由里子など、朝ドラのヒロインが司会を務めるケースも多い。NHK関係者は「先日の初司会では、北島三郎や堺正章ら大物出演者からも評判が良かった。技量に問題はないし、本人も歌が好き。笑う場面があっても実に上品で、NHK向き。紅白司会は十分あり得る」という。 高畑は主演の『とと姉ちゃん』が初週から22週連続で20%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率となっていることから、高畑起用の流れで、主題歌を歌う宇多田ヒカルや、ドラマの共演者である唐沢寿明、及川光博、木村多江といった面々のゲスト出演も期待できるという。 「ドラマ共演者が比較的、親密になっているらしく、何年かに一度は同窓会やろうという声まで上がるほどだというので、本当に実現してもおかしくないです。ドラマが女性誌を舞台にした女性編集者の活躍を描いたものですから、そこから膨らませて、今年活躍した女性にスポットを当てる企画を提案する放送作家もいます。たとえば小池百合子都知事や、リオ五輪で活躍した女子レスリング選手などのゲスト起用ですね」(同) しかし、この話に待ったをかけ、芸能界の“綱引き”もあるという。 「なにしろ、こういう起用の人選は局内でもトップシークレットで、発表まで上層部にしか知らされない“秘匿事項”になっています。それは、力のある芸能プロの思惑が入り乱れ、余計なトラブルが起こるのを避けるためなんです。高畑に対抗して、自分のところの所属タレント起用を露骨に押してくる芸能プロもありますからね。こういうところは押しが強く、仕事を取るためなら、高畑のゴシップ記事をメディアに書かせたりすることも十分あり得ますよ」(同) そんな不安もあるが、いずれにせよ、今年の紅白は解散が決まったSMAPの出演が取り沙汰されるなど、いろいろな意味で注目度が高い。NHKへの取材では「詳細については未定です。決まり次第、NHKオンラインにてお知らせいたします」とのことだったが、大本命の高畑を脅かしそうな対抗馬は今のところ見当たらない。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
感動は障害者を救えない? NHK『バリバラ』の挑戦
画面に大きく「24」という文字。黄色い背景に地球が描かれたロゴが大写しになって、番組が始まった。 日本テレビの『24時間テレビ』ではない。NHK・Eテレの『バリバラ』である。「笑いは地球を救う」と書かれた、黄色いTシャツを着た出演者たちが今回テーマにしたのは「検証!<障害者×感動>の方程式」。障害者を感動的に扱うことの多い『24時間テレビ』の真裏でこのテーマを生放送でやるという、かなり挑発的な企画だ。 『バリバラ』は、出演者のほとんどが、なんらかの障害を持った人たち。これまでも『バリバラ』は挑戦的ともいえる放送を行ってきた。たとえば、7月26日未明に起きた相模原障害者殺傷事件を受け、いち早く「緊急企画 障害者殺傷事件を考える」を放送。当事者である彼らが意見をぶつけ合った。こうした社会的な問題を扱う一方、同じ熱量で「SHOW-1グランプリ」といった企画も行う。「マイノリティーのお笑い日本一を決める」というコンセプトを掲げ、障害者たちがお笑いのネタで競うのだ(これは、6年前の2010年から続いている人気企画だ)。ちなみに今回の放送で、なんの説明もなくカッパ姿で後方に見切れていたのは、「SHOW-1グランプリ」出場者でもある「あそどっぐ」だ。 これまでテレビは、障害者で笑うのはタブーだった。だが、彼らは自らの障害を“ネタ”にして笑いを取っている。視聴者の側からすると、「不謹慎」などと言いたくもなるのかもしれない。けれど、演じている人は真剣で楽しんでいる。そして実際、面白い。 彼らは、口をそろえて言うのだ。 「感動するな、笑ってくれ!」と。 番組では冒頭、世界的に大きな話題を呼んだ、骨形成不全症であるステラ・ヤングの「スピーチを紹介。 「手がない女の子が口にペンをくわえて絵を描く姿」「カーボンファイバーの義肢で走る子ども」など、障害者が自らの障害に負けず懸命に立ち向かっている姿を見て感動する。だが、その感動の中に「自分の人生は最悪だけど、下には下がいる。彼らよりはマシ」という視点があるのではないかとステラは指摘する。障害者は健常者に勇気や感動を与えるための道具、すなわち「感動ポルノ」になっているというのだ。 テレビは障害者を感動的に描いてきた。それは『24時間テレビ』に限らず、『バリバラ』を放送しているNHKも例外ではない。 番組では、その歴史をNHKのアーカイブから紹介。1950年代、障害者は「不幸でかわいそうな存在」として描かれていたという。そして81年の「国際障害者年」には、数多くの関連番組を制作。障害者の社会参加が謳われ、けなげで頑張る障害者のイメージが作られていった。その結果、生まれたのが「感動ポルノ」だ。 それでは、具体的に「感動ポルノ」とはどんな番組だろうか? 『バリバラ』では、元柔道五輪代表候補で多発性硬化症の大橋グレースを主人公に「感動ドキュメンタリー『難病なんかに負けない!~これが私の生きる道~』」と題した「感動ポルノ」のパロディを制作。 ストーリーは、「大変な日常」「過去の栄光」「悲劇」「 仲間の支え」「いつでもポジティブ」という5つの“感動へのステップ”に沿って描かれる。 その間、たとえば、グレースは口からご飯を食べることができないため、胃に開けた穴にパイプを差し込み直接栄養を摂っているのだが、そこで「大変ですね」と問うスタッフに対し、グレースは表情も変えず「いや、意外と食べる手間も作る手間も省けるので、そんなことはないですけどね」と返答。だが、スタッフは「いや、そこは大変な感じでいきましょう」などとたたみかけるが、感動ポルノではグレースのこういったコメントは「放送されない部分」だと、テロップ解説が入る。 イギリスでは、こうした障害者を一面的に描く番組に対して抗議運動が始まり、90年代後半に公共放送BBCは「障害者を“勇敢なヒーロー”や“憐れむべき犠牲者”として描くことは侮辱につながる」とするガイドラインを定めたという。 司会の山本シュウは言う。 「誤解してほしくないのは、感動は悪くないんですよ。感動の種類をちゃんとわかってないと怖い」 「一番怖いのは無意識」 ちなみにグレースは、本家『24時間テレビ』にも出演。やはり前述の「感動へのステップ」をなぞるような「死も考える、苦しみ抜いた過去があった」といった感動調のVTRではあったが、ほかの多くのVTRとは一味違っていた。 『世界の果てまでイッテQ!』などで体を張っている森三中・大島が好きという彼女は、同じく『イッテQ!』に出演するNEWSの手越祐也と3人でパンスト相撲に興じ、「水かつらアート」「スローモーションアート」といった、番組名物企画に挑戦。笑いのあふれるものだった。 大島から「すごく面白かった」と言われたグレースは、笑顔で「面白いって言葉が一番うれしい」と返した上でこう語った。 「お笑いやりたいとか、体を張るのが好きな障害者もいるんだっていうのがわかってもらえたら、お互いの壁みたいなのがなくなって、私の生きる道につながっていく」 『バリバラ』が本当にやりたかったのは、単なる『24時間テレビ』批判ではないだろう。打開すべきは障害者を無視し、ないことにしているテレビ全体だ。ドラマはもちろん、バラエティにも『24時間テレビ』などの例外を除いて、障害者たちが出ることはほとんどない。たとえ出ていたとしても、そこには“障害者である”という「意味」が必ず生じるし、そうでなければ「なぜ障害者?」と問われてしまう。障害者は、普通のイチ出演者としては扱われないのだ。 特別なことではなく、障害者も健常者も多様性のある普通の人間のひとりとして一緒に笑い、一緒に泣く。それこそが「感動ポルノ」に陥らない道なのだ。最後に山本シュウは、出演者たちに問いかけた。 「裏の番組からオファーを受けたら、出るという人?」 全員が「はーい!」と高らかに手を挙げた。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからNHK『バリバラ』
NHKのリオ五輪中継で人気急上昇! 東大工学部卒の“知性派”色黒美人アナ・澤田彩香に注目
熱戦が続いたリオデジャネイロ五輪が閉幕した。地上波各局は現地にキャスターを派遣して、その模様を伝えてきたが、やはり強く印象に残ったのはNHKの女子アナたちだ。NHKでは爆乳で人気の杉浦友紀アナ、森花子アナらがMCを務めたが、リポーターを担当した色黒美人アナ・澤田彩香(名古屋放送局)の人気が急上昇しているのだ。 澤田アナは、同期の上原光紀アナ(広島放送局)と共に、中継番組の進行や選手へのインタビューなどに精を出した。“正統派美人”の上原アナも注目されたが、“個性派”の澤田アナには、それ以上に視聴者の熱視線が集まったのだ。 『めざましテレビ』(フジテレビ系)の岡副麻希キャスターほどではないが、色黒美人の澤田アナは、知性的で清楚なルックスの持ち主。独特の個性的な雰囲気で、男性視聴者のハートをガッチリつかんだようだ。 滋賀県大津市出身の澤田アナは、東京大学工学部航空宇宙工学科卒の高学歴で、2013年4月にNHKに入局。NHKアナウンサーを目指したきっかけは、「ニューヨークから中継をする有働由美子アナの姿が、かっこいいと思ったから」だという。 初任地は沖縄放送局で、今でも色が黒いのは、それが要因だと思われる。同局では報道番組『おきなわHOTeye』のリポーターなどを担当。当時から、『ニュースウオッチ9』での代役など、全国ネット放送に出演する機会も多く、“知る人ぞ知る”女子アナだった。今春、名古屋放送局に移り、音楽番組『Uta-Tube』などを担当している。 「リオに派遣されたNHKの女子アナは、杉浦アナら4人だけ。しかも、澤田アナは上原アナ同様、地方局所属ですから、同局の期待の大きさがうかがえます。NHKでは有望アナウンサーは2局ほどの地方勤務を経験した後、東京アナウンス室に引きあげられるのが一般的ですから、澤田アナが東京に異動となるのも時間の問題とみられています」(女子アナウォッチャー) NHKで東大出身の女子アナといえば、“美人アナ”として人気が高い『NHKニュースおはよう日本』の和久田麻由子アナがいるが、近い将来、澤田アナとの“東大卒美人アナコンビ”での夢の共演が実現するかもしれない。 (文=森田英雄)NHK名古屋放送局公式サイトより
NHKのリオ五輪中継で人気急上昇! 東大工学部卒の“知性派”色黒美人アナ・澤田彩香に注目
熱戦が続いたリオデジャネイロ五輪が閉幕した。地上波各局は現地にキャスターを派遣して、その模様を伝えてきたが、やはり強く印象に残ったのはNHKの女子アナたちだ。NHKでは爆乳で人気の杉浦友紀アナ、森花子アナらがMCを務めたが、リポーターを担当した色黒美人アナ・澤田彩香(名古屋放送局)の人気が急上昇しているのだ。 澤田アナは、同期の上原光紀アナ(広島放送局)と共に、中継番組の進行や選手へのインタビューなどに精を出した。“正統派美人”の上原アナも注目されたが、“個性派”の澤田アナには、それ以上に視聴者の熱視線が集まったのだ。 『めざましテレビ』(フジテレビ系)の岡副麻希キャスターほどではないが、色黒美人の澤田アナは、知性的で清楚なルックスの持ち主。独特の個性的な雰囲気で、男性視聴者のハートをガッチリつかんだようだ。 滋賀県大津市出身の澤田アナは、東京大学工学部航空宇宙工学科卒の高学歴で、2013年4月にNHKに入局。NHKアナウンサーを目指したきっかけは、「ニューヨークから中継をする有働由美子アナの姿が、かっこいいと思ったから」だという。 初任地は沖縄放送局で、今でも色が黒いのは、それが要因だと思われる。同局では報道番組『おきなわHOTeye』のリポーターなどを担当。当時から、『ニュースウオッチ9』での代役など、全国ネット放送に出演する機会も多く、“知る人ぞ知る”女子アナだった。今春、名古屋放送局に移り、音楽番組『Uta-Tube』などを担当している。 「リオに派遣されたNHKの女子アナは、杉浦アナら4人だけ。しかも、澤田アナは上原アナ同様、地方局所属ですから、同局の期待の大きさがうかがえます。NHKでは有望アナウンサーは2局ほどの地方勤務を経験した後、東京アナウンス室に引きあげられるのが一般的ですから、澤田アナが東京に異動となるのも時間の問題とみられています」(女子アナウォッチャー) NHKで東大出身の女子アナといえば、“美人アナ”として人気が高い『NHKニュースおはよう日本』の和久田麻由子アナがいるが、近い将来、澤田アナとの“東大卒美人アナコンビ”での夢の共演が実現するかもしれない。 (文=森田英雄)NHK名古屋放送局公式サイトより
何をしたかったのかNHK、意外にマジメだったフジテレビ……リオ五輪、各局番組はどう伝えたか
リオ五輪が閉幕した。放送面での話題として、開幕前には「(治安への不安から)女子アナがリオに行きたくないと泣いている」といった与太記事も散見した今回のオリンピック。終わってみれば大きなトラブルもなく、各局の放送を見てもエース級の女子アナが現地で活躍していた。 開会式や女子マラソンなど、土日&時間帯に恵まれた競技は高視聴率で沸いた一方、多くの競技は12時間の時差の影響で前回大会よりも視聴率が稼げず、それでいて既存のドラマもバラエティも割を食って視聴率を落とすというWパンチ。そんな中、うまくオリンピックに溶け込めた番組、溶け込めなかった番組をいくつか取り上げたい。 ◎何をしたかったのか『LIFE!~人生に捧げるコント~』 NHKで謎だったのは、デイリーハイライト番組で毎日挟み込まれた「LIFE リオ オリンピック盛り上げ隊」の存在。『LIFE!~人生に捧げるコント~』からの派生企画だったが、これは一体、何のためにあったのか? 『LIFE!』にしてみれば番組告知につながっただろうし、開幕前に内村光良扮する三津谷寛治がNHKのキャスター陣をいじっていたのは面白かった。だが、それ以外は特に見るべき企画もなく、むしろ、早く競技結果を知りたい、選手の声を聞きたい、という視聴者にとってはノイズでしかなかった。オリンピックという世界的なイベントを番宣の場として使った罪は重い。 ◎陣内貴美子の笑顔満開『news every.』 日本テレビ系夕方の情報番組『news every.』。2010年の番組開始以来メインキャスターを務めるのが陣内貴美子だ。元バドミントン五輪代表選手である陣内にとって、後輩たちの快挙(高橋・松友ペア:金、奥原希望:銅)はよほど嬉しかったらしく、満面の笑みで選手とのLINEのやり取りを紹介。「木原さーん、そらジロー」のかけ声もいつになく饒舌だった。 20年前の引退直後、フジテレビの『スポーツWAVE』や『プロ野球ニュース』のキャスターに抜擢され、「美人アスリートキャスター」のはしりとなった陣内。当時はそのあまりの噛みっぷりにやきもきばかりしていたが、時を経てアスリートと視聴者をつなぐ存在として大成したことが野球ファンとしても感慨深い。 ◎抜かれまくりのミヤネ屋、中山レポーター 錦織圭の銅メダルがかかったテニスの3位決定戦。卓球女子団体の準決勝・日本対ドイツ戦。高橋・松友ペアのメダル獲得が決まるバドミントン女子・ダブルス準決勝……私が確認できただけでもこれらの競技の試合中、観客席で応援する『ミヤネ屋』の名物キャラ、中山正敏レポーターがたびたび抜かれていた。 従来、五輪中継で見切れる、といえば江頭2:50の専売特許だったが(今回も現地に行っていたらしいが)、そのお株を奪う目立ちぶり。閉会式を終えての大会総括を期待したが、宮根誠司の夏休みに加えて、台風の関東直撃も相まってその機会を逃してしまったのが惜しい。 ◎解説者を取りあげた『羽鳥慎一モーニングショー』 あの手この手でオリンピックと結びつけようとする情報番組。そんな中、「解説者」にスポットを当てていたのがテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』。陸上解説における「増田明美のどうでもいい情報がすごすぎる伝説」を取り上げていたのが無駄知識すぎて楽しかった。 また、女子レスリングでは解説者・浜口京子の乙女っぷりをクローズアップ。「女子ですねぇ~」と何度も指摘し、浜口京子を赤面させていたのが印象深い。 番組は異なるが、浜口は吉田沙保里の敗因がかかとにあった、と自分の体を使って説明したいのに、足元がハイヒールで視聴者には意味不明、という天然ぶりを発揮。女子力が逆効果を果たしていた。そんな彼女の今後の解説者人生に注目したい。が、相も変わらず「気合いだー」を強要させるのはそろそろ止めにしてあげて欲しい。 ◎真面目な報道ぶりが際立っていたフジテレビ 今回、芸能人キャスターを配置せず、アスリートキャスターだけで臨んだのがフジテレビ。13日放送のウィークリーハイライトでも野村忠宏、高橋大輔、小谷実可子という3人のオリンピアンキャスターを全面に押し出した企画で、スポーツファンにもアスリートにも真摯な番組作りを徹底していた。 従来のスポーツ番組、布陣をあえて意識せず、新たなスタイルを築こうとしていたのは評価すべき点。だからこそ、ここから先は従来の資産も活かし、五輪後のアスリートの声と笑顔を引き出してもらいたい。 たとえば吉田沙保里。なぜ彼女は泣いて「力を出し切れず申し訳ない」と謝罪しなければならなかったのか。その重い十字架を外してあげられるのが『スポーツジャングル』の浜田雅功あたりではないか。「なんで泣いとんねん」という愛あるツッコミこそが、今の彼女を救ってあげられるひとつの方策な気がしてならない。 (文=オグマナオト)NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』番組サイトより
いよいよ一挙再放送!『大アマゾン 最後の秘境』の「わからない」という恐怖
年齢を重ねるにつれ、見たこともない未知の映像をテレビで見ることはほとんどなくなった。 そして、その中から、心の底から「恐怖」を感じることもあまりない。 けれど、そのふたつをまざまざと見せてくれたのが『NHKスペシャル』で放送されたシリーズ『大アマゾン 最後の秘境』(NHK総合)だ。 今年4月から4回にわたって放送されたもので、このたび、22日深夜に第1集と第2集が、翌23日深夜に第3集と第4集が再放送される。 このシリーズは伝説的ドキュメンタリー『ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる』を作ったディレクター・国分拓による作品だ。 ちなみに『ヤノマミ』はアマゾンの奥地に住む先住民族「ヤノマミ」に150日間もの間、密着し、その独特な死生観や精神世界に迫ったもの。今回も国分らは、長期間アマゾンに滞在し取材したという。 第1集の「伝説の怪魚と謎の大遡上」と第3集「緑の魔境に幻の巨大ザルを追う」は、未知の自然の驚異を追ったものだった。 前者は、濁流のアマゾン川の中にうごめく「怪魚」たちを見事にカメラに捉え、その驚きの生態を世界で初めて映像に収めた。 後者では、現在もなお目撃談が後を絶たない謎の「巨大ザル」を探索。それだけ聞くと、「川口浩探検隊」シリーズ(テレビ朝日系)のようなものを思い浮かべてしまいそうだが、あのスペクタルを継承しつつも、映像は徹底的にリアリズム。見たことのない生き物や自然の姿に何度も息を呑んだ。 だが、今回のシリーズでスゴかったのは、「自然」よりも「人間」だった。 それは第2集「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」と第4集の「最後のイゾラド 森の果て 未知の人々」。 「人間がいちばん恐ろしい」 というのは、ノンフィクションに用いられる常套句のひとつだが、それを何よりも実感させてくれるドキュメントだったのだ。 第2集の「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」は、アマゾンに眠る金を掘り続ける男たち=「ガリンペイロ」の生活に密着した作品。過酷な労働環境のもと、一攫千金の夢を見る男たちは、たいていが訳あり。無法者の集まりだ。 当然のようにみんな銃を持ち、ケンカやトラブルは絶えない。それが殺し合いにまで発展することも少なくない。 「場所を誰かに話したら、誰かが死ぬことになる」 国分たち取材班が、ガリンペイロのボス(通称「黄金の悪魔」!)に取材許可をもらう交渉中にドスの利いた声で言われた言葉だ。ヤバい匂いがプンプンしている。 ガリンペイロには2人を殺した元殺人犯の男もいる。ある日突然、その男が取材班が寝泊まりしている小屋に木の棒を持ってやってきた。完全に目がすわっている。 「おい」 男はスタッフに声をかけるとイッた目のまま言う。 「お前らも踊れ」 そんな言葉とは裏腹に緊迫感が漂っている。 「お前ら人を殺したことがあるか?」 「ない」と答えると「ねぇってよ」とバカにした様子で笑うと、ひとしきり取材班をビビらせ、からかっていくのだ。 たとえからかっているだけとはいえ、少しでも機嫌を損ねたら何をされてもおかしくない怖さがビンビン伝わってくる。 別の日の夜には、酔っ払ったガリンペイロ同士がケンカ。そのうちのひとりが興奮して銃を持ちだした。 「やばい、やばい!」 カメラマンが慌てて逃げ出す。酔っ払って理性を失った状態。銃口がスタッフに向けられない保証はどこにもない。「死」の恐怖がリアルに迫ってくる。 第4集の「最後のイゾラド 森の果て 未知の人々」は文明社会と一切の関わりを持たない先住民「イゾラド」と近隣の村人たちとの衝突を描いたものだ。 イゾラドは洋服を着ない上、武器も木製の弓矢や槍。 彼らが、かつて自分たちが住んでいた集落に、自分たちと同じ人間が住んでいるらしいことを知り、まずは男たちだけで川を渡り、近づいてくる。攻撃するつもりだろうか。険しい表情で何やら話し合っている。 村人たちは彼らをむやみに攻撃するつもりはない。なんとかコミュニケーションをとろうと大きな声で話しかけていく。 お互いが警戒しあってなかなか距離が縮まらない。村人たちはバナナなどを与え、友好関係を築こうとしたが、結局後日、その集落は彼らに襲撃されてしまう。 ペルー政府は文明社会にイゾラドをなじませるために交渉役をたて接触をはかる。11回目の接触にカメラマンが同行。 「この人、誰?」 見知らぬ顔を見つけたイゾラドの一家は不信な表情で詰め寄ってくる。 「ノモレ、ノモレ、ノモレ」 カメラマンは「友達」を意味する言葉を必死で繰り返す。 すると、カメラマンの着ている服に興味を持ったのか、それを脱がそうとする。 「私の子どもに危害を加えるなよ」 とすごんだと思ったら、「妊娠してるの」とお腹を触らせようとしたり、動物に噛まれた傷痕を親しげに見せてきたりもする。 にこやかになったと思ったら、その数秒後には、急に攻撃的な表情に変貌する。 お互いがお互いを「わからない」という感情が、攻撃性を刺激したり、不安を煽ったりする。 ある程度危険な被写体であっても、テレビカメラがあれば滅多なことはしないだろう。そんな希望的観測はまったく通用しない。21分間というこの接触は、おそらくカメラマンにとって永遠のように長く感じられただろう。 本当の恐怖とは「わからない」ということだ。 だが、その「わからない」が映像になると、極上の刺激的作品に変わっていく。 もはやテレビで「わからない」ような未知の世界は残っていないなどと言われる。 だから今、テレビはよりわかりやすい方向にばかり進んでいる。 だが、テレビだからこそできるスケールと時間をかけて、国分たちNHK取材班はアマゾンの奥地で未知の「わからない」という金脈を掘り出したのだ。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからNHK『大アマゾン 最後の秘境』番組サイトより
騒然! 能年玲奈改め「のん」が、岩手県庁に“小学生レベル”の絵を寄贈
能年玲奈改め、女優の「のん」が8日、NHKの朝ドラ『あまちゃん』の舞台になった岩手県庁を訪れ、達増拓也知事を表敬訪問した。 達増知事はTwitterで「今日8/8、のん(本名:能年玲奈)さんが岩手県庁に。『おかえりなさい』と迎えました。直筆のそばっちイラストを頂きました」と報告。続けて「岩手県は、県庁内に『プロジェクトN』を立ち上げ、のん活躍の場を作ります」と宣言した。これが改名後、初仕事とみられる。 フジテレビ系『みんなのニュース』は、のん訪問の様子を放送。午前11時50分頃に訪れ、達増知事が「おかえりなさい」と迎えると、能年は「あっ、ありがとうございます」と会釈。「描かせていただきました」と岩手県のご当地キャラクター「そばっち」のイラストを知事にプレゼントした。 のんをめぐっては、前所属事務所の「レプロエンタテインメント」との契約が切れた6月末以降も、トラブルが続いている。 「レプロ側は独立問題が表面化した昨春以前から彼女と意思疎通が取れず、仕事が台無しになったと主張。今現在も契約は有効であるとしていますが、これはある意味、嫌がらせに近い。再び彼女に活動されては、事務所のメンツは丸潰れですからね」(芸能事務所関係者) テレビ、ラジオ、大作映画への出演は絶望的。頼みの綱は、のんが心酔する魅力開発トレーナー・滝沢充子氏プロデュースの舞台くらいのもので、生計を立てるには少々心もとない。そこで始めたのが、芸術家としての活動だ。 4月に発生した熊本地震のときは、ブログに心温まる“くまモン絵”をアップし、被災地を勇気付けた。 そして今回、県庁訪問の手土産に選んだのも、得意のイラストだった。ご当地キャラクター「そばっち」にアレンジを加え、御椀の中にそばではなく、女の子が入っているという不思議な絵だ。テレビ関係者の話。 「仕事のない彼女の楽しみといえば、ブログの閲覧者数をカウントすること。そしてブログで発表したイラストの評価を見ることです。好評だった“くまモン絵”に味をしめて、今回は“そばっち絵”を準備したのでしょうけど、取材記者によれば、庁職員からは『小学生が描いたみたい』という声も上がっていたとか(笑)。芸術家としての才能は未知数ですよ」 それでも彼女の周辺はビジネスになるとにらんでおり、1枚ウン万円での販売を考えているという。 「彼女には能年玲奈時代からの熱狂的なファンがいる。そうした人たちに売りつけるつもりでしょう。だんだん地下アイドルのようになってきましたね」とはスポーツ紙記者。 後々、“ぼったくり商法”と叩かれなければいいが……。達増拓也知事公式Twitterより






