丘みどりって誰だ……? NHK『紅白』今年も“バーニング枠”で無名歌手をゴリ押しへ

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「霧の川」(キングレコード)
 今年の『NHK紅白歌合戦』の司会候補に、年末で解散するSMAPや、昨年オファーを断ったタモリ、さらに、今年3月にテレビ朝日系の報道番組『報道ステーション』を降板した古舘伊知郎の名前が挙がっている。  だが、SMAPへの司会依頼はNHK籾井勝人会長の“延命”のためのパフォーマンスで、そもそも実現不可能。タモリもオファーを断ったという情報が流れているだけに、残るは古舘だけ。彼と有働由美子アナウンサーの2人が総合司会で、昨年に続きV6の井ノ原快彦が白組の司会、紅組は連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインを務めた高畑充希に落ち着くのではないかという見方が有力だ。  一方、水面下では、各レコード会社や芸能プロダクションとNHK紅白担当との間で、出場枠をめぐり、連日のように攻防が続いている。と同時に、レコード会社や芸能プロ関係者は、紅白に甚大な影響力を持つといわれている大手芸能プロ、バーニングプロダクションの周防郁雄社長に接近しているという情報も入っている。今年もまた、バーニングの息がかかった歌手が何組か出場することになるようだ。  この“バーニング枠”に入るのでないかとみられているひとりが、キングレコードに移籍し、今年6月に移籍第1弾「霧の川」をリリースした演歌歌手の丘みどりだ。デビューから11年、これまで無名だった彼女は、業界内で「バックにバーニングがついた」というウワサが流れるや、スポーツ紙に頻繁に露出し、『歌謡コンサート』をはじめ、NHKの歌番組にも次々と出演している。これはすべて、紅白に出場させるための布石だといわれている。紅白に1回でも出場すれば、営業ギャラは高騰。そこに、バーニングやその関連会社が一枚かめば、彼らの懐も潤うわけだ。果たして、そんな筋書き通りにいくのか、注目したい。  政治的背景がウワサされる丘とは違って、曲のヒットで紅白初出場が確実視されているのは、俳優の桐谷健太だ。彼は、携帯電話の“三太郎CM”で浦島太郎を演じているが、CMの中で沖縄の三線を弾きながら歌う「海の声」のネット配信が昨年12月に開始されてから、これまでに100万ダウンロードを突破。この数字は、今年一番のヒット曲にも匹敵する数字だという。そもそもオリジナルは、BEGINの島袋優が歌ったものだが、9月28日には桐谷が同曲を収録したアルバムをリリースしたことも出場を後押しそようだ。  一部芸能プロと癒着している紅白担当に公正な人選を求めるのは、もはや不可能だと思うが、せめて選考経過だけはきちんと公開してほしい。 (文=本多圭)

丘みどりって誰だ……? NHK『紅白』今年も“バーニング枠”で無名歌手をゴリ押しへ

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「霧の川」(キングレコード)
 今年の『NHK紅白歌合戦』の司会候補に、年末で解散するSMAPや、昨年オファーを断ったタモリ、さらに、今年3月にテレビ朝日系の報道番組『報道ステーション』を降板した古舘伊知郎の名前が挙がっている。  だが、SMAPへの司会依頼はNHK籾井勝人会長の“延命”のためのパフォーマンスで、そもそも実現不可能。タモリもオファーを断ったという情報が流れているだけに、残るは古舘だけ。彼と有働由美子アナウンサーの2人が総合司会で、昨年に続きV6の井ノ原快彦が白組の司会、紅組は連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインを務めた高畑充希に落ち着くのではないかという見方が有力だ。  一方、水面下では、各レコード会社や芸能プロダクションとNHK紅白担当との間で、出場枠をめぐり、連日のように攻防が続いている。と同時に、レコード会社や芸能プロ関係者は、紅白に甚大な影響力を持つといわれている大手芸能プロ、バーニングプロダクションの周防郁雄社長に接近しているという情報も入っている。今年もまた、バーニングの息がかかった歌手が何組か出場することになるようだ。  この“バーニング枠”に入るのでないかとみられているひとりが、キングレコードに移籍し、今年6月に移籍第1弾「霧の川」をリリースした演歌歌手の丘みどりだ。デビューから11年、これまで無名だった彼女は、業界内で「バックにバーニングがついた」というウワサが流れるや、スポーツ紙に頻繁に露出し、『歌謡コンサート』をはじめ、NHKの歌番組にも次々と出演している。これはすべて、紅白に出場させるための布石だといわれている。紅白に1回でも出場すれば、営業ギャラは高騰。そこに、バーニングやその関連会社が一枚かめば、彼らの懐も潤うわけだ。果たして、そんな筋書き通りにいくのか、注目したい。  政治的背景がウワサされる丘とは違って、曲のヒットで紅白初出場が確実視されているのは、俳優の桐谷健太だ。彼は、携帯電話の“三太郎CM”で浦島太郎を演じているが、CMの中で沖縄の三線を弾きながら歌う「海の声」のネット配信が昨年12月に開始されてから、これまでに100万ダウンロードを突破。この数字は、今年一番のヒット曲にも匹敵する数字だという。そもそもオリジナルは、BEGINの島袋優が歌ったものだが、9月28日には桐谷が同曲を収録したアルバムをリリースしたことも出場を後押しそようだ。  一部芸能プロと癒着している紅白担当に公正な人選を求めるのは、もはや不可能だと思うが、せめて選考経過だけはきちんと公開してほしい。 (文=本多圭)

オファー殺到中の古舘伊知郎『紅白歌合戦』司会の“大本命”に?「本人も乗り気で……」

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 今年3月、『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板した古舘伊知郎に、仕事のオファーが途絶えないという。11月からは、激戦区の日曜19時台にフジテレビでトーク番組『フルタチさん』、同局の水曜深夜にも『トーキングフルーツ』をスタートさせる。  そんな中、注目されているのは、大みそかの『NHK紅白歌合戦』の司会だ。古舘が8月に司会を務めた同局の『人名探究バラエティー古舘伊知郎の日本人のおなまえっ!』が平均10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまずの視聴率で、これが布石になっているという見方がある。ある放送作家は「もともと古舘さんはバラエティ肌な人ですから、ニュースキャスターという堅苦しい状況から脱皮できて、本来の持ち味を発揮しまくっている印象。紅白は、その頂点みたいな仕事では?」と話す。 「古舘さん本人が『俺に(オファーが)来たら、大穴だよ』と周囲に話したことが、NHK関係者に伝わったのがきっかけだと聞きました。もともと、派手に別の舞台へ飛び込むのが大好きな人ですからね。昔、プロレスやF1のスポーツ実況で人気だったところからトーク番組主体になり、そこから『報ステ』に電撃就任でしょ?今回、単にトーク番組に戻るだけでは落ち着くのではなく、紅白司会みたいな花火が打ち上がるのは、最高の気分のはず」(同)  古舘は1994年から3年連続で『紅白』司会を務めた経験があり、実績もある。当初、『紅白』の司会には大物・タモリの名前がささやかれたが、近年、NHKは司会を何度打診しても、一貫して固辞されているといわれる。  一説には『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で長年共演していた中居正広らを気遣い、「SMAPが出るなら」という条件があったともいわれるが、そのSMAPは『紅白』出場に前向きではなく、ジャニーズ事務所が受けたくとも一部メンバーがグループ共演を嫌がっている状況だ。  これに対して古舘は本人が乗り気だというのだから、本命になりつつある。『報ステ』のような大仕事を終えると隠居気味になってもおかしくはないのだが、「逆にキャスター時代に抑えてきた飲み歩きも復活させ、ラテンダンスを楽しみながら『どんどん仕事持ってこいって気分だ』と言っていたなんてウワサも聞いた」(前出放送作家)というから、かなりエネルギッシュだ。 「もっとも、『報ステ』のときは政治的なしがらみで身動きが取れず、自分のアイデアですらことごとく潰されていたらしいので、そのストレス発散が勢いになっているのでは?」(同)  紅組の司会は連ドラ『とと姉ちゃん』に出演していた女優・高畑充希で確定とも伝えられるが、現時点では極秘事項で確かな話は聞こえてこない。古舘の『紅白』司会はあるのか、所属の古舘プロジェクトに聞いたところ「こちらでお答えできることはございません」とのことだった。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

視聴率なんとか20%台キープの朝ドラ『べっぴんさん』 まさかのシャーロット投入は起爆剤になるか?

nhk1011
NHK『べっぴんさん』番組サイトより
 NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(芳根京子主演/月~土曜午前8時~)が10月3日にスタートした。初回視聴率は21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前作『とと姉ちゃん』(高畑充希主演)の22.6%こそ下回ったものの、2015年後期『あさが来た』(波瑠主演)、同前期『まれ』(土屋太鳳主演)の21.2%を上回る好発進となった。  その後、第2話(4日)=20.5%、第3話(5日)=20.4%、第4話(6日)=20.2%と推移し、なんとか20%の大台をキープしている。視聴者も第1週は“様子見”の感が強く、第2週からが本当の勝負といえそうだ。 『べっぴんさん』は、繊維会社を経営する父・坂東五十八(生瀬勝久)、母・はな(菅野美穂)の間に生まれた主人公・すみれ(芳根)が、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服づくりにまい進する姿を描いた作品。モデルとなっているのは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者のひとりである坂野惇子氏。  その同ドラマに、早くも大物(?)の追加キャストが投入されることが明らかになった。その大物とは、14年後期『マッサン』でヒロインを務めたシャーロット・ケイト・フォックスで、20日の放送回より登場するという。演じるのは、進駐軍の通訳の妻エイミー・マクレガー役。  日本デビュー作となった『マッサン』でブレークしたシャーロットは、その後、テレビ朝日系のスペシャルドラマ『名探偵キャサリン』シリーズ、舞台『CHICAGO』で主役を務め、映画『高台家の人々』にも出演した。今年4月期には芦田愛菜とのW主演で、フジテレビ系連続ドラマ『OUR HOUSE』に出演したが、全話平均視聴率は4.5%の大爆死で、「シャーロットは終わった」との声も上がっているが、果たして『べっぴんさん』では、起爆剤になるのだろうか? 「朝ドラのヒロインがわずか2年で、朝ドラに戻ってくるのは異例です。確かにシャーロットは、『名探偵キャサリン』第2弾(今年3月20日放送=7.4%)や『OUR HOUSE』での爆死ぶりを見る限り、“賞味期限切れ”は否めないところです。ただ、民放ドラマと朝ドラの視聴者層には違いがあり、朝ドラそのもののファンも多いので、その層にはシャーロット投入の効果も、ある程度は期待できるのではないでしょうか?」(テレビライター)  すっかり、「もはや需要なし」との印象が拭えなくなったシャーロットだが、『べっぴんさん』を再浮上のきっかけにしたいところだろう。 (文=田中七男)

視聴率なんとか20%台キープの朝ドラ『べっぴんさん』 まさかのシャーロット投入は起爆剤になるか?

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NHK『べっぴんさん』番組サイトより
 NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(芳根京子主演/月~土曜午前8時~)が10月3日にスタートした。初回視聴率は21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前作『とと姉ちゃん』(高畑充希主演)の22.6%こそ下回ったものの、2015年後期『あさが来た』(波瑠主演)、同前期『まれ』(土屋太鳳主演)の21.2%を上回る好発進となった。  その後、第2話(4日)=20.5%、第3話(5日)=20.4%、第4話(6日)=20.2%と推移し、なんとか20%の大台をキープしている。視聴者も第1週は“様子見”の感が強く、第2週からが本当の勝負といえそうだ。 『べっぴんさん』は、繊維会社を経営する父・坂東五十八(生瀬勝久)、母・はな(菅野美穂)の間に生まれた主人公・すみれ(芳根)が、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服づくりにまい進する姿を描いた作品。モデルとなっているのは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者のひとりである坂野惇子氏。  その同ドラマに、早くも大物(?)の追加キャストが投入されることが明らかになった。その大物とは、14年後期『マッサン』でヒロインを務めたシャーロット・ケイト・フォックスで、20日の放送回より登場するという。演じるのは、進駐軍の通訳の妻エイミー・マクレガー役。  日本デビュー作となった『マッサン』でブレークしたシャーロットは、その後、テレビ朝日系のスペシャルドラマ『名探偵キャサリン』シリーズ、舞台『CHICAGO』で主役を務め、映画『高台家の人々』にも出演した。今年4月期には芦田愛菜とのW主演で、フジテレビ系連続ドラマ『OUR HOUSE』に出演したが、全話平均視聴率は4.5%の大爆死で、「シャーロットは終わった」との声も上がっているが、果たして『べっぴんさん』では、起爆剤になるのだろうか? 「朝ドラのヒロインがわずか2年で、朝ドラに戻ってくるのは異例です。確かにシャーロットは、『名探偵キャサリン』第2弾(今年3月20日放送=7.4%)や『OUR HOUSE』での爆死ぶりを見る限り、“賞味期限切れ”は否めないところです。ただ、民放ドラマと朝ドラの視聴者層には違いがあり、朝ドラそのもののファンも多いので、その層にはシャーロット投入の効果も、ある程度は期待できるのではないでしょうか?」(テレビライター)  すっかり、「もはや需要なし」との印象が拭えなくなったシャーロットだが、『べっぴんさん』を再浮上のきっかけにしたいところだろう。 (文=田中七男)

ターゲットは中高年女性だけ!? 『べっぴんさん』好発進でわかったNHK朝ドラの“必勝法”とは

peppin1011
NHK『べっぴんさん』番組サイトより
 10月1日に終了したNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の平均視聴率が今世紀第3位となる22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したが、その勢いを受けて3日に始まった『べっぴんさん』も、初回平均視聴率21.6%と上々の滑り出し見せた。『あまちゃん』『ごちそうさん』『花子とアン』『マッサン』『まれ』『あさが来た』『とと姉ちゃん』に続いて8作連続の初回20%超えとなったが、民放各局の連ドラが視聴率低迷にあえぐ中、なぜ朝ドラだけはこれほどまで負け知らずなのか? テレビ誌ライターは、「NHKは完全に勝利の方程式を確立しています」という。 「『昭和の初めに生まれたヒロイン』が『戦争前後にたくましく生き』て、外で働く女性が少なかった時代に『偏見と闘い』ながら、『持ち前の天真爛漫さでトラブルに対峙』。最後は理解されて、『仕事で大成功を遂げる』というのが基本フォーマット。これに、最近は『実在のモデルがいる』というのも加えられています。さらにトッピングとしてヒロインを支えるイケメンと、はっちゃけた個性的なキャラをまぶしておけば一丁上がり。キャストはポジションだけ固定し、顔だけすげ替えているだけで、ある程度の視聴率は確約されているというわけです」(同)  ターゲットを中高年の女性に絞り、彼女たちのツボをがっちり押さえる手法がハマった形だが、そのやり方にも破綻の兆しが見え始めているという。 「前作の『とと姉ちゃん』は、高視聴率のわりにアンチが多かった。時間軸がわかりにくく、説明ゼリフばかり。『ヒロインは特に努力も苦労もせず、時に傲慢な上から目線が鼻につく』という意見も多かった。モチーフとなった実在の人物とヒロイン像がかけ離れていることにも、失望の声が上がりました」(スポーツ紙記者) 『べっぴんさん』の脚本は、羽鳥慎一の妻の渡辺千穂氏。昨年放送された『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)は視聴率大爆死の末、打ち切りになり、主演のAKB48・渡辺麻友にとって黒歴史作品となっている。はたして、受け継がれてきた「必勝法」のバトンを、次作につなげることができるのだろうか?

カープ特需に沸くNHKに今こそ放送してほしい、過去の名作「カープ特集」

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広島東洋カープ公式サイトより
 プロ野球はペナントレースが終わり、いよいよ8日から日本シリーズ進出をかけたクライマックスシリーズ(CS)に突入する。注目はなんといっても、25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決めた広島東洋カープだ。  現在、各メディアでは「カープ特需」ともいうべき現象が起きている。雑誌を開けば女性誌でもカープ特集が組まれ、書店のスポーツコーナーも赤い色が目立つ。テレビでは、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)が「広島カープ芸人」の第3弾を緊急放送。広島での視聴率は23.6%(ビデオリサーチ調べ/以下同)と、シリーズ過去最高を記録した。  今回の『アメトーーク!』内でも話題になっていたが、「カープ芸人」の第1弾が放送された2012年はカープがまだ連続Bクラスを続け、「カープ女子」という言葉も生まれる前。それから4年間のカープ球団と世の中の変遷を振り返ることができ、充実した内容だったのは間違いない。  だが、この「カープ特需」に最もあやかっているテレビ局は、実は民放ではなくNHKだ。  そもそも、9月10日の優勝決定試合の中継権を持っていたのがNHK、という引きの強さ。現在、2ケタも難しいとされるプロ野球中継にあって、関東地区の視聴率は16.8%。広島地区では瞬間最高で71%を記録した。  この熱狂ぶりを受け、10月10日深夜にはNHK広島限定ではあるが、優勝試合の再放送をするという。五輪やW杯の日本戦以外で、スポーツ中継の再放送なんて聞いたことがない。  また、こちらもNHK広島限定ではあるが、11日の夜10時25分というプライムタイムに、『激闘カープ!クライマックスシリーズは?』なる特番が放送される。“公共”放送として、そこまで一球団に偏っていいのか? という疑問も頭をもたげるが、広島ではそれが公共、ということなのだろう。  カープ色に染まっているのは、NHK広島だけではない。10月4日の『うたコン』では、歌謡番組なのにカープコーナーを設け、広島出身の世良公則がカープ帽をかぶって1979年のヒット曲「燃えろいい女」を熱唱。その世良を呼び込むのがカープの緒方孝市監督夫人で、タレントの緒方かな子、というこだわりよう。そもそも、この『うたコン』のMCを務める谷原章介が『アメトーーク!』にも出演した熱狂的カープファン。「相好を崩す」とはこういうときに使うんだな、と実感するほどの笑顔で司会を務めていた。  今後、カープが日本一になった場合、世良が『紅白』に出場し、かな子婦人もカープ女子代表として登場。で、審査員席には緒方監督……なんてことを今から考え、その予行練習をしていたのではないだろうか、と邪推してしまう。  ほかにも、『おはよう日本』や『サラメシ』『ブラタモリ』などでも9月下旬に広島特集が組まれ、カープにまつわる演出が施されていた。  こういった、兎にも角にもカープ特集、を批判したいのではない。25年ぶりの歓喜、それくらいあってもいいと思う。ただ、NHKでしかできないことがもっとあるはず、と歯がゆくなってしまうのだ。  NHKでしかできないこと……その好例が、9月25日放送の『NHKアーカイブス』。この回の放送では、1994年放送のNHKスペシャル『もう一度投げたかった ~炎のストッパー 津田恒美の直球人生』を取り上げていた。今回の優勝でカープに興味を抱いた、というファンにとっては、初めて津田を知る機会となったかもしれない。また、古くからのカープファンであれば、前回優勝した1991年は津田が病魔に倒れ、生涯最後の登板となった年。チームは「津田のために」に一丸となることで強さを発揮したシーズンだった……。そんなことを思い出したのではないだろうか?  闘病生活の中、広島市民球場のカクテル光線を眺めては「俺、あそこで投げてたんだよなぁ……」とつぶやいたという津田。日本シリーズを戦うチームメイトたちの姿をテレビで見て、「どんなに野次られてもいいから、もう一度投げたいよ」と吐露したという津田。25年ぶりの歓喜の重さを理解する上で、25年前にあった出来事を知ることは、間違いなく意義があるはずだ。  こういった優れたカープ特集、もっと日の目を見てほしいカープ特番がNHKには実に多い。それらの番組に、あらためて光を当ててほしいのだ。  たとえば、『プロジェクトX 挑戦者たち』の初期の名作「史上最大の集金作戦-広島カープ~市民とナインの熱い日々」。カープの創成期を題材としたイッセー尾形主演のドキュメンタリードラマ『鯉(こい)昇れ、焦土の空へ』。1975年の球団創設初のリーグ制覇を特集した『スポーツ大陸「赤ヘル旋風 昭和50年・広島初優勝」』。そして、スポーツドキュメンタリーの金字塔『NHK特集・江夏の21球』などなど。  カープ以外で、これほど多様な側面からNHKで特集が組まれ続けてきた球団はほかにないはずた。ここからも、カープがいかに語り継ぎたい「物語」に恵まれ、ファンに愛されてきた存在かがより明確になるはずだ。  権利関係など、クリアしなければならない問題もあるのかもしれない。だが、歴史的偉業だからこそ、歴史的な意義や物語を掘り起こし、今この時代とどうつながっているかを示すのが、公共放送の役割なのではないだろうか? (文=オグマナオト)

ゲス川谷絵音に一般人が公開説教! 新恋人・ほのかりんNHK降板で、世間のイライラMAXに

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「川谷絵音 (@indigolaend)・Instagram」より
 新恋人の存在が発覚したゲスの極み乙女。川谷絵音が、インスタグラムのコメント欄で一般人から説教される事態となっている。  先月27日を最後に、インスタグラムの更新が止まっている川谷。最後の投稿は、「消えてなくなりそうなものを追っかけてきた人生でそれなりに楽しかったけど、それだけじゃダメなんだよな。あと2ヶ月くらいで28才か。思い描いてた28才とは程遠いな。なあ絵音」と、12月3日に迎える誕生日を前に、自身に語りかける内容だった。  この投稿のコメント欄には、3,500件を超えるコメントが書き込まれているが(3日現在)、その多くが批判的な内容。「あなたの綴る言葉は、全て上辺の綺麗事。そんなあんたがつくる音楽なんて薄っぺらなものな気がして、聞きたくない」「音楽も中二病みたいでなにがいいかわかりませんが、貴方と関わった女性はみーんな仕事失ってますねぇ」といったメッセージが見受けられる。  また、批判を通り越して、説教めいた“力作”もちらほら。例えば、「幼い頃から育つ段階で、かなりお寂しいかったのでしょう。貴方の思考や人格は貴方だけが、作り上げたのではなく、育ったご家庭の影響が大きいです。大切なことはエリートにみちびくことではなく、大切にするべきコトの優先順位をカラダとココロで教え育てることです。貴方が結局誰1人幸せに出来ないのは、自分より相手を思いやる心が育まれてないからでしょうね。可哀想に。貴方も貴方に関わる人も。しかし子供は親を選べません。心を育ってないから、年齢に追いついてないのです。良い音楽を追求する以前に、恋愛もどきをする前に、ご自分の幼さを卒業し自分を高めることに取り組んでください。貴方をみて、我が子に今以上に愛情をかけて育てようと改めて思いました」といった具合だ。  川谷といえば、先月29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、新恋人のタレント・ほのかりんと、元妻と暮らしていた杉並区の別宅で半同棲中であると報道。同時に、ほのかの未成年飲酒疑惑が報じられたため、仕事関係者がこれを問題視。出演予定だった舞台の降板や、レギュラー出演中の教育バラエティ番組『Rの法則』(NHK Eテレ)の“出演見合わせ”が発表された。 「元妻、ベッキー、ほのかと、交際相手を次々と不幸にしている川谷ですが、当の本人は一連の騒動を創作活動に昇華。先月19日にも、Twitterで『言いたくても言えないことたくさんあったわ。本当に。全部音楽にしたよ。聴いてね』と、12月発売のゲスの極み乙女。のニューアルバムを暗にPR。そんなマイペースな川谷に対し、世間の嫌悪感は募るばかり。現在、川谷のインスタグラムのコメント欄には、ベッキーとの騒動時よりも重い言葉が並んでいます」(芸能記者)  独りよがりの発言が、世間の怒りを買っている川谷。アーティストとしての評価は高いようだが、アラサー男性の言動としては、子どもっぽすぎるようだ。

豪華キャスト決定で、コケられなくなった有村架純主演朝ドラ『ひよっこ』

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 有村架純がヒロインを務める次々期NHK朝ドラ『ひよっこ』(2017年4月3日スタート)の<故郷編>に出演する主要キャストが明らかになった。主人公・谷田部みね子(有村)の父・実役は沢村一樹、母・美代子役は木村佳乃が演じるという豪華版だ。  言うまでもなく、沢村は10月期の日本テレビ系連続ドラマ『レンタル救世主』で主演に起用されるなど、主役級の“大物俳優”。木村は、今年4月期の『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)では奇想天外なヒロイン役を演じ、現在放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』では、主人公・真田信繁(堺雅人)の天然系の姉・松役を好演。再ブレークの兆しを見せている。大物2人が有村の脇を固めるということで、がぜん注目が集まる『ひよっこ』だが、裏を返せば絶対にコケられないドラマとなった。  そのほかのキャストは、古谷一行、峯田和伸、佐久間由衣、泉澤祐希、羽田美智子、柴田理恵、遠山俊也、松尾諭ら。  奥茨城の小さな農家に生まれ育った高校3年生のみね子は、卒業後は畑仕事を頑張るつもりだったが、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまい、集団就職で上京することを決意。トランジスタラジオを作る工場で働き始める。しかし、仕事にも慣れてきたころ、その会社が倒産し、父がかつて通っていた洋食屋で働くことになる。人情深い町の人たちに育まれながら、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく姿を描いた作品だ。  朝ドラは13年前期『あまちゃん』(主演/能年玲奈=現のん)以降、ヒットが続き、視聴率20%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が続いた。15年前期『まれ』(主演/土屋太鳳)こそ19.4%で大台を割ったが、同年後期『あさが来た』(主演/波瑠)は今世紀の朝ドラ史上最高となる23.5%をマーク。放送中の『とと姉ちゃん』(主演/高畑充希)は、第1週から25週連続で週平均視聴率を超える好調ぶりで、『あさが来た』の視聴率を上回る可能性も十分。実にいい流れができている。  だが、10月3日放送開始の『べっぴんさん』(主演/芳根京子)は、キャストがやや地味で、こと視聴率の面では不安視されており、『まれ』の二の舞いになる可能性も……。それだけに、その後の『ひよっこ』は、NHKから“高視聴率”という至上命題が課されることになりそうだ。 (文=田中七男)

豪華キャスト決定で、コケられなくなった有村架純主演朝ドラ『ひよっこ』

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 有村架純がヒロインを務める次々期NHK朝ドラ『ひよっこ』(2017年4月3日スタート)の<故郷編>に出演する主要キャストが明らかになった。主人公・谷田部みね子(有村)の父・実役は沢村一樹、母・美代子役は木村佳乃が演じるという豪華版だ。  言うまでもなく、沢村は10月期の日本テレビ系連続ドラマ『レンタル救世主』で主演に起用されるなど、主役級の“大物俳優”。木村は、今年4月期の『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)では奇想天外なヒロイン役を演じ、現在放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』では、主人公・真田信繁(堺雅人)の天然系の姉・松役を好演。再ブレークの兆しを見せている。大物2人が有村の脇を固めるということで、がぜん注目が集まる『ひよっこ』だが、裏を返せば絶対にコケられないドラマとなった。  そのほかのキャストは、古谷一行、峯田和伸、佐久間由衣、泉澤祐希、羽田美智子、柴田理恵、遠山俊也、松尾諭ら。  奥茨城の小さな農家に生まれ育った高校3年生のみね子は、卒業後は畑仕事を頑張るつもりだったが、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまい、集団就職で上京することを決意。トランジスタラジオを作る工場で働き始める。しかし、仕事にも慣れてきたころ、その会社が倒産し、父がかつて通っていた洋食屋で働くことになる。人情深い町の人たちに育まれながら、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく姿を描いた作品だ。  朝ドラは13年前期『あまちゃん』(主演/能年玲奈=現のん)以降、ヒットが続き、視聴率20%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が続いた。15年前期『まれ』(主演/土屋太鳳)こそ19.4%で大台を割ったが、同年後期『あさが来た』(主演/波瑠)は今世紀の朝ドラ史上最高となる23.5%をマーク。放送中の『とと姉ちゃん』(主演/高畑充希)は、第1週から25週連続で週平均視聴率を超える好調ぶりで、『あさが来た』の視聴率を上回る可能性も十分。実にいい流れができている。  だが、10月3日放送開始の『べっぴんさん』(主演/芳根京子)は、キャストがやや地味で、こと視聴率の面では不安視されており、『まれ』の二の舞いになる可能性も……。それだけに、その後の『ひよっこ』は、NHKから“高視聴率”という至上命題が課されることになりそうだ。 (文=田中七男)