「私の十八番やないか!」大竹しのぶ『紅白』で「愛の讃歌」に和田アキ子が……

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 いよいよ、大みそかのNHK『紅白歌合戦』が近付いてきた。  先日には出場歌手の曲目が発表されたが、初出場の女優・大竹しのぶの歌唱曲「愛の讃歌」が物議を醸しているという。  言わずと知れた“シャンソンの女王”エディット・ピアフの代表曲。大竹は舞台でピアフ役を演じたことがあり、過去のインタビューで「20代のころ(他人に気づかれないように)シャワーを浴びながら大きな声で『愛の讃歌』を歌って助けられました」と話すほど、同曲への思い入れは深い。  そんな中、ひとり悔しがっているのが、紅白落選した“大御所”和田アキ子だという。芸能プロ関係者が明かす。 「和田さんといえば『あの鐘を鳴らすのはあなた』や『古い日記』のイメージが強いですが、ここ数年はジャズやシャンソンの名曲に傾倒しているんです。中でも十八番は『愛の讃歌』。彼女のコンサートや年末のディナーショーでは、必ず披露しています。本人も思い入れが強いそうです」  それを、本業が歌手でもない大竹に“持っていかれた”のだから、胸中は推して知るべし、だ。 「和田さんは大竹さんというより、“なんでもアリ”なNHKに不満のようです。『持ち歌じゃなくてもええなら、私も歌いたかったわ!』と、周囲にこぼしているそうです」(音楽関係者)  和田のNHK不信は募る一方だ。

SMAP『紅白』辞退の大混乱……NHK関係者は「出場が決まった」報道に恨み節も

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 年内で解散するSMAPが、大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』の出演を正式に辞退。番組に携わる関係者は「ジャニーズ事務所から断りの連絡があったと聞いています。現時点で番組のタイムテーブルにSMAPの名前は一切ない」と言っている。NHKは出場者の発表後も異例の形で出演交渉を続けていたが、関係者からは一部メディアへの恨み節も聞かれた。 「出場が決まったとか大ウソ書いていた雑誌があって、おかげでSMAP側の態度が硬くなったと思う。ジャニーズの人が『決まってもないのにああいう記事を書かれると、なおのことメンバーは出たがらない』と言っていたから。メンバーの複雑な胸中を考えれば、決まってもないのに出場濃厚とか書かれたら、誰がそんな話を決めたのかと、なお出たくなくなるのは当然。余計なことをしてくれた」(NHK関係者)  おそらく関係者が怒りをぶつけたのは、12月19日に配信された「週刊女性」(主婦と生活社)のネット版だ。「なんとここにきてSMAPの紅白出場が濃厚になった」とした記事では、メンバーが「SMAPはファンがあってのSMAP。最後はファンに向けて、ちゃんとお別れを言おう。すべてはファンのために」と意見が一致、中継での出場となると伝えた。  そんな話し合いが本当にあったのなら、出場辞退となったことはと話のつじつまが合わないのだが、辞退がNHK関係者から伝えられたのは22日のことで、そのわずか3日前に「出場濃厚」との記事。態度保留のようになっていたSMAPが、これを見て腹を決めた可能性はある。  もっとも、関係者が言うには、これまで話が進展したことはなく「一度もポジティブな話は出てこなかった」としている。メンバー間の険悪状態から、すでに共演は仕事先を問わずNGとなっており、唯一メンバー5人が共演を続けていたフジテレビ『SMAP×SMAP』最終回の生出演もなくなるほど。結果、収録で最後に揃った形となった19日放送の同番組では、香取慎吾の言動の後に木村拓哉が爆笑するシーンが編集で差し込まれるなど、現場の混乱ぶりもありありと見て取れた。 「20年も放送してきた『スマスマ』に出ないのに、『紅白』に出るなんてありえないでしょ」  そう話したのはフジ関係者だ。  ジャニーズ事務所からの独立失敗によるメンバー間の亀裂から解散に至ったSMAPだが、それでも我慢して共演してきたのが『スマスマ』。番組側も26日放送の最終回に5時間枠を用意して過去のVTRを見ながら当時を振り返るスタジオトークの準備をしていたため、ラストを飾るなら紅白よりスマスマのはず、というのが番組関係者の思いだ。紅白にも過去23回出場し、03年に初の大トリで大ヒット曲「世界に一つだけの花」を歌い、以来6度もトリを務めていたが、関係者から辞退がハッキリ伝えられた以上、出場説は完全に消えた。  ファンからは解散撤回を願う声が延々と続いていたSMAPだが、最近では一部ファンが「無理に出場させてメンバー同士の亀裂を見せられるのもつらいし、スマスマみたいにVTR捏造してまで演出されるのはもっとつらい」「紅白出場したら事務所の強制に決まってる。悪意を感じるから紅白の話はもう聞きたくない」といった話をするようにもなっていた。ありもしない紅白出場話は、まるでファンの複雑な心境を弄んだかのような形となった。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

桐谷健太「au三太郎」効果なく、イベント会場は空席祭り!? 『紅白』前にオワコンに……

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『香音-KANON-』(ユニバーサル ミュージック)
 大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』への出場が決まっている桐谷健太が20日、「au 冬の三太郎まつり ~桐谷健太さんとクリスマスNIGHT~」イベントに出演。しかし、会場は“空席祭り”だったようだ。  auの「三太郎」シリーズといえば、CM好感度ランキングで2年連続の1位となり、話題に。桐谷は浦島太郎として出演しており、『紅白』では、CM内で歌っていた「海の声」で出演を果たすことになっている。 「マスコミ向け資料では、『会場には100組200名を招待』と記載してあったのですが、開始直前に人数を数えたところ、100人程度でした。それを隠すためか、スタッフが空席のイスを撤去し始めたり、後方の座席にはスーツ姿の係員が座るなどしていました」(ワイドショー関係者)  そんなドタバタの中で始まったイベントだけに、会場の雰囲気もどこか熱気に欠けるものだった。 「司会は、場が盛り上がってる感じを演出したかったのか、声を張ってのコール&レスポンスを繰り返したりしてました。そこに桐谷が登場したのですが、会場の人の少なさからか、戸惑いを隠せない表情を見せていましたね。その後のプレゼントコーナーで当選した数人の女性たちには握手だけでなく、頭をなでたりと、いつもよりファンサービスが多かったように映りました」(同) 『紅白』では、視聴者から「海の声」を聞いたときの感想や歌ったときの思い出などのエピソードを募集し、その中から「海の声~みんなの海の声バージョン~」として一緒に歌う人を決めるという、いわば番組の目玉企画のひとつになっている。その『紅白』を目前に気合もひとしおのイベントだったはずだが、「浦島太郎」のオワコンぶりを自覚するハメになったようだ。

干され女優・のんを「NHKが全力後押し」!? 相次ぐ朝番組起用は『あまちゃん2』実現の予兆か

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 民放各局から“干され”状態にある女優の“のん”が21日、情報番組『あさイチ』(NHK)に生出演した。  のんは、番組に出ずっぱり。「今年中にしたいこと」を聞かれると、「ちょっと髪が重たくなってきたので(切りたい)」と素朴に答え、共演者から「すぐにできる!」とツッコまれたほか、声優として主演を務めたアニメ映画『この世界の片隅に』の名ゼリフ「あちゃ~」や、話題の絵本『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)の朗読を披露した。  また、埴輪のキャラクター「はに丸」が「週刊文春」(文藝春秋)編集部を訪れ、「ゴシップ記事を書かれた人のこと、どう思ってるの?」などの直球質問を投げかける企画を放送。同社の担当者は、「人間って面白いもので、立派な部分だけが知りたいわけじゃない」「知りたい人たちの期待に応えるのが、僕らの仕事」などとコメント。この時、のんはワイプに映るのみだったが、独立騒動時に週刊誌に追い回されていただけに、ネット上では「のんちゃんが、つらいこと思い出さなきゃいいけど」「のんちゃん、こんなの見せられて大丈夫かな……」と心配するファンが続出した。 「騒動時、『文春』は能年に同情的なスタンスを取っていたほか、改名したのんが同誌のインタビューやグラビアページに登場するなど、同誌とは友好関係を築いているようですよ」(芸能記者)  のんといえば、『この世界の片隅に』のプローションを続けてきたものの、民放はほぼスルー。一方、NHKは10月放送の報道番組『おはよう日本』で同映画を特集し、のんの単独インタビューを放送。『あまちゃん』以来、3年ぶりに“NHKの朝”に帰ってきたのんに「おかえり!」とネットが沸くと同時に、多くのファンが「NHKが、のんちゃん復活をバックアップするという宣言では?」と期待をにじませていた。 「最近は、オリジナルキャラクター『ワルイちゃん』のグッズ展開や、『LINE LIVE』の配信番組など、個人的な活動が目立つのんですが、バーニング系列であるレプロの圧力により、本業の女優活動はままならない状態。しかし、NHKにとっては、不振に陥っていた“朝ドラ”の人気を復活させた功労者ですから、『あまちゃん2』の実現とはいかないまでも、夜の連ドラ枠や、時代劇あたりに起用する可能性はありそう」(同)  レプロとの話し合いが進まず、依然として冷戦状態が続いているのん。主演女優に返り咲く日は、訪れるだろうか?

SMAP級の大物投入!? NHK『紅白歌合戦』取材日1日増で諸説飛び交い……

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 年内で解散するSMAPが出場するかどうかが、いまだに注目されているNHK『紅白歌合戦』だが、今年は、昨年と大きく変わったところがあるという。 「昨年まで、29日と30日に音合わせなどを行ってマスコミに取材させ、31日に本番を迎えるという流れだった。ところが、今年は28日もマスコミの取材日にプラスされた。ただ、当日はどんな流れになるのかいまだに伏せられているため、さまざまな臆測を呼んでいる」(芸能デスク)  注目のSMAPは26日、メンバー5人が唯一勢ぞろいする冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回を迎える。同番組でさえ、SMAPが生放送で出演する可能性は低く、『紅白』サプライズ出演はほぼあり得ない。「そこで浮上しているのが、SMAP級の大物投入の可能性。だが、なかなか具体的な名前が挙がってがってきていない」(同)。  今年の『紅白』は、制作サイドの上層部が昨年までと交代。ここ数年は『紅白』に出場するたびに、「ヒット曲がないのになぜ」と揶揄されていた和田アキ子が出場歌手から外れるなど“改革”に向けた動きがみられているだけに、取材日を1日増やしたのも何か意図があってのことだと思われるが……。 「ただ単に、制作サイドの負担を減らすために、音合わせの日を1日増やしただけなのかも。そうすれば、1組ずつに対して十分な時間が取れて、本番に向けていいパフォーマンスが期待できる。ただし、それだと、単にマスコミサイドの負担が増えるだけ」(レコード会社関係者)  20日の時点で、サプライズ歌手の出演決定などはなし。このままだと、たとえ1日取材日を増やしたところで、マスコミサイドにとってはなんのメリットもなさそうだ。

最後の頼みはタモリとマツコ! NHKのSMAP『紅白』出演への執念がスゴすぎる!?

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 NHKが12月7日に、大みそかの『紅白歌合戦』のスペシャルゲストとして、タモリとマツコ・デラックスが出演することを発表。SMAP出演に最後の執念を燃やしている。 「タモリといえば、SMAPメンバーにとって“芸能界の父”といえる存在。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の人気コーナー『ビストロスマップ』の最終回ゲストにも呼ばれています。特に草なぎ剛は、今年の正月をタモリの家で過ごすなど、その親密な関係はあまりにも有名。また、タモリは司会業の後継者としても常々、中居正広の名を口にしているとか。マツコは木村拓哉とは同級生の間柄で“キムタク派”の筆頭タレント。明らかにSMAP対策としてのゲスト起用で、NHKがメンツを懸けて仕掛けてきた印象です」(テレビ関係者)  紅白に関しては、分単位で記されたタイムスケジュール表があり、民放各局はそれをもとにタレントや視聴者層がかぶらないようにするなど、裏番組の内容にうまく反映させている。  だが今年は、そのタイムスケジュール表に謎の空白があるというのだ。 「最後の15分間に空白があり、NHKはSMAPをサプライズ出演させるために枠を空けているわけです。ここまでお膳立てしても出場しないとなれば、NHKは、とんだ赤っ恥。出演交渉につぎ込んだエネルギーがそのまま怒りに変換され、SMAPメンバーはおろか、ジャニーズ自体がNHKから追放される可能性すらあります」(スポーツ紙デスク)  今年はこれといった目玉がない、といわれる紅白。命運をタモリとマツコに託したようだ。

“朝ドラ出演枠”へ、芸能事務所の売り込み過熱!「若手女優ブレイクさせたいなら朝ドラに」

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 2013年前期『あまちゃん』以降、NHK連続テレビ小説は高視聴率が続いている。そのため、ヒロインに限らず、朝ドラに出演した若手女優はブレイクするという流れができつつある。  先頃、オリコンスタイルが「2016年ブレイク女優ランキング」を発表したが、トップ10中7人が朝ドラ出演者という極端な結果になった。  その顔ぶれを見ると、首位は『とと姉ちゃん』(16年前期)のヒロイン・高畑充希で、昨年10位から大きくジャンプアップ。全話平均視聴率では『あさが来た』(15年後期)の23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をわずかに下回ったが、22.8%という高い数字を記録した。  朝ドラ以外でも、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『怒り』『アズミ・ハルコは行方不明』と3本の映画に出演。連ドラ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)、『東京センチメンタル』(テレビ東京系)でも重要な役どころを演じ、現在上演中のミュージカル『わたしは真悟』で主演を務めている。今年の高畑は、まさに“ブレイク女優”にふさわしい活躍ぶりだった。  2位には、『あさが来た』ヒロインの波瑠。10年のキャリアがありながら、なかなか芽が出なかった波瑠だが、朝ドラで一気にブレイク。その後も、連ドラ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)に出演。また、『24時間テレビ39 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でチャリティパーソナリティを務めるなど、飛躍の年となった。  3位には昨年同様、広瀬すずがランクイン。今年は『ちはやふる』『四月は君の嘘』『怒り』と、3本の映画で好演。1月期の連ドラ『怪盗 山猫』(日本テレビ系)ではヒロインを務め、大塚食品などCMの多さでも群を抜いている。  4位は『まれ』(15年前期)ヒロインの土屋太鳳。5位はバラエティにも進出した二階堂ふみ。6位は『あまちゃん』をきっかけにブレイクし、NHK大河ドラマ『真田丸』では、主人公・真田信繁(幸村)の正室・春役を演じた松岡茉優。7位は、『まれ』で主人公・希(土屋)の同級生役を演じ、10月期の連ドラ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)で強烈なインパクトを残した清水富美加。  8位は『あさが来た』でブレイクし、4月期以降、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、『死弊-DEATH CASH-』(TBS系)、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)と3クール連続で連ドラに出演し、第9代ゼクシィCMガールに選ばれた、小劇場出身の苦労人・吉岡里帆。  9位は、興行収入200億円を超える大ヒットとなったアニメ映画『君の名は。』で主演を務め、一気に注目を集めた上白石萌音。これまで映画を中心に活動を続けてきたが、来年1月期にはTBS系の深夜ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』で連ドラ初主演に挑むことが決まっており、さらなる飛躍が期待できそう。  10位には『とと姉ちゃん』に出演した元AKB48の川栄李奈が入った。元AKBグループ勢が伸び悩む中、川栄は女優として確固たるポジションをつかんだといえそうだ。  このように、トップ10に入った面々のうち広瀬、二階堂、上白石を除く7人が朝ドラへの出演をきっかけにブレイクした。昨年のランキングでも、朝ドラ出身者でなかったのは広瀬、木村文乃(9位)の2人だけで同じような傾向だった。こうなると、ますます「若手女優がブレイクするには、朝ドラに出るのが一番」との風潮が強まりそうだ。  とはいっても、ヒロインオーディションは競争率が高すぎて難関。そうなれば、脇役でもいいから、朝ドラに潜り込めればラッキーだ。その意味で、有望な若手女優を抱える芸能事務所は、今以上に“NHK詣で”に励まざるを得ないだろう。朝ドラ出演枠をめぐり、その売り込み合戦がヒートアップすることは必至だ。 (文=田中七男)

退任決定! NHK籾井勝人会長の『紅白』SMAP推しは、純粋な“ジャニーズ愛”だった!?

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 NHK経営委員会は6日、次期会長の指名部会を開き、来年1月24日に任期満了を迎える籾井勝人会長の後任として、NHK経営委員で元三菱商事副社長の上田良一氏を選出。籾井氏は1期で退任することとなった。  籾井会長といえば、定例会見で再三にわたり、大みそかで解散するSMAPに対し、同日の『紅白歌合戦』への出場をラブコール。自らが出馬して、ジャニーズ事務所との交渉にあたる可能性についても言及していた。  そこで気になるのが、後任となる上田氏の発言。各スポーツ紙などによると、上田氏は6日に行った会見でSMAPの出場について聞かれると、「現場のスタッフが努力してくださっているところなので、コメントは差し控えたい」と話すにとどまったという。 「籾井氏のSMAPへのラブコールは、会長に再任されるための猛アピールだと思われていたが、そうでもなかったようだ。実際、任期中、現場の状況を知るにつれ、発言がどんどん“現場寄り”になっていった。そのため、目玉のない紅白を少しでも盛り上げようと、本気で自ら出馬する意向だったが、ジャニーズ事務所にとってはありがた迷惑だったようで、まったく交渉は進んでいない。“現場寄り”になった籾井会長は官邸がコントロールしにくくなったため見放され、結局、任期で退任することになってしまった」(NHK関係者)  籾井氏は同委員会の投票では候補には挙がったものの、最後の決選投票には残ることができず、退任が決定。会見では冗舌でリップサービスを連発していたが、報道陣から退任についての感想を求められると、やや気色ばんだ様子を見せたという。 「さぞかし無念だったのだろう。そもそも、籾井氏がSMAPにこだわったのは、かなり“ジャニーズ愛”が深いから。昨年の紅白の打ち上げなどで、ジャニーズ事務所のタレントたちはしっかり籾井氏にあいさつをしていたことなどから、側近に対して『彼らはちゃんとしている。ほかの事務所とは違う』と、うれしそうに話していたという。紅白の打ち上げでは泥酔した細川たかしから一気飲みを強要されたりしたこともあるだけに、ジャニーズタレントたちの礼儀正しさにほれ込んでしまったようだ」(別のNHK関係者)  籾井氏の再任が決まれば、SMAP出場に向けての“追い風”になったはずだが……。

SMAPとタモリの“ラスト共演”は「フジか、NHKか?」 “キムタク以外”独立後も関係が続くワケ

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 26日に最終回を迎えるバラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のメインコーナー「ビストロSMAP」の“最後のゲスト”が、メンバーと親交の深いタモリであることがわかった。  この収録は8日に行われ、19日か26日に放送予定。タモリとメンバーが昔話を花を咲かせたほか、タモリから「お疲れ様」とSMAPに声をかける一幕も。関係者によれば、「タモリさんの存在が、いつものギスギスしたスタジオの雰囲気を和らげ、メンバーもにこやかだった」という。 「最後のゲストに森且行を熱望するファンも多かったが、メンバーが慕うタモリであれば、ファンも納得。無難なところに落ち着いた印象です。ちなみに、最終回は約5時間という大型特番にもかかわらず、SMAPの生出演はなし。1日に収録された『世界に一つだけの花』の歌唱シーンはあるものの、多くがただの総集編になりそう」(芸能記者)  なお、タモリが「ビストロSMAP」に出演するのは、「和食」をオーダーした2014年3月の放送以来。タモリが初“来店”した06年4月の放送では、中居正広が冒頭で「僕もそうですし、ほかのメンバーもそうだと思いますけども、やっと夢が実現したような1日になるんではないかと思います」と、タモリの出演を「夢」と表現していた。 「『NHK紅白歌合戦』は7日、タモリがスペシャルゲストとして出演することを発表。一部ファンは、これがSMAPが『紅白』に出演する呼び水になるのではないかと期待している。中でも、中居や草なぎ剛は、タモリとプライベートでも親交が深く、可能性はゼロとは言い切れない。また、SMAPは木村以外の4人の独立がささやかれているが、新事務所は、タモリが所属する田辺エージェンシーのトップがバックアップするとも。来年以降も、タモリとメンバーの深い付き合いは続きそう」(同)  15分の企画枠をぽっかりと空け、SMAPの出演を諦めきれない『紅白』。SMAPとタモリのラスト共演はフジとNHK、どちらになるのだろうか?

マニアックすぎ!! ネタの「狭さ」で勝負をかけるNHK『球辞苑』とフジ『スポーツの神様たち』

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NHK-BS『球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~』
 年末年始はスポーツ系特番も花盛り。12月5日放送のテレビ朝日系『中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!』を皮切りに、ここから怒濤のようにアスリートを「ネタ」にした特番でにぎわうはずだ。  プロ野球やJリーグが束の間のオフシーズンを迎える今、アスリートの素顔に迫るコンテンツは、それはそれで価値がある。ただ、年末特番という性質上、ターゲットを広く構える必要があるため、どうしたって薄くてぬるくて物足りない企画に陥りがちだ。  冒頭で挙げた『中居正広のスポーツ!』にしても、その内容に「スクープ」と呼べるようなネタは(当たり前だが)なく、むしろ、TBSの『プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達』と『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』の二番煎じ的な話題も多かった。個々のキャラクターでの面白さや発見はあっても、見終わった後に何か心に残るものはほとんどない。  そんな低温調理が並ぶスポーツ特番をあざ笑うかのように、レギュラー番組で圧倒的な熱量を誇るスポーツ番組がある。NHK-BS『球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~』(毎週土曜23時~)だ。  究極の野球辞典「球辞苑」の編さんを目的に、野球界で話題となったキーワードを、選手・研究者のVTR証言を基にスタジオトークで研究していく、というこの番組。2014年から不定期な特番として回を重ね、今年7月、第6回衛星放送協会オリジナル番組アワードで「情報番組・教養番組部門」の最優秀賞を獲得。この受賞が決め手となったのか、11月から満を持してのレギュラー昇格を果たしたのだ。野球ファンが今、最も見るべき番組が、この『球辞苑』だと思う。  ランチビュッフェのように、企画もタレントもとにかく数を並べようとする多くのスポーツ特番と違い、『球辞苑』の魅力は「一品」勝負であること。そしてその「一品」が、本来であればメニューの裏面に小さく載っているようなキーワードばかりなのがたまらない。  たとえば、レギュラー放送1回目のテーマが「クイックモーション」。MC(球辞苑編集長)のチュートリアル・徳井義実をして、「第1回にして、くっそ地味でしょ!」が第一声だった。ちなみに、先週放送の第3回テーマ「インハイ」では、「また狭いですねぇ……球種でもなく、コースに絞ってお送りするという」が第一声。自ら重箱の隅をつついていくようなこの「狭さ」こそが、『球辞苑』の肝だ。狭い分、とにかく深く深く掘り下げていく。  野球という競技は、プレーや試合の価値を「技術」「データ」「歴史」「キャラクター性」など、さまざまな側面から語り合えるのが魅力のひとつだ。そこで『球辞苑』では、「技術」については解説者と現役選手が、「データ」についてはアナリストが、「歴史」は野球ライターが、「キャラクター」は徳井とリポーターのナイツ・塙宣之が……といった具合にうまく役割分担がなされていて、にぎやかしの女性タレントなどひとりもいないが、見ていて飽きることがない。  そして、取材VTRがまた見どころばかりで、名言もよく飛び出す。稀代の名捕手・野村克也が語った「クイックモーション開発秘話」は、さながら同局の『プロジェクトX~挑戦者たち~』のようだったし、世界の盗塁王・福本豊がいたからこそクイックモーションは生まれた、として語った「ライバルこそが最大の功労者」は、さすがの野村節だ。  今後の放送予定はというと、明日12月10日が「外野手の補殺」。以降、「リード(離塁)」「ホームランキャッチ」「ファウル」「球持ち」……と渋すぎるラインナップが続く。このままブレずに続いてほしい。  この『球辞苑』同様、「狭さ」勝負を挑んでいるのがフジテレビ系『村上信五とスポーツの神様たち』だ。この秋から新企画「○○だけで30分」がスタート。「他のスポーツ番組ではぜったいに扱わないネタだけで構成。果たしてこれで30分持つのか!?」というコンセプトで、ここまで「ヒーローインタビュー」「胴上げ」「ユニフォーム」「ロッテファン」の4回を放送。ひな壇のタレントの数も少しずつ減らし、洗練度も増してきている。 『球辞苑』がどちらかといえば、データと理論、VTRが中心とすれば、『スポーツの神様たち』はパッションとエピソード重視。「ロッテファン」の回では、熱狂的ロッテファンとして知られるリットン調査団・藤原光博がプレゼンター。地上波は4年ぶりの出演だったというが、タレントありきではなく、企画ありきだからこその人選は好感が持てた。  にぎやかしばかりの特番が続いて、食傷気味になりそうな年末年始。コツコツと地道な企画を積み重ねるレギュラー番組たちの狭くて深い魅力も、ぜひとも味わってもらいたい。 (文=オグマナオト) ◆「熱血!スポーツ野郎」過去記事はこちらから◆