身内からも非難噴出! 資料紛失の『マツコの知らない世界』隠ぺい体質が招いた“対応の遅れ”

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 TBSのバラエティ番組『マツコの知らない世界』が、番組出演者から預かった資料を紛失したことを明かし、情報提供を呼びかける異例の発表を行った。  この紛失については4月、当サイトで筆者が伝えたのだが(参照記事)、資料がなくなったのは昨年のことで、あまりに遅い対応という印象は拭えない。今になって情報提供を呼び掛けた理由を探った。  紛失したのは、昨年10月18日放送の「号外」についての特集で、新聞の号外を収集するコレクターから預かっていた明治、昭和初期の資料8点。ハワイ奇襲などを報じた戦時中を含む、貴重なものだった。番組側は「貴重な資料の一部を、番組の不注意で紛失してしまいました」とホームページに掲載、メールで情報提供を呼びかけている。  筆者がこれよりずっと前に紛失を伝えたのは、番組関係者から「コレクターから預かった大事なコレクションの一部をスタッフが紛失してしまった」という話を聞いたからだ。関係者は当時「こんなことは前代未聞」と驚いていたが、さらに「関係者間ではこの話はかん口令が敷かれ、その後にどうなったのかわからないまま。見つかったのかどうかも知らされていないんですよ。だから、中には『もしかすると、スタッフが高値で売りさばけると思って盗んだのでは?』なんて言う人もいたほど」とも語っていた。  当時は紛失したものが何かは「ゲストが誰かわかってしまうので、さすがに言えない」と伏せていたが、それがこの「号外」だったのである。  この紛失騒ぎを先に教えてくれた関係者に話を再び聞くと「情報提供を呼びかけるなら、もっと早くやるべきだったと個人的には思う」と話した。 「紛失がわかったときにすぐ対処すれば、また違ったかもしれないのに、こんなに時間が経過してから情報提供を呼びかけるのはおかしいですよね。結局、番組の責任者は、この失態をできるだけ外に漏らしたくなかったのでは? コレクターさんとの和解交渉もあったんでしょうけど、それにしても一番の目的が資料を見つけることではなく、不祥事を収めることになっていたから遅くなったとしか思えないですよ」(同)  4月に記事を掲載後、別の関係者から「ADが間違って捨ててしまったらしい」という不確定なウワサも聞いたが、本件については口を閉ざす関係者が多いこともあって、それが事実かどうかはわからずじまいだった。  前出関係者は「万が一、ADが捨てたなんてことが事実であっても、それをそのままコレクターさんに伝えない気がしますね。失態をできるだけ小さく収めるには、まだ見つかる可能性を残しておいたほうがいいでしょうし」と話す。  こうして番組が身内からも手痛い糾弾を受けるのは、同番組にトラブルが続発していることとも関係ありそうだ。  番組では昨年、虚偽の内容を放送されたとする男性が名誉毀損の裁判を起こし、4月に和解したが(参照記事)、これもスタッフの失態ともいえるものだった。  出演者のマツコも過去、番組スタッフの質の低さを嘆いたこともあったほどで、そんな調子だから今回の紛失騒ぎにおいても「スタッフが高値で売りさばいた」「ADが捨てた」などという諸説が飛び交ってしまうのではないだろうか。  前出関係者は「この件で、今後はコレクターが貴重品を番組に預けるのを怖がると思います」と話すが、きちんと再発防止に取り組んでほしいものだ。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER)

出演女優がイジメ告白も……呪われた作品? TBS『天までとどけ』が黒歴史の“アノ人気俳優”とは

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撮影=後藤秀二
 2009年に女優を引退した若林志穂が、彼女の代表作となる『天までとどけ』(TBS系)で、スタッフや他の出演者にイジメられていたことを告白したインタビューが「週刊女性」(主婦と生活社)に掲載され、話題となっている。1999年のシリーズ終了後には、三男・公平役の俳優が突然亡くなる悲劇もあった同作だが、もうひとつ、知る人ぞ知る逸話がある。  13人きょうだいの丸山家を描いた『天までとどけ』は、昼ドラマながら20%近くの視聴率を稼ぐなど大ヒットし、1991年から99年まで全8シリーズが放送された。  13人+両親が織り成すドタバタを描いた、ほのぼのとしたストーリーだけに、若林の告白はショッキングだったが、同作への出演を本当に“黒歴史”にしているのが、大物俳優の竹内力だ。ドラマウォッチャーが語る。 「竹内はパート1に正木先生役で出演しており、ストーリーの鍵を握る重要な役を演じています。正木先生は若林演じる待子の担任ですが、ストーリーは『待子が正木先生に告白し、卒業を待って2人が結婚する』というもの。これを聞いた父親(綿引勝彦)は激怒しますが、めでたく結婚するところでパート1は終わります」  その後、『天までとどけ』は8作も続いたのだから、竹内もなんらかの形で出演していそうなもの。ところが竹内は2作目以降、まったく出演していない。 「正木先生と待子は、『結婚後、アフリカに行く』という設定になっていたのですが、パート2で、いきなり『アフリカで事故に遭って死んだ』というストーリーになり、待子はあっという間に未亡人になってしまいます。パート2が放送されたのが92年で、竹内の代表作となる『ミナミの帝王』シリーズが始まったのが92年。竹内演じる正木先生は、さわやかな教師という設定だったので、『ミナミの帝王』とイメージが180度異なるということで、急遽亡くなるストーリーになったんでしょう。竹内は、武田鉄矢&浅野温子で大ヒットした『101回目のプロポーズ』(91年)にもイケメンバイオリニスト役で出演するなど、さわやかな役が多い俳優だったのですが、90年代前半でVシネの“コワモテ路線”に活路を見いだしたんです」(同)  そのコワモテ路線で大成功を収めたのだから、この選択は大正解。ただ、作中の話とはいえ、“元嫁”の若林の告白を、竹内はどう受け止めたのだろうか?

出演女優がイジメ告白も……呪われた作品? TBS『天までとどけ』が黒歴史の“アノ人気俳優”とは

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撮影=後藤秀二
 2009年に女優を引退した若林志穂が、彼女の代表作となる『天までとどけ』(TBS系)で、スタッフや他の出演者にイジメられていたことを告白したインタビューが「週刊女性」(主婦と生活社)に掲載され、話題となっている。1999年のシリーズ終了後には、三男・公平役の俳優が突然亡くなる悲劇もあった同作だが、もうひとつ、知る人ぞ知る逸話がある。  13人きょうだいの丸山家を描いた『天までとどけ』は、昼ドラマながら20%近くの視聴率を稼ぐなど大ヒットし、1991年から99年まで全8シリーズが放送された。  13人+両親が織り成すドタバタを描いた、ほのぼのとしたストーリーだけに、若林の告白はショッキングだったが、同作への出演を本当に“黒歴史”にしているのが、大物俳優の竹内力だ。ドラマウォッチャーが語る。 「竹内はパート1に正木先生役で出演しており、ストーリーの鍵を握る重要な役を演じています。正木先生は若林演じる待子の担任ですが、ストーリーは『待子が正木先生に告白し、卒業を待って2人が結婚する』というもの。これを聞いた父親(綿引勝彦)は激怒しますが、めでたく結婚するところでパート1は終わります」  その後、『天までとどけ』は8作も続いたのだから、竹内もなんらかの形で出演していそうなもの。ところが竹内は2作目以降、まったく出演していない。 「正木先生と待子は、『結婚後、アフリカに行く』という設定になっていたのですが、パート2で、いきなり『アフリカで事故に遭って死んだ』というストーリーになり、待子はあっという間に未亡人になってしまいます。パート2が放送されたのが92年で、竹内の代表作となる『ミナミの帝王』シリーズが始まったのが92年。竹内演じる正木先生は、さわやかな教師という設定だったので、『ミナミの帝王』とイメージが180度異なるということで、急遽亡くなるストーリーになったんでしょう。竹内は、武田鉄矢&浅野温子で大ヒットした『101回目のプロポーズ』(91年)にもイケメンバイオリニスト役で出演するなど、さわやかな役が多い俳優だったのですが、90年代前半でVシネの“コワモテ路線”に活路を見いだしたんです」(同)  そのコワモテ路線で大成功を収めたのだから、この選択は大正解。ただ、作中の話とはいえ、“元嫁”の若林の告白を、竹内はどう受け止めたのだろうか?

「誘拐して海に捨てる」脅迫状で逮捕も……女子アナたちの“ストーカー被害”深刻な現実

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 TBSの女子アナに対し、「誘拐して海に捨てる」などと脅迫する手紙を送るなどした疑いで無職の男が警視庁に逮捕されたが、当の女子アナが誰なのかは局内でも「極秘中の極秘事項」となっているという。 「上の人の話だと、被害者の女子アナ当人にも知らされていないそうですよ。それはそうですよね、自分に脅迫文が届いていたなんてことを知ったら、仕事になりませんから。番組プロデューサークラスでも大半は知らないようで、情報が漏れないように徹底的に配慮されていますよ」(TBSバラエティ番組ディレクター)  事件は4月中旬、TBSの20代女子アナを「誘拐してコンクリート詰めにして海に捨てます」「港区内のホテルに来い 来ないと暴行する」などと書かれた手紙が局に送りつけられ、局側が警察に相談。捜査の結果、切手に付着していた唾液のDNA型から住所不定無職の池田久幸容疑者(66)が浮上し、威力業務妨害容疑で逮捕に至った。 「驚いたのは、この男が常習犯だったこと。5月にも名古屋の局に似た手紙を送って逮捕されていたというんですから。おそらくは他にも余罪があるでしょうね。もし警察が手紙の筆跡などを各局に通知したら『うちにも来ていた』ってことになるのでは」(同)  こう話すディレクターによると、この容疑者とは関係ないところでも、過去に番組宛にも脅迫めいた手紙が送られてきたことはあったが、必ずしも警察に届け出てはいなかったという。 「よくある怪文書みたいな扱いで、その場で捨ててしまうこともあるんですよ。でも、犯行予告だったら怖いので、本来はすべて警察に届け出るべきだったかもしれません」(同)  確かに逮捕された容疑者は調べに対し、「書いたことを実際にやろうと思った」と供述したとされる。もし放置されていたら、女子アナに直接、危害を加える可能性もあったのだ。その犯行動機は「女子アナに会いたかった」というものだったそうで、あまりに身勝手な話だが「女子アナには過剰な思い入れを持つ者が多い」と別のテレビ関係者が明かす。 「女子アナは才色兼備というイメージがありますし、毎日の情報番組に出演していれば共に過ごしている錯覚に陥り一方的に親近感を持つこともあって、同じニュース番組を見る習慣と女性に清潔感、高潔感を求める傾向から、ストーカー化する人はわりと年配の男性が多いです。ただ実際の女子アナは、みんながみんな番組上で見せるようなキャラじゃなくて、自分大好きなプライド高い子もたくさんいるので、画面を通して見ているうちが華、なんですけどね」(同)  実のところ、女子アナへのストーカー被害の話は日常的に耳にする。ある局では、不審な待ち伏せに遭った女子アナに対して、局が送迎車を用意するなどして内々で対処したが、これを一部メディアが事情を知らず「人気タレントばりの待遇」と批判的に書いたこともあった。  別の女子アナは数年前、自宅マンションの集合ポストから郵便物が抜かれ、監視カメラにより犯人が同じマンションに引っ越してきた熱狂的ファンだと判明、すぐに転居したこともあった。ここまでくるとあまりに深刻な問題になるだけに、局側がかん口令を敷くのも無理からぬところだ。  元フジテレビの内田恭子アナは出演番組で、過去に、記者を装ってスタジオに潜入した男性に腕をつかまれ、連れ去られそうになった騒動があったことを明かしたが、こうした事件を機に各局の出入りチェックが厳しくなったというのも事実だ。 「ストーカー被害に遭ってない女子アナはいないんじゃないかというほど多い。女子アナをアイドル的に売り出す傾向も、そこに拍車をかけている気がする」と前出ディレクターは話している。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER)

「このハゲーーー!」豊田真由子衆院議員、女子大生時代『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』でジュリアナダンスの過去

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とよた真由子 オフィシャルブログより
 男性秘書に対する暴行と暴言が「週刊新潮」(新潮社)に報じられ、世間を騒がせている豊田真由子衆議院議員の意外な過去が明らかとなった。1993年の『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』(TBS系)へのテレビ番組出演である。 「『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』は、番組名を変えながらも1992年10月から96年9月までの4年間にわたって続いた人気番組です。毎回スタジオにテーマごとに50人の出演者を招いてアンケートを取り、本音に迫るものです。ボディビルダー、霊能者、AV女優など風変わりな出演者をそろえることで知られました。豊田議員は『東大女子50人』の回に出演しています。肩書は文科1類の1年生ですから、現役入学の豊田議員は18歳だったことになりますね」(放送作家) 『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』は放送時間が木曜19時のゴールデンタイムでありながら、毎回きわどい内容に踏み込んでいた。東大女子の回でも「男性経験がある」「アダルトビデオに出演してもよい」「篠山紀信にならヘアヌードを撮られてもよい」といった質問が並ぶ。豊田議員は、番組の最後に発表されたセクシー度チェック心理テストで、91点の第1位を獲得している。 「1豊田議員は、パリッとしたオレンジのスーツに、髪形はソバージュと、バブリーな姿が印象的ですね。その後、心理テストで1位から3位となった女性が“お立ち台”の上でジュリアナダンスを踊り、笑福亭笑瓶をいかに悩殺できるかを競うゲームにチャレンジ。豊田議員はかなり恥ずかしがっており、ダンスが終わると逃げるように走り去る姿が映されています」(同)  確かに番組を見る限り、見た目はイケイケでもシャイな一面をのぞかせる普通の女子大生といった印象を受ける。これが彼女の本質なのか、あるいはすでにこのころから“猫をかぶって”いたのか――。「週刊新潮」では「表裏の激しい人物」と報じられているだけに、あらゆる意味で興味深い映像ではあろう。 (文=平田宏利)

『フランケンシュタインの恋』爆死の綾野剛 『コウノドリ』続編決定で“評価暴落”の危機回避なるか

『フラ恋』爆死の綾野剛 評価暴落の危機回避となった『コウノドリ』続編の決定の画像1
 2015年10月期に放送された綾野剛主演ドラマ『コウノドリ』(TBS系)の続編が、今年10月期に放送されることがわかった。  同ドラマは、冷静な判断力と患者に寄り添うことをポリシーとする産婦人科医、天才ピアニストという2つの顔を持つ鴻鳥サクラ(綾野)が主人公。「生まれてきたことの意味」「命を授かる奇跡」をテーマに、生まれてくる赤ちゃんとその家族の出産後の未来、それに取り組む医療者たちの「未来」を見据えたエピソードを描いた作品だ。  シーズン2は前作から2年後の設定で、綾野以下、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋、浅野和之、江口のりこらのメンバーが再集結する。綾野はかなり早い段階で続編オファーを受けており、満を持して撮影に臨むことになる。  綾野は、14年10月期の『すべてがFになる』(フジテレビ系)で、武井咲とのW主演の形で、連ドラ(ローカル局は除く)初主演したが、視聴率は平均8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗。だが、連ドラ単独初主演となった『コウノドリ』は平均11.5%の高視聴率をマークし、汚名返上を果たした。  しかし、今期主演した『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)は初回こそ11.2%を記録して2ケタに乗せたが、第2話で7.3%と急降下。その後は、6~8%台をウロウロする状況で、完全な爆死となった。 「テレビ業界では、綾野が数字を持っている俳優なのかどうか疑問符がついていて、どの局も連ドラの主演に据えることには慎重になっていたようです。案の定、『フラ恋』は惨敗を喫し、『やっぱり綾野では数字は取れない』『脇役向きでは?』との声が出ていました。そんな中『コウノドリ』の続編が決まり、悪評を覆すチャンスが早々に到来したといえそうです」(テレビ誌関係者)  果たして綾野は、『フラ恋』で暴落しかけた評価を払拭することができるだろうか? (文=田中七男)

『フランケンシュタインの恋』爆死の綾野剛 『コウノドリ』続編決定で“評価暴落”の危機回避なるか

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 2015年10月期に放送された綾野剛主演ドラマ『コウノドリ』(TBS系)の続編が、今年10月期に放送されることがわかった。  同ドラマは、冷静な判断力と患者に寄り添うことをポリシーとする産婦人科医、天才ピアニストという2つの顔を持つ鴻鳥サクラ(綾野)が主人公。「生まれてきたことの意味」「命を授かる奇跡」をテーマに、生まれてくる赤ちゃんとその家族の出産後の未来、それに取り組む医療者たちの「未来」を見据えたエピソードを描いた作品だ。  シーズン2は前作から2年後の設定で、綾野以下、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋、浅野和之、江口のりこらのメンバーが再集結する。綾野はかなり早い段階で続編オファーを受けており、満を持して撮影に臨むことになる。  綾野は、14年10月期の『すべてがFになる』(フジテレビ系)で、武井咲とのW主演の形で、連ドラ(ローカル局は除く)初主演したが、視聴率は平均8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗。だが、連ドラ単独初主演となった『コウノドリ』は平均11.5%の高視聴率をマークし、汚名返上を果たした。  しかし、今期主演した『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)は初回こそ11.2%を記録して2ケタに乗せたが、第2話で7.3%と急降下。その後は、6~8%台をウロウロする状況で、完全な爆死となった。 「テレビ業界では、綾野が数字を持っている俳優なのかどうか疑問符がついていて、どの局も連ドラの主演に据えることには慎重になっていたようです。案の定、『フラ恋』は惨敗を喫し、『やっぱり綾野では数字は取れない』『脇役向きでは?』との声が出ていました。そんな中『コウノドリ』の続編が決まり、悪評を覆すチャンスが早々に到来したといえそうです」(テレビ誌関係者)  果たして綾野は、『フラ恋』で暴落しかけた評価を払拭することができるだろうか? (文=田中七男)

香川照之の大号泣にどっちらけ! 続編制作なら『半沢直樹』を! ドラマ『小さな巨人』最終回レビュー

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TBS系『小さな巨人』番組サイトより
 長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)がついに最終回を迎えました。その視聴率はなんと16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、これまで最高だった第5話の13.9%を大きく上回り、有終の美を飾りました。  次期・捜査一課長と期待されたものの、警察組織の見えざる力によって所轄に左遷させられてしまった香坂真一郎(長谷川博己)の奮闘するさまを描いてきた同ドラマ。ラストは、17年前から連綿と続く学校法人早明学園と政治家、警察組織の癒着関係、およびその裏に隠された殺人事件を暴くことがテーマになっています。  前回、早明学園の裏帳簿、つまり学園と癒着関係にある者たちの名前が記された帳簿に、かつて捜査一課で働いていた父・敦史(木場勝己)の名前を見つけたことにショックを受け、腰を抜かして驚いた香坂。長谷川博己のあまりに下手糞な演技に視聴者が度肝を抜かれたのですが、その話は脇に置いて話を進めたいと思います。  父親の辞表内容やこれまでの捜査結果から香坂は、以下のような真相を知ることになります。17年前、早明学園と現・内閣官房副長官の山田勲(高橋英樹)との癒着関係に気付いた山田の専属運転手・松山が、早明学園の裏帳簿を警察に渡すと金崎に訴えます。それを恐れた金崎が松山を崖から突き落として殺害。しかし、崖から落ちる直前に松山は裏帳簿の1ページ目を破りとり、その切れ端に金崎の血液が付着してしまったのです。  金崎が殺人罪で捕まれば、山田をはじめとした政治家や警察組織の闇も暴かれてしまう。それを阻止するために、松山の死は自殺ということで処理されました。この隠蔽の秘密を共有したことで、学園と警察組織とのつながりはより強固になったというわけです。  警察組織の汚いやり方に香坂は怒りを覚えるのと同時に、疑問を抱きます。金崎の血液が付着した裏帳簿の切れ端を、捜査一課長の小野田義信(香川照之)はなぜ今も金庫の中に大事に保管しているのかということを。そこに何かを感じ取った香坂は、正義感を盾に小野田に食らいつきます。17年前の真相を暴くため、その証拠となる裏帳簿の切れ端を渡してほしいと頼みます。それに対して小野田は「青臭い正義」と罵倒し、感情的になった結果、「殺人の証拠を捨てろと言われた」と、つい口を滑らせ隠蔽工作を認める発言をしてしまいます。そこで香坂は隠し持っていたICレコーダーを取りだし、それをダシにして捜査に協力するように脅します。  観念した小野田は、警察組織をスキャンダルから守るために殺人事件を隠蔽せざるを得なかった捜査一課長としての立場と、それを許すまじと考える正義感との間で揺れ、苦しみ続けてきたことを涙ながらに吐露します。  小野田の協力を得た香坂は金崎を任意同行するのですが、金崎は自供せず。山田も議員職を休んで雲隠れと、結局、17年前の真相はウヤムヤに。そして、所轄署長への人事異動を自ら願い出た小野田の代わりに、香坂山田が捜査一課に戻ったところでドラマは終了となりました。が、これで納得した視聴者ってどれぐらいいるのでしょうか?  悪人だと思っていた人物が、実はそうではなかった。ありがちなオチではありますが、脚本や演出が巧妙であれば大団円が期待できます。つまり、その人物が悪人にならざるを得なかった理由や、悪人に思えたのはこちらの勘違いだったのだと思わせるような巧みなストーリー構成や人物描写ができていれば、大きな効果を発揮したと思うのです。  しかし、それを小野田に当てはめるのは無理があると感じました。これまで香坂の捜査を妨害し続けてきただけに、最後の最後に“悩める捜査一課長”に変身しただけでなく、ドン引きするほどに大号泣をされても感情移入できません。しかも、17年前の事件は何も解決されないまま、香坂が捜査一課に戻り、再び出世コースに乗って終わりというのは、あまりに早急で強引な幕引きだと思いました。  ラストだけでなく、『豊洲署編』に突入してから、なんだかストーリーがごちゃごちゃになってしまった印象なんですよね。森友、加計学園問題が世間を賑わせていたため、強引にストーリーに絡ませようとしたのではないかと疑ってしまいます。ストーリーの整合性よりも話題性重視で、時事ネタを盛り込む方向へと強引に舵を切った結果、伏線投げっぱなしの駆け足ゴールになってしまったのではないでしょうか。  ただ、幸か不幸か最終回の視聴率が良かったため、これに味を占めて続編が制作されるのではないかという気がしないではないのですが、どうなんでしょう。放送枠が同じで共通のスタッフやキャストが多いことから“警察版・半沢直樹”と呼ばれていた今回のドラマ。その“本家”最終回の視聴率42.2%には遠く及ばなかっただけに、もし続編が制作されるならば『半沢直樹』の方をお願いしたいです。 (文=大羽鴨乃)

視聴率爆上げ! TBS系『あなたのことはそれほど』波瑠の“運命の人”は柴犬だった

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TBS系『あなたのことはそれほど』番組サイトより
 “ゲス不倫劇”『あなたのことはそれほど』(TBS系)。20日放送の最終回の視聴率は、14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。過去最高の視聴率を叩き出し、有終の美となりました。  さて、前回で関係を清算した、渡辺美都(波瑠)と夫の涼太(東出昌大)。同じく美都の不倫相手の有島光軌(鈴木伸之)と、その妻の麗華(仲里依紗)。最終回は、2つの壊れた夫婦の関係修復がメインになっていきます。  引き続き、美都はボロアパートで独身生活を謳歌。涼太との離婚の決定的なポイントだった“妊娠”は、光軌との子どもでもなく、ただの美都の思い違いでした。光軌を振り返らせるための“妊娠”は、意味のないものとなり、涼太とも光軌とも関係が切れてしまった美都。  一方の有島夫妻は、どうでしょうか。子どもを連れて、所沢の実家に帰ってしまった麗華と光軌の仲は、最悪で、休日返上で会いに行くも門前払いされ、敷居を跨ぐことさえも許されません。光軌は、麗華の心が離れたことを痛感し、毎日朝夕3時間かけて子どもの顔を見るために都内から所沢まで通うのでした。目の下にクマができ、消耗していく光軌を見ても麗華の怒りは収まりません。  麗華が許せなかったのは、マンションの隣人・横川皆美(中川翔子)が撒いたビラの件でした。光軌の不倫で、窮屈な思いをしなくてはならなくなったことが、引っかかっていたようです。自分のしたことを深く反省した横川の告白によって、光軌は麗華の置かれた状況を知り、謝罪したことで有島夫妻は元の鞘に収まりました。  ここで、事件が起こります。涼太の自殺疑惑です。涼太の同僚・小田原真吾(山崎育三郎)も「一週間(職場を)休んでる」と、美都に相談。前回、涼太を愛していると告白した小田原だからこそ「俺じゃダメなんだ、涼太をお願いしますね」という台詞に重みがあります。罪の意識から美都は、涼太を捜し出します。  結局、涼太は自殺しておらず、涼太の待っていた丘で2人は夫婦として最後の会話をするのでした。「ここに来たのも、自分の罪意識からであって、結局自分がかわいいのだ」といったことを涼太は口にし、美都は「ごめんね」としか言えません。最後は、涼太が「みっちゃん(美都)のことは、それほど」と言い、涼太の心をつなぎ留めていた結婚指輪を投げ捨て、夫婦生活は終わります。互いに振り返ることなくその場を去るのでした。  有島夫妻は、以前よりも親密な関係となり、渡辺夫妻は離婚することに。同じ“ゲス不倫”がもたらした両極端な結果ですが、どちらも晴れ晴れとした気持ちでその後を歩んでいく模様。  同ドラマでたびたび話題になる「一番好きな人」というワード。久しぶりに恋人ができた美都の親友・飯田香子(大政絢)が、美都の「歴代一位の彼氏?」との問いかけに、こんなことを言います。 「それを比べてもしょうがなくない? あのころ好きだったのは、あのころの自分が好きだった人。冷凍保存でもしておかないと、今は自分も相手も変わってる。あのころ好きだった人は、もうこの世にはいない」。初恋の残り香に夢中だった美都にとって、この言葉は大きな衝撃だったのでしょう。不倫がいい意味でも悪い意味でも注目される昨今、テレビの前でうんうんと頷いた人もいるはず。  美都の同僚・森瑠美(黒川智花)の台詞(記事参照)もそうでしたが、泥沼の不倫劇を見た後だからか、こういったごくごく普通のことが、まるで啓示のように聞こえてしまいます。  それにしても、ドラマ冒頭から“気持ち悪い夫”として描かれていた東出昌大演じる涼太。一途すぎて気持ち悪いという描かれ方が、最後に深い愛として逆転する演出を期待していたんですが、美都の痛いところを容赦なくズバズバ指摘する、モノホンのサイコパスっぷりで最後は終わりました。一方の不倫に陥った光軌の方が“いいパパ”に収まっているのは筆者としては、ちょっと納得いかないかも。  ともあれ、こんな泥沼を経験しても“運命の出会い”を待ちわびる、残念な独女に成り下がった美都が、ラストのシーンで運命の出会いをしたのが柴犬というのが痛快。涼太の口癖の「お天道様は見てる」よろしく、バチが当たりな美都は人との恋愛はのぞめないのかも。まあ、それでもいいのか、それが“運命の出会い”なら。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

視聴率爆上げ! TBS系『あなたのことはそれほど』波瑠の“運命の人”は柴犬だった

視聴率爆上げ! TBS系『あなたのことはそれほど』波瑠の運命の人は柴犬だったの画像1
TBS系『あなたのことはそれほど』番組サイトより
 “ゲス不倫劇”『あなたのことはそれほど』(TBS系)。20日放送の最終回の視聴率は、14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。過去最高の視聴率を叩き出し、有終の美となりました。  さて、前回で関係を清算した、渡辺美都(波瑠)と夫の涼太(東出昌大)。同じく美都の不倫相手の有島光軌(鈴木伸之)と、その妻の麗華(仲里依紗)。最終回は、2つの壊れた夫婦の関係修復がメインになっていきます。  引き続き、美都はボロアパートで独身生活を謳歌。涼太との離婚の決定的なポイントだった“妊娠”は、光軌との子どもでもなく、ただの美都の思い違いでした。光軌を振り返らせるための“妊娠”は、意味のないものとなり、涼太とも光軌とも関係が切れてしまった美都。  一方の有島夫妻は、どうでしょうか。子どもを連れて、群馬の実家に帰ってしまった麗華と光軌の仲は、最悪で、休日返上で会いに行くも門前払いされ、敷居を跨ぐことさえも許されません。光軌は、麗華の心が離れたことを痛感し、毎日朝夕3時間かけて子どもの顔を見るために都内から群馬まで通うのでした。目の下にクマができ、消耗していく光軌を見ても麗華の怒りは収まりません。  麗華が許せなかったのは、マンションの隣人・横川皆美(中川翔子)が撒いたビラの件でした。光軌の不倫で、窮屈な思いをしなくてはならなくなったことが、引っかかっていたようです。自分のしたことを深く反省した横川の告白によって、光軌は麗華の置かれた状況を知り、謝罪したことで有島夫妻は元の鞘に収まりました。  ここで、事件が起こります。涼太の自殺疑惑です。涼太の同僚・小田原真吾(山崎育三郎)も「一週間(職場を)休んでる」と、美都に相談。前回、涼太を愛していると告白した小田原だからこそ「俺じゃダメなんだ、涼太をお願いしますね」という台詞に重みがあります。罪の意識から美都は、涼太を捜し出します。  結局、涼太は自殺しておらず、涼太の待っていた丘で2人は夫婦として最後の会話をするのでした。「ここに来たのも、自分の罪意識からであって、結局自分がかわいいのだ」といったことを涼太は口にし、美都は「ごめんね」としか言えません。最後は、涼太が「みっちゃん(美都)のことは、それほど」と言い、涼太の心をつなぎ留めていた結婚指輪を投げ捨て、夫婦生活は終わります。互いに振り返ることなくその場を去るのでした。  有島夫妻は、以前よりも親密な関係となり、渡辺夫妻は離婚することに。同じ“ゲス不倫”がもたらした両極端な結果ですが、どちらも晴れ晴れとした気持ちでその後を歩んでいく模様。  同ドラマでたびたび話題になる「一番好きな人」というワード。久しぶりに恋人ができた美都の親友・飯田香子(大政絢)が、美都の「歴代一位の彼氏?」との問いかけに、こんなことを言います。 「それを比べてもしょうがなくない? あのころ好きだったのは、あのころの自分が好きだった人。冷凍保存でもしておかないと、今は自分も相手も変わってる。あのころ好きだった人は、もうこの世にはいない」。初恋の残り香に夢中だった美都にとって、この言葉は大きな衝撃だったのでしょう。不倫がいい意味でも悪い意味でも注目される昨今、テレビの前でうんうんと頷いた人もいるはず。  美都の同僚・森瑠美(黒川智花)の台詞(記事参照)もそうでしたが、泥沼の不倫劇を見た後だからか、こういったごくごく普通のことが、まるで啓示のように聞こえてしまいます。  それにしても、ドラマ冒頭から“気持ち悪い夫”として描かれていた東出昌大演じる涼太。一途すぎて気持ち悪いという描かれ方が、最後に深い愛として逆転する演出を期待していたんですが、美都の痛いところを容赦なくズバズバ指摘する、モノホンのサイコパスっぷりで最後は終わりました。一方の不倫に陥った光軌の方が“いいパパ”に収まっているのは筆者としては、ちょっと納得いかないかも。  ともあれ、こんな泥沼を経験しても“運命の出会い”を待ちわびる、残念な独女に成り下がった美都が、ラストのシーンで運命の出会いをしたのが柴犬というのが痛快。涼太の口癖の「お天道様は見てる」よろしく、バチが当たりな美都は人との恋愛はのぞめないのかも。まあ、それでもいいのか、それが“運命の出会い”なら。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)