同僚アナとノーガードで打ち合う、本音トークの地下闘技場『田中みな実 あったかタイム』

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TBSラジオ『田中みな実 あったかタイム』
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。  ある女性のキャラクターを語るとき、その言動が「天然」か「ぶりっ子」かという判断を、人は無意識のうちに下している。存在を丸ごと全肯定することに喜びを覚える一部の寛容なアイドル・ファンでない限り、そのキャラクターが作為的であるか否かというのは、好き嫌いの決定的な判断材料になり得る。たとえばTBSアナウンサーの田中みな実は、今のところ明らかに後者と見られているだろう。「週刊文春」(文藝春秋)の「嫌いな女子アナ」アンケート二連覇という実績が、それを如実に物語っている。  では、田中はどこまで本物のぶりっ子なのか? いや「本物のぶりっ子」は「人として偽物」ということになるので紛らわしいのだが、「本音のメディア」といわれるラジオであれば、きっとその真偽が明らかになるはずである。  彼女のラジオ番組『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ 毎週土曜18:30~19:00)は、どういうわけか、いま最も緊張感あふれるラジオ番組のひとつである。すでに番組タイトルからして十二分にきな臭いが、その異様に牧歌的な番組名は、結果としてむしろ内容の危うさを際立てるために存在している。そしてここで言う「緊張感」や「危うさ」とは、シンプルに「リアリティー」や「面白さ」と言い換えることも可能で、実はこの番組、「真正面から本音をぶつけ合う」という、非常にラジオ的な根本原理で回っているのである。  とはいえ番組の基本構造は、会社の同僚であるTBSアナウンサーをゲストに呼んで語り合う「あったかトーク」というコーナーを中心に、その前後に彼女の一人しゃべりを配した、至ってシンプルなもの。アナウンサー同士、しかも同じ会社の社員同士のトークとなると、互いに保身前提で全方位的に気を遣うような、いかにも生ぬるい内容を想像してしまうが、実際にはむしろその逆。同じ職場であるという互いの距離の近さを利用したノーガードの近接格闘の様相で、遠慮会釈なく踏み込んだステップから喜怒哀楽、さまざまなパンチが繰り出される。  たとえば、後輩アナウンサーの小林悠を迎えた回では、小林の趣味である「仏像好き」「ダム好き」を「作戦」だと田中が激しく追及。「美人が親近感を持ってもらうためのかわいさアピール」とまで言ってのけ、しまいには「なんか嫌なことあった? だからダムとか見て、気持ち解放されちゃってんじゃないの?」と勝手に心配までし始めるという怒濤の展開。しかし、必ずしも田中の一方的な攻勢ではなく、田中が「あざとさを感じる」と小林を評すれば、「あなたにあざといと言われたくないです」と、後輩の小林も返す刀で激しく切りつける。  また、先輩アナウンサーの駒田健吾を迎えた回では、「距離がある感じ」「苦手なタイプのアナウンサー」と番組冒頭から田中への苦手意識を表明していた駒田が、トークが進むにつれ田中からのダメ出しにロープ際へと追い込まれてゆき、「(TBS社屋に)田中さんと会わなくて済む動線がほしい」という、本気でそう思ってなければ絶対に出てこない究極の一言が駒田の口からリリースされるに至る。  いやもちろん、同僚だからこそここまで言っても大丈夫、という意識はところどころ垣間見えるし、互いの声のトーンからはユーモアも少なからず感じられる。しかし一方で、本気であり本音であるというのも、そのフレーズの端々から如実に伝わってくる。  だが何よりすごいのは、相手にこれだけ厳しいセリフを、面と向かって言わせてしまう田中のキャラクターである。これはある意味、「ゲストから本音を引き出す力」という、アナウンサーに不可欠な能力といっていいだろう。「引き出す」というよりは「火をつける」に近いが、結果として対話が盛り上がり、聴き手を惹きつけているのは間違いない。  では、田中はなぜ相手の本音を引き出すことができるのか? それは、彼女が非常にストレートな発想を持ち、なおかつそれに自覚的だからだろう。  通常、素直でストレートな思考回路を持っている人間は、そのことに意外と自覚的でない場合が多い。それを世間では「天然」と呼ぶのかもしれず、いい意味でも悪い意味でも「空気が読めない」という表現が当てはまる。反対に、空気を読み真っすぐな思考を隠し通すことで何者かを演じ続けるのが「ぶりっ子」ということになるだろうか。  しかし番組を聴いていて驚くのは、時に語られる彼女の自己分析が、恐ろしく的確であるように思えることだ。「上昇志向の塊」「野心家」「頑固」「0か100かみたいな人間」「すぐ顔に出る」「意外と自分に自信がない」「奥ゆかしさや遠回りする感じが足りない」「社交的に見えて、まったく心を開いていない。開けない。開くのが怖い」―世評とほぼ変わらぬその自己分析からは、予想外の客観性が見て取れる。そして、世間で言われていることに自覚があるからこそ、相手に何を言われても受け止めることができるし、相手にも同等のパンチを受け止めることを要求する。いかにも帰国子女っぽいコミュニケーション術だといえるかもしれないが、「何者かを演じている」わけではないのは確かだろう。少なくともこの番組において彼女は、どちらかというと本当のことを言い過ぎている。  つまり田中は、「天然」でも「ぶりっ子」でもない。「天然」にしては自分を知りすぎているし、「ぶりっ子」にしては脇が甘すぎる。しかし、目の前の相手につい思ったことを口走ってしまうそのストレートな言動が、複雑怪奇な世の中とたびたび衝突することは容易に想像できるし、そんな他者との衝突こそがこの番組の面白さになっている。ラジオを聴くことで、多くの人にとってその印象が大きく変わるアナウンサーの一人だろう。 (文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>) 「逆にラジオ」過去記事はこちらから

壇蜜「いま最高でしょ?とか聞かれるのがキツイ」と語る理由とは?『情熱大陸』神回…

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 不倫騒動の矢口真里、酔うと大変なことになる?復帰のカギは肉食キャラへの路線変更? 新橋のビジネスマン133人が選ぶ、一足早い“勝手に”AKB総選挙結果…主力陣苦戦 芸能プロ大手オスカー芸能マネジャーに聞く「“ポスト武井・剛力”のマネジメント」 ■特にオススメ記事はこちら! 壇蜜「いま最高でしょ?とか聞かれるのがキツイ」と語る理由とは?『情熱大陸』神回… - Business Journal(6月2日)
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「情熱大陸 公式サイト」(「TBS HP」)より
 経済ドキュメンタリー番組を日夜ウォッチし続けている映画監督・松江哲明氏が、ドキュメンタリー作家の視点で裏読みレビューします。 【今回取り上げる番組】 『情熱大陸』(TBS系/5月26日放送)  これが『情熱大陸』なのかと驚いた。でもワクワクした。だって壇蜜さんだもの。いつも通りのノーマルなことをしてちゃ、彼女を満足させることはできない。最初の数分で作り手がノってるのが伝わって来た。  窪田等氏によるお馴染みのナレーションで「女は誘う、謎めいた言葉で」と紹介するだけでは飽き足らず、「死と生と性を体現したもの、それが壇蜜です」とテロップが現れ、さらにセクシーな女性のナレーションと共に撮影現場のオフショットが続く。手持ちカメラの荒々しいカットと共に展開されるモンタージュ。なんだか「いっぱい撮ったけど、カットするのが悔しいからここで見せちゃいます」と言わんばかり。  その気持ち、よく分かります。  僕も「この表情を公開せずにいられるものか。HDに残しては罪だ」という思いを込めて、ミュージックビデオのように映像文法を無視して暴走したことが多々ある。そしてプロデューサーに「あれ、いらないよね。やりすぎだよ」と怒られる。苦笑いをされながら。で、僕も「『情熱大陸』にこのモンタージュは浮いちゃってるよ」と思ってしまった。でも、なんか、いい。 「SPA!」(扶桑社)の連載「グラビアン魂」で壇蜜さんが登場した時のことは今も覚えている。土俵が違った。こういうタイプの才能はピンク映画や舞台で活躍するのが「これまで」だった。その一線が超えられたんだな、と憂いを帯びた表情のグラビアを見て思った。  仏壇とお供え物を意味する芸名と、冠婚葬祭の専門学校に通い、死を身近に感じていたこと、中学生の頃から「愛人」とあだ名が付けられていたといった語られるエピソードも凄過ぎる。そして彼女は誰もが認める事件になった。この成果は10年後、彼女の活躍をぼんやりと目にした現在の少年少女が証明することになると思う。「壇蜜さんで性に目覚めた」と公言する有名人が登場し、「僕も私も」と名を挙げる人がどんどん現れるはずだ。ちょうど僕らの世代にとっての飯島愛さんがそうであったように。性の革命者はこんな形で現れるのだ。  そしてきっと今回の『情熱大陸』も今後、語られることになるのは間違いない。インタビューもこんなにも無音が続くのは珍しいのではないか。先週の林先生は「語りすぎる」くらいに語ることで、どこか質問自体をはぐらかすような答えが多かったが、彼女は「本音とか裸のとか、そういうのが困ります」と言い切り、答えたくないことには答えない。  グラビアの撮影でもブレがない。カメラマンが「幸せな感じで」と注文しても「幸せって何?」と聞き返す。テロップではこの漢字が使われたが、僕には「シアワセッテナニ」と聞こえた。周囲のスタッフが笑ってその場を取り繕うが、彼女は折れない。納得出来るまで待つ。僕がこの場にいたらと思うとゾッとする。その一方でここは絶対に誤摩化してはいけない場だということも分かる。女優はカメラマンの意図を問い、その答えを待つ。これは創作の場において、とても健全な答えだと思う。多分、編集者であると思われる人から「元気とか活発ということではないと思います、自分なりの……」という言葉で彼女は頷いた。  以後はプロフェッショナルな仕事が続いていた。泥水の中にも躊躇なく入り、スカートを脱いで、と言われれば即座に降ろす。映された写真も壇蜜なりの「幸せ」が見えたような気がした。 「そこにあるもの以外に裏側をどんなにめくったって出てこない」と言う壇蜜を『情熱大陸』のスタッフは北海道の一泊旅行へ誘う。彼女の希望した50ccのバイク、本場の味噌ラーメン、ヒヨコの選別を満喫してもらった後、温泉宿へ。個人的には入浴シーンを期待したが、湯上がりの彼女を待つカメラのアングルが素晴らしかった。据え置きの固定アングルで「偶然撮れてしまった」風だからこそ伝わる、ほのかなエロティシズム。これを写真で伝えるのは難しい。 就寝前、カメラマンとディレクターが彼女の部屋へと向かう。ただの和室なのに、なんだかエロい。まるで「これから」を期待してしまうような空間だ。スマートフォンを布団に置いた彼女は「すみませんでした」と笑い、すっぴんの素顔でインタビューに答える。制約のない今回の収録を「不安もあったけど楽しかった」と微笑んだ。ファインダー越しにこんな表情が見れたら最高だろうな、と想像出来る。 「自分がこうなりたい、とちゃんとまとまる前にこうなったから、今、最高でしょとか聞かれるのがキツイ」と現在、自分がもてはやされる状況を分析し、「もうちょっとだけ時がゆっくり流れないかな、って」と寂しそうに笑う。その瞬間、お馴染みの葉加瀬太郎氏の曲が流れたのだが、それまで僕は『情熱大陸』を見ていたことを忘れていた。  パーソナルな視点で壇蜜さんを見れたことが嬉しかった。いつか一回り下の世代の人と「壇蜜さんの、こんな情熱大陸って見た?」と語り合いたい。そんな想像さえしてしまった。主観で撮られた映像は、観る側の個々に響く可能性を秘めている。マスに開かれたテレビでは珍しい手法だが、壇蜜さんを被写体にして、そんなノーマルな発想で向き合うことは許されないのだ。 (文=松江哲明) ■おすすめ記事 不倫騒動の矢口真里、酔うと大変なことになる?復帰のカギは肉食キャラへの路線変更? 新橋のビジネスマン133人が選ぶ、一足早い“勝手に”AKB総選挙結果…主力陣苦戦 芸能プロ大手オスカー芸能マネジャーに聞く「“ポスト武井・剛力”のマネジメント」 岡村隆史、“妹分”矢口真里の離婚に「マジでか…という噂も耳に。謝罪の必要ない」 地下化された下北沢駅周辺の跡地用途は白紙?公園?小田急電鉄に直撃!

「仕事よりプライベート」発言の元TBSアナ・青木裕子、結婚後も“芸能生活は安泰”のワケとは!?

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レプロエンタテインメント公式サイトより
 3月にナインティナインの矢部浩之と入籍した元TBSアナウンサーの青木裕子が、雑誌「Numero TOKYO」(扶桑社/5月28日発売号)のインタビューで、仕事よりも「プライベート重視」であることを告白している。  青木は、矢部と付き合う以前からたびたび恋愛スキャンダルが飛び出すなど、その“恋愛体質”が知られており、入社1年目には『サンデー・ジャポン』(TBS系)の年上スタッフと不倫同棲が発覚。その数年後にも、バラエティー番組のディレクターと再び不倫騒動を起こし、「ついにTBS退社か?」とのウワサが飛び交った。  さらに『Goro's Bar』(TBS系)の収録で「年に300回セックスしている」と公言したことがウワサになったほか、矢部との交際を公に認めていない時期にもかかわらず、テレビで「(矢部は)朝起きて、すぐかっこいい」と発言するなど、自身のプライベートについて話す時は「イキイキしている」と言われていた。  仕事面では、TBS看板女子アナである一方で、『サンデージャポン』出演時、中川昭一元財務相死去のニュースの速報テロップが流れた際に、「速報は注目しないでください」と言い放つ失態を犯すなど、たびたびアナウンサーらしからぬ行動を取っていた。  今回のインタビューで、自身のことを「(仕事よりも)プライベート重視なタイプ」「ずっと結婚したら仕事は辞めたいなと思ってました」などと、同業者の反感もいとわず正直過ぎるほどに語っている。  TBS退社後、女優の新垣結衣などが所属するレプロエンタテインメントに所属した青木だが、今後について業界関係者はこう話す。 「レプロは、出版社などとのパイプも太く、事務所サイドはフリーアナウンサーとしてだけでなく、奥様タレントとしても売り出そうとしているみたいです。ただ、青木さんをプロモーションしたくてウズウズしている事務所に対し、『家庭で旦那を支えたい』となかなか仕事をしたがらない青木さんのスタンスに、早くも食い違いが生じているようですね」  この事務所には、元フジテレビアナウンサーの深澤里奈なども所属している。しかし先輩を差し置いて、事務所のサイトでは青木のプロフィール写真を文化人枠のトップに掲載。事務所の期待値がうかがえる。  現在、犬も含め“3人家族”を楽しんでいるという青木。矢部を愛するあまり、彼女をテレビで頻繁に見られる日はまだ先となりそうだ。

放送事故寸前の暴走も……数々の伝説を残した織田裕二が『世界陸上』から撤退してしまう!?

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『BEST OF BEST~20th Aniversary~』
(UNIVERSAL SIGMA)
 2年に1度行われる「世界陸上」で、織田裕二の姿を見ることができなくなるかもしれない。今年は8月10日からロシア・モスクワで開催され、その模様は例のごとくTBSで独占中継される。  世界陸上といえば織田裕二。これまで男子砲丸投げの室伏広治選手の奮闘に涙したり、男子100mで米国のタイソン・ゲイ選手を異常にひいきするなど、良くも悪くも数々の伝説を残してきたが……。  発売中の「週刊文春」(文藝春秋)によると、2007年からの放送内容に不満を持っていた日本陸上競技連盟が、TBSに「純粋なスポーツ中継をしてくれ」と番組全体の内容変更を申し入れたという。これに織田が激怒。「内容を変えるなら降りる!」と猛反発し、出演交渉が難航しているというのだ。  テレビ関係者は「07年の時は初日からテンションが上がりすぎて『も~~ぉ、今日見なかったらアホ! 言い過ぎた!』とぶっ放した。11年大会では大好きな室伏が金メダルを獲得すると、放送そっちのけで『ムロフシー!』とフィールドに向かって絶叫。その後、突如、『余韻に浸りたい』と沈黙し、あわや放送事故寸前だった。陸連が難色を示すのもわかる気がします」と話す。  その一方で、ほかの陸上大会とは一線を画す“織田節”を楽しみにしているファンも多い。 「現在TBSが、陸連と織田さん双方の説得に当たっているが、今回ばかりは織田さんも意地になっているようだ。放送時期がカブる7月スタートのフジテレビの連ドラに主演するのも、世界陸上への当て付けとウワサされている。ああ見えて織田さん、根に持つというか、女性的な部分があるんですよね(笑)」(テレビ関係者)  夏の風物詩がまた1つなくなってしまうのか──。

放送事故寸前の暴走も……数々の伝説を残した織田裕二が『世界陸上』から撤退してしまう!?

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『BEST OF BEST~20th Aniversary~』
(UNIVERSAL SIGMA)
 2年に1度行われる「世界陸上」で、織田裕二の姿を見ることができなくなるかもしれない。今年は8月10日からロシア・モスクワで開催され、その模様は例のごとくTBSで独占中継される。  世界陸上といえば織田裕二。これまで男子ハンマー投げの室伏広治選手の奮闘に涙したり、男子100mで米国のタイソン・ゲイ選手を異常にひいきするなど、良くも悪くも数々の伝説を残してきたが……。  発売中の「週刊文春」(文藝春秋)によると、2007年からの放送内容に不満を持っていた日本陸上競技連盟が、TBSに「純粋なスポーツ中継をしてくれ」と番組全体の内容変更を申し入れたという。これに織田が激怒。「内容を変えるなら降りる!」と猛反発し、出演交渉が難航しているというのだ。  テレビ関係者は「07年の時は初日からテンションが上がりすぎて『も~~ぉ、今日見なかったらアホ! 言い過ぎた!』とぶっ放した。11年大会では大好きな室伏が金メダルを獲得すると、放送そっちのけで『ムロフシー!』とフィールドに向かって絶叫。その後、突如、『余韻に浸りたい』と沈黙し、あわや放送事故寸前だった。陸連が難色を示すのもわかる気がします」と話す。  その一方で、ほかの陸上大会とは一線を画す“織田節”を楽しみにしているファンも多い。 「現在TBSが、陸連と織田さん双方の説得に当たっているが、今回ばかりは織田さんも意地になっているようだ。放送時期がカブる7月スタートのフジテレビの連ドラに主演するのも、世界陸上への当て付けとウワサされている。ああ見えて織田さん、根に持つというか、女性的な部分があるんですよね(笑)」(テレビ関係者)  夏の風物詩がまた1つなくなってしまうのか──。

TBS『TAKE FIVE』、キャスティング良いのに、まったく心奪われないユルさ

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 岡村隆史、“妹分”矢口真里不倫報道に動揺「若手を連れ込んだって、あの矢口が…」 変われない人の共通点とは?決断力より重要な「否定力」「根拠なき自信」 “ソフト化”する離婚相談 まず“とりあえず”弁護士に相談すると有利? ■特にオススメ記事はこちら! TBS『TAKE FIVE』、キャスティング良いのに、まったく心奪われないユルさ - Business Journal(5月24日)
『TAKE FIVE 公式サイト』(TBS HP)より
 主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。 「愛」という言葉は不思議なもので、言葉にすればするほど偽善的で嘘くさく感じる。重みや気恥ずかしさがつきまとうし、そこに縛られすぎると本質を見失ったりする。その典型的なお手本が、NHK朝の連続ドラマ『純と愛』だった。あれはあれで朝ドラのイメージを覆す突破口的作品だったので、存在意義は十分にあった。が、その暑苦しさと白々しさがもたらす偽善感は煮ても焼いても食えなかった。そこは国民的合意だと思ってたのに……。  この国民的合意をうっかりスルーしちゃったドラマが満を持して登場。『TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜』(TBS系)だ。伝説の泥棒集団「TAKE FIVE」、リーダーは心理学教授の唐沢寿明。「盗みには愛がなければいけない」と滔々と語る割に、犯罪者としての詰めがやたらと甘い。  ホームレス風の婆さん(倍賞美津子)に盗みをけしかけられるわ、「TAKE FIVE」に愛憎をもって拘泥する刑事(松雪泰子)から早々に目を付けられるわ、こともあろうか盗犯係の刑事(稲垣吾郎)を仲間にしちゃうわ、他のハイレベルな泥棒集団や女泥棒(黒木メイサ)にコケにされるわ。愛なんて語ってる場合じゃないでしょ。こんなに誰からもアクセス容易で、ゆるゆるの泥棒集団で大丈夫!? もっと泥棒としての自覚をもってよ!   盗みの手口も、防犯カメラや警報システムのハッキングとか、パスワード解析とか、いちいちすべてが電力頼り。スポンサーが電力会社なのかしらと思うほど、電気、電気、電気。電気がなければまったく役に立たない泥棒集団って。ゆとり世代か。  ところどころに、名作映画のワンシーンを明らかに想起させる場面も小賢しく投入。『アンタッチャブル』の乳母車階段落ちスローモーションとか、『ミッション:インポッシブル』の床上数センチ平行吊りとか。パロディにしてはウィットが効いてないし、オマージュにしては軽すぎる。「いまさらコレかよ!」感が強く、目新しさはまったく感じられない。  泥棒に「愛」という名の理屈を持たせて、盗みを正当化しようってところにそもそも無理がある。泥棒が空気読みすぎて、優等生になってどうする!? その完成度の低さ、甘さ、思い切りの悪さに、視聴者としてはちっとも心を奪われない。  本当はすごく期待をしていた。最近絶不調のTBSドラマだが、唐沢寿明が主演だし。無駄にハイテンションで軽快で小気味よい悪党の話だとばっかり思っていた。JUJUの歌う劇中歌「Take Five」も、子供の頃から大好きで、一時期は携帯の着信音にしていたほど。でも、開けてみれば、ほれ、この体たらく。期待しすぎちゃったんだな、私が。  せっかくいい役者をうまいことキャスティングしているのに、歯がゆい、もったいない。“隔靴掻痒”ってこういうことだ。だって、謎のホームレス婆さんといえば倍賞美津子だし、無愛想トラウマ女といえば松雪泰子、潔癖症と言えば稲垣吾郎、軽犯罪者といえば六角精児、盗人猛々しいといえば黒木メイサ、金の亡者といえば花田虎上。レギュラーもゲストも、こんなにイメージぴったりの配役って、なかなかない。逆に「そうきたか!」と思わせる意外性も。でんでんが盗犯係の理解ある上司役とか、冷酷無比な泥棒役に峰竜太とか。峰って俳優だったんだっけ、と思い出した次第(職業は和田アキ子の付き人だと思ってた)。  たぶんいろいろと引っかかる部分(倍賞や稲垣の立ち位置)が今後解明されていくんだろうけれど、すでにそこに興味ナシ。唐沢の酔狂コントだけを楽しみにするか。 (文=吉田潮/ライター・イラストレーター) ■おすすめ記事 岡村隆史、“妹分”矢口真里不倫報道に動揺「若手を連れ込んだって、あの矢口が…」 変われない人の共通点とは?決断力より重要な「否定力」「根拠なき自信」 “ソフト化”する離婚相談 まず“とりあえず”弁護士に相談すると有利? シャープ再建策、液晶頼みと資金繰り悪化にくすぶる懸念 出資元サムスンの狙いとは? TSUTAYAに聞く、レンタルDVDの旧作が準新作になるタイミングと料金の基準は?

「巨大お好み焼きは捨てられた!?」また食べ物で遊んだTBS『リンカーン』に批判殺到中

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TBS『リンカーン』
 9日に放送された『リンカーンSP』(TBS・MBS系)で、ダウンタウンのコンビ結成30周年を祝うべく芸人たちが通常の6000倍の「巨大お好み焼き」作りに挑戦したが、このお好み焼きが、実は食べられずに捨てられていたのではないか、との疑惑が持ち上がっている。  この騒動の発端は、同番組のエキストラに参加したという男性のブログだ。 「土を掘るのと同じような感覚でお好み焼きをゴミ箱の中に入れ、ゴミ捨て場に持って行きという作業を繰り返した」 「僕達の精神状態はもう崩壊寸前で池沼の真似をして遊んだりお好み焼きの丸めで粘土みたいにして遊んでた」 「成功したお好み焼きを捨て終わって今度は失敗したおこのみやき(重い紙粘土)みたいなものをおなじようにスコップで捨てるという作業を繰り返した。キツかった」(原文ママ) という内容が綴られていたが、現在は削除されている。これに対し、ネット掲示板では「本当テレビ見て腹が立った」「打ち切りレベルの失態番組」といった、厳しい意見が飛び交っている。  今回の放送では、ジャージ姿で集まった芸人たちが大量の食材を仕込み、クレーンで巨大鉄板に豚肉をまいたり、放水車でマヨネーズを塗るといった大がかりなものだったが、ひっくり返す工程で、1度目は生地が薄すぎたため鉄板にへばりついてしまい、失敗。2度目は生地を硬めに作り直し、上からもう1つ巨大な鉄板を重ねて固定し、クレーン車で上下を逆にして成功していた。  この「巨大化シリーズ」は同番組の恒例企画で、これまでに“巨大ペヤング”や“巨大ところてん”も作られたが、 いずれも同様の問題があったと、番組関係者が語る。 「“ペヤング”の放送直後から、局には視聴者からの苦情が殺到していました。一応『スタッフがすべて食べました』というお決まりの文句で対応していましたが、もちろん、あんな量を食べ切れるわけがないですよね(苦笑)。今回はダウンタウン結成30周年ということで復活させた企画ですが、くだんのブログの告発がなくとも、笑いではなく視聴者の反感を買う結果になるということくらい、容易に想像できたと思うのですが……」  放送開始当初こそ高視聴率を叩き出していた同番組だが、このところはマンネリ化し、苦戦中。また、他局番組のパロディ企画も増えており、業界内では“企画力のなさ”を指摘する声も多いという。放送が始まって8年目、そろそろ、TBSも決断の時を迫られているのではないだろうか。

ビートたけしと石橋貴明のTBSバラエティ『日曜ゴールデン』が、ひっそりと打ち切られていた!

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TBSの公式サイトには、まだ番組のページが残っているが……。
 “お笑い界の2大巨頭”であるビートたけしと、とんねるず・石橋貴明の共演で昨年10月からスタートしたTBS系『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(日曜午後7時57分~)が、ひっそりと打ち切りになっていたことが分かった。  原因は言うまでもなく、視聴率の低迷。初回こそ8%台だったが、その後は5%前後を推移。今年3月3日が最後のオンエアで、その視聴率も3.2%と散々なものだった。  テレビ関係者は「公式にはアナウンスしていませんが、3月3日放送をもって打ち切りになったそうです。ゴールデンタイムでこの数字は、ひどすぎますからね。本来なら3月末で打ち切りとなるところを、3日で強制終了して、以降は『さんまのスーパーからくりTV』などのスペシャル番組でごまかしていたんです」と明かす。  低迷の理由として多く挙げられるのは、たけしと石橋のギクシャク感だ。お笑い関係者は「石橋さんがたけしさんに気を使いすぎたことで、彼の個性を消してしまっていた。石橋さんは暴れてこそナンボの人ですからね。また、たけしさんの“鶴の一声”で、懇意にしている島田洋七さんの特集を組むなど、強引なキャスティングも目立った。さらに、裏番組にたけしさんが出演したことで、石橋さん1人で番組を進行していた回もあった。TBSから『何をやってもいい』と言われたとはいえ、さすがにやりすぎた感がある」と分析する。  TBSにとって、たけしと石橋は別格で、たけしの1本のギャラは500万円クラスといわれているが、今回ミソをつけたことで「いくらか下がるのではないか?」という声も聞かれる。終わってみれば“両雄並び立たず”だったようだ。

撮影済みドラマを「11週飛ばしてくれ」 キムタクと福山雅治に苦しめられるTBSの深い悩み

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TBS「月曜ゴールデン」
「今、TBSは『月曜ゴールデン』枠のことで頭を抱えているそうです。この枠は、西村京太郎シリーズや浅見光彦シリーズなどの刑事モノや、医療モノのサスペンスなどを放送しているのですが、基本的には単発ドラマが多いんです。そこから人気のあるものはシリーズ化して放送しているのですが、そのシリーズ化をめぐって上層部が揉めているんです」(TBS関係者)  月曜9時のドラマといえばフジテレビの“月9”があり、視聴率争いという点では「月曜ゴールデン」枠は、はっきりいって分が悪い。 「フジテレビの『月9』が全盛期のときは、本当に目も当てられないような結果でした。それが、ここのところ視聴率が落ちてきてますよね。言ってみれば、うちにとってはチャンスなんですが、それが原因で起こった問題でもあるんです」(同)  具体的に言うと、 「『月曜ゴールデン』枠は、基本的に何本も撮りだめしておいて、順に放送してるんです。それが、今、未放送の分だけで50本以上もたまってしまってるんです。その主な理由が、木村拓哉と福山雅治にあるんです。この2人が“月9”主演のときは、どう考えても視聴率が取れない。なので、どの芸能事務所も同じクールでの放送を嫌がるんです。つまり、11回分飛ばしてくれと。中には、それで撮影から2年くらいたったドラマもあります。この4月からは、また福山さんのドラマが始まりますからね。今、上層部は各事務所を説得するのに必死ですよ。ただ、事務所も13%近く取れればシリーズ化されますから、みすみす視聴率の取れないところで勝負したくないということで、かなり大変な調整を強いられているみたいですよ。うちとしても早く消化しないと、どんどんたまる一方ですからね」(同)  さまざまな利害が絡まり合ったTBSの「月曜ゴールデン」枠。4月から何を放送するか楽しみだ。

NHK『八重の桜』急落、TBS『とんび』爆上げ! WBC効果でドラマ界にも悲喜こもごも

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TBSテレビ:日曜劇場『とんび』
 10日、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンドの日本vsオランダがTBSで放送され、平均視聴率34.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが明らかになった。  今年に入っての最高視聴率となった同番組だが、その裏でドラマ番組に悲喜こもごもが見られた。 「この試合の直撃を受けたのが、NHK大河『八重の桜』です。3日放送の第9回までは最低でも15%以上をキープしていたが、この日の第10回は12.6%に急落。1~1.5%程度の落ち込みは予想されていたものの、ここまでの急落は想定外でしたね」(テレビ誌記者)  一方で、WBCの恩恵を受けたのが、試合を放送したTBSの『とんび』だ。初回こそ17%でスタートしたものの、第4回以降は12%前後をウロウロしていた同作が、10日放送の第9回で18.3%を記録したのだ。 「WBCの最高視聴率は試合終了の瞬間、22時1分の44.6%。TBSはヒーローインタビューもそこそこに、すぐさま『とんび』をスタートさせましたから、WBCの余韻が残ったままチャンネルを変えなかった視聴者が相当数いたはずですよ」(同)  一方で、試合が延長戦にもつれ込んだ8日の台湾戦を放送したテレビ朝日では、23時15分から放送予定だった『信長のシェフ』最終回が休止になるなど、その影響はさまざま。視聴率の動向にいちいち振り回されることになるドラマスタッフたちは、どんな思いで試合を眺めているのだろうか。