日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第7話の視聴率は14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回より0.8ポイント下げたものの、安定の今期トップをキープです。 主役の天才外科医・沖田(木村拓哉)はとりあえず置いておいて、今回は、にわかに人気沸騰中の壇上記念病院副院長・壇上壮大(浅野忠信)こと“マサオ”を中心に振り返ってみましょう。 前回、沖田と妻・深冬(竹内結子)が抱き合っているのを見てしまい、鬼の形相で立ち去ったかと思ったら、急にニヤニヤしだすなど不安定な様子だったマサオ。今回はニッコニコで鼻歌を歌いながら(しかもドヴォルザーク)、お豆腐を切っているシーンから登場です。すっかり昨夜のことなど気にしていないのかと思ったら、抱き合う2人を脳裏に浮かべながらニヤニヤしていたようです。怖い。 実はマサオ、昨夜あのシーンを目撃した後、不倫中の顧問弁護士・榊原(菜々緒)を呼び出していました。一度は榊原との不倫を解消することにし、顧問からも外したマサオでしたが、たぶん抱いたんでしょう、翌日にはまた榊原を顧問に戻すことにしていました。 副院長室でマサオと榊原が昨夜の情事について話していると、正妻・深冬がやってきました。深冬は重篤な脳腫瘍を患っていて、天才・沖田でも後遺症の出ない手術の方法が見つけられない状態。深冬は、神経が傷ついて障害が残ってもいいから、早くスパッと切ってもらうことにしました。障害が残ればマサオに「負担をかけてしまうことになる」けど、手術を受けさせてほしいと願い出たのです。 マサオは、まったく納得がいきません。沖田を呼び出し、「あきらめるのか!」「俺は認めないぞ!」と詰め寄りますが、沖田が「あきらめてないよ!」と言い返すと「おまえも苦しいんだよな……」と、途端に理解を示します。あいかわらず、情緒が、もう……。 とはいえ、今回も病院経営については頑張っています。桜坂中央病院との提携を取り付けて銀行を安心させると、さらに赤字を垂れ流して経営上問題になっている小児外科を「潰そうと思っている」と言い出しました。 小児外科は壇上の原点。深冬も小児外科の指導医を取ったばかりですし、深冬の父・虎之介院長(柄本明)も、そんなの認めるはずがありません。しかしマサオは、とんでもない策を考えていました。なんと、壇上を桜坂の傘下に入れてしまえばいいというのです。 「手に入らないなら、いっそのことなくしてしまえばいい」 そのマサオの言葉が、病院のことだけではないのを、不倫中の美人弁護士・榊原は見抜いていました。 「深冬先生のことも、そう思ってますよね」 「気持ちが自分にないなら、いっそのこと死んでしまえばいいのに……そう思ってますよね」 マサオは、強く否定することをしません。榊原はそのマサオの態度に、妻に対する深い愛を見るのでした。 榊原は、愛情に飢えた人物です。前回、自分を愛してくれなかった父親が病気で担ぎ込まれたのに「死ねばいい」と思っていたほどです。そして、その「死ねばいい」という気持ちには「もっと自分を愛してほしかった」という強い情念が含まれていることも、身を持って理解していました。 だから榊原は、マサオが許せなかったのです。「妻なんて、死ねばいい」という思いは、つまり「どうして僕を愛してくれないんだ!」という強い情念であり、都合のいいときだけ抱いてくるマサオに、天誅を下すことにしたのです。 榊原は、みんなの前でマサオを断罪します。もちろん、リスク管理の専門家ですから、自分の身体を弄んだことを告発するわけではありません。深冬が、脳に腫瘍を抱えながら外科的治療を行っていたことに、重大なリスクがあったことを指摘したのです。深冬の病気を承知で外科的治療を行わせていた、それは「副院長の責任問題だ」と。 マサオ、絶句……。 榊原さん、愛情の裏返しで、何もかもブチ壊しにきました。ドン引きするほどドロドロの昼ドラ展開で、今回はここまで。 このドラマのけっこう大きな違和感というか「そりゃねーぜ」感だったのが、この「脳腫瘍の深冬がオペしてる問題」でした。普通に考えて、いつ倒れるかわからん人間が人の腹を捌くのはマズイだろうと、序盤からずっと気になっていたんですが、とりあえずその問題は着地を見たようです。 もうひとつ、今回で着地したのが「深冬のオペ方法が見つかんない問題」です。なんだかんだで、ようやく沖田が見つけました。あと今回は、かわゆいJCのゲスト患者エピソードもありましたが、これはいつもの「ほかの医者の誤った判断を沖田が正す」パターンだったので、特に感想はありません。 このドラマのレビューでマサオのことばっかり書いてるのは、別にひねくれてるわけでもなんでもないんです。キムタク沖田はいつも正しいばかりで、書くことがないんです。芝居もそんなにひどいわけじゃないし、ドラマ自体もけっこうおもしろいし。 一方のマサオは、もう大変なんですもん。愛する妻が脳腫瘍になっちゃって、手術を頼めるのは妻の元カレしかいなくて、元カレと妻はなんかイチャイチャしてて嫉妬しちゃうし、その元カレがなかなか手術しないからイラつくし、イラついて不倫相手を抱いてたら、その不倫相手が急に寝首を掻くような暴露をしてくるし、元カレが手術の方法見つけたら思わず抱きついちゃうし、この病院は自分のものにしたいし、ならないならどうでもいいし、実父は憎いし、義父も憎いし……と、なんだか超トゥーマッチ。で、そういうマサオを演じる浅野忠信の芝居がまた楽しいんですもん。 『A LIFE』は佳境に入って、キムタクの定番的な作風の下で、脇役たちのものすごい情念が渦巻く不倫男女の愛憎劇が繰り広げられるという、なかなか珍しい味わいの作品になってきたと思います。次回も楽しみです。 (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
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視聴率15%に到達も……TBS『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉の“ワンパターン”による行き詰まり顕著に
日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第6話の視聴率は15.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と急伸。過去最高を記録し、今クール全作品を通して初の15%超えとなりました。先々週は日テレに『イッテQ!』スペシャル、先週はテレ朝に劇場版『相棒』をぶつけられて苦戦しましたが、本来これくらいの数字は持っているドラマなのかもしれません。ちなみにテレ朝ではジョイマン高木がマイク・タイソンの家に行って、2人でハトを愛でたりしていました。 さて、数字こそ上がったものの、お話はだいぶ行き詰まってきたかな、というのが正直なところです。第1話から繰り返し語られるのは、主人公・沖田(木村拓哉)が元カノ・深冬(竹内結子)の脳腫瘍の手術をすることになり、その難しい場所にある腫瘍を手術する方法が見つけられないという苦悩です。 しかし、この苦悩は「何をどうすれば見つかるのか」というきっかけすら視聴者側には何も想像がつかないので、結果として「ドラマの都合で、いつでもいい」「天才・沖田が見つけたときが、そのときだ」という状態になってしまい、まるでキムタクの苦悩に共感することができません。そうして引き伸ばされるうちに「天才なんだろ、早く見つけろよ」という気分になってきます。 それでもわりと楽しく見ていられるのは、やはりTBSが予算をしっかりかけた脇役陣の充実ぶりによるものでしょう。副院長・マサオを演じる浅野忠信の怪演は、もはや日曜名物となっておりますし、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、及川光博といった“主演級”にも、しっかりエピソードが振られているので、それなりの見応えが出ています。 というか、沖田の役割が「深冬の手術はまだできない/それ以外は全部できる」というワンパターンになっているので、脇に振らないとクールが埋まらないというのが実情でしょうけれど。 というわけで、今回は松ケンと菜々緒の回でした。 ある日、パチンコ屋で倒れた60歳男性(高木渉)が救急に運び込まれてきました。心臓に動脈解離があり、すぐにでも手術が必要な状態です。 しかし、実はこの60歳男性は、檀上の美人顧問弁護士・榊原実梨(菜々緒)の生き別れの実父・榊原達夫でした。15年前に家を出て女のところへ行き、そのまま音信不通だったそうです。 父に恨みを持つ実梨は、手術同意書への署名を拒否。母娘ともども捨てられて苦労した見返りに、父を見殺しにすることにしたようです。 「オペに同意しないと、ひどい人みたいじゃないですか」 と言い張る実梨。どう見てもひどい人です。そこまで嫌悪するなら、なんで15年も榊原姓を名乗り続けているのかとか、せめてお母さんと相談したらどうなんだ、といった疑問が次々に頭に浮かんできますが、実梨の決心は固いようです。マサオが「命に関わる以上、オペをしないわけにはいかないんだ」と説得すると、今度は条件を出してきます。 「井川先生以外の執刀は認めません。他の先生が手を出しておかしなことがあったら、直ちに訴えます」 天才・沖田でもなく、外科部長・羽村(及川光博)でもなく、若手の井川なら切らせてやると。難手術なので、井川には荷が重い仕事です。 井川はこの難手術の失敗に怯え、訴訟に怯え、その恐怖を乗り越えて手術を成功させます。井川にとって荷が重い仕事でしたが、松ケンにとって今回の井川のエピソードは実に演じ甲斐のある、楽しい仕事だったのではないでしょうか。父に恨みを持つ女性が顧問弁護士を務める病院に偶然その父が担ぎ込まれ、よりによって意識不明で、娘がサイコっぷりを発揮して手術への同意書を独断で拒否するという、かなり偶然に頼った強引なプロットによって書かれた無理スジでしたが、松ケンの芝居の説得力だけで見せ切ってしまったように思います。 無理スジといえば、このドラマって沖田が「人の命より大事なものはない」と言い続けている向こうで、今回の実梨もそうですし、3話では院長(柄本明)が子どもの腸捻転手術を中止させようとしていましたし、けっこう平気で患者を殺そうとするんですよね。沖田の“孤高かつ良心的な天才”ぶりと対比させて描こうとする意図なんでしょうが、やり口が短絡的すぎて冷めちゃうんです。 でも、そんな私たちの冷めたハートに火をつけてくれたのは、今回もマサオでした。なんか、わりとどうでもいいことで「んーー! んーー! おおー!」とか叫びながら壁ボコ! 何度も言いますが、あなた脳外科医でしょ。右手は生命線でしょ……。さらに、「余命4カ月~5カ月」に怯える深冬が沖田に抱きしめられているのをしばし眺めた後、薄暗い病院の廊下をニヤニヤしながら歩いているラストシーンも、意味不明で素敵でした! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
桐谷美玲が“3Pデカマラ俳優”と!? 市川紗椰がフジを裏切り!? 『スター名鑑』終わってた……週末芸能ニュース雑話
桐谷美玲が“デカマラ俳優”と共演!?
デスクT 今週は清水富美加の出家のせいで、元フジテレビアナウンサー・近藤サトの夫の不倫疑惑も、エリック・ワイナイナの15股乱倫ハメ撮り動画のニュースも、吹っ飛んじゃったね~。もったいな~い。 記者H 清水のせいなんでしょうか……。ワイナイナなんて、いまや『オールスター感謝祭』(TBS系)くらいでしか見ませんから、あまり興味ないんじゃないですか? デスクT そんな~。だって、10日発売の「フライデー」(講談社)によれば、ワイナイナは2~3年前から15人以上の日本人と同時に交際してる上に、昨年まで月1で開催してた「ランキング合宿」に集まる20人は、ほぼ全員がワイナイナと関係を持った女性だったんだって! いい話~。 記者H いやいや、妊娠・堕胎させられた女性もいるっていう記事ですから、全然いい話じゃないですよ。しかも、直撃した記者に「帰れデス!」って激高して、つかみかかろうとしてますし……。 デスクT ヤリチンっていえば、“3Pデカマラ”疑惑の俳優・成田凌が、4月スタートの連続ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系、毎週木曜午後10時~)で、主演の桐谷美玲が恋に落ちるイケメン美容師役に抜擢されたらしいよ。 記者H 同枠は現在、香里奈主演『嫌われる勇気』が放送中。成田は、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のほか、現在は小雪主演『大貧乏』(フジテレビ系)に出演。民放連ドラ3クール連続出演の売れっ子です。 デスクT 映画『L -エル-』で、逮捕された高畑裕太の代役を務めたことも話題になったよね。 記者H しかし、昨年12月、映画監督の園子温氏が「この前仕事したメンズノンノの売れっ子モデルは目の前で遅刻した理由が昨晩、朝まで好きでもない2人の女とSEXしたせいだと言いわけ?したが、さらにチンポがデカイからさあ、とふざけた奴のツイッターやインスタ見ると、いい人ぶったいい事しか書いてない。これがツィツター、これがインスタ」とTwitterで暴露。このSEXで遅刻したモデルが、成田のことではないかとネット上で騒ぎとなりました。 デスクT そのせいで、『人は見た目が100パーセント』出演のニュースに対して、「ああ、3Pデカチンの人か」「もう色眼鏡でしか見れない」って声が相次いでるよ。もし園監督が言ってる俳優が成田じゃなかったら、「僕じゃありません」って言ったほうがいいよ! 記者H 言わないところを見ると……。 デスクT でも、成田って美容師の資格持ってるんだって! デカマラ美容師役がハマって、ブレークするかもよ! 記者H イケメン美容師役ですよ!「成田 凌 | MODEL | MEN'S NON-NO WEB」より
『クイズ☆スター名鑑』終わっていた!
デスクT 『クイズ☆スター名鑑』(TBS系)が、先月22日で終わってたなんて~。もう、ベン・ジョンソンが見られないなんて~。 記者H 『クイズ☆スター名鑑』は、激戦区の“日曜ゴールデン帯”に、TBSが鳴り物入りでスタートさせたロンドンブーツ1号2号・田村淳が司会を務めるクイズ番組。同時期には、裏番組で『日曜もアメトーーク!』(テレビ朝日系)や、『フルタチさん』(フジテレビ系)も始まり、視聴率競争が話題となりました。 デスクT 最終回では、千堂あきほが平野ノラのモノマネしたり、松島トモ子がライオンと2ショットを自撮りしてたけど、やっぱり深夜向けなんだろうね。実際、休止も多かったから、1クールのうちに数回しか放送されてないんじゃ。 記者H 各局が『鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の鉄壁に挑みましたが、ビクともせず。同時間帯の民放は日テレとテレ朝が好調。あとは低迷しています。ちなみに、『クイズ☆スター名鑑』の終了は、先月「サイゾーウーマン」がスクープしましたが、今月17日にTBSから公式発表されました。 デスクT 有吉弘行は、加地Pの『日曜もアメトーーク!』より、藤井Pの『クイズ☆スター名鑑』についてきたのにね(加地Pのインタビューはこちら、藤井Pのインタビューはこちら)。今後は『日曜もアメトーーク!』に出るかもね。 記者H ただ、来月3日の深夜3時20分から、関東地区だけで『クイズ☆スター名鑑 特別編』が放送されますから、番組ファンは必見です。 デスクT わーい。市川紗椰がフジテレビを裏切った!?
デスクT タレントの市川紗椰が、メインキャスターを務める報道番組『ユアタイム』(フジテレビ系)を「裏切った」って話題だね。桑田佳祐が同番組主題歌の『百万本の赤い薔薇』で、「Oh oh 紗椰」って歌ってるのに! 記者H 今月からキリンビール「本搾り」のCMキャラクターを務めている市川ですが、報道番組のMCが私企業のCMに出演することは、放送倫理上、ご法度。16日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、CM発表当日まで、フジテレビに報告もしていなかったそう。さらに、『ユアタイム』はキリンとアサヒビールがスポンサーとなっているため、アサヒビールの手前、『ユアタイム』関係者は青ざめたといいます。 デスクT なんで報道番組やってると、CMに出ちゃいけないの? 記者H 例えば、キリン関係会社が不祥事を起こした際に、市川が伝えられないからです。まあ、スポンサーって時点で、『ユアタイム』では取り上げないでしょうけど。 デスクT でも、市川ってずっと降板説がささやかれてるよね。後任は滝川クリステルだとかなんとか……。視聴率も2%まで落ち込んだりと散々みたいだし。 記者H 市川サイドの「フジに出てあげてる」っていう意識が、CM契約に表れたのかもしれません。実際、市川目当てで見ている視聴者も多いようですから。 デスクT フジのニュース番組ってなんか滑ってるんだよねえ。『ユアタイム』も、市川とショーンKが発表された時点で、「お前ら、バタ臭いルックスに憧れてるんだろう~? そんな美男美女が毎日テレビに出てたら、見るだろう~?」っていうテレビマンの声が聞こえてくるかのようだったもんね。 記者H しかし、幹部の肝いりで始めたために、数字が悪くても簡単に打ち切れないみたいですよ。 デスクT そのうえ、市川からも見放されたら悲惨だね。ここは、ショーンKを連れてくるっきゃない!?桐谷美玲が“3Pデカマラ俳優”と!? 市川紗椰がフジを裏切り!? 『スター名鑑』終わってた……週末芸能ニュース雑話
桐谷美玲が“デカマラ俳優”と共演!?
デスクT 今週は清水富美加の出家のせいで、元フジテレビアナウンサー・近藤サトの夫の不倫疑惑も、エリック・ワイナイナの15股乱倫ハメ撮り動画のニュースも、吹っ飛んじゃったね~。もったいな~い。 記者H 清水のせいなんでしょうか……。ワイナイナなんて、いまや『オールスター感謝祭』(TBS系)くらいでしか見ませんから、あまり興味ないんじゃないですか? デスクT そんな~。だって、10日発売の「フライデー」(講談社)によれば、ワイナイナは2~3年前から15人以上の日本人と同時に交際してる上に、昨年まで月1で開催してた「ランキング合宿」に集まる20人は、ほぼ全員がワイナイナと関係を持った女性だったんだって! いい話~。 記者H いやいや、妊娠・堕胎させられた女性もいるっていう記事ですから、全然いい話じゃないですよ。しかも、直撃した記者に「帰れデス!」って激高して、つかみかかろうとしてますし……。 デスクT ヤリチンっていえば、“3Pデカマラ”疑惑の俳優・成田凌が、4月スタートの連続ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系、毎週木曜午後10時~)で、主演の桐谷美玲が恋に落ちるイケメン美容師役に抜擢されたらしいよ。 記者H 同枠は現在、香里奈主演『嫌われる勇気』が放送中。成田は、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のほか、現在は小雪主演『大貧乏』(フジテレビ系)に出演。民放連ドラ3クール連続出演の売れっ子です。 デスクT 映画『L -エル-』で、逮捕された高畑裕太の代役を務めたことも話題になったよね。 記者H しかし、昨年12月、映画監督の園子温氏が「この前仕事したメンズノンノの売れっ子モデルは目の前で遅刻した理由が昨晩、朝まで好きでもない2人の女とSEXしたせいだと言いわけ?したが、さらにチンポがデカイからさあ、とふざけた奴のツイッターやインスタ見ると、いい人ぶったいい事しか書いてない。これがツィツター、これがインスタ」とTwitterで暴露。このSEXで遅刻したモデルが、成田のことではないかとネット上で騒ぎとなりました。 デスクT そのせいで、『人は見た目が100パーセント』出演のニュースに対して、「ああ、3Pデカチンの人か」「もう色眼鏡でしか見れない」って声が相次いでるよ。もし園監督が言ってる俳優が成田じゃなかったら、「僕じゃありません」って言ったほうがいいよ! 記者H 言わないところを見ると……。 デスクT でも、成田って美容師の資格持ってるんだって! デカマラ美容師役がハマって、ブレークするかもよ! 記者H イケメン美容師役ですよ!「成田 凌 | MODEL | MEN'S NON-NO WEB」より
『クイズ☆スター名鑑』終わっていた!
デスクT 『クイズ☆スター名鑑』(TBS系)が、先月22日で終わってたなんて~。もう、ベン・ジョンソンが見られないなんて~。 記者H 『クイズ☆スター名鑑』は、激戦区の“日曜ゴールデン帯”に、TBSが鳴り物入りでスタートさせたロンドンブーツ1号2号・田村淳が司会を務めるクイズ番組。同時期には、裏番組で『日曜もアメトーーク!』(テレビ朝日系)や、『フルタチさん』(フジテレビ系)も始まり、視聴率競争が話題となりました。 デスクT 最終回では、千堂あきほが平野ノラのモノマネしたり、松島トモ子がライオンと2ショットを自撮りしてたけど、やっぱり深夜向けなんだろうね。実際、休止も多かったから、1クールのうちに数回しか放送されてないんじゃ。 記者H 各局が『鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の鉄壁に挑みましたが、ビクともせず。同時間帯の民放は日テレとテレ朝が好調。あとは低迷しています。ちなみに、『クイズ☆スター名鑑』の終了は、先月「サイゾーウーマン」(http://www.cyzowoman.com/2017/01/post_127902.html)がスクープしましたが、今月17日にTBSから公式発表されました。 デスクT 有吉弘行は、加地Pの『日曜もアメトーーク!』より、藤井Pの『クイズ☆スター名鑑』についてきたのにね(加地Pのインタビューはこちら 、藤井Pのインタビューはこちら)。今後は『日曜もアメトーーク!』に出るかもね。 記者H ただ、来月3日の深夜3時20分から、関東地区だけで『クイズ☆スター名鑑 特別編』が放送されますから、番組ファンは必見です。 デスクT わーい。市川紗椰がフジテレビを裏切った!?
デスクT タレントの市川紗椰が、メインキャスターを務める報道番組『ユアタイム』(フジテレビ系)を「裏切った」って話題だね。桑田佳祐が同番組主題歌の『百万本の赤い薔薇』で、「Oh oh 紗椰」って歌ってるのに! 記者H 今月からキリンビール「本搾り」のCMキャラクターを務めている市川ですが、報道番組のMCが私企業のCMに出演することは、放送倫理上、ご法度。16日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、CM発表当日まで、フジテレビに報告もしていなかったそう。さらに、『ユアタイム』はキリンとアサヒビールがスポンサーとなっているため、アサヒビールの手前、『ユアタイム』関係者は青ざめたといいます。 デスクT なんで報道番組やってると、CMに出ちゃいけないの? 記者H 例えば、キリン関係会社が不祥事を起こした際に、市川が伝えられないからです。まあ、スポンサーって時点で、『ユアタイム』では取り上げないでしょうけど。 デスクT でも、市川ってずっと降板説がささやかれてるよね。後任は滝川クリステルだとかなんとか……。視聴率も2%まで落ち込んだりと散々みたいだし。 記者H 市川サイドの「フジに出てあげてる」っていう意識が、CM契約に表れたのかもしれません。実際、市川目当てで見ている視聴者も多いようですから。 デスクT フジのニュース番組ってなんか滑ってるんだよねえ。『ユアタイム』も、市川とショーンKが発表された時点で、「お前ら、バタ臭いルックスに憧れてるんだろう~? そんな美男美女が毎日テレビに出てたら、見るだろう~?」っていうテレビマンの声が聞こえてくるかのようだったもんね。 記者H しかし、幹部の肝いりで始めたために、数字が悪くても簡単に打ち切れないみたいですよ。 デスクT そのうえ、市川からも見放されたら悲惨だね。ここは、ショーンKを連れてくるっきゃない!?13.9%……視聴率回復の『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉より“マサオ”浅野忠信に要注目!?
木村拓哉主演の日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第5話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より1.6ポイントも回復しました。先週20時~22時で高視聴率を叩き出した『イッテQ!』(日本テレビ系)の2時間スペシャルが、今週は19時~21時に移動していたのが要因かと思われますが、この日テレの編成には、何か不思議な力が働いているんでしょうか。 さてさて、第5話まで見てきて、このドラマの楽しみ方もわかってきました。木村拓哉はだいたい同じような役しかしないですし、今作は第1話から何やら悟りきった人物として登場しているので、木村が演じる“職人外科医”沖田を追いかけていると、だいぶ飽きます。 一方で、いかにも目に楽しいのが壇上記念病院の副院長・壮大(浅野忠信)です。壮大と書いて「マサオ」。沖田とは幼なじみで、沖田の元カノで壇上院長(柄本明)の娘でもある深冬(竹内結子)に婿入りした野心あふれる実業家にして、有能な脳外科医。脳外科医なのに右手で壁をブン殴って穴を開けちゃったり、ことあるごとに沖田に「まだ好きなのか、深冬のこと……(ぐぎぎ)」と嫉妬丸出しでからんだり、すぐ取り乱すくらい深冬のことが大好きなのに女弁護士(菜々緒)と不倫をしていたり、なかなか起伏に富んだ人物となっております。 今回は、そんなマサオの全力疾走からスタート。髪を振り乱し、深冬が横になっている病室に駆け込んできました。 そんなマサオに、深冬は「もう大丈夫」と言いますが、ぜんぜん大丈夫ではありません。深冬の脳には腫瘍があり、いきなり意識を失ってしまうほどに進行しています。マサオが全力疾走していたのも、深冬が倒れたという連絡を受けてのことでした。 マサオと沖田は、深冬に脳腫瘍であるという告知をしていません。腫瘍が難しいところにあり、沖田が手術の方法を見つけられないでいるからです。脳外科はマサオの専門ですが、「家族は切れない」という理由で沖田に執刀医を任せています。 沖田は、オペの方法が見つかるまで告知をするつもりはありません。しかし、焦るマサオは「もう俺が切るよ!」と言い出しました。 「俺だってオペのことは考えてるんだよ!」 そう怒鳴りながら、自分で考えたオペ方法の紙束を頭上に掲げると、それをビリビリに破きながら「わかってるよ、こんなんじゃダメだってことくらい!」……うーん、こんな様子では、とても手術は任せられません。いよいよ告知する段になったら、膝小僧を握りしめて泣いちゃうし。 そうして妻の治療が進まないことに超絶イラつきながらも、同時進行で病院経営には冷徹なまでの手腕を発揮するのがマサオの魅力です。 今回、マサオの大学時代の恩師である桜坂中央病院の権威・山本輝彦(武田鉄矢)が医療事故を犯した疑いが浮上しました。しかも、よりによってその事故を調査する外部メンバーに、壇上の外科部長である羽村(及川光博)が選ばれています。 羽村とマサオは大学時代からの仲。つまり山本先生は羽村にとっても恩師なわけですが、調査の結果は「黒に近いグレー」。羽村は「先生を守るため」に「白」という報告書を上げようとしますが、マサオはこれを利用することにしました。 恩師に対して「ミスを隠してほしくば、壇上と提携せよ」と持ちかけるのです。実に腹黒い。 しかし、山本先生の手術に疑問を持っていた患者・風間(須田邦裕)が壇上を訪れ、沖田が開腹したことで「黒」であることが明確に。沖田はひねりのない性格なので、そのまま風間に「山本先生のミスだよ」と伝えることにしました。そうなると、羽村も報告書に「白」と書くわけにはいきません。 羽村の報告書によって、山本先生は桜坂を辞めることに。羽村は「君がひとりの優秀な外科医を殺したんだ!」と言いながら沖田に殴りかかったり(猫パンチビンタ。ミッチーだけにミッチー・ローク風)、山本先生から「おかげで権威から解放された」と許しの留守電を受けて泣き崩れたりと、ナイーブさを発揮しますが、マサオはこの事態すら逆手に取ります。外科医がひとり減った桜坂に羽村を兼任外科部長として送り込むことで、まんまと提携話をまとめてしまいました。 その間にも、不倫中の女弁護士と一夜を過ごしたり、ニヤニヤしながら水槽の手入れをしたり、何かと挙動不審なマサオ。浅野忠信は、このドラマのクランクイン後、取材に対して「監督が3人いることで、役が回ごとに変わって戸惑った」「台本が撮影と同時進行で上がってくるなんて映画ではありえない」と、3年ぶりとなるテレビドラマの現場について語っていましたが、ヤケクソなのか楽しんでいるのか、あんまり見たことのない浅野が見られて楽しい限りです。 物語は、沖田がいよいよ深冬に脳腫瘍を告知したところまで。深冬は前もって自分でCTを撮り、絶望的な状況であることを自覚しています。で、そのCTを見たときに思い出したのが、沖田に「結婚します」メールを送って「おめでとう」って返信されたことなんだって。 このへんの沖田と深冬の未練エピソードって、無理やりねじ込んでいる感じがしてドラマそのものを薄っぺらくしている気がするんですが、まあ我らがマサオの嫉妬心を煽ってくれるので歓迎したいところでもあるんですよね。 マサオ、次回も大暴れお願いします! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
木村拓哉『A LIFE~愛しき人~』医療界から批判殺到……その裏に“監修者”と日本医師会の対立も
木村拓哉の主演ドラマが、医療界からボロクソに叩かれている。日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の視聴率は第4話が12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、2話連続ダウン。視聴率が低いだけでなく、SMAP解散騒動で“裏切り者”のレッテルを貼られたキムタクへの嫌悪感からか、内容にも不評の声が多い。 「手術シーンにもこだわった本格医療ドラマかと思ったら、リアリティが全然なく、いつものキムタク俺様ドラマだった」 こう評したのはドラマウォッチャーで知られる芸能ライターだが、実際に医師からも「医療に対して誤解を招く可能性がある」という声が上がっている。 「竹内結子演じる昔の恋人の脳腫瘍の手術を担当するけど、一般の外科医が脳外科の専門手術に乗り出すなど、まずあり得ない」 「キムタクが他人の論文を読んで『これをやってみよう』と手術をしていたが、非常に危険。医師は自己の経験に基づいてやるもの」 「キムタクが6,000件のオペをしてきたと豪語するけど、11年のキャリアで換算すると、突出して多いとはいえない」 大阪市内で整形外科医を務める医師も「キムタクが手術前の患者に『大丈夫です』『よくなります』と言い切る姿をかっこよく描いていますけど、安易に治癒を約束できませんし、こういうのを医学生が見て真似したら困る。手術前の患者さんは不安がいっぱいで、それを和らげるのはいいことですが、その不安が手術室という未知の世界に踏み込むことなのか、術後の痛みやリハビリのことなのか、生死に関わるかということかなど、治療の成否とは別に、まず不安の理由を聞いてあげる必要があります」という。 ただ、ドラマはあくまでドラマ。現実と完全に一致させる必要性があるのかは、議論の余地があるところだ。成功を断言する医師は、キムタクでなくともドラマ内でよくみられるもので、米倉涼子演じる『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)も「私、失敗しませんので」と患者に言い切っている。米倉で聞かれなかった批判がキムタクで聞こえてくるのは、やはりキムタクへの嫌悪感なのだろうか? 「いや、違うと思いますね」 そう否定するのは医療ジャーナリストだ。 「『ドクターX』では 日本医師会が監修を務めているので、医師から異論が出ていないだけです。『A LIFE』は、天皇陛下のオペをした心臓外科医の天野篤医師(順天堂大学教授)が監修していますが、天野さんは医師会に対しても歯に衣着せぬ発言をする、業界では異端児といわれる人物。敵も多いので、彼の監修には口を挟みたい人が多い」(同) なんと、医療界の人間関係がドラマ批判の大小につながっていたというわけだ。 確かに過去のインタビューで天野氏は、自分より2倍の時間を要した手術を行った病院を批判。「手術時間が長ければ、それだけ患者に負担がかかる」として「早い・安い・うまい」をモットーに効率的な手術をしていることを自慢していたが、これには同業の医師から「早さを競うようになったら危険」と異論が噴出したという。 「内々に対立を生んでいた背景があるから、日本医師会の顔色を見た医師や医療ライターは、キムタクのドラマだけ批判をしますよ」(前出医療ジャーナリスト) ただ、テレビドラマはリアリティがあろうがなかろうが、視聴率がすべての世界。『A LIFE』は何より数字を取らなければ、手術に成功しても“失敗作”と呼ばれるだろう。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
いよいよ草なぎ剛『嘘の戦争』に抜かれる!?『A LIFE~愛しき人~』過去最低も、内容は……
もう何度もいわれていることですが、いよいよ“キムタク神話崩壊”が現実味を帯びてきたようです。日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第4話の視聴率は、12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と過去最低を更新。いちおうまだ今期の連ドラではトップを走っていますが、草なぎ剛主演の『嘘の戦争』(フジテレビ系)、好評を得ている『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の足音が聞こえてきました。 とはいえ今回は、本来なら21時台にかぶってこない『世界の果てまでイッテQ!10周年アワード イモトWT99か国の奇跡2時間SP』(日本テレビ系)がスペシャルで裏に入り、しかも22.5%という番組史上2位の高視聴率を残していることを見れば、健闘といえるのかもしれません。 実際、内容的には今回の『A LIFE』は充実していたと思います。 第4話でフィーチャーされたのは、壇上記念病院のオペナース・柴田(木村文乃)。外科手術について熟知し、常に先回りして器械出し(メスなどを執刀医に手渡す役割)を行う技術には、主人公・沖田(木村)をはじめとする壇上記念病院の外科医たちも全幅の信頼を寄せています。 しかし、今回はそんな柴田の“有能ぶり”がアダとなることに。 副院長の壇上壮大(浅野忠信)は、片山関東病院という中規模医院との提携を画策中。まずは挨拶代わりに世界的な実績のある沖田を送り込み、壇上のレベルの高さを見せつけてやることになりました。 その沖田に、オペナースとして同行することになった柴田。しかし、手術中に前立ち(助手のこと)を務めていた片山の院長の息子である外科医・孝行(忍成修吾)に背き、指定されたものとは別の器械を差し出します。 「サテンスキーのほうが、いいと思いますよ(キッパリ)」 その場こそ、沖田が柴田の判断を支持したため手術は滞りなく終わりますが、孝行は当然ブチ切れ。院長パパ(鶴見辰吾)に告げ口し、パパは壇上との提携話を白紙に戻そうとします。 これに慌てたのが壮大でした。片山での手術を見学に行っていた井川(松山ケンイチ)から事情を聞き出すと、柴田をオペから外すことに。ちなみに井川は副院長に告げ口したのではなく、柴田のことが大好きなので「柴田さんが優秀すぎるんですよー」と、手柄として報告したのでした。 柴田の言い分はシンプルです。 「沖田先生が執刀医だったので、いつも使ってるものをと出しました」 そして、オペから外されることを告げられると「辞めます」と踵を返して部屋を出て行きました。ちなみに壮大は沖田からは何も話を聞いていませんが、このとき柴田に「沖田は何も言ってなかった」と言います。聞いてないんだから何も言ってないに決まっているんですが、沖田がフォローしてくれなかったと思い込んだ柴田は、深く傷つきました。 実は柴田は、医者になりたかったのだそうです。親が医者で、自分も当たり前に医者を目指したのに、ひとつの医療ミスで実家の医院が潰れてしまい、高額な医学部の学費を払えず、奨学金をもらって看護学校に行くしかなかった。そうした過去を、ヤケクソでOKした井川との砂浜デートでぶちまけます。 井川も医者の息子で、親は今も大病院の院長で、親の金で当たり前に医者になった人間です。だから柴田は井川に、ずっとムカついていました。でも、気持ちを全部吐きだしたことで楽になったようです。突然の告白にうろたえる井川に背を向けて、 「おなかすいた!」 と、今の素直な気持ちを、もうひとつ吐きだすのでした。 今回、主役はほとんど井川と柴田でした。同じ医者の家の生まれなのに、片や医者、片やナース。柴田には、どうしたって拭えないコンプレックスがある。一方の井川は柴田の知識や技量にほれ込んでいるし、たぶん性格や顔にも惚れ込んでいる。 そういう2人を、木村文乃は徹底的に仏頂面に、松山ケンイチはコロコロと表情を変えながら、2人とも感情表現を全面に出して演じていました。環境が変わる、心持ちが変わる、関係性が変わる、そうすると人間というのは、顔が変わるんだということが、実に丁寧に演出されていたし、演じられていました。 さらに表情の芝居といえば、孝行を演じた忍成修吾もすごかった。登場シーンは少ないし、手術中はほとんど顔が見えないのに、一瞬で視聴者に「イヤな奴ですよ」という主張を伝えてくる。 この3人の演技合戦が、第4話を1本のお芝居として見応えあるものにしたと思います。 一方、沖田を演じる木村拓哉はといえば、キャラ設定として「芯が通っている」ので、特に変化はありません。なんか、壁打ちの壁みたいな感じです。そういう役だからそういう芝居をしているのか、そういう芝居しかできないからそういう役を与えられるのか、それはまあ、とりあえず置いておきます。 というか、実は4話になって沖田にも小さな変化が与えられました。壮大の妻で壇上院長の娘である深冬(竹内結子)と10年前に付き合っていたわけですが、「お互いにフラれた」と思い込んでいたことが明らかになったのです。 深冬は脳腫瘍を患っていて、沖田が執刀予定。なんか面倒なことにもなりそうですが、これってどうなんですかね。柴田の抱えていた深い挫折と劣等感に比べれば、いかにも軽く映ってしまいます。このドラマに登場するいろいろな事情の中で、「沖田が深冬に未練があるかも?」って、もっともどうでもいいことに見えてしまう。ここまでの沖田なら、そんなことでブレが生じるとは思えないし、ブレが生じたらキャラ矛盾だし、ブレが生じないなら無駄な設定ということになるし……。 ともあれ、柴田はいろいろあってオペナースとして壇上での仕事を続けることになり、深冬は沖田の目の前でブッ倒れて、今回はおしまい。 あ、あと、いちおう言っときますけど、今回も浅野忠信は最高でしたよ。 (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
過去最低の13.9%……木村拓哉『A LIFE~愛しき人~』ドラマの根幹を揺るがす、院長の“キャラ変更”
木村拓哉が、手術の腕に絶対の自信を持つ“職人外科医”を演じている日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。キムタクにとってSMAP解散後初のピン仕事ということもあって注目が集まっていますが、第3話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最低に。ガッツリ予算をつぎ込んでいるTBSさんの心中お察しするばかりであります。 今回のゲスト患者は、謎の腹痛に苦しむ小学生・友梨佳ちゃん(石井小咲)。お母さんの実家に預けられているときだけお腹が痛くなるので、どうやら原因は心因性らしいということでしたが、その診断に納得ができないお母さんがセカンドオピニオンを取りに来院しました。 何を隠そう、沖田(木村)の専門は小児外科。今回も、院長の娘である小児科医・深冬(竹内結子)とともにサクっと原因を突き止め、さっそく手術の準備を進めます。 しかし、ここで問題が。 友梨佳ちゃんの腹痛を「心因性」と判断した以前の担当医が、小児外科治療学会の重鎮である蒲生教授なる人物だったのです。この病院で友梨佳ちゃんのお腹を開くということは、蒲生教授に逆らうということ。蒲生教授に逆らうと小児外科治療学会に居場所がなくなるのだそうです。深冬が小児科の指導医を目指していることもあって、沖田が所属する壇上記念病院では、友梨佳ちゃんの手術ができないという結論に。ひどい話です。 ひどい話なので、沖田は「だったら俺はここを辞める」と言い出しました。別の病院で、自分が友梨佳ちゃんの手術をすると。 しかし、沖田が病院を辞めると困るのが、副院長で深冬の入り婿でもある壮大(浅野忠信)です。深冬の脳には腫瘍があり、その手術ができるのは沖田しかいない。院長の娘であり副院長の妻である深冬を、壇上以外の病院で手術させるわけにもいきません。 そこで、副院長・壮大は独断で、沖田に友梨佳ちゃんの手術を許可します。ただし、小児科医としての将来がある深冬を手術に参加させないことを条件としました。 一度は深冬自身、「手術ができない」という結論を飲みこんでいましたので、沖田にとっては、なんの問題もない条件です。しかし、一本気な沖田の医師魂に心を打たれた深冬は直前になって翻意。「医者として一番大切なこと忘れてた」「目の前の命を救うことに一生懸命の医者でありたい」と言って手術への参加を沖田に直訴し、メスを握ります。ちなみにここまで、深冬が脳腫瘍による激しい頭痛に襲われて動きが鈍くなるシーンがたびたび描かれていますが、術中はなぜか大丈夫なようです。脳内麻薬が出てるとか、そういう理屈なんでしょうか。わかりません。 ところでこの病院の院長室と副院長室には、外科手術を生中継しているモニターがあります。院長・虎之介(柄本明)と副院長・壮大はそれぞれの部屋でモニターを眺めていましたが、友梨佳ちゃんの手術が行われていることを知らされていなかった院長は、沖田が執刀している姿を見て激昂! しかも…… 「深冬までいるじゃないかー!」 勢い込んで手術室に乗り込み「すぐに(腹を)閉じるんだ!」と怒鳴りつけるのでした。 今回、最初から最後まで蒲生教授に気を使って、友梨佳ちゃんの命を危険にさらしたのは、院長・虎之介でした。もともと「ビジネスよりも医療の本質を追及せよ」というキャラクターとして登場した院長でしたが、3話にして、もう「人の命」を蔑ろにしてしまった。これ、ドラマの根幹を揺るがすキャラ変更だと思うんですよね。 結果、友梨佳ちゃんの手術は成功します。院長が小学生の命を犠牲にしてまで守ろうとした「小児外科治療学会での娘・深冬の立場」も、電話一本でどうにでもなる問題でした。 「目の前の命を救う」ことが絶対的信念の沖田にとって、今回の院長の判断は、心の底から軽蔑すべきものだったはずです。今後、どれだけこの院長がいいことを言おうが、医師として正しい判断をしようが、「あのとき、友梨佳ちゃんを見殺しにしようとした」という事実は消えません。つまり、この序盤の段階で『A LIFE』は、院長という“理想の医師”を1人、殺してしまったということです。 まともに辻褄を合わせていくなら、もうこの病院の経営陣に沖田が信頼すべき人物はひとりもいません。院長と副院長のソリが合わないことも語られましたが、どちらも「患者の命が最優先」の医者ではないので、沖田が同調すれば矛盾が生じることになります。よって、ひとつの大きな流れになるはずだった「院内の派閥争い」に、沖田が積極的に関係することはできなくなったわけです。まあ、今回の院長のアレを気の迷いだったことにして、強引に進めるのかもしれませんが。 一方、もうひとつの流れである「深冬の脳腫瘍」については、壮大の沖田に対する嫉妬に火が付き始めていて、苦虫をかみ潰しながら「まだ好きなのか、深冬のこと……」とか言い出しました。もう絵に描いたようなメロドラマですが、こちらは浅野忠信のテンション芝居に見応えがあるので、まだまだ楽しめそうです。今回はそんなところで! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
過去最低の13.9%……木村拓哉『A LIFE~愛しき人~』ドラマの根幹を揺るがす、院長の“キャラ変更”
木村拓哉が、手術の腕に絶対の自信を持つ“職人外科医”を演じている日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。キムタクにとってSMAP解散後初のピン仕事ということもあって注目が集まっていますが、第3話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最低に。ガッツリ予算をつぎ込んでいるTBSさんの心中お察しするばかりであります。 今回のゲスト患者は、謎の腹痛に苦しむ小学生・友梨佳ちゃん(石井小咲)。お母さんの実家に預けられているときだけお腹が痛くなるので、どうやら原因は心因性らしいということでしたが、その診断に納得ができないお母さんがセカンドオピニオンを取りに来院しました。 何を隠そう、沖田(木村)の専門は小児外科。今回も、院長の娘である小児科医・深冬(竹内結子)とともにサクっと原因を突き止め、さっそく手術の準備を進めます。 しかし、ここで問題が。 友梨佳ちゃんの腹痛を「心因性」と判断した以前の担当医が、小児外科治療学会の重鎮である蒲生教授なる人物だったのです。この病院で友梨佳ちゃんのお腹を開くということは、蒲生教授に逆らうということ。蒲生教授に逆らうと小児外科治療学会に居場所がなくなるのだそうです。深冬が小児科の指導医を目指していることもあって、沖田が所属する壇上記念病院では、友梨佳ちゃんの手術ができないという結論に。ひどい話です。 ひどい話なので、沖田は「だったら俺はここを辞める」と言い出しました。別の病院で、自分が友梨佳ちゃんの手術をすると。 しかし、沖田が病院を辞めると困るのが、副院長で深冬の入り婿でもある壮大(浅野忠信)です。深冬の脳には腫瘍があり、その手術ができるのは沖田しかいない。院長の娘であり副院長の妻である深冬を、壇上以外の病院で手術させるわけにもいきません。 そこで、副院長・壮大は独断で、沖田に友梨佳ちゃんの手術を許可します。ただし、小児科医としての将来がある深冬を手術に参加させないことを条件としました。 一度は深冬自身、「手術ができない」という結論を飲みこんでいましたので、沖田にとっては、なんの問題もない条件です。しかし、一本気な沖田の医師魂に心を打たれた深冬は直前になって翻意。「医者として一番大切なこと忘れてた」「目の前の命を救うことに一生懸命の医者でありたい」と言って手術への参加を沖田に直訴し、メスを握ります。ちなみにここまで、深冬が脳腫瘍による激しい頭痛に襲われて動きが鈍くなるシーンがたびたび描かれていますが、術中はなぜか大丈夫なようです。脳内麻薬が出てるとか、そういう理屈なんでしょうか。わかりません。 ところでこの病院の院長室と副院長室には、外科手術を生中継しているモニターがあります。院長・虎之介(柄本明)と副院長・壮大はそれぞれの部屋でモニターを眺めていましたが、友梨佳ちゃんの手術が行われていることを知らされていなかった院長は、沖田が執刀している姿を見て激昂! しかも…… 「深冬までいるじゃないかー!」 勢い込んで手術室に乗り込み「すぐに(腹を)閉じるんだ!」と怒鳴りつけるのでした。 今回、最初から最後まで蒲生教授に気を使って、友梨佳ちゃんの命を危険にさらしたのは、院長・虎之介でした。もともと「ビジネスよりも医療の本質を追及せよ」というキャラクターとして登場した院長でしたが、3話にして、もう「人の命」を蔑ろにしてしまった。これ、ドラマの根幹を揺るがすキャラ変更だと思うんですよね。 結果、友梨佳ちゃんの手術は成功します。院長が小学生の命を犠牲にしてまで守ろうとした「小児外科治療学会での娘・深冬の立場」も、電話一本でどうにでもなる問題でした。 「目の前の命を救う」ことが絶対的信念の沖田にとって、今回の院長の判断は、心の底から軽蔑すべきものだったはずです。今後、どれだけこの院長がいいことを言おうが、医師として正しい判断をしようが、「あのとき、友梨佳ちゃんを見殺しにしようとした」という事実は消えません。つまり、この序盤の段階で『A LIFE』は、院長という“理想の医師”を1人、殺してしまったということです。 まともに辻褄を合わせていくなら、もうこの病院の経営陣に沖田が信頼すべき人物はひとりもいません。院長と副院長のソリが合わないことも語られましたが、どちらも「患者の命が最優先」の医者ではないので、沖田が同調すれば矛盾が生じることになります。よって、ひとつの大きな流れになるはずだった「院内の派閥争い」に、沖田が積極的に関係することはできなくなったわけです。まあ、今回の院長のアレを気の迷いだったことにして、強引に進めるのかもしれませんが。 一方、もうひとつの流れである「深冬の脳腫瘍」については、壮大の沖田に対する嫉妬に火が付き始めていて、苦虫をかみ潰しながら「まだ好きなのか、深冬のこと……」とか言い出しました。もう絵に描いたようなメロドラマですが、こちらは浅野忠信のテンション芝居に見応えがあるので、まだまだ楽しめそうです。今回はそんなところで! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
視聴率アップのTBS『A LIFE~愛しき人~』 この“キムタクのためのご都合主義”は許されるか
元SMAP・木村拓哉主演の日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)も第2話を迎えました。視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より0.5ポイント上昇。莫大な予算を使って主役級を集めたTBSとしては物足りない数字かもしれませんが、「やっぱり、ちゃんと作ってるドラマはそこそこ獲るなー」という印象です。 シアトル帰りの主人公・沖田(木村)は、論文を書いて評価されることなんかにはまるで興味がなく、腕一本で勝負する“職人”外科医。第1話では、その天才的な手技で、大動脈弁狭窄に倒れた壇上記念病院の院長・虎之介(柄本明)の命を救いました。 その後、シアトルに帰るつもりでしたが、10年前に付き合っていた元カノ・深冬(竹内結子)の脳に腫瘍があることを知り、現在の夫であり同院副院長の壮大(浅野忠信)から深冬の手術を頼まれたこともあって、しばらくこの病院で勤めることにしました。脳外科手術は壮大の専門ですが、壮大いわく「家族の手術はできない」とのこと。「深冬のことを、もうなんとも思ってないなら、おまえが切れ」と迫られ、沖田は了承したのでした。 壮大と沖田の見立てでは、深冬が危険な状態になるまで「何もしなければ、半年」。しかし壮大も沖田も、深冬にはまだ自覚症状が出ていないと推察していますが、実際にはもう深冬は「最近、頭痛がひどい」状態です。進行は、2人の医師が思っているより早そう。悲劇の匂いがしますね。 『A LIFE』は、この「深冬の脳腫瘍」を下敷きにしながら、どうやら毎回ゲスト患者が登場する1話完結型のドラマとして進んでいくようです。 今回のゲストは、老和菓子職人の森本(平泉成)。院長の紹介で入院してきた森本は、大動脈瘤の手術を受けることになります。担当するのは、若手のエース外科医・井川(松山ケンイチ)。院長の紹介であるうえ、森本が宮内庁御用達の職人であると聞かされていた井川は、張り切り勇んで診察に臨みます。 交通事故の後遺症で通常の術式が採用できず、TEVERという難しい手術になりましたが、井川はこれを完璧に成功させます。さすがエース! 満天橋(名門だそうです)の御曹司! 森本は術前、井川に念を押していました。和菓子職人にとって、右手は命。右手に後遺症が残るようなことはないのかと。 井川は、理論上ありえないと告げていましたが、案の定、森本の右手に痺れと痛みが出てしまいます。 自分の手術に自信を持っている井川は、その痛みを「心因性」と判断。過剰なほどの外科的な検査を受けさせ、異常がないことを確認した上で、森本を「クレーマー」「モンスターペイシェント」と結論付けました。 しばらく病院に顔を出さなくなった森本に対し、井川も医局のみんなも「終わったこと」としていましたが、ある日、森本が自殺未遂を起こして担ぎ込まれてきました。幸い、命には別状がないものの、ともに和菓子屋を営む森本の息子は怒り心頭。壇上記念病院を訴えると息巻きます。 これに対し、副院長・壮大は「1億円の見舞金」をドーン! 医療ミスを認めずに森本一家を丸め込むことに成功しました。 これにて、一件落着……とはいきません。 この結論に納得いかないのが、沖田です。寿司職人を父に持つ沖田は、右手が使えなくなった森本の気持ちが痛いほどわかります。 そして沖田は、森本の右手の痛みが心因性などではなく、井川のミスであることを突き止めます。「クレーマーを相手にするのか」と食い下がる井川に「医師失格」の烙印を突きつけ、いざ手術へ。天才なので、治してしまうのでした。 まあ、沖田を立たせるための、「いかにも」なご都合主義です。実際、心因性でそういう痛みが出ることだってあるだろうし、一定の検査で見つからなかった痛みの原因を「探し出せなかった方が悪い」とするのは、超天才じゃない(主人公じゃない)医師たちにとっては酷な話です。 じゃあ、そのご都合主義がよくないのかというと、そうでもないんですよね。そこに説得力があれば、ぜんぜんいいと思う。で、今回の井川のミスの原因は森本に先天的な奇形があって血管のつながり方が普通じゃなかったことで、その奇形は幼少時じゃないと症状が出ないものだったんだそうです。 つまり、井川がこれを見落としてミスを犯しても「仕方がない」ものであり、これを見落としても、なお井川が“若手のエース”たる力量を持っていることが、しっかりと語られている。そして、こうした沖田の振る舞いを見た井川に、「すいませんでした!」と謝らせたうえで「でも俺、沖田先生を超えて見せますから」と言わせている。 現状、ドラマでいうところの4番手、5番手あたりに位置する井川にも「成長の余地」が振られているあたり、今後の展開にも期待が持てるところなんですよね。 というのも、「深冬の脳腫瘍」とは別にもうひとつ、ドラマの下敷きになっていきそうなのが、「院長派 vs 副院長派」の権力争いなんです。外科部長・羽村(及川光博)は、井川の医療ミスをマスコミにリークし、副院長と一緒になって院長を引責辞任させようとたくらんでいました。その羽村は第1話で井川に「沖田のような外科医になるな、潰れるから」と助言していたりもします。 今後、沖田が「理想の医療」を旗印に、ビジネスライクな副院長派を駆逐していくことになれば、その協力者となるのは井川に他ならない。 キムタク演じる沖田は設定的に、もう悟りきっちゃってるというか、考えることもやることも「目の前の人を治す」ということからブレようがないので(ブレたらおもしろいけど、無理でしょう)、井川たち脇役がどんなふうに変化していくかでドラマが転がっていくことになるのでしょう。「システムと理想」とか「金儲けと人の命」とか、確かに既視感のある構図ではありますが、松ケン/井川の意識の変化と、竹内結子/深冬の体調の変化が、いい具合にドラマを引っ張っていけそうな雰囲気です。要するに、3話以降も面白そうってことです。はい。 (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより




