ようやくというべきか……。“演技派”として、高い評価を受けている若手女優の黒木華が、4月期のTBS系ドラマ『重版出来!』(火曜午後10時~)で、待望の連ドラ初主演を果たす。 原作は、青年漫画雑誌「月刊!スピリッツ」(小学館)で2011年11月号から連載されている松田奈緒子氏の同名漫画。脚本は、映画『図書館戦争』シリーズ、ドラマ『空飛ぶ広報室』(13年/TBS系)、『掟上今日子の備忘録』(15年/日本テレビ系)などを手掛けた野木亜紀子氏が担当する。 ドラマの舞台となるのは、大手出版社・興都館(こうとかん)の週刊コミック誌「バイブス」編集部。柔道一筋で元五輪代表候補だった主人公・黒沢心(黒木)は、新卒で同社に入社し、同編集部に配属される。厳しい出版業界の中で、黒木と仲間たちが次々と襲いかかる難題に奮闘する姿を描いた作品だ。 黒木は、12年度後期のNHK連続ドラマ小説『純と愛』で注目を集め、13年には映画『舟を編む』『シャニダールの花』で、『第37回日本アカデミー賞』新人俳優賞、『第56回ブルーリボン賞』新人賞を受賞。14年には映画『小さいおうち』で、『第64回ベルリン国際映画祭』最優秀女優賞、『第38回日本アカデミー賞』最優秀助演女優賞を受賞。15年にも、映画『母と暮せば』で『第39回日本アカデミー賞』優秀助演女優賞を受賞するなど、25歳の若さで多くの賞を受けた実力派だ。 ドラマでは、14年度前期のNHK朝ドラ『花子とアン』で、土屋太鳳と共に主役・吉高由里子の妹役を好演。『リーガル・ハイ』第2シリーズ(13年10月期/フジテレビ系)では異色の弁護士役、『天皇の料理番』(15年4月期/TBS系)では主役・佐藤健の妻役を演じた。現在放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』では、真田家臣のきり(長澤まさみ)の幼なじみ・梅役で起用され、存在感を発揮している。 『重版出来!』は、豪華なキャストが名を連ねている。準主役は、「バイブス」の編集者で、次期編集長候補のオダギリジョー。そのほか、坂口健太郎、荒川良々、永岡佑、前野朋哉、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊らの演技派がズラリそろった。 ただ、不安点がないわけではない。主役の黒木を含め、演技派が多く、キャストは地味な印象が拭えない。さらに準主役は、“低視聴率男”と呼ばれたオダギリだ。ドラマの内容重視の視聴者ならともかく、そうではない視聴者にとっては“派手さ”に欠けそうな雰囲気。若い視聴者層にアピールできる出演者は、坂口と永山くらいのものだ。 ましてや、このTBSの「火10ドラマ」枠は、14年4月期にスタートして以来、数字が取れておらず、ずっと視聴率は1ケタ続き。今クールの『ダメな私に恋してください』(深田恭子主演)は健闘しているほうだが、それでも一度も2ケタ台に乗っていない。 そんなわけで、“低視聴率”のにおいがプンプンしてくる『重版出来!』だが、その悪い予想を覆してほしいものだ。 (文=森田英雄)TBS系『重版出来!』より
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かつての“低視聴率男”オダギリジョー 深夜ドラマで“惨敗”もマイペースで……
まさに、「ひっそりと」と言うべきか、TBSが10月期より『テッペン!水ドラ!!』(水曜午後11時53分~深夜0時23分)を新設した。 TBSでは視聴率低迷のため、3月いっぱいで月曜午後8時、9月いっぱいで木曜午後9時のドラマ枠を廃止。その代わりに、水曜深夜のドラマ枠が設けられた。その第1弾はオダギリジョー主演の『おかしの家』で、10月21日に放送開始した。 同ドラマの舞台となるのは、東京・下町の小さな駄菓子屋「さくらや」。主人公の桜井太郎(オダギリ)は早くに両親を亡くし、祖母・明子(八千草薫)が営む「さくらや」を手伝っているが、経営は苦しい状態。 店の裏口では、太郎の同級生で脚本家志望の三枝(勝地涼)、後輩で仕事に挫折した経験をもつ金田(前野朋哉)、近所ではやらない銭湯を経営する島崎(嶋田久作)らの常連客が入り浸り、太郎と共にたわいもないおしゃべりをして、少年時代のような時間を過ごしていた。 そんな中、太郎の幼なじみである木村礼子(尾野真千子)が、離婚して息子を連れて地元に戻り、初恋の相手・太郎と再会。太郎や仲間たちは、「さくらや」を訪れる人々と共に、己自身の過去に、夢に、痛みに向き合い、「本当に大切なもの」に気付いていく……というストーリー。 深夜の30分ドラマとしては、なかなかの豪華キャストで、第2話には太郎の同級生で、年収1億円を超えるIT社長となった武田役の藤原竜也がゲスト出演する。演出・脚本を手掛けるのは、映画『川の底からこんにちは』で「ブルーリボン賞」監督賞、『舟を編む』で「日本アカデミー賞」最優秀監督賞を受賞した石井裕也監督で、こちらも豪華だ。 オダギリといえば、12年4月期に主演した『家族のうた』(フジテレビ系)の第4話で3.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全話平均は3.9%で、いずれも、今世紀に民放プライム帯で放送された連ドラ(テレビ東京を除く)の中で、最低視聴率を更新した。同ドラマは第8話で打ち切りとなり、オダギリはその後、“低視聴率男”のレッテルを貼られることになってしまったのだ。 このワースト記録は後に、単話、全話平均とも、『夫のカノジョ』(13年10月期/TBS系/川口春奈主演)が更新。さらに、単話では『HEAT』(15年7月期/フジテレビ系/AKIRA主演)が2.8%を出して更新。これにより、オダギリは“史上最低視聴率男”の肩書から解放されることになったが、『家族のうた』のイタイ記憶は今でも生々しい。 ただ、演技力に定評があるオダギリは、NHK大河ドラマ『八重の桜』では、主役の綾瀬はるかの2番目の夫役を好演。『S-最後の警-』(TBS系)、『アリスの棘』(TBS系)、『極悪がんぼ』(フジテレビ系)などで、脇役として活躍。14年4月期には、テレビ東京系の深夜ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』で主演したが、今作の『おかしの家』はテレ東を除くと、深夜とはいえ、3年半ぶりの連ドラ主演となった。 初回視聴率は2.8%と、“惨敗”の数字となったが、深夜枠だけに、叩かれることはまずない。同枠は深夜帯ならではのエッジの効いた企画への挑戦や、TBSの次世代クリエイターの発掘と育成を目的に創設されており、必ずしも、視聴率にはこだわらないスタンス。『家族のうた』では低視聴率に悩まされたオダギリだけに、深夜帯でマイペースに主演したほうが、“お気楽”でいいのかもしれない。 (文=黒田五郎)
AKBぱるるにPerfume、本田翼!? “格”なさすぎ『東京国際映画祭』の薄汚れた裏側……
『第28回東京国際映画祭』が22日開幕し、メイン会場の東京・六本木ヒルズで、オープニングイベントが行われた。 だが、この『東京国際映画祭』に注目している一般人が果たしてどれだけいるだろうか。28回目の開催を数えながら「あ、そんなの今やってるんだ」程度の認識しかないのではないか。今回、ゲストとして登場した顔ぶれを見ると、注目度の低さも納得してしまう。 「国際」を謳っている通り、名女優のヘレン・ミレンやロバート・ゼメキス監督などの豪華ゲスト、佐藤浩市や中谷美紀、オダギリジョーや安藤サクラなどは映画俳優のイメージが定着しており、十分に理解できるキャスティングだ。だが、その他は……。 「Perfume、AKB48の島崎遥香、本田翼、GACKTなどはさすがに『?』となりましたね。出品された作品に出演しているとはいえ、“映画”のイメージがない人が多すぎます。バリエーションを豊富にしているつもりでしょうが、随分と安っぽく見えちゃいます(笑)。もともと“国際”といいながら世界的な知名度が極めて低いこの映画祭ですが、日本人からしても興味が湧かないのはこの『格』のなさでしょうね。この開催に多額の税金が使われているというのだからガックリきますよ」(芸能関係者) 予算の半分以上が税金という、“公”のイロが強いイベントにもかかわらず、映画会社と大手広告代理店が「既得権」で懐を潤すだけといわれる『東京国際映画祭』。プロデュース側の儲けだけを考えた結果がこの「ハチャメチャゲスト」ということか。昨年からは「クールジャパンとの連携」ということで事業費が一昨年から倍増したらしいが、“クール”というより“お寒い”状況に目も当てられない。 「今や日本の映画市場規模は中国の約3分の1。今年ヒットした『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は韓国で撮影されるなど、大きく水をあけられています。無駄な利権構造にしがみついている結果ですね。これ以上恥をさらすなら、いっそやめてしまってもいいのでは、という声も以前から叫ばれています」(同) 儲けではなく、映画という芸術を世に広めるという意識を第一に持たない限り、この現状は絶対に変わらないだろう。日本アカデミー賞もそうだが、日本の映画賞に興味を持つ人は今、ほとんどいないように思える。いい人も出てるけどさ
上野樹里&オダギリジョーの演技に賛辞も……『アリスの棘』が突然、視聴率1ケタになったワケ
9日に放送された上野樹里主演ドラマ『アリスの棘』(TBS系)の第5話が、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最低を記録したことが分かった。 「落ち込んだのは、裏番組の天海祐希と小栗旬のスペシャルドラマ『お家さん』(日本テレビ系)が、視聴率12.5%を記録したことも影響していそうですね。視聴率14.2%を記録した『アリスの棘』初回では、上野演じる新人外科医が、藤原紀香演じる悪徳女医に対して行ったユニークな制裁が大きな話題となりましたが、以降、3週にわたり11%台が続き、今回、初めて1ケタ台まで落ち込んでしまった」(芸能ライター) 同作は、大学病院に巣食う悪徳医師たちに、主人公が強い意志と、切れ味鋭い頭脳で立ち向かう医療サスペンス。第5話では、弁護士の日向(尾美としのり)が、消化器外科教授・磐台(岩城滉一)に「金が欲しいから、別荘を買ってほしい」と迫る。最初は聞く耳を持たなかった磐台だが、その別荘には、明日美(上野)の父親の死に関する資料が隠されていた……というストーリーだった。 ネット上では、相変わらずツッコみどころや、脚本の粗さを指摘する声が目立つものの、「上野樹里とオダギリジョーの表情がすばらしく、展開の強引さも気にならない」「上野さんのクールな演技がカッコよすぎ! 彼女の代表作になりそう」「このドラマのオダジョーは、最高にカッコいい」などと賛辞が圧倒的だ。 「第3話までは、1話につき1人が復讐されるという展開がパターン化されていたが、第4話以降は磐台への復讐計画を少しずつ遂行していくストーリーに変更。もしかしたら、『このパターンが続くと飽きる』という声が多かったために、テコ入れがあったのかもしれません。また、最近では明日美の計画がうまくいかないことも多く、次第に奥深いドラマとなっている。一方で、『どこから見ても分かる』という、1話完結ドラマ特有の気軽さはなくなったため、これが今後の数字に、悪い影響を及ぼさなければいいのですが……」(同) 途中から突然、1話完結ではなくなった『アリスの棘』。この方向転換は吉と出るだろうか?TBS『アリスの棘』番組サイトより
働き者“Mr.大コケ”オダギリジョーがさらにペースアップ! 次クールは「金曜をジャックする!?」
役者・オダギリジョーのドラマ出演が、ハイペースだ。
現在、『S-最後の警官-』(TBS系)に国際テロリスト役で出演しているオダギリだが、昨年のNHK大河ドラマ『八重の桜』以降、休むことなく、連ドラやスペシャルドラマの出演が続いている。
さらに4月クールでは、『リバースエッジ 大川端探偵社』(テレビ東京系/金曜深夜0時12分~)と、『アリスの棘』(TBS系/金曜夜10時)の2作品に出演。前者は主演、後者は上野樹里に続く“2番手”と、共にメーンどころだ。
オダギリの連ドラ主演は、『家族のうた』(フジテレビ系)以来、2年ぶり。『リバースエッジ』は、監督・脚本を『モテキ』の大根仁氏が手掛け、オダギリは独特の雰囲気を持つ探偵社の調査員を演じる。
「オダギリは、2009年に長澤まさみとダブル主演を務めた『ぼくの妹』(TBS系)が全話平均視聴率7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、大コケ。その3年後、初の単独主演を務めた『家族のうた』(フジテレビ系)も、平均視聴率3%台を連発し、打ち切りに。さらに昨年、メーンどころで出演した『八重の桜』も視聴率不振にあえぎ、放送中の『S-最後の警官-』も、なぜかオダギリが登場した第4話でガクンと数字が下降。今やネット上では、オダギリの出演が発表されるたびに『キャストにオダギリがいるけど、大丈夫か!?』と心配の声まで上がるように……。一部業界内でも“Mr.大コケ”と呼ばれています」(芸能ライター)
仕事のペースを上げた理由について、妻・香椎由宇の第二子妊娠が発覚し、「奥さんが働けなくなるため、『俺が稼がないと』と思ったのかもしれない」(関係者)というウワサも飛び交っているオダギリ。金曜の連ドラ枠をジャックする彼は、広く世間から受け入れられるだろうか?
珍しく仕事熱心なオダギリジョーがスタッフを困らせる、奇抜な“オダギリ節”って!?
放送中の向井理と綾野剛主演のドラマ『S-最後の警官-』(TBS系)26日放送分から、オダギリジョーが国際テロリスト役で出演している。 「オダギリさんにしては珍しく、いいペースで仕事をしているなという印象です。ここ2~3年は、ドラマは年に1本のペースでしたからね。昨年もNHK大河ドラマ『八重の桜』以外は、WOWOW単発ドラマに1本出ただけですからね。今年はすでに4月からの連ドラ主演も発表されていますし、今回のドラマに映画と、明らかに今までとは違うペースです」(テレビ局関係者) 今年に入って急に仕事のペースを上げたのは、やはりプライベートが理由だという。 「妻・香椎由宇さんの第二子妊娠が大きかったんじゃないでしょうか。奥さんが働けなくなりますから、『俺が稼がないと』と思ったのかもしれませんね。今までは事務所の社長が『働いてくれ!』とどれだけ言っても首を縦に振らなかったそうですから、事務所もホッと胸をなで下ろしていることでしょう。ただ、先日、あるCMの撮影に一緒に行った人に聞いたら“オダギリ節”は健在だったって、苦笑いしていましたよ」(芸能事務所関係者) オダギリといえば、その奇抜なファッションもたびたび話題に上がるのだが、 「CM撮影では当然、スタイリストが付くんですが、スタイリストさんが持ってくる衣装を見ると、オダギリさんは『何か違うな』と言って、いつも自前の服を着てしまうそうなんです。それが毎回のことなので、スタイリストさんの間ではオダギリさんNGの人も多いみたいですよ。いくら仕事熱心になったとはいえ、そこだけはいまだに変わりそうもないので、みんな困っています(苦笑)」(広告代理店関係者) 仕事のスタンスは変えられても、ファッションだけは譲れないようだ。
「史上最低視聴率『家族のうた』の呪縛解けず!?」オダギリジョーに、大河ドラマ登場シーン“大幅カット”報道
主演の綾瀬はるかが、“幕末のジャンヌ・ダルク”こと新島八重を凛々しく演じている大河ドラマ『八重の桜』(NHK)。世間の話題は同局の朝ドラ『あまちゃん』にかっさらわれている印象だが、大河ドラマにふさわしいダイナミックな映像や、豪華キャストは圧巻だ。 だが、視聴率は芳しくない。1月に放送された初回こそ21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、4月に早くも11%台まで下降。ついに、白虎隊に出陣命令が下った今月23日の放送分も、12.9%に留まった。 回復を見せぬまま、放送も折り返し地点を過ぎたが、番組スタッフが危機感のあまり、ある大物俳優の出演シーンを「大幅カットした」と、25日発売の「女性自身」(光文社)が報じている。 記事によると、視聴率回復のために中盤以降の脚本をテコ入れ。その際、ごっそり削られたのが、オダギリジョーの登場シーンだったという。 八重の2番目の夫・新島襄を演じるオダギリは、6月放送分から本格的に登場。連ドラは『家族のうた』(フジテレビ系)以来、大河ドラマに至っては『新撰組!』以来9年ぶりと、本人も相当な意気込みで臨んでいるという。しかし、3月10日放送時に初登場した際も、番宣映像にオダギリの場面が使われることはなかった。 「オダギリさんは、ゴールデンタイム史上最低といわれる3.1%を記録した『家族のうた』のイメージが、まだ拭えないようですね。本人も大河を機に脱却を狙っているのでしょうけど、今後さらに数字が下がりでもしたら、逆に『オダジョーが出たら数字が下がった』とも言われかねません」(芸能誌記者) オダギリには気の毒だが、今年の大河もコケてしまうと、最低視聴率7.3%を記録した『平清盛』(同)に続いてしまうだけに、NHKも躍起になっているのだろう。NHK『八重の桜』公式サイトより
あの『レガッタ』より低い……『家族のうた』史上最低視聴率ドラマへ一直線!?
4月22日放送の第2話の視聴率が3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という驚きの超低視聴率を記録した、オダギリジョー主演のドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)。
29日の第3話の視聴率の行方がどうなるか注目にされていたが、フタを開けてみれば3.4%と、さらに低い視聴率を記録してしまった。
「3.6%のときにかなり話題になったので、『どんな感じなんだろう?』と、怖いもの見たさというか、野次馬的にとりあえず見てみようという人もいるかと思っていたのですが、さらに視聴率が下がったのはびっくりですね」(テレビ関係者)
ゴールデン~プライム帯のドラマやバラエティの場合、ヒトケタを記録すると低視聴率として語られる場合が多いが、3%台というのは深夜番組でもたまに記録することがあることを考えると、なかなか衝撃の数字だ。
「ドラマの前後の番組の視聴率がそれぞれ10%ほどでしたから、視聴者は一斉にチャンネルを変えた、ということになります。そう思うと、怖いですよね」(同関係者)
そんな状況ではあるが、今までにこのドラマよりも低い視聴率を記録したテレビドラマはあるのだろうか。2000年以降のゴールデン/プライム帯の、民放キー局のドラマの中で調べてみたところ、00年以降では、03年に放送された真中瞳主演の『メッセージ』と、同年の竹中直人主演『ライオン先生』(いずれも日本テレビ)が、ともに3.1%というさらに低い視聴率を記録していた。『家族のうた』が記録更新するにはあと0.3%下げないといけない。
ちなみに『ライオン先生』は3.3%、『メッセージ』は3.2%の回もあり、『家族のうた』の数字を下回っている回が複数ある。まだまだ見知らぬ強豪がいたというか、下には下があるといったらいいのか。低視聴率ドラマの代名詞みたいな扱いだった速水もこみちの『レガッタ』(朝日放送)や上戸彩の『下北サンデーズ』(テレビ朝日系)の5~6%台が、なんだかまともな数字に思えてくる。
とはいえ、最高視聴率に目を向けると、『ライオン先生』が7.9%で、『メッセージ』は6.2%(いずれも初回の視聴率)、『家族のうた』の初回で現時点での最高視聴率の6.1%よりも高い。
さらに、『家族のうた』の第3話時点での平均視聴率は4.4%。これは、これまで平均視聴率が最低だった『メッセージ』の全話平均の視聴率と同じ数字。4話以降の視聴率が回復しない限り、平均視聴率が歴代最低となる可能性も出てきた。オダギリジョー、大ピンチ。
ところで、関東地方の視聴率の調査対象世帯となるのは600世帯。このうち3.4%というと、約20軒ということになるが、600軒のうち20軒もがオダギリジョーを見ていたと思えば、意外と見られているような気がしてくるし、逆に『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を見ていなかった世帯が600軒中360軒もあるかと思うと、『ミタ』だってそんなものかと、いろいろ錯覚してきてしまう。でも視聴率を1%上げるには約6軒にチャンネルを合わせてもらわないといけない。そう思うと、視聴率を1%上げるのは、やっぱり大変だ。
『家族のうた』はドラマのストーリーの行方ではなく、視聴率の行方が「次どうなるの?」と気になってしまう、珍しいドラマになりつつあります。
(文=太田サトル)
あの『レガッタ』より低い……『家族のうた』史上最低視聴率ドラマへ一直線!?
4月22日放送の第2話の視聴率が3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という驚きの超低視聴率を記録した、オダギリジョー主演のドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)。
29日の第3話の視聴率の行方がどうなるか注目にされていたが、フタを開けてみれば3.4%と、さらに低い視聴率を記録してしまった。
「3.6%のときにかなり話題になったので、『どんな感じなんだろう?』と、怖いもの見たさというか、野次馬的にとりあえず見てみようという人もいるかと思っていたのですが、さらに視聴率が下がったのはびっくりですね」(テレビ関係者)
ゴールデン~プライム帯のドラマやバラエティの場合、ヒトケタを記録すると低視聴率として語られる場合が多いが、3%台というのは深夜番組でもたまに記録することがあることを考えると、なかなか衝撃の数字だ。
「ドラマの前後の番組の視聴率がそれぞれ10%ほどでしたから、視聴者は一斉にチャンネルを変えた、ということになります。そう思うと、怖いですよね」(同関係者)
そんな状況ではあるが、今までにこのドラマよりも低い視聴率を記録したテレビドラマはあるのだろうか。2000年以降のゴールデン/プライム帯の、民放キー局のドラマの中で調べてみたところ、00年以降では、03年に放送された真中瞳主演の『メッセージ』と、同年の竹中直人主演『ライオン先生』(いずれも日本テレビ)が、ともに3.1%というさらに低い視聴率を記録していた。『家族のうた』が記録更新するにはあと0.3%下げないといけない。
ちなみに『ライオン先生』は3.3%、『メッセージ』は3.2%の回もあり、『家族のうた』の数字を下回っている回が複数ある。まだまだ見知らぬ強豪がいたというか、下には下があるといったらいいのか。低視聴率ドラマの代名詞みたいな扱いだった速水もこみちの『レガッタ』(朝日放送)や上戸彩の『下北サンデーズ』(テレビ朝日系)の5~6%台が、なんだかまともな数字に思えてくる。
とはいえ、最高視聴率に目を向けると、『ライオン先生』が7.9%で、『メッセージ』は6.2%(いずれも初回の視聴率)、『家族のうた』の初回で現時点での最高視聴率の6.1%よりも高い。
さらに、『家族のうた』の第3話時点での平均視聴率は4.4%。これは、これまで平均視聴率が最低だった『メッセージ』の全話平均の視聴率と同じ数字。4話以降の視聴率が回復しない限り、平均視聴率が歴代最低となる可能性も出てきた。オダギリジョー、大ピンチ。
ところで、関東地方の視聴率の調査対象世帯となるのは600世帯。このうち3.4%というと、約20軒ということになるが、600軒のうち20軒もがオダギリジョーを見ていたと思えば、意外と見られているような気がしてくるし、逆に『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を見ていなかった世帯が600軒中360軒もあるかと思うと、『ミタ』だってそんなものかと、いろいろ錯覚してきてしまう。でも視聴率を1%上げるには約6軒にチャンネルを合わせてもらわないといけない。そう思うと、視聴率を1%上げるのは、やっぱり大変だ。
『家族のうた』はドラマのストーリーの行方ではなく、視聴率の行方が「次どうなるの?」と気になってしまう、珍しいドラマになりつつあります。
(文=太田サトル)
視聴率3.4%ショック! オダジョー主演の“日9ドラマ”『家族のうた』が5月で終わる!?

フジテレビ『家族のうた』公式サイトより
4月スタートのオダギリジョー主演のフジテレビ系連ドラ『家族のうた』(日曜・午後9時~)が、大変なことになっている。
同作はオダジョー演じる落ち目のロックミュージシャンが、突然現れた3人の子どもに戸惑いながらも父親として成長していくハートフルストーリーだが、4月15日放送の初回視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、同22日放送の第2話に至っては3.6%という歴史的低視聴率を叩き出し、29日の第3話でも3.4%。この消費税以下の数字に局内は騒然となった。
「早くもプロデューサーが飛ばされるとウワサされている。この時間帯は大スポンサーである『花王』の一社提供枠。営業部員はただちに謝罪に行ったといいますが、花王サイドは『このままの状況なら、(スポンサー契約の)打ち切りも考える』と怒りは収まらなかったとか」(フジテレビ社員)
火急の事態を象徴するかのように、4月26日にはフジテレビの豊田皓社長が定例会見でこの話題に触れ、「(4月改編の)スタートを見ると、視聴率が取れているものと取れていないものの二分化している」とチクリ。続けて「視聴者の支持を受けていないものについては、手直ししながら視聴者の支持を受けるように頑張っていきたい」と異例の発言を行った。
これには制作サイドも「シャレになりませんよ。社長の発言はつまり、上層部の“介入”を容認するということ。テコ入れが不発に終われば、1話カットどころか、2話、3話カットもありえます。通常、連ドラは全10話で6月に最終回を迎えますが、5月末に早々とエンディングとなる可能性もあります。こういった緊急事態のために、未放送の特番をストックしているんですから」と顔面蒼白だ。
主演のオダジョーにとっては“針のむしろ”の状況。もはや、週明けの視聴率発表は憂鬱でしかないだろう。



