袴田吉彦の不倫相手が改名、不倫司会者は南原清隆? 小野恵令奈がAKB48熱唱、斉藤由貴がNHK出禁……週末芸能ニュース雑話

袴田吉彦の不倫相手が改名していた

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プラチナムプロダクション公式サイトより
デスクT みんな聞いてー! 袴田吉彦が離婚したよー! 記者H 袴田は2010年にタレントで元グラドルの河中あいとデキ婚。しかし、グラドルの青山真麻が、今年1月発売の「週刊新潮」(新潮社)で、袴田との不倫関係を暴露。密会場所が決まって「アパホテル」であったことから、“アパ不倫”と呼ばれました。ちなみに、袴田と河中は、14年夏から別居状態だったようです。 デスクT そういえば、和泉節子似の青山って、6月に所属事務所辞めてたよね? 炎上タレントは廃業しちゃったの? 記者H 先月、自ら代表を務める芸能プロダクションを立ち上げたことをブログで報告。さらに、芸名を真麻に改名したそうです。 デスクT へ~、Twitter見る限り、ゴルフしたり、松茸食べたり、カニ食べたり、楽しそうだね~。前に『バイキング』(フジテレビ系)出たとき、「深田恭子のような女優」を目指してるとか、「(出たい番組は)『しゃべくり007』(日本テレビ系)。あれ、すごい好きなので」とか言ってたから、叶うといいねー(棒)。 記者H 不倫といえば、20日放送のバラエティ番組『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)に「週刊文春」(文藝春秋)の記者が出演。追っかけ中のネタについて、「誰もが知っている人気番組を帯でやっている方の不倫」「司会者」と明かしました。 デスクT テレビでぶっちゃけるってことは、もう証拠掴んでるのかな? 誰だろう? 黒柳徹子? それとも、「ジャパネットたかた」MCの塚本慎太郎さん? 記者H 「ジャパネットたかた」の生放送を帯番組って言ってるのTさんだけですよ。ネット上では「宮根誠司?」「加藤浩次?」「南原清隆?」「羽鳥慎一?」「恵俊彰?」「国分太一?」と、臆測合戦が繰り広げられています。 デスクT 宮根は、1993年に結婚して子ども2人をもうけた後に、現在の妻と不倫したり、ホステスの愛人に子ども産ませたり……今、また不倫してても驚かないよね~。 記者H 南原も昔、二股の末に愛人が自殺未遂を起こした前科がありますからねえ。 デスクT 全員怪しい!

元AKB48・小野恵令奈が久々登場

デスクT 紀香のすっぴん写真見た? これでこそ紀香な1枚だよ!
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藤原紀香オフィシャルブログより
記者H 自撮りですか? どこ見てるんでしょう? ものすごい嘘っぽい写真ですね。 デスクT 紀香の目線の先なんて、何もないに決まってるじゃん! 記者H はあ……。それより、14年に芸能界を引退した元AKB48の“えれぴょん”こと小野恵令奈が15日、元NMB48・藤江れいなのインスタライブに登場。カラオケボックスからの配信で、小野はAKB48の楽曲をフリ付きで披露しました。
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藤江のTwitterにも登場!
デスクT えれぴょんって、レプロに「日本レコード大賞」の新人賞まで獲らせてもらったのに、それから1年半くらいで芸能界引退しちゃったよね~。 記者H 小野はAKB48卒業後、女優の勉強のために海外留学すると発表。しかし、翌年、レプロエンタテインメントに所属し、ソロとしてアイドル活動を再開。新垣結衣のバーターとして、堺雅人主演ドラマ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)のオープニングテーマも務めましたが、瞬く間に引退してしまいました。 デスクT レプロ時代は、写メ会でファンにおっぱいくっつけたりしてたよね。引退後は、新宿・歌舞伎町の会員制バーでホステスとして働いてるとかウワサされてたけど……。 記者H 小野は、AKB48時代からビジュアル系バンドのメンバーに入れあげて夜遊びに明け暮れていると報じられたりと、男関係のウワサが絶えませんでした。当時、きゃりーぱみゅぱみゅとモデルの鈴木勤が別れたのも、鈴木が小野と浮気していたからともっぱらです。 デスクT ネットでは、AVデビューするんじゃないかって長らくウワサされてるよね。雰囲気がMUTEKIっ子の仲村みうっぽいし、期待~。

斉藤由貴がNHK出禁状態に

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東宝芸能公式サイトより
記者H 女優の斉藤由貴が、来年1月からスタートする大河ドラマ『西郷どん』の出演を辞退しました。 デスクT やばいね。このまま引退しちゃうんじゃね? 記者H 斉藤は徳川家定に嫁いだ篤姫の女中頭・幾島を演じる予定でした。ただ、ネットの一部歴史ファンの間では、「斉藤は幾島のイメージとかけ離れてたから、嬉しい」と話題になっています。 デスクT 同じ事務所の沢口靖子や長澤まさみが、尻拭いさせられるのかな? 記者H ニッポン放送は今月、斉藤がパーソナリティを務める『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)の無期限出演休止を発表。20日にも、NHKが10月5日スタートの『ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~』(BSプレミアム)の斉藤の出演を取りやめると発表。初回のオードリー・ヘップバーン特集は収録済みながら、斉藤が出ているため内容を差し替えるそうです。 デスクT あら~。不倫相手がパンツ被ったら、オードリーについて語る資格ないってこと? 記者H NHK総局長は、理由を「ドラマで何かを演じていただいている形での出演はともかく、俳優ではなく本人の考えを話していただくので、総合的に判断して差し替えた」と説明しています。一方、出演中の『高校講座 物理基礎』(Eテレ)は継続。総局長は「通信教育を受講されている方もたくさんいらっしゃいますから、作り直すから休むということはできない」と話しており、“なくなく”という気持ちが伝わってきます。 デスクT “NHK出禁”同然だね。視聴者からの苦情を恐れてるのかな? 記者H また、斉藤は21日、10月8日に参加予定だった手話普及推進イベントの出演見合わせを、主催の神奈川県に申し入れたとか。しばらく、人前に出るつもりはないのかもしれません。 デスクT メンタルが心配! でも、釈明会見では堂々と嘘並べてたし、そうでもないのかな? 記者H 本人としては、生まれた頃から信仰しているモルモン教の教えに背いたことが、一番のダメージなのかもしれません。どうやら騒動以降、集会にもほとんど顔を出していないようです。 デスクT 夫や3人の子どもたちもモルモン教の信者だから、いろいろ大変なんだろうね。なんか終わりが見えないけど、頑張れ~。

AV転向、デキ婚説も……芸能界電撃引退、元AKB48・小野恵令奈の“危なっかしさ”

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『小野恵令奈/ハタチヲノゾキミ』( イーネット・フロンティア)
 芸能界引退を発表した元AKB48の小野恵令奈に、さまざまな臆測が飛び交っている。  小野は3日、自身のブログで「7月15日をもって芸能界を引退する事にいたしました」と報告。新しい夢や目標ができたといい、「これからは違う形ではありますが、新たな目標に向けて進むべき道を一歩一歩しっかり進んでいきたいと思います」としている。  また所属するレプロエンタテインメントも、「本人の意向」による引退であることを発表。ファンクラブも15日で閉鎖するという。  小野は、小学6年生でAKB48の門を叩き、“キラキラパワー”と自称する天性のアイドル性でたちまち人気メンバーに。しかし、2010年2月にリリースされたシングル「桜の栞」で、初めて選抜メンバーから漏れ、選抜総選挙でも11位から15位にダウン。同年9月、AKB48の卒業を発表した。  卒業後については、女優の勉強のために海外留学することを発表。「将来英語もできて、海外でも活躍できる女優になるのが夢」「養成所に行って演技の勉強もしつつ、英語も学び、海外の雰囲気にも慣れて、女優としての仕事につなげていきたい」と語っていた。 「AKB48時代の小野は、ビジュアル系バンドのメンバーに入れあげ夜遊びに明け暮れるなど、男関係のウワサが絶えなかった。卒業1週間後にも、当時きゃりーぱみゅぱみゅの恋人だった鈴木勤とのツーショットをゴシップ誌が掲載。さらに、海外留学中のはずの小野のプリクラがネット流出し、『海外留学はウソ?』と騒ぎになりました」(芸能記者)  「海外に旅立ちます」と報告してから約1年後、小野は突如として、新垣結衣らがいる現事務所に所属。12年6月に1stシングル「えれぴょん」(ワーナーミュージック・ジャパン)でソロデビューし、年末の日本レコード大賞・新人賞を受賞した。 「ソロデビューしてしばらくはうまくいっていましたが、昨年6月に1stアルバム『ERENA』をリリースしたあたりから、空回りし始めた。同アルバムの“チェキ会”では、キス寸前まで顔を近づけたり、胸を押し付け抱きつくなど、過激なサービスが明るみとなり、『風営法違反スレスレ』と話題に。このアルバムも、初動約4,500枚、オリコン初登場16位と振るいませんでした」(同)  12年に新垣のバーターとして主題歌を担当した『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)も、昨年10月の続編では同事務所の9nineが担当。さらに今年2月に『隠蔽捜査』(TBS系)に出演した頃から、「顔が変わりすぎて、誰か分からなくなってる」と、容姿の劣化が叫ばれるようになった。 「自分の思うようにいかなくなった途端、『ほかに夢ができた』と言って事務所を辞める流れは、AKB48を卒業した時と似ています。『海外で活躍できる女優になりたい』と言いながらも、何食わぬ顔でアイドルに戻った小野ですから、今回も事務所移籍に伴う中休みかもしれませんし、ネット上でウワサされているように“AV転向”や、“妊娠・結婚”もありえる。小野は、思わぬ発表で、注目を浴びるのが好きなタイプですから、次に何が飛び出してもおかしくありません」(同)  「AV路線だけはやめて……」といった声も少なくないようだが、ファンを振り回す危なっかしい面も、えれぴょんの魅力といえるのかもしれない。

きゃりーの元カレ・鈴木勤が『さんま御殿!!』で大暴走! 破局原因は元AKB48・小野恵令奈を“つまみ食い”!?

kyari-panyupanyu0205.jpg  きゃりーぱみゅぱみゅの元カレで、モデルの鈴木勤(ごん)が、25日放送の『踊る!さんま御殿!! 3時間スペシャル』(日本テレビ系)で、きゃりーとの破局の原因が自身の“浮気”であったことを告白した。  同番組に初登場した鈴木は、大御所の明石家さんまに対しても、「どうも、ごんごんです。よろしくお願いしまーす!」「ごんごんって呼んでください!」と前のめり。さんまに「きゃりーぱみゅぱみゅの元カレって言っても、ええの?」と聞かれると、「そうですね、一緒に表紙とかやったり」と、当時からきゃりーと公然の仲であったことを明かした。  鈴木は、たちまちブレークしたきゃりーについて、「ピューンって行っちゃったので、ごんごんショックみたいな」と話し、さんまに「なんで別れることになったんや?」と問われると、「ごんごん、つまみ食いしちゃって」と、原因が自身の浮気であったことを暴露。続けて、その理由を「(自分が)優柔不断で、(浮気相手から)すごい告られちゃって。(つかまえておかないと)どっか行っちゃうって言われちゃって。『3日だけ付き合って』って言われたんです。それ言われたらしょうがない」と説明すると、共演の女性タレントらはドン引きしていたが、さんまは「ごんごん、なんでも言っちゃう!」と爆笑していた。  この時、浮気相手については言及しなかったが、ネット上では、元AKB48の小野恵令奈が浮上している。 「小野は、2010年9月にAKB48を卒業。その約1週間後、イケメン男性との“原宿デート”が多くの一般人に目撃され、デート中のツーショット写真は後日、ゴシップ誌にも掲載された。この時の男性は鈴木であったとみられており、その約2カ月後の12月8日、鈴木ときゃりーは破局。当時、鈴木はファンに『浮気は全面否定します』と明言していたが、どうやらウソだったようだ。  AKB48卒業後、女優業の勉強のために、海外留学に行くことをファンに報告した小野でしたが、海外留学中のはずの小野と撮ったプリクラを、きゃりーがネット上に公開。これが『海外留学はウソ?』などとAKBファンの間で騒ぎとなり、さらに鈴木を取られたきゃりーが、腹いせに行った行為だとウワサされました」(芸能記者)  きゃりーと小野は、学生時代は仲のいい友人関係にあったというが、破局の原因が小野との浮気だったとすれば、小野は友人の彼氏と知りながら、「3日だけ付き合って」などと猛アタックしたことになる。 「これまで、モデルやバンド活動をしていた鈴木ですが、『さんま御殿!!』の出演が話題となり、ネット検索ワードランキングで上位に。事務所関係者は、“きゃりーの元カレ”というキャラを足掛かりに、バラエティへの本格進出を狙っているそうですよ。今後も、きゃりーとの恋愛話を、いろいろな番組で披露するのでは?」(同)  元カノであるきゃりーを踏み台に、芸能界でのし上がろうともくろむ鈴木。きゃりー自身も「次は何を話されるか……」と、戦々恐々としているかもしれない。

AKB48「援交暴露裁判」でAKS敗訴 篠田麻里子「喜び組裁判」も、卒業までに愛人疑惑晴れず!?

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ハウス 夏の元気!本気カレー! AKB48篠田麻里子が考えた「具がごろごろ篠田家カレー」中辛
 2011年6月に「週刊新潮」(新潮社)が報じた記事について、AKB48の運営会社・AKSが版元に慰謝料など3,300万円と、謝罪広告掲載を求めた訴訟で、東京地裁は16日、AKSの請求を棄却した。  問題の記事は、「バカ騒ぎ『AKB48』総選挙の裏に『酒と男』の私生活」と題し、“複数のメンバーと交際した”という私大生と学生企業家が、メンバーの“情事”を生々しく語ったもの。  私大生は、あるメンバーについて「すぐに家までついてくる」「(キスしたら)舌使いもうまくて、慣れてる感じ」「SEXの時、ゴムを“つけてるの?”と聞いてきたので“外に出すから大丈夫”と答えたら、すぐ納得」と暴露。有名人が通うことで有名な東京・六本木のクラブ「L」に、未成年のメンバーが出入りし、飲酒していたことも明かした。  一方、学生起業家は、「最初に寝た子は、いわゆるバンギャ(=バンドマン好きギャル)で、ネットでビジュアル系バンド関係者が集う『たぬきの掲示板』をよく使っていた」「偶然クラブで知り合って自宅に誘ったメンバーもいましたが、この子はあえぎ声がエロかった」「下位のメンバーは月給も安く、『密』=貢ぐ人、つまり援交相手を探して稼いでる子もいました」とAKBにはびこる援交の実態を暴露し、さらにはモデル宅で合コンをした際に「中出しされた」と相談を受けたメンバーが、選抜総選挙で上位に入っていたことを明かした。  この記事に対し、AKS側は「メンバーへの生活指導や管理監督が不十分だという印象を与え、名誉を傷つけられた」などと主張したが、裁判長は内容の真偽には触れず、「メンバーの私生活について述べたにすぎない」と結論づけ、AKSの敗訴となった。  この判決を受け、ネットでは「2年も前の記事を引っ張り出してまで起こした訴訟で、負けるとは……」「週刊誌に逆に“何を書いてもいい”という知らしめになってしまったのでは?」といった声も上がっている。 「勝ち目があるから提訴したのでしょうけど、訴えは認められなかったですね。AKSは3年前に“篠田麻里子はAKS社長・窪田氏の愛人”と報じた『週刊文春』(文藝春秋)を相手取り、損害賠償1億7,000万円を求める通称『AKB喜び組裁判』を起こし、現在も係争中。4月24日の出廷では、窪田氏が河西智美とのお泊まりデートを認めるような発言をし、一部で話題となりました」(芸能誌記者)  7月22日に、7年半活動したAKBを卒業する篠田。卒業を前に、愛人疑惑が晴れることはなさそうだ。

「男性ファンと抱きしめ合って、キス寸前!」元AKB48小野恵令奈のチェキ会に“完全に風俗”の声

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おの えれな (lespros_erepyon) on Twitterより
 昨年末に日本レコード大賞 新人賞を受賞した元AKB48・小野恵令奈のチェキ会に、「やり過ぎ」の声が上がっている。  6月19日に1stアルバム『ERENA』(ワーナーミュージック・ジャパン)を発売した彼女は今月、全国各地でリリースイベントを開催。ミニライブの後は、CD購入者を対象に、アイドルの定番である握手会やツーショット写真を撮る“チェキ会”が行われた。  ネット上には、チェキ会で撮った写真がファンによって多数アップされているが、男性ファンと小野が抱き合い、キス寸前まで顔を近づけ合っているものや、小野がファンの背後から抱きつき、頬にキスをしているように見えるものなど、まるで恋人同士のラブラブ写真のようだ。  これに多くのファンが喜んでいる一方で、密着度の高さや過激さから、「完全に風俗」「風営法違反スレスレ」などの声が上がっている。 「ここまで密着度の高いアイドルは、無名の地下アイドルでさえ、そうそういませんね。現在、多くのアイドルがツーショット撮影会を行っていますが、基本的にお触りはNG。撮影中に近づき過ぎたり、無理なお願いをすると、その場で運営スタッフに注意され、出禁になることもあります。えれぴょん(小野)の場合はそのルールが曖昧で、ファンのモラルに任されているところがあるようですね。  彼女が所属するのは、新垣結衣や能年玲奈も所属する大手事務所。調子に乗って、胸やお尻を触るファンが出て問題になる前に、事務所側が止めるべきだと思うのですが……」(アイドル事情に詳しいライター)  今回の騒動について、小野自身はTwitterで「ええやん なにしたって。愛を持って会いに来てくれてるみんなに愛を持って接する、当たり前やろ」(原文ママ)などと反論。どうやら、進んでファンと密着しているようだ。  AKB48時代は「会いに行けるアイドル」だった小野も、ソロになって「近過ぎるアイドル」に生まれ変わったということだろうか?

『レコ大』デキレース説を払拭したい!? 新人賞候補に“えれぴょん”小野恵令奈と家入レオが急浮上

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『LEO』( ビクターエンタテインメント)
 今年も残すところあと2カ月あまり。12月30日には恒例の『輝く!日本レコード大賞』、通称“レコ大”が行われる。  大賞は「売り上げはダントツ。ほかに誰もいない」という理由から、AKB48の連覇が確実視されている。一方で、例年以上の盛り上がりを見せているのが新人賞だ。  一部では今年5月に亡くなった「長良プロダクション」の故・長良じゅん会長の遺志を継ぎ、AKB初の演歌歌手・岩佐美咲を最優秀新人賞に推す声も挙がっていたが、業界関係者いわく「あれは長良さんと仲の良い関係者が意気軒昂と叫んでいただけ。AKBが大賞最有力と言われ、新人賞もAKB絡みというわけにはいかないでしょう。はなから岩佐はないですよ」。  レコ大の選考には“芸能界のドン”周防郁雄氏率いるバーニングプロダクションの影響力が大きい。その流れで今度は7月25日に「故郷~Blue Sky Homeland~」でデビューした岩手県出身、13歳の民謡歌手・臼澤みさきの名前が浮上した。音楽関係者は「バーニングが権利の一部を所有しているからという理由ですが、彼女はよくても新人賞の4枠止まり。まだまだ無名に近く、最優秀新人賞なんてあげたら、それこそ世間の笑い者。そこまで露骨なことはしないでしょう」と話す。  現在浮上しているのは、元AKB48メンバーで“えれぴょん”の愛称で親しまれる小野恵令奈と、2月に「サブリナ」でデビューした女性シンガーソングライターの家入レオだ。  レコード会社関係者によると「小野の所属プロダクションは、いわゆるバーニング系列といわれ、そこの社長がレコ大審査員や業界の重鎮に熱心にロビー活動を行っている。一時はその熱意にほだされ、最優秀新人賞は彼女で決まりと言われたが、ここにきて家入が猛追し、雲行きが怪しくなってきた」。  楽曲のクオリティーや歌唱力より話題先行といった感じの小野とは対照的に、家入は本格的な女性シンガーとして期待されている。デビュー曲「サブリナ」のあと、続けて「Shine」、「Bless You」をリリースし、着実にファンを増やしている。 「TBS的にも家入のような本格派を前面に押し出すことで、毎年ウワサされる“デキレース説”を払拭したいと考えている。新人賞の行方は、まだまだ読めませんよ」とは前出の業界関係者。果たしてどうなるか──。

「キラキラパワーよ永遠に」卒業目前!! AKB48・小野恵令奈の栄光と苦悩を徹底検証

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『小野恵令奈 キラ☆キラ ONO ERENA TV』
(竹書房)
 7月10日、11日にAKB48が国立代々木競技場第一体育館で開催したコンサート『サプライズはありません』で、今夏をもっての卒業を発表した人気メンバー・"えれぴょん"こと小野恵令奈。8月31日に全国ツアーを終え、9月5日、20日の握手会を残し、卒業が刻一刻と迫る中、"キラキラパワー"でAKB48に確固たる地位を築きながらも、海外に留学して女優の勉強を行うことを決断した彼女の、AKB48としての4年5カ月の栄光と苦悩を、劇場公演でのコメントやブログ、インタビューなどを元に改めて振り返っていく。  現在高校2年生・16歳の小野だが、彼女が2期生としてAKB48の門戸を叩いたのは、小学6年生の時。当時すでに芸能活動を行っていたものの、順風満帆とは行かず、ある日彼女は、AKB48出演の深夜ドラマ『ですよねぇ。』(TBS系)を見て、2期生オーディションの開催を知る。翌日、書店で応募方法を探したがその詳細が分からず、小野はランドセルを背負ったまま秋葉原のAKB48劇場へ向かうという実力行使に出る。受付で「応募したいんです」と申し出るも、すでに1次審査は終了。だがそれでも「どうしても受けたいんです」と食い下がる彼女を見かね、特別にオーディション参加が認められた。活動初期のAKB48の大らかさを象徴するエピソードだが、ランドセルのまま、秋葉原のドン・キホーテを8階まで駆け上がってきた小野の姿は、まさに夢への階段を突き進むAKB48の姿そのものだったことだろう。彼女の我武者羅でひたむきな決意には、AKB48との運命を感じずにはいられない。  小野は見事オーディションに合格し、2期生によるチームKのメンバーとなるが、デビュー公演前日に事件が発生する。しかもそれは小野がきっかけとなって勃発したのだった。小野がレッスンの間に歌詞カードに絵を描いて遊んでいると、生真面目で知られる秋元才加がそれを叱責して、小野が号泣。だが、秋元のきつい言い方を見かねた最年長・大堀恵(現・SDN48)が「もー無理!! そんな言い方ないでしょ」と二人に割って入ると、今度は強気だった秋元が「ごめーん」と泣き出してしまう。デビュー前から波乱の展開を迎えたチームKだが、そんな互いの本心を見せ合うことができる修羅場を早くから経験した結果、"チームKのKは絆のK"と評される、強い結束で結ばれた体育会系の運命共同体となっていったのだった。  劇場公演が始まると、小野は"キラキラパワー"と自称する天性のアイドル性で、アイドルファンを魅了していく。自己紹介MCで、"えれぴょんこと~"と言いながら、ツインテールをくるんとスウィングさせる姿は、現世に降臨した"天使"さながら。また、恥ずかしいことがあると頬を紅潮させながら手で顔を仰ぐしぐさや、「心を一つにする方法」として行っていた"チームKポーズ"など純真無垢なその姿は、一部のファンから「モンスター級」と絶賛された。さらに、AKB48加入前に数々のオーディションに落ちた過去がある小野は、常にファンへの感謝を忘れない。AKB48ファンブック『48現象』(ワニブックス)での取材で「あなたのお父さん以上の年齢の人が『えれぴょぉぉ~~ん』とか来るわけでしょう? ぶっちゃけ......キモくない?」とインタビュアーが質問。すると、小野は「自分を応援してくれてる人をそんなふうに言われるのって、ほんとガマンできないんですよ」と激怒。「ファンの人がいなかったら今絶対ここにいない」「お客さんの応援があるとツラくても笑顔になれるし、ヤル気が出てくるんです」と語り、ファンの存在こそが自らのレゾンデートルだと認識していた。  AKB48随一の"妹キャラ"を謳歌していた小野だが、AKBには続々と新メンバーが加入。チームBには、小野と同学年で2期オーディションに落選しながらもリベンジして合格した渡辺麻友がエース級で参加。また、4期以降も、藤江れいな、宮崎美穂、石田晴香、佐藤すみれ、島崎遥香、市川美織など、小野と同学年の豊富な人材が次々と集結し、AKB48内で最多人数となってしまう。その一方、『恵令奈~14歳の夏』(ワニブックス)、『キラ☆キラ』(竹書房)の2冊の写真集を発売して、グラマラスに成長したボディを見せつける。だが、彼女に"みんなの妹"を望むファンはそれを求めておらず、多くのファンが"推し変"し、小野から別のメンバーに流れていってしまう。この頃から小野は、苦悩を抱えるようになり、2008年、小野の15歳を祝うAKB48劇場での"生誕祭"では次のように心情を吐露した。 「スタッフさんとしゃべっていた時に、冗談だと思うんですけど、『小野は2nd(06年のK2nd公演)がピークだったな』って言われたんですよ。私、ちょうど悩んでる時で、まともに受け入れちゃって、すご~く悩んだ時期があって。AKB48って同い年の子がいっぱいいるけど、私はライバル視したくなくて、みんなで一緒にがんばっていきたいなっていう気持ちはあるんですけど、やっぱり焦っている自分がいて......。そんな時に秋元(康)さんに私、相談したんですよ。泣いちゃって、『私ってどういう風にしていけばこれからいいんですかね?』って言ったら、『小野は焦らなくて大丈夫なんだよ。小野の自由奔放な、マイペースなままのキャラをファンの人は好きでいてくるんだから、それを自分で変な風に作ったりとかしちゃダメなんだよ』って言われて......。その(悩んでいた)自分の考えを直せたっていうのは、やっぱりファンの方からのお手紙や握手会での『がんばってね』という一言で励まされて、今の自分があるのはファンの皆さんのおかげだと思ってるので、本当にありがとうございます」  悩みを抱えながらも、ファンの声援を支えにさらに成長を遂げる小野。かつて、歌詞カードに描いて叱られた絵だが、その個性的なデザインセンスはスタッフも認めるところとなり、小野はメジャーデビューシングル「会いたかった」や「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」で、CDジャケットの題字を務めるなど、その才能を次々に開花。さらに、ルイ・ヴィトンとコラボレートしたアニメ『SUPERFLAT FIRST LOVE』のイメージソング「FIRST LOVE」をソロで担当し、「涙サプライズ!」のカップリングに収録。AKB48のシングルにソロ楽曲が収録されたのは、小野が史上初にして現時点では唯一という快挙となっている。K4th公演のチームKメンバー紹介ソング「16人姉妹の歌」では、「♪これぞアイドル 子どもと大人の間に咲く花」と秋元康総合プロデューサーによる歌詞で賞賛された。また、選抜メンバーでは最年少として苦難を強いられた経験がある小野は、後輩メンバーに対し、常に気遣いを忘れなかった。SKE48加入後まもなく「大声ダイヤモンド」の選抜に抜擢された松井珠理奈は次のようにブログに綴っている。 「『大声ダイヤモンド』のレッスン初日、何もわからない私にまず話しかけて下さったのがえれぴょんさんなんです。それに、『一緒にお弁当を食べよう』って言って下さったり...すごくやさしくしていただきました。そのとき私はすごく緊張していたんですが、えれぴょんさんが声をかけて下さったおかげで少し緊張がほぐれたんです」  先輩からも後輩からも慕われた小野は、吹っ切れたかのように、急成長した体もネタにしていく。「♪巨乳になれるように」という鮮烈な歌詞があるK5th公演の彼女と小林香菜のユニット「わがままな流れ星」の2009年5月11日の公演のMCでその歌詞にちなみ、小林が「私はタレントさんとグラビアアイドルになりたい」と告げると、小野が小林に「ないじゃん、胸」と指摘。さらに、自分の胸について「デカイも~ん」と豪語している。また、『週刊AKB』(テレビ東京系)の"水泳大会"では、峯岸みなみと"エアバッグ"というショートコントを披露。峯岸が運転する車がぶつかりそうになるが、小野の胸がエアバッグとなり助かる......というネタがメイキングのDVD映像に収録されている。かくして過去と決別した小野は『Quick Japan』(太田出版)のインタビューで、以下のように答えている。 「人間っていう生き物は変化していくじゃないですか。でも、1st公演から応援してくださっているファンの人は、今の私は『変わったな』って思ってると思うんですね。『昔のえれぴょんじゃなくなった』って。『キラキラパワー!』とか『えれぴょん』とか言えない年齢がやってくるかもしれない。でも、これから先どうなるかわからないけれど、今の小野恵令奈はこれなんですよ。今の小野恵令奈として、私は全力で頑張りたいというか、過去の私を捨てるわけではないんですけれど、もう振り返らないで行くぞと。なので、過去の小野恵令奈が好きだったっていう方は、過去の映像でお楽しみいただきたい(笑)」 (一部略)  過去を振り切り達観した小野だが、さらに受難が続く。「桜の栞」で初めて選抜メンバーから漏れ、新チームKが始動するも、ユニットセンターから外され、昨年、11位だった"選抜総選挙"で今年は15位と4ランクダウンしてしまう。そんな折に公開された映画『さんかく』で、小野は姉とその恋人を翻弄する中学生・桃役に抜擢、その小悪魔的な魅力が高い評価を受ける。キスシーンにも果敢に挑んだ映画で、自分の新たな可能性と課題を発見したことが転機となり、ついに小野はAKB48からの卒業を決断。女優の勉強のために海外へ留学することを国立代々木競技場第一体育館でのコンサートで突如発表した。ファンはもちろん、仲間のメンバーも驚愕させたこの空前絶後のサプライズの真相について、改めて『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のモバイルサイトで配信されている『小野恵令奈のオールナイトニッポンモバイル』で、次のように明かしている。 「将来英語もできて、海外でも活躍できる女優になるのが夢で、英語が今の段階だとしゃべれないので、そういう場(養成所)に行って演技の勉強もしつつ、英語も学び、海外の雰囲気にも慣れて、女優としての仕事につなげていければと」  海外の規律の厳しい養成所で、一から語学、演技の勉強をしていく決意を表明した小野。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の最後の出演を終えた彼女は、ブログで自らを鼓舞するようにその胸中を綴った。 「さぁ、頑張るんだ 頑張った分だけ自分に返ってくるから 今も大切 未来も大切 どんな時も、諦めないで 私は私。小野恵令奈は えれぴょんは私しかいない。私しか出来ないこと一生懸命やろう」  08年、『ネ申テレビ』(CSファミリー劇場)放送開始時の記者会見で、「会いたい有名人」としてジョニー・デップの名を挙げ、「自分がハリウッドに進出してレッドカーペットを歩くっていうシチュエーションで会いたいです」と当時から海外進出を意識した発言も行っていた彼女。小野のファーストネーム"恵令奈"は、スペインのエレナ・デ・ボルボーン・イ・デ・グレシア王女に由来している。86年に来日したエレナ王女の歓迎の茶会が、皇太子徳仁親王と雅子妃の出会いのきっかけとなったことで知られ、そんな"恋のキューピッド"となった王女にあやかり、小野は海外でも通じる名前を授かっていたのだった。あえて人気絶頂のAKB48から離れ、自ら新たな夢への階段を見つけ、見知らぬ場所で研鑽を積む彼女が、国際派女優となる日を一日千秋の思いで待ちたい。 (文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)
小野恵令奈 キラ☆キラ ONO ERENA TV どんなえれぴょんでも応援します! amazon_associate_logo.jpg
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吉田恵輔監督の溢れ出すフェチ感覚!「焼肉を焼く女子の髪の匂いに惹かれる」

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塚本晋也組で長年、照明を担当していた吉田恵輔監督。
「塚本監督には鍛えられましたね。塚本監督はロケハン段階から、すごく厳しい。
その影響で、ボクも現場ではうるさい人間なんです」
 すべての男子が気になって気になって仕方がない存在、それは"女子校生"! 日本映画界期待の新鋭・吉田恵輔監督は、仲里依紗と宮迫博之がW主演した『純喫茶磯辺』(08)、ゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリを受賞した『なま夏』(06)、劇場デビュー作『机のなかみ』(07)と、どの作品も見事なほど"女子校生とオジさん"がモチーフになっている。最新作『さんかく』はAKB48の小野恵令奈が初ヒロインを飾った、ちょっと痛い恋愛コメディ。小悪魔的な魅力を振りまく女子中学生・桃(小野恵令奈)に翻弄される30男・百瀬(高岡蒼甫)と桃の姉・佳代(田畑智子)の3人が織りなす恋愛トライアングルストーリーなのだ。"えれぴょん"こと小野恵令奈のピチピチした健康的なお色気には、百瀬ならずとも男なら誰しもバタバタと悶え苦しむはず。エロ目線で女子校生を追いかけつつ、ダメダメな人々の生態をチャーミングに描く天才・吉田監督のユニークなフェティッシュ観を聞きほじったぞ。 ──『なま夏』『机のなかみ』『純喫茶磯辺』、そして新作『さんかく』と、どの作品も傑作コメディですね。自分の才能が怖くなりませんか? 吉田恵輔監督(以下、吉田) まぁ、それは観た人によって印象は違うんじゃないですか(笑)。でも、自分では気に入った作品が作れているなとは思います。人様の評価は分からないけど、まず自分が恥ずかしくないものを作れればいいなと思ってます。この間、『崖の上のポニョ』(08)を撮った宮崎駿監督のドキュメンタリー(『宮崎駿の仕事』)を観ていたら、宮崎監督がまったく同じことを言ってたんです。「とにかく、恥ずかしくないものを作りたい」と。「その通り!」と思いました(笑)。 ──気分は、もう巨匠・宮崎駿と同レベル? 吉田 宮崎監督と言えば、神様みたいな存在だと思ってたんですが、意外とちっちゃいことで悩んでいるし、スタッフに八つ当たりしてる。「あぁ、自分と変わらないなぁ」と思ったんです。
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中学・高校時代はヤンキーだったという吉田監督。
「200万円かけてバイクを改造しました。自分
はカッコいいつもりだったけど、ご近所は
うるさくて大迷惑だったでしょうね」
──巨匠の偉大さではなく、器の小ささに共感した? 吉田 そうです。でも同時に不安にもなりました。自分は小さなことで悩んでいるけど、いつかは解消されるのだろうと思ってたんですが、日本でいちばんの巨匠が小さいことで悩んでいる。あぁ、これはダメだなぁ。悩みは一生付いてくるんだなぁと。 ──宮崎監督と同じように、吉田監督も一貫して少女を撮り続けているという共通項が......。 吉田 いや、ボクは別に狙っているわけじゃないんです。女子校生以外のシナリオもいろいろ書いているんですよ。まだ映画化されてないだけで。でも、なぜか映画化されるのは少女とオジさんの話ばかりなんです(苦笑)。『純喫茶磯辺』の後に違った路線のものを撮る予定だったんですが、映画会社のムービーアイが倒産してしまって、『さんかく』が先に完成したんです。いくつかあった企画の中で、本当は『さんかく』が映画になるかどうかいちばん危ない内容だったんですけどね。 ──下手したら、カン違い野郎の犯罪ストーリーになりかねないストーリー。 吉田 そうそう(笑)。脚本だけ読むと、百瀬はいくらでも変態っぽい気持ち悪いキャラになっていた。けっこう賭けでした。高岡蒼甫くんが百瀬を演じてくれたことで、映画として悪くないぞというものになりましたね。 ──ひとつ屋根の下で暮らすことになった桃に対する百瀬の目線が妙にエロいですよ。 吉田 最初はそんなにエロいものを考えてなかった。もっとコメディコメディしたものになるはずだったんです。でも、小野(恵令奈)ちゃんが妙に肉々しい感じがして、撮るものが変わっていったように思いますね。そのつもりがなくても、何となくそうなってしまった(笑)。
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30歳のダメ男・百瀬(高岡蒼甫)と恋人・
佳代(田畑智子)とその妹・桃(小野恵令奈)
の恋愛トライアングル。笑えるけど、当事者の
立場に立つと「こりゃ、辛いわ~」とシミ
ジミしてしまうディープな人間ドラマでも
あるのだ。(c)2010「さんかく」製作委員会
──風呂上がりの桃の髪の匂いを嗅いだり、足の裏に刺さった画鋲を取ってあげたり、百瀬のフェティッシュさが満載じゃないですか。 吉田 確かにそうですね。なんで、そんなシーンばっかり自分は書いたんだろう? よく分からないですけど(笑)。でも、焼肉屋に行くと、よく女の子が「いやーん、髪の毛が焼肉臭くなっちゃったぁ」なんて自分の髪を嗅ぐ仕草を見ると、「あぁ、オレにも嗅がせてくれれば、ときめくのになぁ」と思っちゃいますね。まぁ、実際には嗅がせてもらいませんけど(笑)。百瀬のやってることは、日頃、自分が考えていることですね。 ──これまでの吉田監督作品の主人公は、監督の分身のようですね。 吉田 まったく、その通りです(笑)。でも百瀬だけじゃなくて、田畑智子さんが演じた桃の姉・佳代も自分の分身ですね。『純喫茶磯辺』で言えば、宮迫さんもそうだし、仲里依紗もボクの分身。2人を振り回す麻生久美子さんの役が今回の場合は小野ちゃんですね。 ──AKB48の小野恵令奈が生き生きとした立ち振る舞い。吉田監督からの"小悪魔"的な演出もあった? 吉田 いや、「今回の桃は、こういうキャラクターに」みたいな演出はほとんどしてないですね。演出したというより、キャラクターに合った女の子を見つけてきたって感じですね。ふだんから、小野ちゃんは生々しい感じがするように感じたんです。あまり芸能人っぽくないというか。仲里依紗のときもそうでしたが、こーゆータイプの女の子はネコと同じで、向こうからエサを食べにくるのをじっと待つみたいな感じですね。 ──あぁ、仲里依紗も小野恵令奈も、キレイなお人形さんタイプじゃなくて、奔放な生命力を感じさせるタイプですね。 吉田 そうなんです。撮影中はそりゃ楽しかったですよ。もう完全に百瀬目線になっていましたから。順撮りで撮影していたんですが、百瀬と佳代が同棲するアパートを桃が去るシーンを撮った後は、監督であるボクがしばらく焦燥感に駆られていましたから(苦笑)。ほんと、桃ちゃんみたいなタイプの子がいたら、ボクはときめくし、でも執着心の強い佳代みたいな女性も「めんどくさいな」と思いつつも、やっぱりいいかもと感じている部分があるわけなんです。 ──めんどくさいんだけど、そこがまたちょっと愛らしいかも、という吉田監督の独特の恋愛観が作品の後半で展開されていきます。 吉田 うん、何故かよく当たるんですよ、そーゆー女性に(笑)。なんか、プライベートで面倒くさい女の子、仲間うちの評判の良くない女の子と付き合ってしまうんですよ。どうもダメな人が寄ってきてしまう。ボクも相当ハズレだと思うんですけど、ハズレ同士でクジを引き合ってしまうんですかね(笑)。
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田舎で暮らす中学3年生の桃(小野恵令奈)
は、姉・佳代が恋人・百瀬と同棲する
東京のアパートでひと夏過ごすことに。
桃の放つフレッシュなお色気がたまらんです。
──噂の女の子と付き合ってみて、「あれ、噂とは違うじゃん」みたいな意外な一面に惹かれる? 吉田 いやー、「やっぱり噂通りだ、いや噂以上だな」ということが多いですね(笑)。でも、それさえも、愛おしく感じる時期があって、次第に「うーん、やっぱり無理!」となってしまう(苦笑)。多分、元カノがボクの映画を観たら「あっ、これって私のことじゃん」と思うでしょうね。名前も使ったりしています。まぁ、映画に出てくるキャラクターは何人かの集合体なんですけどね。 ──『純喫茶磯辺』は宝くじが当たって店を開いたけど、あっという間に潰れてしまった実在のカフェのエピソードがベースだそうですね。『さんかく』も現実のエピソードが織り交ぜてある? 吉田 えぇ、さすがに付き合っている彼女の妹に手を出したことはないですけど、彼女の女友達に興味が向いてしまうなんてことはありますよね。そういうボク自身の実体験がベースですかね。彼女がいるのに、女友達に気持ちが行くなんてサイテーなヤツですよね。まぁ、今はもうボクも大人になりましたから(笑)。そういう自分自身に対する反省の気持ちを込めて撮った作品なんです。 ──どーゆー反省の仕方なんですか(笑)。 吉田 ははは。なんかボクの周りって、ネタになる知り合いが多いんです。佳代がマルチ商法の健康食品にハマるのも、友達の実話ですね。台所に健康食品がどんどん山積みになっていくんですよ、誰も買わないから。その光景がとても切なくて、「いつか映画にしよう」と考えていたんです。佳代が別れた百瀬に追いすがって待ち伏せ行為をしてしまうのも友人の話。携帯電話の番号を変えて連絡のとれなくなった元カノのことを心配して、アパートの前で待っているんですよ。ボクもそれに付き合ってるわけです(笑)。傍から見れば立派なストーカーなんですが、本人は純真そのもので連絡が取れなくなったことを本気で心配してるんです。そーゆー思い込みの激しい友人が多いんです。面白いなと思ったことはメモしてます。ネタ帳のストックがすごくたくさんありますよ。ネタ帳を開いて、「あっ、これ今度のシナリオに使えるな」とかやってます。 ──悲劇と喜劇が同時に存在する、吉田監督ならではの世界。 吉田 どうでしょう? 自分では作品のスタイルとか気にしてないんです。でも、観た人によって印象が違うのって好きですね。同じシーンを観て、泣く人もいれば大笑いしてる人もいるみたいな作品は面白いなと思います。今回の『さんかく』も、モデルになった人たちは自分のイヤな部分を見せつけられるみたいで落ち込むかもしれませんけど、その一方では「超ウケる~!」って大笑いする人もいるでしょうね。 ──ちなみに少年時代の吉田監督は、どんな子だったんですか? 吉田 すごいフツーの子ですよ。と、自分では思ってたんですが、最近になって周囲に言われて、どうもそうじゃないことが判明しました(笑)。社宅に住んでて自分では友達がいっぱいいたつもりだったんですが、実はボクと一緒に遊ぶ子がいなかったんで、姉が「うちの弟とも遊んであげて」と頼んでいたらしい(苦笑)。友達がいっぱいいたつもりだったけど、みんな姉と遊びたくて集まっていたんです。「えっ、実はオレ、嫌われていたの?」って最近になって気づいたんです。そういえば、小学校でもクラスのみんなは休み時間にいつも全員でサッカーやってたんですが、自分だけひとり遊びに夢中になって6年間を過ごしてたんです。自分ではすごくフツーのつもりだったんですけどね。 ──誰の視点で見るかで、まるで世界が変わってくる。まさに吉田監督作品そのものですね。さて、"期待の星"吉田監督は今後、どのような道を進むんでしょうか? 吉田 何でもいいんですけどねー。面白ければ、何でもいい。自分に恥ずかしくない作品を作れればね。宮崎駿監督みたいな巨匠にはなれませんよ。宮崎監督のドキュメンタリーを観たばかりなんで、100m走の世界記録保持者ボルトの走りっぷりを見せられたようなもんです。世界は無理。国内でとりあえず、がんばりま~す。  と、謙遜しまくる吉田監督。ちなみに吉田監督はスタンリー・キューブリック監督の『ロリータ』(62)、キム・ギドク監督の『弓』(05)といった"少女とオジさん"の作品が好きらしい。『ロリータ』が公開されたのはキューブリック34歳のとき、『弓』はキム・ギドク45歳のとき。吉田監督は現在35歳。吉田監督がこれからどんな傑作を残していくのか、楽しみではないか。6月26日公開の『さんかく』も"巨匠"への片鱗ぶりが充分に堪能できる超傑作ですぞ。 (取材・文=長野辰次) 『さんかく』 監督・脚本・照明/吉田恵輔 出演/高岡蒼甫、小野恵令奈、田畑智子、矢沢心、大島優子、太賀、大堀雅秋 配給/日活 6月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国順次公開 <http://www.sankaku-movie.com> ●よしだ・けいすけ 1975年埼玉県出身。東京ビジュアルアーツ在学中から塚本晋也監督の製作現場に参加し、『バレット・バレエ』(99)、『六月の蛇』(02)、『悪夢探偵』(07)などの照明を担当する。自主製作作品『なま夏』(06)はゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター部門でグランプリ受賞。『机のなかみ』(07)で劇場デビュー。『純喫茶磯辺』(08)に主演した仲里依紗にヨコハマ映画祭最優秀新人賞、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞をもたらした。深夜ドラマ『BUNGO 日本文学シネマ』(TBS系)では梶井基次郎原作『檸檬』の演出を担当。
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