
世界に向けて萌えカルチャーを発信し続ける日本。その中心といえばやはり、東京である。都内各所にはメイド喫茶が無数に乱立し、多くのメイドさんたちが日夜お疲れのご主人様に誠心誠意のこもったご奉仕をし、ライブハウスでは毎週のようにアイドルたちが未来のトップスターを目指してライブ活動を繰り広げているのだ。そんな東京発のメイドさんやアイドルたちが横浜に集結! 7月21日、横浜のF.A.D YOKOHAMAにて、地元のメイド喫茶でご奉仕しているメイドさんたちも加わり、萌え萌えなライブイベント「萌カーニバルVol.4」が開催された。
■メイド喫茶のメイドさんが集結した第1部

まずは都内、および横浜のメイド喫茶に所属するメイドさんたちが歌って踊る第1部が、12時30分よりスタート。一番手は地元・横浜のメイド喫茶「HoneyHoney」。トラディショナルなメイドスタイルの衣装に身を包んだ3人の女の子がステージに登場すると、お店の常連さんたちも大歓声を上げる。人気のアニメソング&アイドルソングを歌うメイドさんたちと一緒に、全力でオタ芸を繰り広げた。

続いて登場したのは、秋葉原からの遠征組だ。秋葉原駅前をはじめ、外神田方面に4軒の店舗を構える老舗「ぴなふぉあ」からは、知る人ぞ知る古参メイドの田川まゆみ嬢をはじめとする3人が参戦。また、“歴女”の定番人気ジャンル・新撰組をモチーフにした「幕末Cafe&Bar」からは男装の麗人たちが。そして、戦国武将たちの娘が給仕してくれるという設定の「戦国メイドカフェ&バー もののぷ」からは、甲冑をイメージした和風メイドさんたちが登場。メイド喫茶にも和風、洋風の2つの潮流があるのだな~と思わず感心である。

第1部のラストを盛り上げたのは、横浜のメイド居酒屋「ファンシーキャット」、そして秋葉原のメイドダーツ&バー「Little PSX」のメイドさんたちだ。アニソンカバーに加えてオリジナルソングも披露し、本物のアイドル顔負けのパフォーマンスとライブの盛り上がりをみせるが、彼女たちはあくまでもメイド喫茶で働くメイドさんたちなのだ。世間では「会いに行けるアイドル」や「週末ヒロイン」などさまざまなアイドルが活躍しているが、ステージ上で一生懸命にパフォーマンスを繰り広げている彼女たちを見ていると、どんなアイドルたちよりも応援したくなってくるから不思議だ。この「思わず応援したくなる」感が、メイド喫茶で働く女の子たちの魅力なのかもしれない。
■“トップを目指して一致団結!”なアイドルたちによる第2部
18時からは、第2部がスタート。こちらに出演するのは、都内を中心に活動するアイドルたちだ。

トップバッターは柊木りお。秋葉原の一角にある、アイドルがレッスンしている様子をマジックミラー越しに見たり、アイドルたちに命令が自由にできるお店「ダイヤの原石」所属の彼女は、ツインテールを揺らしながらパンクやハードロックをベースにした激しいオリジナル曲を披露。実はこの日、体調を崩していたそうだが、そんなそぶりなど一切感じさせないステージを展開し、観客に大きな感動を与えた。


この後も、続々とアイドルたちが登場。初々しさ全開の中学生アイドルユニット「ANNA☆S」。2,600名の中から選ばれた3人のアイドルグループ「リル・クミン」。スタイリッシュなモデル系アイドル・桃乃木このは。そして今回が初のステージというニューカマー「Rose Hip Berry」という、無限の可能性を秘めたアイドルたちの競演に、観客たちも推しメンかどうかはもはや関係ないようだ。ステージ上で繰り広げられるアイドルたちの一挙手一投足に、歓声を上げ、熱烈なコールを送りまくる。

猛烈な一体感が会場を包み込んでいく中、第2部も後半戦に突入。ダンサブルな楽曲で渋谷を中心に活動する5人組ユニット「asfi」がキュート&セクシーなステージを披露したほか、女子プロレスラー・朱里やサウンドプロデューサー・HΛLなどとの様々なコラボを通じて可能性を広げ続ける「Apple Tale」が登場。ブレイク直前のアイドルたちが見ごたえのあるアクトを展開した。

「萌カーニバルVol.4」のトリを飾ったのは、鉄道アイドルとして活躍する木村裕子だ。鉄道と乙女の恋心をクロスオーバーさせたオリジナリティあふれる楽曲や、鉄道マニアなら思わずニヤリとしてしまう振り付けを取り入れたステージングで、会場はこの日最高の盛り上がりをみせた。
ライブ終了後はアイドルたちもフロアに下りてきて、ファンとの交流や物販コーナーでのグッズの手渡しなどが行われ、最後まで和気あいあいとした雰囲気がライブハウスに満ち溢れていた。
「萌カーニバルVol.4」を振り返ると、とにかく女の子たちの底知れぬパワーに満ち溢れたイベントだったといえる。全力で歌い、踊る彼女たちを見ていると、思わずこちらも「負けてられないぞ」という気分にもなるのである。そんなメイドさんたちやアイドルが元気に活躍する限り、日本もまだまだ頑張れるんじゃないだろうか。そんなふうに思えるイベントであった。























































