金本と暴力団の繋がりは氷山の一角!? スポーツ界で暗躍する危険人物たち

──気になるあのニュースをただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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『大相撲は死んだ』(宝島社
新書)。
 今月17日発売の「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)にて、阪神タイガースの金本知憲選手が投資会社社長(文春ではファイナンシャル・アドバイザー)を恐喝したとして刑事告訴されたと報じられました。記事によると、金本選手が広域暴力団の名前を出しながら、社長を脅迫したとのことでした。これに対し、球団側は両記事を事実無根のものとしてコメントを発表しています。  スポーツ界と裏社会とのつながりは、過去にも数多く指摘されています。2009年7月、大相撲の名古屋場所にて、広域暴力団「弘道会」の幹部が現役親方が手配した特別席の入場券で観戦していたことが発覚。さらに、10年に表沙汰となった大相撲野球賭博問題など、スポーツ選手にまつわる醜聞は後を絶ちません。  今回の「レベルアップ案内」では、そんなスポーツ界を取り巻く危険な話を徹底的に洗い出します! 野球界の女性関係やパトロンの真実から、スポーツ紙記者が語る角界の闇、K-1の立役者・石井館長が明かしたヤクザとのかかわりまで──人々を感動させるスポーツの裏には、金とオンナとヤバい人たちの影が......。ドキュメンタリー番組よりもありのままのアスリートたちの姿をご覧あれ。 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:アスリートを食い物にするあんな人こんな人] ハンカチ王子・佑ちゃんも"食べられた"!? 野球選手に迫る女子アナたち 2011年5月31日付(日刊サイゾー) 野球チームを全員"兄弟"にしちゃう女子アナ......。 一番ダークなスポーツは野球!? 切っても切れないスポーツと闇社会 2011年9月号(プレミアサイゾー) 大相撲、野球、格闘技はズブズブ!? 大相撲問題に立ちはだかる壁と当局がマークする"ヤミの紳士" 2010年9月号(プレミアサイゾー) 誰もが知ってる有名大学の理事長をとりまく黒い疑惑。 暴力団から一流企業社長まで、芸能人、スポーツ選手"裏の後見人"の素顔 2011年3月号(プレミアサイゾー) 北島康介や清原和博といったビッグネームも......。 相撲協会と警視庁の癒着も!? 麻布署が朝青龍を現行犯逮捕しなかった裏事情 2010年2月4日付(日刊サイゾー) スポーツ界は警察とも仲良しだった!? [レベル2:スポーツ記者が語る業界の内幕とは] 東スポは日本が誇る一流紙!? 現場記者らが内幕を暴露する紙面には乗らない五輪報道の裏 2008年8月号(プレミアサイゾー) トップアスリートのバッシングはタブーに? 朝青龍問題から高橋大輔のアノ噂まで スポーツ記者が語る熱戦の裏 2010年4月号(プレミアサイゾー) 八百長、暴力団、自殺......角界にまつわる黒すぎる噂 [レベル3:人気凋落で野球はどうなる!?] 「野球がパクッた!?」とサッカーファン騒然 プロ野球独立リーグ呼称発表の余波 2009年10月15日付(日刊サイゾー) 人気があるものをパクるのは、よくあること。 CSよりもヒートアップするプロ野球選手の醜聞裏事情 2009年11月号(プレミアサイゾー) 野球で盛り上がるのは試合よりも女性関係!? [レベル4:決して表には出てこないスポーツの裏側] 朝青龍からヤクザとの関係まで 独占告白! 石井館長、K-1を憂う 2010年5月号(プレミアサイゾー) 当事者がズバリと語るヤクザとの付き合い方 もうひとつのニッポンスポーツ史"血と骨"の在日アスリート列伝 2009年1月号(プレミアサイゾー) 在日スポーツ選手という英雄は差別によって作られた? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

"公平・中立"を掲げ"厚労省と政財界"と蜜月──日本赤十字社"義援金"の不正と正当

──震災義援金の窓口として、身近な存在となった日本赤十字社。しかし、莫大な義援金を円滑に処理できずに批判を受けている。さらに、高尚な理念を掲げる組織なだけに、何かと風当たりは強いようだが......そんな日赤自身に、これまでに巻き起こったさまざまな批判や疑問をぶつけてみた。
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『日本赤十字の素顔』
「もう、いわれのない誹謗中傷のせいで、本当に参っているんですよ~。ウチの職員なんてみんな身の危険を顧みずに、われ先に『私が被災地に行きます!』って言い合って、頑張っているんですから」  日本赤十字社(以下、日赤)の企画広報室(以下、広報室)に電話をすると、担当者はだんだん愚痴をこぼし始めた。「週刊新潮」(新潮社/6月16日号)をはじめ、ネット上で日赤の義援金配分遅延が明るみに出るにつれ、同社にはメディアや一般の人々から問い合わせや抗議の電話が殺到しているという。  今回の震災で、日赤はいち早く被災地での大規模な医療救護や救援物資支援などを展開する一方、このような義援金問題などで批判を受けている。  そもそも、そんな日赤の実態について、一般にはあまり知られていないのではないか? ここでは、昨今世間から上がっている日赤への批判、疑問の声を通じて、謎多き巨大組織に迫りたい[日赤という組織に関する基本情報は、当特集【2】参照]。 【疑問1】 ■義援金配分遅延は誰の責任?  6月上旬、「巨額義援金を寝かして恥じなかった『日本赤十字』」というセンセーショナルな記事が「週刊新潮」に掲載されて以降、特にネット上で日赤への批判が噴出した。日赤には4月時点で全国から1000億円以上の義援金が集まっていたが、5月26日時点ではわずか約200億円(日赤HP)しか被災者の手に届いていなかったという、配分遅延の問題についてである。なお、本稿執筆時点での日赤の義援金受付総額は2713億円(7月28日時点)、被災者への配分済み金額は774億円(7月19日時点)である。この「週刊新潮」の記事によると、配分の公平性を重視するあまり、各被災市町村が被災家屋の半壊・全壊などの評価に延々時間をかけていて、いつまでたっても被災者の手元に現金が届かないという。日赤に集められた義援金は、学識経験者や義援金受付団体からなる「義援金配分割合決定委員会」で決定した割合に従って被災都道県に届けられ、その後は各都道県が設置した配分委員会の決定に従い、都道県→市町村→被災者という流れになる。「日赤としては、集めた義援金の大部分はすでに県に配分しており、一刻も早く被災者に届けていただくよう関係自治体などにお願いしています」(広報室)と釈明しているが、義援金配分先である被災3県の日赤支部長は現職知事が兼務。日赤の定款には、「支部長は、支部の業務を管理する」とあるが、今回のような非常時こそ、日赤と、知事をトップとする地方自治体が連携して迅速に対応するための「兼務」ではなかったのか?  そもそも、今回の配分遅延の原因はなんなのか? 現役の日赤職員はこう釈明する。 「今回のように配分先が複数県にまたがり、被災状況の査定、および被災者への義援金配分に必要な罹災証明の発行手続きを担う市町村が機能しないという事態は、日赤の想定外でした」   一方、広報室からの正式回答は、前記配分状況の説明後「詳細情報は、それぞれの被災都道県にお尋ねください」と他人事のよう。  しかし、震災2~3週間後の早い段階から物流網の回復が進み、現金があればモノが買えるという状況が広がりつつあった中、義援金配分は急務だった。「想定外」の天災に対する支援体制を整備しているはずだと、国民は「赤十字」のブランドを信用して、今回に限らず、日頃から寄付をしてきたはず。日赤の答えは、批判を受けても仕方ないだろう。  また、日赤の運営は、寄付金と国からの一部補助金、個別事業収入などで賄われている。その運営体制下で日赤は、震災義援金からは手数料を抜かず、全額支援に回し、送金までの間、銀行口座にプールされた莫大な義援金には、利子がつかないようになっているという(一部地銀の利子がつく口座分は、利子分も義援金として配分)。これに対し、脳機能学者・苫米地英人氏が自身のブログ上で指摘するように、銀行口座に預けられた義援金残高をベースに、銀行が外部に多額の貸し付けを行い、利子を得ているとすれば、寄付金を使った利益供与になりかねない。 「義援金の預金により、金融機関様が利益を得ているか否か、ということにつきましては、日赤では把握しておりません」(広報室)  銀行への便宜供与の有無は、日赤の独立性・中立性にかかわる問題でもある。積極的に把握する必要があるはずだ。
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Google+が真に狙い定めるはフェイスブックよりツイッター!

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Google+参戦で激化するSNS三国志、覇権
争いになるのか、棲み分けを目指すのか?
──激変するITビジネス&カルチャーの深層を抉る!  SNS分野が苦手だと言われ続けてきたグーグルが、Google+で再びSNS市場に乗り込んできた。ツイッターが普及し、フェイスブックもユーザーを増やす日本では一見、同サービスの勝機は薄そうに見えるが、これが案外可能性があるようで......。  グーグルが「Google+(以下、G+)」という新しいソーシャルネットワーク(SNS)を始めた。まだβテスト中で、すでに使っているユーザーから招待をもらえないと登録できないが、しかしこれはフェイスブックとツイッターの長所ばかりをうまくすくい上げているサービスだ。日本で相当に普及していくのではないかと私は今予感している。  G+の特徴をこの連載の枠組みの中で文章で説明するのはかなり大変だが、わかりやすくほかのソーシャルメディアと比較すれば、次のような点にある。 ■フェイスブック:情報の発信者と受信者はフラットな「友だち」の関係。 だから発信者が友だちとして承諾してくれないと、受信者は発信者の書き込みは読めない。 ■ツイッター:情報の発信者に承諾を得る必要はなく、受信者は発信者を勝手にフォローすればその人の情報はすべて読める。 ■G+:ツイッターと同じように受信者は発信者を勝手にフォローできて、フェイスブックのように承認は必要ない。でも発信者が自分宛てにも情報を発信してくれるかどうかは、受信者には保証されていない。  フェイスブックは、今春に公開された実録映画『ソーシャル・ネットワーク』でもつぶさに描かれていたように、もともとCEOのマーク・ザッカーバーグがハーバード大学在学中に作ったSNSで、大学内の人間関係をそのままネット上に転写させることを最初の目的としていた。だからあくまでも、友人や知人とのつながりを確認し、仲間内での情報のやりとりを主眼とするSNSとなっている。  これに対してツイッターは、もっとオープンだ。ツイッターが画期的だったのは、140文字という短い文字数でのやりとりを生み出したことだけでなく、もうひとつある。それはフォローとフォロワーという非対称の関係性を持ち込んだことだ。フォローは勝手に行えるので、相手から承認を受ける必要はない。  そもそもリアルの世界においては、情報の流通は非対称でオープンである。マスメディアや有識者、言論人、有名タレント、あるいはさまざまな専門家など、情報は常に影響力の強い存在からその他大勢の人へと流れていく。しかも、それは閉鎖的な圏域の中ではなく、誰にでも触れられるオープンな空間に開かれている。  SNSも、フェイスブックの黎明期のように友人知人間のやりとりだけを扱うのではなく、インターネットならではの情報流通基盤へと進化していこうとするのであれば、このような「非対称かつオープン」性がどうしても必要になってくる。ツイッターは、そこにぐさりと刺さったというわけだ。
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産廃処理から人身売買まで──ヤクザも訝しがる復興事業"儲けのカラクリ"

──震災復興のめどがなかなか立たない中で、山口組の迅速な復興支援が報道されるなど、実話誌などでは"復興ビジネス"に注目が集まった。暴対法の締めつけにより、なりふり構わないシノギに走る昨今の暴力団が狙う、復興ビジネスとは?
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東日本大震災直後の荒廃した土地に、
突如として立てられた謎の看板。区画
整理もままならない現地では、こうし
た不法占拠が、時として認められてし
まうこともあるとか......。
 日本大震災の発生から5カ月たち、いよいよ本格的な復興が始まろうとしている。そんな中、巨額の資金が動く復興計画に食い込んで甘い汁を吸おうと動きを見せているのが、「裏社会」の住民たちだ。総計で20兆円を超えるといわれる復興予算は、2008年に暴力団対策法(以下、暴対法)が改正されて以降、シノギが厳しくなっている暴力団にとって渡りに船。今後、被災地でどのような「復興利権」が発生し、裏社会の住民たちはどのように関与していくのだろうか?  被災地では震災発生直後から、暴力団関係者の動きが確認されている。阪神・淡路大震災の際には、山口組が炊き出しなどを行ったことで話題になったが、今回も山口組のほか、住吉会や稲川会などの組織が、早い時期に被災者支援のため現地入りしたとの情報もある。これらの動きは一部メディアにより美談として伝えられたが、当然、裏社会ならではの「狙い」があると指摘する声は多い。 ■閉鎖的な土地柄で裏社会も右往左往!?  裏社会の現状に詳しいジャーナリストは「阪神大震災の経験も踏まえ、どのような利権が発生するか、暴力団関係者は熟知している。復興利権の本丸は都市計画に絡むインフラ事業だが、いまだに具体的な計画が決まっておらず、現状では、瓦礫の処理や炊き出し支援などで地ならしをしつつ静観している状況でしょう」と話す。6月には、宮城県石巻市の避難所で封筒に入った現金を配る人物が現れ、世間をにぎわせた。しかしこれも、暴力団が建設事業など今後発生する復興利権に関与するため、地元住民に取り入る活動だったという見方が出ている。  そもそも、復興に至る大規模な都市整備に巨額の資金が投入されるということは、暴力団ではなくとも想像がつく。それを見越して地元の業者を懐柔し、下請けとして受注や労働者派遣を通して利益をむさぼろうという算段なのだ。 「行政としては地元産業の復興の名目もあるため、地元の企業に発注することが望ましいと考えている。しかし、震災前から東北地方の建設・土木業は疲弊していたこともあり、重機の準備もままならない。暴力団関係者はそこを狙い、資金の融資や重機の提供などを行い、取り入っていくのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)  一方、暴力団関係者にとって建設・土木業などには、そこまでうまみがないと分析する識者もいる。復興行政にかかわる専門家は、「国会が政争に明け暮れて復興計画の策定がまったく進まず、補正予算も萎んでいます。日銭を大きく稼いで上前をピンハネするのが基本の暴力団も、やりにくい状況でしょう。さらに、東北地方はもともと閉鎖的な土地柄で、地元の利権構造は、自治体や代議士も絡んで硬直的です。都市型の復興だった阪神大震災の時と比べて、シマを広げるのにコストばかりかかって、うまみが少ないとも言えます」。  そんな中、新たな利権として浮上しているのが、被災地における貧困ビジネスである。国際犯罪学者の加藤久雄氏は「92年に暴対法が成立して以降、暴力団のシノギは恐喝やみかじめ料の徴収といった単純なものではなく、フロント企業などを駆使した複雑なものに変わってきている。そのひとつが貧困ビジネスです。被災地には肉親を亡くした生活困難者が多数いるため、そういった被災者の義援金などを狙って暴力団が貧困ビジネスを展開することは十分考えられます」と警鐘を鳴らす。  では、被災地での「貧困ビジネス」とは、どういうものなのか?
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一番ダークなスポーツは野球!? 切っても切れないスポーツと闇社会

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『野球賭博と八百長はなぜ、なくなら
ないのか』
(ベストセラーズ)。
──西武ライオンズの若きエース・涌井秀章選手が、自身の所属するエージェントと裁判沙汰になっていることが報じられたが、そこで問題になっているのは、涌井とエージェントをつないだ元暴力団員の存在。比較的少なくなってきてはいるが、ほかにもコワモテとアスリートのつながりは指摘されている──。  日本中の注目を集め、莫大な年俸を稼ぐプロアスリート。彼らの活動を支えるのは、それぞれが所属するチームやスポンサー企業だが、そのほかにも公私にわたって彼らの面倒を見るグレーゾーンの後援者たちがいることはよく知られている。そして彼らが時に、裏社会の人脈につながっているケースも少なくない。  典型的なのが、ここ数年で野球賭博や八百長といったスキャンダルが立て続けに発覚した大相撲だろう。  本誌3月号でも詳しく解説しているが、もともと相撲界には食事から"女"まで、かなりの部分をタニマチに頼る「ごっつぁん体質」がはびこっており、ご祝儀などの名目で、力士の小遣いから日々の飲み食い、さらに地方興行では各部屋の宿泊所から稽古場まで、地元の有力者が面倒を見るといった構造が出来上がっている。そこには裏社会の住人たちが付け入るスキが、いくらでもあった。  一連のスキャンダルによって、こうした構造の問題点が浮き彫りになったわけだが、大相撲のスキャンダルはスポーツ界全体にも衝撃を与えており、どの競技団体も、少なくとも表面上は、タニマチを名乗る暴力団関係者などの裏社会との関係には神経質になっているようだ。 「かつてはスポーツ興行に暴力団が介在していた時代が、確かにありました。ただ現在は競技団体やチームのコンプライアンス上、簡単には許されなくなっている。選手個人も彼らと付き合うことのデメリットを理解するようになっており、『ヤクザをバックに持っても、ロクなことはない』という若い世代の選手も増えてきています」(スポーツジャーナリスト)  一時期は、裏社会とは兄弟分のような付き合いをする豪快な選手がゴロゴロいたプロ野球界も、すっかり様変わりした。 「球界入りするルーキーは、NPB(日本野球機構)の新人研修などでも口を酸っぱくして暴力団との接点を注意されるし、球界のドンこと読売ジャイアンツの渡邉恒雄や楽天イーグルスの三木谷浩史といった実質的な球団トップからも『(暴力団が集まる)怪しい会合には、絶対に顔を出すな』と厳しい通達が出ているそうです」(スポーツ紙記者)  かつては「ヤクザ以上にヤクザっぽい」といわれた江夏豊や張本勲、東尾修といったレジェンド・クラスから、コワモテが絡んだ車庫トバシ(違法に車庫を確保すること)に関係していた篠塚和典、暴力団組長との飲み会写真が流出し登板日漏洩疑惑も囁かれた桑田真澄など、裏社会との関係が報じられた選手は枚挙にいとまがない。 「ここ数年だと、2004年に発覚した元中日ドラゴンズの立浪和義が起こした女性トラブルに、現役の暴力団幹部が乗り出してきたという醜聞が目立つ程度。現役選手では、ほとんど聞かなくなりました。ただ『食肉の帝王』の異名を取ったハンナンの浅田満会長と関係があった現楽天監督の星野仙一など、監督・コーチクラスには、裏社会との接点がある人物はゴロゴロ残っています」(同) ■芸能プロが入り込む スポーツ界のユルさ  もっとも、表立っての交際がなくなっただけで、現在も裏社会との交流は形を変えて続いているとの指摘もある。 「人気球団のスター選手は、芸能プロやマネジメント会社と契約するケースが増えており、怪しげなタニマチは減っている。ただ、そのマネジメント会社や芸能プロが裏社会につながっている場合も少なくない。例えば日ハムのダルビッシュ有や阪神の金本知憲が所属するエイベックスにしても、社長の松浦勝人には暴力団員を同席させて株主を監禁・脅迫したという疑惑が報じられていますからね」(芸能プロ関係者)  その意味で、現在のプロ野球界で最も注目を集めているのが、西武ライオンズのエース・涌井秀章投手に関するスキャンダルだろう。  これは、写真週刊誌「フライデー」(講談社/11年7月15日号)が報じたもので、表面上は涌井の個人事務所が契約していたマネジメント会社「スピードエージェンシー」(「フライデー」ではイニシャル)とのトラブルだが、実際は、涌井のプライベートに食い込んでいる元暴力団組員・Kとの関係に球団側が難色を示したことがトラブルになったきっかけだという。 「スピード社も実質的にKの会社といわれていますからね。涌井も球団の手前、一応はビジネス上の関係を解消する方向で動いていますが、先日、熱愛を公表したフリーアナ・杉崎美香を紹介したのもKといわれており、今後もプライベートでの関係は続きそうです」(前出・スポーツ紙記者)  多くのスポーツ興行に絡んできたKの経歴は当特集【2】を参照してもらうとして、その人脈は水泳の金メダリスト・北島康介や、ロッテからメジャーに移籍した西岡剛選手など多岐に及んでおり、今後の動向が注目されている。  同様に注目を集めているのが、野球評論家の清原和博や日本ハムの中田翔、テニスのクルム伊達公子や格闘家の山本"KID"徳郁、プロゴルファーの加賀崎航太といった有名選手を筆頭に、バスケ、スノーボードなど50人以上の選手が所属するスポーツマネジメント会社「JSM」だ。  JSMはパチンコ・パチスロの大手販売会社「フィールズ」のスポーツマネジメント部門。フィールズのトップは、あの押尾学の庇護者としても名前の挙がった山本俊英会長である。 「山本会長は以前から、元横綱の千代の富士(現・九重親方)や、その弟子で元大関の千代大海(現・年寄佐ノ山)の後見人として知られていますが、現在のプロスポーツ界では"最大のタニマチ"といえる存在です。ただJSMは選手を抱えすぎて、ほとんど商売にはなっておらず、近いうちに金になりそうな数名の選手を残して縮小するともっぱらです。清原だけは、山本会長のポケットマネーで個人事務所を作るともいわれています」(前出・スポーツジャーナリスト)
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苫米地英人×辛酸なめ子──ツイッターの魔女狩りから逃れ、洗脳から脱却せよ!

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ロックフェラーによる世界統一政府の
樹立、同一族の後継問題から、キリス
ト教、仏教、儒教といった話まで、幅
広いトピックについて語り合った苫米
地氏と辛酸氏。
──2011年8月号まで本誌にて「サバイバル女道」を連載していた辛酸なめ子氏。今回は、ソーシャルネットワーク時代に必要となる知恵について綴った新著『現代版 魔女の鉄槌』(フォレスト出版)が話題の脳機能学者・苫米地英人氏と邂逅。苫米地氏は、中世ヨーロッパにおいて、権力とキリスト教が結託して魔女狩りを生んだように、現代では、権力とネットが結びつくことで、新たな魔女狩りが行われていると訴える。そんな時代を生き抜くすべとは? 「わたし、ロックフェラー家やロスチャイルド家のような闇の巨大権力とかに興味があるのですが、苫米地さんはロックフェラー家当主のデイビッド・ロックフェラーとお知り合いだったのですか?」 「うん。三菱地所がロックフェラーセンターを買収した際の財務担当だったからね。それ以降、デイビットとは4半期に1回のペースで一緒にお茶とかしてたよ」  そんな話から始まった、苫米地英人氏と辛酸なめ子氏の対談は、インターネットで生中継され、1万人以上の視聴者を集めた。ここでは、その中から、苫米地氏の著書『現代版 魔女の鉄槌』に書かれた、宗教と権力との関係性などを軸に、辛酸氏が聞き出した話をダイジェストでお届けする。 辛酸(以下、) 『現代版 魔女の鉄槌』を読ませていただいてわかったのですが、苫米地さんは宗教にもお詳しいんですね。宗教といえば気になるのは、宗教団体の教祖って、信者の前で手から金粉を出したり、空中浮揚したり、怪しい人が多いですよね。 苫米地(以下、) そういうのはすべて幻想だから。相手の内部表現=脳と心が認識している空間の情報を書き換えてしまえばいいの。こう言うと難しいけど、僕のセミナーに参加して訓練すれば誰でもできるようになる。その技術をどう使うかは、自己責任。教祖になろうと思えば、なれちゃうよ。  教祖は、見た目がやばい人も多いですよね。ああいうのが、カリスマ性につながるんでしょうか?  オウム信者は、麻原彰晃を本気でカッコイイと思ってた。洗脳されちゃっていたわけだ。ただ、テレビでも、大してカッコよくもないタレントが、キャーキャー言われているよね。プロダクションやテレビ局がその気になれば、メディアを駆使して、数万人単位で洗脳できちゃうってこと。原理は、教祖をあがめる宗教団体と変わらないよ。  女性はミーハーな部分があるので、有名人というだけで好きになってしまったりしますから......。 ──メディアこそが私たちを洗脳する元凶だと、苫米地さんは常々指摘されていますが、『魔女の鉄槌』では、最近のフェイスブックやツイッターといったソーシャルネットワークが持つ弊害と、中世ヨーロッパで起こった魔女狩りに類似性が見られると書かれています。どういうことでしょうか?  先日、ある国会議員の仲介で、僕とコーチングの世界的権威ルー・タイスが共同開発した能力開発プログラムを全国の小学校に無償提供するっていう話を、ある官僚に説明に行ったんだ。そしたら、「苫米地さんはネットでいろいろと悪口を書かれてるから、危険なんですよね」と言ってきた。アメリカの大学で博士号を取って、著書も多数刊行し、社会的に申し分ない経歴を残し、実力のある国会議員の仲介で会いに行っても、なんの根拠もないネットの書き込みやツイートが、それらを上回ってしまう。難しい試験をパスした官僚ですらこのレベルの認識なのだから恐ろしい。特にツイッターは強力だよ。デマを流したツイートがあったとして、それを第三者が肯定的にリツイートを繰り返していくと、見る側は「その通りだ」と刷り込まれてしまう。裏取りなんかせず、デマツイートを追認するツイートがあると、信ぴょう性がぐっと増す。たった数人のツイートやリツイートが、世間の常識であり、民意であり、正義であるなどという錯覚すら起こしてしまうんだ。  そうした状況は魔女狩りが行われていた頃と似ていると?  そう。中世ヨーロッパで、魔女狩りのベースとなった非科学的なデマが影響力を持ったのは、グーテンベルクの印刷技術が大きな要因だよ。1486年に書かれた、噂やデマといったアングラ情報で成り立った『魔女に与える鉄槌』という魔女狩りマニュアル──設問形式で、魔女の定義とその裁判方法が記述されているんだけど──は、どんどん刷り増しされ、大ベストセラーになってしまい、魔女狩りをさらにエスカレートさせてしまうんだ。印刷物というメディアには本当のことしか載るはずがないという市民間の合意があったわけ。現在におけるツイッターと同様だね。結果、現代でも魔女狩りのような吊るし上げが、ネット発で多発している。  恐ろしいですね......吊るし上げに遭わないためには、どうすればよいでしょうか? ネットを一切しない生活で山にこもるとか?  魔女狩りも、異端審問官という当時の裁判官が、処刑したキリスト教異端者の財産を没収できるという権益を広げるために、魔女というありもしない異端を作り上げていった側面があった。また、干ばつや飢饉で苦しめられていた庶民は、その怒りや不安の矛先を魔女という存在に向けたわけ。つまり、誰かを吊るし上げる人たちは、そうすることで経済的・心理的なメリットがあるからやるの。だから、自分を吊るし上げてもメリットがないようにすればいい。それって、結局、お金とか地位とかに固執しないで、もっと自由な世界で自分の喜びを発見することじゃないかな。でも、やっぱり知識やキャリアに裏付けられた主張が、ツイッターの一言で一瞬にして終わっちゃうってすごくない?  そんなときは、苫米地さん得意の気功パワーとかで、なんとかなりませんか?  うーん......気功より、人間の煩悩の問題かな。問題なのは、他人を吊るし上げたり、引きずり下ろしている本人たちが、自らのエゴや嫉妬心に気が付いていないこと。自分のほうが劣っていると感じたら、自分のレベルを上げるのではなく、他人のほうを引きずり下ろしてしまう。それによって溜飲を下げたり、他人の経済的優位を奪おうとする。ツイッターは、よりそれを簡単にさせてしまう。  そうした作用を大国アメリカが活用していると、苫米地さんは著書に書いていますね。フェイスブックがチュニジアをはじめとした中近東に民主化をもたらしたと言われていますが、それは違うと。私も前に、ネット発の反社会運動は、バックに米国防省がいると聞いたことがあります。  あれは、99%、CIAの仕掛けだと言っていいだろうね。工作員が現地人になりすまして、フェイスブックで民衆を扇動したんだ。中東では、パソコンを使いこなすような富裕知識層の多くは体制側の人間だし、もし反体制側にそんな人間がいたとしても、SNSなんていう足がつく方法で政権打倒を訴えることはないでしょ。戦略兵器による戦争は、多額のコストと多くの国民の犠牲者が生じるため、アメリカは早い時期から、ソーシャルメディアによる戦争の可能性を模索していた。とうとうそれが、実践されたわけ。  2011年2月には、オバマ大統領が、スティーブ・ジョブズほか、フェイスブックやグーグル、ツイッターを運営する企業のトップを集めて晩餐会を開き、そこで策略を練っていたとのことですが。  これも、世界を動かす世論を作ったり、戦争に勝つために、ネット市民の声を利用したりしようという、国家的な動きだろうね。  なるほど。そうすると、私たちはフェイスブックには入ったほうがいいですか? 入らないほうがいいですか?  テレビを見るよりは、フェイスブックのほうが、情報に多様性があるのでマシでしょう。大事なのは、その中の声に対して、常に事実や根拠を求める姿勢。耳を傾けているだけじゃダメだよ。

主戦場はフィリピンから中国へ移動──臓器売買ブローカーは本当に儲かるのか?

──6月末、日本国内で久しぶりに、不正な臓器移植事件が発覚した。暴力団関係者の仲介により生体腎移植が行われた本事件だが、ドナーとなった青年は借金のカタに腎臓を売ったことが明らかになっている。その額、300万円。これは安いのか高いのか? 闇の臓器市場を真面目に分析する。
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『中国臓器市場』(新潮社)。
 今年6月、都内の開業医・堀内利信容疑者が、住吉会系暴力団組長・坂巻松男容疑者に計1000万円を支払ってドナーの仲介を依頼し、生体腎移植を受けていたことが発覚、その後臓器移植法違反により関係者が逮捕される事件が起きた。手術に際し、堀内容疑者はドナーと養子縁組をして倫理指針に反しない偽装を施していたことがわかっており、現在はドナー側とレシピエント(患者)側それぞれの執刀医が、偽装縁組・金銭授受の事実を知っていたのか、自身も不当に報酬を得たのではないか、という点で捜査が進められている。また、ドナーとなった青年は組関係者に100万円の借金があり、その帳消しと報酬200万円(実際に支払われたのは10万円)を提示されて引き受けたことが明らかになっている。  日本では、1997年制定の臓器移植法第11条で、「移植に使用されるための臓器を提供したり、提供を受けたりしたことの対価、もしくはその斡旋の対価として財産上の利益供与を受けてはならない」「係る規定に違反することを知って、当該臓器を摘出・移植術に使用してはならない」と臓器売買を明確に禁止している。要は、移植において金銭授受があった場合、ドナーもレシピエントもブローカーも、それを知りつつ執刀した医師も罪に問われるということ。事件を受けて7月31日には、臓器移植をめぐる指針・法制度を整備研究する日本移植学会が「親族を装った生体移植が疑われる事例については、移植を実施する医療機関だけでなく、当学会も審査に加わる」と、倫理指針をより厳重にする方針を発表した。生体移植においては現在、提供者になれる範囲を6親等以内の親族、または3親等以内の姻族、その他の場合は個別に判断していくという倫理指針が定められている。  国内で臓器売買事件が発覚するのは2回目だ。万波誠──この名前を覚えている読者もいるだろう。腎臓病患者が、金を借りていた女性に、「腎臓を提供してくれたら借金200万円に300万円を上乗せして返す」と持ちかけて移植を実行した宇和島徳洲会病院事件(06年)の執刀医だ。この事件の調査過程では、同氏が、病気のため摘出された腎臓を移植に使用していたことも発覚。片や「患者第一の赤ひげ先生」、片や「病気腎でもお構いなしの移植狂」と、患者からもメディアからもさまざまな見方が存在し、疑惑や批判が飛び交った。その彼が今回レシピエント側の執刀医として登場したことから好奇と疑いの目が注がれているが、ほかの医師からは、彼の所業や今回の事件はどうとらえられているのだろうか? 「個人的には、移植に関する法律やシステムがザルなのが問題であって、万波医師個人の問題ではないと思いますね。臓器移植に関しては、そのための偽装結婚や偽装養子縁組は表沙汰にならないだけで、結構な数がありますよ。そんなこと、マトモな人は仲介しないから、当然ヤクザなどが絡んでくる。でも普通、そこまで医師は介入しないです。知ってても知らんふりというか、怪しいと思っても突っ込まない。なぜならキリがないから、というスタンスが大半だと思います」(30代外科医)  現行ルールを無視して移植を進める医師と、どうしても臓器移植を受けたい患者、お金を必要とするドナーの三位一体によって成立することとなった日本での臓器売買事件。その背景にあるものを、臓器売買問題を追ってきた記者はこう分析する。 「ここには2つの側面があります。ひとつは、いつまでたっても改善されない臓器移植の国内事情。規制が厳しく、脳死・心停止患者からの腎移植に関しては、待機患者1万2000人に対し、実際行われる移植は毎年150件前後。移植を受けられるまでに実質5〜15年はかかるといわれ、待機解消は進みません。親族にドナーが現れなかった患者は絶望的です。09年の法改正で、脳死・心停止患者本人がドナーカード等での意思表示をしていなくても、家族の同意があれば提供できることになりましたが、大幅な改善は見込めない。  もうひとつは、暴力団の資金源になっているという側面。今回の事件のように、借金を回収する手段として臓器を売らせるわけです。今までは債権の回収といえば、犯罪に使用する銀行口座やケータイの名義貸しだったのですが、こちらも規制が厳しくなり、臓器売買に手を出すようになったわけです」
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アウトローには板野友美が大人気!? 瓜田純士、元ヤクザたちの推しメンとAKB48論

──今をときめくAKB48は、裏社会とのつながりもたびたび報道されている。では、そうした裏社会の人々、あるいは裏社会に通じた人々は、逆にAKB48をどのように見ているのだろうか? 推しメン、推し曲、そして彼らが語る「AKB48」論とはいったい──? 『板野は根性据わってる。トップに立ってやろうってやつの顔です。』 ■16歳で東京を制したアウトロー 瓜田純士(32) 推しメン/板野友美(20歳、チームK) 推し曲/「会いたかった」(06年)
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(写真/江森康之)
 AKB48劇場の管理を担当している「オフィス48」の社長を務める芝幸太郎氏は元ヤミ金業者で、詐欺まがいのことをやっていたと「週刊文春」(2011年7月7日号)が報じた。同誌ではほかにも、AKB48(以下、AKB)の運営会社AKSの社長・窪田康志氏が、お気に入りの篠田麻里子を自分と同じ高級マンションに住まわせ、家賃も負担している(10年2月18日号)、さらには野球賭博の常習者だった(11年8月11日・18日号)などとも報じている。 「篠田の握手会の列には、ダブルのスーツを着た、40代くらいの"そっち系"の方ではないかとおぼしき男性がよく並んでいます。初期から現場に通っている古参ヲタの中にも、金髪でB系ファッションの人、チョイ悪なヒゲ面の人など、裏稼業系と思しき人もいました。そういう人たちはやたら金があって、ファンクラブ枠をいくつも持っています。握手会でも何度もループして、『鍵閉め』【編註:握手会で最後のひとりになること。その時点でまだ握手券を何枚も持っていれば、その分長く話せる。握手券を大量に持っていれば、この「鍵閉め」になる確率は当然上がる】によくなっていました」(アイドルライター) 「鍵閉め」はファンにとってのステータスであり、ファンの中にはこうした資金力にモノを言わせる裏稼業のファンも少なからずいるようだ。  かように、華やかなショービジネスに裏の顔があるのは古くから伝えられていること。では、逆に社会の裏側を知る人々は、AKBの人気をどう見ているのだろうか? みなさんの推しメンは誰なんでしょう? 「AKB商法は汚ねぇ」とか思ってませんか?  ということで、まずは、16歳で東京を制覇し、現在は作家、音楽活動など多ジャンルにおいて活躍する、本誌でもおなじみアウトローのカリスマ・瓜田純士氏に聞いた。 「AKBは、最初、前田敦子と前田日明を間違えてて、そのあとキックボクサーの岡田敦子と間違えてた」という瓜田氏。あまり興味がないのかと思いきや、 「板野友美はいいよね。まだAKBが『次世代の......』と言われてた頃から、板野だけ別格だと自分のブログにも書いてましたよ。そしたら今、ソロで活躍している。顔も、少女時代やKARAと並んでもまったく引けを取らない。韓国の芸能人を『整形がどうのこうの』と揶揄している日本人はバカ。美容先進国では、整形はピアスと同じ感覚なんですよ。板野は、もっと背が高くてスタイルが良ければ、少女時代にいてもおかしくない。前田敦子? どうしようもないね。1位だって言ってるからみんな知ってるけど、今もしAKBをまったく知らない状態で誰がいいかって聞かれたら、全員目が行くのは間違いなく板野。確信できる。で、その次は指原莉乃だな」  と、かなりお詳しい様子。瓜田氏によれば、板野は「アウトローに好かれそうだし、レディースにいたとしても活躍できる」とのこと。そのほかのAKBメンバーで、ウラ社会でも活躍できそうな者を、当特集【3】で登場する瓜田氏以外の"裏側の方々にも聞いた結果が、当特集【2】である。コワモテの皆さんがAKBファンだというのは、かなり意外な気もするが、 「不良は流行ものが好きですよ。今なんて、ヤクザの親分がAKBのコンサートに行きたいんだけど、若い衆の手前恥ずかしくて言えないから、若い衆にチケットを取らせてるなんてこともある。娘もいないくせに『うちの娘がサインくれって言うからよ、なんとか前田敦子のサイン手に入んねえか』って、ケツ持ってる芸能プロダクションに電話を入れて、サインをもらったりチケットをもらったりとか。もしかしたら、ヤクザの親分が劇場でふつうのオタクの格好をして紛れてる可能性はありますね。国民的アイドルですから、ヤクザだろうが政治家やってようが、男である以上好きですよ」  と瓜田氏は語る。では、総選挙やじゃんけん大会を催し、メンバー同士を競わせるなどのAKBのシステムについてはどう思うのだろうか?
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本当に、人を殺してはいけないのか? 死刑が揺るがす道徳の普遍性

──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか......気鋭の哲学者・萱野稔人が、知的実践の手法を用いて、世の中の出来事を解説する──。
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第13回テーマ「殺人の正当化と定言命法の普遍」 [今月の副読本] 『実践理性批判』 カント著/岩波文庫(79年)/903円 絶対的な道徳というものは存在しうるのか? また、人は自らの意思により、それに従うことはできるのか? 『純粋理性批判』『判断力批判』と併せた三批判書により、批判哲学の祖を築いた哲人による倫理学の名著。

 道徳の中で最も普遍的で根本的なものとはなんでしょうか。多くの人はおそらく、人を殺してはいけないという道徳だ、と答えるでしょう。  実際、「人を殺してはいけない」という道徳はあらゆる社会に見いだされるものであり、また、「嘘をついてはいけない」とか「盗みをしてはいけない」といった道徳よりも、はるかに多くの人によって守られています。もちろん殺人事件は常に世界のいたるところで起こっている以上、「人を殺してはいけない」という道徳は完全に守られているわけではありません。しかしそれでも、殺人事件が起こればほとんどの人は条件反射的に「よくないこと」と考えるほど、「人を殺してはいけない」という道徳は確固たるものとして人々の間に根付いています。  しかしその一方で、「正しい」とされる殺人も時として存在します。たとえば死刑です。  死刑制度については内閣府が5年ごとに世論調査を行っており、2009年の調査では死刑制度容認派が85.6%に上りました。これは内閣府が1956年に調査を始めて以来、最高の数字です(かつては5年ごとの調査ではありませんでした)。もちろんこの数字の中には、積極的な死刑支持派だけでなく、「死刑制度存続もやむなし」と考える消極的容認派もいるでしょう。また、しばしば批判がなされるように、内閣府の質問の仕方によっては、この数字がある程度低くなる可能性もあるでしょう。とはいえ、それでも85.6%という数字は圧倒的です。少なくとも世論調査された人々の大多数が、凶悪犯罪をなした人間に対しては、処罰のために殺すこともやむを得ないと考えているわけですから。  おそらく読者の中には「死刑は殺人ではない」と考える人もいるかもしれません。確かに死刑はほかの殺人とは異なっています。というのも、死刑は法に従って合法的になされるものだからです。しかし、だからといって、ある人間がほかの人間によって死に追いやられること自体は変わりありません。間違ってほしくないのは、死刑は、たとえそこにどれほど「正しい」理由があったとしても、それによって殺人でなくなるわけではない、ということです。
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カウボーイ外交は何を生み出した? 暴力的支配の果てに馬が映し出す己の姿

雪に隠れた岩山のように、正面からは見えてこない。でも、映画のスクリーンを通してズイズイッと見えてくる。超大国の真の姿をお届け。
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『BUCK』 伝説の調教師であり、馬の心を開くプロ"ホース・ウィスパラー"であるバック・ブラナマンの半生をたどるドキュメンタリー映画。幼少時の虐待をへた彼が、どのようにして馬と心を通じ合わせているのかを丁寧に追っている。
監督/シンディ・ミール 出演/バック・ブラナマン、ロバート・レッドフォードほか 日本での公開は未定。
 ロバート・レッドフォード監督・主演の『モンタナの風に抱かれて』(98年)という映画がある。乗馬を愛する13歳の少女が、馬と一緒に交通事故に巻き込まれる。少女は片足を切断し、心を閉じてしまう。馬も事故のショックで制御不能な暴れ馬となる。少女の親は、馬の薬殺を検討するが、そんなことをしたら娘の心も永遠に死んでしまうだろう。  悩んだ親は、ホース・ウィスパラーという職業の存在を知る。馬とコミュニケーションし、その心を開くプロだ。彼の住むモンタナで馬の治療が始まる。それは少女を癒やす日々でもあった。  この映画でロバート・レッドフォードの顧問を務めた本物のホース・ウィスパラー、バック・ブラナマンを追った『BUCK』というドキュメンタリー映画が作られた。BUCKとは暴れ馬が乗り手を振り落とすことをいう。やたらとBUCKしていた馬がブラナマンにかかると、大人しく人を乗せてギャロップするようになることから、このあだ名がついた。ワイオミングに住むバックは、暴れ馬を癒やすためなら、全米どこにでも出張する。  昔から、ムスタング(野生馬)の調教はカウボーイの仕事のひとつだった。野生馬の鞍付けを「ブレイク」という。ブレイクを記録した古いフィルムを見ると、抗う馬をロープで引き回し、絶えず鞭で叩いている。それはまさに馬の心をブレイクする(へし折る)行為だ。  しかし、バックは、ロープも鞭も使わない。毛布で馬の背中を温め、マッサージでリラックスさせ、鼻をこすりつけて馬と同じやり方でコミュニケーションする。  そして、小さな旗がついた棒を2本使って方向を誘導する。手綱を使うときも、バックは決して引っ張らない。行きたい方向、曲がりたい方向に一瞬力を入れるだけだ。
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