SKE48アイドル研究会代表・大矢真那が語るアイドルにとってPVとは?

 今年のAKB総選挙で総合24位。松井玲奈の快進撃が注目を浴びたSKE48だが、W松井に次いで、昨年のランキング圏外から怒濤の追い上げを見せたのが大矢真那だった。彼女は、総選挙後のシングル「ヘビーローテーション」のカップリング曲「涙のシーソーゲーム」でAKB48の楽曲に初参戦、10月27日に発売されたシングル「Beginner」に収録された「泣ける場所」にもDIVAとして参加した。同時に、SKE48「二次元同好会」に次ぐ勢力であるサークル「アイドル研究会」にも仮入部(!)中の真那ちゃんに、PV撮影の裏側と、アイドルにとってのPVについて、話を聞いた。
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(写真/夏目圭一郎)
──初のSKE48シングル選抜、おめでとうございます! 大矢 ありがとうございます! ──今回、17日に発売されたばかりの新曲「1!2!3!4! ヨロシク!」のMV【註1】撮影は、本物の高校で行われたそうですね。 大矢 そうなんです。仙台市の常盤木学園高等学校という学校を借りて、撮影をしました。 ──選抜入りの発表からMVの撮影まで、どんなスケジュールだったんですか? 大矢 選抜メンバーの発表があった3日後から2日間のダンスレッスン、その翌日には白組のカップリング曲【註2】「コスモスの記憶」のMVを撮って、さらに翌日に仙台に移動。そこから2日間で「1!2!3!4!」のPV撮影......というスケジュールでした。紅組のメンバーは私たちが仙台に入った日に「青春は恥ずかしい」の撮影をして、そのさらに翌日に合流したので、1日目は白組メンバーのシーンを撮ったんですよ。だから、数人にわかれてのシーンは、それによってメンバー構成が決められた感じですね。それにしても、いつ何をしたのか記憶があいまいになるくらい忙しかったです。 ──撮影は1日何時間ほど行われるんですか? 大矢 「1!2!3!4!」の時は、朝7時くらいから、夜9時くらいまででしたね。AKB48さんもそうなんですが、中学生の子たちがいるので、夜はどうしても9時がリミットなんです。とはいえ、長丁場だったので......メンバーの後ろを常盤木学園の女子高生たちについてきてもらうシーンがあるんですが、時間がたつにつれ、どんどん人が減っていって。その時はちょっと切なくなりました(笑)。 ──ちなみに、1本のMVで、集合のダンスシーンはどれくらい撮るんですか? 大矢 「1!2!3!4!」の時は、3時間ちょっとでしたね。 ──そんなに!  大矢 でも、「バンジー宣言」の時は5時間踊りっぱなしだったので......それに比べれば短いですよ(笑)。「バンジー」の時は、途中で璃香ちゃん(平田璃香子/チームS)が、「5時間経過......」ってつぶやくまで、休憩もせず気がつきもせず......。なので、珠理奈が(松井珠理奈/チームS)「AKB48さんの時はこんなに踊らないのに」って言ってたんですけど、「バンジー」組にとっては、水飲んだり座ったりできた「1!2!3!4!」の3時間は、余裕でしたね。 ──「バンジー」のPVではバンジージャンプもさせられて......大変でしたね。 大矢 いや、ダンスの5時間を思うとバンジーは本当に一瞬ですから(笑)。あいりちゃん(古川愛李/チームKII)や須田ちゃん(須田亜香里/チームS)なんて、自ら進んで2回飛んでましたし。あ、でも可奈ちゃん(平松可奈子/チームS)はMVの通りで......30分くらい粘って、最後は係の人に押されて泣きながら飛んだんですけど(笑)。 ──いくら選抜に入れたとはいえ、これだけ忙しいと「正直しんどいな」思うことはないですが? 大矢 ずっと同じ体勢でいるのが苦手なので、長時間の移動は正直ツライですね。大勢で移動する時は、たまに名古屋から東京まで高速バスを使うこともあるので......。人数が多いので、外見たいから窓側がいいとか、廊下側なら足伸ばして寝られるとか、好みによって席も取り合いになるんですよ。 ──ところで、先日のブログにDIVA【註4】の撮影は参加が決まってすぐに行われたとありましたが......AKB48のMV撮影は、参加するメンバーの事務所もバラバラだし、さらに大変なんじゃないですか?

偏向報道に騙されるな! 外交問題で重視すべき実益(前編)

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■今回の提言 「一枚岩でない相手国の情報を知り、賢い対中外交を」 ゲスト/高原基彰[社会学者] ──社会の現状を打破すべく、若手論客たちが自身の専門領域から日本を変える提言をぶっ放す! という本連載、今回は東アジア研究を専門とする社会学者の高原基彰さん。尖閣諸島問題を発端に、政局から民衆レベルまで日中関係をめぐって緊張が走るこの状況をどのようにとらえ、隣国とどうかかわっていくべきなのでしょうか? 萩上 今回は、東アジア、特に中国の外交問題をどう受け止めるべきかという、これまでと比べても論争的なテーマを扱います。お相手は、韓国・中国などに滞在しながら、社会学者の立場から東アジア研究をされてきた高原基彰さん。現在、尖閣諸島での船長拿捕事件をきっかけに、日中関係が一気に緊迫化しています。それぞれの政府の外交姿勢に対して、互いの国内では「弱腰だ」という政府批判の突き上げを含んだ反日デモ、反中デモが起こるなど、国民感情が悪化しているという状況です。  また、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与、経済成長、いまだ解決されないチベット問題など、中国の政治体制が注目される機会が高まっている。こうした中、日本国内の世論形成、および政策提言のレベルでは、どんな着地点を探っていけばいいのかを議論したいと思います。まず率直に、現在の日中関係の推移に、どのような感想を持たれていますか? 高原 事件の重大性を考えれば、日本国内で中国のイメージが悪くなるのは当然で、そのこと自体は良いとも悪いとも思わないです。むしろ、対中感情の悪化が指摘されている中で、日本人はまだ冷静だなと思いましたよ。自国企業の社員を人質に取られるなど、もしこれが韓国だったら、はるかに大規模な反中デモが起こってもおかしくない。欧米のどこかだった場合でも、もっと大騒ぎになっていたんじゃないでしょうか。 萩上 日本では実際には、秋葉原や六本木で数千人規模のデモが開かれたり、福岡で中国人観光客の乗ったバスを街宣車が取り囲んだことがニュースになったりはしましたが、「大きな暴発」まではしなかった。中国側では、今でも各地で数千人規模のデモが起き、日本に関連しそうな店舗や物などが取り壊されています。 高原 そう。中国側には今回のデモも、相当誇張された形で解釈されています。例えば渋谷で起きた小規模な反中デモで、たまたま通りがかった中国人女性に対して、デモ隊の誰かが「わーっ! 中国人!」とか言ったという動画から、一足飛びに「日本は感情的で危険で、また軍国主義が復活しそう」みたいなことになる。日本といえば軍国主義のイメージがまだまだ強い。それは我々の実感からすれば明らかに間違いだけど、なかなかわかってもらえない。そして中国のデモが日本側に報じられる時、同じような誤解が起こっていないでしょうか? そういうことを、お互い自己チェックしないと。 ■対中・対韓感情の悪化をどうとらえるか 萩上 もちろん、ネット上の感情表出として表れる反中言説といったものをもって、社会全体の「右傾化」と見なすのは早計です。例えば反中であれば「論点パッケージ」として「右寄り」として位置づけられるのか、親中であれば「左寄り」になるのかといえば、そう単純でもない。親米に対して親中を訴えるような「リベラル」も、例えばアジア基軸通貨を掲げられるかといえば難しく、基本的には抽象論の域を出ない。東アジア共同体的な発想も、日本が経済的にも国際プレゼンス的にも中国やインドに抜かれていき、「リーダーシップ」の発揮も困難と見えると、まともに口にされなくなってきた。  ただ一方で、数年前までなら、排外的なプラカードを掲げて道路を行進したり、施設を取り囲んだりというアクションがこれほど頻繁に起こる風景は目立たなかったわけですよね。具体的要望のない社会運動が政治に与える影響よりは、極端化して「誰得(誰が得するんだ)状態」になった運動体などの暴走が、具体的な個人への攻撃といったヘイトクライム(憎悪犯罪)につながる可能性が懸念される。蕨市での「カルデロン一家叩き出せデモ」や秋葉原での「ソフマップ突撃事件」を見る限り、小さな運動体が政治に与える影響は薄くても、個人や一企業などに対する負の圧力としては十分に有効です。  そうした行動は当然、さらなる憎悪、反日的なアクションの口実になるだけで、不幸しか生まない。中国が反日教育やメディア規制で日本イメージを固めていく一方で、メディアやネットを通じた「自由な」情報取得によって、極端なセレクティブメモリを強化し、対立がむやみに過激化していくスパイラルを見ると、ただ情報をフラットに共有して「互いを知り」さえすれば済むという話ではないことを痛感します。 高原 近隣諸国の間にトラブルがあるのは当然ですし、国民の中に不満層がいるのも当然です。おっしゃる通り、日本国内の「論点パッケージ」で「右だから、左だから悪い」と言い合っていても仕方のない時代になっているということでしょう。冷戦後の日本ではたまたまこれまで漠然とした戦争責任や歴史認識以外に喫緊の話題がなかっただけで、こうして領土などの具体的な問題が出てきたら、いろいろな動きが大衆レベルでも出始めたという話だと思います。  デモ自体も同じで、中国でも冷静な人がネットに書き込む皮肉なんですが、デモが破壊した日本料理店は中国人が経営してたり、不買運動してる日本製品は大半が実は中国製だったりする。それが果たして「愛国」なんだろうかと。あえて言いますが、中国ですら、そういう点を批判している人がちゃんといるんです。お互いの低劣な部分だけ見て、怒りの応酬を繰り返しても、何の意味もない。  中国側の事情として、教育内容が反日的になりがちなのは、国の成り立ちを考えればある程度は仕方のないことです。あらゆる学校教育がそうであるように、全員がそれをそのまま信じ込んでいるわけでもありません。むしろそれを逆手に取り、自国のマスコミや政府に対する異議申し立てを行う際の免罪符として「反日」が使われている側面のほうが重要だと思います。最近はそれが一巡してしまって、例えば著名な若手作家の韓寒なんかは、今回の反日デモに冷淡な反応をしました。もちろん情報規制や政治体制は西側先進国とまったく違うままですが、世論の多様化はすごいスピードで進んでいる。 萩上 今ある敵対意識は、時間がたてば中和されてくるのでしょうか?

学生時代の落書きを思い出す"くだらない発想"の面白さ

アイドルと学ぶ"二次元作品"魅惑の世界──。アニメ、マンガにゲームまで、SKE48の舞台裏講座が開講です! [今月の教材] 『荒川アンダー ザ ブリッジ』
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(写真/有高唯之)
左上、古川愛李/左下、中西優香/中央、平松可奈子/右、松井玲奈。
──今回の教材は、10月からアニメ第2期の放送もスタートした人気マンガ『荒川アンダー ザ ブリッジ』(スクウェア・エニックス)、通称『荒川』です。主人公のエリート青年・リク【1】と、荒川の河川敷に住む不思議な人々の交流を描いたギャグマンガで、松井さんは読むたびに腹筋が崩壊するくらい大爆笑しているとか。イチオシのエピソードは? 松井玲奈(以下、) 単行本の7巻で登場する亀有病【2】のネタが一番好きです。地下室で生活しているうちにリクたちの頭がだんだんおかしくなってきちゃって、カツーンの亀有くんってスーパーアイドルが、なぜかパンになっちゃうんですよ......クッ! それで「イースト菌がかわいい」とか言いだして......クフッ! ──思い出し笑いを懸命に堪えながら語っていただいたのに恐縮なんですが、サッパリ意味が......。  基本的に『荒川』はシュールなネタが多いので、口では説明しづらいんですよ! 私はそこがすごくツボなんですけど。 平松可奈子(以下、) 可奈はね~、ニノさん【3】の名前の由来が「着ているジャージのゼッケンに"2-3"と書かれているから」とか、星さん【4】が星マスクの下に満月のかぶり物をかぶっているとか、そういう発想のくだらなさが自分と似ているな~と思って。作者の先生がネタに困ったら、可奈がお手伝いしたいです! 中西優香(以下、) 確かに可奈ちゃんは『荒川』に出てきそう(笑)。内容がぶっ飛んでいるから、初めて読む人は作風に慣れるまでちょっとずつ読んだほうがいいかもね。一気に読むと疲れそう。  えっ......? じゃあさ、『荒川』と発想が似ている可奈とずっと一緒にいたら、疲れる? 古川愛李(以下、) 可奈子さんとずっと一緒にいたら......ですか? 「二次元同好会劇場」は動画も絶賛配信中です!

高須光聖×大根仁 テレビタブーの拡大は自主規制とフジテレビが元凶だ!?

 放送作家の高須光聖氏がDVDでフェイクドキュメンタリーを発表した。テレビの放送作家という印象が強い高須氏が、DVDで作品を出さなければならぬほど、テレビ業界は身動きがとれない状態なのだろうか。そこで、話題のドラマ『モテキ』のDVDの販売にも力を入れているテレビディレクターの大根仁氏と対談をセッティング。昨今のテレビ業界について、どんな制限があるのかなど、"業界の膿"に言及してもらった。
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高須光聖氏(写真右)と大根仁氏(左)。
(写真/有高唯之)
大根 高須さんが監督したDVD『ドキュメンタリーハイ』、見ました。 高須 ありがとうございます。どうでした? 大根 SM嬢レイラの人生を追った「レクイエムレイラ」、よかったですね。特に前半、何も起こらない空気がすごい好きで。 高須 ナビゲーター役の板尾(創路)さんと完成版を一緒に見る機会があったんですよ。そうしたら台本見て全部の内容わかってるのにもかかわらず、レイラが死んだ瞬間、「え!」と驚いてましたから(笑)。どんだけ潜り込んでるねん? と。 大根 このフェイクドキュメンタリーって、最初からDVDで発売する予定だったんですか? 高須 そうなんです。ただ本当は地上波の深夜で流したかったんですよ。どうしてもDVDだと、事前に内容に関する情報が視聴者に入ってしまって、「仕掛けがある」という先入観が生まれるじゃないですか。そうじゃなくてフラットな状態から入って、面白さがゆっくり駆け上がるものを作りたかったんです。具体的に言うと、パッとテレビをつけたら映像が流れていて、「ああ、ドキュメンタリーか。何かの都合で枠が空いて放送してるのかな」と見始める。それがだんだん入ってくる笑いの要素に「何これ?」という気分になって、最後まで見た人が次の日、学校や職場で「見た? ムチャクチャやな、あれ」と言ってもらえるような出会いが一番理想的だったんです。地上波のほうが見てる人が多い分、事件になりますからね。 大根 確かに、テレビを通して出会いたい感じはしますね。それこそ昔のフジテレビだったら、少し時間をかければ放送できたような。 高須 ちょっと編集し直したらいけそうでしょ? どこかやってくれないか、声かけてるんですけどねえ。別に地方局でもいいですよ。ただ、死や病気を扱っているんで、腹くくってもらわないと困る。 大根 高須さんが手がけた『働くおっさん劇場』(フジテレビ/50代のおっさんたちがあらゆるスポーツや遊びを実践し、男を磨いていく。その報告を受けて、松本人志がダメ出しをしていくという番組)も、人に気づかれない、話題にならないような放送枠を探していたんじゃないですか? 高須 ですね。もともとあれは朝方3時ぐらいかな。テレビつけてたら、見たことない演歌歌手のおっさんが波止場で歌ってる映像が流れていて、それにすごい衝撃を受けて(笑)。「この枠で遊べへん?」と松本(人志)に言って始めたんです。そこからだんだん深夜に戻っていきましたけど、朝方やってるほうが面白かった。 大根 自分で見つけるということでは、僕も『モテキ』(テレビ東京)というドラマを企画から立ち上げて、放送してくれる局を探したんですよ。結局、行き着いたのがテレビ東京。 高須 やっぱりそこに行くんですか(笑)。 大根 テレビ業界には、たまに芸能事務所やスポンサー主導で番組を作れる枠があるじゃないですか。局のプロデューサーはクレジットされているだけで、問題を起こさなければ何も言われない枠が。僕が総合演出を担当していた『演技者。』(フジテレビ/ジャニーズ事務所のメンバーが、舞台で活躍している劇団とタッグを組み制作された番組)は、言ってしまえばジャニーズのそれで、それまでは少年隊がトークしたりするバラエティ番組をやっていた。それがジャニーズが舞台に力を入れる時期と重なったんで、演劇の作品をドラマ化する約束事さえ守っていれば、スキャンダラスなことをやってもOKだったんですよね。昔はそういった各局の行政枠や営業枠と呼ばれる枠で結構自由にやれたんですけど、今はその手のスキマが減ってきた。 高須 そういう枠が健在だったら、『ドキュメンタリーハイ』はDVDのパッケージじゃなくて、テレビで流せていたかもしれない。 大根 その一方で、ある種DVDに救われるというか、テレビ番組、特にバラエティはDVDを発売して元を取ればいいという流れも出てきましたよね。回収する見込みがあると作りやすさは広がるし、必ずしも視聴率至上主義ではなくなる利点があるような。

流通規制に地域振興、さらには秋葉原事件まで オタク文化から見通す日本社会

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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「文化庁メディア芸術プラザ」HPより。
 今月の2日に当レベルアップ案内でもご紹介したように、現在"非実在青少年"問題が再び注目を集めています。(参照)加えて、20日、21日にはアニメやマンガなどのコンテンツを対象とした「コンテンツ文化史学会」が開催されるなど、連日オタク文化に関する話題が尽きることはありません。  2000年代から国際的な競争力を持っているとして取りざたされたオタク系コンテンツ。"クールジャパン"という言葉でも形容され、文化庁がCG-ARTS協会と共にメディア芸術祭を主催し、2009年には国立メディア芸術総合センターの設立が計画されるなど(同年予算執行停止)、政府も積極的にコンテンツ立国・日本を目指す動きを見せていました。  このように徐々に市民権を得つつあるオタク文化。ただただ楽しむのもいいですが、日本独自の進化を経たそれらは、この日本社会について考えるうってつけの教材となるのです。そこで今回のレベルアップ案内では、「オタク文化から見通す日本社会」と題して、「産業」「社会」「文化」の3つのテーマに沿った注目記事をラインナップ。『けいおん!』の経済効果検証からマンガ・アニメの違法アップロードの現状、大学で積極的に運用されるオタク系学部のワケ──などなど。アニメやマンガの話から、さらっと日本社会について語れれば周りから一目置かれること請け合い!? 二次元から見える世界をご堪能あれ。 【日刊Pick Up記事】 オタクのゴールは大学教授? いまコンテンツ文化史学会が熱い! (2010年11月16日付) 再び動き出した「東京都青少年健全育成条例」改定案に民主党も反対しない可能性 (2010年11月17日付) 『ラブひな』赤松健が漫画無料公開 絶版マンガ図書館構想を佐藤秀峰も応援 (2010年11月20日付) オタク文化を見れば今の日本が見えてくる!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 【産業】 [オタク産業の裏側を概観する] オタク産業【裏】レポート 2010年11月号(プレミアサイゾー) アニソン特集では、サイゾーにまさかの水樹奈々登場。 [地域振興としてのオタクビジネス] 第二のアキバとなるか!?埼玉県がオタク文化で観光PR 2008年5月30日付(日刊サイゾー) アトムが埼玉県に住んでたとは......。 [爆発的ヒットコンテンツの経済効果はいかほどか] 1週間で1年分売れる!? アニメ『けいおん!』経済効果を徹底検証(前編) 2009年6月25日付(日刊サイゾー) "神搾取"で有名な『けいおん!』の実力は!? [作家自身が変革する流通制度] 佐藤秀峰が漫画『海猿』全話を無料公開 漫画界の新たなスタンダートとなるか? 2010年9月19日付(日刊サイゾー) ただの"お騒がせ漫画家"じゃないんですよ。 【社会】 [中国依存の思わぬ余波] レアアースだけじゃなかった! 尖閣問題がもたらすオタク産業大変動の可能性 2010年11月14日付(日刊サイゾー) 気がつけば"made in China"の文字。 [ネット普及によって頻出する著作権問題] 「やったもん勝ち」なんて当たり前! 海外マンガ・アニメ違法投稿サイトの実情 2010年9月7日付(日刊サイゾー) 放送翌日にはすでに字幕つきでアップされてたり......。 誰がそんなに頑張っているのだろうか。 [海外で発生した表現と規制の衝突] ゲーム業界を揺るがしたレイプレイ事件と業界癒着 2009年10月号(プレミアサイゾー) "非実在青少年"問題を占っている? [東 浩紀氏、宮台真司氏、神保哲生氏が語る秋葉原事件] 秋葉原事件の根底にある政策の無策とネットの包摂 2008年8月号(プレミアサイゾー) なぜ事件は"アキバ"で起こったのか。 【文化】 [ディシプリン化するオタクコンテンツ] 大学でサブカルを学ぶ!? 明治大学がマンガに接近! 2010年5月号(プレミアサイゾー) 教科書がマンガなんて夢のよう! [隆盛するアニメの未来を憂うシンポジウム] 誰がアニメを変えたのか? 世代論で切るオタク文化の10年、そして50年 2009年12月14日付(日刊サイゾー) 厨二病の人が大集合!? [著名人らが語る国民的作家の本当の価値とは] 日本人は、「宮崎駿」を、まったくワカッテナイ!? 賛否評論な宮崎作品の正当性を批評家たちが問う 2008年11月号(プレミアサイゾー) 可愛い女の子以外にも見るところがたくさんあるんです。 [喧伝されたクールジャパンの現在] 《連載》宇野常寛の批評のブルーオーシャン クール・ジャパノロジーの可能性 2010年10月号(プレミアサイゾー) クールジャパン(笑)。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか あなたのリアルは二次元? それとも三次元? amazon_associate_logo.jpg

巨星・小室直樹が残した民主主義への理解と伝搬【前編】

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──希代の学者、小室直樹がこの世を去った。その斬新な思考や創造性から、時に奇人とも評されたが、彼がアカデミズムの世界に残した功績は、計り知れない。社会学、経済学、宗教学、法学、哲学など、あらゆる学問を用いた彼の論理は天才の名にふさわしいものだった。旧ソ連の崩壊、ロッキード事件における検察批判と田中角栄の擁護、そして、真の意味での民主主義への理解など、評論家、学者という肩書にとどまらない小室氏の足跡を、愛弟子である橋爪大三郎氏と宮台真司氏が、回想と共に振り返る──。 【今月のゲスト】 橋爪大三郎[東京工業大学教授/社会学者] 神保 去る9月4日、宮台さんが師と仰ぐ、社会学者の小室直樹さんがお亡くなりになりました。今の日本と世界の状況を見るにつけ、小室先生が残したこれまでの足跡を振り返ることに大きな意味があると考え、今回は小室先生の追悼特番を企画しました。 宮台 昨今話題の大阪地検特捜部の不祥事や、尖閣諸島をめぐる紛争。これらをどう考え、解決するべきか。小室直樹先生は、30年以上前に完璧な答案を書いておられた。例えば田中角栄裁判。先生のテレビ番組における奇行ばかり話題になりましたが、先生は3点を問題にされた。第1に、検察が元ロッキード社副会長アーチボルト・コーチャンの嘱託尋問調書を証拠申請し、裁判所が採用した件。嘱託尋問調書は免責特権を与えた上での供述で、それに相当する制度が日本にない以上、調書の証拠能力は定かでないこと。第2に、免責特権を与えたコーチャンに対する反対尋問権を弁護側が行使できないこと。こんなものを証拠請求する特捜検察は近代裁判がわかっていないとして、「検事をぶっ殺せ」というテレビ発言になりました。第3に、これらすべてを頬被りしても「法を守る市民倫理の枠内にいたのでは政治共同体が危機に陥る場合、たとえ法を破っても市民を守るべく政治共同体を守れ」というのがマックス・ウェーバーの言う政治倫理だとして、指揮権発動による放免を主張された。  第1と第2は大阪地検問題に関連する。つまり特捜検察がいかに近代法を支えるエートス(行為態度)を理解していないかを示します。第3は近代外交を支えるエートスの問題です。1978年当時副主席だった小平は(日中外交について)「主権問題を棚上げし、共同開発しよう」と発言。小平の指示は絶対で、以降日中は「[1]主権棚上げ、[2]共同開発、[3]日本側実効支配」でやってきた。「主権棚上げ&日本側実効支配」とは日本が「拿捕&強制送還」図式を採ること。2004年12月に中国民間人が尖閣に上陸した際も、小泉首相が反復した。首相が指揮する法務大臣による指揮権発動があったのです。今回も指揮権発動が当然。外交は多くの場合、国内法を超えるからです。これを「民法でいう事情変更の原則が憲法と外交には利かない」という。佐藤優氏が書いておられますが、特捜検察がでっちあげた背任容疑裁判で、外務省条約局長と内閣法制局長官の間で解釈権をめぐる闘争があった背景も、それです。なぜ事情変更できないか。相手国にすれば日本に政権交代があろうが法変更があろうが、「日本が日本でなくなったわけじゃない以上」外交の約束は簡単には変更できないのです。    つまり、近代法とは何か、近代外交とは何かを、閣僚たちや役人たちが知らないのです。そのことを20年以上前に小室先生が指摘しておられた。そのときに我々がメッセージを受け止めることができていたら、今日の特捜検察の不祥事も外交の不祥事もあり得なかったはずです。 神保 今回のゲストは小室先生の愛弟子で、東京工業大学の橋爪大三郎教授です。小室先生について、今の宮台さんの話に付け加えたいことはありますか? 橋爪 今週、ちょうどノーベル賞の発表があって、日本人の受賞に国中が騒いでいる。「優れた知性がどこにいるのか」を、外国から教えてもらって喜んでいるようで残念です。ノーベル賞に「社会科学賞」があったら、小室先生は4つや5つはもらってもいいくらい、国際的にレベルの高い仕事をしています。素晴らしい仕事をしている人が目の前にいるのに、日本人は理解しようとしない。これは、小室先生にとって不幸である以上に、なにより日本にとって不幸なことであろう。小室先生が亡くなられた今、それを痛切に感じています。 神保 これまで小室先生のことをご存じなかった方は、この番組をきっかけに、少しでもその功績を知っていただけたらと思います。さて、今日は社会学の専門家2人のお話なので、少々難解な内容になるかもしれません。そこで、話がわかりやすくなるキーワードを挙げてもらっています。まず橋爪さんは 「システム」と「ディシプリン」の2つです。 橋爪 「システム」は、小室先生の仕事を考える上で、最初に浮かんできた言葉です。簡単にいうと「たくさんの要因が複雑に絡み合って、相互作用している状態」のこと。これが社会の基本です。つまり、社会は、単純に読み解けるものではないんです。小室先生はこの「システム」をベースに仕事をされました。これは、なんの反対かといえば、マルクス主義です。マルクス主義は突きつめれば、「階級闘争」「プロレタリアと資本家」で社会のすべてがわかるというのですから、小室先生の考え方は、これに反対する側面があった。小室先生は、すべての要因を考慮しなければ現実はとらえられない、と主張したのです。  一方、「ディシプリン」は、システムがとらえどころがないときに、ある規律に従って考え方を単純化することです。例えば経済学だったらお金だけ、法律学だったら法律だけ、というように、要因を限定してシンプルなモデルを作る。そうすると、良い結論が出てくる場合があります。  普通の学者はこれで満足してしまい、誰かが理論の不備を指摘すると「現実は複雑だから」とお茶を濁すのですが、小室先生はそうではなかった。ある学問で追いかけられない現象があれば、別の学問を手にして問題に立ち向かう。法律、宗教、経済、統計学、心理学、数学......など、とにかくこれまで人間が考え出したツールをなんでも身につけて、とことん問題を追い詰める。「ディシプリン」を信頼しているのですが、その限界もわかっていて、境界横断をしていくのです。これは普通の学者にしてみれば「縄張り荒らし」「道場破り」にほかならない。でも、これほど正しい学問のやり方はない。境界横断が引き金になり、小室先生は日本でさまざまな問題を起こしましたが、それをトラブルにしてしまった日本が悪い、学者が悪いと、私は考えます。   神保 一方、宮台さんが挙げたキーワードは、「エートスとアノミー」「合理と非合理」「人文社会学における立ち位置」です。

ソーシャルメディアがお膳立てしたフラッシュマーケティングの隆盛

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「いいね!」でつなごう、共同購入の輪っ!
......は、これ以上日本でも拡大するか?
「グルーポン」に代表されるようなウェブ上の共同購入サービス、"フラッシュマーケティング"が日本でも加速中だ。実は90年代から存在していたこれらに今火がついたのには、ツイッターやフェースブックなどソーシャルメディアの普及があってこそのものだという。  ここ最近、「フラッシュマーケティング」と呼ばれるウェブのサービスがものすごい勢いで盛り上がっている。これはグループバイイング(共同購入)とかソーシャルコマースとも呼ばれていて、アメリカのグルーポン(Groupon)が代表的だ。人数が集まれば安価に商品を購入でき、その人数をネット上で集めてみんなで盛り上がろうというものである。  かなり興味深い新しいサービスなのだが、誰にでもまねしやすいシンプルな構造なので、類似のサービスを立ち上げる企業がそれこそ雨後のタケノコのように現れてきている。なんと毎日新聞でさえも「毎ポン」という名称で参入しているほどだから、市場が成熟する以前にあっという間にレッドオーシャン(市場が過当競争になって血で血を洗う安値競争に陥ること)になっていることがうかがえる。  とはいえ、このフラッシュマーケは非常に興味深いのも事実。まずフラッシュマーケの仕組みを説明しておこう。日本のベンチャーが立ち上げた「ピク(Piku)」というサービスを例にしてみたい。  使い方は簡単で、ピクでメールアドレスとパスワード、それに自分の住んでいる場所を登録してアカウントを取得する。すると地元の割引クーポンがたくさん表示される。 「和食○○の、人気和食コース9000円が、3000円で!」 「あの人気公演のチケット8000円が、5500円」 「セルライトと皮下脂肪をもみほぐして除去! 通常60分9800円が4500円で」  これらのクーポンは日替わりでどんどん掲載されていく。利用したい人は「購入」というボタンをクリックし、クレジットカードで決済する。  とはいえ、これらの割引クーポンは無条件で手に入れられるわけではなく、必要最低申込数が店によって設定されている。たとえば9000円の和食コースが3000円になるクーポンが「100人以上」と設定されていたとすると、100人以上がこのクーポンに申し込まなければ契約は成立せず、3000円のクーポンはゲットできない。しかもクーポンには購入期限もある。  そこで時間内に最低申込数に達するためには、ユーザー同士の協力が必要となってくる。ピクのクーポンの画面には「ミクシィチェック」や「ツイートする」、フェースブックの「いいね!」ボタンが設置されていて、これらのボタンをクリックすると、自分のコメントと一緒にクーポンの情報をミクシィやツイッター、フェースブックなどのソーシャルメディアに流すことができるようになっているのだ。  つまりピクのクーポン情報は、ツイッターやフェースブック、ミクシィのような大きなソーシャルグラフを持つ巨大プラットフォーム上で交換されそこで「今このクーポンが安いみたいだよ」「これいいんじゃない?」といったユーザー同士のさまざまなやりとりが行われるようになる。ピクのウェブサイトでは自前のソーシャルグラフは一切用意していないし、そういう仕組みさえ持っていない。完全にほかのソーシャルグラフに依拠したサービスなのだ。    ピクのサイトではクーポンの情報と、「残り時間あと○時間△分×秒」という刻々変わっていくストップウォッチ、そして必要最低申込数達成まであと何人必要なのかという数字がリアルタイムに表示されて、焦燥感をあおる仕掛けになっている。  ここではだから、「情報を提供する場」と「その情報について人々がやりとりする場」が完全に分離されているということなのだ。そして後者については自前で用意せず、巨大プラットフォームにおんぶにだっこで依存する仕組みになっているのである。

「もう3列目が定位置なんて言わせない!」SKE48中西優香・平松可奈子が語る初の選抜入りへの思いとは?

 2ndシングル「青空片想い」、3rdシングル「ごめんね、SUMMER」と、2作立て続けにオリコン初登場3位を記録したノリにノッてるアイドルグループ・SKE48が、11月17日に4thシングル「1!2!3!4! ヨロシク!」(すべて日本クラウン)をリリースする。その選抜メンバー 16名の中に、本誌で連載中の「SKE48の大人のための二次元講座」のレギュラーメンバーであるチームSの中西優香と平松可奈子、チームKIIの古川愛李の3人が見事初の選抜入り! 中西と平松は1stシングル「強き者よ」(ランティス)に参加しているものの、同曲にはチームS全員が参加しているため、純粋な選抜は3人とも本作が初めてとなる。その喜びや今後の目標など、中西と平松の両名に伺ってみた。
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今回初の16人選抜!
──まずは初選抜入り、おめでとうございます! 選抜発表はどのようにして行われたんですか? 中西優香(以下、中西) 「青空片想い」と「ごめんね、SUMMER」には、特典映像として選抜発表されるシーンを収録した「選抜発表ドキュメント」なるものが付いているんですが......まさにあの通りです。あれ、ヤラセではなくガチなんですよ。今回も10月中旬頃に4期生を含めた全メンバーがいきなりレッスン場に呼ばれて、劇場支配人の湯浅さんが「今回は16人で勝負しようと思う。呼ばれた人は前に出て」と。大体、レッスン場に集合をかけられた時点で、皆「ああ、選抜発表だな......」って勘付いてはいるものの、やっぱり精神的に辛い(笑)。今回もカメラが回っていたので、おそらくコンサートツアーDVDの特典映像になると思います。 ──そもそも、どういった順で名前が呼ばれるんですか? 中西 まずチームSの選抜メンバー、次にチームKⅡの選抜メンバー、そして研究生の選抜メンバーといった順で発表されていくんですが、チームSだと(松井)珠理奈と(松井)玲奈から呼ばれました。きっと今回のメインメンバー順なんだろうなと。 ──投票数で選抜メンバーやポジションが決まる「選抜総選挙」が行われたり、AKB勢はランク付けされるのが醍醐味の1つとはいえ、それは大変ですね......。では、選抜発表で名前が呼ばれた瞬間の感想は? 平松可奈子(以下、平松) 人生最大の突然変異が起こったと思いました! 「ついに平松の時代来たあああああ!! ヒラマジックウウウウウウ!!!」って。......というのはウソで、その場には選抜に入れなかったメンバーも大勢いたので、素直に喜べなかったんです。可奈も今まで選抜に入れなかったぶん、入れなかったメンバーの気持ちもわかるので......。だから、その場では静かに喜びを噛みしめて、家に帰ってからお母さんと泣きました。可奈、握手会でファンの方に「目標はなんなの?」と聞かれたら、必ず「選抜に入ることです!」と答えていたくらい、選抜に入るのが夢だったんですよ。やっと夢に日付が付けられる日が来たんです! ただ、その日付を選抜発表の日にしようか、それともシングルの発売日にしようか迷っていて......。 中西 どっちでもいいよ(笑)。私は正直、自分が選んでいただけるとはまったく思っていなかったんです。「青空片想い」のカップリング曲「バンジー宣言」ではフロントメンバーに入れなくて、バックダンサーになった時のショックがトラウマのように残っていて......。だから、今回もカップリング曲が歌える"アンダーガールズ"に入れたら良いな、くらいの気持ちでいました。発表の後、なにが一番嬉しかったかって、玲奈と珠理奈が抱きしめてくれて、「良かったね。今まで優香ちゃんが頑張っている姿を見てきたから、私もすごく嬉しい」って......。 ──中西さん、なんか目がウルウルしてますね......。こっちまで、なんか......(涙)。 中西 ごめんなさい。今でもこの時のことを思い出すと、自然と泣けてきちゃうんですよ。私は07年にAKB48 の研究生になったんですけど、上京することを父親に猛反対されて、大ゲンカして家を飛び出すようなかたちになってしまったんです。だけど、東京で一人暮らしを始めたら、普段はまったくメールをしない父親が「辛い時はこの曲を聞くといいよ」なんてメールを送ってくれたりして......。SKE48に移籍してからは実家で家族と暮らしているんですけど、選抜に入れたことを報告した時も、家族皆で喜んでくれました。帰り道に寄ったコンビニで好きなものいっぱい買ってもらって(笑)。あと、ファンの方の中には泣いてくださった方もいて、それもすごく嬉しかったですね。「バンジー宣言」のフロントメンバーに入れなかった時、ファンの方々にも辛い思いをさせてしまったので、これで少しでも恩返しできたらいいなと思ってます。 平松 可奈のファンの方たちもめっちゃ喜んでくれました。可奈は1期生オーディションには合格したものの、チームSの正規メンバーにはなれず、研究生からのスタートで......。ほかのメンバーはお仕事がある日にお休みのことも多かったし、AKB48さんのシングルを劇場公演で披露する時は、決まって3列目の端っこのポジションだったし......。自分でも「あーまだまだだなぁ~」と思っていて(笑)。でも、ファンの方が握手会の度にすごく励ましてくれて、なんとか頑張ってこられたんです。

簡単にベストセラーも!? 水嶋ヒロを通して見る出版・文学界の裏側

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ポプラ社公式HPより。
 先月10月31日に発表された第5回ポプラ社小説大賞を、9月に所属芸能事務所を退所した水嶋ヒロが受賞していたことが判明し、大きな話題となりました。水嶋ヒロの退所騒動はサイゾーでもすでにお伝えした通り(参照)。その中で水嶋は、「執筆活動に力を入れること」を退所理由として挙げており、すでに書き上げた作品があることも語っていました。今回はその語っていた作品が、退所からわずか2カ月足らずで華々しい成果を残すこととなったようです。加えて、大賞賞金2000万円を後進のため(ポプラ社のため?)にと、あっさり辞退。そのあまりの謙虚さで世間を騒然とさせたのでした。  こうしてイケメン俳優から新進気鋭の小説家へと華麗な転身を果たした水嶋ヒロ。しかし、最近では芸能人が純文学作品を書くことはそう珍しいことではありません。2006年に発売した、劇団ひとりの小説「陰日向に咲く」が100万部を突破し、映画化までされたことは記憶に新しいところ。今年の10月には、読書家で知られる「爆笑問題」の太田光が初の小説「マボロシの鳥」を上梓。早くも10万部を突破するなど、芸能人が書いた小説は広く受け入れられているようです。  そこで今回のレベルアップ案内では「水嶋ヒロを通して見る出版・文学界の裏側」と題して、昨今の出版・文学界を少し変わった角度から見てみたいと思います! 芸能人が小説を書く理由から、水嶋ヒロ参入であやぶまれるイケメン作家の評価、さらには陰謀うごめく文学賞選考の舞台裏──までをご紹介。外部からの新規参入が相次ぐ出版・文学界。帰国子女たる水嶋ヒロの参入は、文学界グローバリゼーションの象徴なのかもしれない!? 【日刊Pick Up記事】 「出来すぎの"茶番劇"!?」水嶋ヒロの小説大賞受賞に業界内外から「唖然」の声 (2010年11月2日付) スーパー超人・水嶋ヒロ参戦で文学界はどう変わる!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:続々と小説界に参入する芸能人たち] インパルス・板倉俊之がハードボイルド処女小説『トリガー』を書いた理由 2009年7月9日付(日刊サイゾー) "陰日向に咲く"柳の下にはドジョウがいっぱい? [レベル2:官能小説をほうふつとさせる女優の書] 【海と川の匂い】──ロマンポルノを彩った、女優・伊佐山ひろ子が描くエロス 2010年9月号(プレミアサイゾー) 濡れ場も取材活動の一環!? [レベル3:イケメン界の先輩が書いた本に学ぶ] 光GENJI脱退、離婚、仕事の不振......すべてを明かした「衝撃自伝」の中身を大沢樹生に直撃! 2009年1月号(プレミアサイゾー) 下手なフィクションよりも、芸能生活を描いたほうがおもしろいんじゃ。 [レベル4:小説という形の暴露本] ケータイ小説出版の芸能人"ai-ka"って誰だ!? 2008年7月26日付(日刊サイゾー) 正体は"aya-ka"(絢香)だったりしないよね? [レベル5:文壇きってのイケメン小説家の素顔とは] 作家・島田雅彦×AV女優・森下くるみの"愛の文学的交歓対談"── 文学とエロスとAVと 2007年3月号(プレミアサイゾー) "文壇の貴公子"も、世代交代か!? [レベル6:身内が語るイケメン作家] 「寝たら原稿くれますか?」女性編集者が選ぶ"抱かれたい作家」【1】 2009年7月号(プレミアサイゾー) ヒロくんが「抱かれたい作家No.1」にまちがいなし! [レベル7:一番簡単なベストセラーのつくり方] 1000万円あれば、誰でもベストセラー作家になれる!? 2009年7月号(プレミアサイゾー) 辞退した賞金2000万円を広告費に充てればベストセラーは確実♪ [レベル8:文学賞選考の裏側] 文春内部でもモメてる!? 直木賞候補作選出の舞台裏 2010年8月号(プレミアサイゾー) 芸能人パワーは文壇でも有効? [レベル9:顔が見えない文章の後ろにいるのは] 講談社、新型インフル本回収の裏でささやかれるゴーストライターの存在 2010年1月13日付(日刊サイゾー) ちらつくゴーストライターの影は、まさに"KAGEROU"のよう。 [レベル10:まことしやかに飛び交う陰謀論を知る] 読めば読むほど、世の中がわからなくなる? 魅惑の陰謀系ブックガイド 2009年4月号(プレミアサイゾー) 出来レースなんてただの"陰謀論"に決まってるんだから! プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

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12月に改正案成立も!? まだまだ終わっていない非実在青少年問題

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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 今年の春に、ネットを中心に世間を騒がせた「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正案をめぐる議論、いわゆる非実在青少年問題は、同改正案が6月の定例会で否決、廃案となり、ひとまずの決着を見ることとなりました。しかし、同時期に大阪府でボーイズラブ漫画雑誌が有害指定されるなど、マンガやアニメなどの性描写と「青少年健全育成条例」にかかわる問題は、いまだに山積み。さらに、東京都は12月の定例都議会において、同改正案の再提案および成立を目論む動きをしている、との情報もあり、その動向に注目が集まっています。  そこで、簡単に非実在青少年問題を振り返ってみましょう。この問題は、2010年2月に提出された「青少年健全育成条例」改正案に端を発します。同改正案には、業者によるフィルタリングの強化や、「非実在青少年」(マンガ・アニメ・ゲームに登場する、18歳未満と認識できる二次元の青少年)の性描写があるマンガやアニメの販売における自主規制、児童ポルノ単純所持規制などが盛り込まれていました。しかし、その規制対象が恣意的に決められる恐れがあることや事実上の「法律による規制と違わない」といった批判が、続々と識者や一般市民から噴出。議論は「表現の自由」にまでおよび、多くの作家に加えて、日本図書館協会や出版倫理協議会、日本ペンクラブなどが反対声明や要請を発表する事態にまで発展しました。その後、前述の通り、同改正案は否決されることとなるのですが、いまだに予断を許さない状況であるといえるでしょう。  そこで、今回のレベルアップ案内では非実在青少年問題に関する記事をまとめてみました。児童ポルノ法から青少年育成条例までの改正の是非、非実在青少年問題のたどった経緯、マンガでわかる非実在青少年問題に石原都知事の小説に見るエロ描写までをラインアップ。もはや下火になった感のあるこの問題、実は"ボクらの戦いはこれからだ"──!? 【日刊Pick Up記事】 そろそろ覚悟の決め時? 大阪府の青少年条例改定の動きとBLの今後 (2010年10月25日付) 今さら? いや、今だからこそしっかり向き合う非実在青少年問題 プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:都条例改正の素地となる議論とは] 民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ【1】 2009年10月号(プレミアサイゾー) アグネスのパフォーマンスはこの頃から変わり映えなし。 [レベル2:改正案提出初期の質疑応答] 出版業界震撼!「青少年育成条例」改正でロリマンガが消滅する!? 2010年3月11日付(日刊サイゾー) 「ドラえもん」のしずかちゃんのお風呂シーンは......。 [レベル3:改正案に呈される疑問の数々] 石原都政が目指しているのは純潔教育!? どうなる? "非実在青少年"問題 2010年5月号(プレミアサイゾー) 改正案の提出者は石原都知事ですが、条例を理解しているかは不明。 [レベル4:侃々諤々のシンポジウムをレポート] 5,000人が注目した「非実在青少年」の行方 東京都は何を隠したか? 2010年5月30日付(日刊サイゾー) 山本直樹先生の説得力は異常。 [レベル5:非実在青少年問題は政界の映し鏡か] 修正か? 撤回か?「非実在青少年規制」は民主vs自公が真っ向対立! 2010年6月9日付(日刊サイゾー) 自民、公明はここでも民意を得られず。 [レベル6:マンガ家がマンガで語る非実在青少年問題] 田中圭一の18禁トレンドマンガ「教えてっ! 真夢子おねーさん」 非実在青少年問題のエッチなマンガ撲滅反対! 2010年6月号(プレミアサイゾー) 改正されたら、真っ先に規制対象にされそうなマンガです。 [レベル7:犯罪抑止力としての二次元] 精神科医・斎藤環氏、かく語りき「ロリコンたちよ、アニメで大いにヌキなさい!!」 2009年6月号(プレミアサイゾー) 傷つくのは自尊心だけだから! [レベル8:グレーな作品も......] 伝説の性教育OVA『ないつぼ』の気になる中身 2008年9月25日付(日刊サイゾー) 規制対象になりそうなのは全部「性教育用」ってうたえばいいんじゃないかな。 [レベル9:当事者たちの作品への思いを知る] 初の自伝マンガを週刊で連載開始!永井豪の「過激」なマンガ人生とは? 2010年6月号(プレミアサイゾー) 『ハレンチ学園』の経験が生きています。 [レベル10:規制対象外の小説の性描写は......] 『愛の流刑地』なんかじゃヌケない!という人のための、"サイゾー主宰濡れる文学賞" 2007年3月号(プレミアサイゾー) 規制対象に文字情報が含まれないのは、都知事の著書が危ないから? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

非実在青少年〈規制反対〉読本 執念深く追っかけます。 amazon_associate_logo.jpg