Facebook創業者は裏切り者か英雄か?

雪に隠れた岩山のように、正面からは見えてこない。でも、映画のスクリーンを通してズイズイッと見えてくる。超大国の真の姿をお届け。
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■『ソーシャル・ネットワーク』  世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)「Facebook」の創設者マーク・ザッカーバーグの半生を描いた若きIT長者の人物伝。ハーバード大学に通う19歳のマーク青年は、友人とともにSNSを開発、公開した。瞬く間に拡散した同サービスは、やがてナップスターの開発者と出会うことで爆発的なブームを巻き起こすが......。監督/デヴィッド・フィンチャー 脚本/アーロン・ソロキン 出演/ジェシー・アイゼンバーグ、ブレンダ・ソング、アンドリュー・ガーフィールドほか。日本では2011年1月15日より公開。

 映画『ソーシャル・ネットワーク』は、世界一のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)、フェースブックの創成期の物語だ。  フェースブックの会員は自分のページに名前、顔写真、仕事、趣味などの個人データを掲載する。その人とフレンド(友達)になりたい人はリクエストを送って受理されるのを待つ。2004年に始まったフェースブックはものすごいスピードで友達の輪を広げ、現在の会員は全世界に5億人。全人類の14人にひとりの計算になる。  フェースブックを作ったのは当時19歳だったマーク・ザッカーバーグ。現在26歳の彼の推定資産は6000億円以上。世界一若いビリオネアだ。  しかし『ソーシャル・ネットワーク』は天才少年のサクセス・ストーリーではない。一種の法廷劇だ。マーク・ザッカーバーグは同じハーバードの学生から2件同時に訴えられた。  原告の1組は上級生の3人。彼らは、フェースブックは自分たちのアイデアの盗用だと訴えた。もう1組はマークの親友だったエデュアルド。彼はフェースブック立ち上げ時の共同経営者だったが、途中でマークに「騙されて」会社から外されたという。  映画はこの三者の弁護士を交えた話し合いを軸に、過去へとフラッシュバックしながら進んでいく。観客はそれを観て考える。マークは有罪か無罪か。  だが、マークに好印象を持つのは難しい。学生時代のマークは、女の子にフラれるとブログに「彼女の胸はブラで寄せて上げてるだけ」などと悪口を書き込む。大学のコンピュータをハッキングして、女子学生の身分証明写真のデータを盗み、ネット上で2人ずつ並べて「どっちがイケてるか?」人気投票させる。それを非難されると「家畜の品評会をマネした」と言ってのける。彼をフッた女の子の言葉を借りれば、まったくのAsshole(下衆野郎)だ。  そして裏切り。マークはフェースブックを始める時、ビジネスを学んでいた親友のエデュアルドにスポンサー探しを頼んだ。そこにアドバイザーとして割り込んできたのがショーン・パーカーだ。彼もまだ25歳だったが、1999年にデータ交換ソフト、ナップスターで音楽業界をパニックに陥れたITセレブだ。するとマークはあっさりパーカーとくっついてエデュアルドを捨ててしまう。マークは金の亡者で冷血漢なのか?

少女時代だけじゃなく玉置浩二も出演予定だった!? 『NHK紅白歌合戦』の裏事情

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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『NHK紅白歌合戦』の公式HPより。
 早いもので今年も残すところあと3日。近づく大みそかの風物詩といえば『NHK紅白歌合戦』を思い起こす方も多いのではないでしょうか。こちらでも取り上げたように、今年の『紅白』は松下奈緒とともに、嵐が初のグループ司会ということが話題になりました。昨今のCD不況の波とともに、年々視聴率の低下が叫ばれる『紅白』。それでも平均視聴率は40%前後と、その存在感はいまだに、並みいる年越し番組の中でも頭ひとつぬけていると言っていいでしょう。さらに今年は人気絶頂の嵐が司会ということもあって、視聴率的にも注目が集まっています。  そんな今年の『紅白』ですが、実は放送前から色々ときなくさい噂が飛び交っていました。11月24日に発表された出場者を見てみると、出場がほぼ確実視されていたはずのK-POPグループがすべて落選していたり、知名度の低いジャニーズグループが2年連続出場を決めていたり......。なにやら今年の『紅白』も裏で誰かが動いていたようなラインナップ。  そこで今回のレベルアップ案内では、年末特別企画として『紅白』にまつわる裏話をごっそりと提供したいと思います。『紅白』と『レコード大賞』(TBS)の微妙な関係からK-POPアイドル全滅の真相、既定路線だった新人歌手の初出場まで――これを読めば『紅白』が例年とは違った見方で楽しめちゃうかもしれません!  めでたい紅白幕の下には黒い人脈? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:最後はドンの御心のままに......] スポーツ紙の事前情報大ハズレ バーター続出の『紅白歌合戦』の内幕 2010年11月26日付(日刊サイゾー) 『芸能事務所歌合戦』になる日も遠くはない? K-POP紅白不出場の裏で芸能界重鎮らが一触即発!? 2011年1月号(プレミアサイゾー) 美脚とお尻がNHK的にダメだったわけじゃないみたい? [レベル2:やったね☆★当選組] "芸能界のドン"も涙 植村花菜「トイレの神様」が紅白&レコ大グランプリ候補に急浮上!? 2010年8月22日付(日刊サイゾー) 歌の内容は要するに『佐賀のがばいばあちゃん』みたいな話でしょ? 「なぜ? っていうか誰!?」NHK『紅白歌合戦』NYC boys出演の舞台裏 2009年11月25日付(日刊サイゾー) 今年も出るから、みんないい加減NYC boysのことを覚えてあげてね! 「紅白出場」声優アーティスト・水樹奈々が登場! 「二股活動」にかけるオモイとは? 2010年11月号(プレミアサイゾー) 再当選はアニソンに力を入れてるNHKにとっては当然かな。 [レベル3:残念↓↓落選組] ガルネクもついに落選! NHK『紅白』エイベックスの衰退と躍進したアノ事務所 2010年11月27日付(日刊サイゾー) AAAの曲を聴いたことがなくても、TKサウンドだから聞き覚えあるんじゃない? "暴走アーティスト"玉置浩二 暴言騒動で『紅白』への出場消滅 関係者大激怒! 2010年10月4日付(日刊サイゾー) NHKは"安全"策を選んだみたい。 韓国女子アイドル旋風発生中 2010年9月号(プレミアサイゾー) せっかく、日本で年末のスケジュール空けてたのに、すっごいかわいそ。 [レベル4:毎年恒例の茶番劇] 紅白&レコ大「どっちらけ」の裏で"スキャンダル続出"の予感!? 2010年1月号(プレミアサイゾー) 結局、紅白もレコ大も毎年事務所の力で決まってるってこと。 [レベル5:紅白に飽きた方にはこんなイベントも!] 数十万はたいて嵐を拝めず!? ジャニーズ総出カウコンの魅力 2011年1月号(プレミアサイゾー) ちょっとフライング気味のジャニーズ福袋。 (余り物詰め合わせという意味ではありません) プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないホテルマン24時 年越し感はまったくないけど、こっちを観るのもありかな。 amazon_associate_logo.jpg

ウィキリークスと情報漏洩は"正義"なのか"犯罪"なのか?【前編】

──ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地──
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──11月、尖閣諸島沖で起こった中国船と海上保安庁巡視船の衝突事件を映した流出映像が動画サイトで共有され、世間を賑わせた。だが、それ以上に重大な機密資料が流出していたのだ。公安警察が作成したものとされるそれらの資料には、警視庁が監視対象にしているイスラム系外国人の詳細なプロフィール、監視している捜査員らの情報、さらには、国際会議での警備体制といった文書まで含まれていた。表向き警視庁は、流出した資料を本物とは認めていない。国際政治アナリストの菅原 出氏は、こうした出来事が無理矢理告発者を作っていると指摘する──。 【今月のゲスト】 菅原 出[国際政治アナリスト] 神保 今回は情報流出・情報漏洩をテーマに議論を進めていこうと思います。情報流出というと、まず尖閣ビデオの流出問題を思い浮かべる方も多いでしょうが、もしかすると、それよりはるかに重要な情報の流出事件が、10月末に起こっていたようですね。 宮台 人の命にかかわる情報だから、「もしかすると」ではありません。海自の尖閣極秘情報流出問題がハレーションで吹き飛ぶほどです(笑)。 神保 「これを隠すために尖閣のビデオを流出させたのでは」と言う人もいるくらい、重大な情報漏洩です。流出したのは"テロリスト"を監視している警視庁公安部外事三課の捜査情報。政府は流出した情報が本物であることを認めていませんが、国家公安委員長の岡崎トミ子氏が記者会見で「遺憾」を表明してしまったので、本物であるとみて間違いなさそうです。  また海外でも、『ウィキリークス』(匿名で政府や企業、宗教にかかわる機密情報を公開するウェブサイト)によって、米軍の極秘軍事情報が漏れる事件が発生しました。僕は情報漏洩や内部告発が新しい次元に入ったような印象を受けます。情報漏洩の理由についても、正義に基づいて行われているだけではなく、そうではないのになぜか漏れている、という部分もあるようなので、しっかり検証しておいたほうがいいと考えました。 宮台 昔なら、内部告発者が新聞に情報を流すとき、記者に直接会わないといけなかった。例えばアメリカ映画のジェイソン・ボーン・シリーズ第2作『ボーン・スプレマシー』で、主人公ボーンが新聞記者に極秘情報を手渡そうとしますが、失敗して新聞記者が狙撃されてしまうエピソードが描かれます。内部告発につきものだったこうしたリスクが、免除されました。 神保 今回のテーマのひとつであるウィキリークスについて造詣が深い、国際政治アナリストの菅原出さんにお越しいただきました。まずは警視庁資料の流出問題から見ていこうと思います。  流出が起きたのは10月28日から29日にかけて。警視庁公安部外事三課および警察庁や愛知県警が作成した文章が114点、インターネットに流出しました。当初はウィニー経由でウイルスに感染した署員のパソコンから情報が漏れてしまったという見方がありましたが、次第にそんな生ぬるい話ではなかったことがわかってきました。  産業技術研究所の高木浩光さんによれば、少なくともウィニー経由でウイルスに感染して、ウィニー経由で情報が広がっていくという、いつもの漏洩パターンではなかったそうです。今回ウィニーはもっぱら情報の拡散のために使われたそうで、ウイルス感染による流出ではなく、何者かが意図的に情報をウィニーを使って拡散させた形跡があるようです。また、犯人はツイッターを使って、最近のツイートの中に「APEC」とか「警視庁」というキーワードが含まれていた人を検索で探し、ウィニーの情報のありかを教えています。その場所というのが、ルクセンブルクのレンタルサーバーで、そのサーバーにウィニーをインストールして、そこから情報を拡散させたのだそうです。しかし、そもそもその犯人が警察の捜査資料をどこから入手したのかはわかっていないとか。 菅原 これらの情報にアクセスできるのは、幹部クラスだけだということを聞いていますので、なんらかの意図があって流出させたと考えるほうが適切だと思います。 神保 不可解なのは、例えば田原総一朗さんや堀江貴文さんのような、ツイッターでフォロワーが多い人のところに書き込まず、特に目立たないユーザーだけに向けて発信した点です。それも、たった10人。これは手口の稚拙さと考えられなくもありませんが、菅原さんはどう見ますか? 菅原 メンションの相手を選ぶ基準は、「APEC」「警視庁」という言葉を含むツイートをしたというだけでした。誰にメンションするかで犯人のプロフィールを推定できる面もありますが、そうした判断材料を一切排除しているのだとも考えられます。 神保 今回流出した書類が保存されている警視庁のサーバーは、ネットワークからは完全に遮断されていたということです。しかも、尖閣ビデオのように、そこから誰でも簡単にUSBで持ち出せるわけではなく、情報が暗号化されているので、そのパソコンでしか閲覧ができなくなっていたそうです。海保ビデオのときよりはセキュリティがしっかりしていたようですが、そういう技術的な部分も含めて、やはり内部の犯行の疑いが高いと? 菅原 複数の警察関係者に聞いた限り、やはり内部の犯行の疑いが高いと考えられます。警察関係者はウィニーに絶対タッチしないし、たとえ私用であっても使ったら罰せられる。しかも、ファイル形式を、わざわざ環境を選ばずに読むことができるPDFにしている点を考えても、意図的だとしか考えられないですね。 神保 それでは、なぜ内部の人間がそういうファイルを公表しなければならなかったのか。まずは、今回のファイルが具体的にどういうもので、どんな価値があるのかを伺えますか? 菅原 さまざまな種類のファイルがありますが、最も秘匿性の高いデータは、警察がテロリストではないかと疑っている人たちの身元──彼らの家族も含めた、詳細なプロフィールです。さらに彼らを監視する手法や、捜査側の人々のプロフィールまで載っています。 神保 公安警察の顔写真付きプロフィールや、捜査協力者の個人情報も載っていますね。麻布にあるイスラム教のモスクが監視の対象になっていて、そこに出入りしている人間の中にアルカイダと関係があると思われる人が2名いるとのこと。そして、彼らについてモスクの人間や前妻が証言した内容も載っています。流出した情報からうかがえる捜査の実態や、流出したファイルの価値は、どれほどのものなのでしょうか? 菅原 テロリストなのか疑わしい人たちの情報がたくさん入っています。ただし、もっとコアな、テロリストに近い人たちのデータは、まだ流出していないと思われます。犯人は、一番ヤバい情報は出していない可能性も考えられますね。 神保 そうすると、犯人の目的はなんだったと考えられますか? 宮台 僕ら素人から見ると、公安外事三課のやっていることが「しょぼい」という印象を受けます。「ネタ元がこれかよ」と。外事三課の威信が傷つくような印象を、あえて素人に与えようとしている。それが犯人の意図なのかなと思うのですが、いかがですか?

尖閣ビデオとウィキリークスが突きつけた メディアの真価への問い

──「sengoku38」を名乗る人物によってユーチューブに動画がアップされ、一夜にして日本中が大騒ぎになった「尖閣ビデオ」問題。結局、漏洩を行った海上保安官は逮捕見送りとなったが、この事件が最も深い爪痕を残したのは、ジャーナリズムの領域だった!?
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各国政府で、ウィキリークスへの敵視が始
まっている。だが一度動き出した潮流は止
められない。人の口に戸は立てられず、と
はこのことか?
「尖閣ビデオ」の漏洩問題はメディアとネットの関係を考える上で、さまざまな問題を提起している。ネットの論壇では「そもそもあのビデオを国家機密とするのには問題があったのではないか」「最初から公開しなかった政府が悪い」「国民の知る権利に沿っていえば、海保職員を責めるべきではない」といった意見が多い。しかしマスメディアのとらえ方はどちらかというと、ビデオを漏洩させた海上保安官に批判的で、例えば毎日新聞は社説で「統治能力の欠如を憂う」「責任の所在を明らかにしなければならない」とぶち上げている。また朝日新聞も「これまでの捜査で驚かされたのは海上保安庁の情報管理のお粗末さだ」「データを扱う体制と意識の見直しはもちろん、管理業務にかかわる者の責任も厳しく問われよう」と非難している。  このような「統治能力欠如論」は、佐藤優氏が講談社のウェブサイト「現代ビジネス」に寄稿した「尖閣ビデオ問題『力の省庁』職員による『世直しゲーム』を英雄視する危険」という記事にも共通している。佐藤氏は「武器をもつ『力の省庁』の職員には、特に強い秩序意識が求められる」「保安官の行為は、官僚の服務規律の基本中の基本に反しており、厳しく弾呵されるべきだ」と、保安官への同情は危険であると指摘した。戦前の五・一五事件で犯人の青年将校たちへの同情論がわき上がり、この結果、「クーデターを起こしても世論に支持されればたいしたことにはならない」という考えが生まれて二・二六事件へとつながったという歴史の教訓を持ち出している。    この佐藤氏の指摘はとても説得力がある──ただし、その立ち位置が「統治する側」であるという担保付きで。彼がこのような論考を展開するのは、外務省の主任分析官という徹底的な政府のインサイダーだったからにほかならない。統治する側から見れば、このようなガバナンスの崩壊を見過ごしていればいずれは官僚組織そのものを変質させ、官僚たちの暴走を招きかねないというのは、もっともな意見である。    だがメディアは、統治側のインサイダーではない。基本的な立ち位置は、アウトサイダーである。いや、もう少し正確に言うならば、理想論で語ればこういうことだ。 ──権力は内部に情報を持っていて、その情報を公開するかどうかを内部の論理で判断している。しかしその判断の論拠は内部の論理であって、必ずしも正当性を持つとは限らない。であるとすれば、その情報を外部に引き出し、国民の前に提示することによって、情報の非公開が本当に正しかったかどうかという判断の是非を国民に問う。  だから常にメディアは権力内部の情報を暴露する方向へと向かうし、そういう情報暴露がメディアのDNAにもなっている。  もちろん、すべての情報を公開する引力を持っているわけではない。クリティカルな個人情報や名誉毀損に当たるような誹謗中傷情報についてはメディアであっても「非公開」の判断をするのは当然だろう。  だとすれば、今回の尖閣の件はどうだろう。これは個人情報でなければ、個人の名誉毀損に当たるような情報でもない。もしこのビデオをまっとうなメディアが手に入れれば、公開する方向に行くのは当然の話である。実際、ユーチューブでビデオが流れてからは、テレビも新聞もビデオの中身を映像や写真でごく普通に紹介している。  それなら、なぜ今回の事件で毎日や朝日は、統治側に立つかのように「責任の所在を明らかにしなければならない」「情報管理がお粗末だ」と非難したのだろうか。自分たちが日ごろ行っている取材活動の中で、守秘義務を持つ政府当局者から手に入れた情報についても「管理がお粗末だ」と非難の刃を向けるのだろうか? あるいはマスメディアを経由した情報は「国民の知る権利」だが、マスメディア経由でない内部告発情報は「統治能力の欠如」なのだろうか?    もしそう考えているとすれば、ネットの登場により変動しつつある情報流通について、あまりにもお粗末な認識しか持っていないと言わざるを得ない。

女装家ミッツ・マングローブ×ドラァグクィーン「"マツコ・デラックス"は、二丁目のスターなのか?」

──女装コラムニストのマツコ・デラックスが、AKB48らと並んで"今年の顔"と称され、"新・視聴率の女王"とも呼ばれた2010年。これまで"にぎやかし"として起用されてきたおネエタレントの需要は、おすぎやピーコの頃とはまた違った、毒舌コメンテーターとして変化しつつある。もはやお茶の間にも定着した彼女たちを求める人々の真意は、いかがなものか?
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(写真/有高唯之)
 2010年の芸能界を振り返る上で欠かせないのが、自らを"デブ女装コラムニスト"と称するマツコ・デラックスの大ブレイク。また、同氏と旧知の仲である"女装家"、ミッツ・マングローブの台頭も印象深い。  これまでにも日本の芸能界では、ダンサーとしても活躍するKABA.ちゃんやニューハーフタレントのはるな愛をはじめ、ゲイの芸能人が定期的にブレイクしてきた。さらに「女装」という観点から見ても、古くは歌手の美輪明宏、近年では美容家のIKKOらの先人がおり、そういった意味でマツコとミッツは、決して新しい存在には映らないかもしれない。しかし、「出自」という観点で見てみると、両名と先人たちとは決定的な違いがあることがわかる。「女装」の中でも、奇抜な衣装とメイクでショーを行う「ドラァグクイーン」に該当する2人の土壌には、日本が誇るゲイタウン・新宿二丁目があるのだ。これまでの芸能界は"二丁目的なもの"を積極的に露出させることはなく、同様の先人でここまでブレイクした人もいないに等しかった。  こうした変遷をたどっていながらも、ゲイの芸能人に対するメディアの取り上げ方は、今も昔も形式的である感が否めない。メディアでは女装もニューハーフも「おネエタレント」とひとくくりにされ、世間が思う"おネエタレント像"に沿うようにデフォルメされがちな現状を、当事者たちはどう感じているのだろうか。その"本音"を探るべく、二丁目でのパフォーマンス活動を10年近く共にしながら、現在は芸能界に進出したミッツ・マングローブ、片や今も二丁目のステージを基盤に活躍し続けているエスムラルダの両名に話を聞いてみた。 ──まずエスムラルダさんにお聞きしたいのですが、同じステージに立ってきたドラァグクイーンのマツコさんやミッツさんが次々と芸能界に進出しているのを見て、「自分もこの流れに乗ろうか」と考えたことは? エスムラルダ(以下、) 自分から積極的に動こうと思ったことはないわね。今は、目の前の仕事をこなすのに手いっぱい(笑)。 ミッツ・マングローブ(以下、) ちょっと、何そんな真面目に語ってんのよ! ボケなきゃダメでしょ! ──いや、今日はお2人の本音が聞きたいので......。  こんな安いギャラで、本音なんて絶対言わないわよ。ふざけんな! ──そこをなんとか! お支払いする額に見合った範囲で構いませんので!  この額で明かせる真実は、本名と生年月日くらいだね! そもそもさ、芸能界って、自分の意思だけで進出できるところじゃないのよ。例えるなら「ある日突然、巻き込まれた」って感覚に近くて、自分の意思がかかわってくるのは、その後。巻き込まれた勢いに踊らされるか、それとも踏ん張って元の状態に戻るか......は、本人の自由。  きっかけは"自分の意思"ではなく、"運"や"縁"ってことよね。アタシも万が一オファーが来て、しかも「面白そうだな」と思える内容だったら、喜んでお引き受けするけど......。でもそんな勇気のあるスタッフの方がいらっしゃるかどうか。なんせアタシ、絵ヅラが汚いから(笑)。 ──エスムラルダさんは"ホラー系ドラァグクイーン"を自称されているだけあって、生首を飛ばしたり、「天城越え」の演目で血を吐いたり......ブラックな演出が多いですよね? 少しでも苦情が来そうなものは局側が放送したがらない昨今、そういったショーは電波に乗りづらい気がするのですが。  アタシもそう思います(笑)。だから、ミッツから「今度『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS/以下、金スマ)にゲストで出るんだけど、その収録に参加して『天城越え』をやってほしい」と言われた時、ミッツのロック魂みたいなものを感じたの。  え? アタシはキャッチーで万人向けの演目だと思って、「天城越え」をお願いしたんだけど(笑)。展開にメリハリがあるから、ノンケ(=異性愛者)にもわかりやすいかなと。  あら、そうだったの?(笑) アタシを含めて数人のドラァグクイーンが収録に参加させてもらったんだけど、全員いつも通りのショーをやっただけだったから、ちょっと心配してたのよね。テレビ的には、派手なオカマが「キャーッ♪」と出て来る、みたいなノリを求めていたんじゃないかと思って。  そんなノリは必要ないわよ。だって、アタシらドラァグクイーンの歴史において、そういう文化はないのが事実なんだから。まぁお願いしといて言うのもなんだけど、そもそもドラァグクイーンのショーって、テレビでやるものじゃないのよねぇ。  ステージでやることを前提に作っているからね。ちなみに今年の春頃、友人のブルボンヌさんと某番組の収録にお呼ばれして、「トルコ行進曲」のショーをやったの。大勢のスタッフがしかめっ面&無言で見守る中、口パクしながら一生懸命飛んだり跳ねたり......。それはそれでおかしかったけど、「やっぱりアタシ、ライブが好きなんだな」ってあらためて思ったわ(笑)。結局、大人の事情でお蔵入りになっちゃったんだけどね。それにしても、最近のテレビ局は当たり障りないものばかり放送していて、イマイチ気骨が感じられなくない? ミッツ的に、テレビマンで「すごい!」と思った人は、いる?

開かれすぎた皇族をアイドル視する眞子さま、佳子さま報道の是非

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DVDマガジン『皇室の20世紀~秋篠宮さ
ま・紀子さまの絆~』
──悠仁さまの生誕により、にわかに注目が集まる秋篠宮一家。だが、それ以前にも、第一、第二女子の眞子さま、佳子さまはその美貌から、一部で高い人気を得ていた──。これまでの皇族女性には見られない彼女たちのそんな魅力を、観相学的、比較文化的、そしてアイドル的に考察してみたい。  秋篠宮文仁親王の第一、第二女子である眞子さまと佳子さまに注目が集まっている。06年に誕生した秋篠宮悠仁親王が愛育病院から退院する際、1800人を超える人々が沿道を埋め尽くすなど、皇室への国民の興味や関心は過去も現在も変わらず高いが、一部の国民による2人の内親王への"敬い方"は、これまでの皇族とは異なっているようだ。  きっかけは、2ちゃんねるや画像掲示板などで、その美貌を評価するスレッドが立ったことだろう。また悠仁さま誕生に前後して、週刊誌でも内親王をめぐる報道は後を絶たず、「週刊文春」(文藝春秋)では、学習院女子中・高等科内で行われた"可愛い&SEXY"がコンセプトの佳子さまのダンス公演写真を掲載している(当特集【3】参照)。このような、「眞子さま佳子さま人気」はなぜ起こったのか? その背景を検証してみたい。  まず、内親王のアイドル視という現象で、最も大きな原動力と考えられるのがルックスだろう。観相学の池袋絵意知氏によると、日本人の顔は大きく分けて2つのタイプが存在するという。「ひとつは目が細く、鼻が低く平坦で、輪郭が丸みのある曲線を描く『弥生顔』。奈良から江戸時代くらいまで美人と言われた顔立ちです。もうひとつは目がパッチリと大きく、彫が深く、輪郭が角ばっている『縄文顔』で、こちらは現代の美人観に当てはまるような顔。これまでの皇族の顔立ちは、いわゆる『弥生顔』が主流でした」  この分類でいえば、眞子さまは弥生顔に近く、佳子さまは縄文顔の系統だという。 「眞子さまの細い目と柔らかな曲線を描く薄めの唇は弥生顔ですが、輪郭はちょっと角張っていて縄文顔っぽい。佳子さまは大きな瞳と厚い唇が縄文顔ですが、女性的な丸みを帯びた輪郭は弥生顔の特徴を表しています。彼女たちのようなタイプは、皇族の歴史を見ても珍しい」(同)  そんな彼女たちの顔が見る人に与える印象について、池袋氏は以下のように語る。 「眞子さまの顔で特筆すべきは、自然に口角が上がっているところ。芸能人でいえば、松嶋菜々子や知花くららが代表的で、人に嫌みを感じさせません。また、愛嬌のあるはやりの"アヒル口"のように見えるのもポイントが高い。一方、佳子さまの顔のパーツは非常に整っていますが、よく見ると目の上側のラインが左右で微妙に違う。一般的な美形の定義は『顔の左右が対称であること』といわれますが、それだとスーパーのチラシに出てくるモデルのように、美しいけれど人の記憶には残りません。左右で微妙にずれていながら、ぱっと見たときにバランスよく映るというのが印象に残る美形であり、綾瀬はるかさんや松山ケンイチさんがこのタイプ。佳子さまも微妙に目のラインが違いながら、その違和感が気にならない顔立ちです」  このように、歴代の皇族女性と比較しても抜きんでたルックスを持つことが人気の原因であることに疑いはないが、そのきっかけはメディアへの露出頻度が高いことに端を発しているのだ。  実は両内親王は、幼い頃から秋篠宮夫妻の公務に幾度となく同行したほか、眞子さまは08年15歳より単独公務に携わるなど、とにかく国民たちの視線に触れる機会が多かった。それは皇室の慣例では、異例のケースだったという。

【クロエ・グレース・モレッツ】──ハリウッドの次世代大物女優、マスクを脱いだ13歳の素顔

 かつて有名な劇作家が、"時代はサーカスの象に乗ってやってくる"と謳った。その言葉を拝借するならば、"新しい時代のエンターテイメント映画は、美少女と共にやってくる"といったところだろう。話題の映画『キック・アス』で最年少最凶スーパーヒロイン・ヒットガールを演じているクロエ・グレース・モレッツが、狂おしいほどにキュートだ。名前がモレッツなだけに、バタフライナイフを操っての妙技、大男たちを相手にしたアクロバティックな格闘シーンなど"モーレツ・アクション"の数々を披露している。「アクションシーンの90%は自分でやった」というモレッツが生身で挑んだスタントは、観た者に陶酔感を与えるはずだ。撮影時11歳だったモレッツは、クランクイン前7カ月間にわたって、トロントサーカスやジャッキー・チェンのアクションチームの元でスタント修行を積んだとのこと。かわいい上に度胸満点、作品のためなら地道なトレーニングも苦としない彼女こそ、新時代のスーパーガール。『タクシードライバー』(76)のジョディ・フォスター、『レオン』(94)のナタリー・ポートマンと比較される13歳の次世代大物女優なのだ。本誌で紹介しきれなかったモーレツガールへのインタビューを完全版としてお届けしよう。
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(写真/磯部昭子 A/M)
──ヒットガール役、サイコーです。日本人男性のハートもきっと鷲掴みにすると思いますよ。 クロエ サンキュー、サンキュー! ──デビュー作『悪魔の棲む家』ではとんがり屋根の上によじ登り、全米でこの秋に公開された『Let Me In』(スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク)では獰猛なヴァンパイア役を演じています。大人たちを驚かせるのが好きなんですね。 クロエ 大人を驚かせるのって楽しいわ! でもホラーやアクション映画しか出ないってわけじゃないの。自分で脚本を読んで、面白いと思った作品に出るようにしているだけよ。今回の『キック・アス』も、マーク・ミラーの原作コミックの大ファンだったし、自分でも脚本を読んだ上で出演を決めたの。 ──『タクシードライバー』のジョディ・フォスターや『レオン』のナタリー・ポートマンのデビュー時を彷彿させるけど、大物女優たちと比べられるのはプレッシャーじゃない? クロエ ジョディやナタリーみたいな素晴らしい女優たちと名前を並べてもらえるだけで大変光栄なことよ。いつか彼女たちのような素晴らしい女優に私もなれればって思うわ。彼女たちと比較されるのをプレッシャーに感じることは特にはないけど、私も彼女たちに追いつきたい、そのためにはもっと演技力を磨かなくっちゃ、油断しちゃダメよと自分に言い聞かせるのに、ちょうどいいんじゃないかしら。 ──5歳の時から人気子役としてテレビや映画の仕事をずっと続けているわけだけど、「この仕事、大変!」と思うことはない?

大ブーム渦中の田原総一朗が皇太子にあの質問を直撃!?

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76歳という年齢をまったく感じさせない活
躍ぶり。語れば語るほどに、その話しぶり
は熱を帯びていった。
(写真/名和真紀子)
 田原総一朗がブームだ。御年76歳を数え、テレビ朝日で20年間続いた『サンデープロジェクト』(以下、『サンプロ』)が今年3月に終了したことで、明らかに地上波の画面に登場する時間は減っている。  しかし、少し視野を広げてみれば、BSの『激論!クロスファイア』(BS朝日)で『サンプロ』と同様のスタイルで討論し、インターネット上ではニコニコ動画やユーストリームなどの討論番組にも数多く登場、さらにはラジオ番組やポッドキャスト放送も手掛け、「namatahara」名義でツイッターも熱心にやっている。つまり、地上波での出番こそ減ったが、視聴者との接点はむしろ増えているのだ。  さらにこの9月には、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ)において、謎の「ひこにゃんコスプレ」で登場、続く10月には『田原総一朗の遺言』(BSジャパン)なる番組が企画され、彼が30代の頃、テレビ東京のディレクター時代に制作したドキュメンタリー番組数本が放映された。そして11月には『情熱大陸』(TBS)に登場、番組スタッフに議論をふっかけるなど、相変わらずの意気軒昂ぶりを見せつけたのである。 『田原総一朗の遺言』内で放送された過去のドキュメンタリー番組の過激なテーマと、自ら画面に登場するスタイルは、今の田原のルーツといえる。50年近くも衰えないその勢いは、一体どこから来るのか? ──今、田原総一朗ブームともいえるような状況ですが、その理由をご自身ではなぜだと思いますか? 田原総一朗(以下、) 勝手なことを言うからじゃない?(笑)ほかの人は、だんだんおとなしくなって危険なことを言わなくなってきた。テレビはやっぱり、危険なことを言うと降ろされる。上杉隆さんも堀江貴文さんも出られない。テレビが無難化してるから、僕みたいな人間が面白がられるのかもしれない。そもそも僕は、テレビに出られなくなるかどうかなんて、考えていない。僕が言いたいことを言って、その結果どこも出さなくなったら、それまでだよ。でも、今はまだテレビ局からいろんな話が来るから、無難にする必要はないなと。 ──その一方で、ニコニコ動画などネットの討論番組への出演が増えてますよね。  テレビや既存のメディアには、「討論」がないんですよ。でも、ニコニコ動画やユーストリームには、ある。今までのテレビで、僕のやっているもの以外に、討論番組なんてありましたか? ほとんどがバラエティですよ。本当の討論番組は、命を懸けているかどうか。学者や政治家が出てきて討論して、負けたら、政治家生命、学者生命がなくなるかもしれないのが討論番組です。僕は、『サンプロ』も『朝生』もそのつもり。そういう真剣勝負をやりたくても、テレビにはその場がなくなってきた。だけど、ニコニコ動画などには真剣勝負がある。だから出る。それだけ。 ──テレビでは、なぜ討論番組ができなくなったんでしょうか? 「コンプライアンス」でしょうね。テレビ局は、「問題が起きるようなことはやるな」「クレームが来るような番組は作るな」と言う。だから、討論なんかできるはずがない。出版社も冒険をしなくなってきた。今は、訴えられて負けると賠償金の額も大きくて、何百万とか、下手すると1000万にもなる。「サイゾー」も、毎月何千万も裁判でやられたら、やっぱりやめるんじゃない? ──続けられませんね(笑)。  そういうことですよ。今は、すぐ裁判になる。僕も現に裁判を抱えているけどもね。 ──この状況をひっくり返すのは難しそうですね。  そんなことないですよ。ディレクターやプロデューサーが、自分で責任を取ればいい。番組で問題になるのは、出演者の発言か、指示したディレクターか、あるいは企画したプロデューサー、この3つでしょ? でも、お詫びは必ず局がやる。新聞社もそう。だから、会社が危ないことをさせない。それが間違いだよ。会社が責任を持って、個人が責任を持たないということでは、個人が自由にしゃべれない。 ──だとすれば、テレビでの田原さんの出番は減っていきませんか?  いや、それはわかんないね。僕は減らないと思ってる。例えば、テレビ東京やNHK、日本テレビからも、いろんなオファーは来てますよ。結局テレビ局の人間も、面白いことをやりたい、縛られたくないと思ってるんだよ。そういう「クレイジー」な人間がいるから、テレビ局はまだもっている。 ──そういう人が、まだテレビ局にもいるんですね。  そうだと思うよ。でも今は、だんだんクレイジーが減ってきたから、政治も面白くない。田中角栄とか中曽根康弘とか、昔はクレイジーな政治家がいっぱいいた。吉田茂もおかしかった。それが、小粒な優等生ばかりになってきた。今面白いのは、小沢一郎かな。小沢さんも、地上波でなくニコニコ動画だけに出るようになったのは、地上波がつまらないと思うからでしょ。 ■「バラエティ化」の速度を増す 新聞・テレビの報道番組 ──田原さんが以前手掛けたような過激なドキュメンタリー番組は、「おおらかな時代だったからこそできた」という議論もありますが。  そんなことない。今だってできるよ。だって、40年前に僕が作った番組を、テレビ東京は再び世に出してくれた。ほかの人だって、ドキュメンタリーをどんどんやればいいのにやっていない。そもそもあの時代も、やってたのは僕だけだったんだよね。 ──地上波でドキュメンタリーが減ったのは、放送できないからではなく、ドキュメンタリーがつまらなくなったからだと?

これこそ暴力装置の暴走! 冤罪に天下りまで……警察の黒い闇を暴く

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警察庁の公式HPより。
 今月初頭、日刊サイゾーでは短期集中連載の『発生から1年「新宿駅痴漢冤罪暴行事件」の闇』が多くの人々の注目を集めました。痴漢冤罪事件などでは、警察の捜査方法が疑問視されることも多く、本来市民の安全を守るべき警察への信頼性が揺らいでいるといえるでしょう。こうした中で、事件の取り調べ可視化などが叫ばれているものの、実際に取り調べの録音や録画は一部で試行されるにとどまっているのが現状。くわえて、今年9月には検察による証拠改ざん容疑で検事が逮捕される事件などもあり、警察などの国家権力に対して慎重な見方をすることが求められているようです。  そこで今回のレベルアップ案内では、DNA鑑定で生み出される冤罪の仕組みから覚せい剤密輸の裏で暗躍する警察の姿、さらには淫行もお目こぼされる天下りのことまで、警察腐敗の真実に迫る記事を取りそろえてみました。もちろん、しっかりと市民のために働く警察の方がいることも事実。だからこそ、一部の不正を許さず、市民の目でしっかりと見つめるべきではないでしょうか? 【日刊Pick Up記事】 ■第1回 痴漢冤罪で命を絶った青年が録音していた「警察の非道」 (2010年12月6日付) ■第2回 なぜ、JRは「息子の死」の真相を追及する母の想いを踏みにじるのか (2010年12月7日付) ■第3回 事件を密着取材していた民放キー局取材班の不可解な動き (2010年12月8日付) ■第4回 追跡レポートをOA直前に封印したテレビディレクターの謎の行動 (2010年12月9日付) 正義はどこにあるのか!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:絶えることなき冤罪被害] "加害者"にされた者たちが週刊誌に語る「痴漢冤罪」の恐怖と屈辱 2009年7月27日付(日刊サイゾー) 「推定無罪」? なにそれ? おいしいの? 警察の取り締まりは"冤罪製造システム"!? 悪質な交通行政に物申す書 2009年9月21日付(日刊サイゾー) ポップな表紙絵ですが、中身はまったくポップじゃなく......。 最新DNA鑑定でも冤罪が!?"法律なき"危険な運用体制 2010年5月号(プレミアサイゾー) 最先端の科学も、扱う人がダメなら結局ダメです。 [レベル2:予算のためのポイント稼ぎが横行する実態] 覚せい剤密輸の裏に道警!? 疑惑の告発者を直撃! 2007年9月18日付(日刊サイゾー) 裏金事件のさらに裏。 私欲に利用される「テロリスト」警察vs成田空港のつばぜり合い 2010年2月号(プレミアサイゾー) テロリストたちは警察の脳内にいるらしいです。 相次ぐ大学生の大麻摘発 裏にはお役人の点数稼ぎ 2009年3月号(プレミアサイゾー) 警察にとって逮捕は営業活動みたいなもの? [レベル3:警察OBが跋扈する天下りの仕組み] 「なんと200人以上」アート淫行会長 大甘処分の裏に警察出身者の大量天下り!? 2010年8月2日付(日刊サイゾー) まさしく地獄の沙汰も金次第。 年収ナント1000万円!? 松下電器の役員にも就任する警察OBと企業の不健全な関係 200x年x月号(プレミアサイゾー) 暴力団よりよっぽどヤクザ。 ITゼネコンから大手外資まで、官僚が群がるIT業界の美味しい天下り 2010年9月号(プレミアサイゾー) mixiもGREEも天下りの標的に!? [レベル4:警察腐敗を徹底討論] 止まらない警察官たちの暴走!新聞が報じない"桜タブー"を暴く 2009年2月号(プレミアサイゾー) 故・黒木昭雄さんが語る警察の真実。 [レベル5:ねじ曲がった捜査のその先] 刑事裁判の不完全性と社会の敵が持つ浄化作用【前編】 2010年5月号(プレミアサイゾー) 敵はいるけど、正義の味方は見当たらず。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

冤罪はこうして作られる 20年近く前からいわれてるのに、改善しないのはなぜ? amazon_associate_logo.jpg

年末特別企画! 1月から振り返る、2010年公開された映画にまつわる裏話

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今年多くの話題作を世に送り出した東宝の子会社
であるTOHOシネマズ株式会社が運営する映画館
「TOHOシネマズ」の公式HPより。
 年の瀬も迫った昨今、話題の映画が続々と公開されています。12月1日には木村拓哉主演の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が封切られ、来る11日には村上春樹原作の『ノルウェイの森』が、全国東宝系の映画館で上映開始。ほかにも、名作SF映画『トロン』の28年振りの続編『トロン:レガシー』や、ブラッド・ピット製作でも話題の『キック・アス』が現在、公開を控えています。  今年の映画業界を振り返ってみると、2009年から公開されていた『アバター』が世界興行収入を塗り替えたことは記憶に新しいところ。また、『第9地区』や『インセプション』が話題になるなど、昨今叫ばれていた洋画の興行不振の中でも、コンスタントに良作は生まれ続けているようです。一方で、邦画も『海猿3』や『SP-野望篇-』などのテレビ局映画だけでなく、『告白』や『悪人』などの東宝系作品がヒットして、評判的にも興行的にも成功を収めていました。  このように多くの良作映画が生みだされた2010年。しかし、中にはちょっと微妙な映画ももちろんあるようで......。そこで、今回のレベルアップ案内では2010年に公開された映画とそれにまつわる評判を時系列順に見ていきたいと思います。1月~12月までに公開された映画から各月1作品をピックアップ、その作品に関連する記事を選んでみました。今年映画をあまり観れなかった人も、これを読めば2010年の映画事情がまるわかり(かも)! 今年一年の話題の映画を総ざらい! プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【2010年月別──主な公開映画】 ■1月 『BANDAGE』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『Dr.パルナサスの鏡 』ほか [Pick Up!]脚本・岩井俊二、監督・小林武史『BANDAGE』 製作サイドもガックリ! 赤西仁主演映画『BANDAGE』が大コケ 2010年2月27日付 (サイゾーウーマン) 肉食系女子・北乃きいと赤西仁のラブストーリーってだいぶ激しそう。 ■2月 『インビクタス/負けざる者たち』『涼宮ハルヒの消失』『パレード』ほか [Pick Up!]固定客を離さないアニメ映画『涼宮ハルヒの消失』 まるで"AKB商法"!? 人気アニメ映画版『なのは』『ハルヒ』リピート商法の裏事情 2010年1月31日付 (日刊サイゾー) また同じ話の『ハルヒ』を繰り返し見なくちゃいけないのか......。 ■3月 『シャーロック・ホームズ』『ハート・ロッカー』『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』ほか [Pick Up!]『アバター』を抑えてのアカデミー賞作品賞『ハート・ロッカー』 トラブル続出の『ハート・ロッカー』 一発逆転"金メダル"なるか!? 2010年3月6日付 (日刊サイゾー) お願いメールを送った甲斐がありました! ■4月 『ソラニン』『プレシャス』『第9地区』ほか [Pick Up!]第82回アカデミー賞ノミネート作品『第9地区』 板野一郎監督が激白! 大ヒットSF映画『第9地区』と"板野サーカス"の意外な接点とは? 2010年8月11日付 (日刊サイゾー) エビがキモカワイイ......かも。 ■5月 『川の底からこんにちは』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『Dr.パルナサスの鏡 』ほか [Pick Up!]新進気鋭の女優と監督の馴れ初め『川の底からこんにちは』 最注目女優・満島ひかりが熱弁!「『しょうがない』はかっこいい!」 2010年5月号 (プレミアサイゾー) 恋に落ちちゃってもしょうがなかった? ■6月 『告白』『セックス・アンド・ザ・シティ2』『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』ほか [Pick Up!]中島哲也監督の傑作『告白』 今後10年を決める、傑作にして問題作──メジャー作『告白』に衝撃を受けよ 2010年7月号 (プレミアサイゾー) 今年大ブレイクのAKB48も出てます! ■7月 『借りぐらしのアリエッティ』『トイ・ストーリー3』『インセプション』ほか [Pick Up!]スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』 スタジオジブリはピクサーを目指す? ようやく道筋のついた"宮﨑駿の継承"の方法 2010年10月号 (プレミアサイゾー) 『ゲド戦記』は黒歴史になっちゃったの? ■8月 『ハナミズキ』『カラフル』『テコンV 』ほか [Pick Up!]韓国発のどこかで見たことあるような『テコンV』 巨大ロボットがダイナミックに大暴れ! 幻の韓国アニメ『テコンV』が日本公開 2010年8月11日付 (日刊サイゾー) こまけぇこたぁいいんだよ!! ■9月 『BECK』『名前のない女たち』『悪人 』ほか [Pick Up!]衝撃のノンフィクション劇映画化『名前のない女たち』 "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 2010年8月31日付 (日刊サイゾー) 主題歌が戸川純の時点でどうゆう映画か予想がつく。 ■10月 『大奥』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『さらば愛しの大統領』ほか [Pick Up!]よしながふみが描く人気マンガの実写版『大奥』 『GANTZ』『大奥』に『あしたのジョー』......人気マンガ続々実写映画化の悲劇 2010年5月号 (プレミアサイゾー) 結果は推して知るべし。 ■11月 『ゲゲゲの女房』『ゴースト もういちど抱きしめたい』『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ほか [Pick Up!]世界的ベストセラー原作の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 幻の3Dシーンを見破れるか? シリーズ完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 2010年11月19日付 (日刊サイゾー) 原作は3巻くらいまでは読んでました。 ■12月 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『ノルウェイの森』『キック・アス』ほか [Pick Up!]あの名作アニメまさかの実写化『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 敵はデスラ―ではなくキムタク!? 実写映画化に迷走する『ヤマト』 2010年2月号 (プレミアサイゾー) 堤真一はデスラー役からキムタクの兄へ。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

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