希望と絶望のコントラストが光る、ホームドラマ(?)いや、社会派ドラマ(?)、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。後半戦に突入した同ドラマの第7話の視聴率は、9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上昇。根強く健闘しているともいえます。 再就職の道を諦め、自営のコンサルタント業を開業した富川洋輔(三浦友和)が、バイトの清掃業でやってきた現場は、同僚の綿引(神保悟志)の策略によって追放された、かつて職場、日鉄鋼でした。 憎き綿引は、「こんなところまで落ちぶれてないだろ」と、清掃業の仲間たちをあざ笑います。洋輔は、どんな職業であっても、仕事に対する強い誇りを持つ男。自身のことよりも、清掃業のバイト仲間たちを侮蔑した綿引が許せず「働いている人たちに失礼だろ!」とモップを片手に大立ち回り。 そういえば、第1話で自分が不採用にしたメインバンクの頭取の息子を、会社のために取り込もうとするときに、同じようなことを言っていましたね。家族を引っ掻き回したり、タイミングが悪かったりする洋輔ですが、行動の原理はものすごく単純なものなのです。 いつもだったら、洋輔のこのうざったいくらいの“熱さ”が、悪い方向に転ぶのですが、この一件で清掃業の仲間から信頼を得ることになりました。バイトの後に立ち寄った中華料理屋で、上司から「富川さんの言葉に救われました。みんなもそうだと思います」と言われ、「今日のラーメンは格別ですねぇ……」と無邪気に喜ぶ洋輔。なんか危なっかしいぞ……! 妻の水希(黒木瞳)といえば、バイトで始めた生花店から正社員採用の打診を受けます。教師職への未練を断ち切れない水希は、回答を渋っている模様。 息子の光(工藤阿須加)は、ウェブメディア系の企業から内々定をゲット。ところが、勤務先が実家から遠く離れた、名古屋になる可能性が高くなりそうです。光は、転落していく洋輔と対照的に、どんどん好転していきます。第1話で触れた“持つもの持たざるものである洋輔と光”の関係性ですが、完全に逆転し、それが再び元通りになるのは絶望的かもしれません。 娘・栞(前田敦子)はどうでしょう? 恋人の真壁雄斗(渡辺大)の紹介で、有名アパレルブランドに売り込みの日々。一度は門前払いをされたものの、後日また訪れると見習いでおいてやるということで、道が開きました。ところが、見習いでもらえる月給は10万円ほど。これを受けて、栞は結婚を強行させようと、真壁を自宅に招きます。 娘の恋人がやってくるという、大きなイベントに浮足立つ富川一家。家族だけの時は、食パンと小さい目玉焼きだけという質素さなのに、豪勢な料理を振る舞っちゃう。いよいよ、洋輔と真壁が顔を合わせるわけですが、そういえば前回、栞と真壁のセックス現場に洋輔は鉢合わせているわけで、真壁は居心地の悪いこと。「先日は……どうも」と軽く挨拶を交わすも、全然目が合わない。そりゃそう。 当然のように、真壁と洋輔は話が噛み合わないません。真壁は、さまざまな企業を経てステップアップをしていきたい“今どきのサラリーマン”。ゆくゆくは、独立したいとのことでした。対する洋輔は”昔ながらのサラリーマン”。退職まで同じ企業で勤めを全うするのがポリシーなわけで、価値観のズレがある。しかも、真壁から自営コンサルタントが軌道に乗ってないことなど、耳の痛いことを突かれ「俺は君なんかと家族になるつもりなんかない」と怒鳴りつけてしまいます。 いいことなしの洋輔ですが、希望の光が。“セクハラ退社”の真相が、川村優子(木村多江)から日鉄鋼の社長に報告され、洋輔は日鉄鋼に復帰することに。しかも、新設の関連会社の社長という凱旋帰国。しかし、残念ながら関連会社があるのは、日本を遠く離れたインドでした。 水希は、正社員採用を受けることに。福利厚生のしっかりした企業で、社員寮があるとのこと。とある正社員の、離婚して気ままな一人暮らしを謳歌しているとの言葉に心が揺れ、離婚を決意。 真壁が栞との結婚をのらりくらりと交わしていた理由が、判明しました。真壁は、地元・広島に病気がちな母親がおり、そのことが引っかかっていたそう。栞が真壁と結婚すれば、広島へ嫁がなければなりません。 ということで、富川一家4人がそれぞれ、再出発を目前にしたものの家族は(物理的に)離れ離れになってしまいました。夢見ていた一軒家での仲睦まじい生活は、叶いそうにありません。 さて、ここまでで4人がそれぞれ抱えていた問題が解決しました。気になると言えば、セクハラ退社のネタで、洋輔を傀儡にする国原耕太(新井浩文)の存在。障害者のための施設づくりを掲げていますが、狙いは国からの助成金狙いだとか。 最後の最後で、国原の事業が失敗し、洋輔に最大の責任が押し寄せる、なんて嫌な展開を予想してしまいます。このドラマ、嫌な予想はだいたい当たるので……。 まるで、弾き合う磁石みたいな富川一家。次回予告では、一家離散を果たしているようです。再び、失業して家族になるのか、仕事を得てバラバラになるのか、2つに1つ。富川一家はどちらを選ぶのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
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視聴率上昇! テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』三浦友和“モップ大立ち回り”の影響は
希望と絶望のコントラストが光る、ホームドラマ(?)いや、社会派ドラマ(?)、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。後半戦に突入した同ドラマの第7話の視聴率は、9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上昇。根強く健闘しているともいえます。 再就職の道を諦め、自営のコンサルタント業を開業した富川洋輔(三浦友和)が、バイトの清掃業でやってきた現場は、同僚の綿引(神保悟志)の策略によって追放された、かつて職場、日鉄鋼でした。 憎き綿引は、「こんなところまで落ちぶれてないだろ」と、清掃業の仲間たちをあざ笑います。洋輔は、どんな職業であっても、仕事に対する強い誇りを持つ男。自身のことよりも、清掃業のバイト仲間たちを侮蔑した綿引が許せず「働いている人たちに失礼だろ!」とモップを片手に大立ち回り。 そういえば、第1話で自分が不採用にしたメインバンクの頭取の息子を、会社のために取り込もうとするときに、同じようなことを言っていましたね。家族を引っ掻き回したり、タイミングが悪かったりする洋輔ですが、行動の原理はものすごく単純なものなのです。 いつもだったら、洋輔のこのうざったいくらいの“熱さ”が、悪い方向に転ぶのですが、この一件で清掃業の仲間から信頼を得ることになりました。バイトの後に立ち寄った中華料理屋で、上司から「富川さんの言葉に救われました。みんなもそうだと思います」と言われ、「今日のラーメンは格別ですねぇ……」と無邪気に喜ぶ洋輔。なんか危なっかしいぞ……! 妻の水希(黒木瞳)といえば、バイトで始めた生花店から正社員採用の打診を受けます。教師職への未練を断ち切れない水希は、回答を渋っている模様。 息子の光(工藤阿須加)は、ウェブメディア系の企業から内々定をゲット。ところが、勤務先が実家から遠く離れた、名古屋になる可能性が高くなりそうです。光は、転落していく洋輔と対照的に、どんどん好転していきます。第1話で触れた“持つもの持たざるものである洋輔と光”の関係性ですが、完全に逆転し、それが再び元通りになるのは絶望的かもしれません。 娘・栞(前田敦子)はどうでしょう? 恋人の真壁雄斗(渡辺大)の紹介で、有名アパレルブランドに売り込みの日々。一度は門前払いをされたものの、後日また訪れると見習いでおいてやるということで、道が開きました。ところが、見習いでもらえる月給は10万円ほど。これを受けて、栞は結婚を強行させようと、真壁を自宅に招きます。 娘の恋人がやってくるという、大きなイベントに浮足立つ富川一家。家族だけの時は、食パンと小さい目玉焼きだけという質素さなのに、豪勢な料理を振る舞っちゃう。いよいよ、洋輔と真壁が顔を合わせるわけですが、そういえば前回、栞と真壁のセックス現場に洋輔は鉢合わせているわけで、真壁は居心地の悪いこと。「先日は……どうも」と軽く挨拶を交わすも、全然目が合わない。そりゃそう。 当然のように、真壁と洋輔は話が噛み合わないません。真壁は、さまざまな企業を経てステップアップをしていきたい“今どきのサラリーマン”。ゆくゆくは、独立したいとのことでした。対する洋輔は”昔ながらのサラリーマン”。退職まで同じ企業で勤めを全うするのがポリシーなわけで、価値観のズレがある。しかも、真壁から自営コンサルタントが軌道に乗ってないことなど、耳の痛いことを突かれ「俺は君なんかと家族になるつもりなんかない」と怒鳴りつけてしまいます。 いいことなしの洋輔ですが、希望の光が。“セクハラ退社”の真相が、川村優子(木村多江)から日鉄鋼の社長に報告され、洋輔は日鉄鋼に復帰することに。しかも、新設の関連会社の社長という凱旋帰国。しかし、残念ながら関連会社があるのは、日本を遠く離れたインドでした。 水希は、正社員採用を受けることに。福利厚生のしっかりした企業で、社員寮があるとのこと。とある正社員の、離婚して気ままな一人暮らしを謳歌しているとの言葉に心が揺れ、離婚を決意。 真壁が栞との結婚をのらりくらりと交わしていた理由が、判明しました。真壁は、地元・広島に病気がちな母親がおり、そのことが引っかかっていたそう。栞が真壁と結婚すれば、広島へ嫁がなければなりません。 ということで、富川一家4人がそれぞれ、再出発を目前にしたものの家族は(物理的に)離れ離れになってしまいました。夢見ていた一軒家での仲睦まじい生活は、叶いそうにありません。 さて、ここまでで4人がそれぞれ抱えていた問題が解決しました。気になると言えば、セクハラ退社のネタで、洋輔を傀儡にする国原耕太(新井浩文)の存在。障害者のための施設づくりを掲げていますが、狙いは国からの助成金狙いだとか。 最後の最後で、国原の事業が失敗し、洋輔に最大の責任が押し寄せる、なんて嫌な展開を予想してしまいます。このドラマ、嫌な予想はだいたい当たるので……。 まるで、弾き合う磁石みたいな富川一家。次回予告では、一家離散を果たしているようです。再び、失業して家族になるのか、仕事を得てバラバラになるのか、2つに1つ。富川一家はどちらを選ぶのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
低空飛行を続ける『就活家族 きっと、うまくいく』前田敦子の“キレ芸”が光る!
物語も折り返し地点に突入した、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。後半戦を占う16日放送の6話の視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。低空飛行状態ともいえそうです。 6話のレビューに入る前に、見事なまでの転落を完遂した富川一家4人の現在の状況を軽く振り返りましょう。 父・洋輔(三浦友和)は、大企業のエリート社員。長年の社畜生活が功を奏し、役員の打診を受けていました。ところが、同僚の策略によって、洋輔に思いを寄せる後輩社員・川村優子(木村多江)に“セクハラ”を働いたとのレッテルを貼られてしまいます。我がプライドが許さない洋輔は、会社を退職。その後、職探しをしますがエリート社員たるプライドと経歴が邪魔をして無職のままです。 母・水希(黒木瞳)は、中学教師。長く仕事を続けたいと思っていましたが、自身の起こした問題が元で、その計画が水の泡に。さらに上司である校長との折り合いがつかず、学校を退職。癒やしを求めて足を踏み入れたホストクラブに、どっぷりハマってしまいました。 娘の栞(前田敦子)は、職場でセクハラに遭っていましたが、恋人の真壁雄斗(渡辺大)の部署に転属に。そこで新たなスタートを切るつもりも、上司の中原綾子(山本未来)との確執が決定的に。というのも、真壁と中原は以前に関係があったからなんですね。栞は一方的に中原に退職願を叩きつけます。 名は体を表すではないですが、唯一上手くいってそうに見えるのが息子で、絶賛就活中の光(工藤阿須加)。「国原就活塾」で国原耕太(新井浩文)の指導の下、内定を掴みかけますが、憧れていた経済誌の編集部でのアルバイトに没頭し、内定を蹴ってしまいました。 前回の終わりで、やっと失業したことを家族に告白した洋輔。水希のホスト狂いと抱き合わせでの最悪のタイミングの告白で、家族の心はバラバラになってしまいました。家族4人で囲んだ食卓はゴミの山になり、水希は家族を放ったらかして、温泉旅行へ。 助っ人として手伝った店舗の規模拡大の一件の報酬を同級生の夏野久美(キムラ緑子)から受け取り、社畜としてのプライドを少しだけ取り戻した洋輔は、晴れ晴れとした表情に。そんななか、かつて「私とあなたは違う」と、強烈なマウンティングをぶつけていた天谷五郎(段田安則)から、自営のコンサルタント業を勧められ「コンサルタント料ってのをもらったのが嬉しくてですね……」なんて言っちゃう始末。まるで学習してない! 洋輔は、新居を事務所として利用して、自営のコンサルタント業を開業することを決意。洋輔の頭の中では、コンサルタントで成功し家族に尊敬される自分の姿が、ありありと見えているのでしょう。 6話の大きな動きと言えば、もう一件あります。娘の栞の恋愛に進展がありました、今までのらりくらりとしながらも、なんだかんだで栞に愛を示していた真壁が、ついに栞との結婚を考え始めたことです。真壁は、前回、栞と中原がケンカ別れしたことを受けて自身も転職。しかもただの転職ではなく、ヘッドハンティングという出世コースです。 一方の栞は、やりたいことだったファッション業界への転職を目指しますが、鳴かず飛ばずです。それでも、幸せな結婚生活を夢見る2人は、どんどん親密になっていき、入居する前の新居でお忍びでデート。 しかし、タイミング悪く洋輔が入ってきてしまいます。洋輔が目撃したのは、下着姿の娘と、よく知らない男。洋輔は、真壁を掴み出し栞も洋輔に逆ギレして家を出ていきます。 またもや、家族を引っ掻き回した洋輔でしたが、この一件が思わぬ展開を見せます。翌日、気まずい雰囲気の食卓ですが、水希の「娘がいれば、いつかそんなことだってあるわよ」のひと言で、今まで語られなかった洋輔と水希の出会いから結婚までの話に。 そして、栞の「お父さんが会ってくれるなら」とのお願いに、洋輔「そこまで言われたら、断れないな」と返し、栞の結婚は前進していく模様。 お互いの秘密をそれぞれ腹に抱える一家4人が、はじめて家族らしい会話をしたことを受けて、「なんかさ……前より家族っぽくなったよね、うち」と光がポロリ。皮肉にも、バラバラになった“理想の家族”を、再び結びつけたのは“失業”の二文字でした。 でも、やっぱりこのドラマはハッピーな気分のまま終わらせてくれません。ドラマ冒頭から洋輔に付きまとう女・川村。「そんなに大切な家族なんですか? 私のほうが、富川さんを幸せにできるんです」と、川村は洋輔に迫りますが「それは勘違いだよ」と拒まれちゃいます。そりゃあそう。 しかし、新居から川村が涙を流して出てきたところに、水希が鉢合わせてしまい、洋輔と川村の関係を決定的なものだと確信。 さらに、“セクハラ”の弱みを握られ、否応なしに国原の悪事の片棒を担ぐことになった洋輔。エリート社員時代に築き上げた人脈やノウハウを国原のために利用されるのは、洋輔にとって屈辱でしかありません。国原は、やっぱり悪人でした。息子の光に内定を取らせる一方で、父・洋輔にはヤバそうな仕事をさせる。なんという飴と鞭! ところで、今回は前田敦子の“キレ芸”が光りました。面接で都合の悪いことを聞かれ、ムッとした顔になり、セックスの最中に飛び込んできた洋輔には般若のような顔でまくし立てる。女優として伸び悩む前田ですが、尾上松也との破局の際には、どんな“キレ芸”をかましたんでしょうかね。歌舞伎俳優だから、尾上もすごい顔してそうだけど。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
視聴率下落!『就職家族 きっと、うまくいく』黒木瞳“ホスト通い”の現場
どん底へ突き進む富川一家がお送りするホームドラマ『就活家族 きっと、うまくいく』(テレビ朝日系)予告で息子の光(工藤阿須加)が「家族4人、無職じゃないか!」と叫んでいたとおり、父の洋輔(三浦友和)、母の水希(黒木瞳)、栞(前田敦子)が揃って、めでたく失業するのが、9日放送の5話でした。視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下落。「だって、洋ちゃんがいるから」というのがこのドラマのキメ台詞となっていますが、視聴率の方は“洋ちゃんたのみ”とはならなそう。 すでに、大黒柱の洋輔は失業していますが、今回は残る富川家の面々がいかにして失業していくのか、それぞれ追っていきましょう。 内申書の取り違えの結果、進学先の高校でいじめられ引きこもりになった生徒への謝罪を果たした母・水希。水希は、生徒への謝罪のために、生徒が高校で受けたいじめ同様、下着姿になりました。このことを生徒の父親は評価していましたが、やっぱりその一件が校長(矢島健一)には“悪い捉え方”で伝わり「教育者としてあるまじき行為です!」と激怒されてしまいます。そりゃそうだ。 ところで、1話の冒頭でホストクラブに出入りする水希を見かけた光が、そのことを尋ねたときの会話で登場した“ホスト通いの女子生徒”を覚えていますか? この女子生徒がとんでもなく性悪な生徒で、「私は停学になったのに」と逆襲されるハメに。ホスト通いの弱みを握られ、参考書代をくれと現金を巻き上げられてしまいます。 悪いことは続きます。女子生徒の母親からホスト通いを学校に密告され、水希は“ホスト狂いの年増女教師”のレッテルを貼られてしまいました。自分の良かれと思っていた行動がすべて裏目に出てしまった水希は、自信をなくし退職。おつかれ! 娘の栞は、勤めていた宝石販売業を自ら退職します。馬の合わない上司・中原綾子(山本未来)に「私は消えますから」と告げてケンカ別れをし、晴れ晴れとした栞は、やりたいことを追いかけると宣言。しかし、肝心のやりたいことは「ファッションとか……」と曖昧な様子で、再就職先もなかなか見つかりそうな感じがしません。 憧れていた経済誌の編集部でアルバイトを始めた光。弁当を買いに行ったり、資料を探したりと内容は雑用ですが、充実感溢れる顔。光は、すでに「国原就活塾」の国原耕太(新井浩文)の指導の下、「アクアフラグ」なるブラック企業の内定をほぼもらっています。しかし、光は任された記事のことで頭がいっぱいで、最終面接をすっぽかします。これで、光も無職に。ちなみに、光の記事は締め切りを前に不採用となってしまいました。 というのが、今回の富川一家の顛末。それでは、ここらで先陣を切ってドン底街道をひた走る、洋輔に登場してもらいましょう。 公園で出会った失業者の天谷五郎(段田安則)の紹介を受け、ビル清掃のアルバイトを始めた洋輔。再就職先が決まりアルバイト勤務が残り少ない天谷と共にやってきた現場は、なんと栞の働く宝石販売業のオフィスでした。社内に栞がいることを知った洋輔は、周りに注意しながら仕事に従事します。 今までやったことのない仕事内容に慣れていない洋輔。絵に描いたようにツルリと滑って、腰を強打。その一連を栞は「あの人、お父さんにすごい似てる」と、ジッと見ていました。 翌朝、腰を庇う洋輔を見て、栞が疑いを持ちます。栞は光に相談し姉弟の連携の下、洋輔がどうやら浮気をしているということが発覚。 でも、洋輔は、浮気をしていません。外で会っていた夏野久美(キムラ緑子)は、洋輔の同級生で、自身の経営する洋菓子店の相談をしていたんですね。夏野は、洋輔から失業者であることを打ち明けられ、洋菓子店の社長にならないかと打診します。洋輔には、飛びつきたいほどの話。 エリート企業マンだったころのつてで、大手企業と夏野を引き合わせますが、夏野の商品に対する情熱と企業との間で話がまとまりません。夏野の方針と合わないと悟った洋輔は、夏野の前から去ります。また振り出しに。 なんやかんやあって、ホスト通いが家族にバレて、そこで互いの不満をぶつけ合う洋輔と水希。ついに洋輔は「俺だって就職するのに必死なんだよ」と吐き出します。1話からずっと引っ張っていたこのひと言が、やっと5話で登場しました。 このひと言で、家族はバラバラに。光と栞は呆然とした顔だし、散々言い争った水希は「ホストクラブに行く」と家を飛び出していきました。 悪いことが続く中で、水希がハマっているホストの真咲(長田成哉)は、いい人なのかな? 店長の指示で水希に10万円を超す会計を払わせますが、どこか心が痛い様子。仕事で悩む水希を気遣って、気晴らしに外出に誘ったりするもんね。あ、でもこれってホストの常套手段なんですかね? 筆者はホストクラブに行ったことないからわからないんですけど。国原は、川村優子(木村多江)から洋の退職のことを聞き出して、なにやら悪巧みしているみたいだし、とにかく、ここで真咲が“いい人”じゃないと見続けるのが辛い……。まあ、でも黒木瞳は好きじゃないですけど。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
ヒット曲も知らない……前田敦子、AKB48との“完全決別”も女優業不調で行き場ナシ!?
「今は本気で女優として活躍したいと思っているのか、“基本的にAKB48時代に関することは聞いてほしくない”と、事務所に言っているそうです。ただ、卒業したとはいえ、せめてヒット曲くらいは押さえておくのが普通だと思うんですけど……」(バラエティスタッフ) 1月16日に放送された『中居正広VS芸能人50人!世代別クイズバトル ジェネレーションチャンプ』に(テレビ朝日系)出演した前田敦子。 「問題が起こったのは『2016年カラオケ世代別人気曲ランキング』で、AKBのヒット曲『365日の紙飛行機』が正解なのに、それに答えることができなかったんです。司会の中居正広さんからも『どうしたの?』と本気で心配され、『ど忘れしちゃいました』と笑いながらごまかしていましたが……」(番組スタッフ) 収録後も、周囲には「卒業したの、だいぶ前だし!」と、不満を漏らしていたという。 「本人はAKBと完全に決別したいようですが、実際、“女優”としての評価は、大島優子や川栄李奈さんのほうが上。前田さんは、今回のバラエティを見てもわかるように、女性同士の絡みや周囲とのやりとりがイマイチです。女優としては、いまだにこれといった代表作がないのですから、AKB時代のことや今のAKBのことに触れないと、バラエティでも厳しいですよね」(芸能事務所関係者) 落日のエースに、再び陽は昇るのだろうか――。
黒木瞳が“すご〜く嫌な感じ”!? 『就活家族 きっとうまくいく』は低空飛行を続けるか
回数を重ねるごとに、どんどんどん底へ突き進む富川一家がお送りする、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。5日放送の視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増。 さて、いよいよ4話で大企業のエリート社員からアルバイトという、わかりやすい転落を遂げることになる富川洋輔(三浦友和)ですが、気持ちがどんよりするこの話題よりも先に、転落していく洋輔と対象的に、明るい未来に進んでいるように見える、息子で就活生の光(工藤阿須加)から、今回は入りましょうか。 前回、晴れて内定をゲットした光。一流大学を卒業し、大手企業の社員としてエリート街道まっしぐらの洋輔にコンプレックスを感じていて、何度も衝突していました。ですが、そんな光に声をかけた国原耕太(新井浩文)の運営する「国原就活塾」で、メキメキと就活への情熱を燃やし、面接の態度もすっかり見違えるほどに。なんやかんやあって内定をゲットした光は「世界で活躍する人材になるために」と国原から売りつけられた英語教材を使って、黙々と英語を勉強中。 そんな光に、姉で宝石販売業で働く栞(前田敦子)がこう言います。「まだ猶予があるんだから、やりたいことを仕事にした方がいい」と。光は、その言葉に胸打たれ、一度諦めていた経済誌の編集部でアルバイトをスタートします。国原の言葉を真に受けたり、栞の小言に従ってアルバイトを始めるなど、なんか光って、自我がないんでしょうか? 心配です。ちなみに、その言葉の主の栞のやりたいことは「ファッションとか、音楽とか」だそう。なるほど、頭の中が空っぽなんですね! 光は、憧れていた編集部でのアルバイトということで熱心に取り組み、記事を一本担当することに。一流企業の上層部にインタビューをするというこの光の記事が、今後の展開に大きく関わりそう。嫌な予感しかしないゾ……! 対する洋輔は、踏んだり蹴ったりです。依然として失業したことを隠したままの洋輔は、公園で知り合った失業者の天谷吾郎(段田安則)から、家族に失業を隠し通すためのあれやこれを伝授してもらいます。口から出まかせで、京都出張があると言ってしまったからです。天谷の場合、最寄りのカプセルホテルで寝泊まりを続けたところ、自分のいない間に妻が浪費して、その結果恐ろしい額のローンが積み上がっていたそうです。 その話に血の気が引く洋輔。残念ながら、八方塞がりのこの状況を打破する術を、天谷が持っているわけではないのでした。洋輔の転落劇は、まるで人生ゲームみたいです。大企業のエリート社員になる、同僚にハメられる、振り出しに戻って無職になる。川村優子(木村多江)の紹介で高待遇で職を得る、国原にハメられる、振り出しに戻って無職になる。職業安定所で、職を探す、エリートはジャマだと言われる、振り出しに戻る。 自分の経歴や誇りにあぐらをかいて、高望みしていた洋輔と、その洋輔に小バカにされていた天谷。天谷は、再就職先を見事獲得。まるで、イソップ物語『アリとキリギリス』、『ウサギとカメ』のようです。 なりふり構ってられない洋輔は、天谷がバイトしていた清掃業を紹介してもらい、働くことに。洋輔は1話で国原に出会う前の光に「就職先ぐらい自分で見つけられないで、どうするんだ!」とか言ってたくせに。 一方、栞は同じ職場の真壁雄斗(渡辺大)との関係が上司の中原綾子(山本未來)にバレ、会議の資料が用意されない、挨拶を無視されるなどわかりやすく、干されています。真壁と中原は以前に体の関係があり、中原には未だに真壁への気持ちがある様子。 そもそもバレたのも、真壁が「今日はダメ」だと拒否していたのにもかかわらず、勝手に家に押しかけたところへ中原が来たから。原因は紛れもなく栞にあるのに「三角関係に巻き込んで、最低!」と怒鳴りつけます。もうね、身勝手過ぎて前田敦子が嫌いになりそうです。結局、栞は中原にプッツンしてそのまま退職。 母親の水希(黒木瞳)は、引きこもり生徒の一件をなんとか収めました。熱心に生徒を指導し、家庭教師なんかもしちゃう始末。 「先生、なんか今日明るいね」と言われるのには理由がありました。水希には、お気にいりの若いホストができたのです。ふらっと立ち寄ったホストクラブで知り合ったホストの真咲(長田成哉)にメロメロになった水希は、いつもより化粧を塗りたくり、学校帰りに足繁く通うようになります。 引きこもり生徒への指導=自分の雇用延長につながる水希は、同僚の英語教師(宮崎吐夢)に家庭教師を頼みますが、これに校長の原口亨(矢島健一)が激怒。原口としては、学校のメンツもあるので勝手なことをされると困るんですね。 そんな原口の言葉に「私は、間違ったことをしていません」と対話すらしようとしない水希はすご〜く嫌な感じですよね。今後、どんどん孤立していきそう……かわいそう! 互いに本当のこと言えないまま、借金で購入したマイホームを見に行く富川一家。目を輝かせて、バシャバシャ写真を撮ったり、まだ家具のない部屋を見つめたりしますが、この時すでに栞は仕事を辞め、洋輔はもう役員候補でもないしアルバイトで働いています。水希は「雇用延長がなくなりそう……」と職場に自分の居場所がないと感じている様子。 家族に失業を打ち明けるつもりの洋輔ですが、水希から呪いの言葉が飛び出します。「大丈夫よ、洋ちゃんがいるから」と。思わず洋輔は、言葉を飲み込み「なんとかするさ……」と小さくつぶやくことしかできないのでした。 1、2、3話とそれぞれの抱えていた問題が表面化した今回。次回予告では光が「一家で無職なんて」というセリフがあったので、互いの問題が互いの問題に介在して、がんじがらめになっていく……という最悪なパターンを予想してしまいます。 暗い気持ちになるとわかっていながらも、次回も絶対見てしまうんでしょうね。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
歴史は繰り返す……! 『就活家族 きっと、うまくいく』はゾッとするドラマだ!?
26日放送の『就活家族 きっと、うまくいく』の視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 さて、3話となる今回は、見事に家族の心が離れていく回でした。同僚の奸計によって、役員昇格どころか職を失った父親の富川洋輔(三浦友和)。後輩社員で洋輔に思いを寄せる川村優子(木村多江)の叔父の経営するコンサル系の会社「C&E総研」に、コネで入社することに。これで、とりあえず無職を脱したわけです。 しかしこのドラマ、そんなトントン拍子にはいきません。以前勤めていた超一流企業を超える報酬という破格の待遇でしたが、入社までの間に洋輔は問題を起こしてしまいます。 その問題というのが、息子・光(工藤阿須加)に内定をもたらした、国原就活塾の国原耕太(新井浩文)とのいざこざ。洋輔は、光の就活の行く末を案じるがあまり、国原が光に紹介した企業を調べ上げます。すると、その企業はいわゆる“ブラック企業”であることが判明。洋輔の頭の中は「悪徳就活塾、めちゃ許せんよなあ」でいっぱいになり、就活塾に殴り込み。 国原の正体が悪人かどうかは、まだ筆者はなんとも言えないところですが、この国原、めちゃくちゃ頭が切れるようで、殴り込みに来た洋輔の鞄にあった「C&E総研」のクライアント先の企業の情報をゲット。 翌日、C&E総研に国原が逆に殴り込みをかけ、洋輔はクライアントの情報を外部に漏らしたという、会社の信用にかかわる事態を引き寄せてしまいました。 ああ……! 歴史は繰り返す! 結局、この国原との問題に片がつくまで自宅で待機していてほしいと言われてしまった洋輔、新たなスタートは切れそうにありません。 娘の栞(前田敦子)は、上司の中原綾子(山本未來)の指示に従い、商品を売りつけるカモを探すために婚活パーティーに潜入。真壁雄斗(渡辺大)という恋人(?)がいる栞は、ふてくされた顔。 しかし、運良く医師の男性と知り合うことに成功。後日、ドライブデートで医師から「商品を売りつける相手を探していたんでしょ?」と言われます。渋る栞に「500万ぐらい買えばいいかな?」と、まさに渡りに船。栞の新しい仕事は、好転していくのかと思いきや、キスを迫る医師を押し返して、栞は逃亡。 真壁が栞に「おもしろい。本当に栞ちゃんって人生ナメてるんだね」と冗談ぽく言うシーンがあるんですけど、本当にナメてる。しかも、その真壁との関係が中原にバレてしまい、真壁は栞とセットで職を失いそうな感じがビンビンします。 内申書を取り違えたという、考えただけでゾッとするようなミスを犯し、その謝罪対応に追われている、中学校教師で母の水希(黒木瞳)。しかし、もちろんうまくいくわけなく、引きこもりになった生徒の父親(松澤一之)は「聖職者のつもりか」激おこ。水希もまた、窮地に追い込まれます。 水希なりの誠意だとは思うんですけど、生徒へ差し入れた詩集のタイトルが『孤独と闇の中から』だったり、机に突っ伏す生徒に向かって「乗り越えなきゃ何も始まらないじゃないですか!」と逆撫でしまくり。挙げ句に、校長に「学校にも責任があるんじゃないでしょうか!?」と逆ギレ。とにかく、このオンナの身勝手さがひしひしと伝わってきます。 生徒が進学先の高校で受けた、全裸にさせられ晒し者になるというイジメを、水希が同じく全裸になることで収めようとしますが、見かねた生徒が「もういいよ先生」と言ったことで一件落着。……したのか? してない感じがする。すごく不安。 家長の洋輔は、昔ながらの父親像として描かれています。かわいさ余って憎さ百倍よろしく、光・栞の立ち居振る舞いが逐一気になり、ああだこうだと小言を垂れ流します。 子どもから見れば、それはいわば単なる“老害”にしか映らないので、いつも以上に意思の疎通が難しくなり、光にとっては国原に対する糾弾が、栞にとっては「水商売のつもりか」という一言が決定的なものとなり、2人の子どもたちの心は、完全に洋輔から離れていきました。 一方、水希は、川村と一緒に出社する洋輔を目撃。互いが互いに隠し事を持っている夫婦の会話は、以前のようにはいきません。勘繰るように、遠回しの会話が夫婦間を冷ややかなものにしていくでしょう。 というのが、今回のお話。それにしても、脚本がすばらしい。このドラマ、各々の職場パートと家庭パートに分かれるんですが、今のところ光以外の3人は、職場の出来事を家庭に持ち込んでいないんですね。それぞれが自分の胸の中にしまっているだけ。 だけれど、洋輔と光と国原の件みたいに、それぞれの職場パートの小さな要素が数珠つなぎになっている。3話でこの展開。これから先に、富川一家は間違いなく4人仲良く路頭に迷うでしょうが、一体何がどのようにフックするのか、目を皿のようにしてウォッチしていきたいです。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)『就活家族 ~きっと、うまくいく~|テレビ朝日』より
視聴率急落! テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』に「暗すぎる」との声
テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』19日放送の2話の視聴率は、9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と急落。初回2ケタという華々しいスタートでしたが、「暗すぎる」などの声もあるために、視聴者を選ぶ結果となったのではないでしょうか。 さて、大企業・日本鉄鋼金属に勤めるエリート社員の富川洋輔(三浦友和)は、中学教諭の妻・水希(黒木瞳)とOLの娘・栞(前田敦子)さらに、就活生の光(工藤阿須加)の4人家族の大黒柱。社内で採用担当とリストラ勧告を受け持っています。35年にわたって会社に奉仕し続けてきた洋輔には、役員昇格というゴールが待っていました。 洋輔の役員昇格に浮かれる富川一家は、一軒家の購入を決断。水希はいそいそとローンを通し、マイホーム生活に夢を膨らませ……というのが、前回のお話。 1話で、すでに各々が問題を抱えていた富川一家。2話は、関係が逆転しつつある父・洋輔と息子・光を中心に見ていきましょう。 1話の終わりで、後輩社員の川村優子(木村多江)にありもしないセクハラ被害で訴えられた洋輔。自身の潔白を譲らず主張しますが、事態は悪い方向へ転びます。「会社のメンツが大切だから」と、手始めに自宅謹慎を命じられ、最終的には孫請けの「日鉄鋼物流」への出向を命じられました。 “大企業のエリート社員”としてのプライドがある洋輔にとって、孫請け企業への出向は、左遷以外のなにものでもないし、プライドが許しません。「給与も役職も考慮する」との社長の申し出を切り捨て、「今月いっぱいで退職させていただきます」と勢いのまま宣言してしまうのでした。 家庭に戻ってもやることがなく、会社を辞めることでさえ“プライド”が許さず言い出せない洋輔。現役時代に築き上げたコネを使って、他社への再就職を試みますが、全滅。洋輔からすれば、なぜどこも雇ってくれないのか、全く理解できません。 洋輔が思い切って面接でそれを切り出すと、こんな答えが返ってきました。「富川さんには、『日本鉄鋼金属』という看板があったから価値があった。それがなくなると、今まで通りとはいかない」。洋輔のプライドは、自分より下の零細企業の老いぼれ社長によって簡単に壊されてしまいました。 一方の息子・光はどうでしょうか? いかにも怪しい国原耕太(新井浩文)の運営する「国原就活塾」に通い、洗脳されたかのように国原の指示に従う光。 頭からつま先まで黒ずくめの国原は、就活生たちを誘導して募金活動をさせ、その募金をポケットに入れるインチキっぷりですが、それと裏腹に国原の就活指導は的を得ているようです。光は積極的に就職活動に打ち込み、以前よりも堂々とした立ち居振る舞い。3流大学生を1流企業に送り込んだというという国原の触れ込みは、本当なのかもしれません。 洋輔の退職日がやってきました。退職を迎えたものの、再就職先は見つからず。そんな時に自分を退職に追い込んだきっかけである川村から連絡が。川村によれば、洋輔の同期で総務部長の綿引雄二(神保悟志)に「人事が変わればリストラが取消になる」とそそのかされて、洋輔を陥れたということでした。綿引は、セクハラ被害の1件を収めたとして、本来、洋輔に用意されていた役員の座に就くことに。 「本当に取り返しのつかないことをした」と反省し、自らも日本鉄鋼金属を退職した川村は叔父の経営する会社を、洋輔の再就職先として提案します。しかし、そこでもやはり“プライド”が邪魔し、「仕事くらい自分で探せるさ」と川村を突き放すのでした。 結局、なりふり構っていられなくなった洋輔は、後日川村を呼び出して、川村の叔父の会社への再就職を頼むことになります。 光は、1次面談を突破することができ、再就職がにっちもさっちもいかない洋輔と反比例するように晴れやかな顔になっていきます。 というのが、今回のお話。2話から、一家の大黒柱が無職に。予想できた展開ではありますが、転落っぷりがすごい。 さて、娘の栞は、真壁雄斗(渡辺大)の紹介で部署を異動。ジュエリーを売ってノルマを達成しなければならないのですが、栞の業績は芳しくありません。業を煮やした部長の中原綾子(山本未來)は、栞を婚活パーティーに連れて行きます。そこで栞は、体を売ってでも商品を売りつけてこいと中原に突きつけられてしまうのでした。 もうすでに、不幸が一家を覆い尽くしそうな展開ですが、最大の問題を抱えていたのは母親の水希でした。 水希が学年主任を務めていた時に同姓同名の生徒がいて、その生徒の内申書を取り違えてしまったことが発覚。結果、不良だった生徒は進学校へ、優等生の生徒は不良の方の内申書を持たされて3流高校へ。優等生は、進学先でいじめに遭い、引きこもりとなってしまったのでした。 水希は、優等生のもとに謝罪に向かいますが、父親から門前払いにされてしまいます。これは死活問題です。引き続き、解決に向けての苦労が続くことでしょう。 ところで、再就職先が見つからない洋輔が、公園で出会った失業者の天谷五郎(段田安則)という男。天谷は「お仲間でしょう?」と声かけますが、洋輔は「わたしとあなたは違う」とピシャリ。 天谷と洋輔は同じ境遇のようで、聞けば、天谷もかつては大企業で働いていたそう。「プライドで仕事を失った」と皮肉っぽく語る姿は、まるで、洋輔の未来を見ているようです。 さて、この天谷は、路頭に迷うことになるであろう富川一家にとってキリストとなるのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
まさかの高視聴率発進! テレビ朝日『就活家族~きっと、うまくいく~』を救うのは誰!?
今クールレビューするのは、12日放送開始のテレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』。初回の視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進。主演に三浦友和、その妻に黒木瞳を配し、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)での熱演も記憶に新しい工藤阿須加を息子役に、そして娘役に前田敦子で理想の家族を描きます。 放送を見ていると、この手のホームドラマ(?)にありがちなさまざまなパターンを想起して、どんどんど暗い気持ちになってしまいますが、レビューしていきましょう。 大手企業・日本鉄鋼金属のエリート社員である富川洋輔(三浦)は、OLの栞(前田)、就活生の光(工藤)と妻で中学校教諭の水希(黒木)の4人家族の家長。会社に人生を捧げてきた、いわゆる“社畜”である洋輔は、人事部長で新入社員の採用を担当しています。そんななか、日本鉄鋼金属も不況の煽りを受けリストラを決行することに。洋輔は、採用担当として多くの就活生の人生を握る半面、長く一緒に働いた社内の仲間の人生をも左右することに。 しかし、洋輔に悪いことばかりではありません。リストラ勧告という憎まれ役を終えれば役員昇格というゴールが待っているのです。洋輔の役員昇格打診に家庭は明るくなります。いつもより豪勢な朝食を食べ、なんか高そうなジュースで乾杯までしちゃう富川一家。 そんななか、日本鉄鋼金属のライバル企業が業績を上げてきました。取引のあった銀行は、すべてライバル企業に付き、日本鉄鋼金属は資金の枯渇が目下の課題に。メインバンクだった大和銀行から切られると、首が回らなくなります。しかし、大和銀行の日本鉄鋼金属に対するイメージはよくないとのこと。 それは、洋輔がかつて「君のような人間はどんな会社も必要としない」と切り捨てた学生が大和銀行の頭取の息子だったからなんですね。事実を確認した洋輔は、あの手この手で自分が一度不採用にした加藤(柾木玲弥)を、引き込むためにまい進します。 しかし、当の加藤に日本鉄鋼金属に就職する気持ちは微塵もありません。それでも加藤を会社に連れて帰らなければならない洋輔は、言われるがまま土下座をさせられます。「私の目は節穴でした。私は人間のクズです」。続けて、「私の会社もクズの集まりです。ゴミ溜めです」と言わせようとした加藤に、洋輔は怒り「サラリーマンなめんなよ!」と啖呵を切るのでした。洋輔の会社と社員に対する愛情がうかがえます。 結局、洋輔は会社のピンチを救うことができませんでした。役員昇格の夢も露と消えたかと思えましたが、加藤は洋輔の真摯な向き合い方に心を打たれたそうです。社長から「大和銀行が、融資を受け入れてくれたよ」との報告が。 というのが、今回のお話。さて、第1話の時点で、この富川一家は多くの問題を抱えています。 息子の光は、就活がうまくいきません。一流大学を出てエリート社員の洋輔に対してコンプレックスを持っていて、たびたび衝突しています。母親の水希は、中学校の教諭でまさに“理想の先生”と“理想の母親”という感じ。ですが、そんな水希がホストクラブから出てくるところを光は目撃しています。後日、光は水希に確認すると「ホスト通いの子がいて、その子の面談のため」と言います。けど、ホスト通いの中学生って何者!? 娘の栞は、1話で明白なカットはありませんが職場でセクハラに遭ってそう。そんな悩みを上司で想いを寄せる真壁雄斗(渡辺大)に相談します。家から持ち出した法事用の30万を使って、真壁とデートする栞。栞は、ふてぶてしいキャラクターのようで、入った飲食店で堂々とキスをします。TBS系『毒島ゆり子のせきらら日記』で超恋愛体質の女性記者を好演してからというものの、前田敦子は“ヤリマン役”がすっかり板につきました。 洋輔は洋輔で、リストラ勧告という憎まれ役に任命された結果、社内から少しずつ居場所がなくなっていきそう。リストラ勧告を受けた後輩社員の川村優子(木村多江)に嵌められ、洋輔は「川村に関係を迫ったあげく、子どもを作らせた」というレッテルを貼られてしまいます。川村は、上司を利用してまででもリストラを避ける怖い女だったんですね。洋輔は、身の潔白を証明しないと会社から去る可能性も。ですが、人事部長としてリストラを断行しないといけません。2つに1つの選択を迫られているわけです。 洋輔の役員昇格の打診に浮かれた富川一家は、水希が長年の夢だったマイホーム購入を切り出し、洋輔も「家族のためなら」と承諾してしまいました。マイホーム購入のためのローンを通し、水希は晴れやかな表情を見せていましたが、この高額な借金が、じわりじわりと富川一家4人を苦しめることになるでしょう。 ポイントポイントで、暗い展開が見え隠れする『就活家族~きっと、うまくいく~』。持つ者持たざる者の関係である、父・洋輔と息子・光の2人や、日本鉄鋼金属の企業名に妙な反応をした栞が想いを寄せる真壁など、ドラマを不穏な空気が覆っています。 就活で落ち込む光に声をかけた「国原就活塾」の国原耕太(新井浩文)は、上から下まで真っ黒な、いかにもな出で立ち。3流大学生を超1流企業に送りこんだ実績のあるこの男が、父・洋輔も無職になりそうな富川一家を救うのか否かは、次回以降を待ちましょう。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』番組サイトより
まさかの高視聴率発進! テレビ朝日『就活家族~きっと、うまくいく~』を救うのは誰!?
今クールレビューするのは、12日放送開始のテレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』。初回の視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進。主演に三浦友和、その妻に黒木瞳を配し、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)での熱演も記憶に新しい工藤阿須加を息子役に、そして娘役に前田敦子で理想の家族を描きます。 放送を見ていると、この手のホームドラマ(?)にありがちなさまざまなパターンを想起して、どんどんど暗い気持ちになってしまいますが、レビューしていきましょう。 大手企業・日本鉄鋼金属のエリート社員である富川洋輔(三浦)は、OLの栞(前田)、就活生の光(工藤)と妻で中学校教諭の水希(黒木)の4人家族の家長。会社に人生を捧げてきた、いわゆる“社畜”である洋輔は、人事部長で新入社員の採用を担当しています。そんななか、日本鉄鋼金属も不況の煽りを受けリストラを決行することに。洋輔は、採用担当として多くの就活生の人生を握る半面、長く一緒に働いた社内の仲間の人生をも左右することに。 しかし、洋輔に悪いことばかりではありません。リストラ勧告という憎まれ役を終えれば役員昇格というゴールが待っているのです。洋輔の役員昇格打診に家庭は明るくなります。いつもより豪勢な朝食を食べ、なんか高そうなジュースで乾杯までしちゃう富川一家。 そんななか、日本鉄鋼金属のライバル企業が業績を上げてきました。取引のあった銀行は、すべてライバル企業に付き、日本鉄鋼金属は資金の枯渇が目下の課題に。メインバンクだった大和銀行から切られると、首が回らなくなります。しかし、大和銀行の日本鉄鋼金属に対するイメージはよくないとのこと。 それは、洋輔がかつて「君のような人間はどんな会社も必要としない」と切り捨てた学生が大和銀行の頭取の息子だったからなんですね。事実を確認した洋輔は、あの手この手で自分が一度不採用にした加藤(柾木玲弥)を、引き込むためにまい進します。 しかし、当の加藤に日本鉄鋼金属に就職する気持ちは微塵もありません。それでも加藤を会社に連れて帰らなければならない洋輔は、言われるがまま土下座をさせられます。「私の目は節穴でした。私は人間のクズです」。続けて、「私の会社もクズの集まりです。ゴミ溜めです」と言わせようとした加藤に、洋輔は怒り「サラリーマンなめんなよ!」と啖呵を切るのでした。洋輔の会社と社員に対する愛情がうかがえます。 結局、洋輔は会社のピンチを救うことができませんでした。役員昇格の夢も露と消えたかと思えましたが、加藤は洋輔の真摯な向き合い方に心を打たれたそうです。社長から「大和銀行が、融資を受け入れてくれたよ」との報告が。 というのが、今回のお話。さて、第1話の時点で、この富川一家は多くの問題を抱えています。 息子の光は、就活がうまくいきません。一流大学を出てエリート社員の洋輔に対してコンプレックスを持っていて、たびたび衝突しています。母親の水希は、中学校の教諭でまさに“理想の先生”と“理想の母親”という感じ。ですが、そんな水希がホストクラブから出てくるところを光は目撃しています。後日、光は水希に確認すると「ホスト通いの子がいて、その子の面談のため」と言います。けど、ホスト通いの中学生って何者!? 娘の栞は、1話で明白なカットはありませんが職場でセクハラに遭ってそう。そんな悩みを上司で想いを寄せる真壁雄斗(渡辺大)に相談します。家から持ち出した法事用の30万を使って、真壁とデートする栞。栞は、ふてぶてしいキャラクターのようで、入った飲食店で堂々とキスをします。TBS系『毒島ゆり子のせきらら日記』で超恋愛体質の女性記者を好演してからというものの、前田敦子は“ヤリマン役”がすっかり板につきました。 洋輔は洋輔で、リストラ勧告という憎まれ役に任命された結果、社内から少しずつ居場所がなくなっていきそう。リストラ勧告を受けた後輩社員の川村優子(木村多江)に嵌められ、洋輔は「川村に関係を迫ったあげく、子どもを作らせた」というレッテルを貼られてしまいます。川村は、上司を利用してまででもリストラを避ける怖い女だったんですね。洋輔は、身の潔白を証明しないと会社から去る可能性も。ですが、人事部長としてリストラを断行しないといけません。2つに1つの選択を迫られているわけです。 洋輔の役員昇格の打診に浮かれた富川一家は、水希が長年の夢だったマイホーム購入を切り出し、洋輔も「家族のためなら」と承諾してしまいました。マイホーム購入のためのローンを通し、水希は晴れやかな表情を見せていましたが、この高額な借金が、じわりじわりと富川一家4人を苦しめることになるでしょう。 ポイントポイントで、暗い展開が見え隠れする『就活家族~きっと、うまくいく~』。持つ者持たざる者の関係である、父・洋輔と息子・光の2人や、日本鉄鋼金属の企業名に妙な反応をした栞が想いを寄せる真壁など、ドラマを不穏な空気が覆っています。 就活で落ち込む光に声をかけた「国原就活塾」の国原耕太(新井浩文)は、上から下まで真っ黒な、いかにもな出で立ち。3流大学生を超1流企業に送りこんだ実績のあるこの男が、父・洋輔も無職になりそうな富川一家を救うのか否かは、次回以降を待ちましょう。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』番組サイトより





