有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」(後編)

akari_arino02.jpg前編はこちら ──この『全日本オヤジ選手権』DVDで言ったら時東ぁみちゃんのポジションですよね。親父の靴下嗅いで「くさぁい!」とか。 有野晋哉氏(以下、有) そうそう、普通の表現いっぱいしてたやん、時東って。 ──靴下のにおいを「うんこです!」って。  そこ、注目しちゃってるでしょ! それがダメやと思う! ──だって、時東ぁみちゃんが「うんこ」って言うと思わなかったから!  ちょっとびっくりするでしょ? でも、小明さん、何でも言いそうじゃないですか。「うんこ食ったことあるんですよー」って、言いそうじゃないですか。「またうんこ食えって言われたらどうしよっかなって思いますけどぉー」とか。 ──言わないですよ! うんこも食わないし! でも、自然に出てくる言葉まで培われるとなると、つくづく大事ですね、家庭環境は。でもそれに関しては、もうこれから新たに家庭を築くしか......。  ないですねぇ(笑)。 ──もう機会さえあれば結婚したいくらいの気持ちでなんですけど、そこにはいろいろなハードルがあるじゃないですか。まず出会って恋愛して、みたいなのが、ちょっと不得意で......。  ああーなるほど、人と接するのがうまくない。......うん、芸能界に向いてないんじゃないですか? ──あっ、すごく根本的なところを! でも確かにそうなんです。だから、毎回いろんな方に相談させていただくんですけど、いろんな人に白旗を上げられがちで。  あーそうなんや、それはなんとかしてあげたいね。......なんやろね。小明さんの場合、アイドルって書いてるけど、水着の印象がないじゃないですか。 ──そうですねー、グラビアやってたのも、もう5年くらい前になります。  そうすよね。なんか、表現がすごい悪いけど、社長に抱かれてそうな感じ?(笑) ──うわああああ!!  はははは! 違うとは思うから言うねんけど! ──うちの社長、女です! 女でした、女!  それはよかった、それはよかった(笑)。でも、そんな感じがするの(笑)。そういう雰囲気のアイドルおるやん? ──確かにいますけど、まさか自分からその雰囲気が出てるなんて考えたこともなかったです......枕営業なんてしたことないのに!   分かるよ。分かるよ。その、なんていうのかな。枕してまで仕事あげると、自分の方が下がってしまうなーって、マスコミは知ってると思う。ふふ!(笑) ──なんか最悪じゃないですか!  「あそこに抱かれても仕事ぜんぜんくれへんやんか! しょっぼいの持ってきやがってよぉー」とか、書かれそうな感じがある(笑)。 ──うへー。そのせいか、その手のお誘いはいただかないです。  うん、なんですかねー? ──なんなんですかねー?  もう『アイドル』って冠を取るほうがいいんじゃないですかねー? ──えっ!?  今、もう、アイドルって、その「○○ドル」が、すごい流行ってもうたやん? だから、もう「美人過ぎるライター」くらいにしといたらいいんじゃないすか? そこのピンキリはまだ幅がないから、イケいけると思いますよ! ──でも、「美人すぎる」って、まず自分から言わなくないですか?  ふはは! 気づいた? 賢いね~。 ──「わたくし美人過ぎるライターでございまして」って、言えないですよね。......でも、「有野さんがつけてくれました」って言っていいならイケる気がする。  やめてください! 自作自演お願いします! っていうかまだかな、DVDの話は!?
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『全日本オヤジ選手権』
イーネット・フロンティア
──あ、DVDの話がまだでしたね! 最近はバイオリズムが低下していて絶不調だったんですけど、このDVDの、温泉で煮詰められてる親父とか、魚肉ソーセージほおばってる親父とか、踊る親父とか見て、なんかがんばろうって気持ちになりました。  あはは! 親父はあんな醜い形でも生きてんねんから! ──蛭子さん以外の出演者の方、ほとんど素人さんなのも凄いですよね。  うん、もっとすごいのが、親父全員に演出が一切入ってないんすよ。何も言うてへんのに全員が違うことをやってくるんすよ。今の若い子には多分やれないと思うんすよね。右へ倣え的なところが、今の人やったらあると思うから。 ──この世代の方々に学ぶところは多いですよね。  学ぶところ、全部が入ってると思いますね。「へえー」と思いながら見てましたね。たぶん町ですれちがっても、蛭子さん以外分かんないと思いますけど(笑)。 ──町にとけ込みすぎるから(笑)。蛭子さんと言えば、「蛭子さん伝説」ってあるじゃないですか。蛭子さんに酷いことをすると、不幸なことが起こるっていう。  はいはいはい。ある。 ──DVD内でも、みんなで蛭子さんに暴言を吐いたりしてヒヤヒヤしちゃったんですけど、その後みなさん大丈夫でしたか?  あ、大丈夫でしたよ。仕事場では多分ないと思うんすよ。画面上でくさすのはぜんぜん良いと思うよ。小明さんもそういう伝説ない? ──薄幸にする伝説ですか? 大丈夫です。占いで「あげまん」って言われました。  いや、だからって抱かへんけど! ──とにかく最近はそんな憂鬱な状態ですごい死にたかったんですけど、この『全日本オヤジ選手権』DVDを観てですね......。  いややで死んだら! めっちゃ、いややで、俺そんなん! うわーなんか後味悪いわーってなる! ──それなら「BOMB」(学研)のアイドルランキングに入れといたらよかったなー、て思うかもしれないですね。......もしかしたら追悼で入れてくれるかもしれない!?  いや! 追悼やったら影が出るから、そんなことしないもん! うん、会ったことないことにする(笑)。 (取材・文=小明) ●有野晋哉(ありの・しんや) 1972年、大阪府生まれ。90年、お笑いコンビ「よゐこ」としてデビュー。93年から放送されたフジテレビ系『とぶくすり』で頭角を現し、その後15年以上にわたって第一線での活躍を続けている。4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』出演。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
全日本オヤジ選手権 収録時間:本編117分 特典映像14分 発売日:4月28日(水)予定 価格:3,800円(税別) 発売・販売元:株式会社イーネット・フロンティア amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」(後編)

akari_arino02.jpg前編はこちら ──この『全日本オヤジ選手権』DVDで言ったら時東ぁみちゃんのポジションですよね。親父の靴下嗅いで「くさぁい!」とか。 有野晋哉氏(以下、有) そうそう、普通の表現いっぱいしてたやん、時東って。 ──靴下のにおいを「うんこです!」って。  そこ、注目しちゃってるでしょ! それがダメやと思う! ──だって、時東ぁみちゃんが「うんこ」って言うと思わなかったから!  ちょっとびっくりするでしょ? でも、小明さん、何でも言いそうじゃないですか。「うんこ食ったことあるんですよー」って、言いそうじゃないですか。「またうんこ食えって言われたらどうしよっかなって思いますけどぉー」とか。 ──言わないですよ! うんこも食わないし! でも、自然に出てくる言葉まで培われるとなると、つくづく大事ですね、家庭環境は。でもそれに関しては、もうこれから新たに家庭を築くしか......。  ないですねぇ(笑)。 ──もう機会さえあれば結婚したいくらいの気持ちでなんですけど、そこにはいろいろなハードルがあるじゃないですか。まず出会って恋愛して、みたいなのが、ちょっと不得意で......。  ああーなるほど、人と接するのがうまくない。......うん、芸能界に向いてないんじゃないですか? ──あっ、すごく根本的なところを! でも確かにそうなんです。だから、毎回いろんな方に相談させていただくんですけど、いろんな人に白旗を上げられがちで。  あーそうなんや、それはなんとかしてあげたいね。......なんやろね。小明さんの場合、アイドルって書いてるけど、水着の印象がないじゃないですか。 ──そうですねー、グラビアやってたのも、もう5年くらい前になります。  そうすよね。なんか、表現がすごい悪いけど、社長に抱かれてそうな感じ?(笑) ──うわああああ!!  はははは! 違うとは思うから言うねんけど! ──うちの社長、女です! 女でした、女!  それはよかった、それはよかった(笑)。でも、そんな感じがするの(笑)。そういう雰囲気のアイドルおるやん? ──確かにいますけど、まさか自分からその雰囲気が出てるなんて考えたこともなかったです......枕営業なんてしたことないのに!   分かるよ。分かるよ。その、なんていうのかな。枕してまで仕事あげると、自分の方が下がってしまうなーって、マスコミは知ってると思う。ふふ!(笑) ──なんか最悪じゃないですか!  「あそこに抱かれても仕事ぜんぜんくれへんやんか! しょっぼいの持ってきやがってよぉー」とか、書かれそうな感じがある(笑)。 ──うへー。そのせいか、その手のお誘いはいただかないです。  うん、なんですかねー? ──なんなんですかねー?  もう『アイドル』って冠を取るほうがいいんじゃないですかねー? ──えっ!?  今、もう、アイドルって、その「○○ドル」が、すごい流行ってもうたやん? だから、もう「美人過ぎるライター」くらいにしといたらいいんじゃないすか? そこのピンキリはまだ幅がないから、イケいけると思いますよ! ──でも、「美人すぎる」って、まず自分から言わなくないですか?  ふはは! 気づいた? 賢いね~。 ──「わたくし美人過ぎるライターでございまして」って、言えないですよね。......でも、「有野さんがつけてくれました」って言っていいならイケる気がする。  やめてください! 自作自演お願いします! っていうかまだかな、DVDの話は!?
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『全日本オヤジ選手権』
イーネット・フロンティア
──あ、DVDの話がまだでしたね! 最近はバイオリズムが低下していて絶不調だったんですけど、このDVDの、温泉で煮詰められてる親父とか、魚肉ソーセージほおばってる親父とか、踊る親父とか見て、なんかがんばろうって気持ちになりました。  あはは! 親父はあんな醜い形でも生きてんねんから! ──蛭子さん以外の出演者の方、ほとんど素人さんなのも凄いですよね。  うん、もっとすごいのが、親父全員に演出が一切入ってないんすよ。何も言うてへんのに全員が違うことをやってくるんすよ。今の若い子には多分やれないと思うんすよね。右へ倣え的なところが、今の人やったらあると思うから。 ──この世代の方々に学ぶところは多いですよね。  学ぶところ、全部が入ってると思いますね。「へえー」と思いながら見てましたね。たぶん町ですれちがっても、蛭子さん以外分かんないと思いますけど(笑)。 ──町にとけ込みすぎるから(笑)。蛭子さんと言えば、「蛭子さん伝説」ってあるじゃないですか。蛭子さんに酷いことをすると、不幸なことが起こるっていう。  はいはいはい。ある。 ──DVD内でも、みんなで蛭子さんに暴言を吐いたりしてヒヤヒヤしちゃったんですけど、その後みなさん大丈夫でしたか?  あ、大丈夫でしたよ。仕事場では多分ないと思うんすよ。画面上でくさすのはぜんぜん良いと思うよ。小明さんもそういう伝説ない? ──薄幸にする伝説ですか? 大丈夫です。占いで「あげまん」って言われました。  いや、だからって抱かへんけど! ──とにかく最近はそんな憂鬱な状態ですごい死にたかったんですけど、この『全日本オヤジ選手権』DVDを観てですね......。  いややで死んだら! めっちゃ、いややで、俺そんなん! うわーなんか後味悪いわーってなる! ──それなら「BOMB」(学研)のアイドルランキングに入れといたらよかったなー、て思うかもしれないですね。......もしかしたら追悼で入れてくれるかもしれない!?  いや! 追悼やったら影が出るから、そんなことしないもん! うん、会ったことないことにする(笑)。 (取材・文=小明) ●有野晋哉(ありの・しんや) 1972年、大阪府生まれ。90年、お笑いコンビ「よゐこ」としてデビュー。93年から放送されたフジテレビ系『とぶくすり』で頭角を現し、その後15年以上にわたって第一線での活躍を続けている。4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』出演。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
全日本オヤジ選手権 収録時間:本編117分 特典映像14分 発売日:4月28日(水)予定 価格:3,800円(税別) 発売・販売元:株式会社イーネット・フロンティア amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」(前編)

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 モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第12回のゲストは、4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』に出演されている、よゐこの有野晋哉さんです! [今回のお悩み] 「人気アイドルの条件を後付けしたい......」 ──はじめまして! いやぁ、『とぶくすり』も『めちゃイケ』(フジテレビ系)も『ウリナリ』(日本テレビ系)も大好きで、すごく小さいときからずっと有野さんは私の中に生息していて......。 有野晋哉氏(以下、有) 生息していたんや(笑)。 ──そうなんですよ、だからうれしくって! 奇遇なことに、有野さんはしょこたんや宍戸留美さんとも仲が良いじゃないですか。私も両者と仲が良くって......。  うん。でも、しょこたんからも宍戸からも、小明さんの名前、聞いたことないよ。 ──......えっ。  いや、もっと話したら出てくるのかもしらんけど(笑)! ほんで? ──あ、はい、最近は「BOMB」(学研)で有野さんがアイドルのランキングを付けているのを見ているので、いつ私がランクインするのかなーって待ってるんですけど、延々ランクインしないもんで......。  ひゃっはっは! ──そこで早速相談なんですけど、有野さんがチェックしたアイドルは売れるっていう現象に私もハマりたいんですけど、次はどんな子がきますかね? 私きますかね?  ふははは! 私きますかねって! ──はい(真面目に)。有野さん、包帯巻いてるアイドルに"怪我ドル"って命名したじゃないですか。それと近くて、私、元"エプドル"なんですよ!  "エプドル"っていうのは? ──常にエプロンをつけて活動するアイドルっていうコンセプトで写真集も出したんです。今だったら「○○ドル」ってブームに乗れたんですけど、早すぎたんですよね。  うん。僕、「○○ドル」を取材の度に聞かれて、もうめんどくさいなーと思って。 ──ですよねー。で、"エプドル"写真集は本当に売れなくって、そんなに不況でもないのに6割も返本だったんですよ。  そりゃまた(笑)。でも、エプロンつけて収録きても気持ち悪い話だよね(笑)。まず「なんでエプロンしてんの?」ってところがあるから。 ──私も何で着てるのか分かってないし、ファンもそんなに興味がないしで......。それからは妹系・アキバ系に進出したんですけど、老け顔だっていうのを忘れてて鳴かず飛ばずで。いろいろ惜しいはずなんですけど、絶対ヒットしないんですよ、私。  あの、すげー自己分析ができてるんすね。 ──いろいろ考えざるを得なかったですかね。売れないもんでね。  うーん、いや、老け顔っていうか......なんか、薄いんですよね。 ──薄い?  うん、薄い(笑)。 ──ん? ん? なにが薄いんですか、影?  いや、影とかじゃなく、全体的に、薄いんですよ。あ、薄幸って言うんですか? ──ひ、ひどい! じゃ、有野さんがいつもアイドルを見て、「応援したいな」と「売れるかもな」って思うポイントを教えてください! こうなったら後付けでも補足していきたいんです。後付けでなんとか、時東ぁみちゃんのメガネみたいな感じのをひとつ!  雰囲気なんですけど、家庭があったかそうな人は良いなーって思いますね。インタビューの端々で、「弟にバレンタインあげて」とか、「家族で旅行したときにお父さんが」とか、そういうのがポロっと入ってると「あ、育ちがええねんなー」って、ふわっとするんですよ。小明さんで言うたら、あの、家庭環境あんまり良くなさそうな(笑)。イメージですよ! 僕のイメージですけど! ──わーなんで分かるんだろー! ......いや、そんなことはない、はず、です、あの、ホラ(著書『アイドル墜落日記』を開いて)、ここに家族で仲よさそうな写真とかも載ってますよ、ぜんぜん育ち悪くないです。愛に溢れた......。  あ、ほんま?  ──ただ、あの、家庭の事情で写真によってお父さんの顔が違うんですよ。  ははははは! そんな家庭環境やったんや(笑)。 ──ええ、でも、明るくいいお家です......。えっと、家庭環境も後付けでは難しいと思うので、なんかもっとこう、今から勉強で身につけられるスキルとか......例えば、有野さんも決して前へ前へ、俺が俺がのタイプではないじゃないですか。  ないですね。 ──それなのにずっと第一線でいらっしゃるから、それってすごいことですよね。  不思議ですよね、汚いやり口なんですよ。汚い、姑息なね(ニヤリ)。 ──あはは! そこらへんはどうなってるんですか? 私も前に出るのが苦手なので、前に出ずに一線で活躍し続けるコツみたいなのって......。  「こいつなんかやってくれそう」って期待されたまま、20年経ってるんじゃないですか(笑)。何考えてるか分からへん、っていうのも、よく言われるんすけど。強いて言うなら、考えてるふりをすることじゃないですか? 仕事が終わってから、「実はこんなこと思ってたんちゃうかな、あいつは......」って思わすような雰囲気を出すこと。 ──実際はいつも何を考えてらっしゃるんですか?  ぜんぜん考えてないすよ! 「飲みにいってから帰るか、そのまま帰ってゲームするか......」くらいのことをぼーっと思ってたら、「あいつまた考えてるなー」って。 ──なるほどー。私もぼんやりするだけなら得意なんですけども、ただの呆けた人みたいになっちゃいます......。バラエティーでのアイドルに関してはどうですかね? やっぱりどんどんトークに食いついていった方が良いんでしょうか?  なんて言うのかなー。ガツガツ前に来る感じの子、「私こんな面白い話もってます!」的な。それはあんましいらないなぁって思うんすよね。 ──ガッツのある子は自分をアピールしようとして前へ前へ出がちですよね。  うん。バシバシつっこんでくるアイドルもおるじゃないですか? それは司会者がするのにーって。そんなところが大事なんじゃなくて、ゲラゲラ笑ってるくらいで良いのになーって思うんすよね。 ──ほー! ワイプ抜きしやすい感じですか?  そうですねー......「ワイプ抜きしやすい」とか、そういう言葉も知らなくていいと思う(笑)。でも、そんなようなことですよ。視聴者が何を思ってるのか、言える人。「おいしそぉー」だったり、簡単なことで良いと思うんすけどねぇ。そこにやっぱ、育ちが出ると思うんすよね。プレゼント貰ったら、「うれしー!」って言える。 (後編につづく/取材・文=小明) ●有野晋哉(ありの・しんや) 1972年、大阪府生まれ。90年、お笑いコンビ「よゐこ」としてデビュー。93年から放送されたフジテレビ系『とぶくすり』で頭角を現し、その後15年以上にわたって第一線での活躍を続けている。4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』出演。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
全日本オヤジ選手権 収録時間:本編117分 特典映像14分 発売日:4月28日(水)予定 価格:3,800円(税別) 発売・販売元:株式会社イーネット・フロンティア amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」