本番でもメイキングとまったく変わらなくて……「里佳津乃の≪純真無垢≫」

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撮影=尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう......? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  見ている人を楽しませるには、まず自分が楽しむことが大切――。仕事をする中で、今まで何度も周りの方からそう言われてきましたし、自分自身「その瞬間を楽しむ」ことをとても大切にしてきました。そのせいか、純粋に楽しんでいる姿が真っ直ぐ伝わってくる女の子には、ついつい目が奪われてしまいます。  彼女を初めて見たのは、アイドルが大勢出演している舞台でした。  もともと、その舞台に出演していた友人を見に行ったのですが、いつの間にか彼女に目を奪われていたのです。小学生役を演じていた彼女の笑顔は、本当に楽しそうで、舌足らずな話し方がなんとも愛らしく印象的でした。  その後すぐに彼女のことを調べ、DVDを見てみると、舞台上で私が感じた彼女の魅力は本物だと確信しました。  DVD『ぴゅあぴゅあ』は、彼女のファーストDVD。本人はメイキングで「とても緊張した」と話していますが、本編でその様子が感じられなかったことにびっくりしました。楽しそうに遊んだりはしゃいだりしている、その笑顔も話し方も声も、メイキングと変わらないのです。それは、彼女が素で楽しんでいるから。だから見ている側は、すごくそばに感じるし、一緒に楽しくなれるのです。  ミックスジュースを作るチャプターと、黒ひげ危機一髪で遊ぶチャプターは、彼女のアドリブが多く、ありのままの姿を見せてくれていることがよくわかります。  “よりかわいく”でもなく、“より萌えるように”でもない。カメラの先にいる私たちと、等身大の姿で純粋に楽しんでくれている……。彼女の姿を見ていると、そう思わずにはいられないのです。  そんな彼女だからこそ、そのギャップに心を奪われたのが、子猫の姿で甘えるチャプター。媚びたり、ぶりっ子したり……普段はそんな姿を見せない彼女が、上目づかいで「にゃん」と語尾を上げて何度も繰り返すシーンは、巻き戻ししてリプレイした方も少なくないはず。メイキングでは、恥ずかしがりながらそのシーンを撮影する姿が見られ、その照れ顔を抑えたカメラマンさんに思わず感謝せずにはいられませんでした。
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 そして、DVDを見ていて惹かれたのが、彼女の持つ天然の美しさ。透き通るような白い肌と、シルクのようにサラサラなストレートの黒髪。色素が濃く大きな瞳は、光を集めるとキラキラ光って、その白い肌によく映えます。こんなかわいらしい美少女に純真無垢な笑顔を向けられたら、目をそらせるはずがありません。  あの日、舞台上で輝いていた彼女は、きっとこのファーストDVDを撮影したときから……いや、もしかしたらもっと前から、楽しさやうれしさは人に伝染していくことを知っていたのではないかと思います。そして、その純粋な心が、彼女の肌や髪や瞳を、キラキラと輝かせているに違いありません。  その光に吸い込まれたら、きっとあなたに伝染した楽しい気持ちは、まだほかの人へとつながっていくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)、舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html

誰よりチュッパチャップスが似合う女の子……「内田理央の≪口元≫」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう......? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  あなたは初対面の人の気持ちを探るとき、顔のどの部分を見ますか? 目、頬、口……人によってそれぞれあるとは思いますが、多くの人は自分が気づかない間に口元の動きから感情を読み取ろうとしていると聞いたことがあります。  「目は口ほどに物を言う」なんて言葉がありますが、初対面の人の感情を目だけから読み取るのはなかなか難しいみたいですね。  彼女を初めて見たとき、私はその天真爛漫な笑顔に惹かれてしまいました。ベタかもしれませんが、まさに笑顔が魅力的だったのです!
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『おとなりお』
(ラインコミュニケーションズ)
 DVD『おとなりお』の中の彼女は、タイトルの通り大人な部分と、無邪気な子どもの部分が見え、表情がとても豊かなのだと感じました。  なぜこんなにも、彼女の表情はどれも魅力的なのか……。その答えは、彼女の唇だと私は気づいたのです。  大きめでぷっくりとした形からは色気が感じられ、そこから伝わるのは大人の魅力。そして彼女の魅せるさまざまな表情から唇の柔らかさも伝わり、ふんわりとした女性らしさも印象づけるのです。  最近、目を大きく見せたい女の子が多いですが、美人に通じるパーツは大きめの目より大きめの唇だと私は思うのです!  私がグラビアのお仕事を始めた当初、鏡に映る自分と雑誌を並べ、雑誌に載っているモデルの口元と自分の口元を比べてみたものでした。どこをどう比べるかというと、笑ったときに見える歯の数。そのときに見たモデルの唇から覗く歯は、8本だったのを覚えています。自分も同じくらい口角を上げたくて、鏡に映した笑顔から見える歯を一生懸命数えていました。  彼女の口元で素晴らしいのは、唇の形や質感だけではありません。口元からのぞく歯も白くて清潔感があり、歯並びもとてもキレイ。「芸能人は歯が命」というCMがありましたが、まさにその通りだと思います。  そして、シャープなあごのラインが爽やかな印象を与え、口の横にできるえくぼがなんともかわいらしく、見ているこちら側を笑顔にしてしまうのです。
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 こんなスペシャルな口元を持っている彼女ですから、チュッパチャップスがよく似合います。  なぜ突然、チュッパチャップスなのだと思われる方もいるかもしれませんが、グラビアのイメージDVDでは、アイテムとしてよく使われるのです。  残念ながらコレは、口の小さい子だと画になるカットにするのがちょっと大変。舐め始めたばかりのものだと小さい口には大きすぎて、かじる仕草や、ほっぺの中に入れる仕草がマヌケになってしまうのです。私もそんなに口が大きいほうではないので、いつも試行錯誤しながら使います。だから、彼女のような口にとても憧れるのです。  きっと彼女なら、アメリカンサイズのハンバーガーにかぶりついたり、りんごやトマトをまるかじりするカットも、かわいく爽やかにこなしてしまうことでしょう。個人的には、彼女がリポートしながら作る料理番組をやってほしいです。もちろん、つまみ食いをたくさんしてもらって、そのたびハートを鷲づかみにされたいですね。  きっと、これからも彼女に出会うたくさんの人たちは、初対面から彼女の魅力に引き込まれてしまうことでしょう。自分が気づかない間に……。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html ■バックナンバー 【第11回】絶妙なバランスが究極的な背中の"そり"を生む......「安藤遥の《ライン》」 【第10回】まるでそこだけスポットライトが当たっているよう......「森田涼花の《華》」 【第9回】毎朝、その声で起こしてほしい......何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

絶妙なバランスが究極的な背中の"そり"を生む……「安藤遥の《ライン》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう......? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「人は、良いものよりも悪いものの方に目がいきやすい」  作品を見ているとき、気になるところがひとつあるだけで作品そのものに集中できなくなってしまうことが多々あります。料理でも、物語でも、人そのものでも......。  すべてのものを作品とした場合、無駄が省かれた作品ほど、分かりやすくシンプルに思いが伝わるものはないと思うのです。
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 DVD『遥の色~Harucolor~』での彼女は、私のその思いをさらに強くしました。  彼女は顔、身体ともに無駄がなく、とにかくラインがきれい。ラインがきれいだからこそ、彼女の魅力のひとつである大きなネコ目から感じる目力も強く、その視線に触れると心を矢で打ち抜かれたような気持ちになるのです。  そして、そんな彼女のする表情や動きからは、感情がダイレクトに伝わってきます。特にメイド姿で手錠をされている時の表情はとてもナチュラルで、見ている大勢の人の心をドキドキさせたのではないでしょうか。  さらに身体のラインでいうと、背中のそりが美しく、グラビアでは欠かせないバックショットや四つん這いのポーズがきれいに決まるのです。  私もグラビアの撮影をする際、背中のそりに意識を集中させたことが多々あります。きっとグラビアアイドルのほとんどが、「もっと背中をそらせて」とカメラマンから言われた経験があるのではないでしょうか。背中やお腹まわりに無駄がある場合、この背中のそりはきれいに決まらないのです。彼女の持つ絶妙な身体のバランスは、グラビアが彼女を選んだと言っても過言ではありません。 kijima_110802.jpg  そして、ラインがきれいだからこそ引き立っているものがもうひとつ。それは上品さです。その無駄のない顔立ちや体つきから、どんな動きや表情をしても上品に仕上がるのです。きっとその上品さが、彼女をかわいいだけでなくきれいにも魅せているのかもしれません。  もうひとつ、私が彼女を見ていて惹かれたのは、胸元にあるほくろ。以前もこのコラムで書かせていただいたことがあるのですが、ほくろの位置は身体を色っぽく魅せる上でとても重要なポイントだと思うのです。  彼女の胸元にあるほくろは水着を着ても隠れない絶妙な位置にあり、胸を寄せたとき、谷間の上に乗るのがとてもセクシーなのです。私も自分の身体の彼女と同じ位置に黒いペンで書きたいと思うほど、まさにベストポジションなほくろ。きっと他の女の子からも羨ましがられることでしょう。  もし、私が彼女に好きな衣装を着せることができるとしたら、着物や浴衣などの和服を着せてみたいです。浴衣がはだけたときにのぞく胸元のほくろ。そして、帯をほどいたときに見える身体のライン......。  きっと彼女ならそんなときの表情も、魅力的であるに違いありません。  グラビアだけでなく、バラエティーやアイドルユニットでも活躍している彼女。きっとこの先も無駄のないきれいなラインで人々を魅了しながら、輝かしい未来から引かれたラインの上を歩んでいくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
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■バックナンバー 【第10回】まるでそこだけスポットライトが当たっているよう......「森田涼花の《華》」 【第9回】毎朝、その声で起こしてほしい......何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

まるでそこだけスポットライトが当たっているよう……「森田涼花の《華》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  「"華がある"とは、こういうことなんだ」と確信を持って女性を見たのは、彼女が初めてでした。   テレビや映画で活躍している彼女のことは、依然から知っていました。あどけない表情や無邪気な笑顔がかわいらしく、私の好きなアイドルの一人だったのです。  そんな彼女が出演しているイメージDVDの中で私が初めて見たのが、『romance18』。普段、テレビ番組や映画で話している彼女ばかりを見てきたので、イメージDVDという声の無い世界の中にいる彼女が妙に新鮮に感じました。 kijima1102.jpg  この時思ったのですが、声を奪われた状況で自分を表現するこの空間でこそ、アイドルの本質が映し出されるのではないでしょうか。芝居のように決まった感情や動きのない、自由が与えられた空間。それを鑑賞していると、まるで心の中を覗いたような、一歩距離が近づいたような、優越感に近い感覚にさせてくれるのです。私は彼女がその空間でどんな表情を魅せるのかが、気になって仕方がありませんでした。  映像を見ていて最初に感じたのは、何とも言えない不思議な魅力......。  衣装、髪型、メイク、シチュエーションによって表情が変わるのはどのアイドルも皆同じなのですが、彼女はその変わる幅がとても広いのです。  こっちにあまり興味がないんじゃないかと思わせる仕草をしたかと思えば、甘えるような表情を見せ、そうかと思えばまるで別人のような大人な姿まで見せる。そして時折見せるキラキラ輝いた笑顔は、大人でも子どもでもない等身大の彼女の姿......。  さまざまな彼女を見ていると吸い込まれそうになるのですが、私はどこの部分にそんなに惹かれているのか分かりませんでした。どんな候補を挙げて見ても「そこだけじゃない」という感情が付きまとい、納得がいかないのです。  カメラ目線でもそうじゃなくても、力が抜けていてもシャキッとしていても、まるでそこだけスポットライトが当たっているかのように、全てが画になる......。
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『romance18』
 きっとこれが「華がある」ということなんだと私は強く思いました。  それが誰にあって誰にないのか、要するにどういうものなのか......今の私には上手に説明することはできません。ですが彼女の人を惹きつける不思議な魅力を説明するには、その言葉が一番しっくりくるのです。 「すごい......」  思わずそうつぶやいてしまったくらい、私は感動させられてしまいました。  そして、こんなにポップで爽やかで幼い印象も違和感なく与えてしまうのに、ここまで黒を着こなしてしまうことにも衝撃を受けました。  今まで彼女のようなタイプのアイドルが黒い衣装を着ていると少し背伸びをしているように見え、それがたまらなくかわいいと感じていたのです。  しかし彼女はとてもキレイでした。  さっきまでの幼さは一瞬で消え、"かわいい"より"キレイ"が似合うお姉さんがそこにはいたのです。  けれど、きっとこれはまだ彼女のほんの一部に過ぎないのかもしれません。  たった81分で魅了させた彼女は、次のステージでもまた見たことのない華を咲かせてくれることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
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■バックナンバー 【第9回】毎朝、その声で起こしてほしい......何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

毎朝、その声で起こしてほしい……何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「甘いKissってあこがれちゃうなぁ......甘いKissって、どんな味かなぁ。リンゴ、メロン、それとも......」  彼女のDVD『天使のKiss』は、甘い語りから始まります。耳を優しくくすぐる彼女の《声》。その声はDVDのタイトル通り、天使をイメージさせる声でした。  人の感情を察したり人柄をイメージしたりするのに、声は大きな役割を果たしていると私は思います。  お店に入った時の店員の声。ケンカの後の電話。初めて顔を合わせた人が口を開く瞬間。声色を少し変えるだけで相手に与える印象が変わる......と、さまざまな本も出版されているほど、私たちは普段声によって一喜一憂しているのではないでしょうか。 kijima_0510_02.jpg  私もイベントなどでファンの方と話す時、うれしそうだったり楽しそうだったりする声に、心が温かくなるのを感じます。  さて、さまざまな声が存在するということは、好きな声というのもその数だけ存在するのではないでしょうか。  私はハスキーボイスが好きで、風邪をひいた時には自分もあこがれの声になったのがうれしくて、咳をしながらはしゃいでいたことを思い出します。  そう、私はかわいらしい声よりかっこいい声の方が好きなはずでした。  しかし彼女のDVDを見てから、彼女の声が耳に残って離れないのです。  思い出の曲を聴くとその時の情景が目に浮かぶように、声もその人の顔を想像させます。甘い声でささやく彼女の笑顔......。彼女の声が頭の中で何度も繰り返されるたびにその笑顔が浮かび、もう一度声を聴きたいと思った時には、DVDを再生していました。  甘えん坊のようなかわいらしさもありながら、甘えさせてくれるお姉さんの印象もある......そんな彼女の声は、時に保母さんのようで、優しく包み込まれていく感覚は、幼少時代に感じた安心感によく似ているのです。
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 その感覚に似ているから、記憶と重なり耳に残って離れなかったのかもしれません。  きっと私と同じように、彼女の声からそんな安心感を抱いた人がいるのではないでしょうか。  そして彼女の声の魅力は、お姉さん的な部分だけではありません。前述したように、甘えん坊のようなかわいらしさもあるのです。それは、まるで無邪気な妹......。  もしも妹として毎朝その声で起こしてくれたら、起こされる度に次の日の朝が待ち遠しくて仕方がないでしょう。  声色を変えているわけではないのに、同時に二種類のイメージを感じさせてしまう声。私はその声が、彼女の最大の魅力だと感じました。一度聴いたら何度も聴きたくなり、何度も聴くと会いたいと思わせてしまう......。  天使の声は、解けない魔法のようにこれからも頭の中で何度も甘くささやき続けることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
天使のKiss 天使っているんだね。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

私が先生だったら、絶対にクラスにいてほしい「新川優愛の《透明感》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  人間が好感度を抱く要素の中で、清潔感というのは重要な一つだと私は思います。男女共に、「清潔感がある人が好き」という人は大勢いるのではないでしょうか。私自身、清潔感がある人は非常に好感が持てます。  さて、その清潔感というのは、どういう部分から感じるのでしょうか――。  服装や髪型、放たれている匂いからもそれを感じることはできます。むしろ今まで、そういう外面から感じる部分が、清潔感を表している物なのだと思っていました。しかし彼女のDVDを見てから、私の考えは変わったのです。
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 「ヤングマガジン」(講談社)で年に一度開催されるグラビアのビッグイベント、「ミスマガジン」。その2010年に、見事グランプリに輝いた彼女を初めて見た時、とにかく笑顔が魅力的な女の子だという印象を受けました。  私が以前このコラムでも書かせて頂いた涙袋もあり、「やっぱり、涙袋は癒し系美少女の証なんだ!」と改めて確信......。長いまつげを揺らし、ぷっくりとした唇から真っ白い歯を覗かせて向ける屈託のない笑顔は、素晴らしいほど殺人的スマイルなのです。  そんな彼女がDVDの中で海や自然と戯れている姿を見ていると、私の頭の中には二つの言葉が浮かびました。一つは清潔感。そしてもう一つ浮かんだのは、《透明感》。  もちろん、白い肌や黒のストレートヘアなど、外面からもそれを感じることはできます。しかし彼女は、仕草や笑顔など内面から出てくるものからも、透明感を感じさせたのです。  きっと彼女だったら、泥だらけの格好をしていても透明感を保っていられる――そんな風に思いました。  清潔感の話に戻りましょう。  なぜ、彼女のDVDを見て、私は考えが変わったのか......。それは、私が彼女に感じた清潔感は、彼女が内面から放つ透明感から感じたものだったからです。
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『ミスマガジン2010 新川 優愛』(バップ)
 透明感を持っている女性は大勢います。今まで考えたことがなかったのですが、透明感を持っている女性は皆、清潔感も持っているのです。好感度を抱かせる清潔感というのは、外面から感じるだけでなく、内面からも感じることができる。私は彼女からそれを学んだことによって、考えが変わったのです。  そして、私はもう一つ彼女から学びました。それは、透明感の持つイメージです。  普通、透明感という言葉を耳にすると、しっとりとした女性らしい姿を想像することが多いと思います。そんな中彼女は、元気でスポーティーなイメージが強いのです。それは、運動が好きだという彼女の気持ちがそう見せているのかもしれません。また、しっかりとした話し方から、芯の強さも感じさせます。そんな、ちょっとボーイッシュな雰囲気と、芯の強さを感じさせながら、透明感はいかなる時も失わない。そこが彼女の魅力だと私は思いました。まさに、《制服》や《学校》というフレーズが似合いすぎる女の子なのです。  もしも私が先生だったら、絶対にクラスにいて欲しいと思います。教室も体育館も似合う爽やかさで、「先生!」と呼ばれたら、きっと職員室では担任の争奪戦になることでしょう。  彼女は現在16歳、成長期真っ只中。元気いっぱいなところに、色っぽさも加わっていく素晴らしい時期――彼女はきっと色気を放ちながらも、透明感は失わずに成長していくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
ミスマガジン2010 新川 優愛 瑞々しい。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  想像してみてください。  あなたは高校生で、今日はクラスの憧れの女の子が自分の家に遊びに来ています。あなたの目の前でその子が無邪気にはしゃいでいる......。  私は彼女のDVDを初めて見たとき、そんな感覚になったのです。  彼女の存在は以前から知っていました。彼女のファーストDVD『Cookie』は、私の所属事務所の社長である梶野竜太郎さんが監督している作品だからです。  私が司会を務めるイベント「東京アイドルパーク」で彼女をゲストとして迎えたとき、初めて彼女のDVDを見ました。  アイドルのファーストDVDは今までに何度か見たことがありました。  慣れないながらも一生懸命、グラビアアイドルとしての自分を演じようとする子。もう既に自分の世界を持っている子。さまざまなタイプの子がいると思います。 kijima012002.jpg  そんな中で彼女のように、終始、《素》に近い状態でいられるアイドルは初めて見ました。いや......今まで《素》を見せていたアイドルたちとは、一味違ったので、そう感じたのかもしれません。  グラビアの経験を積んできたアイドルが、慣れてきたからこそ見せることができる《素》というのはあると思います。  そして、まだそこまで経験を積んでいないアイドルが、緊張から見せてしまう《素》もあると思います。  しかし、彼女からは、その緊張が見られません。  ファーストDVDで、緊張を見せずに《素》を見せるというのは、グラビアアイドルとしての自分を演じるよりも、緊張する行為だと私は思うのです。  東京アイドルパークのときは確かに、「めちゃくちゃ緊張した」と話していたDVDのはずなのに、まるで同級生の女の子が家に遊びに来たところを撮影したかのような、余裕さえ感じられる、彼女が見せる《素》......。  無理に飾ろうとせず、その時の感情をそのまま見せてくれるので、見ているこっちは、思わず笑みがこぼれてしまったり、突っ込みたくなってしまったり......。私は中にいる彼女と、会話ができそうな感覚になってしまったくらいでした。  スカートの中を見せる、といったシーンでも、今まで私が見たアイドルの表現は、恥ずかしそうに照れてみたり、いじわるそうに覗き込んだり、無邪気に笑ってみたり......。感情が読み取れるものがほとんどでした。
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『Cookie 川崎裕菜』
 しかし、彼女の凄いところは、そのシーンの感情が読み取りにくく、こちら側の想像力を掻き立てるところです。  きっと緊張や恥ずかしさがあったでしょうに、それを見せないので、その姿が強がりにも見えて、見ているこちら側は余計にドキドキするのです。そうかと思えば、少し笑ってみせて、今までそんな風に想像していた気持ちを、今度は彼女に見透かされたような気分になります。  そして、そんな飾らない彼女だからこそ、ふいに見つめたり、子犬のような笑顔を向けた瞬間、思わずドキッとしてしまいます。  きっと、家に遊びに来た同級生と、無邪気に遊び、彼女の心の中を探っている瞬間にそんな目を向けられたら、心臓がいくつあっても足りないでしょう。  私は、《ファースト》とは、《魔法》だと思っています。  初めての瞬間は、その時にしか訪れない......。だからこそ、未完成な部分も、その時にしか出せない貴重な瞬間で、その女の子の本当の部分が見えるのではないでしょうか。  今年の春、高校を卒業するという彼女。  無邪気さに、大人の魅力も加わり、《素》の部分でもこんなにもドキドキさせてくれる彼女が、《自分を演出》したらどのように変わるのか......。  今から楽しみで仕方がありません。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
Cookie 川崎裕菜 はにかみ系。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

涙袋にくすぐられるフェチ心……「逢沢りなの《パーツ》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「あなたが女の子の身体で好きなパーツはどこですか?」 「あなたは何フェチですか?」  こんな質問をされた経験が、誰にでもあると思います。そしてこの言葉を聞いて、すぐに身体のパーツが思い浮かぶ人も少なくないのではないでしょうか。  私も、すぐにそのパーツが思い浮かぶ一人であり、自分の好みのパーツを持った女の子に出会うと自然と惹かれてしまいます。  彼女を初めて見たのは、「週刊プレイボーイ」(集英社)のグラビアでした。  『天使ちゃん』というタイトルの通り、白い肌に栗色の髪をなびかせて微笑む彼女は、まさに天使。そんな彼女は、私が女の子の身体で好きなパーツの一つである《涙袋》を持っていたのです。  目の下にぷっくりとある膨らみ、それを《涙袋》と呼びます。  可愛い女の子の顔にはほとんどあると言われていて、わざわざメイクで涙袋を作っている女性も大勢いるのです。
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 私はある時、自分が涙袋を持っている女性に無意識的に惹かれていることに気がつき、それ以来、女性の目元を見る時、ついそこを見てしまうようになりました。  私は、涙袋を持っている顔は、癒し系の顔であると思うのです。目元に優しさが生まれ、見ている人を思わず笑顔にしてしまう視線を作り出している......涙袋にはそんな魅力があるのではないでしょうか。  私は、彼女を見てその魅力に引き込まれた瞬間、改めて、涙袋のある女性は素敵だと思うようになりました。  動画で初めて彼女を見たのは、DVD『RINA'S WONDERLAND』(竹書房)。  動いている彼女は、期待を裏切らない癒し度100パーセントでした。柔らかい視線から始まる本編にくぎ付けになり、そのうちに私は気がつきました。  彼女は、私が好きなパーツを全て持っているのです。  まず、《かかと》。  バックショットの足元から覗く、きゅっと締まった足首からかかとのライン。縦に浮き出た骨が作り出す光と影は、セクシーさを演出しています。  そしてかかと同様、美脚にかかせないのが《膝》。  膝の上が締まっていることで、膝のお皿が綺麗に浮き出し、美しいラインを生み出すのです。  そして、締まった《くびれ》とバランスのよい《バスト》。
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『RINA'S WONDERLAND』
 身体で一番痩せにくいと言われている足が細いと、上半身も痩せていることが多いのですが、美脚を持っている彼女も、美しい上半身を魅せていました。  そして、ぷっくりとした《唇》。  女性らしく、セクシーさやあどけなさなどを演出する唇は、重要なパーツの一つであることは間違いありません。  DVDの中で、彼女のその唇のさまざな表情を映した、パスタを食べるチャプターでは、その唇の魅力が存分に映し出されています。これを見てドキッとした人は大勢いるのではないでしょうか。  DVDを見終わったあと私は、透明感のある白い肌に素晴らしいパーツが揃った彼女には《天使》という言葉がピッタリだと、改めて思いました。 「あなたが女の子の体で好きなパーツはどこですか?」 「あなたは何フェチですか?」  きっと、彼女の身体には、あなたの心をくすぐるパーツが隠れているのではないでしょうか。それを見つけた瞬間から、天使の虜になってしまうことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
逢沢りな RINA'S WONDERLAND ホントかわいい。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙……「岡本玲の《親近感》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  最初、私が彼女に抱いていた印象は、「ひまわり」でした。  フジテレビ系列のテレビ番組『めざましテレビ』の占いコーナーで、弾けるような笑顔を見せていた彼女。私はその笑顔に、いつしか元気をもらうようになっていたのです。  それから、数々のテレビ番組や雑誌などで見かける度に彼女に惹かれてゆき、そのひまわりのような笑顔に憧れるようになっていました。  彼女のDVD『月刊 岡本玲 from女優力』では、メインとなる「女優力』を見せる芝居だけでなく、自らについて語る彼女が収録されています。  その中で彼女が見せる、負けず嫌いで素直な部分は、私の想像していた彼女にとても近かったのですが、彼女が語っていくにつれて私は衝撃を受けたのです。 kijima0602.jpg  自分自身の嫌いな部分をさらけ出し、涙を流しながらコンプレックスと向き合う彼女。それは今までたくさんメディアに露出してきた彼女からは、見ることのできない姿でした。  そんな姿に、私は親近感を抱き始めたのです。  私は今まで、涙を流しながら自分と向き合うDVDを、見たことがありませんでした。  真夏の大空にパッと咲いたひまわりのような彼女が、私たちと同じように悩んでいる姿を見せている......そしてそんな自分に負けないという芯の強さも感じさせる......。  強さに対する尊敬と同時に抱いた親近感は、彼女のことをさらに好きにさせました。  親近感とは、自分と似た境遇や状態の相手などに対し、実際に身近な関係でなくても、その相手が自分と身近な存在であると認識、錯覚をすること。  よくテレビを見ている時に、それまであまり気にしていなかった芸能人と自分の共通点を見つけ、親近感を抱き、それから気になってしまうことがあると思います。
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『月刊 岡本玲 from 女優力』
 人間は、自分と似た行動や動作をする人を好むと言い、恋人や友達が自然に似てくるのは、そのためだと聞きました。  ほとんどの人が、自分の嫌いな部分がある、または自分の嫌いな部分があった過去があると思います。そして、ほとんどの人がそれに悩んだり、なんとかしようとした経験があるのではないでしょうか。そんな想いを抱く多くの方に与えるであろう親近感、それに立ち向かう強さ、さらにそれを感じさせない笑顔とのギャップが、彼女の魅力だと私は思うのです。  そして、DVDの中で彼女は、モデル時代のことも語っていました。  背が高くなかった彼女は、そのせいでなかなか目立つ仕事が当時なかったそうです。しかし彼女は、自ら「身長の低い子のためのファッション」を提案し、そこから人気になったのです。読者に夢を与えた彼女に憧れる女の子は、きっとたくさんいたことでしょう。  テレビや雑誌で彼女を見る度に目も心も奪われてしまうのは、自分と戦い、向上しようとする芯の強さと、夢を与える力からなのかもしれません。  いつでも上を向いて笑うひまわりのような彼女。彼女はこれからも、強さや力、そして親近感で大勢の人に元気を与え、その花言葉のように、みんなの「憧れ」の的でいることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
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■バックナンバー 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

自分の素材を使い分ける、天才なんだと思う「山本ひかるの《センス》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「素材の使い方は自分次第」  一見、料理か何かの話に聞こえるかもしれませんが、そうではありません。私はグラビアや芝居の仕事をする時、こんなことを思うのです。  自分の体や声を磨いて、その素材を良くしたとしても、使い方や見せ方で良くも悪くもどんな形にだって変化する......最終的には自分の持っている《センス》だと。  彼女に出会ってから、私はさらにそれを強く感じるようになりました。  初めてアイドル雑誌で彼女を見た時は、ふわっとした印象を受けました。まるで天使のような空気感が魅力的で、「きっと癒し系な女の子なんだろうなぁ」と頭の中で妄想を膨らませました。そして、動いている彼女が見てみたいと思うようになったのです。  彼女のファーストDVD『Sweetness』で、まず私の中に入り込んできたのは、彼女の声。ファンに向けてメッセージを伝えるその声は、まさに思い描いていた通りの癒し系。そしてそのあとの笑顔も、雑誌で見た天使のままだったのです。  心地良いストーリー仕立てのムービーは、私を引き込んだまま進んでいきます。
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撮影/尾藤能暢
 しかし、進んでいくにつれて、私の感じた《ふわっ》としたそのイメージは、次第に変化していきました。  女の子の日常を描いたそのストーリーの中で彼女は、可愛らしいだけでなく、コミカルな表情や動き、リアルな話し方など、さまざまな姿を魅せるのです。最初の印象からは想像していなかった、ポップでキレのあるしぐさに、私はますます彼女の虜になりました。  たとえセリフのない場面でも、彼女のしぐさからはさまざまな感情が読み取れ、見ている方の妄想を掻き立てるのです。  ただ、クマのぬいぐるみを見つめるだけのシーンでも、ニコッと笑うだけではなく、一瞬だけくしゃっと表情を歪ませる......。まるでそのぬいぐるみに話しかけているような姿が、愛らしく、リアルさも感じさせます。  そんな魅力的な姿は、彼女がヒロインとして活躍した、『仮面ライダー W』でも同様に見られました。  誌面での印象とは違う、コメディ色に染まった彼女......。  こちら側の妄想とリアルの狭間を駆け巡る彼女を見ていると、いつの間にか笑顔になってしまうのは言うまでもありません。
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『Sweetness 』
(アミューズソフトエンタテインメント)
 そんな彼女を見ていて私は思いました。  彼女は、自分の素材を使い分ける天才だと。  同じ瞳なのに、同じ口なのに、同じ体なのに、同じ声なのに......彼女のセンスある使い方次第で、何通りもの姿を魅せてしまう。  その《センス》が、私を虜にさせたのです。  よく、自分の表情や動きを、鏡の前で練習するアイドルの話を聞きます。私も経験があるのですが、そうすることで客観的に自分を見られるようになるのです。  きっと、写真に写った自分を見て、「あれ、もっと笑っていたと思ったのに......」「こんな表情してたっけ?」と思った経験がある方もいると思います。  身体のどの筋肉を動かすとどんな風に動くのか、それを知った上で、どんな使い方ができるのか、さらに、どんなパターンがあって、自分にはどれが合っているのか......。  私は、彼女から学ばせて頂きました。  これからも、数多くの芝居の中で、彼女のそのセンスが、彼女自身をさまざまな色に染めていくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
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■バックナンバー 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」