「調子にだけは乗りたくない!」サブカル界を賑わす"劔樹人"って誰?

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IMG_9746_.jpg  劔樹人32歳、あるときは「神聖かまってちゃん」「撃鉄」のマネジャー、またあるときは鬼束ちひろに振り回されるネット番組の司会者。そしてバンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシストとしてライブ活動をし、最近は雑誌の連載なども手掛ける。  取材部屋に着いた彼に「インタビュー中も写真撮ります」と伝えても、「はい」と答えるばかりで髪形も衣服も全く整えようとする気配がない。これは人前に出る人間なのか、それとも裏方なのか......かたくなに素のままで勝負しようとする彼の正体を暴くべく、話を聞いた。 ――今日はよろしくお願いします。ぶしつけですが、いつも前髪短いですね。 劔樹人(以下、劔) これ自分で切ってるんですよ。僕、初対面の人への苦手意識が強くて、大学以降は美容院に行くのやめちゃって、自分で切るようにしたんです。そうするとこれが不思議なことに、見える範囲は切れるけど、見えないところは切れないっていう問題が出てきまして。 ――目が前に付いてるから、前髪をたくさん切っちゃうと。  そうなんです。それにカッコつけたい気持ちはめちゃくちゃあるんですけど、僕がモテヘアとかしたら「お前がやったら馬鹿だろう」って言われるんじゃないのかなって。 ――誰にですか?  分かんないですけど、言われるんじゃないですかねえ。僕、この変な自意識が昔からほんと治らないんですよ......。 ――そんな劔さんは最近、活動の幅が広すぎて、もはや何の人か分からない感じになってきてますけど、本業はバンドのマネジャーさんですよね。  株式会社パーフェクトミュージックの社員として、マネジメントやプロモートをしてます。 ――パーフェクトミュージックに入ったきっかけは?  渋谷の「LUSH」っていうライブハウスでブッキングのバイトをしてたときに、今の社長から誘われたんです。そのときにちょうどネットで見たかまってちゃんが気になっていたので、会社に入ってかまってちゃんのマネジメントを始めたって感じですね。 ――本業以外の仕事に関して、会社は寛容なんですか?  うちの社長は、僕にアーティストっぽいことをやらせたいって気持ちがちょっとあるんです。僕も頼まれたことはやりたいと思ってるので、いろいろやらせてもらってます。ただ、僕が逮捕されたときの肩書きは「会社員」になると思いますし、お給料もいただいてるのでそこは裏切れないという感じですね。 ――かまってちゃんのファンからは「5人目のメンバー」として見られていると思うのですが、マネジャーが目立つことについてはどうお考えですか? IMG_9708_.jpg  僕の場合、狙ってやったわけじゃなくて、成り行きでそうなったんですが......。ただ、バンドを"自分を含めて見せる"ことで、ほかと差が生まれるならそれも悪くないんじゃないかなって気はしてます。それに昔から「自分の名前で仕事したい」という夢があるので、それにちょっとは近づいてきてるのかなと。 ――前に出ることで批判を受けることはありますか?  もう批判なんて死ぬほどありますよ。僕を"サポートする人間"だと思ってる人は「でしゃばんなよ」とか「プロフェッショナル性に欠ける」って言いますし。でも「頑張るんで許してください」としか言えないっすよ......。 ――自身のブログでも「調子に乗ってる」と言われることへの恐怖心について綴ってらっしゃいましたが。  その恐怖心はめちゃくちゃありますね。僕、本当に調子にだけは乗りたくないと思ってるんです。初心を忘れると必ずツライ目に遭うし、上に行ったところで落ちるんで。 ――昨年4月に公開された映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(入江悠監督)では、重要な役どころを演じてましたが、出演オファーが来た時、"その恐怖心"はよぎりませんでしたか?  あのときは一応、劇中にドキュメンタリーシーンがあって、そこに自分がいたんで、自分が演じざるを得ない......っていうのを言い訳に自分の中で納得しましたね。でも僕もずっとバンドをやってる人間なので、"出たがり"っていうのは否めないというか......。でも一流の裏方の人は表には出てこないから、やっぱり僕って中途半端ですよね......。 ――でも劔さんが器用だからこそなせるワザですよね。  器用貧乏ってやつですかね。でもそのせいでほかにない感じの立ち位置にはなってきたので、これからは道なき道を行くのみって感じです。 ■中心人物になるのは最初っからあきらめている ――映画のほかにも、昨年9月にスタートした『鬼束ちひろの包丁の上でUTATANETS』(ニコニコ動画)にMCとして出演されてますが、毎回どんな心境でやられてるんですか?  普通の司会をやるならプロの司会者や芸人さんがやったほうがうまいわけですから、僕は自分の立場を考えて「鬼束さんに振り回されつくさないと」って気持ちでやってます。あんなにエネルギーがあって人間力の高い人と接することってあまりないので、毎回わくわくしてますね。鬼束さんて台本とか関係ないし、何考えてるのかは全然分からないので、不安はめちゃくちゃありますけど。 ――番組中は、鬼束さんも楽しそうですよね。  鬼束さんがやりたいと言ったことをやってる番組ですから。「闇鍋やりたい」とか「黒ひげ危機一発やりたい」って言ったら、単純にそれをやるだけです。みんな鬼束さんのことを「変わった」って言いますけど、鬼束さんが昔に出た『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」の動画とか見ると、外見以外はそんなに変わってないんですよ。 ――みんなが気付かなかっただけなんですね。さらに昨年は、杉作J太郎さん主催の『エアセックス世界大会』で優勝されたとか(笑)。  あれは別に僕が普段からエアセックスをやってたわけじゃなくて、杉作さんからある日、「いざ鎌倉」ってタイトルのメールが送られてきて、何だろうと思って見たら「エアセックス選手の皆さんお疲れ様です」って大会の詳細が送られてきたんですよ。「いざ鎌倉」と言われたらもうやるしかないじゃないですか。そしたら優勝してしまったっていう。まあ、ビギナーズラックですよ。 ――どこが評価されたんですか?  審査員の評では、「エアセックスの世界に『顔芸』という新しい風を吹き込んだ」って言われました。その場にいた杉作さんや吉田豪さんが、昔から僕の顔を面白いって言ってくださるんですよ。 ――そんな活動の一方で、ピアニカ・ダブエレクトロバンド"あらかじめ決められた恋人たちへ"のベーシストとしてクールなプレイを見せてますが。 IMG_9744_.jpg  あれは池永正二っていう中心の人がいて、そっちの世界観に引っ張られてるんです。僕、そもそもああいうかっこいい感じのことをやる人間じゃないんで、ほかでしょぼい感じにしてバランスをとらないと気が済まなくて。 ――の子さんのような"中心人物になりたい"という気持ちは?  それはもう最初からあきらめてます。僕は若い頃から自分の限界を常に意識してて、何かやりたくても自分ができないなと思ったら、「それを支える立場だったらできるんじゃないか」ってほうにシフトしてきたんです。それがバンドのベーシストであったり、マネジャーであったり、司会進行の男であったりするんだと思います。 ――そんな活動の広さが評価されて、昨年末には『大根仁が選ぶ2011 マン・オブ・ザ・イヤー』を受賞されたわけですが。  昨年は、自分のバンドもそれなりに人気が出てきたし、いろいろやることによって、まとめていい感じになれたかなとは思ってます。 ■アイドルをプロデュースしたい! ――ところで劔さんといえばアイドル好きとしても有名ですが、現在はKARAにお熱だそうで。KARAの魅力は?  KARAはみんなかわいいし、キャラも立ってるし、戦隊ものみたいな感じがいいですよね。でも実はKARAって、韓国ですごい苦労してたストーリーがあるんですよ。そういう雑草魂も含めてグッとくるんですよね。 ――劔さんにとってKARAとはどんな存在ですか?  ふと一人になった時に、唯一考えることですね。そこを持っとけば足取りも軽く歩いていこうって気持ちになれるっていうか。そうでなかったら気の重いことばっかりなんで。 ――劔さんの推しメンはどなたですか?  二コルなんですけど、これもまた悩んでて......。最近、メンバーの人間性を見てたら、僕と性格が合うのはハラちゃんじゃないかって思いだしちゃって......。ハラちゃんの男らしい性格とかを見てると、「この子はきっと僕のことを分かってくれるなあ」みたいなことを勝手に思うんですよね。それからというもの、ほんと......ちょっと......どうしよう......。いっそのこと、二コルに一度、フラれたらいいと思うんですけど、会ったこともないし......。 ――悩んでるんですね......。劔さんはよく「アイドルグループを作りたい」と発言されてますが、具体的な構想はありますか?  Perfumeやバニラビーンズみたいに、音楽で付加価値を付けたいですね。そのほうがブレてなくていいと思うんです。音楽性をどんどん変えることで失敗し続けてるアイドルって、大人に振り回されてるみたいでかわいそうじゃないですか。だからアイドルが一緒に成長していく感じは、音楽も込みで見てみたいなって思います。今年はそこまで手がまわれば、ぜひアイドルを作りたいですね。 ――今日はいろいろお話いただきありがとうございました。最後に日刊サイゾー読者へメッセージがあれば。  僕、男気への憧れがずっとあって、『トラック野郎』(菅原文太演じる"一番星桃次郎"が主人公の映画シリーズ)が大好きでして。より具体的に自分の中に『トラック野郎』イズムを入れるために、今後、星柄の服を中心に着ていくことに決めたんです。だから星柄の服があったらみなさん教えてください! (取材・文=林タモツ) ●つるぎ・みきと 1979年新潟県生まれ。「神聖かまってちゃん」、「撃鉄」のマネジャーを務めるかたわら、「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベース担当。(株)パーフェクトミュージック所属。

男の花道 Jさんを敬愛しているそうで。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・「確信犯? それともガチ?」"ハイパー・メディア・フリーター"黒田勇樹を直撃!「優先順位は家族が1位」 平成のミラクルボーイ"フクシくん"はいまだ健在!「"あたしが時代よ"ってアイドルはオーラが全然違う」 篠山紀信が明かすアノ人の素顔

「調子にだけは乗りたくない!」サブカル界を賑わす"劔樹人"って誰?

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IMG_9746_.jpg  劔樹人32歳、あるときは「神聖かまってちゃん」「撃鉄」のマネジャー、またあるときは鬼束ちひろに振り回されるネット番組の司会者。そしてバンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシストとしてライブ活動をし、最近は雑誌の連載なども手掛ける。  取材部屋に着いた彼に「インタビュー中も写真撮ります」と伝えても、「はい」と答えるばかりで髪形も衣服も全く整えようとする気配がない。これは人前に出る人間なのか、それとも裏方なのか......かたくなに素のままで勝負しようとする彼の正体を暴くべく、話を聞いた。 ――今日はよろしくお願いします。ぶしつけですが、いつも前髪短いですね。 劔樹人(以下、劔) これ自分で切ってるんですよ。僕、初対面の人への苦手意識が強くて、大学以降は美容院に行くのやめちゃって、自分で切るようにしたんです。そうするとこれが不思議なことに、見える範囲は切れるけど、見えないところは切れないっていう問題が出てきまして。 ――目が前に付いてるから、前髪をたくさん切っちゃうと。  そうなんです。それにカッコつけたい気持ちはめちゃくちゃあるんですけど、僕がモテヘアとかしたら「お前がやったら馬鹿だろう」って言われるんじゃないのかなって。 ――誰にですか?  分かんないですけど、言われるんじゃないですかねえ。僕、この変な自意識が昔からほんと治らないんですよ......。 ――そんな劔さんは最近、活動の幅が広すぎて、もはや何の人か分からない感じになってきてますけど、本業はバンドのマネジャーさんですよね。  株式会社パーフェクトミュージックの社員として、マネジメントやプロモートをしてます。 ――パーフェクトミュージックに入ったきっかけは?  渋谷の「LUSH」っていうライブハウスでブッキングのバイトをしてたときに、今の社長から誘われたんです。そのときにちょうどネットで見たかまってちゃんが気になっていたので、会社に入ってかまってちゃんのマネジメントを始めたって感じですね。 ――本業以外の仕事に関して、会社は寛容なんですか?  うちの社長は、僕にアーティストっぽいことをやらせたいって気持ちがちょっとあるんです。僕も頼まれたことはやりたいと思ってるので、いろいろやらせてもらってます。ただ、僕が逮捕されたときの肩書きは「会社員」になると思いますし、お給料もいただいてるのでそこは裏切れないという感じですね。 ――かまってちゃんのファンからは「5人目のメンバー」として見られていると思うのですが、マネジャーが目立つことについてはどうお考えですか? IMG_9708_.jpg  僕の場合、狙ってやったわけじゃなくて、成り行きでそうなったんですが......。ただ、バンドを"自分を含めて見せる"ことで、ほかと差が生まれるならそれも悪くないんじゃないかなって気はしてます。それに昔から「自分の名前で仕事したい」という夢があるので、それにちょっとは近づいてきてるのかなと。 ――前に出ることで批判を受けることはありますか?  もう批判なんて死ぬほどありますよ。僕を"サポートする人間"だと思ってる人は「でしゃばんなよ」とか「プロフェッショナル性に欠ける」って言いますし。でも「頑張るんで許してください」としか言えないっすよ......。 ――自身のブログでも「調子に乗ってる」と言われることへの恐怖心について綴ってらっしゃいましたが。  その恐怖心はめちゃくちゃありますね。僕、本当に調子にだけは乗りたくないと思ってるんです。初心を忘れると必ずツライ目に遭うし、上に行ったところで落ちるんで。 ――昨年4月に公開された映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(入江悠監督)では、重要な役どころを演じてましたが、出演オファーが来た時、"その恐怖心"はよぎりませんでしたか?  あのときは一応、劇中にドキュメンタリーシーンがあって、そこに自分がいたんで、自分が演じざるを得ない......っていうのを言い訳に自分の中で納得しましたね。でも僕もずっとバンドをやってる人間なので、"出たがり"っていうのは否めないというか......。でも一流の裏方の人は表には出てこないから、やっぱり僕って中途半端ですよね......。 ――でも劔さんが器用だからこそなせるワザですよね。  器用貧乏ってやつですかね。でもそのせいでほかにない感じの立ち位置にはなってきたので、これからは道なき道を行くのみって感じです。 ■中心人物になるのは最初っからあきらめている ――映画のほかにも、昨年9月にスタートした『鬼束ちひろの包丁の上でUTATANETS』(ニコニコ動画)にMCとして出演されてますが、毎回どんな心境でやられてるんですか?  普通の司会をやるならプロの司会者や芸人さんがやったほうがうまいわけですから、僕は自分の立場を考えて「鬼束さんに振り回されつくさないと」って気持ちでやってます。あんなにエネルギーがあって人間力の高い人と接することってあまりないので、毎回わくわくしてますね。鬼束さんて台本とか関係ないし、何考えてるのかは全然分からないので、不安はめちゃくちゃありますけど。 ――番組中は、鬼束さんも楽しそうですよね。  鬼束さんがやりたいと言ったことをやってる番組ですから。「闇鍋やりたい」とか「黒ひげ危機一発やりたい」って言ったら、単純にそれをやるだけです。みんな鬼束さんのことを「変わった」って言いますけど、鬼束さんが昔に出た『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」の動画とか見ると、外見以外はそんなに変わってないんですよ。 ――みんなが気付かなかっただけなんですね。さらに昨年は、杉作J太郎さん主催の『エアセックス世界大会』で優勝されたとか(笑)。  あれは別に僕が普段からエアセックスをやってたわけじゃなくて、杉作さんからある日、「いざ鎌倉」ってタイトルのメールが送られてきて、何だろうと思って見たら「エアセックス選手の皆さんお疲れ様です」って大会の詳細が送られてきたんですよ。「いざ鎌倉」と言われたらもうやるしかないじゃないですか。そしたら優勝してしまったっていう。まあ、ビギナーズラックですよ。 ――どこが評価されたんですか?  審査員の評では、「エアセックスの世界に『顔芸』という新しい風を吹き込んだ」って言われました。その場にいた杉作さんや吉田豪さんが、昔から僕の顔を面白いって言ってくださるんですよ。 ――そんな活動の一方で、ピアニカ・ダブエレクトロバンド"あらかじめ決められた恋人たちへ"のベーシストとしてクールなプレイを見せてますが。 IMG_9744_.jpg  あれは池永正二っていう中心の人がいて、そっちの世界観に引っ張られてるんです。僕、そもそもああいうかっこいい感じのことをやる人間じゃないんで、ほかでしょぼい感じにしてバランスをとらないと気が済まなくて。 ――の子さんのような"中心人物になりたい"という気持ちは?  それはもう最初からあきらめてます。僕は若い頃から自分の限界を常に意識してて、何かやりたくても自分ができないなと思ったら、「それを支える立場だったらできるんじゃないか」ってほうにシフトしてきたんです。それがバンドのベーシストであったり、マネジャーであったり、司会進行の男であったりするんだと思います。 ――そんな活動の広さが評価されて、昨年末には『大根仁が選ぶ2011 マン・オブ・ザ・イヤー』を受賞されたわけですが。  昨年は、自分のバンドもそれなりに人気が出てきたし、いろいろやることによって、まとめていい感じになれたかなとは思ってます。 ■アイドルをプロデュースしたい! ――ところで劔さんといえばアイドル好きとしても有名ですが、現在はKARAにお熱だそうで。KARAの魅力は?  KARAはみんなかわいいし、キャラも立ってるし、戦隊ものみたいな感じがいいですよね。でも実はKARAって、韓国ですごい苦労してたストーリーがあるんですよ。そういう雑草魂も含めてグッとくるんですよね。 ――劔さんにとってKARAとはどんな存在ですか?  ふと一人になった時に、唯一考えることですね。そこを持っとけば足取りも軽く歩いていこうって気持ちになれるっていうか。そうでなかったら気の重いことばっかりなんで。 ――劔さんの推しメンはどなたですか?  二コルなんですけど、これもまた悩んでて......。最近、メンバーの人間性を見てたら、僕と性格が合うのはハラちゃんじゃないかって思いだしちゃって......。ハラちゃんの男らしい性格とかを見てると、「この子はきっと僕のことを分かってくれるなあ」みたいなことを勝手に思うんですよね。それからというもの、ほんと......ちょっと......どうしよう......。いっそのこと、二コルに一度、フラれたらいいと思うんですけど、会ったこともないし......。 ――悩んでるんですね......。劔さんはよく「アイドルグループを作りたい」と発言されてますが、具体的な構想はありますか?  Perfumeやバニラビーンズみたいに、音楽で付加価値を付けたいですね。そのほうがブレてなくていいと思うんです。音楽性をどんどん変えることで失敗し続けてるアイドルって、大人に振り回されてるみたいでかわいそうじゃないですか。だからアイドルが一緒に成長していく感じは、音楽も込みで見てみたいなって思います。今年はそこまで手がまわれば、ぜひアイドルを作りたいですね。 ――今日はいろいろお話いただきありがとうございました。最後に日刊サイゾー読者へメッセージがあれば。  僕、男気への憧れがずっとあって、『トラック野郎』(菅原文太演じる"一番星桃次郎"が主人公の映画シリーズ)が大好きでして。より具体的に自分の中に『トラック野郎』イズムを入れるために、今後、星柄の服を中心に着ていくことに決めたんです。だから星柄の服があったらみなさん教えてください! (取材・文=林タモツ) ●つるぎ・みきと 1979年新潟県生まれ。「神聖かまってちゃん」、「撃鉄」のマネジャーを務めるかたわら、「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベース担当。(株)パーフェクトミュージック所属。

男の花道 Jさんを敬愛しているそうで。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・「確信犯? それともガチ?」"ハイパー・メディア・フリーター"黒田勇樹を直撃!「優先順位は家族が1位」 平成のミラクルボーイ"フクシくん"はいまだ健在!「"あたしが時代よ"ってアイドルはオーラが全然違う」 篠山紀信が明かすアノ人の素顔

SMAP中居もタジタジ……神聖かまってちゃん、TBS生放送で"放送事故寸前"の大暴れ

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YouTubeより
 いじめや引きこもり経験を歌い、若い世代から支持を得ているバンド「神聖かまってちゃん」が29日、SMAP中居正広がMCを務める生放送音楽番組「カミスン!」(TBS系)に出演。過激なパフォーマンスを行い、「まるで放送事故」「マジキチ」などとネット上で話題になっている。  この日、31日発売のアルバム『8月32日へ』の収録曲、「23歳の夏休み」を披露したかまってちゃんだったが、歌い出しからボーカル・「の子」が大暴れ。歌詞を完全に無視し、「俺のナルトをみんなに食べてもらいたいんです」「みなさん、ナルトを食べてください」と、なぜかナルトを片手に絶叫。セットもお構いなしにステージ上で大暴れしたのち、その様子を冷ややかに見守っていたMC中居のもとへ。メンバーが制止するのも聞かず、「中居さん、ナルト食べますか?」と執拗にからむ「の子」だったが、これにはさすがの中居もタジタジの様子だった。 「かまってちゃんはデビュー前から、無許可で路上ライブをして警察に補導される様子を動画配信したり、ヴォーカル&ギターの『の子』がライブ中に腕をカミソリで切り裂いて血まみれになるなど、数々の伝説を作り上げている4人組バンドです。「病み」をテーマにした歌詞と、切なくポップなメロディーラインが10代を中心とした若い世代の共感を得ており、ニコ動画やYouTubeでその人気に火が付きました。昨年3月、ミニアルバム『友だちを殺してまで。』(バウンディ)でデビュー。同年12月には、メジャーとインディーズでそれぞれ、アルバム『つまんね』(ワーナーミュージック・ジャパン) 、『みんな死ね』(バウンディ)を同時リリース。カルチャー誌でこぞって取り上げられ、今一番アツい新世代バンドとして注目されています」(音楽雑誌のライター)  今年5月には、メジャーデビューからの3カ月間、ひきこもりがちの生活から若者たちのカリスマとなった「の子」に密着したドキュメンタリー番組がNHKで放送されたり、彼らの曲をモチーフに映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』が公開されるなど、エンタメ界全体においても、その存在が注目されている。  メジャーデビューにあたっては、かまってちゃん最大の武器である破天荒なパフォーマンスがメジャーでも受け入れられるのかなどと賛否両論を呼んだかまってちゃん。満を持しての地上波生放送初出演となったわけだが、何をやらかすか分からないこの危険なバンドをキャスティングするには、スタッフにも度胸とそれなりの覚悟が必要のようだ。
紀文 なると巻 良純さんも大好きです。 amazon_associate_logo.jpg
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【ももクロ×かまってちゃん!】異端、異色の異ジャンルミックス対バン!!

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 肉体の限界を究めた突然変異的なブラストビートダンス、エモーショナルなヴォーカルとラップ、エンターテインを徹底したMCを披露する、アイドル界代表「ももいろクローバー」。  シンプルで肉厚なビートにシアトリカルな装飾、フリーキーな絶叫ヴォイス、投げやりな体のパフォーマンスを被せた、ロック界代表「神聖かまってちゃん」。  両者が2月25日、SHIBUYA-AXにて激突した。  LIVEの正式なタイトルは「HMV THE 2MAN ~みんな仲良くできるかな?編~ 『ももクロとかまってちゃん』」。楽しさとアヴァンギャルドさを含む両雄の対バンを企画したのは、タイトルからも察せられるようにHMVだ。なんとも冒険としか言いようがないが、事前に「第一弾」と告知を打っており、今後も異業種交流LIVEを企画していきたい意向があるという。  チケットは瞬く間にソールドアウト。1,500人でぎっしりと埋まった超満員のフロアが、どのような化学反応を起こすのか。アイドルらしいアイドルでありながらアンチ・アイドル的な踊りも辞さないももクロ、音そのものはパンク以降のロックでありながらアンチ・ロック的アティテュードを崩さないかまってちゃんには、接点がないこともなさそうだが──。
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写真=後藤勝
 LIVEに先立つ開演直前の囲み取材にて、ももいろクローバーのリーダー、百田夏菜子は次のように語った。 「ももいろクローバーと神聖かまってちゃんのファンの方はまったく違うと思う。ももクロらしさを全開に出して、きょうのこのLIVEが日本でいまいちばん熱いLIVEにしたいと思って、きょうはがんばります。日本の音楽界を私たちから変えられたらいいなと思っています」 「ももクロも、ふつうのアイドルさんとは違う。かわいいアイドルさんよりはロックに近いような感じ。ちょっと(ロックとは)違うんですけど、ガンガン踊ったりするので、似ている部分? 共通点はあると思うんですよ。だから、ロックじゃないけど、私たちらしさ、激しいダンスを見てほしいと思うし、見せたいなと思います」  また現在進行中のツアーを最後に脱退が決まっているサブリーダーの早見あかりも「(百田夏菜子と)いっしょですね(笑)。『ももクロとかまってちゃん』という題名だから"ももクロっていう子も来るんだ~"みたいな感じで(と思って)来る、かまってちゃんのファンの方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、ももクロのファンの方ももちろんいるだろうし。私たちは常に全力でやっているつもりなので、だからいつもと変わらないパワフルな、元気で、私たちにしかできない、かまってちゃんにはない、アイドルだけどちょっとアイドルじゃないみたいな、私たちの魅力を見せられたらと思います」と、口を揃える。  最年少、佐々木彩夏は「若さは負けていないと思う。その若さがあるからこそ出せるフレッシュさとかパワフルさがあると思うので、かまってちゃんの勢いに負けないくらいのLIVEができたらいいなと思います」とキーワードを口にした。 momokama003.jpg  はたして、ももクロが登場したファーストパートはその通りになった。この日はなんとオープニングから7曲をぶっ通しで熱演するというガチンコな構成! セットリストを見てわかるとおり、最初の5曲は特に力強いタテノリのナンバーが選ばれ、フロアはオタ芸どころの騒ぎではなく、モッシュとポゴダンスで揺れ動く有様だった。アキバ系の6曲目『最強パレパレード』、ややゆったりしたリズムにエモな東洋音階が乗る7曲目『全力少女』でようやく少し落ち着いたが、超攻撃的なステージングは、彼女らがグループアイドル髄一の舞踏≒武闘派であることを証明してみせた。  中断に入るやいなや飲み物を口にしたものの、息を切らした様子もなくMCを始める6人。ノンストップで踊り続けたにもかかわらずそれというのは、佐々木彩夏の言う「若さ」がなせる業なのだろう、観る者の心配を吹き飛ばすようなタフさには脱帽せざるをえない。 momokama004.jpg  百田夏菜子はMC終わりに「私たちのことを知ってる人ー!」と呼びかけて挙手を募ったあと、「いま手が上がってない方! 絶対手を上げさせてやるよ↑」と煽る。  常套句である「きょうもお祭りやっちゃうよ~?」のあとのフレーズが出てこず、MCをやり直すハプニングもあったが、かえってオーディエンスは温まり、「後半戦、行っChai Maxxー!」と、残り5曲の後半戦に突入。3月9日発売の『ミライボウル』、『words of the mind』とつづき、もはやアイドルポップス史上に残る名曲『行くぜっ!怪盗少女』でAXのボルテージは最高潮に達した。 momokama005.jpg  踊りばかりが取り沙汰されるが、ラストの2曲『ツヨク ツヨク』『走れ!』では歌手としての表現力があることを示し、会場を感動で満たしてももクロはステージをあとにした。  盛り上げに関して天下一品のももクロのあとの共演者はやりづらいものだが、神聖かまってちゃんはいつもどおり、セットリスト未定? の野放図なステージ進行。今春公開予定の映画『劇場版・神聖かまってちゃん(仮)』の撮影を兼ね、悪態をつきつつ、表層的なそぶりとは対照的にタイトなサウンドを堂々と紡ぎつづけた。 momokama006.jpg  ドラムスのみさこが「ももクロの完璧なステージのあとで緊張している」旨をこぼしてはみたものの、ドライブして一気に突っ走ったももクロのあと、適度にダルい休み休みな感じのかまってちゃんは、むしろいい中和剤。きちんと自分たちの雰囲気に戻していたところはさすがだった。  また、かまってちゃんのファンにももクロのファンらしき人々がまざり、「かなこぉ~↑」ふうに「みさこぉ~↑」と声援をして「新しいな(笑)」とかまってちゃんのメンバーを笑わせた辺りに、多少なりとも対バンの効果は出ていたように思える。  50分の持ち時間を「密」と「疎」とで、対照的に使ったももクロとかまってちゃん。百田夏菜子が言うようにここから日本の音楽界が変わっていくのか。閉塞感を打破する試みとして興味深く、また印象深いLIVEだった。 (取材・文=後藤勝) <セットリスト> ももいろクローバー オープニング overture →ももいろクローバー参上!!   1、Chai Maxx 2、ココ☆ナツ 3、キミとセカイ 4、Believe 5、ピンキージョーンズ 6、最強パレパレード 7、全力少女 MC 8、ミライボウル 9、words of the mind 10、行くぜっ!怪盗少女 11、ツヨク ツヨク 12、走れ! ...................................................... 神聖かまってちゃん 1. あるてぃめっとレイザー! 2. 肉魔法 3. レッツゴー武道館 4. さわやかな朝 5. 夜空の虫とどこまでも 6. ぺんてる 7. 制服b少年 8. バグったのーみそ EN1. ベイビーレイニーデイリー EN2. 夕方のピアノ
もも本-ももいろクローバー公式ビジュアルブック 孤高への道中。 amazon_associate_logo.jpg
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