秘訣は高齢層ウケのよさ!? オードリーが「消えなかった」理由とは

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『オードリーの小声トーク
六畳一間のトークライブ』
(講談社)
 テレビを眺めていて、ふと思ったことがあった。  そう言えば、オードリーって消えなかったな、と。  消えるどころか、人気番組には欠かせない存在になっていて、すっかりバラエティー界の中核になっている。  2008年の『M-1グランプリ』で敗者復活戦からの準優勝という好成績で脚光を浴び、春日の分かりやすいキャラクターと「トゥース!」のフレーズで一躍人気者になった。しかし、当時人気を集めていた"キャラ芸人"のように"一発屋"と言われることも多く、「2009年中には消える」と言われることもあった。   『エンタの神様』(日本テレビ系)や『爆笑! レッドカーペット』(フジテレビ系)などが終了し、多くの芸人がテレビで目にする機会が激減していく中、オードリーが愛される理由はどこにあるのか。人気バラエティー番組の構成作家はこう言う。 「実力がけっこうあった、という点ももちろんあるんですが、とにかくイメージがいい。これが一番の理由だと思うんです。人間性が出るというのか、2人の佇まいもいいんでしょうね。たとえば春日さんの節約ぶりもそうですが、真面目な面がにじみ出る。そうすると、『がんばってるんだな』と好感を持って見られて、主婦層や高齢層に受け入れられたのが大きいですね」  他の一発屋芸人と違った点は、やはりこの高齢層受けというのが、実は大きい。 「ここ何年かの一発屋芸人は、圧倒的に子ども受けだったんです。子どもが一斉に真似をして大人気になるんですが、飽きるのも一番早い。あっという間に『古いよ』と言われますから(笑)。でも春日さんの『トゥース!』キャラは、定番のアニメキャラのようなポジションを確立しているのかもしれません」  なぜ、高齢層に受けることが強みになるのか。 「ガチャガチャ言わないところがいいのでは。『いい子だな』と思われれば、受け入れられるんですね。若林さんはどこか孫のような雰囲気もありますし。高齢層に定着すると、定番化していきやすいんです」  あるテレビ関係者が言う。 「吉本ではない、というのは大きいですね。吉本は抱えている芸人が多い分、プッシュしていくサイクルも早いでしょうし。最近言われる"集団芸"や"ガヤ芸"なんかも向き不向きがある。大手ではない利点も結果的にあるもしれません」  使う側の理由として、前出の作家もこう言っていた。 「何組か出演者の候補を考えるときに、あまり吉本ばかりで固めたくない、ということがあります。そんなときに名前を挙げやすいというのがありますね。キャラは分かりやすいのですが、色が特にないので、誰とでも絡めるというか、使いやすいというのは確かです」  そして、運の強さもあったのではないかと前出の関係者は言う。 「ちょうどお笑いブームが沈静化して、次の人気者が出てこなくて交代しなかったのも大きいかもしれません。2010年でブレイクした芸人を考えると、ねづっちぐらいで、終盤になって楽しんごがちょっと出てきているぐらい。話題になった人物が他にはマツコ・デラックスや戦場カメラマンと、芸人じゃない人が多かったですもんね」  さらにオードリーが「消えない」ために、今後のステップが重要だと前出の作家は指摘した。 「今のくりぃむしちゅーさんや、さまぁ~ずさん、ネプチューンさんの位置ですよね。冠番組やMCをやる段階に差し掛かったときに、春日さんはどういうキャラでやっていくのか。人見知りの若林さんがどう仕切るのか、そこが重要になってくると思います」  確かにゲストやひな壇を仕切る様はまだ全く想像できないが、近い将来、オードリーの番組がいくつも放送される時代は、やってくるのだろうか。 (文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
オードリーの小声トーク 六畳一間のトークライブ 庶民派芸人。 amazon_associate_logo.jpg
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本当に人気あるの? テレビ界を席巻する「マツコ的」なる者たち

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ミッツ・マングローブ公式HPより
 今年大ブレイクした、マツコ・デラックス。だが、最近、吉本の芸人・北条ふとしがマツコ・デラックスのマネをする「マツコ芸人」として『リンカーン』(11月16日放送分/TBS系)や『嵐にしやがれ』(11月27日放送分/日本テレビ系)などに出演したり、女装家のミッツ・マングローブがあちこちの番組に出演したりと、テレビにはどうも「マツコ的」な人の露出が増えている気がする。  特に、徳光和夫の甥のミッツ・マングローブは、"マツコの友達"みたいなかたちで紹介される以外は、かつてはTOKYO MXでしか見たことがなかったのに、このところ引っ張りだこの人気だ。  「人気」と書いたが、正直、本当に「人気」なのかどうかはよく分からない。  というのも、この人、女装家なのが「マツコ的」というだけであって、実際に面白いのは「ミッツ・マングローブ」という妙な名前と、「従兄弟の徳光正行の結婚式に出席した際、親族にもかかわらず、親族席ではなくマツコと同じテーブルに座らされた」というエピソードがあることぐらい。  いったいなぜ売れているのか。あるバラエティー関係の放送作家は言う。 「ミッツ・マングローブは、何を持ってるわけでも何ができるわけでもないですが、最近のバラエティー番組では、『新しい人が出るとバラエティー番組を一通りまわる』という法則があるため、かつてJOYや小森純がそうだったように、いまはミッツ・マングローブがその一通りまわるところにいるんだと思います」  タレントにとっては「2周目に呼ばれるかどうか」が重要で、そこにビクビクしている人も多いのだそう。 「バラエティーに出まくってるのは、やっぱり徳光さんの甥ということが大きいですね。それと、いまはマツコ・デラックスというブランドが強いので、マツコと似たような人を探す流れはあります。たとえば、ミッツがいきなり出てきても、視聴者は『誰?』となってしまいますが、マツコの大ブレイクによって、世間や視聴者側に『マツコと似たような人=面白い』という受け入れ態勢がすでにできているんですよ」  実は今回に限らず、一発ギャグブーム、ショートネタブームなどのときも、やはり「似たような人を受け入れる」という態勢ができて、同じような現象が起こっていたという。 「また、不況のときには、ズバッと言ってくれる人が面白くなりやすく、占い師などが流行ったり、オネエ系が人気になりやすいという下地もありますね」  ところで、ミッツの場合、その下地があるからこそ、「あれ? ズバッと言いそうで言わない......」と拍子抜けする部分も大きいのだが......。 「そうなんです。フツーの感覚のフツーのことしか言わない人なんですよね」  これは、最近のバラエティー番組の作り方が固まってきているせいもあるのでは? という指摘だった。 「最近は、ゲストを7~8人、あるいはそれ以上呼んで、その中でトークをまわすスタイルが多いですが、その中には『トークをまわせる芸人』『アイドル』『大御所』などのポジションがあり、他のポジションの1つとして、画面上の新しさ、"彩り"として、見た目から入れやすいということもあると思います」  ズバッと言いそうで言わない、"彩り"効果的なミッツ・マングローブ。実際に味わう人は少ないけど、けっこう添えられてくるパセリみたいな存在ってこと!? でも、パセリは栄養豊富だけど......。  「マツコ的」だけでどこまでいくのか、今後に注目したい。 (「サイゾー裏チャンネル」より)
デラックスなマスク!マツコデラックスになりきりマスク 強烈。 amazon_associate_logo.jpg
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岡村復活の『めちゃイケ』にTBSもバラエティーで対抗 どうなる「土8」新時代

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フジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』公式サイトより
 ナイナイ岡村奇跡の復活で大きな反響を集めた11月27日の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。主軸を欠いたままの放送が続き、今後の展開なども懸念されていたが、新メンバーオーディションなどの話題づくりの効果もあってか、視聴率もおおむね10%台半ばをキープ、27日の放送では18.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高い視聴率を獲得した。バラエティー番組の構成を手がける作家は言う。 「岡村さんいない時期にも視聴率をキープできていたのは、やっぱり何があっても見るという固定客が『めちゃイケ』にはきっちりいるということなんです」  岡村不在の間も固定層が見続けたのは、「そのピンチをどういじっていくんだろうということも見たかったからだと思います。そこで、もしヘンな感じになっちゃった瞬間、『岡村が戻ってくるまで他の番組見よう』となってしまう可能性は高かった。そういう意味では新メンバーや新企画のボロが出る前というか、ベストなタイミングだったと思います」  『8時だョ! 全員集合』(TBS系)や『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)のころから、土曜8時のテレビの激戦の歴史は長い。現在は『めちゃイケ』と日テレの『世界一受けたい授業』が好調ではあるが、一時TBSがこの枠でドラマをスタート、『ROOKIES』やキムタクの『MR.BRAIN』、『ブラッディ・マンデイ』などヒット作が続き、高視聴率を獲得していた時期もあった。あるテレビ関係者が言う。 「このころの『めちゃイケ』は、さすがに若干新味に欠ける時期だったのか、とくに『ROOKIES』にはだいぶ若い層を削られていた気がします。『土8はめちゃイケ』なんていうキャッチフレーズをわざわざ連呼していましたし」  そんな中、TBSは8時台にドラマからバラエティーを復活させる。ネプチューンをメインに据え、鳴りもの入りでスタートさせた新番組『奇跡ゲッター ブットバース』は、11月20日の初回2時間スペシャルが8.2%と低い視聴率でのスタートとなってしまった。前出の作家が言う。 「"奇跡"をテーマに、何かにチャレンジするというのには、目新しさや斬新さが全然感じられなかったんじゃないでしょうか。新しい層か若い人が見たくなる何かを持ってないと、なかなかチャンネルを合わせてもらえない。そうでないと、特番やスポーツ中継で普段見ている番組がやってないときなんかに、見たいのがないときに見る番組でしかなくなってしまいます」  とはいえ、『ネプリーグ』(フジテレビ系)や『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)、『しゃべくり007』(日本テレビ系)など、ネプチューンが出演する番組には人気番組が多い印象があるのだが、 「確かにネプチューンの好感度は高いです。一部で嫌われている仲間内での笑いみたいなものもやりませんし、それこそ子どもからお年寄りまで、一般的な受けはすごくいいんです」(前出作家)  しかし、好感度だけでは新番組の数字を獲得できなかったりもする。 「あまり色がついていないというか、何にでも対応できるだけに番組企画によるところがありますね。『ネプリーグ』人気が出るようになったのは現在のクイズ中心のスタイルになってからですし、ネプチューンの番組が当たりばかりというわけではないんです」  いっぽうテレ朝はといえば『ガリレオ脳研』というクイズ系の番組を放送しているが、常に視聴率はヒトケタ。20日の放送では4.8%という最低視聴率ということになってしまった。  岡村復活で新体制でスタートする『めちゃイケ』だが、新メンバーとどうからんでいくかによって今後の人気も左右されるのではないかという声もある。岡村へのプレッシャーも大きいような気がするが、「それに関しては、翌週がFNS歌謡祭になってたり、ちょうど年末年始の特番の時期で通常放送が飛び飛びになるのもまた、新メンバーが慣れていくペースなども含めて時期的によかったと思いますね」(前出テレビ関係者)  TBSもまた、この期間に体制を整えていきたいところだが、 「そこは逆に、特番が挟まれることで、定着させることが難しくなっていくこともあるかもしれませんが」(同関係者)  2011年の土8、どうなっていくか。 (文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.2 やっぱり欝だったのか? amazon_associate_logo.jpg
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女性たちから熱い支持!? 「ラブ注入♪」楽しんごがブレイク寸前

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楽しんご公式ブログより
 いま子どもに人気の芸人といえば? オードリー? あるいは、はんにゃとか? いや、「好きな芸人」として彼らの名前を挙げる子はいても、マネをする子はいま、巷であまり見かけない。  子どもたちがいま夢中なのは、キャラたちまくりの戦場カメラマン・渡部陽一と、意外な芸人――「楽しんご」だという。  楽しんごとは、「東幹久さんが言いそうなセリフ」と高い声で言った後、低い声でモノマネをし、その後に腰をくねらせながら高い声で「あ~ん♪ ドドスコスコスコドドスコスコスコドドスコスコスコ ラブ注入♪ バンバン!」とやる芸人のこと。  かつて『エンタの神様』(日本テレビ系)に出ていたときは、番組内限定ユニット「Mint姉弟」の「乙女な弟」をやっていたが、ピンで見るようになったのは、昨年の『あらびき団』(TBS系)から。  フリー芸人だった彼を、よしもと興業がスカウトしたという異色の経歴の持ち主で、整体師としても活躍中だが、さらに驚くのは、そもそも下ネタ満載の"深夜枠芸人"に見えた彼が、いつの間にか子どもたちの人気者になっているということだ。  小学校などで「ドドスコスコスコ ラブ注入♪」とマネしている子は多く、ネット上にも、子どもたちがハマッている・マネしているという声や動画などを多く見ることができる。  実際に楽しんごのモノマネをする小学生たち(男女数名)に、彼の魅力について聞いてみると......。  「楽しんご? 別に好きじゃない」「キモい」「動きがヘン」「"楽しんご"なのに、楽しくない」など、意外にも否定的な声が続出! にもかかわらず、「ドドスコスコスコ♪」とモノマネはしっかり披露してくれる。「好き」と「マネしたい」とは別なのか。  「昨年のオードリー・春日の『トゥース!』とか、数年前の小島よしおの『そんなの関係ねぇ!』、IKKOさんの『どんだけぇ~』、さらに古くは、レイザーラモンHGの『フォー!』などと同じで、音の響きや動きが特徴的なので、子どもウケするんでしょうね」と話すのは、あるテレビ雑誌関係者。  だが、「そんなの関係ねぇ!」や「フォー!」と大きく違うのは、子どもたちの母親など、女性たちが多く支持しているということだ。  「楽しんごって、普通にカッコいいよね」「女の子にしか見えない! 可愛い」「背が高くて、顔が小さくてスタイル良すぎ。羨ましい」など、ルックスに関する女性の声は多く見受けられる。  さらに、特徴的なのは、多くのオネエキャラと違って、「毒を吐かないこと」を支持する声が多いこと。「礼儀正しく、性格も良さそう」「可愛い整体師というのも良い。癒やされる」と"癒やし系"と捉えている女性も多いようだ。  ところで、よしもとには、芸人としては「?」だが、先輩芸人の女遊びサポート・飲み会セッティング担当として「カラテカ・入江」が活躍している。これが会社の一種の"福利厚生要員"だとすると、同様に、楽しんごも、もし一発屋で終わったとしても、その後は芸人たちの整体師として活躍してもらえる福利厚生的な目論見があったりして? だとしたら、さすが商人・よしもと。ちゃっかりしてます。 (「サイゾー裏チャンネル」より)
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本家からクレームか!? 「きたなシュラン」が不可解なタイトルリニューアル

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フジテレビ『とんねるずのみなさんのおかげでした』
公式ページより
 店構えは汚いけれど、その味は抜群に美味い店を紹介する、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気コーナー「きたなシュラン」。  その11月4日の放送回を見ていたところ、なぜかそのタイトルが、「きたな美味い店」というものに変わっていた。  言うまでもなく、このコーナーは、レストランの評価を行う、フランスのミシュランガイドが元ネタである。とんねるずとゲストがきたな美味い店で食事をした後、採点を☆の数でつけるのも、そう。また、通称"ダーイシ"こと石田弘エグゼクティブプロデューサーの顔がついたマスコットキャラ(?)も、ボディはミシュランのキャラクター「ミシュランマン/ビバンダム」を彷彿とさせるもの。だが、そのキャラクターも、顔はそのままでボディはコック服のものに変わっていた。  タイトルリニューアルに関して、コーナー冒頭に、「今回からプロデューサー一平の希望で、コーナータイトルも衣替え」という謎のナレーションでの説明が入ったものの、ロケ本編ではそのことについて、とんねるずからも一言の説明もない。あるテレビ関係者は言う。 「ものすごく不自然でしたよね。ロケVTRが間に合っていないので、たぶんかなり急に決めたことなんじゃないでしょうか」  というのも、VTR中で店主に渡す認定証のコーナーの名称が入っている部分と、一緒に渡す、上記のミシュランマン風キャラクター人形にぼかしが入って流されるという、なんとも不思議な絵面になっていた。ダーイシ人形が、ぼかさないといけないような、わいせつな見た目なのかとも思ってしまったり。そんなところからも、ロケの段階ではまだ「きたなシュラン」のままで、「衣替え」が結構急に決まったことがうかがえる。  翌週11日の放送ではもう大丈夫になっていたようで、認定証はちゃんと「衣替え」後の新しいものになっていた。ただし、コーナー名はまだ流動的なのか、冒頭に今回は、 「プロデューサーがどうしても名前をつけたいということで、本日からこうなりました」  というナレーションが入り、 「きたないけど美味い店、そしてレストランを紹介する、『きたなトラン』! きたなトラン......きたなトラン......(エコーで小さくなっていく)」  ......本当に今後これでいくのか、「きたなトラン」。  今回はぼかしなし。しかし、名前が変更されたことに対しての出演者のコメントも、やっぱりなし。 「紹介された店に行列ができたりもしているようですし、コーナー人気はあるみたいなんですよ。『きたなシュラン』という名称も定着してきたところなのに、不自然ですよね」(前出・テレビ関係者)  どうしてこのタイミングで急に変更することになったのだろうか。フジテレビ視聴者総合センターに、視聴者として問い合わせてみたところ、  「理由については特にお答えしていません」  ということだった。ぼかし映像と突然の名称変更、もしかしたらミシュランサイドから何らかの要望が出されてのものという可能性も考えられなくはない。これについて、ミシュランガイドを発行する日本ミシュランタイヤに問い合わせをしてみたが、担当者が多忙らしく、残念ながら回答をもらうことはできなかった。  前出の関係者は言う。 「先日も、サンリオのウサギのキャラクターがミッフィーの著作権を管理する会社に訴えられたことがありましたよね。著作権に関して海外はけっこう厳しいですからね。もしかしたら、コーナー名よりもパロディ的なキャラクターのほうがダメだったという可能性はありますね」  何かしらの意見があったのか、自主規制なのか分からないが、こんな見方もある。 「コーナーが今のところ人気ありますから、もしかしたら本にするとかの企画が出ているかもしれませんね。そうなった場合、ガイドブックを『きたなシュラン』の名前で出すのもいろいろ都合が悪そうな気がしますしね」(同関係者)  「きたなトラン」、定着するでしょうか。 (文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
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通販かコントか!? TOKYO MXの新番組『スイーツドリーマー』に注目!

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TOKYO MX 『「スイーツドリーマー』公式ページより
 たまたまつけたテレビで、少し加賀まりこ似(?)のきらびやかでゴージャスなキャラの濃い美人のおばさんが、コテコテの関西弁で喋り、MCもまたコテコテの関西弁で応じて、おかしな掛け合いをしていた。  これ、何かの通販番組!? それとも、コント!?  実は関西弁の女性は、関西の人気洋菓子店「マダムシンコ」の川村信子会長。その番組は、TOKYO MXで10月6日にスタートした『スイーツドリーマー』(毎週水曜 午後8時30分~9時)といって、素人が自作スイーツを持参し、審査員が点数をつける番組らしい。  しかも、斬新なのは、「自作スイーツの挑戦者」が、そば屋の店主や、酒類アドバイザー、レーシングドライバー、主婦など本職の人ではないということ!  オマケに、コテコテの関西カラーの番組なのに、関西制作の番組を買い取ったわけではなく、TOKYO MX、つまり東京ローカルのオリジナル番組という。一体どうなってるの!?  この番組の制作にあたるエム・ティ・プランニングの担当者に聞いてみた。 「番組MCの元関西テレビアナウンサー・梅田淳さんが、マダムシンコさんと親しくされていて、『スイーツの素晴らしさ、美味しさを知ってもらう番組を作りたい』と話していたところ、梅田さんとウチの制作会社のお付き合いがあったことから、TOKYO MXでやろうということになったんです」  それにしても、なぜコテコテの関西カラーに? 「マダムシンコさんは、これまでバラエティーやトーク番組をやっていたわけではないのですが、元銀座のホステスなど接客業をされてきた、喋りがお上手な方です。また、MCの梅田さんは標準語もできるんですが、マダムシンコさんのあのキャラがそのまま出るように、二人の掛け合いを関西弁にしました。現場でもずっとこってりトークで、冗談は放送されてる2倍くらい飛び交ってますよ(笑)」  挑戦者は、厳しい審査員たちの舌を唸らせることができれば、賞金30万円。優秀な作品には「商品化」もあるという。今のところ、プロのパティシエだけは参加不可だが、なぜ「素人参加」にこだわったのか。 「マダムシンコさんは、『ハートでもてなす』ということを大切にしている方で、挑戦者たちのスイーツに対する愛情を見たいということがまず1つ。また、スイーツのアイデア・見た目・味は無限で、誰でも気軽に挑戦してほしいということがあります」  ところで、スイーツの素人挑戦番組でありながら、合間には「お悩み解決コーナー」として、「モテない」「仕事を辞めたい」など、視聴者からのスイーツと全く何の関係のない悩み相談も行われていて、30分の枠の中は「ごった煮」状態だ。  また、「現在の参加条件は『パティシエだけはNG』となってますが、今後は多少パティシエもOKになるかもしれませんし、そのうちパティシエ同士で『料理の鉄人』みたいなこともできたら面白いかもしれませんね」と、貪欲かつ、ノールール!!  「マダムシンコ」を運営する「カウカウフードシステム」の一社提供だからできる、やりたい放題&何でもアリの進化系バラエティー番組。今後もどこまで化けるのか、ひそかに注目したい。 (「サイゾー裏チャンネル」より)
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「エハラマサヒロと兄弟!?」NHK朝ドラ『てっぱん』の遠藤要がブレイク寸前!

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NHK連続テレビ小説『てっぱん』公式ページ
「登場人物」より
 9月27日よりスタートしたNHK朝ドラ『てっぱん』。ドラマが始まって1カ月近く経つ今でも、まだ新鮮な疑問・驚きとなっている話題がある。  それは、主人公・あかりの兄で村上家の長男・欽也役を演じる俳優・遠藤要が、芸人のエハラマサヒロとそっくりだということ!  ネット上では「NHKの朝の連ドラ『てっぱん』に出ている、長男役の人って『エハラマサヒロ』さんじゃないの?」「エハラマサヒロと兄弟?」などの声が続出している。また、ヤフーで「遠藤要」を検索すると、「遠藤要 エハラマサヒロ」が一緒に検索されているワードとしてトップに出るほどだ。  遠藤要は、『ROOKIES』(TBS系)に出演していたほか、映画『クローズ ZERO』で芹沢軍団の策士・戸梶勇次役として注目されていた人。実は以前から「エハラマサヒロと兄弟?」という疑問はネット上でちょこちょこ出ていたよう。  真偽を確かめるべく、所属事務所のエイベックス・マネジメントに問い合わせてみたが、残念ながら会社の方針によって取材は拒否......。  だが、エハラマサヒロのブログ(10月14日分)では、こんな記述が見られた。 「最近NHK連続テレビ小説『てっぱん』にハマり倒しとる。ヤバい!毎日号泣!!しかも遠藤要がええ役貰っとるんだわ~顔似てるから感情移入するわ~。時間あったからてっぱん出演者とご飯行ったら、長男と次男が後ろで指相撲の真剣勝負始めた(笑)」  また、10月5日分でも「うわっ!ラフブロランキングがかなり上がっててビックリ!これはたぶん遠藤要効果やな、うん」、10月1日分では「結論:たぶん腹違いの弟だわ」とある。  実は二人は大の仲良しのようで、これまでも遠藤要がドラマや映画で活躍するたびに「エハラマサヒロと兄弟?」という話題が出ては盛り上がってきたよう。しかも、エハラマサヒロのブログには、二人が飲みに行った話などが過去にもたびたび登場している。  さらに、遠藤要に熱い視線を送っているのは、「エハラマサヒロと兄弟?」疑惑を持つ人ばかりではない。  なんと彼、ネット上のゲイの人たちの間で大人気らしい。ネット上では「あしたも長男が見れますように 」「キンニイ出番なかったわ」「長男を標的に頑張るわ」「今日も出番なしね >長男 」などの声が見られ、その出番を心待ちにしている人が多数いるようなのだ。  そういえば、一部熱狂的なファンがついた近年の伝説的な朝ドラ『ちりとてちん』(2007年10月~)でも、落語家の徒然亭一門の"4兄弟の長男"役・草原を演じた桂吉弥が、ゲイの人たちの間で大変な人気となっていた。  あのツヤツヤ・プリプリのもち肌、ぽっちゃりめのあたたかな雰囲気など、共通点がありそうな気もするが......。  ちなみに、『てっぱん』には『ゲゲゲの女房』の向井理のように、分かりイケメンは出演していないが、プレーンな美少女・瀧本美織が演じる主役・村上あかりを囲む「村上家の男たち3人」は、それぞれに魅力的。  大きな体と強面ながら、おろおろするばかりで何もできない父親役・遠藤憲一は、草食系恐竜のようにキュートだし、次男役では『芋たこなんきん』や『ちりとてちん』など、若くしてNHK大阪製作の朝ドラ常連でもある実力派・森田直幸が達者な演技を見せてくれる。  村上家の3人に男たちに今後も注目したいところだ。 (「サイゾー裏チャンネル」より)
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一般人を巻き込むドッキリ企画は100%無理? 素人参加番組が減った裏事情

 毎日、テレビを点けるたび、見慣れた芸人やタレントがクイズをしたり、ゲームをしたり、ひな壇でしゃべったり、逃走したり......どの番組でも、どの企画でも、似たような顔触れが登場している。  思えば、かつてはクイズ番組も素人参加のものが多かったのに、今は『パネルクイズ アタック25』(朝日放送)のほか、『クイズ! ヘキサゴンII』(フジテレビ系)にわずかに素人枠がある程度。クイズ番組に「タレント」「女優」などの肩書で登場する人も「誰?」「クイズは強いけど、この人、初めて見た......」なんて人が多かったりするけれど、それでも「素人参加」とは全く違う。  また、往年の『風雲!たけし城』(TBS系)などをはじめ、素人がチャレンジしているだけなのに、いや、素人だからこそ、腹がよじれるほど笑い転げた番組というのもかつては多数あったはずだ。  いったいなぜ素人参加番組がほとんどなくなってしまったのか。  ある放送作家は、素人番組の減少について言う。 「『電波少年シリーズ』(日本テレビ系)が終わった頃ぐらいから、確かにタレントの企画しかなくなってきていますね。素人関係の番組は、視聴率が全然取れないんですよ」  テレビの「ヤラセ」が問題視されたり、"ドキュメントバラエティー"というジャンルが確立されたのもこの『電波シリーズ』あたりから。  現在でも同じようなドキュメントバラエティー企画は芸人などで行われているし、素人参加でも十分面白くなりそうだけど、やはり肖像権の問題があるのか。そういえば、かつては大人気だった『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の素人参加企画も、今ではほぼなくなっているし......。 「肖像権の問題は大きいですね。かつての『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)でやっていたような一般の人を巻き込む街中ドッキリ企画は、現在は100%できなくなっています。また、実際、素人参加の場合、お蔵入りになるケースが非常に多いんですよ。承諾書を書いてもらっているのに、後でテレビを見てから『扱いが悪い』と言ったり、編集で面白くしていると『取り上げ方が気に入らない』とクレームをつけてきたりする人が多く、リスクが非常に高いわりには視聴率が取れないのが実情ですね」  その点、同じ企画であっても、芸人など名前や肩書きのある人、知っている人の場合、リスクがなく、さらに視聴者側も安心して見られるというメリットがあるのだそうだ。 「また、素人でもテレビ的に面白い人を探すのは大変なんですよ。たとえば、今でいうと、戦場カメラマンの渡部陽一さんなどは本来タレントじゃないですが、非常にキャラがあって面白いですよね。ああいうキャラのついた人を素人から探すには、莫大なオーディションをやらないといけない、というのが現実です」  たとえば、テーマに当てはまる人々から、強烈な個性・経験・関係を持つ8人(8組)を「1億分の8(イチハチ)」としてスタジオに招く『イチハチ』(TBS系)も、最初は素人で行っていたものの、「フツウの素人では面白くなかった」ため、有名人ばかりにしたところ、断然番組が面白くなったというケースがあるのだそうだ。  だが、芸人・タレントばかりの同じような顔触れというのも、マンネリ感はあるけど......。 「作り手側が諦めてしまっているということはあるかとは思います。実際、テレビ局側では素人参加番組をやりたがっているんですが、企画としてなかなか面白いのは上がってこないんです。素人参加番組で1つ成功例ができれば、『素人もアリなんじゃないか』となって、またどんどん出てくる可能性はあると思います」  リスクを超えた素人参加番組の成功例が出てくることを望む! (「サイゾー裏チャンネル」より)
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「♪ひがしのり~のり~」天才? 珍獣!? キミーブラウニーを直撃した!

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ブレイク前夜? "天才メロディー
メーカー"キミーブラウニー。
 とにかく。  一度聞いてしまったら、耳(または脳?)にこびりついてしまう。そんな楽曲。  2009年に放送された『あらびき団』(TBS系)。唐突に彼女は登場した。"天才メロディーメーカー"キミーブラウニー。 「カタヤキのりのり」という、番組MCの東野幸治のことを歌った曲を披露したのだが、「♪ひがしのり~のり~のり~のり~」というリフレインがただただ繰り返されるだけなのに、すごく耳に残ってしまう。あるテレビ関係者が言う。 「『あらびき団』よりも前に、さまぁ~ず大竹さんMCの『音楽ば~か』(テレビ東京系)の一期生として、何週にもわたってその応援企画をやってたんですよ。大竹さんも、珍獣とか言いながら、『耳に残っちゃう』とか『つい口ずさんでしまう』といつも言ってましたから、キャッチーであることは確かなんですよね」  そんな彼女が2010年、今度はゴールデンに、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「安すぎて伝わらない素人芸選手権」に登場、「やっぱ天才とんねるず」という曲を歌ったところ、出演者たちから爆笑と絶賛の嵐。石橋が、「9月からコレがオープニングになります」とコメントしたところ、本当に番組のオープニング曲として採用されたのである。また、TBS深夜の情報番組『ツボ娘』でも、毎週ゲストのことを紹介代わりに歌った曲を披露するなど、急速に注目を浴びている。 「まさにプチブレイク中、いわゆる『売れかけてる』状態ですね」(前出関係者)  この不思議なシンガーソングライター、どんなことを考えているのだろうか。キミーブラウニー本人に聞いてみた。 「とんねるずさんの番組のオープニングの話は、ドッキリだと思いました」  「安すぎて~」のコーナー、パフォーマンスのクライマックスでスタジオ下に落下するのがお約束になっているのだが、下に落ちるとスタジオの様子が全く分からないので、ウケたのかどうかさえ、分からなかったのだという。  尊敬するアーティストは、フレディ・マーキュリー。歌が好きになったのは、ビートルズマニアだという、お父さんの影響が大きいという。  レパートリーは多岐に渡るようだが、上記の東野やとんねるずの曲をはじめ、自身のことを歌った「キミーブラウニー」、さまぁ~ず大竹の歌「かずくん外して」(これは眼鏡を外せという曲)、「フレディ・マーキュリー」、「ダウンタウン」、「FTタカシ」(藤井隆)、「うららとくぼぼ」(オアシズ)などなど、人物系の曲が多い。どれも不思議な歌詞とメロディーラインでありつつ、やっぱり頭から離れない系だ。これらの曲はどうやって作っているのかと言えば、 「音楽の神様が降りてくるんです」  神様降臨!! やはり"天才"系の、「山との対話」でインスパイアされるという、セーラー服シンガーソングライター安穂野香にも、どこか通じるものがある。この「音楽の神様」が突然降りてきては、メロディーを授けてくれるのだとか。 「でも、音楽の神様が作ってくれるのは曲だけで、詩はキミーが考えないといけないんです」  さすがに音楽の神様も「ひがしのり~のり~」とかまでは考えてくれないか。 「キミーが天才なんじゃなくて、神様が天才なんです」  ちなみに音楽の神様、ルックスや性別などについては謎に包まれているんだそうです。  芸名の"キミー"は、大好きなドラマ『フルハウス』の主人公の友達の名前から。そこにこれも大好きなお菓子のブラウニーをくっつけたんだとか。08年のある日、「早く早く」と手を引く音楽の神様に連れられて代々木公園でカラオケライブ。その3回目にいきなり『音楽ば~か』のスタッフに声をかけられたという。とんねるずの話といい、けっこうシンデレラ性があるというか、確かに神に愛されている部分、あるのかもしれない。  現在、テレビ番組だけでなく、南房総の複合レジャースポット「道楽園」(10月14~18日、同所でライブ予定あり)のテーマ曲を歌ったり、ラジオのCMソングも決まっている。神様、大忙し。  「アウト!! これはヒドい!!」(さまぁ~ず大竹)、「オカシな人!?」(東野)と第一声で言われていた「降臨系珍獣」の歌が、テレビ界をじわじわ浸食してきているようだ。 (文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
キミーブラウニー CD出してたんだ...... amazon_associate_logo.jpg
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「安易すぎる……?」テレビのバラエティー番組にネット動画が溢れる裏事情

 最近、テレビを見ていて気になるのが、「衝撃映像○連発!」「インパクト動画○連発!」といった番組があまりに頻繁に放送されていること。  たとえば、「海外の男の子がWiiをもらって喜びすぎて、オエッとえずく動画」などは何度見ても笑ってしまうし、「『ダルマさんがころんだ』で止まる猫」などの思わずキュンとする動物動画にも「定番」化したものはいくつかあるほど。  それにしてもなぜ衝撃映像&動画系番組がこれほどまでに増えているのか。バラエティー番組関係者に聞くと......。 「衝撃映像系の番組が多いのは、単純に視聴率が良いから、どんどんやっているということ。また、動画サイトがたくさんできていることも理由の一つです」  これらの番組で紹介される動画には、PCで見たことのあるものもそれなりにあるしが、誰もがPCで見ているわけではないということ。さらに、「それ、前にも『○○』の番組で見た!」と思うことは多いが、「同じものを何度やっても数字がとれるので、安易に『衝撃映像系をやっておけば安心』というのがある」と言う。  "安易な企画"というわりに、驚くのは、その金額だ。 「動画は、各動画サイトやYouTube、映像買い取りのエージェントなどから買い取るなど、いろいろな方法がありますが、実はけっこう高くて、数十秒で十万円なんてものもあります。動物ネタなどもお金がかかっているんですよ」  コストはバカにならないものの、それに見合う結果が出るので、頻発されるというのが実情のよう。  ところで、これらおバカ映像や衝撃映像の主流は海外のもの、しかもアメリカのものがかなり多くて、日本のものはかなり少ない。これはなぜ? 肖像権の問題なのだろうか。 「肖像権は、日本でも海外でも基本的に同じですし、エージェントなどまとめている会社に問い合わせてOKをもらっているはず。アメリカなどが多いのは、国民性もあるとは思います。日本人のリアクションではありえない映像などもありますからね。あとは、探す側の問題で、サイトやエージェント、現地などのつながりはアメリカが多いということもあるのでは? 日本からの問い合わせの場合、英語ですることが多く、言葉が通じないと問い合わせができませんからね」  ところで、あまりに増えている衝撃映像&動画系番組において、最近目立つようになってきたのは、「インパクト動画」と謳いながらも、コストダウンのためか、ロケVTRやセルDVD、ホームビデオの映像を流したり、ときには"動画"でも何でもない、昔の雑誌記事を盛り込んでいる例なども増えていること。  衝撃映像やおバカ映像、インパクト動画は確かに面白い。でも、コストがかかるのであれば、新しい番組作りのほうにかけてくれても良いのに......。 (「サイゾー裏チャンネル」より)
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