編集部もファンも甘やかしすぎ!? またまた休載の『HUNTER×HUNTER』冨樫義博の“モチベーション問題”

編集部もファンも甘やかしすぎ!? またまた休載の『HUNTER×HUNTER』冨樫義博のモチベーション問題の画像1
「週刊少年ジャンプ」公式サイトより
 冨樫義博の人気コミック『HUNTER×HUNTER』が、9月11日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)41号から休載することが明らかになった。  同作はこれまでにも長期休載を繰り返してきており、今年6月26日発売の同誌30号で約1年ぶりの連載再開を果たしたばかりだが、復活したのはわずか10話分で、またしても休載となった。 「連載再開の時点で、すでに『どうせ、すぐに休むに決まっている』などの声も聞かれましたからね。結局、その通りになりました(笑)。前回も2016年4~7月の10週にわたって連載した後、1年間の休載でした。作者の冨樫は年内にもう1回復活するなどとうそぶいていますが、もうこのペースを守るつもりなのでしょう。こうなってくると、週刊で連載する意味なんてありませんよね」(コミック誌編集者) 『HUNTER×HUNTER』は、1998年に連載がスタート。しかし、頻繁に休載を繰り返しており、週刊誌ベースにもかかわらず、連載19年で、コミックスがたったの34巻しか出版されていないという体たらく。 「休載の総期間は、なんと9年半にも及びます。実に連載期間の半分以上を休んでいるわけですから、怠慢以外の何物でもない。持病の腰痛が原因だと言われたこともありましたが、冨樫の悪びれない態度を見れば、単に連載のモチベーションが下がっているのでしょう」(同)  これだけ休載を繰り返してもファンの支持をいまだに得ているのは、冨樫と『HUNTER×HUNTER』の人気の高さがなせる業なのかもしれないが、ジャンプ編集部もファンも、冨樫を少々甘やかしすぎではないだろうか?

編集部もファンも甘やかしすぎ!? またまた休載の『HUNTER×HUNTER』冨樫義博の“モチベーション問題”

編集部もファンも甘やかしすぎ!? またまた休載の『HUNTER×HUNTER』冨樫義博のモチベーション問題の画像1
「週刊少年ジャンプ」公式サイトより
 冨樫義博の人気コミック『HUNTER×HUNTER』が、9月11日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)41号から休載することが明らかになった。  同作はこれまでにも長期休載を繰り返してきており、今年6月26日発売の同誌30号で約1年ぶりの連載再開を果たしたばかりだが、復活したのはわずか10話分で、またしても休載となった。 「連載再開の時点で、すでに『どうせ、すぐに休むに決まっている』などの声も聞かれましたからね。結局、その通りになりました(笑)。前回も2016年4~7月の10週にわたって連載した後、1年間の休載でした。作者の冨樫は年内にもう1回復活するなどとうそぶいていますが、もうこのペースを守るつもりなのでしょう。こうなってくると、週刊で連載する意味なんてありませんよね」(コミック誌編集者) 『HUNTER×HUNTER』は、1998年に連載がスタート。しかし、頻繁に休載を繰り返しており、週刊誌ベースにもかかわらず、連載19年で、コミックスがたったの34巻しか出版されていないという体たらく。 「休載の総期間は、なんと9年半にも及びます。実に連載期間の半分以上を休んでいるわけですから、怠慢以外の何物でもない。持病の腰痛が原因だと言われたこともありましたが、冨樫の悪びれない態度を見れば、単に連載のモチベーションが下がっているのでしょう」(同)  これだけ休載を繰り返してもファンの支持をいまだに得ているのは、冨樫と『HUNTER×HUNTER』の人気の高さがなせる業なのかもしれないが、ジャンプ編集部もファンも、冨樫を少々甘やかしすぎではないだろうか?

『HUNTER×HUNTER』連載再開も募るファンの不安……「次回作構想」発言に非難の声も

『HUNTER×HUNTER』連載再開も募るファンの不安……「次回作構想」発言に非難の声もの画像1
『HUNTER×HUNTER 33』(集英社)
 冨樫義博の人気漫画『HUNTER×HUNTER』が、6月26日発売の「「週刊少年ジャンプ」(集英社)2017年30号で連載再開することがわかった。同日には、コミックス最新34巻も併せて発売されるという。  ファンとしてはうれしいニュースだが、冨樫はジャンプ執筆陣の中でも悪名高き“休載作家”として知られる。口さがないファンの間では「どうせ、またすぐに休載するんだろ」といった声も聞かれる。 「『HUNTER×HUNTER』が最後に掲載されたのは、約1年前の16年31号。連載が始まったのは1998年ですが、頻繁に休載を繰り返していて、2014年からは2年にもわたる長期休載でしたからね。週刊誌での連載19年でコミックスがたったの34巻なんて、通常は考えられないですよ」(男性コミック誌編集者)  そんな冨樫だが、昨年には姉妹誌「ジャンプGIGA」誌上での発言がヒンシュクを買った。『NARUTO -ナルト-』の作者・岸本斉史との対談で、次回作の構想について問われると、冨樫は「僕めちゃくちゃあるんですよね。描きたいやつ」と応じたのだ。 「当時休載中だったにもかかわらず、この発言ですからね。連載中の作品すら全うしていないのに、よく次回作の構想なんて口にできたものです。厚かましいにもほどがありますよ。たびたび休載してしまうのは、持病の腰痛のせいだなんていわれていますが、単に連載に飽きてしまったのでしょう」(同)  連載を再開するというだけでニュースになってしまうのは、冨樫と『HUNTER×HUNTER』の人気の高さをうかがわせるが、またしても休載に突入してファンをぬか喜びさせないよう願いたいものだ。

「読者をナメている」!? 『HUNTER×HUNTER』休載中の冨樫義博“次回作”言及に猛反発!

humter0906
『HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)』(集英社)
 人気コミック『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博の発言が、反響を呼んでいる。8月20日発売のコミック誌「ジャンプGIGA VOL.2」(集英社)誌上で行われた『NARUTO -ナルト-』の作者・岸本斉史との対談でのことだが、司会者から次回作の構想について問われると、冨樫は「僕めちゃくちゃあるんですよね。描きたいやつ」と返答。  冨樫といえば、「週刊少年ジャンプ」(同)で1998年から『HUNTER×HUNTER』を連載するも、何度となく休載を繰り返してきた悪名高いマンガ家。対談相手の岸本の『NARUTO』のほうが後から連載がスタートしたのにもかかわらず、『NARUTO』が単行本が全72巻であるのに対し、『HUNTER×HUNTER』は現33巻という体たらく。同作は現在も休載中だけに、ネットユーザーらは冨樫の発言に、「『HUNTER×HUNTER』の連載に飽きたんだろ」「お前は秋本(治)先生を見習うように、マジで」などと猛反発。 「まったく、どの口が言うのでしょうか。現在連載中の作品すら全うできてないのに、よく次回作の構想なんて口にできますよね。これまで休載を重ねてきた挙げ句、この4月に1年8カ月ぶりに連載を再開したと思ったら、わずか3カ月後には再び休載ですからね。読者をナメているとしか言いようがない」(コミック誌編集者)  冨樫の度重なる休載の背景には持病の腰痛があるようだが、連載時には巻末コメントで腰痛のつらさを訴えてばかりいた。 「百歩譲って腰痛が原因だとしても、休載中に兄弟誌で次回作について語ったりするのは、ちょっと無神経ではないでしょうか。そして、こんなことを許しているジャンプの担当編集者は、冨樫を甘やかしすぎです。まずは腰痛を完治させて、連載を再開できるよう努めるべきです。現状を見る限り、腰痛なんて遅筆をごまかすための仮病としか思えません」(同)  対談で冨樫が明かした次回作のテーマの1つがカードバトル。同じテーマでは同じジャンプに連載されていた高橋和希による『遊☆戯☆王』がおなじみだが、「(連載終了から)だいぶ経ってるから、もうやってもいいんじゃ」と語り、かなり本気の様子。だが、『HUNTER×HUNTER』の再開のメドが立たない現状では、次回作など絵に描いた餅と言うしかないだろう。

「読者をナメている」!? 『HUNTER×HUNTER』休載中の冨樫義博“次回作”言及に猛反発!

humter0906
『HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)』(集英社)
 人気コミック『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博の発言が、反響を呼んでいる。8月20日発売のコミック誌「ジャンプGIGA VOL.2」(集英社)誌上で行われた『NARUTO -ナルト-』の作者・岸本斉史との対談でのことだが、司会者から次回作の構想について問われると、冨樫は「僕めちゃくちゃあるんですよね。描きたいやつ」と返答。  冨樫といえば、「週刊少年ジャンプ」(同)で1998年から『HUNTER×HUNTER』を連載するも、何度となく休載を繰り返してきた悪名高いマンガ家。対談相手の岸本の『NARUTO』のほうが後から連載がスタートしたのにもかかわらず、『NARUTO』が単行本が全72巻であるのに対し、『HUNTER×HUNTER』は現33巻という体たらく。同作は現在も休載中だけに、ネットユーザーらは冨樫の発言に、「『HUNTER×HUNTER』の連載に飽きたんだろ」「お前は秋本(治)先生を見習うように、マジで」などと猛反発。 「まったく、どの口が言うのでしょうか。現在連載中の作品すら全うできてないのに、よく次回作の構想なんて口にできますよね。これまで休載を重ねてきた挙げ句、この4月に1年8カ月ぶりに連載を再開したと思ったら、わずか3カ月後には再び休載ですからね。読者をナメているとしか言いようがない」(コミック誌編集者)  冨樫の度重なる休載の背景には持病の腰痛があるようだが、連載時には巻末コメントで腰痛のつらさを訴えてばかりいた。 「百歩譲って腰痛が原因だとしても、休載中に兄弟誌で次回作について語ったりするのは、ちょっと無神経ではないでしょうか。そして、こんなことを許しているジャンプの担当編集者は、冨樫を甘やかしすぎです。まずは腰痛を完治させて、連載を再開できるよう努めるべきです。現状を見る限り、腰痛なんて遅筆をごまかすための仮病としか思えません」(同)  対談で冨樫が明かした次回作のテーマの1つがカードバトル。同じテーマでは同じジャンプに連載されていた高橋和希による『遊☆戯☆王』がおなじみだが、「(連載終了から)だいぶ経ってるから、もうやってもいいんじゃ」と語り、かなり本気の様子。だが、『HUNTER×HUNTER』の再開のメドが立たない現状では、次回作など絵に描いた餅と言うしかないだろう。

尾田栄一郎の重い腰を上げさせた香川真司へ感謝の声が殺到! 長澤まさみに「アモーレになってやれ」の声

kagawa0711
 10日に放送された『伝説の瞬間 発掘ファイル~アニメ編~』(フジテレビ系)で、漫画『ONE PIECE』(集英社)の原作者・尾田栄一郎がテレビ初出演。そのきっかけを与えたサッカー日本代表・香川真司の“アシスト“に、『ONE PIECE』ファンから感謝の声が殺到している。 『ONE PIECE』の大ファンであることを公言している香川に、尾田が直筆サインとルフィのイラストが描かれたレガースとスパイクをプレゼント。そのお返しとして、香川は自身が所属するドイツ・ブンデスリーガ「ボルシア・ドルトムント」のサイン入りユニフォームを用意。「確実に届いたのか映像で確認したい」という香川の要望を受けた番組スタッフが、ダメもとで尾田にオファーを出したところ、「顔出しはしない」という条件で出演を承諾され、「マジか!?」とファンを驚かせた。 「シリーズ累計売り上げは3億部を超え、“最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ”としてギネス世界記録に認定されるなど、日本のみならず世界でも名を知られた漫画家である尾田ですが、これまでテレビ出演したことがなかっただけに、当然ファンからは『本物か?』という疑惑がささやかれたものの、本人確認としてルフィをサラサラと描き上げる姿にファンは大熱狂。年収30億円とも40億円ともいわれる尾田ですが、Tシャツにデニム、足元は雪駄という質素な姿での登場に『倹約家なんだな』『メタボ体形だな』など、ネット上は大盛り上がり。香川からプレゼントされたユニフォームを着る姿まで見せてくれました」(芸能関係者)  今まで誰も成し遂げられなかった尾田のテレビ出演をかなえたことで、すっかり株を上げた香川。だが、そんな彼も、2012年に大ファンであることを公言している女優の長澤まさみと『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の『食わず嫌い王決定戦』コーナーで共演した際、食事に誘うも、その後、2人に熱愛のウワサは流れず、残念ながら自身の恋の願いはかなえられていない。14年12月には、自身のTwitter上でのファンとのやりとりの中で「長澤まさみさんに会えるようにがんばります!」とツイートするなど、その後も長澤に恋心を抱いている様子が垣間見えているだけに、『ONE PIECE』ファンからは感謝の意味を込めて、長澤へ「香川のアモーレになってやれよ」と、香川を推す声が寄せられている。 「長澤の父親は元サッカー日本代表で、ジュビロ磐田の監督を務めたこともあるだけに、『お似合い』と香川を後押しする声は絶えません。ですが、長澤とこれまでウワサになったのは、嵐の二宮和也や伊勢谷友介、リリー・フランキーなど、業界関係者ばかり。しかし、日本代表で香川と仲が良い長友佑都が先日、女優の平愛梨への“アモーレ発言”で注目を集めたこともあり、『リリーなんかより、香川がベストだと思うぞ』『日本サッカー界の未来のためにも、香川と優秀な遺伝子を残してくれ』などといった声が再燃。また、香川はモデルのマギーと熱愛のウワサが流れたことがあるのですが、『長澤がダメなら、マギーでもいいぞ』『香川のテクニックにプラスして、強靭なフィジカルを備えた息子が誕生しそうだ』などと、マギーを売り込む声も殺到しているようです」(同)  年収8億円ともいわれている高給取りの香川だが、果たして長澤をモノにすることができるか!?

尾田栄一郎の重い腰を上げさせた香川真司へ感謝の声が殺到! 長澤まさみに「アモーレになってやれ」の声

kagawa0711
 10日に放送された『伝説の瞬間 発掘ファイル~アニメ編~』(フジテレビ系)で、漫画『ONE PIECE』(集英社)の原作者・尾田栄一郎がテレビ初出演。そのきっかけを与えたサッカー日本代表・香川真司の“アシスト“に、『ONE PIECE』ファンから感謝の声が殺到している。 『ONE PIECE』の大ファンであることを公言している香川に、尾田が直筆サインとルフィのイラストが描かれたレガースとスパイクをプレゼント。そのお返しとして、香川は自身が所属するドイツ・ブンデスリーガ「ボルシア・ドルトムント」のサイン入りユニフォームを用意。「確実に届いたのか映像で確認したい」という香川の要望を受けた番組スタッフが、ダメもとで尾田にオファーを出したところ、「顔出しはしない」という条件で出演を承諾され、「マジか!?」とファンを驚かせた。 「シリーズ累計売り上げは3億部を超え、“最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ”としてギネス世界記録に認定されるなど、日本のみならず世界でも名を知られた漫画家である尾田ですが、これまでテレビ出演したことがなかっただけに、当然ファンからは『本物か?』という疑惑がささやかれたものの、本人確認としてルフィをサラサラと描き上げる姿にファンは大熱狂。年収30億円とも40億円ともいわれる尾田ですが、Tシャツにデニム、足元は雪駄という質素な姿での登場に『倹約家なんだな』『メタボ体形だな』など、ネット上は大盛り上がり。香川からプレゼントされたユニフォームを着る姿まで見せてくれました」(芸能関係者)  今まで誰も成し遂げられなかった尾田のテレビ出演をかなえたことで、すっかり株を上げた香川。だが、そんな彼も、2012年に大ファンであることを公言している女優の長澤まさみと『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の『食わず嫌い王決定戦』コーナーで共演した際、食事に誘うも、その後、2人に熱愛のウワサは流れず、残念ながら自身の恋の願いはかなえられていない。14年12月には、自身のTwitter上でのファンとのやりとりの中で「長澤まさみさんに会えるようにがんばります!」とツイートするなど、その後も長澤に恋心を抱いている様子が垣間見えているだけに、『ONE PIECE』ファンからは感謝の意味を込めて、長澤へ「香川のアモーレになってやれよ」と、香川を推す声が寄せられている。 「長澤の父親は元サッカー日本代表で、ジュビロ磐田の監督を務めたこともあるだけに、『お似合い』と香川を後押しする声は絶えません。ですが、長澤とこれまでウワサになったのは、嵐の二宮和也や伊勢谷友介、リリー・フランキーなど、業界関係者ばかり。しかし、日本代表で香川と仲が良い長友佑都が先日、女優の平愛梨への“アモーレ発言”で注目を集めたこともあり、『リリーなんかより、香川がベストだと思うぞ』『日本サッカー界の未来のためにも、香川と優秀な遺伝子を残してくれ』などといった声が再燃。また、香川はモデルのマギーと熱愛のウワサが流れたことがあるのですが、『長澤がダメなら、マギーでもいいぞ』『香川のテクニックにプラスして、強靭なフィジカルを備えた息子が誕生しそうだ』などと、マギーを売り込む声も殺到しているようです」(同)  年収8億円ともいわれている高給取りの香川だが、果たして長澤をモノにすることができるか!?

多忙極まる尾田栄一郎『ワンピース』ついに月1連載へ……「冨樫や萩原のようにならないで!」

onepiece0704
『ONE PIECE 82 (ジャンプコミックス)』(集英社)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載中の人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』が、月1回の連載となると取り沙汰されている。とりあえず7月11日発売号の休載が決定しており、その次の号で連載は復活するものの、すぐにまた休載して、最終的には月1回の連載になるのだという。 「そうでなくても、近年の『ワンピース』は休載が目立っていて、2014年以降は月1回のペースで休んでいますからね。作者の尾田栄一郎の多忙ぶりを見ていれば、ついに来たか、という感じです。ジャンプの悪名高い休載執筆陣といえば、冨樫義博と萩原一至がいますが、彼らのようにならないで、と祈るばかりです」(コミック誌編集者)  冨樫といえば、こちらも人気連載の『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の作者としておなじみだが、同作は14年からの長期の休載を経て、今年の4月18日発売号でようやく連載が再開したばかり。しかし、7月4日発売号をもって、長期の休載に入るという発表があった。  一方、萩原の『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』は、こちらも休載を繰り返しながら、現在は掲載の場を「ウルトラジャンプ」に移し、不定期で連載中だ。同作の連載がスタートしたのは1988年であるにもかかわらず、コミックスは27号までしか出ていないのだから、いかに休載が多かったかをうかがわせる。 「冨樫も萩原もあまりの遅筆ぶりに、やむなく下書きが雑誌やコミックスに掲載されたことがあるほど。休載の理由としては持病の悪化などが言われていますが、創作意欲の低下やストーリー展開の行き詰まりもあるのでは。その点、『ワンピース』はラストの内容はすでに決まっていて、それに向けて描き進めていくだけだと、尾田が豪語しているし、本人も楽しんて描いているので、創作意欲に衰えはないと思います。休載はやはり多忙さゆえでしょうね。毎週の連載に加え、アニメや映画にも関わり、睡眠時間は毎日2時間しかないそうですから」(同) 『ワンピース』といえば、ギネス世界記録に認定されるほど絶大な人を誇るマンガであると同時に、テレビアニメや映画などでも世界中のファンから支持を集めている。月1回の連載ともなれば、悲鳴が多方面から聞こえてくるに違いない。

なぜ「ジャンプ」は変わったのか? フリー化された解釈に見る「ジャンプ」腐女子化の理由

【サイゾーpremium】より 12月無料購読キャンペーン開催! 「『ジャンプ』は腐女子に媚びだしてから終わった」──。マンガ好きなら、こうした論調を耳にする向きも多いだろう。だが、これは果たして正しいのだろうか? 消費社会論と腐女子の消費傾向から、「ジャンプ」作品の変遷を探ってみたい。 「『黒子のバスケ』イベントを中止せよ」  2012年10月、「週刊少年ジャンプ」(以下「ジャンプ」)で連載されている人気マンガ『黒子のバスケ』の作者と、作者の出身校含む関係各所へ脅迫状が送付される事件が発生した。この騒動の中で頻繁に登場するキーワードがある。それが”腐女子”だ。犯人は文書で「パロディ作品をやめろ」「腐女子ども覚えておけ」などと述べ、時期近くしてフジテレビが登場人物に想いを馳せる「仮想カレシに夢中な女子たち」という扇情的な報道をしたことも相まって、ネットで炎上した──。  そもそも近年、業界最大部数を誇る「ジャンプ」が腐女子に媚びてきたという批判を耳にする。”腐女子”という属性については、もはやここで説明するまでもないだろうが、なぜ「ジャンプ」がそうした謗りを受けることになったのだろうか? 本稿では、腐女子の消費傾向から、「ジャンプ」が腐女子に受け入れられるようになった経緯をひもといてみたい。まずは本題に入る前に、80年代以降の日本における消費社会論と腐女子の消費傾向を照らし合わせながら、彼女たちが「ジャンプ」を支持するに至る経緯を見ていこう。  日本では80年代、社会学者ボードリヤールが『消費社会の神話と構造』(原著1970年)で展開した消費社会論がもてはやされていた。これによれば「消費」とは、欲求のままモノを享受することではなく、何かを区別し意味付けする行為として社会構造に組み込まれたものとされる。同時期の日本ではバブルを享受し、高度消費社会に突入したのだが、人々は記号的な消費行動──例えばコム・デ・ギャルソンの服という”記号”を買う──を通じて、社会における自分の立場を確立した時代だったのだ。社会学者のP・ブルデューはこうした記号を用いた”人とは異なる”という区別を「卓越化」と呼んだが、それぞれの世代では記号的消費行動を通じた卓越化ゲームが営まれていた。例えばサブカルチャーの世界でも、83年に中森明夫が「おたく」と命名したのは、性愛の世界でのゲームを降りて、当時流行していたガンダムやマクロスなどのアニメの世界でうんちく競争という名の「卓越化」にいそしむ人々のことだった。  だが90年代以降になると、「このブランドを着ればカッコイイ」「このマンガを読むとオタク」といった記号消費をベタに信奉する振る舞い自体が陳腐化する。そもそも”人と違う”と区別するのが「卓越化」である。皆が記号消費を当たり前に行うようになれば、”あえて記号消費を拒む”ことで「卓越化」を図る振舞いが出てくるのは当然だ。それはバブル文化に対する反動ともいえるだろう。こうしてひとつの記号的価値をベタに頼る「卓越化」よりも、そこから距離を取って戯れるような「自分内的なモード切り替え」(=マイブーム)が散見されるようになった。  そんな90年代には、少女マンガでは『カードキャプターさくら』(講談社)、『ママレード・ボーイ』(集英社)が人気を博し、とりわけ『美少女戦士セーラームーン』の老若男女を巻き込んだ一大ブームを覚えている人も多いだろう。中でも、『セーラームーン』と『さくら』のヒットはすさまじく、いわゆる”大きなお友だち”と呼ばれる成人男性ファンをも獲得。そこでは、あくまで既存の女性読者のみならず、大人から子どもまでが〈マイブーム/非マイブーム〉という自分の基準にのっとり消費した格好だ。  こうして、80年代のロリコンブームなどの影響で”低俗”な文化の一端と見なされていた同人誌文化も、マイブーム的消費の対象になっていった。従来は「おたく」だけの娯楽だと思われていたコミックマーケットだが、「おたく」を自認しない女子も『スラムダンク』(集英社)がマイブームだから、といったノリでコミケに参加するようになったのだ。  コミケは今年で開催35年。90年代には一般参加者が10万人を突破し、2000年以降は参加者40万人以上を突破、今年の「夏コミ」(コミケ82)では参加サークル3万5000、実に一般参加者は約56万人に激増した。また、08年の出展サークルは男性29%、女性71%、コミックマーケット準備会は「世の中の認識と異なり、女性参加者が多い」と発表。コミケで扱われる作品は二次創作が圧倒的に多く、この中で腐女子を中心とした女性参加者は75年頃から、男性同士の恋愛を描いた二次創作物である「やおい」作品を発表、消費していた。  さて、こうした流れの中、コミケ参加者の急増、そして同人誌市場が拡大した90年代末になると、『セーラームーン』の戦闘美少女モノの流れをくみつつも、新しい少女マンガの幕開けを告げる作品が登場した。それが種村有菜による『神風怪盗ジャンヌ』だ。『ジャンヌ』は98年から00年まで小中学生向けの少女マンガ誌「りぼん」で連載された作品である。
1212_jump2.jpg
少女マンガらしからぬBLシーンが描かれた『紳
士同盟†』の1コマ。
 その後も種村は『満月を探して』(集英社)、『紳士同盟†』などのヒット作を飛ばす。ジャンヌダルクの生まれ変わり、日下部まろんが怪盗ジャンヌとして活躍する『ジャンヌ』。延命する代わりに声を失わなければならないという選択を迫られた難病の少女、満月が歌手になる夢を叶える『満月』、元ヤン少女が初恋の相手である資産家の息子との恋を成就させていく『紳士同盟』。過剰なマニエリスム、異世界ファンタジー、学園生活のドタバタギャグとラブコメ、複雑な家庭事情、セックスを彷彿させる描写、性倒錯や同性愛など、種村作品は「恋愛もの」「バトルもの」「ファンタジー」だけにとどまらず、「エロ」「BL」「百合」など二次創作を誘発させる要素を多くちりばめていた。  例えば『ジャンヌ』ではヒロイン怪盗ジャンヌとヒーロー怪盗シンドバッドの「エロ」描写、またシンドバッドと彼にお供する黒天使アクセスのBL的関係や、ジャンヌとお供の準天使フィンの百合関係も同人化されることがあり、『紳士同盟』でその傾向は過激化する。御曹司の影武者、東宮高成と彼を愛するゲイの辻宮真栗の「公式BL」カップル、また真栗を好きな女装男子まおらと真栗の「BL」関係。さらにヒロインの乙宮灰音と彼女を愛する天宮潮の百合関係なども描かれている。  こうした要素の過剰さには、作者の種村自身が『セーラームーン』の同人誌や『ガンダムSEED』のBL同人誌を制作した経験があることも無関係ではないだろう。二次創作は原作の読み手の想像力を通じ、能動的に新しい解釈を生み出す営みだが、多様な解釈余地がある作品ほど同人カルチャーとの親和性が高い。「多様な解釈のうちのひとつを、物語として提示する」同人作家の一面を持つ種村作品が、解釈余地の広い作品となったこともうなずける。このように、種村作品は、「あなたは違うかもしれないが、私はこう読んでいる」と言える余地が大きいのが特徴だが、『ジャンヌ』が生まれた00年以降、こうした多様な解釈の余地を持つ作品は多く生まれた。その特性をここでは〈解釈コードフリー〉と定義したい。実は、腐女子に媚びているとされる現在の「ジャンプ」作品は、一様に〈解釈コードフリー〉を兼ね備えているのだ。 ■腐女子は「ジャンプ」になぜ興味を持つのか?  ではなぜ、「ジャンプ」作品は〈解釈コードフリー〉を兼ね備えたのだろうか? それは「ジャンプ」がアンケート至上主義に基づいていたため、前述した消費社会の動向と足並みを揃えた「時代と寝る少年マンガ誌」であったからだ。 「ジャンプ」作品がこの傾向を強めたことで、腐女子を含む女性読者を受け入れる土壌が醸成されたわけだが、ほかにも少女マンガ誌のピンポイントマーケティングに外れた女性読者の支持を得たことも女性読者獲得につながった。 「ジャンプ」に流れることとなる女性読者が生まれた背景には、00年以降「りぼん・ちゃお・なかよし」の三大雑誌の発行部数が激減したことで方向転換を余儀なくされた各誌が、その対象年齢を比較的幼年層向けに限定したことが挙げられる。 『美少女戦士セーラームーン』『カードキャプターさくら』『ママレード・ボーイ』など、90年代の大ヒット作品の連載が終了。その頃から、合理的なターゲティング戦略として、三大雑誌の作品はより幼年向けへとシフトした。  かつては三大雑誌が”恋に恋するお年頃”といった年齢を問わないテーマ性でブームを巻き起こした「乙女ちっく」ものや、『ちびまる子ちゃん』に見られるような世代を問わず楽しめる「日常コメディ」など、中学生含む少女層全般をカバーしていた。しかし、63年に創刊された学園恋愛ものが中心の「別冊マーガレット」(集英社)は例外として、90年代後半以降、矢沢あいでおなじみの「cookie」(集英社/99年~)、エロ要素の強い「デザート」(講談社/96年~)や「ベツコミ」(小学館/06年~、ただし誌名変更しリニューアル)など、中高生向け、ハイティーン向け、成人向けと「次に読むべき雑誌」が出揃った。だが、三大雑誌を卒業した少女が皆ストレートに「次に読むべき雑誌」へ向かったわけではない。  その一因として、学園ラブコメやリアルな男女の恋愛模様に共感できない少女もいたことが挙げられる。ドジでフツウの女の子が”恋に恋する”という「乙女ちっく」モチーフならともかく、これらの雑誌は容姿端麗な女子がイケメンキャラと結ばれる様を描く。”こんな恋愛、今の自分とは無縁だ”と思う女子もいて当然だ。それに引き換え、リアルな私を介入させずにすむ「少年マンガ」のカップリングは無害なものとして受け入れられる。とりわけ「ジャンプ」作品では男女間の恋愛がそこまで描かれないために、好きなキャラクターに「疑似恋愛」もしやすい。「ジャンプ」に掲載されるラブコメ作品も、主人公の男子目線で描かれているので、生々しさがない。  前述の通り消費スタイルの変遷に適応することとなる「ジャンプ」だが、94年にマンガ誌過去最高発行部数の653万部を誇るも、『ドラゴンボール』が連載終了した95年、『スラムダンク』が連載終了した96年を経て、急速に発行部数を落とした。雑誌不況もあって、以降、03年頃から現在まで300万部弱で推移する。とはいえ「週刊少年マガジン」が143万部、「週刊少年サンデー」が52万部(※12年4~6月)であることをみれば、圧倒的部数であることには変わりない。  その半面、冒頭で指摘したように「腐女子に媚び出してから『ジャンプ』は終わった」と言う声を耳にすることも事実だ。例えば、女性受けの良い繊細なタッチでイケメンばかりが登場する『家庭教師ヒットマンREBORN!』や、イケメンでかつギャップのある「真選組」キャラが掛け合う『銀魂』(04年~)などが、そう指摘されがちだ。しかし、「無駄にイケメンキャラを登場させる」という理由だけでは腐女子人気は説明できないだろう。「女性ファン」ウケを狙っていたとしても、それが「腐女子に媚びている」ことに直結するわけではない。確かに『ONE PIECE』(97年~)、『HUNTER×HUNTER』(98年~)、『NARUTO』(99年~)など90年代末からの「ジャンプ」作品については、00年代に入ってすさまじい量のBL同人誌が作られた。中でも『テニスの王子様』(99年~)は同人誌界隈でも驚異的なブームを巻き起こし、その後も『BLEACH』(01年~)、『DEATH NOTE』、テニプリブームを彷彿させる『黒子のバスケ』(09年~)などは現在でも同人界隈で人気を博している。また、今年に入っても『ハイキュー!!』(12年~)は、スポ根マンガとして男性人気を獲得しつつ、同人ショップですでに専用コーナーが設けられるなど腐女子の注目度も高い。だが、こうした人気作品には多様な要素が盛り込まれており、「腐女子に媚びている」というよりは、多様な要素のひとつを「腐女子が勝手に読み替えている」というのが実情だろう。この特性こそが〈解釈コードフリー〉なのだ。  さまざまな層が自由に解釈できる〈解釈コードフリー〉の作品は、その解釈余地の広さ故に腐女子の想像力も掻き立てる。と同時に、間口の広さから男女や世代問わず多くのファンを獲得することができるのだ。近年の「ジャンプ」が〈解釈コードフリー〉な作品を求めたということは、『保健室の死神』の藍本松や『D・Gray-man』の星野桂といった同人経験作家を起用したことも、あながち無関係ではないだろう。 ■あらゆるコンテンツに見られる解釈の自由化
1212_jump3.jpg
コンサートでのコントから始まり、
映画化もされたエイトレンジャー。
「ジャンプ」以外にも、00年代以降に女性にヒットした作品は、マンガ消費の〈解釈コードフリー〉化を色濃く反映している。元々児童向けだったサッカーゲーム『イナズマイレブン』や『忍たま乱太郎』は、00年代後半から女性にブームとなった。『イナイレ』の場合は、骨太なストーリーとシナリオの完成度の高さから大人も楽しめる作品となっており、「サッカー」だけでなく「バトル」「学園もの」「パラレルワールドもの」など、好きなように解釈できる余地が広い。男性向けか女性向けかだけでなく、対象世代の垣根も超えた〈解釈コードフリー〉な消費傾向があるのだ。  解釈の余地が広い作品群は、原作で描かれていない背景を想像しやすい。そのことを意識して、原作側もその”余地”を積極的に利用する傾向が見られる。具体的には”公式二次創作”の数々だ。例えば『ジョジョの奇妙な冒険』の公式ノベライズは、乙一、西尾維新、舞城王太郎らライトノベル出身者を起用し『ジョジョ』の物語世界を拡張させることに成功した。  もちろん、こうした〈解釈コードフリー〉を兼ね備え、女性向け同人誌ジャンルで盛り上がりを見せるのはマンガだけではない。ジャニーズの人気ユニット関ジャニ∞も同様の消費傾向が散見できる。  今年公開された映画「エイトレンジャー」では、メンバーが戦隊モノを演じたことは記憶に新しいだろう。これは元をたどれば、05年からメンバー自身が始めたコンサート限定の挿入コントで、”公式二次創作”と言ってもいい。ほかにも、丸山と安田の漫才コンビ「山田」、大倉と錦戸の関ジャニ内ユニット曲「torn」などでは時に「BL」を想起させる演出もあり、二次創作を誘発しているとも取れるだろう。普段とは違う一面がほの見えるため、ファンが妄想、つまり能動的にかかわれる仕掛けだ。この傾向を持った女性アイドルには、メンバー同士のカップリングを楽しむAKB48が挙げられる。    ここまで見てきたように、「腐女子に媚びた」というだけで同人誌の人気ジャンルになるとは言い切れない。ジャンルが細分化し、ハイブリッド化した今、かつてのように作り手が「こう読むべし」と解釈コードを提示する作品スタイルはすでに廃れてしまった。そこでは、BL同人誌でいうところの「同性愛コード」、少女マンガ誌における「共感コード」、男性向けの「ラブコメコード」などに留まらず、自分が受け入れやすいように解釈コードを再構成するような読み手の能動性と想像力がマンガ消費を一層楽しくさせてくれるだろう。つまるところ、さまざまな人が好きなように解釈し、意味を与えることができる作品が受容されやすくなる。原作の世界観をズラし、新たな解釈を見つける能動的営みは、腐女子だけでなく今や誰もが多くの事象に対して行っていることだ。  腐女子のマンガ消費に見られる消費動向は、腐女子に限らず00年代以降の消費「全般」を語る上で極めて重要なものといえるのかもしれない。 大尾侑子(おおび・ゆうこ) 1989年生まれ。上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、東京大学大学院学際情報学府修士課程在籍。専攻は両大戦間期宗教論、現代社会意識論。 今なら無料で読める!サイゾーpremiumでは他にも少年ジャンプ関連記事が満載です。】『ワンピース』がついに落ち目に!? 書店員が明かす”ヒット作”の実情と出版社との関係『ワンピース』頼りで後がない!? 増刊を乱発する「ジャンプ」はもう、死んでいる!?増刊ラッシュでなんと10誌も!! マンガ界最強の「ジャンプ」ブランド辛口批評「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」......エロは読み切り・短期集中連載!? ここがエロいよ、メジャー少年マンガ誌
1lineimg.jpg
「サイゾーpremium」とは? 12月無料購読キャンペーン開催! 雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

ヒット作不足のテレビアニメ界 "無難"な「ジャンプ」の一人勝ち?

jump_anime.jpg
集英社「週刊少年ジャンプ」公式サイトより
 「週刊少年ジャンプ」43号(10月3日発売/集英社)表紙で、2本のアニメ化が発表された。『黒子のバスケ』と『めだかボックス』だ。「初めて聞いた」という人も、けっこう多いのではないだろうか。  いずれもオタクファンはついているものの、「人気順=掲載順」として知られる「ジャンプ」において、掲載順は常にお尻の方だった2本。なのに、アニメ化......?  ところで、1999年10月から2001年3月末までフジテレビ系でアニメ放送されていた『HUNTER×HUNTER』も、原作の休載が多かったために、アニメが原作に追いついてしまい、放送終了。続編はOVA化された。  にもかかわらず、今年10月から、今度は日本テレビ系で新たにアニメ化されている。しかも、続編ではなく、最初からの放送だ。  『タッチ』のように、再放送権が切れたときから、同じアニメが他の局でたびたび放送されるという例はあるものの、最初から他局での過去の放送は何もなかったように新たにつくられるケースは、異例ではないだろうか。  それにしても、いまジャンプに連載されている作品の中で、アニメ化したことがある、あるいは現在アニメ放送中の漫画の多いこと。 〇アニメ化決定......『黒子のバスケ』『めだかボックス』 〇アニメ放送中......『NARUTO -ナルト-』『ONE PIECE』『トリコ』『SKET DANCE』『銀魂』『BLEACH』『バクマン。』『べるぜバブ』『ぬらりひょんの孫』『HUNTER×HUNTER』(※2つの局において、2度のアニメ化) 〇過去アニメ......『家庭教師ヒットマンREBORN!』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』  過去分も含めると、アニメ化作品は計14本!! 本数だけ見ると、黄金期より多い気がする。ためしに、過去の「ジャンプ」を引っ張り出してアニメ化本数を調べてみた。 ●昭和56年11月23日号(50号)......『3年奇面組』『Dr.スランプ』『キャプテン翼』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『キャッツ・アイ』『キン肉マン』『ストップ!! ひばりくん!』『コブラ』(計8本) ●昭和59年9月17日号(40号)......『北斗の拳』『キン肉マン』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『キャプテン翼』『よろしくメカドック』『きまぐれオレンジ☆ロード』『銀牙 -流れ星 銀-』『コブラ』『ハイスクール!奇面組』『キャッツ・アイ』(計11本)  本数だけでは少々の差にも見えるが、ラインナップの充実度・知名度には格段の差がある気がする。  漫画家にとって「アニメ化」は1つの夢ではないかと思うが、今はアニメ化のハードルが下がっているのか。あるいはアニメ枠が多すぎるのか。  あるマンガ編集者は言う。 「深夜アニメなどを含めて枠の多さは、1990年代~2000年代前半に比べると、今は少し落ち着いたといわれています。でも、ジャンプは特殊で、やはりアニメ化がグッズ売り上げにつながるからではないでしょうか。そもそも連載もアニメも終了してから10年以上経つのに、グッズ売り上げはずっと『ドラゴンボール』に頼りきりだったのも不思議な状態。ようやくそれが『ONE PIECE』にかわり、続く他のヒット作を探しているのでは?」  だが、あるテレビ関係者はこう漏らす。 「いまはゴールデンでアニメがほとんどなくなっていますよね。これは、子どもがテレビを見なくなっているから。アニメに限ったことではないですが、昔に比べ、どれも数字が取れない。局側もそれが分かっているし、アニメ業界はヒット作不足だから、かつてなら打ち切りになっているような状態でも打ち切らず、放送期間がどれも長くなっています。また、1つ終わるごとに、次々に新しい漫画が必要となりますから、無難に"読者が多いジャンプ作品を"という判断になるのでは?」  確かに、現在連載中のジャンプ作品の中で、ある程度の連載期間があってアニメ化されていないのは、『いぬまるだしっ』くらいか。  ちなみに、2004年から放送中の『BLEACH』は、今年4月からテレビ東京系の最長寿アニメとなっているようだが、正直、「まだ放送してたの?」という人も多いのでは? 次々にアニメ化が決まるものの、新たなヒット作を探しているという意味では、アニメも漫画も同じなのかも。
マンガ脳の鍛えかた 週刊少年ジャンプ40周年記念出版 やっぱりジャンプなのか。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「韓流ドラマや時代劇ばかり」夏休みのアニメ再放送はなぜやらなくなった? キャラクター原案・redjuice氏も衝撃の「"鬼"すぎる」制作現場 スカイハイ回の15話先行上映に湾岸が沸いた『TIGER & BUNNY』初のイベントを緊急レポ!