「プロレスから場外乱闘が消える!?」観客の訴訟リスクを抱え込んだプロレス界に垂れ込める暗雲

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プロレスリング・ノア公式サイトより
 2009年に創業者でエースだった三沢光晴さんが試合中の事故で亡くなったプロレス団体「プロレスリング・ノア」だが、同団体を観戦中にリングから飛び出してきた選手と接触して鼻を折るなどのけがをしたとして、東京都に住む女性から慰謝料など1,000万円の賠償を求める訴訟を起こされていたことを毎日新聞が報じた。  同紙によると、女性は05年4月、都内でノアが主催の試合を観戦中、選手がフェンスを乗り越えたところ、女性の顔に選手の足が直撃して全治2カ月のけがを負い、言語障害も残ったことから、女性側は「団体は、選手が所定の場所以外で跳び技を出すことを禁じるなどの安全配慮の義務を怠った」などと主張。それに対して2日、東京地裁で行われた第1回口頭弁論でノア側は争う姿勢を示したという。 「プロレスの魅力のひとつといえば、場外乱闘。昔は凶暴な外国人選手が観客席で縦横無尽に暴れ回り、観客が逃げまどうシーンがプロレス会場の名物だった。大仁田厚が立ち上げた団体・FMWが一大ブームを巻き起こしたのも、リング上の戦いよりも場外乱闘を派手にやり合うことにより、観客を巻き込んでの一体感を演出できたため。昔は、後楽園ホールの高さ6メートルのバルコニーからダイブする命知らずのレスラーもいた」(プロレスライター)  この訴訟で女性側が主張する「選手が所定の場所以外で跳び技を出すことを禁じる」ことが認められてしまえば、主な主戦場はリング上に限定されるため、死活問題になる選手もいるという。 「空中殺法が得意な選手の見せ場のひとつが、場外へのダイブ。それすらできなくなり、リングの中だけでの戦いとなると、総合格闘技と大きく差別化することができなくなってしまい、出せる技の数も制限されてしまう」(同)  それでなくとも、ただでさえここ数年、プロレス雑誌など関連書籍の休刊・廃刊や部数減が止まらず、観客動員が落ち込んでいるところに三沢さんの事故死なども重なり、「プロレス冬の時代」とも呼ばれる業界の低迷期を迎えているが、このままだと、今回のような訴訟が次々に起こされるリスクが高いという。 「プロレスの天才と呼ばれる全日本プロレス会長の武藤敬司も、実は同じような件で訴訟を抱えている。一昨年のこと、福岡県在住の女性が06年9月に北九州市内で全日本を観戦中、武藤が出場した6人タッグマッチで、武藤らの場外乱闘が会場の2階にまで発展。そのうちの1人のプロレスラーが1階に転落、直撃された女性は左足を骨折した。治療費のほとんどは全日本側が負担したが、女性は後遺症が残り、かがんだり、長時間歩いたりするのが困難になったとして約4,400万円の損害賠償を求め、福岡地裁に提訴。まだ和解したという話は聞かないので、かなりこじれているのでは」(週刊誌記者)  ちなみに、スポーツ観戦中の事故による訴訟と同じようなケースでは、宮城県内在住の男性が08年5月にプロ野球・楽天対西武戦をクリネックススタジアム宮城(仙台市)で観戦中、ファウルボールが右目を直撃し視力が低下したのは、ネット設置などの安全対策を怠ったのが原因として、主催者の楽天野球団と球場所有者の同県に約4,400万円の損害賠償を求め提訴。しかし、仙台地裁は男性の請求を棄却し、裁判長は「臨場感も観戦における本質的要素で、必要以上に過剰な安全施設は観戦の魅力を減少させ、プロ野球の発展を阻害する要因になりかねない」との解釈も示している。  ノアを訴えた女性の主張が通れば、訴訟リスク回避の対策が迫られ、プロレスの従来の魅力が激減してしまうことは避けられそうもない。司法の判断が注目される。

「タニマチは詐欺師だった!?」プロレスリング・ノアを激震させる巨額詐欺事件

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ノア公式サイトより
 プロレス中継がゴールデンタイムで高視聴率を獲得した黄金期も懐かしく、プロレス業界全体の大幅な集客減により「プロレス・冬の時代」と言われて久しいが、毎年恒例の老舗団体・新日本プロレスによる新春東京ドーム興行はお寒い限りだったという。 「主催者発表による動員数は昨年を1,000人上回る4万3,000人だったが、明らかに年々、実数と発表の差の開きが大きくなっている。メインのIWGPヘビー級選手権が王者・棚橋弘至vs挑戦者・鈴木みのるじゃあ、まったく集客に結びつかない」(ベテランプロレス記者)  民間の信用調査会社によると、新日本の決算期である昨年1月に発表された売上高は11億6,800万円で、10年前の3分の1以下まで落ち込んでしまった。  一方、売り上げをやや落としながらも新日本を猛追しているのが、2009年6月に試合中の事故により亡くなった三沢光晴さんが2000年に旗揚げしたプロレスリング・ノア。同調査会社によると昨年6月期の売り上げは8億円で、新日本に肉薄している。だが、そんな同団体を震撼させた詐欺事件を、発売中のムック本『別冊宝島 プロレス黒い霧 マット界の触れがたき「タブー」に迫る』(宝島社)が報じている。  同誌によると、08年12月、日本テレビが同団体の地上波によるテレビ中継を09年3月で打ち切ることを発表し、経営危機がささやかれていた中、突如、救世主のように現れたタニマチが神奈川県の会社役員であった女性で、現在は詐欺事件で公判中のA被告。  当時社長だった三沢さんや、当時統括本部長だった仲田龍氏はA被告に心酔。日テレの放送打ち切り発表と同時期に仲田氏が「会社を退団した選手の受け皿に」として設立し、ノアの選手たちですらその存在を知らなかった会社の役員に三沢さん、A被告の父親らと名を連ねていたという。 「A被告の夫はどうやら闇社会と関係が深いようで、その夫の関係で闇社会に顔の利く現在ノアの相談役の永源遙氏がA被告を連れてきたようだ。A被告は会社に数千万円をポンと融資したり、お気に入りの選手たちには気前よく小遣いをあげたり、とてつもない大金を投じ、神奈川県内の夫妻の地元にノアの選手とファンが交流できるカフェをオープン。09年6月に三沢さんが亡くなった後に同店で行った偲ぶ会では、イベント費用をすべて負担し、三沢さんの名を冠したステーキ店を出店する計画があったことなどを語っていた。見た目は飛び抜けた美人でもなく年相応だったが、とにかく金払いがよく、ノアの選手たちを虜にしてしまったようだ」(同)  三沢さんの死後、ノア内部では仲田氏が実権を握り「単なるお飾り」(専門誌記者)という田上明が社長に、三沢さんの後継者として期待された丸藤正道と小橋建太が副社長となり、「一応、エースの小橋も副社長となったが、選手たちは事実上の仲田体制に猛反発し、屋台骨が揺らぎ始めた」(同)が、同誌によると、このころA被告はついに本性を現したという。  A被告は当時、三沢さんの死から間もない同年8月、三沢さんの葬儀で初対面し、それまですっかり打ち解けていた三沢さんの夫人に「自分の口座が国税局に凍結されていて、追徴金を払って復活させるまでお金を動かせない。5,000万円あれば解除できるので立て替えてほしい」と融資を依頼。A被告がノアに対し多大なる支援をしていたことを知っていたため、同年10月まで5回に分け計5,300万円をA被告の口座に借用書をとることなく振り込んだ。  しかし、その後、A被告は10年6月までに三沢さんの夫人にわずか500万円しか返済せず、同9月に三沢さんの夫人はA被告夫妻の自宅などを差し押さえ、その後、未返済金4,800万円の返還を求めて東京地裁に提訴し勝訴。その後、刑事告訴したが民事で判決が出ているため、この件では不起訴となった。  三沢さんの夫人の件とは別に、A被告は10年10月、徳島県内に住む老人から1億1,600万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕され、昨年11月に徳島地裁で懲役7年という、詐欺罪としてはきわめて重い判決を受けた。 「A被告は三沢さんの夫人を騙したのと同じような手口で、徳島県内の男女4人から金をだまし取っていた。おまけに、検察側は論告求刑で詐欺の前科があり、03年から10年までに約30人から総額約16億円をだまし取っていたことを述べた。A被告は反論し、判決を不服として控訴しているようだが、この論告が事実だとすれば、ノアは"詐欺マネー"によって支えられていたことになる。最近でも、同団体の看板タイトルの元GHC王者の力皇がケガのため引退し、集客に多大なる貢献をしてきた齋藤彰俊、佐野巧真を"リストラ"。仲田氏はさっさとA被告との縁切りに奔走するなど団体内は迷走状態。今年で一気に傾く可能性もありそう」(プロレス関係者)  あまりにもノアにとってダメージが大きすぎる詐欺事件だが、"ブラックマネー"で会社が支えられていたことを知ったら、ファンのメガトン級のショックを受けるに違いない。
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「意識戻らず……」真相が明かされない全日レスラー暴行事件"プロレス村"の深すぎる闇

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平井伸和 公式ブログより
 5月29日の試合後に倒れ、急性硬膜下血腫で意識不明になった全日本プロレスのスーパーヘイトこと平井伸和が、いまだ元気な姿を見せていない。  試合中に頭を打つ場面はなかったが、後に試合前の控え室で同僚レスラーのTARUから暴行を受けていたことが分かり、刑事事件に発展する可能性も残していたが、平井本人の証言がないため、いまだ五里霧中のままだ。  ただ、全日本関係者によると「意識は回復したが、記憶が戻っていない」という話も聞こえる。 「この件については団体内でもタブーとなっているような空気があって、どの程度の症状かまでは聞いてはいません。事故当時のことをほとんど覚えていないらしく、そういった症状がある以上はプロレスラーとしての復帰はかなり難しいと思います」(同関係者)  他にも関係者をあたってみたが、この件のことになると一様に取材には応じてもらえず、中には「話すと立場が危ないので」と漏らす現役選手もいた。 「この問題でスポンサーが離れてしまい、怒った武藤(敬司=前社長)さんが、目撃証言をしたレフェリーの和田京平さんを解雇したほどですから......」(同)  問題の現場では暴行があった直前、TARUがMAZADAら他のレスラーとともにイスに座った平井を取り囲み「分かってんのか!」と問い詰めていたことが目撃されている。  しかし、激昂したTARUが殴打したため、周囲のレスラーが制止。平井は抵抗せず顔面を血まみれにしていたため、関係者に促されて顔を洗いに行って事を終えたという。  全日本に参戦したことのある他団体のレスラーによれば、「キャリアでは平井の方が上なんだけど、地方興行でチケットをかなり売ることでTARUが幅を利かせていた。前に平井がリストラ寸前だったところをTARUが救ってやったこともあって、上下関係が逆転していた感じだった」という。  本来、これだけの事態であれば、もっと明確に何が起こったのか、平井の回復状況も含めて伝わってきてもいいはずだが、専門誌のライターは「プロレスは選手関係者がみんなで秘密を守る特殊な閉鎖社会。ノアの三沢光晴さんが亡くなったときも、事前に決められたプロレスの試合展開についても触れなきゃいけなくなるので、みんな口が重かった。もし平井さんが回復したとしても彼自身が何も話さないかもしれない」という。  平井と親交のある関係者によると「入院先に業界の人間はほとんど見舞いに来ていない様子」だというが、派手に見える舞台の裏をのぞけば、何か異様な空気が漂っている世界という印象だ。
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暴行事件の裏に、やはり深刻な金銭トラブル……"王道"全日本プロレスの落日

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 全日本プロレスが青息吐息だ。最終戦で両国国技館のビッグマッチも控える6月シリーズを前に、軍団抗争の目玉である悪役グループ「ブードゥー・マーダーズ(VM)」が解散、4選手が出場停止するという異常事態になった。  事の発端はVMのメンバーでもある所属レスラー、スーパー・ヘイトこと平井伸和が5月29日の神戸大会後、急性硬膜下血腫で意識を失い緊急入院。後になって、VMのリーダー・TARUから試合前に控え室で暴行を受けていたことが分かった。  試合中に平井が頭を打つ場面はなく、TARUも殴打を認めたことから、刑事事件に発展する可能性を残している。関係者の話では「試合前の控え室で他に稔、KONO、MAZADAの3名に囲まれた平井が一方的に詰め寄られ、ドアが閉められた後も、謝る平井にTARUが『鉄パイプ持ってこい』と叫びながら暴行を加えている様子が聞こえてきた。再びドアが開くと平井の顔面が血まみれだった」という。  ある参戦レスラーによると「両者に金銭トラブルがあったと聞いている」というが、91年にデビューの平井に対しTARUは96年デビューの5年後輩選手。上限関係が厳しいプロレスの世界で、なぜ後輩が先輩を殴る事件に至ったのか。全日本に参戦したことがある中堅レスラーの中には「もともとホスト出身で顔も広いTARUは金回りも良く、選手たちを使うような立場になったり、金を貸すこともあったりで、先輩相手でも敬語も使わず、まるで取り立て屋のような態度になっていた」とささやく者もいる。  また、関係者が口を揃えて「ここ数年の全日本プロレスは経営状態がかなり厳しい」とも証言しており、その結果、上下関係どころではなくなっていたと推察される。 「経営が悪いから選手が営業や雑務も兼ねていて、5月は九州を転戦して神戸大会が最終戦。過酷な労働環境でイライラする者も多く、29日の事件当日はTARUの機嫌もかなり悪くて周囲がビクビクしていた」(前出関係者)  さらに全日本では、先日の震災の影響で多くの興行が中止や延期になったばかりか、場外乱闘に巻き込まれ負傷した観客から4,400万円の損害賠償を求める訴訟を起こされるなど、ただでさえ苦しい台所事情に追い打ちをかけるような事態が続いている。  最近ではAV女優まで担ぎ出したイロモノ路線も目立ったが、あるプロレス記者は「それも行き詰まって客入りも悪く年内いっぱいもつかどうか」と団体の終焉が近いとすら見ている。  かつては「王道プロレス」を掲げ、来年には40周年を控えるマット界の老舗・全日本プロレス。武藤敬司社長はこの難局を打開する技を持っているのだろうか?
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プロレス黄金時代よもう一度! マンガでたどる『想ひ出のいかすプロレス天国』

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『想ひ出のいかすプロレス天国』
(鹿砦社)
 佐々木といえば、佐々木希ではなく佐々木健介だったあのころ、特にプロレス好きでなくとも、男子ならば一人ぐらいはお気に入りのレスラーがいたのではないでしょうか。ちなみに筆者は毒霧を吐く覆面レスラー、グレート・ムタが好きでありました。しかしながら、その正体が武藤敬司だったとは長い間知りませんでした。サンタクロースの正体が父親だったような、軽い喪失感があったのを記憶しております。  シャイニング・ウィザードをマネして足をつった日もひと昔。『想ひ出のいかすプロレス天国』(鹿砦社)は、戦後~1990年代に活躍したプロレスラーたちを振り返った一冊だ。漫画家のマエオカ・テツヤ氏がイラストとマンガを、ライターのブルドッグ打越氏が文章をそれぞれ担当し、各レスラーの思い出をコミカルに語っている。力道山や馬場猪木、鶴藤長天(ジャンボ鶴田・藤波辰爾・長州力・天龍源一郎)らスター選手はもちろん、外国人レスラーに女子プロレスラー、陰日なたになって活躍したバイプレーヤーたちも余すことなく紹介しており、さながらプロレスラーのアルバムを見ているようだ。三沢光晴や橋本真也、ラッシャー木村など、鬼籍に入った選手も数多く、涙を誘われる。  しかし、けっこう酷な描かれ方をしているレスラーもいる。  仲野信市は80年代後半~90年代前半、全日(全日本プロレス)で活躍した選手だが、「仲野の印象を私はあまり記憶していない。(中略)技にしても存在感にしても記憶に薄い。これは私だけの印象だと思うが......。」(本文より)と、仲野選手にはあんまりな描かれ方。ほかにも「残念なレスラー」「名前負けした選手の一人」と散々に言われるレスラーも。  だが、そのようないちファンの視点から見た率直な感想がこの本の最大の特徴であり、街頭テレビの前にたむろしているような、プロレス黄金時代の熱気をわれわれに伝えてくれる。あのころ、確かにプロレスは、最高にイカしていたのだ。 (文=平野遼) ●マエオカ・テツヤ 1967年和歌山市生まれ。大阪総合デザイン専門学校卒業後、デザイン会社、出版社を渡り歩き、89年芳文社新人ギャグ漫画展に入選、「月刊まんがタイム」誌にて「フクザツ・the・乙女心」で漫画家デビュー。漫画家稼業の傍ら専門学校数校で講師を務め、サブカルチャー誌、アウトドア誌、情報誌等でエッセー、コラムも執筆。98年に和歌山へUターン後、二代目桂枝曾丸と出会い「創作落語」や「和歌山弁落語」の制作を開始。2006年よりテレビ和歌山『@あっと!テレわか』に出演し「瓦版屋のてっちゃん」として活躍、同年7月に出版した和歌山弁の解説書『持ち歩きペラペラ和歌山弁』はベストセラーになる。現在、上記以外には大阪アニメーションスクール特別講師でもある。 ●ブルドッグ打越 本名・打越保、和歌山県出身、1949年生まれ。現エンタイトル出版編集長。編集の傍らライターとして活躍。
想ひ出のいかすプロレス天国 いかすぜぃ。
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「お笑いとプロレスは似ている」 ユリオカ超特Q、プロレス愛が止まらないっ!

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らっしゃい!
 11月17日、ユリオカ超特Qとケンドーコバヤシの共著『僕たち、プロレスの味方です』(双葉社)が発売された。この本では、プロレスをこよなく愛する2人が、自分とプロレスの関わりからプロレス復興のための秘策まで、真剣に語り合っている。  プロレス人気が低迷している昨今、あえてこのような本を出して彼らが伝えたかったことは何なのか? 著者の1人であるユリオカ超特Qに聞いてみた。 ――この本を出そうと思ったきっかけは? ユリオカ この本の編集者もそうなんですけど、30代以上の男性の中では、プロレスに思い入れがある人ってわりと多いんですよ。でも、今の若い人の間ではプロレス人気が下がったどころか、ほとんどないような状態じゃないですか。それを何とかしたいなあと思ったんです。 ――対談のパートナーとしてケンドーコバヤシさんを選んだ理由は? yurioka02.jpg ユリオカ それはもちろん、プロレスが好きだからっていうのもあるんですけど、ケンコバ君って、マニアックなものをメジャーに見せる才能があるじゃないですか。そこがプロレスの魅力を紹介するための人材としてふさわしいんじゃないかと思ったんですね。 ――この本では、ユリオカさんとケンコバさんがプロレス一筋に歩んできた半生についても、こと細かに記されていますね。 ユリオカ ケンコバ君って、自分のことを聞かれると、いつもウソをついたり、スカしてみせたりするじゃないですか。でも、この本ではいちばん真実に近いことが書かれていると思いますね。さすがの彼も、プロレスにウソはつけないってことでしょう。 ――プロレスファンにもいろんな種類の人がいると思うんですが、ユリオカさんとケンコバさんはそれぞれどういうタイプですか? ユリオカ 僕は、メジャーからマイナー、女子プロまで、全部楽しめるタイプなんですよ。プロレスって、普通に見ればバカバカしいようなこともあるんですけど、それさえも否定しないで楽しめる、っていう感覚はあります。  その点、ケンコバ君も僕と近いところはありますね。昔、「レスラーでは誰が好きなの? どこの団体が好きなの?」って聞いたことがあるんです。そうしたら、「僕は......ダメなんですよね、全部好きなんです」って言われて。この「ダメなんですよ」っていうのが、本物のプロレスファンっていう感じがするんですよ。彼の場合、女子選手を性の対象としても見ていますからね(笑)。そういう意味でも真のプロレスファンじゃないかと思います。 ――ケンコバさんには「プロレスとお笑いは似ている」という持論があるそうですね。 ユリオカ 僕もそう思いますよ。ツッコミは受けで、ボケは攻撃だと。プロレスではガンと殴られても、我慢したり少しよろけたりするだけだったら、お客さんは大したことないって思うじゃないですか。でも、それで勢いよくあっという間に倒れたら、「すごいのが入ったな」ということになる。お笑いでも、ボケが弱くてもツッコミで補強して笑いにする、っていうことはある。そういうところは似てますね。 ――ユリオカさんは、数多くいるレスラーの中でも、藤波辰爾さんを最も敬愛しているそうですね。彼の魅力を一言で言うとどういうところなんでしょうか? yurioka03.jpg ユリオカ レスラーとして自己主張が強すぎない、品がある、っていうところですかね。藤波さんは、誰と戦っても相手のいいところを引き出せるんですよ。プロレス界で名勝負と言われるものはたくさんありますけど、それに絡んでいる率が最も高い人じゃないですかね。受けの才能、試合を組み立てる才能は猪木さん以上だと思います。 ――ひょっとすると、ユリオカさんの芸風も藤波さんに似ているところがあるのでは、という気もしますね。 ユリオカ ええ、確実に何らかの影響は受けてますね。僕の漫談も、どちらかというとツッコミ漫談なんで。笑えるようなものをどこかで見つけてきて、それを一回説明してからツッコむ、っていうところがある。そういう部分は、相手の技を受けて仕留める、っていう藤波さんのスタイルとほぼ一体化していますよね。......いや、すいません、言いすぎました(笑)。 ――だからこそ、鳥居みゆきさん、エスパー伊東さんといった「絡みづらい人」を相手にするのも得意なんですね。 ユリオカ いや、この本を書いているときにはそうかなと思ったんですけど、あとになって考えたら間違いでした。他の人は大丈夫ですけど、鳥居さんだけは絡みづらいです(笑)。吉本の芸人さんって、プライベートでもお互いに仲が良くて、相手が舞台でスベってもそれをフォローしてくれるっていうところがあるじゃないですか。でも、鳥居さんは違うんです。仲がいいからって甘えようとすると、ピシャッと「全然関係ないです」っていう態度をとる。それで何度か大ヤケドしましたから(笑)。ものすごくあまのじゃくなんですよね。 ――ユリオカさんと言えば、藤波さんのものまねが有名ですが、来年の『R-1ぐらんぷり』で決勝に進んだら藤波ネタをやる、とこの本で宣言されていますね。 ユリオカ そうですね。今度の『R-1』って、決勝が勝ち抜き戦なので、ネタが3本必要になるんですよ。だから、そこで最後の最後まで行ったら、藤波ネタをやりたいですね。それがハマる空気だったらいいかなと。逆に、それで自分を追い込む可能性もありますけどね(笑)。 ――笑い飯さんの「チンポジ」みたいになるかもしれませんよね。 ユリオカ 「なぜだ!?」ってみんなに言われたりして(笑)。でも、それで伝説になるのもいいですよね。 ――最後にお聞きします。この本を読んで新しくプロレスに興味を持った人は、まず何から入ればいいと思いますか? ユリオカ 最初におすすめしたいのはテレビですね。地上波で夜中にやってますから、一度だまされたと思って、録画予約をしていただいて。それを1カ月我慢して見てほしいですね。そうすると入れ替わり立ち替わりいろんな人が出てくるので、その中から引っかかる人が見つかるんじゃないかと思います。 (取材・文=ラリー遠田/撮影=菊池一馬) ●ゆりおか・ちょうとっきゅう 1968年兵庫県生まれ。タイガーマスクに衝撃を受け、プロレスの虜に。立命館大学ではプロレス同好会(RWF)に入り、実況を担当した。大学卒業後、サラリーマンを経て大竹まことに弟子入り。芸人として活動する一方、みちのくプロレスの実況担当や、武藤全日本の「F-1タッグ」に出場するなどプロレスと深く関わる。愛してやまない藤波辰爾のものまねを最も得意とする。
僕たち、プロレスの味方です 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などで熱烈なプロレス愛を吐露し続けるユリオカ超特Qとケンドー・コバヤシ。そんな2人が自身のプロレス者(もの)遍歴と、リングの闘いの魅力とプロレス復興について本気で語り合う一冊。ゲストにNOAHのKENTA選手を招いた特別鼎談も収録。 著・ユリオカ超特Q、ケンドーコバヤシ/双葉社/定価1,470円 amazon_associate_logo.jpg
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落涙必至──徳光正行が語る、故・三沢光晴の知られざる素顔『伝説になった男』

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『伝説になった男~三沢光晴という人~』
(幻冬舎)
 2009年6月13日、広島県立総合体育館グリーンアリーナでGHCタッグ王座選手権に臨んだ三沢光晴は、相手のバックドロップを受けて意識不明となり、そのまま帰らぬ人となった。人気レスラーのあまりに突然の死だった。あれから1年余りが経とうとしている。  2代目タイガーマスクとして人気を博し、全日本プロレスで最も権威のあるとされる三冠ヘビー級チャンピオンを五度獲得。ジャイアント馬場亡き後、全日本プロレス社長に就任し、2000年に新団体「プロレスリング・ノア」を立ち上げるなど、数々の偉業を成し遂げてきた"エルボーの貴公子"三沢光晴だが、その素顔とは一体どんなものだったのか? 『伝説になった男~三沢光晴という人~』は、徳光和夫の次男でタレントの徳光正行氏が、三沢光晴との17年に渡る交流を振り返ったエッセイだ。飲みの席での行動・言動など、一般の評伝にはないエピソードが数多く記されている。三沢のイメージカラーであるエメラルドの装丁が、故人の勇姿を彷彿とさせる。   徳光氏と三沢光晴との交流は1992年、パーティーの席で父・徳光和夫に紹介されたことが始まり。それからというもの、頻繁に飲みに誘われ、弟同然に可愛がってもらった。徳光氏にとって三沢は、兄貴であり、恩師であり、そしてヒーローだった。気さくで、面倒見がよく、動物好き、下ネタ好き。普段は優しいが、間違った時には毅然と叱ってくれる。どんなに小さな約束も決して破らない。男が惚れるような男っぷりだったと徳光氏は語っている。ノアを立ち上げる際、全日本プロレスからほとんどの選手が付き従ったという話からも、その人徳のほどがうかがえる。かつてノアに所属した"アパッチ・タワー"高山善廣いわく「三沢さんは"社長"というよりも"親分"だ。企業の社長にしては少し優しすぎたのかもしれない」  三沢光晴はエメラルド色のタイツを履いている時、"大"をしないという。常にヒーローであり続けた男の美意識の現れだろう。この本は"伝説になった男"三沢光晴の、リングの上では見ることのできない姿を知ることができる貴重な一冊だ。読めば一層、その早すぎる死が悔やまれるのである。 (文=平野遼) ・徳光正行(とくみつ・まさゆき) フリーアナウンサー・徳光和夫氏の次男。現在は東京MXテレビ『ザ・ゴールデンアワー』にてメインMCを務め、ニュースの報道や、外国人パネリストとの文化比較討論などを視聴者に伝えている。父と同じく、大の野球ファンである。また、熱狂的なプロレスファンでもあり、生前の三沢光晴とは夜な夜な錦糸町界隈で飲み明かしたほど親密であった。著書に『せんえつですが......。徳光和夫の日常』(幻冬舎)がある。
伝説になった男―三沢光晴という人 永遠のヒーロー。 amazon_associate_logo.jpg
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「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド

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──元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の3回目です! ニーハオです! 小明です! 今日はチャン・リーメイさんにお会いするんで、久しぶりに中国語の練習をしちゃいましたよ。 チャン 小明さんは中国語、できますか? ──だいたい中1で習う英語くらいのレベルですかね......。 チャン じゃあ、私よりできるか同じくらい(笑)。母が日本人で、父が台湾人なんですけど、今、(中国語を)勉強中なんですよ。私が一番得意なのは片言なので。ワタシハ、ニホンハジメテデ......。 ──おお! 本物っぽい!! 以前は「豊原里美」っていうお名前で活躍されてましたけど、どうして中国の芸名に変えたんでしょうか? チャン よく知ってますね(笑)。どっちも本名なんですよ。当時は、その事務所の社長と相談して「豊原里美......ちょっとパンチがないよね」「私、いいの(名前)持ってますよ!」って(笑)。字数を見て、チャンとリーメイの間に「・」を入れれば大丈夫だってことで。 ──モーニング娘。の「。」みたいな。字数って関係ありましたか? shishido_mato02.jpg チャン ありました! チャン・リーメイに変えてから、すぐに声優の仕事が決まりましたもん! それから声優の仕事は全部チャン・リーメイでやってます。 ──すごい! 私、字数占いとかやるといつも「凶」ですよ! 改名される前はグラビア活動やタレント活動が主で、声優さんはされてなかったですよね。どういうきっかけで声優業界に? チャン もっと芝居をガッツリやりたいっていうのがあって。もともと私は舞台をやっていて、いつも活動の根底には舞台があるんです。声優のお仕事を始めたきっかけも、小劇場に出ていたときに、ちょうど得意分野の片言の女子アナ役をやっていたんです。そしたら、観に来たお客様から「片言の中国人の女の子の役があるんですけど、オーディションを受けてくれませんか?」って。その人、セッテイング会社の人だったんですよね。 ──え!! 客席から!? どこにチャンスが落ちているかわからないですね! チャン ホントですよ! それで受かったのが『家庭教師ヒットマン REBORN!』なんですよ。 ──イーピン役はそういう風に決まったんですね、すごい! ところで、チャンさんのブログって、基本お仕事のことや美味しいもの、綺麗なお花の写真が載っていたり、すごく清涼感あふれる感じなんですけど、その中にちょいちょいプロレスに対する熱い記事が出てきますよね。 チャン ちょいちょいプロレス(笑)。どっち側に行ったらいいのか分からない感じ、いいでしょ(笑)。私の舞台にもプロレスラーさんが普通に観に来るっていう。 ──すごい交友関係ですよね。「SMASH」の大原はじめさんが普通に観に来ててビビリました。 チャン 私も試合の日は、翌日に仕事がなければ声が枯れるまで応援してます! ──チャン・リーメイが客席で応援してたら、外見も声もえらい目立ってしまうんじゃ......。 チャン 目立つみたいです。プロレスラーさんってご自分で物販をやられてたりするから、だんだん仲良くなれてくるんですよ(笑)。面白い人がいると、やっぱり仲良くなりたいですよね。 ──私は「西口プロレス」くらいしか知らないんですけど、確かに面白い人が多いです(違う)。 チャン ですよね! 切れますよね、頭が! ホント賢いと思います。私、女優になっていなかったらデスマッチの女子プロレスラーになっていたと思います。私、女子プロレスを観たときに、「私、なっていたかも......」って思ったんですよ。 ──えっ!? なんでまた! shishido_mato03.jpg チャン うん。もし、女優になっていなくて、大学に普通に通っていて、「私はなんのために生きているんだろう」って思っている時に試合を観ていたら、多分なっていた。......でも、私は今女優だからそんな甘っちょろいこと言えるんですけど、プロレスラーの方は、毎日血反吐を吐くような下積み時代がありますから、耐えられるかどうか分からないですけど......(深刻に)。 ──めちゃくちゃちゃんと考えている! レスラーさんは本当に大変ですよね、すごい人気の選手でも全然食べられなかった話とか聞きますし。ブログにも「プロレスラーの方々を見ていると、私もこういう役者になりたい、と強く思います」って書かれていましたね。プロレスラーのような女優って、どのような......? チャン そうですね、人気商売ですし、プロレスラーの人って自分をプロデュースするんですよ。キャラクターを自分で毎日必死で考えて......どんな人でも、そうじゃないといけないと思うんですよね。それがデフォルメされているのがプロレス、みたいな。 ──深い!! そんなチャンさん宅には覆面レスラーのウルティモ・ドラゴンのサインが家宝として飾られているとか。 チャン アハハ、そうです、そうです。日本刀とかもありますよ。 ──何故!? さらに『魁! 男塾』を愛読していたりとか、渋いです! チャン あはは。読んでます。だから、日本刀の横に『魁! 男塾』が全部並んでて。 ──と、とんでもないお部屋ですね! 私、てっきりお花とかが飾られているのかと......。 チャン あはは、お花もありますよ。あとキティちゃんがすごく好きなんで、バラバラですね(笑)。それで、『魁!! 男塾』(集英社)の横には『伝染るんです。』(小学館)があって。 ──吉田戦車さん! チャン 大好きでー。あれは傑作ですよ! あと、『自虐の詩』(光文社)がある。 ──業田良家さんの! 泣きますよね、あれ。あんなに泣ける四コマはないです。感情移入とかしますか? チャン 感情移入? 『伝染るんです。』に? ──かわうそに感情移入は難しいでしょ! 『自虐の詩』は主人公が「私は私が嫌いよ!」っていう暗い描写が多いじゃないですか。 チャン 泣きますね......。 ──ツイッターにも、「学生時代に瀬戸内寂聴さんと山田詠美さんに救われた」って書いていて。また極端だな、と思いながら読んでいたんですけれど。 チャン あはははは! 高校生の時はもっとストイックな人だったので、もうホントに、「私は孤独だ!」みたいな。 ──お友達があんまりいなかったんですか? チャン お友達はいっぱいいたんですけど、そんな中でも、なんかこう孤独感があって。 ──趣味が合わなかったとか? チャン 趣味は合わなくても、友達ってなんとかなるじゃないですか。その下にある根本的な繋がりみたいなものがあれば。そういう友達はたくさんいたんですけど、やっぱり高校生の時って、それですら頼れないときってあるじゃないですか。 ──あ、ちょっと分かります。 チャン ネ。そうだったので、いっぱい本を読んでいたんですよ。学校の勉強は一切しなかったんですけど、山田詠美さんの本はすっごい読んでましたね。一度お会いしたいなぁ。寂聴さんも面白くって好きですよ。 shishido_mato17.jpg ──孤独な学生時代から、今の明るいチャン・リーメイになれたきっかけってありますか? チャン 出会いですね、人との。それまでに出会った人たちに恵まれてましたね、私は。「ああ、こういう風に生きればいいんだ」とか。なんか、表現していると空っぽになっちゃうときってあるじゃないですか。「なんのためにやっているんだろう」とか、「これをやるために生まれてきているのかな」とか、誰でも思うときがあると思うんですけど、やっぱり、「あ、私は人を元気にするためにやってるんだ!」っていうのが、どっかーん!! ってきたんですよ。ここ1、2年で。 ──けっこう最近じゃないですか! チャン アッハッハッ だから楽になりましたね。 ──迷路から抜けたんですね! じゃあ、今は悩みを持ったり、不安になることはもうあんまり無いんでしょうか? チャン ありますよ。「お客さん入るかなー?」とか。 ──客入り! えらい具体的ですな。 チャン アハハ。基本的に悩まないです。「何とかしてもらえる」っていうのがあるので、「これやりたい」っていうのがあったら、だいたい半年か1年後くらいにはできるじゃないですか。 ──ほ......ほう? チャン できますよね? 今まで、実際そうなってきたから、大丈夫なんだろうなって。 宍戸 こないだ、「ワンマンライブやる」って、曲が1曲もないの言い出して、それでマネジャーもみんなもすっごいびっくりして(笑)。 チャン そう、そしたらワ~って人が集まってきて、ぜんぜん引っ張ってってもらえたんですよ。 ──すごい! 私はだいたい口に出す前に不安を覚えてしまい込みます。 チャン そうそう、やるって言っちゃうとね、不安を覚えちゃうから、「悩む暇があったらなんかいろいろやったほうが早い」っていうのを、村上龍さんと中田英寿さんの対談で言っていて、「あ、そーだなー」と思ったんです。 ──おお。ぐるぐる悩んで結局行動しない派には痛いほどの正論......。 チャン 経験談なんですけど、いいものを出しいてると、いいものが返ってくるっていうのは当たり前なんですけど、みんなそれを信用できてないと思うんですよね。だから、「いいもの出しすぎたら返ってこないんじゃないか」と思っちゃったりとか。 ──利用されるだけされて痛い目見るんじゃ......とか思います。 チャン そうそう。でも、いいもの出したら返ってくるって信頼して、100%信頼して出すと、必ずいいものだけが"バッ!"と返ってくるんですよね。 ──なるほどー、なんだか自分の心の汚れ方が分かりました......。チャンさんは今後の活動での目標はありますか? チャン 『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出るっていうのがとりあえずの目標です! ──おお~!! あの『徹子の部屋』に!!  チャン 言えば叶いますからねっ。 ──申し訳ないくらいに、徹子さんとツテがありません! まずは『マツコの部屋』(フジテレビ系)とかじゃダメですか? チャン え? マツコの......部屋? なんですか? ──いや、なんでもないです! 応援してます! ありがとうございましたー! (撮影=宍戸留美/取材・構成=小明) shishido_mato04.jpg ●ちゃん・りーめい Love&Light所属 テレビアニメ『家庭教師ヒットマンリボーン』、『遊戯王5D's』、BS朝日ドラマ『CLUB104』レギュラー出演中。舞台、声優、ライブと活躍の場を広げている。 7月2日(金)60~70年代のアメリカンPOPSを独自の世界観でカヴァーするバンド「MATOMANIA」のボーカルとして南青山曼荼羅に出演。 時間/19:30~ 料金/4,000円 曼荼羅HPhttp://www.mandala.gr.jp/aoyama.html 8月16日~新宿シアターサンモールにて舞台『SHUFFLE』にも出演。 ●ししど・るみ 1973年福岡生まれ。フランス語歌詞タイトル(フェール ラムール)「faire l' amour」を発表後、昨年、パリでのライブツアーも成功させる。同曲が今年秋公開の映画『死刑台のエレベーター』挿入歌に決定!!先日「宍戸留美デビュー20周年記念スペシャルライブを開催!」 Ustream にて生中継~アクセス数世界1位にランクイン! ライブ情報 「宍戸留美★ひとりひとりにサリュー~3ヶ月ワンマンライブ~」 7月14日(水) 下北沢 風知空知 http://www.fu-chi-ku-chi.jp/node/196 ★特別企画!! USBをお持ち頂いたご来場者さまに毎月1曲プレゼント!! START/21:00 前売/¥3,000+1D 予約方法 風知空知電話予約 03-5433-2191(17時~26時) 詳細は→http://ameblo.jp/sundaliru/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
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小橋建太結婚! "ホモ疑惑"はアノ美人キャスターのアタックをかわすためだった!?

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 人気プロレスラー小橋建太が、演歌歌手・みずき舞と今秋入籍、来春に披露宴を開く予定だ。  女性ファンも多い小橋が愛を一心に注いだ相手は、かつて細江真由子の名でアイドルとしても活躍した美女。一部報道では交際14年とあったが、実際に関係者に聞いたところではちょうど10年前に知人の紹介で知り合って、交際に発展したのだという。  小橋と言えば、リング上で奮起した時のガッツポーズが"青春の握りこぶし"と評されたほどの熱血漢。2006年の腎臓がんを克服しての復帰戦は感動的で、近年まれに見る大観衆を集めた。  かつて「ベルトが恋人」と生涯独身をほのめかしていたこともあった小橋だが、手術や治療にはみずきが必ず立ち会ったという。実際、関係者間でも「美人女性がそばにいた」という目撃談は度々あった。  ただ、一方で小橋につきまとっていたのが"ホモ疑惑"だ。ある実話誌では、同じ団体に所属する若手選手との肉体関係があったというプロレスライターの証言までもが掲載されたが、こうした噂話はネット上を賑わせていた。  今回の結婚で疑惑は払拭されたが、実はある関係者から「ホモ疑惑は小橋さんサイドから意図的に流されたもの」という仰天話が打ち明けられている。 「昨年まで(所属団体の)ノアは日本テレビで放送されましたが、その日テレの女性局員に、小橋の熱狂的なファンがいて、彼との結婚を熱望していたんです。両者の間を取り持とうとしていたのが日テレの重役。小橋は日テレとの関係に気を使ってハッキリ言い出せなかったようです。放送終了後も、当時ノアの社長だった三沢さんが放送復活に尽力していましたし、密かに愛を育むしかなかったんでしょう」(同関係者)  三沢の死で放送復活の可能性がなくなり、小橋がみずきとの結婚に踏み切ったとは考えにくいが、確かに"他に交際女性がいる"というよりは、同性愛者だといった方が断りやすいかもしれない。  一説には、この女性局員というのが、熱狂的な小橋ファンで知られる丸岡いずみアナウンサーだとも言われてている。丸岡アナは小橋の結婚を聞き「驚くよりも呆然とした」とかなりのショックを受けたことを告白。丸岡アナが38歳独身でいるのも"小橋との結婚を夢見ているから"なんてささやく関係者もいるほどだ。  もし一連の話が事実なら、小橋は自分の噂を盾にして、みずきとの愛を守った形でもある。真相は分からないが、いずれにせよ満を持して結婚を決めた小橋のこと、内心"青春の握りこぶし"を決めていることだろう。ぜひ今後も熱血愛で幸せな家庭を築いてほしいものだ。 (文=和田修二)
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