「無戸籍の日本人がいる」 そう聞いて、どんな感情を抱くだろうか? おそらくほとんどの人は、「本当に?」と疑う。もしくは、「なぜ?」と疑問を抱くだろう。戸籍を作る手続きは簡単だ。子どもが生まれてから、14日以内に出生届を役所に提出する。たったそれだけ。けれど、なんらかの事情で、両親がもしも出生届けを出すことができなかったら――。その子どもは戸籍上、「存在しない人」となる。多くの場合、両親がその存在を隠してしまうため、世間とほとんど関わることがないまま、大人になる。 『無戸籍の日本人』(集英社)には、20代から40代の今を生きる、“成年無戸籍者”が登場する。例えば、ホストの近藤雅樹さん(27歳)。生まれてすぐに母親が亡くなり、義母に育てられた。16歳から働きに出たが、ある日、義母が火事に巻き込まれて死亡。自分の存在を証明するものが何もなくなってしまった。また、佐々木百合さん(32歳)は、両親が出産費用を工面できず、病院が出生証明書を預かったまま無戸籍で育った。その後、時がたち、病院は閉院。ある男性との婚姻届を提出したが受理されず、妊娠4カ月を迎えていた。西成のドヤ街で肉体労働をしている白石明さん(40歳)の母親は、売春婦だった。父親は誰かわからない。19歳の誕生日の夜、母親と大ゲンカし、20年以上会っていない。ほかにも、複雑な家族のもとに生まれた性同一性障害を抱える「彼」ヒロミさん(32歳)、DV夫を恐れる母親が出生届を出さず、無戸籍のまま2児の母となった藤田春香さん(31歳)など、誰もがそれぞれに過酷な人生を送っている。 戸籍がないということは、住民票が作れないので、就学通知が届かず、義務教育を受けられない。さらには、家を借りたり、銀行口座を作ることもできないし、携帯電話の契約もできない。健康保険証がないので、医療費はすべて自己負担になる。就職はどう考えても極めて困難で、働くことができる場所は限られている。では、無戸籍者はいったい、どうやって生き抜いているのか? そんな彼らを追ったのは、著者で経済ジャーナリストの井戸まさえ氏。自身の子どもが約1年間、無戸籍となったことがきっかけで、13年間にわたり、無戸籍者への支援を続けている。井戸氏の子どもが無戸籍になった理由は「離婚後300日以内に生まれた子は、前夫の子と推定する」という、約120年前に誕生した法律・民法772条(嫡出の推定)にある。 井戸氏は、長期間におよぶ別居と離婚調停の末、前夫と離婚。その後、まもなく交際相手との間に子どもを授かるが、離婚後265日という、早産だった。離婚後に妊娠しているし、なんの落ち度もない。ところが、300日という日数に阻まれ、父親は前夫としなければ、戸籍を取得することができなかった。再婚相手の男性を父親にするためには、前夫に協力してもらうほかない。それは大変な重荷だった。当時、役所からこの法律を知らされ、驚いた井戸氏が「なぜ離婚しているのに、前夫が父親になるのですか?」と当然の疑問を役所に投げかけると、担当者は「離婚のペナルティです」と言い放った。 この“ペナルティ”は、本当に必要なのだろうか? 本書によれば、戸籍がない日本人は推定1万人。この法律の裏で、戸籍を手に入れることができないまま、常にどこかうしろめたさを抱えながら生きている犠牲者たちが、これだけ多く存在しているのだ。彼らがいったい何をしたというのだろうか? 「存在しない子」として育ち、大人になった無戸籍者たちは、声を上げることもできず、いまもどこかで身を隠すように生きている。 (文=上浦未来) ●いど・まさえ 1965年生まれ。宮城県仙台市出身。東京女子大卒。松下政経塾9期生。5児の母。東洋経済新報社勤務を経て、経済ジャーナリストとして独立。兵庫県議会議員(二期)、衆議院議員(一期)。NPO法人「親子法改正研究会」代表理事、「民法772条による無戸籍児家族の会」代表として無戸籍問題、特別養子縁組など、法の狭間で苦しむ人々の支援を行っている。著書に『子どもの教養の育て方』『小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける』(2冊とも東洋経済新報社・佐藤優氏と共著)。『無戸籍の日本人』(集英社)
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推定1万人? 「存在しない子」として育った若者たちの人生を追った『無戸籍の日本人』
「無戸籍の日本人がいる」 そう聞いて、どんな感情を抱くだろうか? おそらくほとんどの人は、「本当に?」と疑う。もしくは、「なぜ?」と疑問を抱くだろう。戸籍を作る手続きは簡単だ。子どもが生まれてから、14日以内に出生届を役所に提出する。たったそれだけ。けれど、なんらかの事情で、両親がもしも出生届けを出すことができなかったら――。その子どもは戸籍上、「存在しない人」となる。多くの場合、両親がその存在を隠してしまうため、世間とほとんど関わることがないまま、大人になる。 『無戸籍の日本人』(集英社)には、20代から40代の今を生きる、“成年無戸籍者”が登場する。例えば、ホストの近藤雅樹さん(27歳)。生まれてすぐに母親が亡くなり、義母に育てられた。16歳から働きに出たが、ある日、義母が火事に巻き込まれて死亡。自分の存在を証明するものが何もなくなってしまった。また、佐々木百合さん(32歳)は、両親が出産費用を工面できず、病院が出生証明書を預かったまま無戸籍で育った。その後、時がたち、病院は閉院。ある男性との婚姻届を提出したが受理されず、妊娠4カ月を迎えていた。西成のドヤ街で肉体労働をしている白石明さん(40歳)の母親は、売春婦だった。父親は誰かわからない。19歳の誕生日の夜、母親と大ゲンカし、20年以上会っていない。ほかにも、複雑な家族のもとに生まれた性同一性障害を抱える「彼」ヒロミさん(32歳)、DV夫を恐れる母親が出生届を出さず、無戸籍のまま2児の母となった藤田春香さん(31歳)など、誰もがそれぞれに過酷な人生を送っている。 戸籍がないということは、住民票が作れないので、就学通知が届かず、義務教育を受けられない。さらには、家を借りたり、銀行口座を作ることもできないし、携帯電話の契約もできない。健康保険証がないので、医療費はすべて自己負担になる。就職はどう考えても極めて困難で、働くことができる場所は限られている。では、無戸籍者はいったい、どうやって生き抜いているのか? そんな彼らを追ったのは、著者で経済ジャーナリストの井戸まさえ氏。自身の子どもが約1年間、無戸籍となったことがきっかけで、13年間にわたり、無戸籍者への支援を続けている。井戸氏の子どもが無戸籍になった理由は「離婚後300日以内に生まれた子は、前夫の子と推定する」という、約120年前に誕生した法律・民法772条(嫡出の推定)にある。 井戸氏は、長期間におよぶ別居と離婚調停の末、前夫と離婚。その後、まもなく交際相手との間に子どもを授かるが、離婚後265日という、早産だった。離婚後に妊娠しているし、なんの落ち度もない。ところが、300日という日数に阻まれ、父親は前夫としなければ、戸籍を取得することができなかった。再婚相手の男性を父親にするためには、前夫に協力してもらうほかない。それは大変な重荷だった。当時、役所からこの法律を知らされ、驚いた井戸氏が「なぜ離婚しているのに、前夫が父親になるのですか?」と当然の疑問を役所に投げかけると、担当者は「離婚のペナルティです」と言い放った。 この“ペナルティ”は、本当に必要なのだろうか? 本書によれば、戸籍がない日本人は推定1万人。この法律の裏で、戸籍を手に入れることができないまま、常にどこかうしろめたさを抱えながら生きている犠牲者たちが、これだけ多く存在しているのだ。彼らがいったい何をしたというのだろうか? 「存在しない子」として育ち、大人になった無戸籍者たちは、声を上げることもできず、いまもどこかで身を隠すように生きている。 (文=上浦未来) ●いど・まさえ 1965年生まれ。宮城県仙台市出身。東京女子大卒。松下政経塾9期生。5児の母。東洋経済新報社勤務を経て、経済ジャーナリストとして独立。兵庫県議会議員(二期)、衆議院議員(一期)。NPO法人「親子法改正研究会」代表理事、「民法772条による無戸籍児家族の会」代表として無戸籍問題、特別養子縁組など、法の狭間で苦しむ人々の支援を行っている。著書に『子どもの教養の育て方』『小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける』(2冊とも東洋経済新報社・佐藤優氏と共著)。『無戸籍の日本人』(集英社)
モンペの罵詈雑言と、ずさんな「人権派」弁護士……丸子実業高校いじめ自殺の真実
2005年12月6日午前6時半、自宅の自室で長野県・丸子実業高校の高山裕太くん(当時16歳)が自殺した。この事件の直後、バレーボール部に所属していた裕太くんに対して「部内で暴力を伴ったいじめがあった」こと、「学校側の適切な対処がなされなかった」ことが原因であると、母親は主張。一方、学校側は「学校ではなく、家庭に問題がある」と、意見はまったく食い違っていた。 この報道だけを見れば、過去に起こったさまざまな自殺事件から「いじめ問題に向き合わない」「事なかれ主義」の学校側と、「学校教育の被害者」である遺族側……という物語を描く人は少なくないだろう。しかし、ノンフィクション作家・福田ますみ氏の『モンスターマザー』(新潮社)によれば、事件の真相は真逆のものだった。 裕太くんが自殺する半年前に、時計の針を戻してみよう。 05年5月、裕太くんは家出した。これを受けて母親は、「自殺したのではないか」と警察に捜索を依頼。学校、バレー部員なども動員して行われた捜索によって、裕太くんは無事発見され、母親もこの時の学校側の対応に最大限の感謝をしている。しかし、8月になって再び裕太くんが家出した時、母親の対応はまるで異なるものだった。「子どもはもう自殺している。原因は担任にある」「先生、生徒みんなで捜せ!」。さらに担任には「のうのうと寝ていないで、外に見つかるまでいろ」……。当初、教師たちは命令口調で激しく叱責する母親の言動を、不安から来る焦燥感だと受け取っていた。しかし、ここから母親は「モンスター」と化していく……。 この家出事件で、6日ぶりに裕太くんが発見された後、母親から出てきた言葉は感謝ではなく「担任交代、いや退職しろ!」「もう二度と家に来るな!」という激しい罵声だった。事件後も彼女の罵声がやむことはなく、学校や県教育委員会、PTA会長にもしつこく電話をし、絶叫を交えながら学校側の非を一方的にまくし立てる。さらに、バレー部内部でいじめや体罰があったと主張する母親は、裕太くんを登校させず、学校側との話し合いもほとんど拒否。だが、母親が主張する「いじめ」や「体罰」とは、どう考えても部活内のコミュニケーションのレベルを超えるものではなかった。 バレー部員、保護者、顧問らに、電話・メール・FAXなどあらゆる方法を駆使して罵詈雑言の数々を叫ぶモンスターと化した母親は、周囲の人々から白眼視され、孤立していく。この間、裕太くんの「本音」と思えるような発言はなされず、母親の「裕太は自殺を考えている」「裕太の人生を台なしにした」という絶叫ばかりが周囲に響き渡る。連日、母親からかかってくる罵詈雑言の電話によって、バレー部監督は神経症を患い、いじめの首謀者とされる生徒の母親は円形脱毛症となる。誰もが、母親の暴言に精神を壊す寸前だった。 そして、母親の3カ月にわたる暴走の果てに、裕太くんは自殺する。だが、これが終わりではなかった。 この自殺を受けて、「悲しみに暮れる遺族」という称号を獲得した彼女は、周囲への攻撃をエスカレートさせる。そんな彼女の強力な同伴者として現れたのが、人権派弁護士として知られる高見澤昭治氏だった。自殺の原因を家族に求めた校長の会見に憤りを抑えかね、母親の代理人に就任した彼は、校長を殺人罪で告訴に踏み切るという異例の対応を行ったのだ。 準備書面で、高見澤氏は「校長は自己の行為によって裕太を自殺に追いやる虞があることを予見しながら(中略)裕太に対して登校するように約束させ、その結果、絶望と不安に駆り立てられた裕太を、12月6日自宅において自殺に追いやり殺害した」と記す。しかし、「絶望と不安に駆り立てられた」という裕太くんは、自殺の4日前に持たれた話し合いの中で、明るい声で「5日から登校します」と約束しているのだ。この話し合いは、録音テープに記録されていたものの、高見澤氏はこれを一度も聞いていないことが後の裁判で判明した。また、母親の証言も「他のバレー部員に、拳で殴られていた」と事実無根のものとなり、その供述に、一切信頼性がないことが明らかになっていく。 裁判所は、バレー部側の言い分をほぼ全面的に認め、母親に対して監督や部員などに損害賠償を支払うことを命じた。さらにその後、校長が起こした高見澤氏に対する損害賠償請求訴訟も校長側の主張が認められ、165万円の支払いと、新聞への謝罪広告の掲載が命じられた。だが、母親側は、損害賠償金を1円も支払っておらず、高見澤氏は、損害賠償金こそ支払ったものの「判決が間違っている」として、謝罪広告は掲載していない。 福田の丹念な取材が解き明かしたのは、部活内の陰湿ないじめと、それを隠そうとする事なかれ主義などではなく、「モンスター」として横暴に振る舞う母親と、彼女の抑圧によって自殺に追い込まれた裕太くん、「人権派」といわれる弁護士のあまりにもずさんな仕事ぶりだった。司法の判決によって、母親、弁護士の主張は退けられ、学校、バレー部側は全面的な勝利を収めた。しかし、ありもしない「いじめ」をでっち上げられ、高校時代をめちゃくちゃにされたバレー部員、そしてその保護者、学校が失った時間や心に負った傷の代償は計り知れない。そして何より、裕太くんが戻ってくることはない。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])『モンスターマザー』(新潮社)
山本周五郎賞ノミネートの押切もえ、「第2の又吉」か「水嶋ヒロコース」か
モデル・押切もえの2作目の小説『永遠とは違う一日』(新潮社)が、山本周五郎賞にノミネートされた。同作は文芸誌「小説新潮」に連載された6本の短編集で、仕事や恋愛、結婚など、人生の岐路に立つ女性の心情を描いている。 同賞の候補作はほかに、湊かなえ氏『ユートピア』(集英社)や相場英雄氏の『ガラパゴス』(小学館)など。受賞できるかどうかはさておき、押切サイドが狙うのは“第2の又吉直樹”だ。 又吉のデビュー作『火花』(文藝春秋)は、累計240万部突破の大ヒット。又吉には、億単位の印税が転がり込んだといわれる。 「デキレース説もありますが、又吉さんのおかげで活字業界全体が息を吹き返したのは間違いない。文藝春秋も『火花』の大ヒットで、他部署の赤字はすべて帳消しとなり、大幅黒字で1年を終えることができたそうです」(出版関係者) “押切本”を出版するのは、文春の最大ライバル・新潮社。「二匹目のどじょう」とばかりに気合が入るのも当然だが、業界関係者からは、すでにこんな声も……。 「モデルとして一時代を築いた彼女だが、最近はマンションをプロデュースしてみたり、農業をやったりと迷走気味だった。作家デビューは試行錯誤の末でしょう。どこまで話題になるかは未知数ですね」 事実、同賞ノミネートの一報を聞いたネット民は「ビジネス臭ハンパない」といった声から、「文章は割とまとも。見てみたい」といったものまで、さまざまな反応を見せている。 その一方で、“第2の又吉”どころか“水嶋ヒロコース”も懸念される。水嶋は2010年12月に「齋藤智裕」の名前で長編小説『KAGEROU』を出版。いきなり「第5回ポプラ社小説大賞」に輝いたが、話題先行の感が強く、出版直前には重大な誤植が発覚。60万部超えのヒットは記録したものの、各方面から「デキレース」と批判され、水嶋は創作意欲を失ってしまった。 「今では妻・絢香の“ヒモ”と揶揄される始末。一部では、絢香さんに家を追い出されたという報道もありました。押切さんも一歩間違えれば、集中砲火を受ける可能性もある」(ワイドショー関係者) 以前から、なんとなく文化人っぽさを醸し出していた又吉とは違い、押切は今もギャルのイメージ。それがマイナスに作用しなければいいが……。運命は、5月16日に決まる。
山本周五郎賞ノミネートの押切もえ、「第2の又吉」か「水嶋ヒロコース」か
モデル・押切もえの2作目の小説『永遠とは違う一日』(新潮社)が、山本周五郎賞にノミネートされた。同作は文芸誌「小説新潮」に連載された6本の短編集で、仕事や恋愛、結婚など、人生の岐路に立つ女性の心情を描いている。 同賞の候補作はほかに、湊かなえ氏『ユートピア』(集英社)や相場英雄氏の『ガラパゴス』(小学館)など。受賞できるかどうかはさておき、押切サイドが狙うのは“第2の又吉直樹”だ。 又吉のデビュー作『火花』(文藝春秋)は、累計240万部突破の大ヒット。又吉には、億単位の印税が転がり込んだといわれる。 「デキレース説もありますが、又吉さんのおかげで活字業界全体が息を吹き返したのは間違いない。文藝春秋も『火花』の大ヒットで、他部署の赤字はすべて帳消しとなり、大幅黒字で1年を終えることができたそうです」(出版関係者) “押切本”を出版するのは、文春の最大ライバル・新潮社。「二匹目のどじょう」とばかりに気合が入るのも当然だが、業界関係者からは、すでにこんな声も……。 「モデルとして一時代を築いた彼女だが、最近はマンションをプロデュースしてみたり、農業をやったりと迷走気味だった。作家デビューは試行錯誤の末でしょう。どこまで話題になるかは未知数ですね」 事実、同賞ノミネートの一報を聞いたネット民は「ビジネス臭ハンパない」といった声から、「文章は割とまとも。見てみたい」といったものまで、さまざまな反応を見せている。 その一方で、“第2の又吉”どころか“水嶋ヒロコース”も懸念される。水嶋は2010年12月に「齋藤智裕」の名前で長編小説『KAGEROU』を出版。いきなり「第5回ポプラ社小説大賞」に輝いたが、話題先行の感が強く、出版直前には重大な誤植が発覚。60万部超えのヒットは記録したものの、各方面から「デキレース」と批判され、水嶋は創作意欲を失ってしまった。 「今では妻・絢香の“ヒモ”と揶揄される始末。一部では、絢香さんに家を追い出されたという報道もありました。押切さんも一歩間違えれば、集中砲火を受ける可能性もある」(ワイドショー関係者) 以前から、なんとなく文化人っぽさを醸し出していた又吉とは違い、押切は今もギャルのイメージ。それがマイナスに作用しなければいいが……。運命は、5月16日に決まる。
捧腹絶倒のレシピ本がワンコイン!? 人気連載「男のダジャレレシピ」が、ついに電子書籍化!
「日刊サイゾー」で約3年にわたって連載されていたお料理コラム『男のダジャレレシピ』が待望の電子書籍化! カレー、すき焼き、麻婆豆腐、ひつまぶし、丼ものから、クレープにアイスまで! ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ40を一挙公開。しかも、たったのワンコイン! 読めばあなたも、玉置ワールドにハマること間違いなし!? 【収録レシピ】 ・とってもジューシー(牛脂)なすき焼き ・麻婆茄子! 干し芋乗っかっちゃう!(まーボーナス! 欲しいもの買っちゃう!) ・大型連休ギュウギュウ詰め(O型レンコン牛牛詰め)」 ・簡単ピラフ!「SPAM × SPAM」(SMAP×SMAP) ・長いゴボウのキューピーハニー(永井豪のキューティーハニー) ・湯豆腐+ポトフ=ポ豆腐(ポトーフ) ・フランス人もビックリ!「トレビ餡クレープ」 などなど 【著者略歴】玉置豊(たまおき・ゆたか) 食材の採取や実験的料理が趣味のライター。快心の語呂合わせを「オヤジギャグ」の一言で片づけられると、ちょっと腹が立つダジャレ好き。「日刊サイゾー」「デイリーポータルZ」などのインターネットサイト、アウトドア雑誌「HUNT」(ネコ・パブリッシング)などで執筆中。家庭用製麺機の同人誌「趣味の製麺」編集長。個人サイトは「私的標本」(http://www.hyouhon.com/)。 ●商品情報 タイトル:『男のダジャレレシピ』 著者:玉置豊 表紙:オカダタカオ 発売元:サイゾー 発売日:2016年4月18日 価格:480円(+税) 対応端末: 電子ブックリーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ ご購入はこちらから! Amazon Kindleストア http://www.amazon.co.jp/dp/B019EXXUKK/ 楽天Kobo電子書籍ストア http://books.rakuten.co.jp/rk/b82f836dd5fe3d15a7894dd1548c5ce1/ ほか、各電子書籍取扱い書店にて順次発売開始!
珠玉のヴィンテージギターコレクション!『俺のギター: The Dr.Tomabechi Ultimate Guitar Collection』発売中!
“ドクター苫米地”として多彩な活躍をみせる天才認知科学者・苫米地英人氏。一方でギター好きとして知られ、定期的にライブを主催し、素晴らしい演奏を披露している。 苫米地氏は、100本に及ぶ貴重なヴィンテージギターを所有していて、そのコレクションのなかから、選りすぐりのギターを網羅した写真集『俺のギター: The Dr.Tomabechi Ultimate Guitar Collection』(税込み27,000円)が現在発売中だ。 GibsonやFenderなど、普段滅多に目にすることができないヴィンテージギターの数々をビジュアルで紹介。まるで、芸術品のようなギターを細部まで楽しむことができる。マニアも唸るその美しさに、思わず息を呑むだろう。 また、ギターだけではなくアンプ、エフェクターのページもある。もちろん、こちらもヴィンテージだ。 Guitar Collection [Gibson] 1959 Les Paul Standard “The Burst” [Gibson] 1952 -1953 Les Paul Conversion [Gibson] 1957 Les Paul Gold Top Refinish [Fender] 1954 Stratocaster [Fender] 1957 Hardtail Stratocaster [Fender] 1964 Stratocaster (──目次より) ほか、苫米地氏とギターとの出会いや、自身のギタリストとしての活動についてのインタビューも収録。 本書は、豪華装丁と高品質印刷を施した部数限定の永久保存版。豪華過ぎる写真集、絶賛発売中! クラブ苫米地オンラインショップ http://www.club-tomabechi-shop.com/ ●とまべちひでと 1959年東京都生まれ。脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。コンピューター科学の分野で世界最高峰と言われるカーネギーメロン大学院で、日本人として初めて計算言語学の博士号を取得。1989年のロックフェラーセンター買収にも中心メンバーの1人として関わった。また、オウム真理教信者の脱洗脳や、国松警察庁長官狙撃事件で実行犯とされる元巡査長の狙撃当日の記憶の回復など、脱洗脳のエキスパートとしてオウム事件の捜査に貢献し、一躍有名に。『俺のギター: The Dr.Tomabechi Ultimate Guitar Collection』(サイゾー)
珠玉のヴィンテージギターコレクション!『俺のギター: The Dr.Tomabechi Ultimate Guitar Collection』発売中!
“ドクター苫米地”として多彩な活躍をみせる天才認知科学者・苫米地英人氏。一方でギター好きとして知られ、定期的にライブを主催し、素晴らしい演奏を披露している。 苫米地氏は、100本に及ぶ貴重なヴィンテージギターを所有していて、そのコレクションのなかから、選りすぐりのギターを網羅した写真集『俺のギター: The Dr.Tomabechi Ultimate Guitar Collection』(税込み27,000円)が現在発売中だ。 GibsonやFenderなど、普段滅多に目にすることができないヴィンテージギターの数々をビジュアルで紹介。まるで、芸術品のようなギターを細部まで楽しむことができる。マニアも唸るその美しさに、思わず息を呑むだろう。 また、ギターだけではなくアンプ、エフェクターのページもある。もちろん、こちらもヴィンテージだ。 Guitar Collection [Gibson] 1959 Les Paul Standard “The Burst” [Gibson] 1952 -1953 Les Paul Conversion [Gibson] 1957 Les Paul Gold Top Refinish [Fender] 1954 Stratocaster [Fender] 1957 Hardtail Stratocaster [Fender] 1964 Stratocaster (──目次より) ほか、苫米地氏とギターとの出会いや、自身のギタリストとしての活動についてのインタビューも収録。 本書は、豪華装丁と高品質印刷を施した部数限定の永久保存版。豪華過ぎる写真集、絶賛発売中! クラブ苫米地オンラインショップ http://www.club-tomabechi-shop.com/ ●とまべちひでと 1959年東京都生まれ。脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。コンピューター科学の分野で世界最高峰と言われるカーネギーメロン大学院で、日本人として初めて計算言語学の博士号を取得。1989年のロックフェラーセンター買収にも中心メンバーの1人として関わった。また、オウム真理教信者の脱洗脳や、国松警察庁長官狙撃事件で実行犯とされる元巡査長の狙撃当日の記憶の回復など、脱洗脳のエキスパートとしてオウム事件の捜査に貢献し、一躍有名に。『俺のギター: The Dr.Tomabechi Ultimate Guitar Collection』(サイゾー)
「昆虫を食べていた」風間トオルの幼少期が壮絶すぎ! “貧乏話”を求めるテレビ界の制作事情とは
俳優の風間トオルが、自身の壮絶な極貧体験をつづった著作『ビンボー魂 おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力』(中央公論新社)を出版した。 ここ数年、風間は『徹子の部屋』(テレビ朝日系)をはじめ、トーク番組で貧乏エピソードを披露している。『ホームレス中学生』(ワニブックス)でおなじみの麒麟の田村裕や、女優の麻生久美子など幼少期の極貧エピソードを披露する芸能人は多い。だが、風間の話は群を抜いている。 「虫歯をペンチで抜いていた、昆虫を食べていた、洗濯機がお風呂代わりだったといったものですね。トレンディ俳優という現在の立場とのギャップが、余計にインパクトを増大させているともいえますね」(放送作家) 風間の著書のタイトルは、島田洋七のヒット作『佐賀のがばいばあちゃん』(徳間書店)を彷彿とさせる。貧乏だけれども強い家族の絆、といったエピソードは感動的ではあろう。だが、安易でベタな印象も受ける。 「最近のトーク番組は、芸能人がぶっちゃけ話をすることも多いです。その場合、昔、浮名を流した相手や、嫌いな芸能人、あの事件の真相といったエピソードでは、新たなトラブルの火種にもなりますし、ネットニュースのネタにもされてしまいます。その点、幼少期の貧乏話は、誰も傷つけず、共感と感動を呼びやすい“安全パイ”だといえます」(同) あまたあふれる芸能人の貧乏話は、無難で安易なものを求めがちな現在のテレビ番組制作事情とうまくマッチングしているのかもしれない。それでも彼らが幼少期に培かったハングリー精神が、芸能界の熾烈な競争を勝ち抜く原動力となっているのは確かだろう。 (文=平田宏利)風間トオルオフィシャルサイトより
暴力団が狙うのは「1.5軍」選手……頻発する不祥事の裏側『黒い人脈と野球選手』
25日から開幕したプロ野球ペナントレース。しかし、今年はまだ野球を楽しむという気持ちになれないファンも少なくないだろう。 今月、読売ジャイアンツ・高木京介投手が野球賭博に関与していたとして、 1年間の失格処分となった。さらに、これに関連して調査を行ったところ、現金を賭けた麻雀、トランプ、高校野球賭博などが一部で恒常的に行われていたことが発覚する。この問題を受けて、渡辺恒雄最高顧問が辞任することとなった。ジャイアンツでは、昨年10月に福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手が野球賭博に手を染めていたとして無期失格処分となったが、まだまだその膿は出し切れていないようだ。 昨年の野球賭博発覚、今年 2月の清原和博の覚せい剤取締法違反による逮捕と、球界と暴力団との関係を匂わせる不祥事が頻発している。いったい、どうして球界と暴力団がつながってしまうのだろうか……。マンガ『クロサギ』(小学館)の原作者として知られる夏原武氏の著書『黒い人脈と野球選手』(宝島社)を読むと、そこには構造的な問題が見え隠れしている。 2015年10月、読売ジャイアンツは、野球賭博に手を関与していたとして福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手を解雇した。賭博そのものももちろん違法だが、野球賭博に野球選手自らが手を染めていたという事実は、球界を激震させた。しかも、誰も知らないような無名選手ではなく、 1軍登板実績やドラフト1位指名など華々しいキャリアを持つ選手たちによるスキャンダルだったのだ。 この事件に対して、コミッショナーは球団側への制裁金1,000万円、さらに渡辺恒雄最高顧問(当時)に対して取締役報酬の2カ月間全額返上などの処分が科せられている。しかし、夏原は「暴力団とのつながりを断ち切るとした球界ならば、この大甘の処分でよしとしてはダメだろう。徹底的な調査を第三者機関に委託してやるべきだ」と、対応策の甘さを激しく非難する。真相解明よりも、事件を3人の問題のみで終わらせたいという球団側の意図は明らか。その結果、半年後に再び問題が頻発するという事態に陥っているのだ。 では、なぜ野球選手と反社会的勢力との間にはつながりが生まれてしまうのだろうか? 夏原の取材によれば、黒い勢力が近づくのは「1.5軍クラス」の選手が多いという。 年俸や知名度はそこまで高くないが、 1軍選手とも交流のある1.5軍選手を狙って、さまざまな人間が近寄ってくる。暴力団員らは、タニマチとの食事会や飲み会で親しくなった1.5軍選手から主力選手の情報を引き出そうとする。もちろん、熱心なファンだからというわけではない。野球賭博にとって、何よりも重要なのは選手の体調などのインサイダー情報であり、その情報を摑んでいれば、より予想は立てやすくなる。 1.5軍選手が持っている情報は、野球賭博にとって何よりも貴重な情報なのだ。 また、プロ野球引退後、現役選手とネットワークを持ったOBが、反社会的勢力と現役選手をつなげる仲介役になることも少なくない。体育会系の野球界では、先輩からの誘いは断りにくい。そんな「先輩」からの食事の誘いだけでなく、裏カジノや風俗といった場所に連れられて、反社勢力と蜜月の関係に陥ってしまう選手が少なくないのだ。 3月23日、開幕を目前に、12球団が「球界の浄化に全力で取り組み、ファンの皆様の信頼回復に最善の努力を尽くす」との共同声明を発表し、幕引きを図った。しかし、これが本当の終わりとなるのだろうか? それとも、まだまだ新たな問題が明らかになっていくのだろうか? 疑心暗鬼のままでは、野球ファンも晴れ晴れとした気持ちで選手たちを応援することはできないだろう。『黒い人脈と野球選手』(宝島社)






