通算700回の“献血王”誕生も、副作用によるトラブル多発! 韓国キケンな献血事情

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 「ナッツ姫」を例に引くまでもなく、何かとニックネームに「姫」や「王」をつけたがる韓国において、また一人の王が誕生した。今度は、“献血王”だ。  複数の韓国メディアによると2月23日、ソン・ホンシク(65)さんが国内最多となる通算700回の献血を達成したという。1984年5月に初めて献血を行い、それから30年間、毎月2度の献血を欠かさず行ってきた。現在までに献血した血液量は30万ccを超えており、成人男性60人分に当たる数字となっている。ソンさんの献血に対する思いはかなり真摯で、「献血のために、禁酒禁煙。食事と運動にも気をつけており、いつでも献血できる状態を維持するために努力しています」などと語っている。まさに献血に捧げた生涯だ。  韓国では昨年、年間の献血者数が300万人を突破。これは、韓国赤十字社が56年前の1959年に献血事業を本格化させてさせて以来、初の快挙となった。同社関係者は「献血は有益なことが多い。簡単な健康チェックにもなります」と話す。献血を行う前に体温、脈拍、血圧などの検査を受けるため、その言葉に偽りはないように思える。  一方で、こんな数字もある。韓国国会の保健福祉委員会に提出された資料によると、2010年から14年6月までに、献血の副作用が確認され、補償金を支払った件数は1,612件に上るというのだ。ほぼ1日1件、補償金を支払うような事故が起こっているということになる。補償金額は、総額6億5,000万ウォン(約6,500万円)だ。  副作用の中身を調べてみると、めまいなどの症状が最も多く、注射した部位周辺にあざが生じる皮下出血が次点だった。比較的軽い副作用だが、献血後に鈍痛を訴える人も少なくなく、中には意識を失って骨折した人もいたという。約5年間で副作用事故が36%も増加していることを考えると、とても献血を行う気にはなれない。  また、献血者数の割合において、高校生などの学生が多く参加しているということを問題視する声もある。献血者の43%が未成年者というデータが出ており、学校が夏休みなどになると慢性的に血液不足が起こる可能性もあるという。高校生たちにとって献血は、社会奉仕という“点数”を得るための手段にもなっている。1回の献血で「4時間の奉仕活動」にカウントされ、大学進学において一つの評価につながるそうだ。  献血者数は増えているものの、副作用をはじめとした問題も山積している韓国の献血事情。“献血王”ソンさんは「私は年齢的に800回が限界だろうが、1,000回を超える人が早く現れて、私の記録を抜いてくれればうれしい」と希望を語っているが、ずさんな献血事情を解決しない限り、さらなる献血者数の増加は厳しいといえそうだ。

「北朝鮮を見ながらセックス!?」韓国の不倫カップルが“38度線上”のラブホを目指すワケ

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軍事境界線の近くにある「ホテルバレンタイン」
 韓国の憲法裁判所は26日、刑法の姦通(かんつう)罪を違憲と判断し、同罪は62年ぶりに廃止となった。これにより、婚姻関係を持つ男女が配偶者以外の人と関係を持った場合、2年以下の懲役が科されるという厳しい掟から、ようやく解放される。  儒教やキリスト教の影響で、独身の婚前交渉もバレたら大騒ぎになる韓国。配偶者の親告により、これまでに約10万人が姦通罪で処罰されている。  韓国メディアの報道によると、前回2008年の合憲判決以降、これまでに姦通罪で起訴されて判決が出た人は計5,348人。このうち実刑判決を受けた人は110名にすぎず、多くが執行猶予ないしは棄却されている。  それでも不倫が発覚して裁判沙汰になるだけで、社会的地位は著しく下がることから、逢瀬を楽しむには厳重な情報管理が必要となる。  一応、ソウルなどの大都市にはラブホ街があるにはあるが、さらに遠くの郊外にラブホ街が形成されているのが、韓国の特徴だ。  特に多いのは、北朝鮮との軍事境界線沿い。京畿道坡州(パジュ)市の臨津江(イムジンガン)沿いの農村地帯には、いきなり「バレンタイン」とか「エロス」といった、どう見てもそれっぽいホテルがそびえ立っている。
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北朝鮮との軍事境界線近くにあるホテルエロス
 ソウルの留学経験が長い日本人女性は「坡州周辺までは高速道路があり、車で1時間ほど。便利がいい上、南北離散家族でない限り、めったに一般人は訪れないので、不倫の情報管理に適している」と指摘する。  また、日本人をはじめ外国人もよく参加する、板門店会談場ツアーでトイレ休憩の際に立ち寄る観光施設も近くにあるが、このラブホ街に「北朝鮮を見ながらセックスって、落ち着くのか?」などと、しばしば疑問の声を上がっていた。
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山頂の北朝鮮監視所と対峙する韓国の監視所
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臨津江の向こうは北朝鮮
 確かに、ラブホテルからもそう遠くはない臨津江の数百メートル向こうには、北朝鮮の黄海北道開豊郡の荒涼とした風景が広がる。南側に豊かさを宣伝するために建設された3~4階建てのマンションも今は外壁が剥がれ、屋根が落ちている建物も珍しくない。食糧事情が危ぶまれる光景を目の当たりにすると、普通に萎えてしまうものだが、禁断の愛に燃えるカップルにとっては関係のないことなのか……。  一方、こうしたラブホには一人旅の個人客も宿泊が可能。予約の必要がなくいつでも入れるし、ベッドや風呂場も広い。また、インターネットも完備されており、一泊5000~6000円で止まれる。  姦通罪の目をかいくぐり、独自のハッテンを遂げていた38度線上。同罪の廃止で、存続の危機に陥るラブホもあるかも!? (文=金正太郎)

韓国人は、なぜ“ファビョる”のか? 年間11万人以上が患う「火病」と「恨(ハン)」の真実

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「Thinkstock」より
 「ファビョる」というネットスラングをご存じだろうか? ネット上の議論の場で反論ができなくなったときに、顔を真っ赤にして逆ギレするようなさまを表す言葉なのだが、その語源となっているのは火病(鬱火病)だ。火病とは、積もりに積もった怒りやストレスが原因で体や心にもたらされる苦痛のことで、呼吸困難、食欲不振、うつ症状、不眠、全身の疼痛などが起こる“韓国人特有の病気”とされている。  最近、韓国で火病の診療を受けた患者数が、年間11万5000人にも上ることがわかった。韓国健康保険審査評価院の調査結果で、そのうち女性患者数が7万人と男性を大きく上回り、特に40~50代の中年層が多かったという。大韓航空の“ナッツ姫”ことチョ・ヒョンア前副社長も40代女性だ。ほかにも「韓国サラリーマンの90%が火病を病んでいる」との報道もあり、看過できない社会問題となっている。  韓国における火病の歴史は古く、朝鮮王朝時代にまでさかのぼる。韓国時代劇『イ・サン』で知られる朝鮮王朝第22代王・正祖(1752~1800)の母親は、著書『閑中録』の中で、自身の夫の病気を「火症」と表現しているという。正祖の父は、怒りによって胸が痛み、極度の不安を感じたり、うつ状態になったりする火病と酷似した病に侵されていたそうだ。  火病はまさに“韓国の伝統”ともいえるわけだが、そもそもなぜ韓国人だけが火病にかかるのだろうか。慶熙大学病院のある教授は、こう分析している。 「怒りや悔しさ、“恨(ハン)”などの感情が長期間持続した場合に患う火病は、アメリカの精神障害診断マニュアルに“韓国人に固有の文化依存症候群”と明示されています。韓国人には“恨”という独特の感情がある。これは、歴史的に外国の侵略や同族対決が繰り返された悲劇に加えて、差別的な身分制度、男性中心的社会からくる抑圧と悔しさ、怒りなどの感情が蓄積されて形成された状態だといえます」  つまり恨という独特の感情があるから、韓国人だけが火病にかかるというわけだ。同教授は、さらに「経済的困窮、家庭における暴力や虐待、夫の不倫など、否定的な経験が火病を誘発しやすい」とも。ここ数年、韓国で火病患者が急増している背景には、経済格差などの根深い社会問題があると考えていいだろう。  患者数が急増していることもあり、韓国で大きな関心を集めている火病。ある韓国メディアは、火病にかかりやすい人の特徴について、「責任感が強く、良心的で、感情を表に出さない内向的な性格の人ほど注意が必要」と報じている。いずれも、韓国人にはまったく当てはまらないイメージだが……。

曽野綾子氏“アパルトヘイト許容コラム”が韓国でも波紋「清廉潔白なイメージが一転……」

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『風通しのいい生き方』(新潮新書)
 産経新聞がアパルトヘイトを容認する曽野綾子氏のコラムを掲載した問題について、韓国でもメディアを中心に波紋が広がっている。「事実上、アパルトヘイトを容認」(世界日報)、「世界の裏側・南アフリカ共和国も噴怒」(韓国日報)などと報じられている。  中央日報系列のテレビ局JTBCでは、曽野氏を「極右団体・日本財団の会長を務め、安倍総理の教育政策諮問委員としても活動した、側近中の側近」と表現。またテレビ朝鮮では、フランスでユダヤ人の墓石が破壊された最近の事件を曽野氏の発言と結びつけながら、「時代を逆行する世界」という見出しでニュースを編集し、差別的傾向を非難した。また同ニュースでは「実質上、アパルトヘイトを日本に導入しようと主張した」とまで言い切り、事実を誇張気味に伝えている。  JTBC、テレビ朝鮮のように、あからさまに批判するメディアは少数派だ。ただメディア全体の傾向としては、多かれ少なかれ、今回のコラム掲載に過敏に反応しているようだ。  日本から見ると、曽野氏のコラムを口実に、日本の内政に遠まわしに口を出しているようにも見えなくもない。実際、日韓の外交問題で優位に立つための布石として、メディアが書き立てているという面もあるだろう。ただ、曽野氏の発言が注目を浴びているのには、ほかの理由もある。  そもそも、曽野氏は韓国で認知度がとても高い日本人作家だ。著作の売れ行きも良く、60冊以上が翻訳、出版されている。村上春樹氏や東野圭吾氏になると、200冊くらいが翻訳、出版されているが、その次のクラスには十分に属すことができる人気ぶりだ。  特に、“老い”や“老後”をテーマにした作品は人気が高い。著作を読んだ韓国の高齢者からも、感想がどしどし寄せられているようだ。その証拠に、著作の中の名言は生活系のニュースでは数多く引用されている。例えば、中央日報系列の中央日報SUNDAYでは、曽野氏の著作に書かれていた、次のような老人の健康維持法を紹介したことがある。 「明るく過ごすこと。自ら進んで物事をやること。捨てることを恐れぬこと。攻撃的でないこと。愚痴をこぼさないこと。意思疎通を正直に、はっきりとすること。家族にも礼儀をもって接すること」  これまで、曽野氏の韓国社会での評価は清廉潔白な女性作家、NGO活動家というものだった。が、今回の発言を機に、一気に差別的な右翼作家というイメージが定着しつつある。そして、日本の一部の識者やメディアから指摘されているように、“日本や首相に恥をかかせる”存在として利用され始めてさえいる。  現在、曽野氏は謝罪も撤回もしないという立場だ。はたから見ると、曽野氏個人が築いてきたキャリアや、日本の国際的な立場を優先するほうが、知識人としてよっぽど合理的で、賢いと感じるのだが……。はたして、今後の事態の推移はいかに――。  (取材・文=河鐘基)

トマトを愛しすぎるカゴメのキテレツ発明に、韓国人が熱視線「やべぇ……」

YouTube「KAGOMEJP」
 今年で9回目を迎えた東京マラソン。テロの危険性も指摘されていたが、目立った事故やトラブルもなく、無事終了した。毎年、3万5,000人ほどが参加し、世界でも5番目の規模を誇る同大会だが、今年は少し違った意味で注目されたようだ。  大会を間近に控えた19日、協賛するカゴメがユニークなPR戦略を発表。ランナーにトマトを補給するためのロボット「トマタン」をお披露目した。トマトをこよなく愛する農学博士で同社社員の鈴木重徳氏は「トマトはスポーツに最適なのに、バナナに勝てない」と葛藤し、「トマトに足りなかったモバイル性」を組み込んだトマタンの開発にこぎ着けたという。  同ロボットは、背部に6~7つのトマトを搭載することが可能で、ランナーがボタンを押すと口元にトマトを運び、補給してくれるというユーモア作品だ。重量はなんと8㎏。大会当日は軽量化したトマタンを背負って、鈴木氏が完走を目指した。  お隣韓国でも、このニュースはほぼリアルタイムで報じられ、ネット上では大盛り上がり。称賛の声が多数寄せられている。   「やべぇ……久しぶりに笑った」 「スズキさん!8kg ww」 「むしろ、トマトをジュースにしてチューブにつなげたほうがよくない?」 「作った人は、トマトを愛しすぎ」 「やっぱりなんでもやってみるから、いい製品とかノーベル賞受賞者とか出るのかな」 「日本人は、ちょっとおかしいやつとか、クレイジーなやつに、すごいやつが多い」  カゴメはもともと韓国でも認知度が高い企業だ。過去に、大手新聞紙のひとつである東亜日報が、「日本の100年企業を行く」という連載シリーズで取り上げたこともある。そのため韓国人の頭の中には、“100年以上の伝統を持つ、真面目な日本企業”というイメージが定着していた。ただ、今回のプロモーションはそのイメージを一新。トマトが本当にウェアラブルになったかどうかは疑わしいものの、親しみやすく面白い企業というイメージは着実に広がり始めている。  このような反応は世界中に広がっているようで、カゴメがYouTubeに公開した動画の再生回数は、すでに34万回を超えている(25日現在)。コメント欄には、世界各国からコメントが寄せられており、好意的な内容も目立つ。鈴木氏をはじめとするカゴメ社の体を張ったPR作戦は、おそらく本人たちが思った以上に大成功だったようだ。  (取材・文=河鐘基)

歴代動員ランキング2位! 韓国版『ALWAYS三丁目の夕日』大ヒットで韓国人の愛国心がますます増幅中!?

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 昨年12月に公開された映画『国際市場で逢いましょう』が観客動員数1,335万人を突破(2月16日現在)し、韓国歴代動員ランキング第2位の『アバター』を抜いた。  監督は2009年に1,000万人動員で同年の国内最大ヒットとなった『TSUNAMI』のユン・ジェギュン。5年ぶりの新作に、『新しき世界』のファン・ジョンミン、『シュリ』のキム・ユンジンなど豪華なキャスト陣が花を添え、日本で大人気の東方神起ユンホも特別出演して銀幕デビューを飾った。  『国際市場で逢いましょう』は、1950年に開戦した朝鮮戦争の激動と混乱の中で、避難民が釜山で形成した国際市場を舞台に、家族のために生涯を捧げた父親の物語だ。主人公ドクスは、内戦中に父、妹と離れ離れになったトラウマを抱えている。残された家族の大黒柱として、西ドイツへの出稼ぎやベトナム戦争従事など危険な仕事にも進んで身を投じていくが……。  ちなみに、同作で描かれた西ドイツの炭鉱や戦時下のベトナムへの出稼ぎは実話だ。1960~70年代、失業率が高く、外貨不足に苦しんでいた韓国は、国策として労働者を送り出していた。ベトナム戦争に韓国が派兵したことは有名だが、軍人だけでなく、多くの民間人も派遣されていたことはあまり知られていないかもしれない。  トレーラーやポスターなどのパブリシティ素材を見る限り、本作は韓国版『ALWAYS三丁目の夕日』といったところだ。記録的大ヒットの要因は、“普通の男”の生きざまを通して、韓国という国の“生い立ち”を描いたからだろう。『ALWAYS~』は高度成長期に的を絞りノスタルジックなアプローチを試みたが、そこは韓国。歴史も感性も異なる近代史的な描写がふんだんに盛り込まれている。 「親世代への感謝の言葉を伝える映画。最も平凡な父親の、最も偉大な物語を描きたかった」と監督も言うように、本作は国づくりに献身した先代への讃美歌であり鎮魂歌でもある。韓国人にとっては、いま自分たちの住む豊かな国が、誰の、どんな苦労のもとに作られたかを学ぶ“教科書的映画”となった。“笑いあり涙ありの人情物語”が近代史と寄り添い、他国の観客には感じ得ないナショナリズム的カタルシスを生んだ結果、堂々の歴代2位を記録したと考えられる。  昨年夏に公開され1,700万人動員で歴代トップの『鳴梁(ミョンリャン)』は、韓国の歴史的英雄・李舜臣将軍が日本軍を撃退する話であった。ジャンルは異なるが、この2作が観客の愛国心を刺激したという共通点は見逃せないだろう。  抗日的な要素の強い『鳴梁』は日本の観客には薦めづらいが、『国際市場で逢いましょう』は“ALWAYS的テイスト”で親しみやすさがある。日本で“三丁目の人々”が懸命に生きていた頃、隣国ではどんな夕日を見ていたのか。  日本では5月16日に公開が決まったが、日本を含めた国際市場は、韓国の“国民的映画”をどう評価するだろうか? (取材・文=梅田ナリフミ)

「小保方晴子氏にならないで!?」韓国“美しすぎるリケジョ”クム・ナナに熱視線も……

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 STAP細胞をめぐる騒動で、理化学研究所を昨年末に退社した小保方晴子氏。今後、ES細胞の窃盗で刑事告訴されるという話が持ち上がるなど、ほんの1年前まで喝采を浴びていた時の人が、いまや犯罪者予備軍にまで落ちぶれてしまった。  小保方氏ほど世界的注目を集めているわけではないが、お隣・韓国でもいま、一人の女性科学者がスポットライトを浴びている。彼女の名は、クム・ナナ。来る3月、アメリカの「国立がん研究所ジャーナル(Journal of the National Cancer Institute)」に、彼女の論文「成人の体重増加とがんの関連性についての研究」が掲載されるそうだ。クム・ナナは最近、韓国の生物学研究情報センター「BRIC」が選出する「韓国を輝かせる人たち」に選ばれている。  クム・ナナと小保方氏は、同じ1983年生まれ。ただ彼女の経歴は、小保方氏以上に華々しい。慶北大学医学部を中退して、04年に米ハーバード大学の生物学科に進学。当時、マサチューセッツ工科大学にも合格していたそうだ。ハーバード大2年のときには“オールA”の成績とともに、新入生のうち成績上位10%の優秀な学生にだけ贈られるディトゥア賞(Detur Prize)を受賞。栄養学修士を取得すると、2010年からハーバード大の大学院に進んだ。今年5月に卒業する。  何よりもクム・ナナと小保方氏で大きく異なるのは、彼女が慶北大学在学中の02年、“ミス・コリア”に選ばれているということだろう。韓国を代表する美人選抜大会を勝ち抜きながら、科学者の道を選択し、さらに結果まで出している。まさに才色兼備の彼女に、ネチズンたちが「誇らしい韓国人だ」「できればアメリカで教授になってほしい。それがさらに国威を発揚することになる」「飲み屋でお金を稼ぐ女たちが多い韓国で、こういう人がいるというのは本当に救いだ」などと、惜しみない称賛を贈るのは当然かもしれない。  一方で、クム・ナナの“過去”についても注目が集まっている。もっぱらの話題は、ダイエット方法。過去に出演したテレビ番組でクム・ナナは、「ハーバード大学に在学中、ダイエットに疲れて一時的に過食症になり、65kgを超えたこともあった」と発言。その後、「トマト、鶏の胸肉、卵の白身などを取り入れた100日間のダイエットを通じて、15kg減量できた」などと明かした。高校時代にも勉強のストレスから太ってしまったことがあったが、大学進学後に10kgのダイエットに成功したそう。現在も身長172cm、体重52kgの抜群のプロモーションを保っている。  いま最も韓国を沸かせる女性となったクム・ナナ。ただ、脚光を浴びる反作用で、後々どんなアラが見つかるかはわからない。小保方氏のような転落劇が起こらないことを祈るばかりだ。

資産78.7億円でも韓国芸能人は“下流”? ペ・ヨンジュンが財閥令嬢と別れたワケ 

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『ペ・ヨンジュン写真&映像集 PREMIUM DAYS -思い出の14日間-』(BOF international)
 ついに所属事務所が認めた。17日、元祖・韓流スターのペ・ヨンジュンが1年近く交際していた14歳年下の女性と破局したことを、所属事務所キーイースト社が認めた。韓国の一部メディアの間では昨年末から破局説が流れていたが、所属事務所が正式に認めたことで、日本でも一斉に報じられている。  その中には、ヨン様と相手女性の“格差問題”が原因となったのでは、と指摘する声も多い。何しろ、相手は財閥令嬢。彼女の父親は、産業用電力機器や電力システム分野において韓国ナンバーワンのシェアを誇るLS産電の副会長だ。日本では聞き慣れない企業だが、もともとは韓国の大手財閥として国際的に有名なLGグループの系列。父親はLGグループ創業者の4番目の弟で、LGグループがLG、LS、GSと分社化されたことで現在の社名となった。つまりヨン様は、大企業どころか大財閥の家系出身の令嬢と付き合っていたわけである。  しかも、家柄だけではなく、彼女自身が大金持ち。韓国のセレブをウォッチしているニュースサイト「財閥ドットコム」が1,825の上場会社・大株主と特殊関係にある人物の保有株式を評価した結果、ヨン様の彼女がLSグループの株式12万8,639株を保有しており、その株式価値は約102億ウォン(約10.9億円)に達すると報道されたこともある。こうした資産の大きさから「格差」という言葉が出てきたのかもしないが、ヨン様も負けてはいない。  ヨン様は、自身が設立し所属する芸能プロダクションであるキーイーストの大株主だが、前出の「財閥ドットコム」が発表する芸能人株長者番付によると、13年度は持ち株評価額が238億ウォン(約25.4億円)で4位。19日に発表された14年度番付では、735億9,000万ウォン(約78.7億円/4位)まで跳ね上がっている。格差どころか、稼ぎや資産額では財閥令嬢にも負けない大金持ちなのである。  それでもヨン様と財閥令嬢の恋が実を結ばなかったのは、「経済力ではなく、身分の格差が原因だったのではないか」とする意見も多い。というのも、韓国では芸能人の社会的地位は低く、芸能人を“タンタラ”と見下す俗語もあるほど。一方で財閥出身は、先のナッツ姫騒動を見てもわかる通り、貴族扱い。つまり、ヨン様といえども、しょせんは“タンタラ”で、財閥令嬢の親族の中にはヨン様との結婚を反対する者もいたとささやかれている。  いずれにせよ、今回の破局で、またしても婚期を逃してしまったヨン様。今年43歳になることを考えれば、そろそろゴールインしてもおかしくないが、お金があり、人気があっても結婚できないのは、大スターの宿命なのか。ヨン様の憂鬱と気苦労が心配だ。

“見せしめ”裁判で半年以上も出国禁止……サンケイ加藤前支局長問題、韓国弁護士に聞いてみた

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 産経新聞加藤達也前ソウル支局長の出国禁止措置の解除が、またもや延長となった。昨年10月、記事でパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された加藤前支局長は現在、半年以上も韓国を出国できない状況に置かれている。日本では言論弾圧の動きを懸念する声も上がっているが、当事国の弁護士はどう見ているのだろうか? 「韓国国内にも、『言論の自由や、表現の自由を抑圧するのではないか』という声があります。一方で、加藤前支局長の記事によって、パク・クネ大統領の人格権や名誉が毀損されたという指摘もある。表現の自由と名誉毀損という、2つの民主主義的な価値が衝突したケースといえます」  そう答えてくれたのは、ソウル市内の教大駅近くに事務所を構える、カン・シノプ弁護士。名誉毀損問題などに詳しい、気鋭の弁護士だ。加藤前支局長の裁判には、表現の自由と個人の名誉というジレンマがあるということだが、最大の疑問点は、なぜ朝鮮日報の記事を引用した加藤前支局長は訴えられ、朝鮮日報にはなんのお咎めもないのかという点だ。 「国内メディアと海外メディアという違いがあります。産経新聞はより国際的な立場から、パク・クネ大統領を非難したことになる。また、表現の方法と程度の違いもあります。素通りできるように書いた記事と、悪質な意図を持って書いた記事では、意味が違ってくるはずです。現在も裁判中なので、そのような意図があったかどうかはわかりませんが、少なくとも大統領府に産経新聞や加藤前支局長に対する怨恨があるとは考え難い。どちらかといえば、国民に向けたメッセージ、つまり政治的なパフォーマンスといえるでしょう」(同)  政治的なパフォーマンスであれば、法的行為よりも危険性が高いのでは? 「だから大統領府は、政治的なパフォーマンスとは決して言いません。ただ弁護士の立場から言わせてもらうと、法的行為に見せた政治的行為です。捜査をして、起訴をするというのは法的行為。法律の枠を超えたものではありません。また、無罪となるか、有罪となるかというのも法律の問題です。韓国の裁判所も独立した機関であるため、大統領府の影響を受けることはあり得ません。ただ、加藤前支局長の裁判を行うということ自体に、政治的な意味があると見るべきでしょう」(同) セウォル号沈没事故は、日本で想像する以上に、韓国国民にとって大きな衝撃を与えた。沈没事故が起きた4月16日に、パク・クネ大統領がどこにいるかわからず、事故の報告を直接受けられなかったということになれば、国民からの非難は避けられないだろう。大統領府は、「そんな事実は決してない」と国民に伝えるために、国際的にも注目された加藤前支局長の記事を看過できなかったというわけだ。  韓国メディアの反応はというと、事実報道に徹しているという印象。加藤前支局長の記事の引用元である朝鮮日報も、「加藤前支局長は昨年8月3日、“パク・クネ大統領が旅客船沈没当日、チョン・ユンフェ氏と某所に一緒にいた”という趣旨の記事を掲載して、名誉毀損の容疑で起訴された」などと淡々と報じている。我関せずといった様子だ。  出国禁止措置が再び延長され、依然として厳しい立場にある加藤前支局長。韓国の実状を踏まえると、出国禁止はさらに続くことになりそうだ。 (取材・文=呉承鎬)

“オフィステル売春”、出会い系アプリ、障害者を隠れみのに……巧妙化する韓国売春組織の手口

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 2004年に「性売買特別法」が施行されて以降、国内業者への厳しい取り締まりが続いている韓国(記事参照)。数字だけ見ると、一定の効果があるように思えなくもない。ただ、いくつかの韓国メディアの報道によると、この数字は「法律施行の成果」では決してない。規制を逃れようとするより巧妙化した売春形態の増加に対して、捜査当局の対応が遅れている結果なのだという。  例えば最近では、“オフィステル売春”が流行している。都市部には、オフィステル(オフィス+ホテル)と呼ばれるテナントビルがあちこちにあるが、これは昼は事務所、夜は住居としても使えるスタイルの賃貸物件。見た目は普通のマンションで、一つひとつの部屋に中小企業や個人事業主が事務所を構えている。夜になると、その一室が売春に利用されるのだが、「一人暮らしの女性の家に遊びに行く」というのがコンセプトらしい。売春斡旋業者はそのオフィステルにはおらず、やりとりはすべてウェブや電話。支払いは女性が客から直接受け取るため、最後まで彼らが姿を現すことはない。  また、アプリを通じた売春も盛んになっている。韓国のランダムチャットや出会い系アプリでは、さまざまな売春情報が飛び交っている。その中のひとつに、“Jトーク”なる有名な出会い系メッセンジャーアプリがある。韓国捜査当局は、そのアプリに写真やメッセージを投稿している女性たちの大半が、売春斡旋業者に管理されているのではないかと疑っているという。捜査の目をかわすために、オンライン上で自然な出会いを装わせるというわけだ。  伝統的な店舗型風俗店も、摘発を避けるために法や民心を巧みに利用し始めた。盲目のマッサージ師を雇い、正式に認可を得て、店舗経営することが増えているそうだ。彼らは通常のマッサージのみを行うそうだが、警察にとってみれば、この手の店舗を摘発するのは難しい。障害者が働いている事業所を摘発し店舗が閉鎖されると、障害者が職を失うことになるからだ。しかも、障害者本人や関連団体から激しい抗議を受けることになるので、捜査対象にすることをためらうケースもある。摘発を免れるための手口は、今後ますます複雑化するとみられる。  「中央日報」には、性売買特別法について「法律の施行は一般社会では受け入れられたと思う。ただ、誰のための法律かはわかりません。現場で働く身としては、生計が苦しくなっただけです」という、ある30代売春婦のコメントが寄せられているが、やむを得ずに売春で生計を立てている者にとっては、いまや稼げる仕事ではなくなってきているのが現状だ。韓国・女性家族部の発表によると、売春せざるを得なかった女性たちへの自立支援金(政府支出)は、04年に約3億円だった。それから10年たった14年には、約13億円にまで膨れ上がっているという。また、女性をだまし、なし崩し的に売春に従事させる業者も増加傾向にある。  施行から10年、性売買特別法は見直しを迫られる時期に来ているようだ。 (取材・文=河鐘基)