性売買特別法は“違憲”!? 韓国風俗街の女性前警察署長が「売春合法化」を主張するワケ

miari.jpg
 “性産業大国”の汚名を払拭したい韓国で、一つのジレンマが生じている。性売買を根絶しようと施行された「性売買特別法」に対して、「そもそも同法は憲法違反ではないか?」という疑問符が投げかけられたのだ。  問題視されている条項は、性売買特別法の第21条第1項。「性売買を行った者は1年以下の懲役または300万ウォン(約30万円)以下の罰金、拘留、または科料に処する」という規定だ。性売買を行った女性が「国家が、搾取や強要のない成人間の性交渉にまで介入してもいいのか」と主張したことを受け、ソウル北部地裁が憲法裁判所に違憲法律審判を提起した。  確かに、売春婦にとって性売買は仕事だ。彼女たちからすれば、職業選択の自由を侵害されることになる。プロである売春婦たちが人権侵害を受けているわけでもないだろう。ただ「合法化された場合、性売買産業が拡大される」という反論にも筋が通っている。現在、むしろ性売買が合法化されることで「“管理”しやすくなる」「性売買の海外遠征が減少する」などなど、さまざまな意見が飛び交っている状態だ。憲法裁判所は4月9日に公開弁論を行う予定だという。  その公開弁論には、違憲派としてキム・ガンジャ氏が参加する。彼女は、ソウル鍾岩警察署の前署長。鍾岩といえば、風俗街“ミアリ・テキサス村”がある地域だ。つい先日の3月13日も、私服警官が同地の風俗店に潜入するなど取り締まりを強化したことで、鍾岩警察署の前で売春婦たちが抗議活動を行っていた。一言でいえば、風俗街を厳しく取り締まる警察署というわけだ。  そんなソウル鍾岩警察署の前署長は、なぜ性売買特別法に反対しているのだろうか。ある韓国メディアがインタビューしている。  それによると、キム前署長は「性売買特別法は違憲であり、売春街は合法化されるべき」と強く主張している。その理由は、「これまで、学ぶことができず、やれることがなくて売春婦となった人たちと数多く出会ってきました。彼女たちにとって性売買は生活のための手段。大々的な取り締まりを行って彼女たちに『ほかの仕事をしなさい』と言っても、結局はまた風俗街に戻っていく。最低限の生活費を稼ぎながら、教育を受け、“脱性売買”できるよう手助けする制度が必要だ」と強調する。また、性売買特別法が施行されたといっても、現場警察の捜査が十分に行えない現実もあるという。 「私の経験上、風俗店1軒を取り締まるためには、最低でも10人の警察官が必要だ。しかし性売買特別法の施行以降も、警察の人力はまったく増えていない。警察の取り締まりだと気付く目ざとい客は、すぐにコンドームを便器に捨てて下着を身に着ける。彼らが『していない』と言い張れば、処罰する方法がないのです」  実際問題、性売買特別法が施行されたことによって、性売買はより“隠密化”したとの指摘も尽きない。性売買を根絶することができない現実がある以上、合法化するほうが合理的に思えるが……。

辰巳ゆい、里美ゆりあ、北条麻妃……日本のAV女優が韓国ポルノ映画を席巻中!?

tatsumiyui.jpg
辰巳ゆいTwitterより
 辰巳ゆい、里美ゆりあ、北条麻妃。AVファンの間では言わずと知れたAV女優たちだが、彼女たちの名がにわかに韓国の男性たちの間で話題になっていることをご存じだろうか?  韓国の大手ポータルサイト「NAVER」でその名を検索してみると、辰巳ゆいは270件以上のニュースを検索できるし、里美ゆりあには「最強日本AVのトップ女優」「日本のAVレジェンド」との修飾語が付いてくる。北条麻妃に関しては、「日本でミスクニョ(美熟女=美しい中年女性)のブームを主導する女優であり、美人でありながらセクシーで賢い、三拍子をそろった役者として評価を得ている不世出のAV女優」と大絶賛しているほどだ。  そもそも韓国では、以前から日本のAV女優たちが“有名人”だった。蒼井そらなどは、ファンクラブも存在したほど。今でも日本のAVは合法的に流通されていないが、相田由美、麻美ゆま、穂花、小澤マリア、吉沢明歩などは広く知られている。韓国芸能記者が語る。 「2006年にネット上で日本のAVを大量流布させた男が逮捕される事件がありました。彼は03~06年まで、約1万4,000作品以上の日本のAVを不法アップロードし、ネット界では“ポルノ帝王”“エロ動画の教祖”と崇められ、釈放運動まで起きたほど。それほどまでに日本のAVは人気があるんです」  実際、韓国における日本のAV女優たちの近年の活躍はめざましい。RIOとみひろはドラマに出演したほどで、最近では宇都宮しをん、上原亜衣、桃谷エリカなどが人気らしい。AVの流通が禁止されている中、なぜ彼女たちは知名度を上げているのか? 「闇ルートで入ってくる日本のAVに押されて、韓国のAV市場は壊滅状態です。そんな中、逆に作品数を伸ばしているのが、18禁のポルノ映画。その映画で活躍しているのが、日本のAV女優なんです」(同)  例えば辰巳ゆいは、2012年に韓国ポルノ映画『AV女優』に主演。韓国のセクシー女優、ヨ・ミンジョンと絡んだ。韓国で行われたプロモーションでは、「ウォンビンと一晩過ごしたい」などと発言して話題になった。  里美ゆりあは昨年、『さとみを探せ』という作品に主演。プレミア試写会ではバニーガール姿で登場し、その様子が各種ネットニュースでも大きく取り上げられた。  韓国の男性雑誌「MAXIM KOREA」や「GQ KOREA」にグラビアモデルとして登場したこともある北条麻妃は、12年に日本で製作された『淫義母』が3月12日から公開されている。ちなみに韓国語タイトルを直訳すると、『濡れたパンティーの密かな誘惑』。韓国のタブロイド紙「日曜新聞」では、「劇中で濡れたパンティーが妙に活用されていて、タイトルに説得力がある」と、真面目に紹介されているのだから、たいしたものだ。  韓国の公的機関である韓国映画振興委員会によると、14年度に同委員会に登録されたポルノ映画は40数本で、近年は増加傾向にあるという。韓国のポルノ映画が、日本のAV女優たちにとってブルーオーシャンになる日も近い!?

『銭の戦争』の“輸出”成功も、韓国ドラマ界はマンネリ・的外れでズタボロ!?

zeni.jpg
『銭の戦争』関西テレビ放送
 SMAP草なぎ剛主演『銭の戦争』(関西テレビ)の最終回が17日に放送され、平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最高を記録。有終の美を飾った。このドラマはもともと、韓国で最高視聴率37%を記録した大ヒットドラマのリメイク版。今回の成功により、今後韓国ドラマのリメイクが増えるのではないかと、業界内では注目を集めている。  リメイク作品といえば、韓国には日本のリメイク作品が非常に多い。『星の金貨』(韓題『春の日』)、『白い巨塔』『花より男子』『愛なんていらねえよ、夏』(韓題『その冬、風が吹く』)などなど、この10年間だけでも30以上に上る。  日本のリメイク作品が多い理由として考えられるのが、「日本でヒットしているのだから、韓国でもヒットするのではないか」という安易なもの。そもそも韓国で放送されている定番の時代劇やホームドラマには、視聴者が飽き始めているという面がある。韓国ドラマの中で毎回のように登場する、出生の秘密や記憶喪失などの、いわゆる“マッチャンドラマ”(あり得ないドラマ)は展開が読めていて、いくらキャスティングが変わっても、同じ設定ばかりでは退屈に感じるわけだ。特に、ネット世代の若者の間でこの傾向が顕著なのは言うまでもない。  その状況を打開しようと考えられたのが、日本でヒットした作品のリメイクだった。しかし、人気女優チェ・ジウが主演した『家政婦のミタ』(2013年秋放送)や、人気マンガが原作の『のだめカンタービレ』(14年冬放送)のように、前評判は良かったものの、日本の作品の印象が強すぎて期待を上回ることができなかった作品も少なくない。  『のだめカンタービレ』の場合は、韓国版のマンガも発売されており、日本版のドラマも非常に人気が高い。コメディ色の強い日本版と差別化を図ろうとした韓国版は、のだめと千秋の間に割って入るオリジナルキャラクターを登場させた。それが結果として、評判を下げることになってしまったのだ。「日本版の千秋演じる玉木宏のキャラクターには勝てなかった」と指摘する声も多い。また、韓国版の千秋を演じたチュウォンは、撮影の半年前から指揮やバイオリンを毎日練習し、ドラマのために8kgも減量したが、残念ながら惨敗に終わってしまった。  日本のドラマをリメイクすることで新たな風を吹き込むことには成功したものの、最近は不調続きの韓国ドラマ界。『銭の戦争』の成功に表れているように、これからは日本の作品に頼らず、“自力”で勝負したほうがいいのかもしれない。 (取材・文=平松相善)

中国の次は韓国製食品が危ない!? 香港で「コアラのマーチ」「辛ラーメン」が輸入禁止に

ko001.jpg
今回、香港で輸入不合格になった主な製品
 これまで何度も中国製食品の安全性に関するニュースが伝えられて来た香港で、今後は外国からの輸入食品にも注意をしなくてはならなそうだ。  香港の国家品質検査局が3月15日、今年1月に不合格となった輸入食品と、過去1年間で輸出元へ送り返した輸入食品、廃棄された輸入食品のリストを公開した。
ko002.jpg
日本人にもおなじみの「辛ラーメン」も不合格に
 検査で不合格とされた輸入食品は3,000件を超え、その中には以前香港でよく見かけていた韓国製インスタント麺「辛ラーメン」や、台湾製インスタント麺「台湾満漢カップ麺」なども含まれていた。辛ラーメンは包装方法が検査局の基準に達していなかったというが、2012年にも発がん性物質が検出されたとして話題になっていた。一方、輸入不合格となるケースは化粧品など美容品にも増えてきており、最近では韓国製化粧品「The Seam」のフェイスパック、乳液など7品目が必要書類の不備で韓国に返品されている。
ko003.jpg
香港・中国で販売されている「コアラのマーチ」
 さて、今回公表されたリストには、日本でもおなじみ、韓国ロッテの「コアラのマーチ」も含まれている。こちらも包装方法の問題により、不合格食品となってしまったという。日本人にとって“国民的菓子”である「コアラのマーチ」だが、08年に中国製の同製品からメラニンが検出されたり、14年にトランス脂肪酸や発がん性物質が含まれているというニュースも流れた。香港在住の駐在員夫人(40代)は言う。 「中国製食品はもちろん避けていますが、次に要注意なのは韓国製。最近では、香港人も避けるようになっていますね。以前は高級スーパーに韓国製のカップ麺やインスタント麺、調味料がたくさん並んでいたんですが、昨年頃から明らかに少なくなっています。台湾製やタイ製も、商品によってはあまり信用できないですし……。アジア製の食品で信用できるのは日本だけですよ。円安の影響もあり、香港では日本製食品はローカルスーパーでもどこでも大人気です」  香港は日本よりも食品の原材料の表示義務が厳しいというが、日本に入ってきている韓国製のお菓子やインスタント食品は問題ないのか――。気になるところだ。 (取材・文=棟方笙子)

「なりたい職業No.1」でも、5人に1人が辞めたい? 韓国で“無気力教師”増加中のワケ

9620811088_265c8962cb_m.jpg
 韓国では2月に卒業シーズンを終え、3月からは新学期を迎えているが、韓国職業能力開発院は最近、18万402人の小中高生を対象にした進路希望調査を発表。最も人気の高かった職業が「教師」ということが明らかになった。  将来の進路として教師を選んだのは、高校生が男子9.0%、女子15.6%で、中学生が男子8.9%、女子19.4%。女子中学生は、およそ5人に1人が教師への進路を希望していることになる。  この結果は、日本と比べても高い数字だ。「ベネッセ教育研究開発センター」が発表した 「第2回子ども生活実態基本調査(2009年)」を見ると、教師志望の割合は、高校生が男子4.7%、女子5.1%。また、中学生が男子1.6%、女子1.8%と、韓国ほど圧倒的に支持されているわけではない。  では、なぜ韓国で教師の人気が高いのだろうか?  もともと韓国では教員の給与水準が民間企業に比べて低かったのだが、1999年に政府は同水準にまで引き上げる政策を実施し、待遇改善に力を注いだ。その結果、2013年に英国の国際教育機関バーキーGEMS財団が発表した「教師地位指数」によると、韓国教員の平均年俸は4万3,874ドル(約532万円)と、日本の4万3,775ドル(531万円)とほぼ同じで、世界でもトップクラスの水準にまで成長を果たした。  また、雇用形態は日本と同じく終身雇用であり、その身分は62歳の定年まで保障されていることが、女生徒の人気を集める理由でもある。韓国では就職内定率の男女比はほとんど差がないが、再就職となると女性は男性の半分以下であるため、一般企業に比べて“キャリア断絶”におびえることがないのだ。  しかし、韓国で実際に教師になった人のうち、5人に1人は「後悔した」という声を上げていることもわかった。前出の「教師地位指数」によると、教師を尊敬していると答えた生徒はわずか11%しかおらず、世界でも最低水準なのだ。  韓国の教職員は、学校同士のメンツの張り合いや、何か問題が起これば訴訟も辞さないモンスターペアレンツを相手にする気苦労が絶えない。さらに、極度の学歴社会であるため、生徒個人が塾に通うケースも多く、教師たちは受け持ったクラスの授業速度の足並みをそろえること自体も難しいそうだ。その結果、授業内容の充実よりも、上からの指示をこなすことだけを優先する“無気力教師”たちが増加中にあるという。  生徒たちのイメージや安定的な雇用体系とは反比例して、お世辞にも質の高い教師が多いとはいえない韓国。待遇を考えれば韓国の教職は理想的だが、生涯の仕事にするには、ある程度の割り切りが必要なのかもしれない。 (取材・文=慎虎俊)

崩壊か誤解か!? 「ロッテワールド」危機はライバル財閥・サムスンのリークだった?

seoul031705.jpg
 春である。旅行シーズンである。  折しも、そのシーズンたけなわの時期、編集部から韓国取材の依頼が舞い込んだ。うれしさ2割、不安8割というところだが、案の定、しょっぱなからその計画は大幅に狂うことになった。  円安になっても、“ソウル2泊3日1万4800円!!”なんて激安ツアーはなくならない。当初、そんな激安ツアーで行こうかと予算を見積もった。しかし、ツアーの料金は、2人1部屋の代金設定が多く、お一人様の場合は追加料金1泊5,000円以上ってところがほとんどなのだ。  さらに、フライトの時間も激安ツアーは午後出発便が多く、午前中にずらすと、さらに追加1万円。そして一番の問題は、広告に出ている激安ツアーは、とっくに売り切れていて、結局、往復の飛行機代と宿代だけで予定の2倍にもなってしまうのだった。「激安ツアーで行ってきました体験」は、早々に未確認に終わることになってしまった。  その韓国だが、事前情報で気になるニュースが入っていた。ソウルで現在も建築中の「ロッテワールドモール」が、竣工前にして早くも崩壊の危機と煽られているのだ。その内容というのが、“天井に走る亀裂や水族館の水槽からの水漏れ”などが続々と発見され、ネットでは「あそこに行くのは自殺行為」だとか、不謹慎にも「123階建てのセウォル号」とまで揶揄されているのだ。  そんな場所なら、行って見て来なくてはならない。週末、現場に向った。  ロッテワールドは、地下鉄蚕室(チャムシル)駅から直接地階にアクセスできる。改札を出て右に進むとデパートや遊園地のあるロッテワールドへ、左が問題の第二ロッテワールドモールへと続く通路となるのだが、その地下通路の状況が、「ウワサは事実」と物語っているかのようだった。というのも、右側の通路はけっこうな人ごみなのだが、左側に続く通路はガラガラ。この大胆なまでの格差こそ、ソウル市民の偽らざる心境ではないのだろうか。
seoul031701.jpg
デパートや遊園地のあるロッテワールドに通じる通路。ソコソコの人ごみがある。
seoul031702.jpg
第二ロッテワールドモール付近の通路。人ごみの差は歴然だ。
 そこらへんのウワサを現地ガイドのP氏に聞くと、予想もしない答えが返ってきた。 「ロッテは日本ではお菓子メーカーとして有名ですが、韓国ではもともと不動産や建築で財を成した企業です。そのロッテが建築でヘタを打つわけがないんです。そのウワサというのは、敵対するサムスンが流したんじゃないかというのが、一部でささやかれています。というのも、サムスンも2009年に永登浦(ヨンドンポ)にショッピングモールの『タイムズスクエアー』を開業しているんですが、その業績が芳しくない。そこで、ライバルの醜聞を流して、客がそっちに流出しないようにしているんじゃないかというんです」
seoul031703.jpg
モール内を普通に歩く限りでは亀裂などは見つからないが、土曜日なのに客が少ないようにも思えるのは先入観からか。
 かの“ナッツリターン”騒動でも問題になった韓国の財閥問題は、こんな形でも市民を疑心暗鬼に陥れている。果たして真相はどっちなのか?
seoul031704.jpg
正面が建築中のロッテワールドモール。右に映っているのがロッテデパート。
(写真、文=松本雷太)

韓国人男性はストーカー予備軍!? 韓国の恋愛事情

4550784121_d4694c6594_z.jpg
イメージ画像 Photo by baristakay from Flickr
 8,500㎞離れた場所に住む女性にストーカー行為を働き、有罪判決を受けた男が、韓国で話題になっている。  今回、有罪判決を受けたキム被告(36歳)は、留学先のドイツの同じ建物内に住んでいた韓国人女性・イさん(仮名)に一目惚れ。幾度となく告白するものの、一向に相手にされず。イさんへの想いを断ち切れないキム被告の行動は、次第にエスカレート。イさんが通っていたドイツの韓国人教会にも頻繁に出現するようになり、周囲を困惑させていた。    留学期間の終了とともに帰国することになったキム被告は、「国に帰ったら、君につきまとうのはやめる」とイさんに約束。が、帰国後も執拗にメールを送ったり、SNSのパスワードをハッキングするなどストーカー行為を続けた。  一方、イさんはキム被告を黙殺する。反応がないことに逆上したキム被告は、2013年の1月と4月、そして昨年10月の3度にわたってドイツに入国し、執拗にイさんを追い回し始めた。イさんは当時、キム被告を避けるために通う教会を変えていたそうだが、キム被告はどこからかその情報を入手。再度、イさんの目の前に現れ、ドイツ現地の警察が出動する事態にまで発展したそうだ。ドイツの警察も、いい迷惑である。最終的に3年間にわたるストーカー行為に恐怖を感じたイさんは、キム被告を告訴。今回の判決に至った。  36歳という年齢で留学したのにもかかわらず、ストーカー行為に身を捧げてしまったキム被告。よほどお金や時間に余裕がある身分だったのか、はたまたイさんがそれほどまでに魅力的だったのか。“グローバルストーカー”キム被告の素性については、まだ明らかにされていない。いずれにせよ、女性の立場に立つならば、かなり怖い話である。  韓国政府は最近、急増するストーカー行為に対して、厳罰化を進める方針だ。今年2月、野党の女性議員は「ストーキング犯罪の処罰などに関する特例法案」を発議。同法案は、ストーキングを行った被疑者に対して、最大で懲役5年の刑を適用できるような法改正を骨子としている。  韓国では、女性を口説くためには“男性は積極的であるべき”という通念があり、人通りが多い広場で告白したり、何度もアタックするなど、少し強引なほうがモテるといわれている。とある20代の韓国人女性の話では「告白されても、必ず一回は断る」らしい。その人が本気かどうか、もしくは何度も自分にアタックしてくるかどうか試すのだとか。そういう恋愛文化の中では、誰が男らしくて、誰がストーカーか分からなくなるような気もするのだが……。韓国人相手の恋愛は、「情熱的であること」と「ストーカー行為」の概念整理から始める必要がありそうだ。 (取材・文=河鐘基)

海賊版「トンチャモン」から20年……韓国でも大人気『ドラえもん』の知られざる過去

61BBwKeRKKL._SL1000_.jpg
『STAND BY ME ドラえもん』(ポニーキャニオン)
「ドラえもんとピカチュウ、どちらが強いか?」。日本の小学生が放課後に盛り上がるような談義を展開したのが韓国の俳優と聞くとビックリだが、日本の国民的キャラクターがここまで浸透しているのはうれしいところではある。  韓国の人気ラジオ番組SBSラジオパワーFM『2時脱出カルトショー』3月6日放送分にて繰り広げられたこのトーク。“ドラえもん推し”だった俳優シム・ヒョンタクは、日本人にはあまりピンとこないが、昨年、一人暮らしの有名人を追うMBSのドキュメンタリー番組『私は一人で暮らす』でガンダムやスーパーマリオ、アメコミなどのフィギュアやプラモデルで埋め尽くされた自宅を公開。そのオタクっぷりをカミングアウトした。中でもドラえもん関連グッズが断トツで多く、韓国では“オタク”を名前にかけて、「シムタク」と呼ばれているほど。有名芸能人にもこれだけの熱烈ファンがいるドラえもんは、韓国でどのように人気を獲得したのか?  昨年、藤子・F・不二雄生誕80周年を記念し製作された、初の3DCGアニメ映画『STAND BY MEドラえもん』。韓国では今年2月12日に封切られ、すでに1カ月が経過。ちなみに“シムタク”がオフィシャル宣伝員として公開イベントに出席し、HPでもさまざまなコンテンツを担当している。最高順位は5位、累計観客動員数は40万人(3月11日現在)を超えた。  そもそも韓国でドラえもんは、1995年に韓国の漫画雑誌「パンパン」がライセンス契約を結び、連載を開始。テレビアニメはMBCにて01年にスタートしたが人気は得られず、途中終了。が、06年よりケーブルテレビにて再スタートを切り、現在でも放映が続いているほど確かな人気を獲得している。  しかし、実は80年代からドラえもんは韓国に存在していたという、都市伝説のような実話がある。当時の韓国では、歴史的背景から日本の大衆文化の流入が規制されていた。それでも、「ドラえもんを見てほしい」と誰かが思ったのだろう。その方法は海賊版という、ドラえもんのひみつ道具にもないような荒業だった。ドラえもんは“トンチャモン(背が低く丸い)”という韓国仕様の名前で、韓国国民に初お披露目となった。  「日本文化の流入規制」は、漫画をはじめ、映画、音楽などエンタメ全般にかけられていたが、98年の第一次開放として解禁されたのが漫画だった。現在では、音楽も映画も全面解禁されているが、例えば映画は、99年の第二次開放までは“公認された国際映画祭受賞作品限定”などの条件付きの公開だった。映画が全面解禁になったのは04年の第四次開放からで、わりと最近の話である。  海賊版のトンチャモンから数えると、認識されて20年がたとうとしている韓国のドラえもん。今回、子どもにせがまれ劇場に足を運んだ韓国のお父さんたちは、「トンチャモンって名前変わったのか?」と首をかしげているかもしれない。いずれにせよ、規制の歴史を乗り越えた“ドラえもん”人気が今後も韓国で高まることは間違いないだろう。 (取材・文=梅田ナリフミ)

SNSにエロ自画撮り連発中! おっぱい丸出しで踊る“アウディ女”の正体に韓国全土が大注目!?

bandicam 2015-03-12 12-08-31-150.jpg
 毒女や喪女など、日本では特定の女性たちを指す言葉が定着しているが、韓国では問題行動を起こした女性たちを○○女と名付け、笑いのネタにするのが流行している。  過去には数々の○○女が世間をにぎわせてきた。電車の中でペットに糞をさせ、処理もしないで逃走した“犬糞女”、ネット上で「背が180㎝ない男はルーザー(負け犬)」と発言し炎上した“ルーザー女”などが、その代表格だ。  これらは個人を指す言葉だが、特定の女性たちの集団を指す言葉もある。例えば、経済的に親に依存しているのに、見栄で高級ブランドを身につけたり、韓国で定食が食べられるほどの高い値段で販売されているスターバックスのコーヒーを好んで飲む若い女性たちのことを“テンジャン(味噌)女”と呼ぶ。ネーミングの由来は「味噌をつけてやりたいほど、見苦しい女」という意味だ。  そんな中、先日、新しい○○女が出現した。その名も“アウディ女”だ。韓国・アウディ社でディーラーとして働いているとされる“アウディ女”だが、その破天荒な行動が世間の注目を浴びているのだ。  アウディ女は自称・夫や子どもがいる美女なのだが、クラブで上半身裸で踊ったり、SEXを連想させる写真を次々とSNS上に投稿。とあるオンラインコミュニティー上で話題となったのを皮切りにその名が一気に拡散し、現在では彼女自身のSNSのフォロワーも約5万人にまで膨れ上がっている。
bandicam-2015-03-12-12-08-4.jpg
bandicam 2015-03-12 12-09-25-700.jpg
 なぜ、そのような行動に出たのか真実は定かではないが、アウディ女のSNSのアカウントには、セクシー写真以外の意味深な画像も散見される。「草を食べるお金持ち……わたしたちは“スーパーベジタリアン”」という記事や、胸に「温室ガス」というスローガンを刻んだ写真などがそれだ。欧米では社会問題にトップレスで抗議する女性が少なくないが、アウディ女にも何かしらの政治的意図があるとも考えられる。また、数日前には「チン○ンの大きさとおっぱいの大きさは重要じゃない。Loveyourself」とSNS上に書き込んでいる。  露出マニア説、第三者の捏造説、環境保護運動家説、“愛の天使”説など、ちまたではさまざまな臆測が飛び交っているアウディ女。特に貞操観念が高い韓国では、性を自己アピールの方法にすることに対して賛否両論が巻き起こっているようだ。  今後、彼女の正体が明らかになるのか、注目だ。 (取材・文=河鐘基)

懲りない韓流“シャブ中”俳優再逮捕で、韓国芸能界に激震!「さらなる逮捕者が出る可能性も……」

image_readto.jpg
 覚せい剤取締法違反の罪で3度目の逮捕となった小向美奈子。繰り返される失態にはあきれるばかりだが、韓国にも“懲りない中毒者”が存在する。俳優のキム・ソンミンがその人だ。  キム・ソンミンは、韓流ファンの間では知られた人物。1995年にデビューし、02年に韓国で最高視聴率47.9%を記録したドラマ『人魚姫』の主演で人気者に。その後も『ファンタスティック・カップル』(06年)、『家門の栄光』(08年)などのドラマに出演し、09年には国営放送KBSのバラエティ番組『ハッピーサンデー』でも活躍。同年のKBS芸能大賞で最高エンターテイナー賞も受賞している。  そんなキム・ソンミンが世間を騒がせたのは、10年12月。覚せい剤使用の疑いで逮捕されたのだ。当時の調べによると、彼は08年4月と9月、09年8月にフィリピンのセブ島で買った覚せい剤を下着や旅行カバンに隠して韓国に密輸し、4回にわたって使用したという。しかも、歓楽街の女性たちと麻薬パーティーを開いていたことも明らかになった。  翌年3月に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けたキム・ソンミンは、当然のごとく活動を自粛。その間に、テレビなどにも出演していた4歳年上の美人歯科医師と極秘結婚。12年にはドラマ『私たち結婚できるかな?』で芸能界に復帰し、13年に出演したトーク番組では「悪いことをしてしまった。後悔と自責ばかりが残る。すべて私のせいだ。本当に申し訳ない」と、二度と薬物に手を出さないことを誓って視聴者たちの涙を誘った。昨年は人気アイドルのジョン・ヨンファらが主演するドラマ『三銃士』でも名脇役ぶりを披露して、イメージが回復しつつあった。  ところが、そんな矢先に再び薬物使用が発覚。3月11日、ソウル市内の自宅で覚せい剤使用の疑いで逮捕されたのだ。警察の調べによると、インターネットを通じてカンボジアから韓国に密輸された覚せい剤を、宅配サービスで購入したという。その量は0.8グラムで、16回ほど使用できる量。本人は「1回ほど使用した」と陳述しているが、常習していた可能性が高く、しかも、まだ執行猶予期間が終わっていないだけに、世間に与えたショックは大きい。  それどころが一部メディアでは、「キム・ソンミン、覚せい剤使用容疑逮捕で芸能界が超緊張」(総合ニュースサイト「ニュースウェイ」)と、芸能界からさらなる覚せい剤逮捕者が出る可能性を示唆する記事も出回っている。「毎日経済ニュース」などは「別名“キム・ソンミン リスト”は、あるのかないのか? 芸能界は戦々恐々」と題した記事を掲載し、キム・ソンミンの交友関係から新たな逮捕者が出るのではないかと示唆しているほどだ、  はたしてキム・ソンミンの2度目の逮捕は、韓国芸能界に潜む “薬物汚染”をあぶり出す引き金となるのか……。