神田うのもビックリ!? トラブル続出の韓国「ベビーシッター事情」

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 2日発売の「女性自身」(光文社)で、長女のベビーシッターを務めていた女性から、3,000万円相当の窃盗被害に遭ったことが発覚した神田うの。連日マスコミをにぎわせているが、お隣・韓国でもワーキングママの増加に伴い、ベビーシッターを利用する人が急増している。  韓国のベビーシッターは、単純な子守だけではなく、勉強を教えたり、幼稚園や学校へ送迎したりと、業務の多様化が進んでいる。相場は、家事と育児を共に行って1時間当たり1万2,000ウォン(約1,200円)。これに食事の世話がプラスされると、1時間1万5,000ウォン(約1,500円)といった具合だ。日本の場合、だいたい1時間800~1,200円といわれているので、若干割高のようだ。  そんな価格面での苦労を解決したのは、外国籍ベビーシッターの増加だ。韓国育児政策研究所によると、2013年1月時点で、外国籍のベビーシッターは6万人に上ったという。外国籍のベビーシッターは、一般相場に比べても大幅に賃金が低いことが魅力となっており、一般のベビーシッターを雇うより月20~30万ウォン(約2~3万円)ほどもお得。ちなみに、自分の子どもには幼い頃から英語に触れさせたいという思いから、フィリピン人のベビーシッター人気が高いらしい。    一方で、ベビーシッターたちが起こす事件も多い。最近も、雇い主家族が不在の間に、51歳の韓国人ベビーシッターが家に侵入。現金1,000万ウォン(約100万円)と、貴金属約2,000万ウォン(約200万円)相当を窃盗したとして逮捕された。うのの被害に比べると小さいものの、容疑者はベビーシッターとして働きながら、過去3度にわたり窃盗容疑で裁判沙汰になっている常習犯。悪質さは、こちらのほうが上かもしれない。  容疑者は「(これまでの裁判の)示談金を用意しようと盗んだ」と罪を認めているが、こうした常習犯が事件の風化と共に、何食わぬ顔で犯行を繰り返している現実は、ワーキングママたちを不安にさせたに違いない。     また、“教育”の名のもとに、預かった子どもを暗い部屋に閉じ込めたり、暴力を振るったりしたという報告も少なくない。不安を抱き、自宅に監視カメラを設置してベビーシッターの素行をチェックするという母親も多いそうだ。ベビーシッターの中には、面倒を見る人がコロコロ替わると子どものストレスになるということを利用して、ある程度の期間を過ぎると、強気な賃上げ交渉を行う“頭脳派”もいるという。  日本よりも多様化が進んでいる分、事件も多い韓国のベビーシッター業界。それでも利用するしかないワーキングママたちには、同情するしかない。

「性愛美術館」で追体験する、ラブのさまざまなかたち

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谷間に頭をうずめられる大きさ。右側の緑のキャラクターは、もしや?
 珍スポットに国境はない? 近いようで遠い……ようで行ってみたら意外と近かった、お隣韓国の知られざるB級スポットを発掘する当連載。第1回目は、ソウル随一のカルチャースポット・弘大(ホンデ)地区に、2013年末にオープンしたばかりの「ラブミュージアム」を訪れてみた。    ここ数年、韓国におけるアジア人、特に中国人観光客の存在感は半端ない(2014年の外国人観光客数は、日本で1,340万人、日本より小さい韓国で1,400万人)。それまで地元っ子の遊び場だった弘大も、いまやすっかり外国人観光客の定番観光スポットに変わり、街は多彩な国の人でにぎわうようになった。  そんな弘大のほぼ中心に位置するのが、この「ラブミュージアム」だ。観光案内所でもらった地図を見ながら現場に向かうと、「性愛美術館」という簡体字の看板が。どうやらここも、中国人観光客をターゲットとして見据えているようだ。 その建物にはトリックアートを扱う「トリックアイミュージアム」、氷の彫刻を扱う「アイスミュージアム」等があるのだが、性愛に用のある私は地下1階を目指す。
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古いビルの一角にある
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ミュージアム入り口
 入り口を通過すると早速現れたのが、巨大なおっぱいと、巨大なパンチラ像であった。これはなかなかの迫力だ。ポップながら肉感的でもあり、訪問客へのおもてなしの心が伝わってくる。 レバーを手で回すと、腰をコキコキ動かす人形、のぞき穴のある春画館といった、秘宝館ファンにはおなじみの展示を冷かしながら先に進む。展示はすぐに、イラストや人形を用いてエッチなシーンを再現した作品がメインとなっていくのだが、作者の妄想はどんどん過激に。ピンクの巨大な男性器が、壁を突き破る勢いで白いものをドバッと発射するジオラマは、まさにマグリットの抽象画のよう。ズボンを半分脱いだサンタ姿の男性の目の先には、裸のおっさんの形をした便器があるという、作者の想像力についていけない作品も。  あと、どこかで見たようなキャラクターが、あられもない姿でたびたび登場するのも見どころだ。
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神々しいパンチラ像
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緑のお山に向かってちゅどーん
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奥のおっさんは洋式便器
 これらの展示すべてが直接触ることができたり、顔はめタイプになっていたりと、一緒に写真を撮ることを前提にセッティングされており、奇妙なラブのかたちを追体験できる仕様となっている。  さらに丁寧なことに、ここではこのように撮るべしというサンプルショットが、すべての展示と一緒に掲示されているのが素晴らしい。エッチなシーンに果敢にも挑戦する女性職員の頑張りには、「いや、そこまでやらなくても大丈夫だから!」と声をかけたくなる。  私が訪れたのは平日の夕方だったが、見学客の多くは若い韓国人カップルだった。そしてどのカップルも、サンプルショットと同じように、ノリノリで写真を撮りまくっている。なお、撮影が恥かしい人のために、顔を隠せる「ラブめがね」なるものを受付にて無料で貸し出しているが、それを使っている人はほとんどいなかった。 もちろん、ここに来ようとする人たちだからかもしれないが、男も女も皆、気持ちがいいくらい堂々とポーズをとっている。ひとりでカメラを抱えてカップルの間をうろうろしている私のほうが、よっぽど挙動不審であった。
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左の立て看は、どのように使うのかといえば……

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写真で撮影の仕方を紹介。ちなみに職員の方が着用しているのが、ラブめがね
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どういう状況だ?
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個人的に好きな作品がこれ。こんな豪快さんに私はなりたい
 展示は星座別におすすめの体位を紹介するコーナー、モグラの代わりに性器が飛び出るモグラたたき、男性器をこすって発射する水鉄砲などのゲームコーナーを経てフィニッシュ。正直、展示空間はそれほど大きくない。また比較的きれいにまとまっており、昭和の秘宝館のようなクレイジーさを期待したらがっかりするかもしれない。  しかし女性でも、そして言葉のわからない海外の人でも楽しめる、体験型のポップな展示は、韓国における性の博物館の現在進行形といえるだろう。  もしソウルで言葉の通じない、でもお近づきになりたい素敵な異性と出会うことになったら、ラブミュージアムへの訪問をお勧めする。2人の距離を縮めるのに、言葉なんていらない!(※相手による) ●ラブミュージアム 住所 ソウル市麻浦区弘益路3キル20(西橋洞357-1) 営業時間 9:00~21:00  定休日 なし 料金 大人8,000ウォン HP <http://lovemuseum.co.kr> (文・写真==清水2000)

【中国旅客船転覆事故】“中国版セウォル号”の悲劇を、韓国人が独自分析「一番の違いは遺族の態度」!?

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セウォル号1周忌追悼祭の様子
“中国版セウォル号”――6月1日に起きた中国の客船転覆事故を、韓国メディアはこぞってそう報じている。 「中国の沈没旅客船、セウォル号のように数回の改造」(「etoday」)、「“中国版セウォル号”、誠意ない対応も同じ」(「朝鮮Biz」)、「中国の沈没客船、セウォル号との類似点…不良船長、不法改造、安全無視」(「Herald経済ニュース」)など、約1年前に起きた韓国史上最悪の海上事故を比較対象として取り上げたわけだ。 ある韓国メディアは、今回転覆した中国客船とセウォル号の共通点をまとめている。例えば、中国船の船長が真っ先に逃げ出した点を挙げ、「昨年4月に発生したセウォル号事件で同様の行動をしたイ・ジュンソク船長には、控訴審で殺人容疑が認められ、無期懲役が言い渡された経緯がある」と指摘。また、船体が何度か改造されていたとの中国メディアの情報を取り上げ、「セウォル号事件も改造と過積載によって、船体自体に危険があった状況で起こった」と報じた。  一方で、セウォル号との違いを指摘するメディアもある。セウォル号沈没事故発生時に対応が遅れたパク・クネ大統領を引き合いに出し、中国は救助活動の陣頭指揮のために首相や副首相が現地に向かったと強調。そんな事故発生後の対応の差が出ていることについて、「このような差は、大きな事故がたびたび起こる中国が、1年前に韓国で発生したセウォル号の惨事を見守ってきた“学習効果”も作用したように見える」などと分析するメディアもあった。 そんな中、韓国のネチズンが関心を示しているのも、中国と韓国の“違い”だ。  彼らの反応を探ってみると、「川と海では状況がまったく違う。セウォル号の事故が漢江で起こっていたら、死者は数人も出なかったことだろう」「川と海の違いを知らない人が多すぎる」と、事故が起きた状況の違いをあらためて強調するコメントが多かった。一方で、中韓の最大の違いを“遺族”と主張する意見が目につく。 「最も大きな差は、遺族たちの態度だろう。少なくとも中国の遺族は、習近平に悪口や水をかけたりしないと思う」 「2つの事故の違いは、腐った政治家と煽動者がいるかいないかの差であり、感情的になる遺族がいるかいないかの差だ」 「韓国では『事故後の対応が遅れた』と言うが、そうさせたのは遺族たち。引き揚げに反対して、船体切断にも反対して」  どうやらネチズンの非難の矛先は、セウォル号沈没事故の遺族たちに向かっているようだ。遺族たちは事故当初こそ韓国国民の同情を受けていたが、最近は暴走する姿を見せている。実際に、去る4月16日にソウルで行われた「1周忌追悼祭」で遺族らは、参加者数万人とともに大統領府への行進を実施。警察と何度も衝突するなど、大きな問題となっている。もちろん、事故発生時の韓国政府のずさんな対応が前提にあるわけだが、遺族たちに対する世間の見方は、当初とは大きく変化しているようだ。    いまだ記憶に新しい自国の悲劇とよく似た、今回の隣国での大惨事を比較するのは無理もないが、最もいたわるべき遺族に対しては、無意味な比較をすべきではないような気もする……。

予算の80%が芸能人ライブの出演料に!? 韓国・学園祭をビジネス化する大学側のしたたかな思惑とは

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※イメージ画像 photo byMIXTRIBE from Flicker
 韓国で “大学祝祭(テハク・チュッチェ)”のあり方をめぐり、ちょっとした論争が起きている。大学祝祭とは日本でいうところの学園祭のことで、韓国では毎年5月がそのシーズンとなり、全国各地の大学キャンパスで大学祝祭が行われるのだが、近年は「本当に、学生たちによる、学生たちのための学園祭なのか」という議論が絶えない。  焦点となっているのは、学園祭ライブだ。韓国でも日本の学園祭同様、人気歌手やアイドルグループのライブが大きな目玉になるが、それらはすべて有料で、チケット代がオークションサイトで高騰したり、キャンパス内にダフ屋が出回ることも少なくないらしい。とある学生が言う。 「Rainbow、AOD、EXIDといったガールズグループや、『江南スタイル』のPSYなどの人気アーティストになると、在校生ではないファンが殺到する。1枚1万ウォン(約1,100円)前後のチケットが2~3倍以上になるから僕たち在校生もなかなか手が届かないし、運よくチケットを確保できた在校生はダフ屋になる。盛り上がっているのはファンだけ。誰のための大学祝祭なのか、よくわからない」  一般的にいわれる歌手やアイドルたちの大学祝祭出演料の相場は、1回公演で3~4曲歌って2,000~3000万ウォン(約220~330万円)。その費用を捻出するために大学側はチケットを販売し、それでも足りないのでキャンパス内では協賛ビール会社のイベントが行われたり、化粧品や食品ブランドの広告も出回るのだから、もはや学園祭の域を越えてビジネスと化している。しかも、韓国の行政機関・教育部によると、2012年から3年間で全国134の4年制大学が芸能人を招いており、総額59億ウォン(約6,500万円)あまりが出演料として計上されているという。また、大学祝祭の全体予算のうち43%が出演料に使われており、そこに舞台設営や照明装飾、警備費用なども加わると、全体予算の80%近くが芸能人ライブに使われているという報道もある。とある大物歌手を招聘するために、1億ウォン(約1,100万円)以上の出演料を払ったという大学もある。大学側はなぜ、そこまでするのか? 韓国の教育文化研究者は、こう分析している。 「大学側としては大学祝祭で存在感と知名度を高め、学生募集に役立てたい。その点、芸能人の招聘は効果的だし、大物歌手や人気アイドルを招聘できるとなれば“あの大学は競争力がある”と見栄えもいい。つまり、芸能人ありきの大学祝祭には、大学側のしたたかな思惑があるのです」  もっとも、実際に大学に通う在校生たちの反応は冷ややかだ。アルバイト募集専門ポータルサイト「アルバモン」が全国の大学生1,016名を対象に行ったアンケート調査によると、26%の大学生たちが「芸能人への出演料をほかに使うべき」とショービジネス化してしまった大学祝祭に不満を漏らしている。また、同アンケートでは全体の52%が「(自分が通う大学の)大学祝祭には期待していない」と答え、32%は「大学祝祭には参加しない」という結果も出た。「芸能人のライブは雰囲気を盛り上げるのには最高」と答えた者も16.5%いたが、現役大学生たちはおおむね現行の大学祝祭のあり方に、さほど盛り上がっていないようなのだ。  芸能人招聘で大学祝祭のビジネス化を進める大学側と、大学祝祭にどこか興ざめ気味の大学生たち。結局、一番楽しみ盛り上がっているのは、ファンだけかもしれない。

妖艶“ボートガール”求めて韓国カメラ小僧が集結! 「京畿国際ボートショー」異例の大盛況ぶり

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 韓国のカメラ小僧たちの間で、ひそかに注目を集めていたイベントがある。韓国・高陽(コヤン)市にある国際展示場、KINTEXで行われた「第8回京畿(キョンギ)国際ボートショー」だ。5月28日から5月31日までの4日間にわたって行われた同イベントは、ヨットやゴムボート、マリンジェットスキーといった船舶はもちろん、釣りやマリンスポーツといった海洋レジャーにかかわる企業やブランドが集まる見本市なのだが、今年はいつになく来場者が多かった。  主催者発表によると、昨年の来場者数は2万9,000人あまりだったが、今年はそこからさらに6,000人が増加し、3万5,000人あまりの観客が来場したとか。これを受けて、多くの国内メディアが「海洋レジャー産業に関する国民の関心が増加した」(経済系ネットメディア「マネートゥデイ」)などと報じたが、理由はそれだけではなさそうだ。現地を取材した一般紙の経済記者は語る。
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「国際ボートショーは毎年、企業やブランドの関係者や小売業者、さらにはマリンスポーツのファンたちでにぎわうイベントでしたが、今年はいつになくカメラを手にした男性が多かったように思います。みな機材も本格的で、プロ顔負けの装備でしたね」  そんなアマチュアカメラマンのお目当ては、ヨットやボートではなく、各メーカーの展示ブースを彩っていたコンパニオンたち。韓国メディアでは“ボートガール”と呼ばれていた彼女たちの姿を撮ろうと、“韓国版カメラ小僧”たちが多数駆けつけたのである。前出の記者は続ける。 「イベントのテーマが“海”や“マリンスポーツ”ということもあって、モデルたちの衣装も胸の谷間を強調したり、Sライン(腰のくびれ)が大胆だったりと肌の露出も多かった。それが、一部のマニアたちにとっては、たまらなかったのでしょうね」
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 実際、ネット上のカメラ愛好者コミュニティなどをのぞいてみると、「ソウル・モータショーよりもモデルがセクシーで、撮りがいがある」「モーターショーよりもメディアの数も来場者も少ないので、撮影するには最適な環境」「自分だけの女神をじっくり撮れるし、モデルも目線をくれる。写真集を撮影している気分になれた」と大盛り上がりだった。しかも、イベント開催中は人気モデルがいつどこの企業ブースや特設会場に姿を現すかを記したタイムテーブルも公開され、そのスケジュール表がカメラ愛好者たちの間で出回り、共有されていたらしい。まさに韓国のカメラ小僧たちにとっては、注目度と満足度が高いイベントだったわけだ。  そんなカメラ小僧たちの関心もあって、来場者数も増加した今回のボートショー。主催者発表によると増えたのは来場者だけではなく、商談件数数は前年比15%増加し、商談締結金額に至っては前年比で55%も増加したという。こうした成功を目の当たりにし、「京畿国際ボートショーはもはや、ドバイ、上海と並ぶアジア3大ボートショーになった」と誇らしげに書きつづるメディアもあったが……。 “ボートガール”と“カメラ小僧”たちがいなければ、京畿国際ボートショーも閑古鳥が鳴いていたかもしれない!?

テニス錦織圭、全仏8強入りに韓国人が“恒例の”やっかみ「韓国からポスト錦織生まれる」!?

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『錦織圭 in 楽天ジャパンオープン2012 優勝への全記録』(ポニーキャニオン)
 テニスの全仏オープンで、日本男子としては82年ぶりにベスト8進出を果たした錦織圭。日本では快進撃に大いに沸いているが、隣国・韓国でもその活躍ぶりが報じられている。 「錦織圭旋風、日本人82年ぶりに全仏オープン8強進出」(一般紙「国民日報」)、「日本のテニス選手・錦織圭の爆発的人気」(ネットニュース「news1」)、「全仏オープン、錦織、82年ぶりに日本人8強快挙」(通信社「聯合ニュース」)  ネチズンたちの反応もさまざまだ。「錦織、たいしたものだ。昨年の全米オープン準優勝は、まぐれじゃなかったな」「まさに実写版『テニスの王子様』錦織、キミは最高だ!!」と絶賛する声もあれば、「ウワー、本当にスゴイ。日本人だけど認めなきゃいけない」「錦織、うまい!! ただうまいだけじゃない!! 正直、うらやましい」と、錦織を生んだ日本をうらやむ声もある。羨望よりも嫉妬心丸出しで、「82年前だったら日帝時代だな」「大日本帝国は、やはりテニスもうまいんだ」と皮肉る声もあるほどだ。  ただ、韓国がうらやましがるのも当然だろう。錦織はいまや世界ランキング5位にまで上り詰めたが、韓国男子のテニス最高成績は07年全米オープンでシングルス16強まで進出したリ・ヒョンテクの世界ランク36位(07年8月)が最高位で、現役では18歳で“韓国テニス界の有望株”とされるチョン・ヒョンの世界ランキング69位が最高。かなり開きがあり、日韓テニスの実力は雲泥の差なのだ。錦織を引き合いに出すのもおこがましいくらい、韓国男子テニスのレベルは低い。それゆえに、韓国国内で行われるATPツアーもひとつもない。韓国はテニス後進国なのだ。  少し強引なのは、そんな実力差を認めつつ「いつか韓国テニス界にもポスト錦織の出現が期待できる」という声があることだ。その期待を一身に背負うのが、前述したチョン・ヒョン。現在18歳の彼には、サムスン系列のサムスン証券がスポンサーについている。チョンも錦織について、「同じ東洋人選手がトップクラスで活躍していることは自信になる。僕と彼とでは、まだ刺激を受けたり、ライバル意識を感じるまでには実力差がありすぎるが、彼の活躍が自信を得る動機になっていることは事実」と語っている。  もっとも、チョン本人が認めている通り、錦織との実力差は大きい。チョンは5月に行われたソウル・オープンで準優勝したものの、日本の添田豪(ランキング92位)に決勝で敗れているし、全仏オープンでは本選どころか予選1回戦で姿を消した。韓国が錦織をうらやみ、嫉妬する日々は、まだまだ続きそうだ。

韓国政府のエロ規制に国内SNSサービスが悲鳴! “無法地帯”Instagramへユーザーが流出中

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Instagramのキャプチャーにモザイク処理を施したもの。韓国政府は頭を悩ませるが、グローバルサービスなのでお手上げ。
「エロ動画をDLしたら警察に捕まる?」「もう二度とネットでエロが見られない?」。韓国ネチズンの間でこんな悲鳴が上がったのが4月中旬。成人コンテンツの規制強化を盛り込んだ電気通信事業法施行令の改正案が、同月16日から実施されたのが原因だ。  同施行令によると、韓国国内のオンラインストレージなどの業者には、今年10月末から「違法わいせつ物」のフィルタリングが義務付けられる。同時にその検索、送受信が制限され、2年間の運用管理記録の保存も必須。違反すると2年以下の懲役、または1億ウォン(約1,100万円)の罰金。また青少年に販売するスマホには、施行令改正案の実施と同時に「違法わいせつ物」をフィルタリングするアプリのインストールが義務化された。  朴槿恵大統領が2013年から政権スローガンのひとつとするのが、“非正常の正常化”。行政から民間の経済活動まで、各方面の不正や歪み=“非正常”を是正しようとする政策だ。今回のネットのエロ規制も、実はその一環。ネットに氾濫するわいせつ物から青少年を守る、というのが骨子だ。また4月30日には、主要ネットメディアからエロを締め出す新聞振興法改正案が可決された。同改正法は国内主要ポータルサイトにコンテンツを提供する企業を対象に、扇情性・暴力性のある記事、また露出度の高い広告の配信を禁止。違反した場合は、最大1,000万ウォン(約111万円)の罰金を科す。  電気通信事業法施行令の改正から1カ月を過ぎたが、今のところ大きな騒ぎにはなっていない。韓国のネットユーザが過剰反応していた面もあるが、同施行令はまだ安定運用に向けた移行期間中だ。一方でこの間、エロ規制をめぐるさまざまな問題も提起されてきた。  中でも重要なのは、違法でない成人コンテンツと違法わいせつ物の違いだ。日本と違って韓国は露出部位の制限が多い上、レイプや獣姦など、行為の内容も規制の対象。しかも、それを0~4の等級に区別する。判定を行うのは放送通信委員会(放通委)だが、基準が曖昧なので運用は恣意的になりがちだ。そこで業者は処罰を逃れるため、違法でない成人コンテンツを次々とフィルタリング対象にしているという。  もうひとつ根本的な問題は、政府のエロ規制は当然ながら国内企業にしか及ばないこと。韓国は日本と異なり、国内企業がSNSはじめ各種ウェブサービスで圧倒的なシェアを占めてきた。だが政府による国内企業への締めつけが、海外企業へのユーザ流出を招いているという。その代表例が、写真や動画を共有するSNSサービスInstagram。特定の韓国語ハッシュタグで検索すると、過激な写真や動画がこれでもかと並ぶ。国内企業のサービスでは厳しく規制される自撮りなどのエロを、海外企業のサービスでどんどん共有するようになったわけだ。  ユーザを奪われる国内企業からは、“逆差別”の声も漏れるエロ規制。そうかと思えば、青少年のスマホにインストール必須のフィルタリングアプリは、早くも無効化アプリが出回って制度が崩壊状態。エロ撲滅のためネットに挑戦する韓国政府だが、前途は多難だ。 (文・コリアラボ)

日韓国交正常化50周年、本当にこのままでいいのか?『韓国インテリジェンスの憂鬱』

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『韓国インテリジェンスの憂鬱』(KKベストセラーズ)
 今年6月22日は、日本と韓国にとって、ちょっと特別な日ということをご存じだろうか?日本と韓国はその日、国交を結んでちょうど50周年を迎えるのだ。しかし現在、国交正常化50周年を記念する祝福ムードはまったくなく、むしろ日韓関係は過去最悪に冷え込んでいるとさえいわれている。  過去最悪の日韓関係、その原因はどこにあるのだろうか――。それを韓国人に、しかも名だたる知識人に直接ぶつけてみた意欲作が『韓国インテリジェンスの憂鬱』(KKベストセラーズ)だ。  本書には、6人の韓国人識者が登場する。トップバッターは、ヒュンダイ自動車の元CEOで、国会議員を務めたこともあるイ・ゲアンという人物。ヒュンダイ自動車といえば、韓国が“世界ブランド”と自賛する自動車企業だが、日本の自動車技術を取り入れて成長した企業だ。その元CEOイ氏は、日韓の経済協力についてこんなことを話している。 「1962年に韓国が初めて経済開発計画を行ったときは、何でも日本から学べばいいと考えていました。また、日本にもその意思がありました。日本にとって韓国は“生徒”だったのです。両国は長らく先生と生徒の関係でしたが、いつしかその差は縮まりました。先生と呼ぶには生徒が大きくなりすぎましたし、かといって相互に恩恵を与えられるほど生徒が成長したわけでもないという時代を迎えています。相互関係というのは、互いに補完的か、代替的な関係でなければ成り立たないのですから、現状のままだとお互いにメリットは少ない」(本文より)  最近、「日韓の経済協力にはメリットがないのでは?」と考える人が増えているが、イ氏も同じように見ているのだ。  本書にはその他、弁護士、歴史学者、社会学者などが登場するのだが、特に興味深かったのは韓国外務省(外交通商部)で東北アジア局長を務めたチョ・セヨン氏のインタビュー記事だ。チョ氏は、1998年の日韓パートナーシップ宣言の韓国側担当者で、小渕恵三首相と金大中大統領の首脳会談で通訳も務めたほどの人物。こちらも日韓関係に精通した、なかなかの人物というわけだろう。 ただ、他の登場人物が“一人語り調”でまとめられているのに対して、チョ氏の部分だけは編著者がわざわざ前書きで「本人の希望もあってインタビュー形式で掲載した」と断っており、なにやら特別な事情があったようにも見える。実際に、チョ氏のインタビューはかなり刺激的な内容。すべてを紹介できないのが残念だが、例えば、日本の嫌韓現象の原因についての返答はこうだ。   「日本の立場としては、日本の経済協力によって韓国が豊かになれたのだから、日本に対して態度も良くなると考えていたのに、韓国は豊かになると過去問題を主張するようになりました。(中略)そんな中で韓国が中国と関係を深め、日本に反発するので、裏切られたという思いもあるのかもしれません。その余裕のなさが嫌韓感情として表れるのでしょう。慰安婦問題、独島(竹島の韓国呼称)問題などのきっかけがあると、寂しい心が嫌韓感情として表れる。ヘイトスピーチもそうです」(本文より)  なんとも一方的な意見だが、もし現在の韓国外務省の感覚も同じようなものであるとしたら、日韓関係がギクシャクする理由もなんとなくわかる気がする。誤解のないように断っておくが、本書に登場する人物には、もちろん「ハッ!」とさせる鋭い指摘も多い。  いずれにせよ、韓国知識人の“レベル”を知る上でも、役に立ちそうな『韓国インテリジェンスの憂鬱』。韓国の国内問題、韓国人の日本観、そして次の日韓関係50年を考える上で、目を通しておいて損のない一冊だ。

選抜総選挙より盛り上がる!? 元AKB48のAV進出に韓国人も熱視線「AKBはAV女優士官学校」

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『Princess Peach 三上悠亜』(MUTEKI)
 韓国のウェブニュース「時事ウィーク」(5月22日付)で、「オタク最大イベントAKB48総選挙スタート」というタイトルの記事が配信された。19日からスタートした第7回AKB48選抜総選挙に、韓国メディア、ネットユーザーたちも注目のまなざしを送っているのだ。  記事は、「『日本のアイドルが総選挙とは、何様のつもりだ』と言いたいところだが、少女時代などの韓国のガールズグループが人気投票をするなら、それは話題になるのは当たり前」「日本国民は国会議員選挙よりもAKB48の選挙に関心がある」といった内容だ。また、たびたび週刊誌で報じられるメンバーのスキャンダル記事を取り上げ、「韓国なら社会的な物議を醸すところだが、日本では(スキャンダルによって)より多くの票を獲得する。誠におかしくも面白い国」と、小バカにしたような内容も含まれていた。  韓国版のAKB48公式ホームページもあるなど、いまやかの国にも熱狂的なファンが多くいるようだが、総選挙よりもネット上を熱くしているのは、AKB48元メンバーたちのAV進出率。日本のAVはアジア諸国で非常に高い人気を得ており、国内のポルノ規制が厳しい韓国も例外ではない。  韓国で日本のAVを視聴する方法はいろいろあるが、いま注目が集まっているのは、ちょうど1年前にサービスをスタートさせた「プレイボーイTVコリア」。これはアメリカ発の成人チャンネル「プレイボーイTV」の全プログラムはもちろん、国内、ヨーロッパ、アジア、南米などの成人映画に加え、日本のAVもてんこ盛り。昨年のサービス開始直前に、日本のAV女優である瑠川リナと沖田杏梨を招き、特別記念作品まで制作するほどの力の入れようであった。  ネットメディア「マカオドットコム」内の自由掲示板では、元SKE48の鬼頭桃菜と見られる女性が三上悠亜名義でAVデビューすることが発覚すると「日本の有名ガールズグループAKB48はAV女優士官学校?」という過激なスレッドが立ち上がり、「“AVグループ”の汚名を着せられているアイドルグループAKB48が、またひとりのAV女神を輩出した。これで合計7人!」などと盛り上がっている。  また、YouTube番組「THE FACT」韓国版では、先述の鬼頭とともに、中韓で圧倒的な人気を誇る蒼井そらのデビュー作を超える売り上げを記録したやまぐちりこ(中西里菜)を「ギャラ12億1,840万ウォン(約1億3,600万円)で歴代1位」と紹介している。また、同じくAVデビューしている妹のりくも「ギャラ11億9,800万ウォン(約1億3,400万円)で第3位」と紹介、姉妹共演作品にも注目が集まった。  元メンバーのAVスキャンダルに盛り上がるのは、日本も韓国も同じのようだ。 (文=梅田ナリフミ)

「安倍談話に侵略の表現入れるべき」発言の浅田次郎氏、韓国でも人気者だった?

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 5月25日、国会内にて開かれた、自民党若手議員による戦後70年の日本の歩みを検証する勉強会第2回会合。ここにベストセラー作家の浅田次郎氏が参加し、幕末以降の日本外交に関する講演を行った。その場で「安倍談話に侵略の表現を入れるべき」と発言をした浅田氏が韓国でも注目を集めている。  日本の歴史認識や戦争観に対する警鐘ともいえる発言だったために、歴史問題で日本と対立する韓国では、浅田氏の発言を“歓迎”しているようだ。  「ソウル新聞」は、「映画『鉄道員』原作者の浅田次郎『安倍談話に“侵略”を言及せねば』」とのタイトルで、物議を醸した今回の一件について報じた。同ニュースでは、浅田氏がその場で「近頃の映画や小説で、戦争そのものを情緒的に捉えていないか」とも指摘したことについても言及している。また「朝鮮日報」も「日本の小説家・浅田次郎『戦後70年談話文に“侵略”と入れるべき』」というタイトルでいち早く報じている。韓国としては、浅田氏のこの発言に賛同の意を示したいところだろう。  実は浅田氏、つい先日の5月21日に韓国を訪問し、各種イベントを行っている。今回の発言うんぬんではなく、韓国では作家としての人気が高いのだ。NAVER韓国版のブックレビューにて最もその数が多いのが、タイトル作が映画原作にもなった短編集『鉄道員』。「浅田氏の天才性に感動の波」「小説を読んで初めて泣いた」「考えるほど平凡だが、考えるほど美しい本だ」などなど、絶賛の嵐だ。 「SBSソウルデジタルフォーラム2015」に参加した際に浅田氏は、「伝統的に日本には、小説家はその社会の政治や経済に直接関与してはいけないという概念がある。一種の隠遁な思想だ。日本の文学界では、思想が排除された小説を純文学と認める。恐らくそんな概念のせいだろう」という発言を残している。また「京郷新聞」は、「安倍政権は周辺国が心配するほど軍国主義化されているとは思いません。ただ、誤解の素地がある程度なのかもしれない……。日本国民は、軍国主義化を簡単に容認するほど愚かではありません」という訪韓中の浅田氏の発言を掲載した。  日本の作家がここまで日本のあり方を他国で語るのは珍しく、さらにもともと韓国で人気の高い浅田氏が、今回の発言でさらに注目を集めることは想像に難くない。韓国国民が、日本で影響力ある作家が「韓国の歴史認識を代弁してくれた!」と勢いづいてもおかしくないからだ。両国で強い影響力を持つ浅田氏が、いい意味で日韓をつなぐ重要人物になってくれればいいのだが。