姦通罪廃止で大人のオモチャ需要が爆発!? 韓国サラリーマンが注目する「エログッズ副業」

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「LELO SORAYAソラヤ ブラック」
 儒教文化の根強い韓国で、エログッズが市民権を獲得しつつある。韓国国内でエログッズのシェア80%を占めている卸売店コスモスのカン・ヒョンギル代表は、とある韓国メディアに、商品の売れ行きが好調なことはもちろん、最近面白い傾向が出ていると話した。それによると、エログッズを売りたいというサラリーマンたちが増えているというのだ。  会社で働きながら副業を行うサラリーマンは、韓国でも一般的。韓国では本業と別に仕事を持つことを「トゥージョブ(2job)」、2つの副業を持つことを「スリージョブ(3job)」と呼ぶが、前出のコスモスに現在、エログッズの販売に関する問い合わせが殺到しているそうだ。  多くの韓国サラリーマンが“エログッズ副業”に興味を示している理由のひとつは、今年に入って廃止された姦通罪が関係しているといわれている。姦通罪の廃止後、エログッズ市場の売り上げはなんと3倍以上にも膨れ上がった。そもそも姦通罪は、既婚者の不倫や浮気によって成立する犯罪。不倫や浮気現場に警察官が踏み込めなくなったという安心感からか、エログッズ市場の急成長にビジネスチャンスを見いだすサラリーマンたちが増えているというわけだ。  また、エログッズへの社会的なイメージも変化しつつある。日本では国産ブランド「TENGA」がエログッズ革命を起こして久しいが、韓国では特にコスモスが独占販売している「LELO」(スウェーデンのブランド)のエログッズが人気だとか。同ブランドが韓国で注目されるきっかけとなったのは、昨年日本でも公開された映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』だろう。同作はエロ描写が話題となった作品で、劇中で使用されているエログッズが「LELO」のものであったことから、一気に認知度が高まった。  また、今年1月に韓国国内で公開された映画『ワーキングガール』というセクシャルコメディには、エログッズ店の女性オーナーが登場。同役を演じたセクシータレント・クララをはじめとするキャスト陣が「エログッズへの偏見が払拭され、オープンになるといい」などと発言し、エログッズ界に“エール”を送った影響も少なくない。    姦通罪の廃止と社会的なイメージの変化によって、上昇気流に乗った韓国のエログッズ市場。2~3年前までは、オンラインショップに対する規制によって四苦八苦していたが、このブームは当分続きそうだ。 (文=梅田ナリフミ)

フィギュアで“エア採点”、美人バレー選手のドーピング発覚……不祥事連発の韓国スポーツ界は大丈夫か

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ドーピング騒動で美貌に注目が集まっている、女子バレーのクァク・ユファ選手
「私の予想よりも早く演技が始まり、音楽が始まったとき、着席できていなかった。それでも歩きながら選手の演技を見ていたので、採点する上では問題がなかった」  これは、韓国最大級のフィギュア大会で審判を務めていたA氏の苦し紛れのコメントだ。去る3月11~15日に開かれた「第57回全国男女フィギュアスケート選手権大会」の不祥事が、最近になって韓国メディアに暴露された。選手の演技が始まっているのに、その採点を行うはずの審判が着席すらしていなかったとは、なんともお粗末な話だ。  同大会のフィギュア審判でやらかしてしまったのは、A氏ばかりではない。審判陣を仕切る役割を務めていたB氏は、A氏が着席していなかったにもかかわらず、競技を始めさせた張本人。また、別の選手の演技でC氏は、採点の締め切り時間に焦って芸術点を3点も低く入力するミスをしてしまったそうだ。  ちなみに、冒頭のA氏は国際審判の資格を所有しているとのこと。韓国国内で行われるフィギュア大会はもちろん、国際大会でも同じような凡ミスを犯していないとの保証はないだろう。ソチ五輪でキム・ヨナの採点に不満を漏らしていた韓国だけに、まさに“ブーメラン現象”となっている。    フィギュア界に限らず、最近の韓国スポーツ界は不祥事が相次いでいる。  プロサッカー界からは、済州ユナイテッドFCのカン・スイル選手がドーピングをしていたことが発覚。今季Kリーグで14試合に出場し、5ゴール・2アシストの活躍をしていただけに、韓国国民の失望は大きかった。彼には15試合の出場停止が言い渡されている。  同じくドーピングが発覚したスポーツ選手として、女子バレーのクァク・ユファ選手を挙げることができるだろう。6月23日、韓国バレー連盟(KOVO)はドーピング検査の結果を発表し、彼女に6試合出場停止の処分を下している。彼女はドーピング騒動で注目を集める一方で、“美人バレー選手”としても話題となった。  プロ野球界からは、起亜タイガースのユン・ワンジュ選手がSNSにプロ野球選手にあるまじき発言を掲載したとして、現在も出場停止中だ。彼はインスタグラムに投稿した際、「ノムノム」や「一同気をつけ(直訳)」という単語を使用。それらは“韓国の2ちゃんねる”と呼ばれる「イルベ」で使われているスラングで、「ノムノム」は故・盧武鉉元大統領を、「一同気をつけ」は全斗煥元大統領を卑下する意味があるそうだ。    種目を問わずあらゆるスポーツ界で不祥事が立て続けに起こっているだけに、問題の根は、韓国の国民性とも関係しているのかもしれない。そう考えると、昨年韓国で行われた仁川アジア大会が問題だらけだったこともうなずける。いずれにせよ、韓国スポーツ界に対する疑いや批判の声は、当分収まりそうにない。

三島由紀夫『憂国』盗作事件 “韓国の吉本ばなな”はパクリの常習犯だった!?

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「三島由紀夫-憂国他-映画祭2006-」チラシ
 韓国文学界で15年以上も触れられなかった盗作問題が、最近になってネット上で炎上している。韓国を代表する女流作家・申京淑(シン・ギョンスク)の短編小説『伝説』が、三島由紀夫の短編小説『憂国』の一部を盗用している疑惑が浮上したのだ。  火をつけたのは、ハフィントンポスト韓国版に掲載された「偶像の闇、文学の堕落」というタイトルの記事。ある小説家による寄稿文だが、比べられた両作品の文章はどう読んでもよく似ている。ネット上では「残念ながらパクリ確定」という意見が多く、作家や出版社に猛烈な非難の声を浴びせている。  1985年にデビューした申氏は現在、韓国で最も売れている作家の一人だ。代表作『母をお願い』(2009年)は日本を含め22カ国で翻訳出版されるなど、韓国文壇の権威ともいえる。作風的には、韓国の吉本ばななといったところ。しかし、作品を発表するたびに盗作疑惑が持ち上がっており、文学界ではそのことを事実上黙認してきた。今回騒動になった『伝説』は96年発表の作品だが、実は2000年に、ある評論家が今回と同じく盗作疑惑を提起していた。 「今回と同じ問題を15年前に指摘しました。けれども、文壇の内部ではそれを知っていながら、何も変えようとはしなかった。今回の世間の反応に驚いています。15年も前のことなのに、ここまで騒がれると逆に途方に暮れますね」(同)  当時はインターネットがあまり普及していなかったため、盗作問題が一般人に知られることはなかった。彼女はその間、精力的に執筆活動を行い、大手出版社や文壇に対する影響力を広げ、“国民的作家”の称号を獲得した。  ただ、そんな作家だからこそ、韓国人の怒りと驚きは収まらない。当の申氏は盗作問題に対し、最初のインタビューでは「三島由紀夫は、『金閣寺』以外は読んだことのない作家。いくら記憶をたどっても『憂国』を読んだ覚えはない」とのコメントで騒動の火消しを図ったが、後に「文章を何度も照らし合わせてみた結果、盗作疑惑が提起されても仕方ないと思った。いまや私も自分の記憶を信用できない状態」と弁解を述べるありさま。その対応にも、不満の声が上がっている。  常に盗作疑惑を抱えながら、彼女が今まで自由に活動を続けられたのは、いったいなぜか。申氏は、韓国の文学系三大出版社の看板作家でもある。莫大な利益をもたらす彼女を、各出版社はマネジャー役を買って出るほど積極的に守ってきた。今回の一件に関しても問題の作品集を出した出版社は、「盗作と判断する根拠が弱い」と真っ先に申氏を弁護したが、ネットで大炎上すると「盗作の疑いを連想させるような内容であることは認める」という曖昧な謝罪文を発表。さらに非難を受ける事態になった。  一般人はもちろん、出版社の社員を名乗る人物や作家、評論家たちのSNSでは「よりによってパクったのが日本の右翼思想を持つ三島由紀夫だなんて、国の恥だ」「申京淑も出版社も、両方とも言っていることがチンプンカンプン。国民をバカにしているだろ」「15年前にしっかり反省してれば、こんな騒ぎにはならなかったのに」といった非難のコメントが絶えない。まさに、“文学界の悲劇”とまでいわれる状況なのだ。  現在、詐欺および業務妨害で告訴された申氏に対する検察の捜査が始まったが、法的に解決されるとしても、一度損なわれた名誉の回復は簡単ではないだろう。こんな状況では、韓国人が密かに期待しているノーベル文学賞受賞も当分は期待できそうにない。

命を脅かす医療ミス多発でも「おっぱいを大きくしたい」 “整形大国”韓国女性たちの歪んだ美意識

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 世界屈指の“美容整形大国”とされる韓国。英「エコノミスト」紙が国際美容整形学会の会員たちを対象に集めたデータによると、2011年基準で韓国の女性人口1,000人あたり13.5名が整形手術をしたとも報じられ、国際美容整形協会が2013年に発刊した報告書によると、韓国は人口対比美容整形手術件数で世界1位だったという。  近年は、香港や中国から美容整形のために訪韓する人々の数が増加し、13年は2万人前後だったが、昨年は5万人近くに増えたといわれている。「世界の美容整形手術の市場規模21兆ウォン(約2兆1,000万円)のうち、4分の1に当たる5兆ウォン(約5,000億円)以上が韓国で消費されている」という報道もある。今年4月には、米「ワシントンポスト」紙が韓国の美容整形事情を大特集し、「韓国は美容整形共和国、ソウルは美容整形の首都」と報じたほどだ。  ところが、そんな整形大国に波紋を呼ぶ出来事が起こった。6月22日、ソウル地方裁判所は、ある美容整形外科に、患者・A氏の遺族へ3億5,000万ウォン(約3,500万円)の損害賠償を命じたのだ。事件が起きたのは13年8月。A氏はふくらはぎを細くするための施術中、麻酔薬プロポフォール投薬後に呼吸困難に陥り、脳死状態に。4カ月後、息を引き取った。A氏遺族は、担当医師が薬物投与の過程で脈拍、血圧、呼吸などを観察しなかったこと、施術の副作用について事前説明がなかったことなど業務過失を訴え、裁判所がそれを認めて病院に損害賠償を命じたのだ。この判決は美容整形手術には危険が伴う上に、韓国の現場がずさんなことを明らかにしたともいえる。  というのも、韓国では近年、この手の美容整形事故が絶えないのだ。例えば昨年9月には、ソウル市・江南の美容整形外科で腹部の脂肪除去手術を受けた50代の女性が手術中に呼吸困難を起こして息を引き取った。今年1月には、美容整形手術を受けるためにソウルにやってきた中国人観光客が手術中に心肺機能が停止し、脳死状態になっている。3月には、29歳の女性が江南の美容整形外科で顔の脂肪移植手術を受けた2日後に痛みを訴え、敗血症性ショックで死亡している。まさに、命を脅かす医療ミスが相次いでいるのである。  それでも、韓国の美容整形熱は冷めることを知らない。ある一般紙の報道によると、本格的な夏の到来を目前にした最近、美容整形外科を訪ねる女性が通常よりも40~50%増えているという。その相談のほとんどが豊胸で、特に20~30代の女性たちの間で相談が多いらしい。「夏休みを前にして、鼻や二重といった顔面整形だけでなく、胸の整形に関する相談も多く受けるのが今年のトレンド。顔だけでなくボリューム感あるボディーにして、バカンス・シーズンを迎えたいのでしょう」(ソウル市内の美容整形医)。大きな胸に憧れる女性たちの整形を助長するのもいいが、まずは副作用の被害をなくし、安全性を確保するのが医師の努めだろう。美容整形大国の韓国だが、美容整形先進国とはまだまだ呼べないかもしれない。

ナミの入浴シーンが台無しに!? 韓国版『ONE PIECE』の“手直し”が残念すぎる

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『ONE PIECE 77』(ジャンプコミックス)
 6月中旬、累計発行部数3億2,000万部を突破して、世界で最も売れた漫画としてギネスに認定された『ONE PIECE』。韓国でも「News1」などのメディアにて、大きく報道された。日本を代表する長寿漫画・アニメである『ONE PIECE』の人気は、韓国でも非常に高いのだ。  ただ、韓国版アニメ『ONE PIECE』は、日本版とは少し違う。作者である尾田栄一郎氏も了解済みと思われるが、さまざまな“手直し”が施されているのだ。 つまり「子どもに悪影響を与えるような、教育上好ましくないもの」に対して、韓国オリジナルの修正が加えられており、エロ、酒、暴力、タバコなどがその対象だ。  たとえば、麦わらの一味のナミの入浴シーンだ。煙がかってはいるが本来は全裸の設定場面、上半身が映し出されているシーンのはずが、水着あるいはタンクトップのようなものを着用していて、まるで温水プールのように見えるのだ。アニメとはいえ、“水戸黄門の入浴シーン”的に楽しみにしていた大人ファンには残念としか言いようがない場面になっている。それだけではない。胸元が開いた女性キャラの衣装は、谷間が目立たないスタイルに変更されている場合が多い。
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風呂で水着、脅すための銃がシャワーに?(韓国のまとめサイトより)
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クロコダイルの葉巻削除、ワインが水に。サンジのタバコは飴に変更(韓国のまとめサイトより)
 また、手直しによって、キャラが崩壊しているケースも。同作には世界政府特別公認の「王下七武海」という屈強な海賊たちが登場するが、かつてその一人であったクロコダイルに対する修正は特にひどい。もともとクロコダイルは、お酒と葉巻を愛するダンディな男。しかし韓国版では、手元のグラスに入っているはずのワインは水色の液体に、口にくわえた葉巻は別のものに置き換えられるどころか、完全に削除されてしまっている。ここまですると、主人公と対峙する悪い敵キャラにまったく見えず、人相の悪いただのオッサンだ。ちなみにサンジのタバコも、チュッパチャプスのような棒付きキャンディーに差し替えられている。
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 暴力表現に関しては、オリジナルにおいても尾田氏が子どものために配慮していると聞くが、それでも韓国ではまだ足りないらしい。ナミ(正確には分身)が敵キャラに上半身を数カ所にわたり串刺しにされるシーンがあるが、頭部をただつかんでいるようになっている。直接的な暴力描写だけでなく、登場人物たちの持つ武器も、本来ライフルのはずが水鉄砲、拳銃のはずがなぜかシャワーノズルになるなど、細かい不可思議な修正が入っているのだ。酒やタバコなどキャラクターの嗜好品は百歩譲っても、武器が殺傷能力のないものになるのは、完全に意味が変化してしまっているのでは……。  韓国のエンタメ規制が厳しいことはよく知られているが、大人気アニメ『ONE PIECE』に対しても容赦はない。いくらストーリー自体をいじっていないとしても、これほどの大胆な修正は、世界観やキャラクター性に影響を及ぼすレベルではないだろうか。ただ、ここまでくると逆に笑えるので、オリジナルと比較して楽しむのもまたいいのかもしれない。 (文=梅田ナリフミ)

主要観光地の宿泊施設6割が不法営業か……ソウル浄化作戦決行で、ぼったくり業者が大ピンチ! 

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イメージ画像 Photo By Adrián Pérez from Flickr.
 6月13~14日、新宿歌舞伎町にぼったくりキャバクラ摘発のための捜査が入り、6店舗で17人が逮捕された。警察によると、昨年1~4月に106件だった通報が今年に入って10倍の1,052件に増加したという。  その報道を見た韓国ネチズンの中には「取り締まる意思があれば、なくなるはずなのに……」という声もあったが、“ぼったくり被害”に関しては韓国も負けてはいない。  韓国のぼったくり業者にとって一番のターゲットは観光客であり、その不満は毎年高まっている。韓国観光公社が発刊した「2014年観光不便申告総合分析書」によれば、「観光不便申告(クレーム)センター」に届けられた観光客からのクレームは、2013年に比べて47件増加した1,154件に上った。  クレームの中で最も多かったのは、「不親切・価格」など、ショッピングに関連するものが317件。次点が「タクシーの不当料金徴収および乗車拒否」(128件)、「宿泊施設」関連(84件)と続いた。  韓国のあるメディアが現状を調べようと中国人観光客に扮して調査してみたところ、中国人観光客が多い南大門(ナムデムン)市場周辺では、通常価格4万9,000ウォン(約4,900円)のジャケットが3倍近い16万5,000ウォン(約1万6,500円)で売られており、靴やカバン、タクシー料金なども相場より3万ウォン(約3,000円)以上、ぼったくるケースが多かった。また、宿泊施設などでは正規の料金のほか、サウナやマッサージといった後付けのセットを強要して、強引に宿泊料金の底上げを図る手法も蔓延しているそうだ。  ちなみに、近年では中国人観光客をターゲットにした整形手術のぼったくりが横行している。韓国語のわからない中国人の仲介役が整形外科医と共謀して、不必要な手術などを行って、相場より50~70%以上も上乗せした料金を請求するのだ。  観光客をターゲットにした“ぼったり被害”が増加していることから、韓国警察は、観光客が増加する日本のゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)と、中国のメーデー(5月1~3日)期間にかけて、ソウルを中心に主要な観光地一帯の宿泊業者250カ所を一斉調査。その結果、なんと151カ所の店舗で不法営業行為が行われていたことが発覚した。  警察関係者は「持続的な啓蒙にもかかわらず、一部観光業者の自浄努力が不足している」と現状を嘆くコメントを残している。    こうした現状を憂いたソウル中区は5月30日、観光特区である明洞(ミョンドン)や南大門の常習的なぼったくり料金の取り締まりを強化することを発表。6月末までに3万カ所余りの小売店の調査に乗り出し、一度の警告で改善されない店舗には30~1,000万ウォン(約3~100万円)の過怠金を賦課する予定だ。  チェ・チャンシク中区庁長は、「外国人観光客が安心して訪れられるように、快適で安全なショッピング環境を作るために持続的に努力する」と意気込みを見せた。  MERSの流行で、ただでさえ旅行者が減少している韓国。ぼったくりを防ぐための努力は続けてほしいものだが、積み重なった不信感を払しょくするのはなかなか難しそうだ。

日本のホラー系AV『のっぺら女』に韓国人が戦慄「キンタマ縮こまる!」

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『のっぺら女』(青鬼/妄想族)
 ある日本のAVが、韓国のマニアの間で波紋を呼んでいる。  物議の対象になっているのは、妄想族グループのAVメーカー「青鬼」が6月19日に発売したタイトル『のっぺら女』だ。同メーカーは、過去に「ゾンビ女」「口裂け女」「全眼女」などのグロ系フェティシズムAVを多数発表している。  ちなみに、韓国では「のっぺら女」のことを「タルギャルキシン(卵お化け)」と呼ぶ。少し異なるのは、「のっぺら女」には口があるが、「タルギャルキシン」には口がないという点。同作品で初めて、日本のポピュラーな妖怪を知ったという韓国人も多かった。  ネット上の掲示板のレビューでは、「顔がない。すなわち、購入者が自分の好きな顔を想像することができる作品」と若干フォロー気味に紹介されていたが、「とにかく怖い」という評判で持ち切りだ。そのほか、こんな声が寄せられている。 「シバル(Fuck you」と似た意味)……キンタマ縮こまるぜ」 「俺はすでに縮こまった」 「まじで怖い」 「これ見てヌイた奴は、一回精神科の診察を受けるべき」 「脚本家の想像力は認めなければならない」 「こんな特殊メイクできる能力あるなら、他人の顔作って女優にかぶせることも可能?」 「これは、どこでダウンロードできるの?」  一部には、「人を驚かすだけの平凡な妖怪だから、安心しろ!」など、およそAV紹介のスレッドとは思えない書き込みも。また、「目のない女性は最高。理想的」「ろくろ首ものが見たい。期待」「のっぺら女の世界観を守るため、女優名を出さないあたりに職人魂を感じる」など、想像力豊かな人々も数名いた。  日本でも「だれ得?」「新感覚すぎる」と話題になっている『のっぺら女』。普段は日本のAVを愛してやまない韓国人だが、同作品には重度のカルチャーショックを受けている。果たして、韓国人は日本のフェティシズムにどこまでついていけるのだろうか? (取材・文=河鐘基)

被害者の虚偽の可能性も……フィリピン「女性集団強姦事件」に国民の嫌韓感情が爆発寸前!

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フィリピン・マニラ Photo By Bar Fabella from Flickr.
 フィリピンで、ある事件が波紋を広げている。  22歳のフィリピン人女性が、8人の韓国人男性に集団強姦されたとして、警察およびメディア、SNSに訴え出たのである。事件が起きたのは6月15日。現場となったのは、フィリピンのルソン島パンパンガ州アンへレスという都市だ。  女性の証言によると、出会い系サイトで知り合った韓国人男性と飲む約束を取り交わし落ち合ったところ、場所を移ることを迫られたという。女性は、しぶしぶ男性についていくことに。すると、そこにはこの男性のほかに7人の男性がおり、目隠しをされた上でソジュ(韓国のお酒)を強要され、最終的に強姦されてしまったそうだ。また女性は、「抵抗したところ、タバコを押しつけられた」とも証言している。女性の証言から事件のあらましを知ったフィリピン大手メディアは、怒り心頭。事件の顛末を連日報道し、糾弾の声を高めている。  一方で、フィリピンの韓国大使館と韓人協会(フィリピン在住の韓国人たちの協会)は、同事件における女性の証言が信ぴょう性に欠けるとし、独自に調査を開始。近年、フィリピンでは韓国人がさまざまな犯罪に巻き込まれるケースが多発しているという事情があるため、事実関係を明らかにすると息巻いている。  韓国大使館と韓人協会側は、事件があったとされる当日の夜、被害者女性がほかの女性1人、容疑者とは別の男性2名と酒を飲んでいる映像を入手し、警察に提出した。加えて、事件の真相解明を要請するとともに、証言が虚偽だった場合には女性に対する処罰を要求し、事件を報じたメディアにも訂正報道を促す用意をするとしている。 「女性の話には、そのほかにも虚偽だと疑わしい部分がある。例えば、被害女性と男性が会ったとするホテルのCCTVには、女性が証言している韓国人男性8人の姿は映っていなかったんです」(フィリピン韓人協会関係者)  韓国人による集団強姦事件だったのか、はたまた韓国人を相手にした狂言詐欺なのか? 今後、フィリピン国内の関心とともに事件の調査が進められる予定である。  今回の事件の推移は、韓国社会でも注目を集めている。というのも、韓国人旅行客や定住者が多いフィリピンにおいて、嫌韓感情が高まるのを懸念しているからだ。実際、今回の事件を最初に報じたフィリピン大手メディアGMAのウェブサイト上の記事は、すでに8万回以上もシェアされている。どうやら、韓国社会の懸念は的中し始めているようだ。  GMAの報道に接したフィリピン女性たちからは「犯人には死刑を宣告すべき」「なんでわざわざ人の国に来て、犯罪を犯すのか?」など、怒りをあらわにした反応が見られる。もちろん中には「証言の中身は、しっかり精査されるべき」とする意見もある。  韓国人相手の事件が多発していることは以前に触れたが(記事参照)、ここ数年、韓国人が被害者となる事件が世界で最も多い国はフィリピンだ。 「フィリピンで暮らす善良な韓国人定住者や、韓国人観光客が襲われるという点は問題です。その場合は単純に被害者です。ただ、韓国人の振る舞いに問題があると考えているフィリピン人が多いのも事実。東南アジアには、韓国国内で生きられない半グレ韓国人も多く住みついている。彼らは、地元の人間に横柄に振る舞うし、少なからず恨みを買っている可能性がある。今回の事件の事実関係は、明らかにされるべき。事実であれば、大問題です。逆に虚偽だったとしても、なぜ韓国人がそのような事件に巻き込まれるのかは考える必要があります」(韓国人記者)  フィリピン国民の怒り、そして嫌韓感情の行方はいかに――。 (取材・文=河鐘基)

いたずらから金儲けまで……韓国で増加するSNS“なりすまし”は「リプリー症候群」だった!?

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 先日、中国でSNS詐欺を働いた30代の男が処罰を受けた。中国「長江日報」が伝えたものだが、この男性の詐欺のフィールドは、自身が加入するマラソンなどの愛好家が集う団体のSNSコミュニティー。ここで男は2014年3月から11月まで、東京マラソン参加の代理申請や日本のスマートフォンの代理購入をエサに、メンバー18人から日本円で約20万円を騙し取ったという。ここまで聞くと、日本にあまり関わりのない報道に聞こえるが、問題はこの男性がSNSコミュニティー内で“日本人になりすまし”ていたこと。なんとも迷惑な話だが、男には懲役1年、罰金約10万円が言い渡された。  SNSを悪用したいたずらや詐欺は世界各国で起こっているが、隣国・韓国も例に漏れない。例えば5月20日付「クッキーニュース」によると、19歳の青年が本名を隠した自身のFacebookやブログなどで、「私の会社の商品であるハイヒールがソウル江南の有名百貨店にて取り扱われます」などと、高所得者に“なりすまし”た記事をアップ。「短期投資者募集、投資額50~500万ウォン(約5~50万円)まで、収益率は元金の1.95倍~2.5倍、6カ月後元金と利子すべて配当」とウソをつき、投資者を募った。  投資話に乗った被害者たちは事業計画書などを見ることなく金を出し、総額約1億4,000万ウォン(約1,400万円)を騙し取られたという。こんなデタラメに騙されるほうにも落ち度があるのは言うまでもないが、悪質な事件だ。  有名人の被害も目につく。先日も「少女時代の専属スタイリスト」と詐称した雑用係の女性による詐欺事件(記事参照)があったが、ほかにも俳優のパク・ヘジン、歌手のホン・ジニョンなどがSNS関連で“なしすまし”被害に遭っている。またスポーツ界でも、SNSを悪用したいたずらが広がりを見せている。  韓国プロ球団斗山ベアーズのチョン・スビン選手の場合は、「カカオトーク」と連動したSNSサービス「カカオストーリー」に、“チョン野手”という名のアカウントが出現。どこで入手したのか、プライベートな写真が投稿され始めたそうだ。信じ込んだユーザーたちに向けて、「助けがほしい。誰でもいいので、急いで連絡をくれ」と脈絡のないコメントが投稿されると、チョン選手本人にメールや電話が殺到したという。見かねたチョン選手本人がなりすましアカウントに連絡を取ったところ、犯人は高校生。実名ではなくチョン野手というアカウントであったため、法的な対策を取ることもできなかったようだ。  こういったSNSサービスの“なりすまし”が増えている背景について、専門家の間では、一種の「リプリー症候群」ではないかとの見方が上がっている。これは映画『リプリー』をもじった言葉だが、要するに、日常の欲求不満や不安の解消策として、SNS上で憧れの人になりすましたり、世間に認められているスターとのつながりがあることをアピールしたりしているというのだ。いたずらから金儲けまで幅広く被害が広がっている現状は、韓国社会の“闇=病み”を反映しているのかもしれない。 (文=梅田ナリフミ)

『孤独のグルメ』『深夜食堂』がきっかけで火がついた!? 韓国の新型バラエティ「クック番」

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 最近韓国では、「クック番」が大ブームになっている。「クック番」とは、料理を意味する「COOK」と「番組」を組み合わせた造語で、2015年上半期の韓国バラエティ界を支配しているといっても過言ではない。少し前までは、芸能人が料理をおいしそうに食べるだけの「食べ番(組)」が人気で、動画配信サイトなどでも、美女BJ(ブロードキャスト・ジョッキー)たちがひたすら何かをおいしそうに食べる有料動画に人々が群がるほどだったが、 クック番はその「食べ番」のさらなる進化形である。  現在、テレビで放送中のクック番は週に7本以上。もちろん、レシピを紹介する『キユーピー3分クッキング』(日本テレビ系)や『きょうの料理』(Eテレ)のような料理番組とは一味違う。  たとえば、芸能人が自給自足で調達した食材で1日3食を作って食べるだけの田舎ライフを観察する『三食ごはん』や、芸能人の家の冷蔵庫をスタジオまで持ってきて、中に入っている食材だけで料理バトルを繰り広げる『冷蔵庫をお願い』、動画配信の形で視聴者とコミュニケーションをとりながら簡単な料理を披露する『マイ・リトル・テレビジョン』など。これらの共通点は、料理の腕があろうとなかろうと、調理する姿が面白おかしく描かれることである。そこには、“料理研究家”を名乗る40~60代の慎ましき女性の姿はない。番組を仕切るのは、“シェフ ”を名乗る有名レストラン出身の30~40代のイケメン、もしくは親近感あふれる男性タレントたちだ。  彼らは、決してレシピを教えるための料理をするわけではない。というのも、ただゲーム感覚で料理をしながら、笑いを取ったり、面白いエピソードを披露したりするだけでいいのだ。  あるアンケート結果によると、クック番を見て真似して料理を作ったことがあると答えた人は全体の30%。クック番マニアを自称する、とある女性は「実生活ではコンビニのパンで食事を済ませる」という。皮肉なことに、きちんと料理する時間や金銭的に余裕のない一人暮らしの人たちが、クック番に最も夢中になっているのだ。  ところで、食べ番やクック番人気の引き金となったのは、『かもめ食堂』や『深夜食堂』『孤独のグルメ』といった日本の映画やドラマ作品である。『かもめ食堂』の主人公のライフスタイルは、韓国の未婚女性や若い主婦の間で一時期大きな反響を呼んだことがある。また、感性あふれる『深夜食堂』や『孤独のグルメ』シリーズは韓国にも根強いファンが多く、『深夜食堂』劇場版は6月18日韓国公開、今月から韓国リメイク版ドラマもスタートする。食べ番の元祖ともいえるこのような作品がはやったからこそ、韓国テレビ界が最も得意なバラエティ番組に料理を盛り込む試みが成功しているわけだ。  来月には「東京ごはん映画祭」にならって第1回目の「ソウル国際フード映画祭」が開催される予定で、開幕作は河瀬直美監督の『あん』に決まり、話題を呼んでいる。果たしてこのブーム、いつまで続くのか……。 (取材・文=李ハナ)