昨年、写真誌「フライデー」(講談社)に大股開き写真をスクープされた香里奈のイメチェンが話題を呼んでいるが、お隣・韓国でも人気タレントが“セックス動画流出”のデマに苦しんでいる。 犠牲になったのは、人気女優のイ・シヨン。1982年生まれで、今年33歳となった彼女は、モデルを経て芸能界デビュー。日本でも人気を博したドラマ『花より男子』や『風の国』に出演して注目され、芸能人同士が仮想カップルとなるリアルバラエティ『私たち結婚しました』で、一躍人気者に。以降、『富豪の誕生』『ゴールデンクロス』『一理ある愛』といったドラマでヒロインを務める傍ら、役作りのため始めたボクシングに目覚め、2012年には各種アマチュア大会で優勝。13年には韓国代表の座をかけた全国アマチュアボクシング選手権に準優勝するなど、“ボクサー女優”としても活躍中だ。6月20日からは、ドラマ『美しい私の花嫁』がスタートしたばかりだった。 ところが、その頃から、ある怪文書が出回り始める。そこには、シヨンが所属事務所と不仲にあること、所属事務所が画策したシヨンのセックスビデオがあり、検察が調査中であることなどが書かれていたという。さらに、この件に気を揉んだシヨンが自殺未遂を図ったとのウワサまで上るほど。韓国で“チラシ”と呼ばれるこの怪文書は、SNSなどを通じて瞬く間に拡散。一部メディアで「女優Aのセックスビデオ流出か」と報じられる事態になった。 これを受け、所属事務所は同月30日に公式声明を発表。すべてが事実無根のデマであり、怪文書の流布者を名誉毀損で告訴するとともに、刑事処罰も求める強硬な姿勢を示している。現在、ソウル中央地方検察庁は捜査を進めているが、今回のデマでシヨンが負ったダメージは大きい。ネガティブなイメージが付きまとっているだけでなく、過去に出演したラジオやテレビ番組での発言に、再びスポットライトが当たっているのだ。最近では、13年に出演したバラエティ番組での「デビュー当初、オーディションのために年を2歳ごまかした」「学生の頃に整形した」といった発言が掘り起こされている。デマの流布者が特定され処罰が下されても、彼女の憂鬱は終わらないだろう。 実際、過去にシヨンと同じような“チラシ”を流布された芸能人たちは、その苦痛を告白している。例えば歌手のIVYは、07年に元彼からセックスビデオをネタに脅されているというデマを流され、一時、芸能活動休止を余儀なくされた。彼女はその後に出演したとあるテレビ番組で「女性としての自尊心がとても傷ついた」と涙を見せた。 同じく歌手のソルビは09年、セックスビデオがあるとの“チラシ”が出回り、ネット上では“ソルビ動画”なるものが拡散したが、それはすべて事実無根。“チラシ”は根も葉もないデマで、動画の正体は、彼女に似た女優が出演する日本のアダルトビデオだった。それらを流布したのは、10~20代の男性5人で、悪意的なウソを流布したとして検挙されたが、ソルビは芸能活動休止に追い込まれるどころか、うつ病を患い、精神科で心療カウンセリングを受けるほどだった。こうした事例を考えると、シヨンも事態が長期化すればするほど、精神的苦痛は大きくなるだろう。 現在は、ドラマ『美しい私の花嫁』の撮影に、けなげに取り組んでいるというシヨン。今月5日には、芸能番組『セクションTV』がウワサになった動画を分析し、「シヨンには胸にホクロがないが、動画の女性にはホクロがある。同一人物ではない」とし、あらためて“チラシ”がデマであることが確認されたが、いまだに犯人はわかっていない。香里奈のように、仕事激減とならなければいいのだが……。イ・シヨン
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橋本環奈を超えた? 韓国ネット上に“超絶美少女”が降臨!「いったい誰だれ!?」
韓国最大級の掲示板「日刊ベスト(イルベ)」で、ある美少女が話題になっている。 “1000年に1人の逸材”という触れ込みでおなじみの日本のアイドル「橋本環奈」を超える存在として、スレッド主が掲示板に投稿したのが写真の彼女である。ただし、正体は不明。20枚ほど掲載された写真には、韓国の伝統衣装である韓服(チョゴリ)を着た写真や、貸しスタジオで撮影されたショットがあるため、韓国人であり、モデルのような活動をしている高校生ということだけが明らかになっているようだ。
日本に負けず劣らず、韓国のフォトショップ技術はレベルが高い。また、整形大国に暮らしている韓国人男性の女性を見る目は、ある意味、かなり鍛えられている。当然、スレッド主や写真の彼女に対する酷評が期待されたが……評価は上々のようである。個人的な感想で言うと、韓国の人気女優ハン・ヒョジュや、若き日の宮沢りえを彷彿とさせる少女であるが、掲示板には次のような書き込みがあった。 「このレベルなら、橋本環奈を超えたんじゃないか!?」 「パク・スジン+ハン・ヒョジュ かわいい」 「おかげで目が浄化されたぜ」 「女神だな! いったい誰!?」 「いや、まだ朝鮮女の域を出ないのではないか」
韓国では、すでに橋本環奈の名が広く知れ渡っている。イルベだけでも、「橋本環奈は誰と結婚するのか」「激変する橋本環奈」「僕の妹が橋本環奈に似てる」などなど、関連スレッドが300以上乱立。最近では、橋本の奇跡の一枚を撮影したとされる“博多のタケ”氏が、「中学生の人生を変えた、アイドルのアボジ(父親)」として、広く紹介されているほどである。そのためだろうか、韓国のネットユーザーたちの中では、橋本以上の逸材を探すというのも、またひとつの楽しみになっているようだ。当然、写真の彼女のように好評価を得るスレッドもあれば、炎上を通り越して黙殺されるスレッドもある。 ちなみに、最近韓国で人気が高い日本の芸能人は、橋本のほか、広瀬すずや小松菜奈など。一時期、綾瀬はるかや長澤まさみが人気だったが、世代交代が始まっているようだ。ただ、韓国では日本のハーフタレントの人気は低く、韓国芸能界においても、ハーフタレントはあまり人気がないようである。 いずれにせよ、韓国には地方アイドルや地下アイドルにもアンテナを張っているアイドルウォッチャーが増えているため、今後、日本のアイドルと自国のアイドルを比べるネット批評も増えていきそうな気配だ。 (取材・文=河鐘基)
HIVワクチンを捏造した韓国人男性が米国で逮捕! 米・科学界のパンドラの箱が開く!?
画期的なHIVワクチンを完成させたかのように装い、巨額の研究費を詐取したとして、米国に住む韓国系男性に実刑判決が下された。 今回、懲役4年6カ月の実刑判決を受けたのは、アイオワ州立大学の教授だったハン・ドンピョ被告。被告は、2009年から2013年にかけて、人間の抗体とウサギの血を混ぜ、HIVワクチンの研究結果を捏造していた。 この研究でハン被告らチームが得ていた研究費は、数百万ドルに及ぶという。事件発覚当初、ハン被告のチームメンバーはそのことを知らず、秘密裏に事を進めていた被告は責任を取り、大学を辞職。また、米・監査団体(ORI)から、研究資格停止3年の処分を受けた。 ただ、事件はここで終わらなかった。アイオワ州選出のチャールズ・グレスリー上院議員(共和党)が、「数百万ドルの血税を横領したのに、処罰が甘すぎる」と激怒。ORIに抗議の書簡を送ったことで、連邦警察が捜査に着手し、今回の判決に至った。 この事件について興味深いのは、同事件を通じて「これまで米国では、科学者が厳罰に処されるということが少なかった」と、メディアを中心に強調されている点だ。 同事件を報じたワシントン・ポスト紙は、「米国で、研究捏造のために科学者が処罰されるのは非常に珍しい」と指摘。一方、ニューヨーク大学・メディカルセンターのアーサー・キャップラン氏は、「この事件を契機に、研究者たちは、欺瞞が刑事処罰につながるということに気づくだろう」としている。 一人の韓国系男性が起こした捏造劇が、米国全体における科学者の不正に対して、厳罰化の道を開きそうな気配である。 ところで、素人としては、ウサギの血で研究結果が捏造できるという話は少し驚きである。数百万ドルの研究費が下りるのであれば、審査やチェックも厳しいはず……。常人には、とても理解も想像もできない世界の話である。 余談だが、韓国および世界を揺るがした捏造事件のひとつに、2005年に起きた黄禹錫教授・ES細胞論文不正事件がある。当時、捏造がバレて死にそうな顔を浮かべていた黄教授だが、現在ではピンピンしている。1週間前には、米国で新たな幹細胞の特許を取得したともいわれており、その笑顔がメディアに取り上げられていた。 日本では、捏造事件があれば社会的に抹殺される。もしくは、自ら死を選ぶ科学者がいるほどである。一方、韓国の捏造事件の当事者たちは、数年間の清めの期間を経て、何事もなかったかのように社会復帰することが普通なようだ。文化の違いというべきか、価値観の違いというべきか……。 ただ今回、韓国系科学者が判決を受けたのは米国。果たして、大捏造劇を演じたハン被告の運命やいかに!? (取材・文=河鐘基)イメージ画像(Thinkstockより)
MERS拡散、Galaxy S6不調……泣きっ面に蜂のサムスンが、いよいよピンチ!?
韓国一の財閥グループ、サムスンがMERS(中東呼吸器症候群)で苦しんでいる。7月3日、韓国中央MERS管理対策本部によると、サムスンソウル病院の看護師がMERSに感染していることが判明。これで韓国のMERS感染者は計184人に増えたことになり、韓国のMERS終息にブレーキがかかっているのが現状だ。 サムスンソウル病院は院内感染防止策が穴だらけで、いまやMERS感染を広げる“拡散地”と揶揄されている。同病院からは89人の感染者が出ており、そのうち医者や看護師など病院関係の感染者は14人に上った。今回発覚した184番目の感染者は24歳の女性で、サムスンソウル病院でMERS感染者を看護する過程で自らも感染したと推測されている。 サムスンといえばスマートフォンや半導体が有名だが、韓国一の財閥グループであるだけに、その事業は手広い。韓国最大の保険会社であるサムスン生命、ホテル関連事業、さらに病院事業も手がけている。 振り返れば6月23日、サムスン電子イ・ゴンヒ会長の長男で、後継者と目されるイ・ジェヨン副会長は記者会見を開き、「私たちのサムスンソウル病院が国民のみなさんにあまりに大きな苦痛と心配をかけました」と頭を下げて謝罪している。サムスングループのオーナー家の謝罪は、ゴンヒ会長が政界への賄賂などの疑いから強制捜査を受け、会長職から退いた2008年4月以来、7年ぶりの大ごとだ(10年3月に復帰)。にもかかわらず、その直後に同病院から再び新たな感染者が発見されたのだから、面目次第もないだろう。 MERS拡散という想定外の事態に苦しむサムスンに、さらなる追い打ちが。韓国の金融投資会社「HMC投資証券」は7月3日、全体的な需要が不振としてサムスン電子の目標株価を下げた。HMC投資証券の研究員は、「Galaxy S6の出荷量も需要鈍化で、従来の予想値(1,700万台)を下回るだろう」と話している。そして「サムスン電子の第2四半期の売り上げと営業利益は、それぞれ予想値から3.5%、4.3%下げた額に変更される」と指摘した。Galaxy S6の売れ行き不振を受けて、小型電池事業を担っているサムスンSDI社の第2四半期売り上げ額は、前年同期比マイナス7.3%、営業利益は38.8%も減少するとされている。世界のスマホ市場で伸び悩みを見せているサムスンにとって、Galaxy S6にかける思いが強かったのは日本でも知られるところ。しかし、その希望は、どうやら空振りに終わってしまいそうだ。 MERS拡散、そしてGalaxy S6の不調と、このところまったくいいところがないサムスン。韓国一の財閥グループのつまずきだけに、経済に与える影響も少なくない。一時は“巨人”ともてはやされたサムスンが、再び立ち上がる日は来るのだろうか?サムスン電子本社(「Wikipedia」より/Roakr)
合わせ鏡のような東京&ソウルの夜事情 現れては消える「エロ系コスプレガールズバー」
(前号・按摩から続く)
ウォン高にMERS騒動で、経済、観光ともに踏んだり蹴ったりの韓国だが、夜の歓楽街でも酔客や観光客にとっては逆風が吹きすさんでいる。
身も心も解放し、揉みほぐしてくれる高級ソープみたいな按摩でスッキリしたあと、昨日の2人と待ち合わせ場所である、カンナムの飲み屋街へと向かった。
チョ氏の話では、ソウルでは今、ちょっとセクシーなガールズバーが人気だという。日本で流行ったものは、数カ月後には韓国で流行り、その逆もまたしかり、というのは事実のようだ。
日本には、パンチラガールズバーがあるくらいだから、ソウルでも同じようなのがあるのかもしれない。飲み屋街の路地を歩くと、いたるところに“Bar”の文字が並ぶ様子は、いやおうなしに妄想をかき立てる。ガマンしきれず、チョ氏にどんな店なのか聞いてみた。すると、
「これから行くのは、ビキニの女のコがいるガールズバーですよ、アハハハハ」
そう言って笑うチョ氏が、一番うれしそうだった。
(どうせならそっち行ってから按摩に行った方が楽しかったかも……)
内心、そう思ったが仕方ない。それでもビキニバーに近づくと、一旦は解放して静まったスケベ心が、またしても息づいてきた。が、チョ氏おすすめの店の前に着くも、様子が変わっているようだ。
「おかしいですね、看板が変わってますよ。ちょっと聞いてみましょう」
そう言って入っていったのは、雑居ビルの中にある“sexy bar”という看板の店だった。同じビルのほとんどのフロアを占めるのは大きな学習塾で、学問と風俗が同居するビルは、日本にはない新しいコラボレーションといえる(笑)。 オフィス然とした無機質なエレベーターや廊下の先にバーの入り口があり、店内に入ると、カウンターに5人ほどの女のコがいるが、客はゼロ。それに、女のコはビキニでもなければセクシーな服を着ているわけでもない。これはどういうこと……? すぐに現れた美人マネジャーにチョ氏が何やら聞くと、個室に案内されるのだった。 バーなのに個室があるってのも、日本とチト違うところだが、そこで美人マネジャーに聞くと、日本と変わらないソウルの繁華街の実情がわかってきた。ソウルの歓楽街でよく目にするエアー式の看板。ハングル文字は「コスプレバー」と書いてある。
「去年までは他にも何軒か水着ガールズバーがあったけど、今年から摘発が厳しくなり、ほとんどの店が閉店したらしいです。今は“sexy bar”という看板を出していても、オフィスレディーのコスプレくらいになってるみたいです」 一番楽しみにしていたチョ氏が、残念そうに通訳してくれた。 ちなみに料金は、個室のルームチャージが5万ウォン、ボトル10万ウォン、ビール1500ウォン程度と、夕べのノレバンと同じくらいはかかってしまうようだ。 「それならカウンターで飲めば安上がりなんじゃないの?」 そう聞くと、 「客はみんな、個室に案内するシステムなんですよ」 ピョ氏がこっそりそう教えてくれた。“カモ”ってわけじゃないんだろうが、これだけヒマならさもありなん。 「マタ、来テクダサイネ」 個室を出るときマネジャーは記者に向ってカタコトの日本語でそう言った。個室でシステムを説明してくれる美人マネジャー。非常に親切だった。
その後もカンナムやヨクサム駅付近にある数軒のガールズバーをのぞいてみたが、どのバーも客はゼロに近く、やっぱり、店に入るとカウンターではなく、すぐに個室に案内されてしまう。 「韓国では、“女のコと安く軽く飲める店”という飲み文化は、まだ根付いていないんだなぁ」 そうひとり言をつぶやいたとき、思い出したようにピョ氏が言った。 「あ、梨泰院(イテウォン)ならあるかもしれないですね」 そうか、アメリカナイズされたソウルの六本木と呼ばれるあの街なら、セクシーな女のコと安く飲める店があるかもしれない! このあと予定があるというチョ氏と別れ、2人でイテウォンへと向かうことにした。そしてそこに見つけたのは、オシャレな街に似合わないアノ風俗だった! 続く……。店を出るときカウンターの女のコを確認すると、まずまずの美女揃いだった。
(写真・文=松本雷太)“セクシー”に“シークレット”など、歓楽街には思わせぶりなバーが多いが……。
なりきりメイク術からロケ地めぐりまで……『アベンジャーズ』大ヒットの韓国で、便乗ビジネスも大盛り上がり!
7月4日から日本でも全国ロードショーとなるハリウッドの超大作映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。お隣・韓国では日本よりも一足早い4月下旬に公開され、観客動員1,000万人超の大ヒット。映画振興委員会の発表によると、興行収入としても885億8,664万1,366ウォン(約97億円)を突破し、2015年度上半期最大のヒットとなった。 シリーズ第2弾となる今回は、麻浦(マポ)大橋、江南(カンナム)大路などソウル市内の数カ所でも撮影が行われており、市内を走る地下鉄2号線での戦闘シーンもあるということもあって、韓国では撮影時から関心が高かった。4月の公開時にはアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.、キャプテン・アメリカ役のクリス・エバンス、ハルク役のマーク・ラファロら主演俳優たちも来韓。積極的にPRしたことも大ヒットにつながっているようだが、この『アベンジャーズ』人気は意外なところまで波及している。 スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウに変身できるメイクアップ術動画がネットで拡散しているのだ。実践してみせたのは、韓国の“ビューティーアーティスト”として知られるPONYことパク・ヘミン。その変身テクニックを記した著書が多く、台湾、中国、日本でもメイクアップ本を発表しているカリスマだ。彼女は自身がMCを務めるYouTube番組『PONYのビューティーダイアリー』でブラック・ウィドウ風のメイクで大変身。動画を見たネット民からは、「本当にソックリ」「私もやってみたい!」とのコメントが殺到し、ネットニュースにもなったほどである。 面白いのは、そうした人気に便乗して、ほかのビューティー番組でもブラック・ウィドウ風メイク術を実践した動画をアップ。ただ、こちらはモデルが一般の素人だったためか、さほど話題にもならず、再生回数も伸びなかった。 ちなみにソウル市は映画のロケ地となった場所に、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクやブラック・ウィドウの写真パネルを設置して“アベンジャーズ観光コース”なるものを企画しようと、映画の著作権を持つウォルト・ディズニー社と協議しているらしい。ただ、一部では「観光客が訪れたくなるほど、ソウルが映画の中で重要な位置を占めているわけではない」「アベンジャーズがソウルに観光特需をもたらすと期待するのは、大きな勘違いだ」との意見も出ている。 メイクや観光コースなどの便乗ビジネスまで生まれたアベンジャーズ人気。さて、日本ではどうだろうか? [動画] PONYのブラック・ウィドウメイク <http://www.youtube.com/watch?t=107&v=O_YogzEw8oI> [動画]素人のブラック・ウィドウメイク <https://www.youtube.com/watch?v=ySt8LnmUBcA>PONYのブラック・ウィドウメイク(ビフォー&アフター)
米“同性婚合法化”で史上最大規模のパレードに! 韓国ゲイ&レズビアンの祭典「クィア文化祝祭」現地レポ
全米で同性婚が事実上合法化されることになり、世界中で話題になっている。オバマ米大統領をはじめ、多くのセレブやLGBTコミュニティは祝福や喜びのコメントを発信、SNS上はLGBTの尊厳を象徴する虹色であふれている。ちょうど韓国では、6月9日から3週にわたって「第16回クィア文化祝祭(Korea Queer Festival)」が行われており、同性婚容認のニュースが流れてから2日後の28日は、祝祭の目玉となるパレードの日だった。LGBTはもちろん、一般市民も多数参加し、パレードは史上最大規模を記録した。 開催前、教会関連の団体などから猛烈な反対を受けた経緯もあり(記事参照)、パレード当日は約5,000人の警察官が配置され、警備に当たった。案の定、現場にはキリスト教関連の22団体が集まり、“同性愛反対”を唱えながら署名運動を展開。パレードを追いかけながら、「同性愛こそ、エイズの原因である」と訴えていた。 特に注目を集めたのは、彼らが行った祝祭反対集会。太鼓踊りやバレエで集会を盛り上げようとしたところ、バレエの選曲は、よりによってゲイで知られるロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーの「くるみ割り人形」だったというからおかしい。その滑稽な姿に、LGBTたちも失笑。その上、これを祝祭のイベントのひとつだと勘違いしてSNSに画像をアップする外国人が多く、すっかり笑いのネタになってしまった。 それだけではない。この反対集会を行ったのは、3月に起きたリッパート駐韓大使襲撃事件時に大使の快癒を祈って応援集会を開いた団体だったのだ。祝祭会場には同米国大使をはじめ、カナダ、スウェーデン、フランス、ドイツ、フィンランド、ノルウェー、デンマークなど、同性愛や同性婚を認めている各国の大使が出席したが、リッパート大使は前出の団体の目の前でアメリカの同性婚合法化の判決を祝福するメッセージを伝え、彼らに衝撃を与えたのである。 幸い大きなトラブルもなく、比較的平和な雰囲気の中で行われていた韓国のクィア祝祭だが、いくつかの問題点もあった。例えば、女性器を型取りしたマドレーヌと男性の体が描かれたうちわ。SNSでは、これらのグッズに対して好意的な人と、嫌悪感をあらわにする人たちの間で激論が繰り広げられた。また、パレードに参加した一般市民たちからは、「露出度が高くて下品すぎる」という意見も聞かれた。 外国のクィア・フェスティバルは、“性的少数者たちの人権を守ってほしい”という趣旨が強いのだが、韓国クィアのアピールポイントは「ゲイ同士のアナルセックスは、悪いことではない」「クィアを一般市民に納得させるつもりはない。我々は堂々と遊びたいだけ」などであったため、その猥褻な雰囲気に慣れず、むしろ反感を持つ一般市民も少なくなかったのだ。 まだ日本ほどオープンではないが、ゲイタレントが活躍し、実際に同性婚合法化の動きも始まった韓国。いずれにせよ、時代の流れと共に同性愛の問題が社会的イシューになる日はそう遠くなさそうだ。ネット上で論争となった、女性性器型のマドレーヌとうちわ
宣伝効果バツグン!? 韓国広告界で“おバカ”CMが大ブーム!
「世界のCMフェスティバル」をご存じだろうか? フランスで生まれ、世界50カ国のCMをオールナイトで上映する世界的イベントで、いまや5大陸26カ国で毎年開催されているが、そんな世界的な流れを後追いするように、韓国企業もユーモラスなCM作りに躍起となっている。
韓国企業のCMは今、YouTubeやインスタグラム、ブログなど動画サイトやSNSを駆使した戦略が主流。中でも、食品会社のそれが功を奏しているという。
まず紹介したいのは、「辛ラーメン」でおなじみの韓国最大手インスタント・スナック食品会社・農心のCMだ。最近「ビビン麺」シリーズの新商品として“プルコギ味”“ピザ味”を発表。人気歌手に「ビヌニム」(ビビン麺の神様)というキャラを演じさせ、家庭内で安価で手軽に食べられるプルコギ、ピザとして、そのクオリティの高さを“神からの助言”とうたい、消費者へ発信。動画はYouTube公開後4日で再生数70万回を突破し、現在は200万回を超えた。農心の「ビヌニム」CM
ユニークさを超えて“おバカ”なCMとしては、韓国海苔の「ヤンバンキム」に注目。とある人気バラエティ番組に出演するコメディアンが自身の人気企画をそのままパロディ化したものなのだが、CMタイトルは「ヤンバンキムは簡単に作れません」。コメディアンが海苔の着ぐるみを着させられ、製造工程を体で表現するストーリーとなっており、特筆すべきは、製作の裏側までをドキュメンタリー風にCMに組み込んでいる点。放送禁止用語でマネジャーに激怒したり、下半身をつかんでケンカしたり、「俺は何やってんだ?」と悩んだりと、そんな映像が2分以上にわたって展開される。この動画も100万回以上の再生回数を誇り、既存の商品認知度を一層高めることとなっている。CMを見る限り、その海苔を食べたいとは思わなかったが……。「ヤンバンキム」CM
そして、これらを凌ぐ人気おバカCMが、パルトの看板商品「ピラッシッケ」。「シッケ」とは、もち米や麦芽を原料にした日本の甘酒のような韓国の伝統的飲料。シッケ離れした若者を呼び戻そうと、新CMはイメージキャラクターに、見た目がプレスリーのような中年俳優を起用。彼は以前から「ウリ(義理)!」と言う口癖があり、韓国では広く知られている。ビジュアルの濃さゆえか、個人的にはなぜか藤岡弘、の「せがた三四郎」を思い出してしまったのは余談として、本人のパロディCMとして「義理シリーズ」と銘打ち、彼が「ウリィィィィ!!」と連発する。挙げ句の果てには、米俵をサンドバック替わりにタコ殴りして破壊、頭で食器を割り、冷蔵庫のドアをひっぺがしたりと“おバカ”のオンパレード。YouTubeでは公開3日で150万回、現在では340万回も再生され、大好評。実際にピラッシッケの売り上げは前年比12.9%の伸び率を見せ、305億ウォン(約30億5,000万円)の売り上げを達成したそうだ。ちなみにこのCMは、「第12回ソウル映像広告祭TVCFアワード2014」の「非TV部門」にて金賞を受賞している。 仮に言葉がわかっても、出演者に対する認知度や、その国の笑いのツボや文化、習慣など、微妙なニュアンスが理解できない部分も多い、海外のCM。そのため、正直“ただのバカ”にしか見えないわけだが、韓国と日本の違いを知る上でCMには一見の価値があるのではないだろうか。いずれにせよ、韓国企業のおバカなCM作りは、今後も企業の広報戦略のひとつとして定着していきそうな勢いだ。 (文=梅田ナリフミ)「ピラッシッケ」CM
日本の地下アイドルのほうがマシ? 援交斡旋、顔面詐欺……韓国ネットアイドル“オルチャン”たちの素顔
6月中旬、秋葉原で、地下アイドル「エンタの時間」の白石さくらが公演中にリストカットして自殺未遂を図る事件が起きた。年始には一部週刊誌が地下アイドル「仮面女子」の性接待疑惑を取り上げるなど、日本の地下アイドルたちのスキャンダルが相次いでいる。 日本にも多くのアイドルグループを輸出してきたお隣・韓国には、地下アイドルの概念はないが、ネット上では “オルチャン”たちが根強い人気を集めている。 オルチャンとは、ハングルで「顔」を意味する「オルグル」と、「最高」の「チャン」を組み合わせてできた造語。2003年の韓国インターネット流行語1位になった言葉で、素人美人をオルチャンと紹介することで広まった。彼女たちはネットアイドルに近い存在といえるだろう。 そんなオルチャンたちだが、日本の地下アイドルにも負けず劣らず、たびたびスキャンダルを起こしている。最近では、17歳のキム少年がスマートフォンのチャットアプリを使って“オルチャン美女”になりすまし、詐欺で立件されるという事件があった。キム少年は「お金をくれたら会います」などと、40代男性を言葉巧みにだましたという。しかも、被害額はたった20万ウォン(約2万円)と、なんともいえないトホホな事件である。 美貌がウリであるはずのオルチャンにまつわる“顔面詐欺”も少なくない。中でも目を引いたのは、自身のホームページを通じて有名になったイ・ヒギョンの告白だろう。オルチャンとして有名になった彼女は、とあるテレビ番組に出演。注目が高まり、露出が増えていくと、実物を見たネチズンから「写真との落差がすごすぎる」などと批判の声が増加したという。彼らの酷評にストレスを感じたヒギョンは、フォトショップを使って写真を補正するだけでなく、ついには補正作業を終えた写真に似せるために整形手術も行ったそうだ。 絶世の美女だと思っていた人物の“工事済み”という衝撃の告白に、ファンの多くは「ショックだ……」「人形のような容姿はウソだったのか」と落胆の声を上げた。ヒギョンは後日「正直なのは、罪なのでしょうか?」とホームページに書き込み、世間の風当たりによって傷ついた心境を吐露している。写真だけではなく、実際の顔にも補正を入れてしまうあたりは、整形大国ならではかもしれない。 そんな中、これまで“オルチャン”をめぐる事件で一番話題を集めたのは、07年に起きた17歳の少女Aの事件だ。少女Aはオルチャンとして人気を集めると、自分に憧れて訪ねてきた10代の少女たちに援助交際を斡旋。拒否する少女は監禁して、日常的に殴る蹴るの暴行を加えるなど、残虐な姿を見せたのだった。 ネット上では、絶世の美女として大きな存在感を示している韓国のオルチャンたち。しかし、彼女たちがどんな問題を抱えているのかは非常にわかりづらい。リアルで会えるだけ、日本の地下アイドルのほうがいいのかもしれない……。 ●有名なオルチャンリスト(日本語のサイト) <http://chuu-hanuri.com/>
キムチ虐待事件だけじゃない! 年間1,000人の“所在不明児”を抱える韓国・児童虐待の闇
6月26日、韓国・仁川の保育士が懲役2年の判決を言い渡された。罪状は暴行罪。同保育士は、児童が「給食のキムチを食べなかった」という理由で暴行を加えていた。後に、監視カメラの映像で、その虐待の様子が発覚。今回の判決に至った。同事件および裁判結果は、韓国国内で大きなイシューとなり、事件後、韓国の各都市では監視カメラを設置する保育園が急増したという。
なぜ韓国社会は、同事件にそれほど過敏に反応したのか?
それは、韓国では人知れず劣悪な環境に追い込まれている子どもたちの境遇が、メディアなどで取り上げられる機会が増えているからだ。特に問題として表面化してきているのが、同事件のような児童虐待だ。
年間約1,000人――。これは、韓国で義務教育が始まる6歳児のうち、住所不定もしくはその他の理由で、役所からの入学通知書を送ることが不可能になっている子どもの数である。言い換えれば、出生届があるのに、その後数年間で行方が分からなくなっている子どもが、毎年それだけ判明しているということでもある。おそらく、中には次のような事件の被害者も含まれているのだろう。
2013年、韓国のとある小さな都市の救急病院に、13歳になるA子さんが運び込まれた。当時、A子さんの身長は107cmで、体重はわずか7.5kg。韓国の同世代の女の子の平均身長が152cm、体重43.8kgなので、A子さんがいかに栄養失調状態だったか容易に想像がつく。担当した医者は「まるでミイラだった」と当時の状況を振り返っている。
A子さんは、病院に運び込まれたものの衰弱死。その5日後になって、両親がようやく病院に駆けつけ、警察による調査が進められた。結果、A子さんが両親に虐待を受けていたことが発覚。4歳の頃に母親に殴られ骨折したA子さんは、13歳になるまで起き上がることなく、寝たきりの生活を続けさせられていたという。
後に明らかになったことだが、若くして結婚したA子さんの母親は娘を疎ましく思っていたそうだ。しかも、父親が事業で失敗したため経済苦も重なり、A子さんがその苦しみやストレスのはけ口となってしまった。約4,600日というA子さんの短い人生を考える時、ひどくいたたまれない気持ちになる。
韓国では、前述した家庭や保育園以外にも、孤児院などで虐待が発覚することが少なくない。また、出稼ぎにきた外国人の子どもなど、国家の保護の対象外となっている児童の境遇が社会問題化している。
そんな世相を反映してか、韓国ジャーナリズムのトップとして名高い「ハンギョレ新聞」の記者団が連載する児童虐待シリーズが、今年6月に韓国記者協会が選ぶ「今月の記事賞」を受賞した。
同連載内の調査結果によると、韓国で2008~14年の間に起こった児童虐待による死亡事件は110件。問題は、そのうち刑事罰が適用された事件が約半数の61件にとどまり、しかもほとんどが殺人罪の適用を免れている点だ。児童虐待は物証や目撃者に乏しく、韓国では量刑が甘くなる状態が放置されているのだという。
背景にどんな理由があるにせよ、子どもにしわ寄せがいく社会は、成熟しているとはとても言い難い。韓国社会で起きている児童虐待事件に対する波紋は、そんな自国の状況への危機感の表れなのかもしれない。
(取材・文=河鐘基)












