中国で成功を収めている数少ない日系企業である、ファーストリテイリング。同社が展開するユニクロが、中国で大炎上している。 事の発端は、7月14日夜半にさかのぼる。ユニクロの試着室で一組の男女がセックスしている動画がネット上に公開され、お祭り騒ぎとなった。スリムな体と長い髪がなかなかセクシーな女性。こんな女性と行きずりの関係とは、けしらからん話だ
動画は男が自らのスマートフォンで撮影したもので、当初は中国版LINE「微信(WeChat)」の友達コミュニティ限定で公開されていた。ところが、コミュニティ内の誰かが中国版Twitter「微博」などに投稿したのだろう。この動画はキャプチャー画像とともに、瞬く間に拡散された。一夜が明けると、若者を中心に、中国中がその話題で持ち切りとなった。 男は、立ちバック中に女の尻を叩くなど、日本のAVの影響を受けているようにも見える。WeChatでは、男女の会話も流出したが、それによると、この2人はその日知り合ったばかりの行きずりの関係だという。さらに投稿された動画の音声を聞くと、情事の行われた店舗は、北京市の繁華街、三里屯店ということがわかった。動画が流出した翌日の三里屯店前では、若者が記念撮影をしてはWeChatなどに投稿していた。後背位で攻めながら女の尻を叩くところに、日本のAVへのオマージュが感じられる。この行為を日本ブランドのユニクロで行ったことにも意味がある!?
同店は2階がレディース、3階がメンズとキッズ商品というフロア構成になっており、男女が同じ更衣室に入るのはかなり目立つはず。そうした不自然な点と、あまりに大きな反響から、ユニクロによる炎上商法ではないかという批判も多い。報道では、「1,200万元(約2億4000万円)の広告費をかけるのと同じ効果があった」との指摘もある。もちろんユニクロは、微博の公式アカウントでそれを否定している。一部の店員が軽はずみに関わった可能性は否定できないが、警察も動きだすほどの騒ぎになっており、自作自演としてはリスクが大きすぎるだろう。 事態を重く見た当局は、動画の削除に必死になっている。微博では規制がかけられており、ユニクロの中国語名である「優衣庫」を検索すると、ユニクロの公式アカウントしか表示されないようになっている。しかも、その公式アカウントにしても、投稿に対するコメントが書き込めないようになっている。 現在、ネットでは、競合のZARAやH&Mの試着室のほうがユニクロよりも広いということが話題になっている。中には、3店の試着室を比較する画像までアップされているが、第2のハメ撮り動画が公開される日も近い!? (取材・文=中山介石)この一件以来、ユニクロの三里屯店前は、若者たちの撮影スポットになっており、北京の新たな観光地と化している









