東京五輪めぐる日本の迷走ぶりに沸く韓国、「全面白紙化は平昌も見習うべき」の声も

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 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
 メインスタジアム建設計画白紙撤回に続き、今度は公式エンブレムのデザインが盗用疑惑にさらされている2020年東京五輪。相次ぐ混乱の様子は、お隣・韓国でも詳しく報じられている。 「安倍政権、東京五輪競技場計画白紙化、“安い競技場”を探すことに」(一般紙「京郷新聞」)、「東京五輪、今度はエンブレム盗用疑惑、“似ているにしてもあまりにも似すぎている”」(ニュースサイト「news1」)、「2020年東京五輪、エンブレム盗用論争勃発」(国営テレビ局KBS)。韓国最大発行部数を誇る保守系一般紙「朝鮮日報」などは、スタジアム建設計画白紙化決定やエンブレム騒動が起きる前の7月24日付の朝刊で「日本、右翼の人種主義攻撃、本当に五輪開催国なのか?」と題する社説を掲載していたが、昨今の騒動を受けて「それ見たことか!!」と言わんばかりに、東京五輪にまつわる相次ぐ失態を詳細に報じている。ネット上では、さらに辛辣な言葉が並ぶ。 「東京五輪は歴代最悪の赤字大会になる」 「IOC総会のプレゼンはウソだったのか。約束を守らない日本人」 「日章旗の赤丸を入れただけの完全コピーだな」 「エンブレム、見れば見るほど笑える。サル真似は日本の特技じゃないか」 「日本の真似体質は今さら始まったことじゃない。日本人は複写気質の大家だ」  まさに、韓国のネットユーザーたちはこれ見よがしに日本の迷走をあざ笑っているわけだが、韓国とて東京五輪と同じような問題を抱えていることを忘れてはならないだろう。2018年冬に行われる予定の平昌冬季五輪の公式エンブレムは盗用疑惑こそなかったものの、公式応募したにもかかわらず、フタを開けてみれば国内大手広告代理店の単独入札という“出来レース”だったことが一時問題になったこともあるし、何よりも平昌冬季五輪は依然としてメインスタジアム建設費用や分散開催など多くの懸案を抱えている。そうした現状への危機感から、7月21日付の京郷新聞には「東京五輪施設白紙化、平昌にも適用できる」との社説も掲載された。平昌のメインスタジアム建設費用も高額で、開会式と閉会式のためだけに1000億ウォン(約100億円)をつぎ込むことが合理的なのかという議論が絶えないが、同紙はその社説の中で「韓国政府は日本の安倍首相の言及を省みる必要がある。安倍首相が下した決定を、我々は他山の石にしなければいけない」としているのだ。  また、ニュースサイト「ノーカットニュース」は、「韓日五輪・ジレンマ、平昌は新築、日本は全面白紙化」と両国の対照的な結論を比較しながら、最後にこんな警鐘も鳴らしている。 「五輪の莫大な開催費用は、韓日両国にとって明らかに大きな負担となっている。 果たして相反した選択をする韓日の五輪がどんな結果になるか、見守る必要があるだろう」  平昌冬季五輪まで3年、東京五輪まではあと5年。韓国も日本も、互いの迷走や失態を皮肉ったり、あざ笑っている余裕はなさそうだ。

母親が未成年の息子2人に、実父と祖父からの“性的虐待告発”を強要!? 国民的詐欺劇「3母子事件」の顛末

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記者会見の様子
 とある母子が引き起こしたトンデモ事件によって、韓国国内でちょっとした騒ぎになっている。この“3母子事件”は、母親と息子2人が、夫とその父親(祖父)から性的虐待を受けていたというもので、母子らが昨年10月に記者会見を開いて被害を告白したことに端を発している。  母子の主張はこうだ。韓国でも有名な教会の牧師を務める夫とその父親は権力と莫大な財力を持っており、家族にも日常的に暴力を振るう乱暴な人物だったという。それどころか、母子へのレイプを繰り返し、さらに親戚や教会信者たちにも母子との乱交を強要させ、その際には媚薬を使って母子たちを弄んでいたという。さらに、まだ10代の子たちは、今まで300人以上の相手を強要されたと訴えたのだ。  この衝撃的な告発を受けて、警察も捜査を開始。しかし、いくら捜査しても性的虐待に関する証拠は何ひとつ出てこなかったため、「証拠不十分」で捜査は打ち切られた。だが、それでも母子はあきらめない。記者会見から約8カ月が過ぎた最近では、ネット上に息子2人が「我々が父親にレイプされたのは本当です」という動画をアップし、それが拡散。ネット上で大騒ぎとなったのである。世論は、母子に対して深く同情的だった。  ただ、そんな母子に対して、懐疑的なメディアもあった。地上波SBSの人気時事番組『それが知りたい』のスタッフたちだ。昨年10月の記者会見から取材を続けていた彼らは、母子たちへの密着取材を開始。その過程で、長男は性的虐待を受けたトラウマから精神科病院に入院しており、母親と次男は告訴のため全国を回る日々を送っていることがわかり、その様子は全国ネットで放映された。番組内では、特に14歳の次男が事実を立証するべく母親よりも積極的に行動しており、番組スタッフとのインタビューでは「肛門から血が出ても、治療を受けさせてもらえなかった」と淡々と語ったり、母子たちが“セックス村”と呼ぶ地方の片田舎で、とある男性に詰め寄って「僕をレイプしたじゃないですか!」と責め立てるシーンもテレビで流れた。  ところが、スタッフは母子たちのもうひとつの顔を見逃さなかった。  例えば、自分が受けた被害を神妙な面持ちで語る次男の横で、クスクス笑う母親。思い出すのもツラいであろう経験を書いた次男の陳述書の最後には、なぜか“ニコちゃんマーク”まであった。取材を続けるうちに、番組スタッフは母子3人の様子がおかしいことに気付いたのである。  そして、決定的な出来事が起きる。インタビューの途中、「少し休憩しましょう」とスタッフが席を外したときのことだ。収録カメラがOFFの状態だと勘違いした兄弟が、驚くべきセリフを口にしたのだ。 次男:「この人たちにウソだと思われたらどうしよう……」 長男:「さっきのお前の発言、説得力あったよ」  番組スタッフたちが自分たちの話を信じてくれるかどうかを不安がっていた次男と、その次男を励ます長男。明らかに不自然な会話が、音声として残っていたのである。しかも、次男はテーブルの上に置かれたマイクがONだったことに気付くと、激しく動揺して落ち着きのない行動を取り始める始末。まさに、大どんでん返しである。  『それが知りたい』の7月25日放送分で公開されたこれらの映像は、視聴者たちに大きなショックを与え、ネット上は大炎上。「今の見た? マジで?」「結局、全部ウソだってことだな」「これはショックすぎる」といったコメントがあふれ、母子たちを応援していたコミュニティーサイト運営陣は「いろんな方に迷惑をかけてしまった」という謝罪文を掲載するとともに、サイトを即座に閉鎖するなど大混乱となったのである。  現在、韓国の一部メディアでは母子3人の虚言じみたこの事件を“国民的詐欺劇”として真相究明に乗り出している。『それが知りたい』番組スタッフは、加害者扱いされていた父親への取材にも成功し、彼と父親が教会運営と財産問題で揉めていることもわかった。彼は現在、釜山で宅配ピザのバイトをしながら生計を立てているという。彼によると、母子の背後には第3の人物がおり、その人物にそそのかされて母子たちは教会から金をせびり取ろうとしたのではないかと推測されているが、気になるのは子どもたちの今後だろう。  というのも、これまで散々主張してきたレイプ描写は、母親によって吹き込まれたものであり、兄弟は利用されていたことになる。専門家はこの母親に対して、「立派な虐待で、子どもたちの精神状態は相当危険なレベル」と危惧している。  「事実は小説よりも奇なり」というが、どうかこれ以上騒ぎが大きくならないことを願うばかりである。 (文=李ハナ)

済州島の新名所!? 韓国版秘宝館「済州ラブランド」がカップルに大人気!

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 若い世代にはあまり認知されていないかもしれないが、40代以上であれば「秘宝館」と聞くと昔懐かしく思う人が多いだろう。1969年に徳島県に造られた「男女神社秘宝館」を皮切りに、団体旅行全盛時代であった70年代後半から80年代にかけて盛んに造られた、“性のテーマパーク”である。全盛期には全国津々浦々の観光地や温泉街などに40カ所以上あったが、今ではその名前を聞くこともめっきり少なくなり、ほぼ廃館。数カ所が辛うじて営業している状況だ。しかし最近、韓国ではこの秘宝館が大人気なのだという。  秘宝館の始まりは、60年代にヨーロッパなどの売春地区やポルノショップの点在する地区に造られたセックスミュージアムだといわれ、世界的に歴史がある。  韓国で「秘宝館」は“性博物館”という包み隠さぬ名前で呼ばれており、今ここをデートで訪れる若者が多いのだという。韓国南部のリゾート地として栄える済州島の「JEJULOVELAND(済州ラブランド)」は、済州国際空港から車で10分ほどでの場所にある。  日本でおなじみの「熱海秘宝館」と比べると、営業時間の長さと入館料の安さが特徴的。「熱海秘宝館」が9:30~17:30で1,700円なのに対し、「済州ラブランド」は9:00~24:00までで9,000ウォン(約900円)と、サービス精神満点。それを証明するかのように、ネットユーザーたちの声に耳を傾けると、「済州島には夜間に見て回れるようなところが特にない」ことが足を運ぶ理由の一つだという。
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 「済州ラブランド」は2002年から2年間、ソウルの美術大学の彫刻科出身の新人、中堅作家をはじめ全国の有名作家によって、約140点の作品を制作、04年11月にオープンした。屋内はもとより、屋外の広大な庭園にも数々の作品が並ぶ。どちらかというと、箱根 彫刻の森美術館に近いイメージだ。敷地内に入り、“男性のシンボル形”の案内板に従って歩いていくと、数々のオブジェたちが迎えてくれる。さまざまな体位を楽しむ男女、交尾しながら笑顔でピースサインの犬、『犬神家』のスケキヨのように池に浮かぶ裸体の下半身など、めじろ押し。
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 館内に足を踏み入れると、日常のエロいシーンを再現したジオラマ、木彫りの男性シンボルをはじめ、シュールなエロ美術作品のオンパレードだ。
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   印象深いのは、屋外に置かれた「美女三銃士」と「選ぶ面白み」と名付けられた2つの作品。前者は塀の上に美女が裸で並んで座りこちらを見下ろしている作品で、後者は男性4人の像なのだが、ガリ、ジジイ、デブ、マッチョが横に並び、シンボルが蛇口となった洗面台だ。  デートスポットとして流行しているという「済州ラブランド」。韓国人男性の下心を満足させるだけでなく、ここへの誘いに乗るかどうか、何に目を光らせているかで、女性の“性の開放度”や“趣味”といった「秘宝」を見つける、文字通り「愛の国」なのかもしれない。ここを訪れ、何かを共有した恋人たちは、その後、さぞかし盛り上がることだろう。 (文=梅田ナリフミ)

“ジリ貧”マックが韓国でもピンチ! 「労働契約書がない」「時給をケチられた」アルバイト店員たちが怒りのデモを連発!

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イメージ画像 Photo By Mike Mozart from Flickr.
 2014年の若者の失業率が、IMF危機後の1999年以降、過去最悪を記録した韓国。2015年4月の段階では、“就職未経験”の20~30代の若者の数が9万5,000人まで増加し、12年ぶりに過去最悪の数値をマークした。そんな若者たちが生きづらい時世も象徴してか、野党・民主統合党代表のムン・ジェイン氏が“情熱ペイ”(店主の恣意的な判断で時給を決める行為)根絶を訴え、コーヒーショップでアルバイトの1日体験などのパフォーマンスを行い、世間の注目を浴びている。  一方、ある企業に対して、若者たちのフラストレーションの矛先が向けられている。その対象となっているのは、韓国上陸27年目を迎えるマクドナルドだ。今年に入り、韓国ではマクドナルドを対象にした若者のデモが頻発している。    デモ隊に参加している若者たちは、「労働契約書もなく、働いた分の時給が出なかった」「時給を“節約”するために、早期退勤を強要された」と訴え、「最低賃金の引き上げ」と「労働環境の改善」を迫っている。中には、「i’m Lovin’ it.McDonald’s」をもじった「i’m hatin’ it. McDonald’s」という文字が書かれた垂れ幕を掲げ、「マクドナルドの存在を拒否する」とする過激な若者もいた。ソウルを中心に繰り広げられているデモは時に警官隊との衝突も招いているようで、5月にはデモ隊側に8人の逮捕者が出ている。  韓国のアルバイト労働組合の幹部は「スタッフを最も大きな財産と話す本社CEOの時給は100万円に迫ろうとしているのに、アルバイトは雀の涙ほどの最低賃金しかもらえない。最低賃金を引き上げ、労働環境を改善するべき」と主張。マクドナルド側は「事実無根」とデモを牽制しつつ、自社が韓国社会で雇用創出に寄与しているとの立場を表明している。韓国では最近、物価の上昇が著しい。最低賃金が約550円なので、ヘタしたらコーヒー1杯飲めない状況である。  昨年、品質管理や異物混入などのスキャンダルが暴露され、日本でも大規模な赤字と店舗閉鎖に追い込まれたマクドナルドだが、本場のアメリカでも人気が落ちているという。今年、7万人の顧客を対象に行われたACSI(顧客満足度調査)で、ファストフード部門最下位となった。同調査には、KFCやSUBWAY、ドミノ・ピザ、スターバックスコーヒー、ダンキンドーナツなど、さまざまな形態のファスト店が含まれる。そのACSIで、顧客から厳しい現実を突きつけられてしまったのだ。    SNSやインターネットが普及した現在、ウソをついたり、社会に利益を還元できない企業のウワサやスキャンダルは、すぐに世界中に拡散する。世界的に、顧客にも労働者にも敬遠され始めているマクドナルド。その衰退を止めるすべはあるのだろうか? (取材・文=河鐘基)

韓国人トップ夜逃げで現地下請け企業が倒産……失速中のサムスンが中国で完全にオワコンか

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倒産した蘇州普光の工場。途方に暮れる若い従業員の姿も
 主力となるスマホの販売不振で、韓国サムスン電子の凋落が指摘されて久しいが、頼みの綱である中国市場でも同社をめぐって混乱が起きている。 7月20日、サムスンの部品メーカーとして受託生産(OEM)を手掛けていた蘇州普光が倒産したというニュースが報道され、ネット上ではさまざまな臆測が飛び交った。「中国毎日経済新聞」が伝えたところによると、影響は同社が大株主である広東省の「東莞普光」にも波及。液晶ディスプレイをサムスンに提供する東莞普光は7月1日から現在まで約1カ月間、生産ラインがストップしている状況だという。  倒産した蘇州普光は、韓国財閥の普光グループが07年4月、蘇州市東南部に位置する呉江開発区に設立した企業で、主要な業務は新型電子部品の開発と生産だった。しかし、実質的な顧客はサムスン1社のみで、サムスンのあらゆる製品を受託していたため、親会社である韓国普光グループが破産申し立てを行うと、中国の現地法人も自然と立ち行かなくなった。蘇州普光はサムスンからの発注が減少していく中、徐々に経営困難に陥ったが、状況を悪化させたのは、現地法人で働く韓国人責任者が6月中旬に突如、“夜逃げ”するがごとく帰国してしまったことだ。管理責任者のいなくなった現場は大混乱に陥り、資産は債権回収のため銀行に差し押さえられたという。
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突然、操業を停止した東莞普光。韓国人責任者が軟禁される事態に
 蘇州普光は約1,900平米の敷地に800人余りの従業員を抱えており、従業員への補償問題が未解決状態だ。銀行から4億元余り(約80億円)の負債を抱え、下請け企業への支払いも滞っているため、債権者たちが集まって紛糾している。こうした状況の中、蘇州サムスンは話し合いの末、職員の給与と賠償金については開発区の管理委員会が債務状況を清算整理することが決まったものの、下請け企業への多額の支払いは依然、どうなるかわからない状況だという。  広東省東莞市に住む日本人ビジネスマンは、こう証言する。 「操業停止した東莞普光には、もともと3,000人以上の従業員がいたんですが、いまや200人以下しかいないそうです。管理職を含め、7月1日~8月1日まで給与なしの休暇通知が出されたタイミングで蘇州普光の韓国人責任者の夜逃げが伝わってきたので、若い従業員が朝から晩まで韓国人責任者の逃走を阻止しようと軟禁したそうです。併せて工場内でもかなりの乱闘騒ぎがあったみたいですが、東莞市の労働部門が介入し、職員との間に支払いを確約する取り決めが交わされ、やっと事態は収束しました」
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中国で一世を風靡したGalaxyも、いまや完全にオワコンか
 サムスンはこの数年、モバイル部門の売り上げが中国でも不調だ。高機能で低価格なスマホを商品化する国産メーカーが次々と台頭してきたため、iPhoneとGalaxyが競り合う勢力図はあっという間に塗り替えられたからだ。2015年第二四半期の中国国内のスマホのシェア統計では、小米(シャオミ)が18%、華為技術(ファーウェイ)16%、Appleが12%と続き、vivo(歩歩高)が10%、サムスンが9%という結果となり、低迷感は拭えない。中国サムスンは利益の60%前後をモバイル部門が占めており、スマホの売り上げが傾けば企業全体への影響は避けられない。  中国の“アキバ”こと深セン市・華強北に住む日本人バイヤーは言う。 「つい2年ほど前までサムスンがひとり勝ちだったのに、いまや見る陰もない。サムスンのスマホを売っていた代理店も、みんなシャオミやOPPOなど国産メーカーの販売店になってしまった。例えば、最新のGalaxy S6はこっちで10万円以上するのに、同等スペックの中国製スマホは4万円くらいで買える。デザインも中国製は良くなってきているのに対し、サムスンは基本的に数年前からあまり変わってない。若い女性たちから見放されていて、いまやGalaxyを使っているのは農民工や田舎のオッサンだけ。中国でも、完全にオワコンです」  日本だけでなく、中国でもサムスン離れが加速する中、韓国経済を牽引する動力の失速は、世界経済にどんな影響を与えるのか? (取材・文=五月花子)

SHIHO、元ハロプロの影響も? 韓国人男性が日本人女性を嫁にするワケ

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イメージ画像 Photo By Republic of Korea from Flickr.
 韓国の国際結婚事情に、変化が起きている。  今年発表された統計で初めて、「日本人男性と韓国人女性のカップル数」を、「韓国人男性と日本人女性のカップル数」が上回った。これは、韓国統計庁・社会統計局人口動向課が発表した資料で明らかになったもの。2004年は、「韓国人男性と日本人女性のカップル数」は809組。約10年が経過した昨年の1年間では、1,345組と約60%増加していた。一方、「日本人男性と韓国人女性のカップル数」は04年に3,118組。昨年1年間では1,176組と、約60%減となった。    ちなみに、韓国人男性と結婚する外国人女性は中国人(34%)、ベトナム人(29%)が圧倒的に多い。次いで、日本人女性(8%)が多いという結果になった。韓国人女性が結婚する外国人男性の国籍はアメリカ(24%)、中国(22%)、日本(16%)の順となっている。この、韓国人女性の国際結婚事情について補足するならば、10年前には中国人、日本人との結婚数が圧倒的に多かった。が、ここ数年で両国の比率が急激に低下。アメリカ人男性との結婚数と逆転した。  離婚数の統計も興味深い。韓国人男性と日本人女性のカップル離婚数は290件と、中国(3,402件)、ベトナム(1,821件)、フィリピン(449件)に次ぐ4位だ。一方、日本人男性と韓国人女性のカップル離婚数は1,108件。2位・中国(1,025件)、3位・アメリカ(250件)を上回り1位となった。ちなみに、日本人男性と韓国人女性のカップルの離婚数は10年間でそれほど大きな変化はなく、そもそも同カップルの離婚数は他国と比べて多い傾向がある。  いずれにせよ、現在の韓国では「日本人男性と韓国人女性のカップル数」が減り、「韓国人男性と日本人女性のカップル数」が増えていることだけは間違いなさそうである。  韓国では03年頃から、「多文化家庭」という言葉が盛んに使われ始めている。これは、国際結婚をした家庭を指す。ここ数年、韓国に在留する外国人の数は増え始めており、現在では韓国全人口のうち3.5%(日本は1.7%)を占めるという統計がある。「多文化家庭」については、バラエティ番組などを通じて幸せそうな姿が報じられる一方、実際にはトラブルや問題が多く、離婚率も相対的に高いといわれている。  余談だが、最近、韓国人男性と日本人女性の結婚が増えている理由のひとつとして、韓国における日本人女性のイメージの変化がある。モデルのSHIHOや、元ハロプロの谷ルミコが韓国のテレビ番組に頻繁に出演して人気を博しており、日本人女性といえば「フレンドリー」で「正直」な嫁になるというイメージが定着しつつある。国際結婚の統計の変化は、現代韓国を知る上でのひとつの物差しとなるが、日韓カップルのあり方も徐々に変化しているようだ。 (取材・文=河鐘基)

「泥酔した体育教師が女子生徒に……」“世界有数の飲酒国家”韓国のアルコールトラブルが止まらない!

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イメージ画像 Photo By Gabriel White from Flickr.
 東大テニスサークルのコンパで焼酎を大量に飲み、急性アルコール中毒で亡くなった男子学生の両親が、コンパ参加者21人に慰謝料1億6,900万円の支払いを求めて提訴したことが話題となっている。日本の最高学府である東大に入学しながら、無謀な飲酒を強要されて命を落としたのは、両親からすれば大きな無念だろう。アルコールに関するトラブルは、学歴はもちろん、国家を問わず起こる問題だ。特に、お隣・韓国では、飲酒による事件・事故の発生率が高いことで知られている。  それもそのはず、WHOの調べによると、韓国は1人当たりのアルコール消費量は世界13位でありながら、焼酎やウイスキーといった高度数のアルコール消費量はなんと世界1位という世界有数の飲酒国家。最近では、アルコールに関する凄惨な事件が立て続けに起きている。  酔って口論となった相手の顔面を何度も殴打して殺してしまった50代男性。路上に止められていたトラックを盗んで、爆走して検挙された40代の男。飲酒運転で中央分離帯を越えて約4キロを逆走した末に、事故を起こした警察官。泥酔して友人の彼女にレイプ未遂をはたらいた20代の青年……すべて、7月のとある1週間の間に起きたアルコールトラブルだ。  もちろん、飲酒に関する事件はまだまだある。中でも、いま韓国を騒がせているのは、釜山(プサン)市内のある女子中学校の男性体育教師(50)が起こした事件である。  当日、体調不良のために休みをもらっていたはずのその体育教師は、なぜか泥酔した状態で校舎に姿を見せて、挨拶をしなかったという女子生徒たちに向かって、「お前たちを3秒の間に皆殺しにして、今日付で教師を辞めてやる」と脅し、さらに女子生徒たちの体に手を伸ばしたというのだ。ほかの教師が駆けつけそれ以上の被害は免れたが、女子生徒たちが負った心の傷は計り知れない。  2008~12年の韓国警察庁による統計を集計してみると、殺人・性犯罪・強盗・窃盗・暴力の「5大凶悪犯罪」のうち、犯人の28.4%が飲酒をしていたことが明らかになっている。中でも未遂を含む殺人事件は、4,828件中2,100件(43.5%)が酩酊状態で行われたというから驚きだ。  韓国の飲酒犯罪率が高いのは、酒に寛容な、社会的な雰囲気があるからだと分析されている。警察庁関係者は「酒を飲んでの犯罪に対して強力に処罰しようという議論はされているが、何よりも『そんなときもあるよな』という、酒に寛大な文化が一日でも早く見直されなければならない」と話している。 「酒は飲んでも飲まれるな」  日本では古くから言われる言葉だが、韓国の人たちにはぜひとも頭に叩き込んでほしいところ。さらなる犠牲者が出ないためにも……。

「口裂け女」は特撮ヒーローモノに!? 進化し続ける、韓国の都市伝説

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赤いマスクを題材にした韓国の映画
 数多くの都市伝説が存在する日本。お隣・韓国にもウソかホントかは定かではない、都市伝説がいくつも存在する。昔から語り継がれているおなじみの話といえば、「口裂け女」と「赤い紙、青い紙」。日本でも有名な怖い話だが、なぜか韓国でも古くから言い伝えられている。ウォシュレットが普及している今となっては「赤い紙、青い紙」はすっかりおとぎ話扱いだが、「口裂け女」の話はまだまだ健在だ。  ただ、韓国では「赤いマスク」と呼ばれ、学生たちの間で周期的に流行している。内容はこんな感じだ。  学校帰りに赤いマスクをした女が現れ、「私、きれい?」と問いかけてくる。「きれいですよ」と答えると、女は静かにマスクを取って裂けた口を見せながら不気味に薄笑いを浮かべて「これでも?」と、もう一度返事を迫ってくる。恐怖に脅えながらそれでも「きれい」と答え返すと「じゃあ、あんたもきれいにしてあげる」という女に口を裂かれてしまうし、「きれいじゃない」と答えたら女に即座に鎌でメッタ斬りにされてしまうというオチだ。  基本的には日本の「口裂け女」とほぼ変わらない都市伝説だが、地域によっては、「お前、血液型は何?」と問われる「赤いマスク:血液型バージョン」もあるらしい。  A型と答えた場合、口を左右1cm裂かれ、AB型の場合は赤いマスクの女と同じくらいまで裂かれるというもの。B型だと耳まで、O型ならば顔を全部切り裂かれるという話だ。なぜA型は軽めで、O型になると全部切り裂かれてしまうかは定かではないが、血液型によって人を分類・区分けしたがる韓国人らしい「口裂け女」の発展バージョンといえるだろう。  また、最近の子どもたちの間では、赤いマスクの女には「青いマスク」といわれる最強の彼氏が存在し、この彼氏はテレポートが可能なので、絶対逃げられないという。ストーリーはどんどん広がって、赤いマスクと青いマスクを捕まえるべく、2人を追いかけている医者の「白いマスク」とその助手の「緑のマスク」も登場。彼らは正義の味方で、2人1組で今もどこかで赤いマスクの女と青いマスクの男を追いかけているという。もはや都市伝説というより、特撮ヒーローっぽい話となり、子どもたちの間で広まっているのだ。    この「赤いマスク」は口コミから始まったといわれているが、韓国らしく、ネット上でウワサが拡散した都市伝説もある。「ノルマンディーのコリアン」がそれだ。  第二次世界大戦の転機となったノルマンディー上陸作戦。ドイツ軍の制服を着たアジア人が、米陸軍部隊の捕虜になっている写真が大きな話題となり、さまざまな臆測が飛び交う中でこんな話がささやかれるようになった。くだんのアジア人は、日本の植民地時代に生まれたヤン・キョンジョンという名の朝鮮人で、大日本帝国陸軍に徴用された後、ソビエト軍の捕虜となる。仕方なくソビエト軍所属としてヨーロッパで戦う中、今度はドイツ軍の捕虜に。ヤンはドイツの軍人として生き延びるが、ノルマンディー上陸作戦の開始とともに米陸軍部隊の捕虜となり、捕虜収容所に送られた……。  こんな波瀾万丈な生涯を送った男が実在の人物であるかを検証するべく、韓国の地上波放送局はスペシャル番組まで企画。戦争に関するあらゆる記録を調査するも、ヤン・キョンジョンという男の記録はどこにも見つからず、「ノルマンディーのコリアン」はやはり事実無根であると結論付けた。ただ、それで終わらないのが韓国だ。この話をモチーフに、チャン・ドンゴン&オダギリジョーのダブル主演で、映画『マイウェイ 12,000キロの真実』(11年)が製作され、そのほかにもさまざまな小説、舞台が創られている。    ちなみに、韓国人なら誰もが一度は食べたことがあるはずの“ジョリポン”というお菓子がある。1990年代に春川(チュンチョン)のある高校の教師が「中高生の間でジョリポンという単語が、女性器を意味する俗語として使われている」という論文を発表したほど、よく見ればそれっぽくも見えるお菓子だ。そんなこともあって、韓国の政府機関である女性家族部では昔からジョリポンの販売禁止をメーカーに要求しているという、いわば「ジョリポン怪談」が広がっているのだ。ジョリポンのほかにもテトリスが性行為を連想させるので禁止すべきだなど、女性家族部発とされるさまざまな都市伝説が後を絶たない。  果たしてこの夏は、どんな新しい都市伝説が生まれるのだろうか? (文=李ハナ)

韓国芸能界「ハーフタレント」は不人気? “混血疑惑”に15年間ダンマリを決め込んだ女優も……

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ダニエル・ヘニー
 日本の芸能界では、いまやおなじみとなった“ハーフ枠”。最近では、ベッキーやウエンツ瑛士などを筆頭に「ハーフ会」としてテレビ出演する機会も増えている。一時は「ハーフ」という呼び方が「半分ずつ」という意味合いから、差別的であり、「ダブル」と呼ぶのが正しいなどとの見方もあったが、ハーフに対する社会的な差別や偏見が少なくなり、むしろ憧れのまなざしのほうが強まっているが、お隣・韓国では少し事情が異なるようだ。  韓国のハーフタレントの代表格といえば、ドラマ『私の名前はキム・サムスン』でデビューした俳優ダニエル・ヘニー。アイルランド系アメリカ人の父親と、韓国人とタイ人のハーフの母親を持つ彼は、190㎝の長身に甘いルックスで人気も上々だ。また彼と比較されることが多く、「第二のダニエル・ヘニー」とも呼ばれる俳優デニス・オ(父親がアメリカ人、母親は韓国人)も人気が高い。この2人は、アメリカのバイラルメディア「BuzzFeed」が選んだ「ロマンティックなアジア系俳優」にも選ばれている。  だが、彼ら2人がデビュー当初よく指摘されたのは「韓国語がヘタ」ということ。音楽界であれば歌として歌えてしまえばいいが、俳優となると、どれだけ“韓国人らしく”振る舞えるかが重要になってくる。日本のように「カタコト」を生かしたキャスティングもまだまだ確立されておらず、俳優として活躍するためには語学力を無視できないのだ。  語学力とは別の大きな問題がある。今でこそハーフタレントは名前も含め、堂々と活動するようになったが、韓国社会はそもそもハーフに対する偏見や差別意識が強い。自国を「単一民族国家」と誇っているだけに、たとえ韓国の血が入っていても、残りの半分は外国の血という“混じりっ気”を好まない愛国心ゆえの保守的な傾向がある。1998年にモデルとしてデビューし、映画やドラマなどで活躍してきた女優イ・ユジンは、その韓国人離れしたルックスから“混血疑惑”をかけられていたが、長らく沈黙を守った一人。2003年にスペイン系アメリカ人とのハーフであることを初めてカミングアウトし、話題を呼んだ。15年間隠し続けた理由は、やはり社会的偏見にあったことは間違いないだろう。  また、7月上旬に放送されたガールズグループ育成番組『シックスティーン』にて、メンバー候補のソミという少女の告白は、ハーフに対する韓国社会の根深い差別や偏見を垣間見るものであった。カナダ人の父親と韓国人の母親を持つ彼女は幼少期、友達から「ハーフ」ではなく“雑種”と呼ばれたという悲しい過去を涙ながらに語っている。  以前に比べればマシになったが、韓国におけるハーフタレントの台頭は容易ではない。韓国芸能界の「ハーフ会」が結成されるのは、まだまだ先になりそうだ。 (文=梅田ナリフミ)

世界の名だたるIT企業は“歓迎”なのに、なぜ? サムスン電子がLGBTアプリを拒否したワケ

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「Samsung Galaxy Apps」より
 サムスン電子が展開しているアプリストア「Samsung Galaxy Apps」で、LGBT(同性愛者、バイセクシャル&トランスジェンダー)系のアプリが却下されていることが明らかになり、韓国で話題となっている。  これは、米国のゲイデートアプリである「Hornet」の開発会社が、サムスンから送られてきたアプリ審査結果の書類を公開したことで明らかになった。同文書には「LGBT系コンテンツは、該当国家の道徳的価値と法律により許可できない」と書かれていたという。ちなみに、サムスンが言う該当国、すなわちアプリストアが展開されている国には、韓国、中国、日本、米国、ノルウェー、デンマーク、イラン、イラク、ヨルダンなどが含まれる。  「Samsung Galaxy Apps」はそれほど認知度が高くなく、サムスンのお膝元である韓国においても「Google Play」のほうが圧倒的に有名である。ただ、自国を代表する大企業の価値観のあり方に、韓国世論も敏感な様子だ。  韓国では、米国での同性婚合法化を皮切りに、国内でも同性婚をめぐる議論が盛り上がっている。もともとクリスチャンが多い国柄ということもあり、反対派の声が大きい。ネット上ではキリスト教の牧師たちが「なぜ、同性愛がダメか」という趣旨のコラムを、あちらこちらに書きまくっている状況だ。先日も、ソウル市が管理する市民掲示板に、「反同性愛」をうたう書き込みが相次ぎ、多くの支持を得た。そんな背景もあり、今回のサムスンのLGBTアプリ拒否にも注目が集まることになったのだ。  表現の自由や著作権の問題を取り扱う社団法人オープンネットのパク・チファン弁護士は「韓国では、同性愛は法律で処罰できない。彼らがチャットするのに、違法性があるとは到底思えない」とメディアの取材に答えていた。違法行為でないとするならば、サムスン側が「道徳的価値」にそぐわないと判断していることになるのだが……。  韓国では、AV動画サイトが公開されても、サイバー警察によって強制的に接続不能になる。また、韓国最大手の検索ポータルNAVERでは、性を連想させるキーワード検索には年齢認証が必要だ。以前には、不倫奨励SNS「アシュリー・マディソン」が強制的に接続禁止されたという前例もある。出会いや性を題材にしたインターネットサービスそのものが、成立しにくいという土壌があるようだ。  世界の名だたるIT企業は、LGBTに対してはポジティブな反応を見せている。Google、Facebookは幾度となく「歓迎」の意を表しているし、中国・アリババも国内のLGBTカップルたちの結婚式を米国でプロデュースしている。  そんな、世界のライバルたちの反応とは、異なる反応を見せたサムスン。非常に韓国らしいニュースだ。