K-POP人気歌手IUが大ピンチ!? 初プロデュースのアルバムが大炎上で社会問題に

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『 IU CHAT-SHIRE 4th ミニアルバム』(LOENエンターテインメント)
 アイドル歌手としてK-POP界で絶大な人気を誇るIUが、窮地に立たされている。    IUは、10月23日にミニアルバム『CHAT-SHIRE』をリリース。弱冠22歳で初めてセルフプロデュースした渾身の1枚は、各音楽ランキングで1位を獲得するヒットを飛ばし、IUはその才能をあらためて評価された。ところが、ある指摘によって状況は一変する。 「最初に起こったのが、ボーナストラック『Twenty Three』の盗用疑惑。ブリトニー・スピアーズが2007年に発表した曲『Gimme more』で流れるブリトニーの音声を無断でサンプリングしているという指摘が、ネット上で一気に拡散しました。驚いた所属事務所が作曲家に事実確認をしたところ、作曲家が保有していたボイスサンプルから使用したことが判明したものの、サンプルの出どころは不明。ブリトリーの所属事務所に至急、事実確認を依頼したそうですが、まだ回答はありません」(現地音楽ライター)  IUは、2012年に出演したドラマ『ドリームハイ』で歌った挿入歌「Someday」でも盗作疑惑が浮上し、裁判に発展。今年8月に「盗作は認められない」との判決が下り、ようやく和解に至ったばかりだ。まさに“一難去ってまた一難”だが、このブリトニーにまつわる盗用疑惑もかすんでしまうほど、社会的な大炎上を起こしている曲が、同じくアルバム収録曲の「Zeze」だ。 「『Zeze』は、70年代に出版され、韓国では不朽の名作として愛されている小説『わんぱく天使』(J.M.デ・ヴァスコンセロス著)からインスピレーションを受けてIUが作詞しました。ところが、歌詞の内容がまずかった。本人は、『小説を読んだとき、主人公のゼゼをセクシーだと感じて歌詞を書いた』とインタビューで答えていますが、このゼゼは5歳の少年なんです。幼い子どもを性的な対象にしたということで、小説の出版社が『ゼゼは性的な対象になるような少年ではない』と反論のコメントを出しました。出版社はアルバムのジャケットに描かれているイラストにも言及し、ゼゼとおぼしき少年が、網タイツをはいてピンナップガールのポーズを取っているイラストについて『作品の解釈を間違えている』と指摘。それを機に、バッシングが過熱。“小児性愛”という言葉まで飛び出して、メディアもネットユーザーもIUを叩きまくっている状態です」(同)  あまりの非難の声に、IUは11月6日付で公式に謝罪。「5歳の子どもを性的対象化しようとする意図で歌詞を書いていない」「多くの方々を傷つけてしまったことは、私が作詞家として未熟だったため」とコメントを出したが、騒動は収まるどころか白熱化の一途をたどっている。 「作家や大学教授、評論家などの知識人たちが、『Zeze』の解釈をめぐって、表現の自由なのか、はたまたタブーなのかについて、持論を展開しています。今のところ擁護派は少ないですが、正直なところ、ここまで大きな騒動になるほどの歌詞かどうかは疑問が残ります。ただ、幼児に対する性的虐待が問題視されている韓国では、より敏感に反応せざるを得ない部分もあります。すでにネットユーザーの間では音源削除を求める署名運動が始まっていて、3万人以上が賛同しています。まだ22歳のIUにとっては、過酷すぎる現実だと思いますよ」(同)  初めてプロデュースしたアルバムで、容赦のない非難にさらされているIU。これも、人気アイドルゆえの宿命なのだろうか?

同性愛“アンチ”多数の韓国で、最高学府・ソウル大学の学生会長候補がカミングアウト! その影響力は――

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 渋谷区で同性カップルへのパートナーシップ証明書交付が始まり、同性愛をめぐる議論が大きな転機を迎えている日本。韓国でも、同性愛者の活動が日増しに目立ち始めている。  今回、韓国ではとある女性がレズビアンであることをカミングアウトし、注目を浴びた。舞台となったのは、超名門校ソウル大学。カミングアウトしたのは、同校で学生会長に立候補中のキム・ボミさんだ。  キムさんは「多様性の実現に向けたひとつの動き」というスローガンを掲げ、選挙運動を展開。渋谷区でパートナーシップ証明書が発行された日と同じ今月5日に、校内の選挙イベントで自らの性的指向をカミングアウトした。  キムさんは過去に、同性愛者であることをカミングアウトした、アップルCEOティム・クック氏の言葉に感銘を受けたそう。自らのカミングアウトを社会の変化を促す一助にしたいと言及し、イベントに集まった参加者に対して「ソウル大学が、学生のありのままの姿を肯定し、堂々と生きていける空間になることを望む」と投げかけた。当日、イベントに参加した学生約40人は、キムさんのカミングアウトと主張に感激、応援することを誓ったそうだ。  ソウル大学以外の大学でも、キムさんのカミングアウトを支持している。例えば、釜山大学セクシャルマイノリティサークル「QIP」、韓国外国語大学セクシャルマイノリティサークル「キュサディア」などが、SNSを通じて応援の声を上げている。  キムさんはこれまで、「ソウル大教授セクハラ・性暴力の問題を解決するための共同行動」の大学生代表、ソウル大総学生会傘下団体である「学生及び少数者の人権委員会」運営委員などとして活動してきた。勉強と社会活動にいそしむ大学生活の中で、“ストレート”のように振る舞わざる得ない自分に違和感を持っていたそうだ。仲のいい知人を中心にカミングアウトを続けてきたが、その時の反応が思ったよりも好意的、かつ同じような悩みを抱えた友人も少なくなかったことから、同性愛に関する主張も含め、選挙戦に立候補することを決めたと話している。  韓国では、キリスト教系団体を中心に相次いで反対の意が表明されるなど、同性愛に対して宗教的見地からの反対論が多い。また、大手メディアKBSの理事チョ・ウソク氏など、社会的発言力を持つ人物たちも、同性愛を嫌悪する主張を続けている。つまり、日本以上に逆風が強いといえよう。しかし今回、エリートが集まるソウル大学で、しかもその学生会長候補が同性愛を肯定的に掲げることは、韓国社会にとっても大きなインパクトになるはず。同性愛に対する世界的な動きとともに、韓国の今後にも注目したい。 (取材・文=河鐘基)

目立つためには仕方ない!? 売れないK-POPアイドルが学祭で“SEXパフォーマンス”も、ネット民はドン引き! 

 韓国で、あるK-POP新人ガールズグループが話題となっている。渦中にいるのは「Laysha」という4人組のグループ。彼女たちは今年5月にデビューしたが、お世辞にも売れているとはいえない状況だ。しかし、そんな無名な彼女たちが、ネット上に拡散されたある動画をきっかけに、大きな注目を集めている。  その動画とは10月中旬、ある大学の学園祭に出演したLayshaがステージ上で見せた、過激なパフォーマンスだ。下着のような露出度の高い衣装を身に着け、腰やお尻を振りながら胸を寄せ上げるその姿を、韓国メディアは“SEXパフォーマンス”などと揶揄している。動画を見たネット民たちも「まるでエロ動画だ」と若干引き気味で、「本当に売れないと、大変なんだな」と、同情を寄せているありさまだ。  近年、K-POPガールズグループの“露出合戦”は過熱の一途をたどっており、売名行為として確かな効果を発揮している。「Girl's Day」などは、露出の激しい衣装と、太ももやお尻を見せつけるような挑発的なダンスで話題を集めた。その後も、「Dal Shabet」「AOA」など枚挙にいとまがないほど、数々のガールズグループが過激なパフォーマンスで世間の注目を集めてきた。  そんな現状を見かねた放送通信審議委員会は、テレビ局各社を招集し、扇情的な露出やパフォーマンスを控えるように要請。2014年7月には「大衆文化芸術産業発展法」が施行され、そこには「10代アイドルに過度な露出行為や扇情的な表現を強要して警告を受けた場合、1,000万ウォン(約100万円)以下の罰金を科す」という条項まで設けられている。しかし、現在も過度な露出パフォーマンスがまったく収まっていないことは、Layshaの動画を見れば一目瞭然だ。日本でもデビューした「Rainbow」のジスクなどは、「ガールズ・グループは国内だけで200以上。目立つためには仕方がない」と、セクシー路線に頼らなければならない本音を明かしたこともある。  ちなみに、今回のパフォーマンスで注目を集めているLayshaは、公式Facebook上にも谷間を強調したセクシーショットを掲載している。手段を選ばない彼女たちだが、メディアに取り上げられている現実を見ると、確かに売名行為は成功しているようだ。  もちろん、清純系で成功した「Apink」などの例もあるにはあるが、“逆張り”感は否めない。やはりK-POPアイドルの“本流”はセクシー路線なのだろう。いまやセクシーを通り越して下品な感じもするが、今後も過激なパフォーマンスは続きそうだ。

「またお前らか……」硬貨600万個を溶かして約2,000万円GET! 韓国10ウォン硬貨をめぐるカラクリ

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 韓国の通貨であるウォンの価値は、11月5日時点で約0.10円。つまり、10ウォンの価値がだいたい1円くらいだ。硬貨で最大の500ウォンでも50円ほどであるため、韓国で使われるのは、基本的に紙幣がメインとなる。中には「最後に10ウォン硬貨を使ったのがいつか思い出せない」と話す人までいる。  3日、それほど存在感の薄い10ウォン硬貨をめぐる驚きの事件が発覚した。硬貨を溶かし、銅を抽出して、2億ウォン(約2,000万円)近い利益を得た8人が、韓国銀行法違反容疑で立件されたのだ。  犯罪のもととなった10ウォン硬貨だが、実は1966年の誕生から、83年と06年の2回にわたって、素材が一新されている。今回ターゲットになったのは、83年製造の10ウォン硬貨だ。  “2代目10ウォン硬貨”は、直径22.86ミリ、重さ4.06グラム。その成分は銅が65%、亜鉛が35%と、銅の比率が非常に高い。通貨としての価値は10ウォンなのだが、溶かして銅を抽出した場合、10ウォン硬貨1枚で25ウォン分の価値がある。  そこに目をつけたのが、融解工場を営むイ容疑者(57歳)だ。彼は仲間を集め、今年5~10月にかけて、2代目10ウォン硬貨を600万個(総重量24トン)集めたのだ。  逮捕につながった経緯は、実に間抜けなものだ。なんと、イ容疑者とその仲間たちは、3代目10ウォン硬貨を袋に詰め込み、2代目10ウォン硬貨に換える作業を全国の銀行で行っていたのだ。そんな怪しい客がマークされないわけがない。そんなことに気がつかないイ容疑者たちは、間もなく御用となった。なんとも情けない話だ。  一方、報道を聞きつけた韓国ネット民の反応は意外なものだった。 「この事件、何回起きてるんだよ。刑罰が甘いから、こうなるんだ」  そう、実はこの2代目10ウォン硬貨から銅を抽出するという事件は、昔から何度も起きていて、中には5億ウォン分の10ウォン硬貨を溶かして、12億ウォンを荒稼ぎした者もいた。  さらに、驚くことに、今回逮捕されたイ容疑者は昨年、同様の事件を起こして逮捕されていたのだ。韓国銀行法では鋳造した硬貨に意図的に傷をつけた場合、6カ月以下の懲役、または500万ウォン以下の罰金が科される。前回の事件でイ容疑者に下された判決は、懲役4カ月と、かなり甘いものだった。捕まっても大した罪にならないと実証した上での再犯なのは明らかだ。  ネット民たちは、それほどありふれた犯罪でありながら、根本的な対策がなされない現状と、量刑のヌルさに怒りを抱いているのだ。    実際、韓国銀行の発表によると、今年1~9月の間に流通した2代目10ウォン硬貨は合計16億ウォン分あるが、そのうち銀行に戻ってきた額は1億ウォン(約1,000万円)分にも届かない。当然、誰かの財布の中で眠っているということも考えられるが、15億ウォン分もの10ウォン硬貨の所在が不明なことから、同様の事件に対する警戒が必要だ。韓国内では、多発する“10ウォン硬貨融解事件”に対して、10ウォン硬貨自体を廃止すべきだという声も大きい。  10ウォン硬貨が誕生した当時、10ウォンもあれば、おなかいっぱいのパンを買うこともできた。しかし、今では10ウォン硬貨には飴玉1つを買う価値もない。誕生から来年で50年になるが、その存在感は希薄になるばかりだ。

ソウル市“渾身”の新スローガンに失笑の嵐! 「I.SEOUL.U」って、なんだ!?

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ソウル・明洞
 10月に東京都が発表した「&TOKYO」ロゴにパクリ疑惑が浮上、炎上騒ぎがあったが、韓国でもソウル市の新しいスローガンが「意味不明」だと酷評されている。  その新しいスローガンとは、「I.SEOUL.U」。問題はデザインではなく、文法のほうだ。公式には「私とあなたのソウル」と韓国語訳されていて、「私とあなたの間にソウルがある」という意味を込めているそうだが、よく見てみる必要もないほど、文法的に間違っている。  本来 「I 〇〇 You」は、「私はあなたを〇〇する」と使われる。だから「I.SEOUL.U」の正しい訳は「私はあなたをソウルする」だ。まるでグーグル翻訳にかけて出てきた誤訳のようなスローガンであるため、当然、外国人の反応はイマイチ。テレビのインタビューに応じた外国人たちは、「何か包括的なメッセージなのは理解できるけど、パッと見ただけでは確かにわかりづらい」「英語圏の人には、I sold you.みたいな、“私はあなたを売った”というふうに聞こえる。いいスローガンとはいえない」「ちょっと普通じゃないね」と、失笑気味だった。  ソウル市は、14年間使ってきたスローガン「Hi Seoul」と「Soul of Asia」を捨て、心機一転、今回のプロジェクトを始動。だが、1年間という決して短くない期間と約8億ウォン(約8,000万円)の予算をかけ、1万6,000件に及ぶ市民からのアイデアや、10万人による投票、専門家の意見を合わせた結果にしてはあまりにも不評で、ネットには「予算の無駄遣い」「変えた意味がない」「我々に恥をかかせる気か」など、非難のコメントが絶えない。また、これをネタにしたさまざまなギャグも登場している。 「I.SEOUL.U = ソウル市が歌手のIUちゃん(韓国人歌手)に掌握された姿を表しています」 「I.SEOUL.U = お前を地下鉄に閉じ込めるぞ、という意味じゃね?」 「I.KOREA.U = 私はお前に死ぬほどの努力を強要する」 などなど。いま韓国のSNSは、このパロディで持ち切りだ。  プロジェクトの1次審査に参加したという著名なコピーライターは、「韓国のコピーライターとして、正直恥ずかしい。絶対作り直すべきだし、それが難しいなら、当分はスローガンなしで過ごすのも悪くない」と苦言を呈した。  図らずもノイズ・マーケティングに成功してしまったソウル市は「文章としてではなく、ロゴとして見ていただきたい」と必死に訴えかけており、「確かに文法は間違っているが、ニューヨークの“I・(ハートマーク)NY”やベルリンの“be Berlin”、アムステルダムの“I amsterdam”のように世界で十分通用するし、名詞と動詞の区分が曖昧な現代英語においてはむしろ洗練された表現」と説明するも、波紋はますます広がるばかり。見慣れればきっと受け入れられると、お偉いさんたちは信じているようだが、ソウル市民の傷ついたプライドは、そう簡単には回復しそうにない。 (文=李ハナ)

広大な敷地に石像、石像、石像で3,000体! 増殖を続ける「大岩顔彫刻公園」

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いろんな意味でドキッとするマリリンモンロー
 3,000体を超える偉人の石像が立っている、とは事前に知っていたが、その数字がどれだけ尋常でないのか、実際に訪れるまではこれっぽっちも理解していなかった。  鄭根喜氏による個人経営のテーマパーク「大岩顔彫刻公園」は、ソウルからバスで2時間の忠清北道・陰城(ウムソン)郡に位置する。畑の横の陰城バスターミナルでタクシーに乗ったら、山の中にある精神病院の中庭に連れていかれた。周囲に石像がちらほらと見えることから、どうやらここも公園の一部であるらしい。どうせだったら、最初からゆっくり見たかった……と思ったが、この時は大岩顔彫刻公園のすさまじさをまだ知らない。
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自由の女神がお出迎え。奥には別の石像が見える
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なお、こちらが大岩顔彫刻公園の正式な入り口となる
 木々に埋もれるように、クレオパトラ、キリスト、モナリザといった教科書でおなじみの人物たちの石像が次々と登場。まずはよくあるラインナップだが、それぞれに詳細すぎる説明が書かれており、驚かされる。公園のテーマである「歴史学習の場」という意味では素晴らしいが、この調子で3,000体続くのかと思うと、なかなかヘビーだ。
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カエサルの紹介文。改行なしの小さな文字が側面までびっしり
 広場を抜けると、生い茂る草の中に韓国の偉人や世界のスポーツ選手の石像が並ぶエリアに。そっくりな石像も時々登場する一方で、全体的にどこかずんぐりしており、そのユルい空気感がたまらない。しかも、ところどころにクマとかエビとかスニーカーとか、偉人とまったく関係ないキャラクターが現れるから油断ならない。なお、これらの石像はすべて、中国の工場で作られているという。
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マリア・シャラポワだそう。脳が揺らぐ
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シュールである
 最初はちょっとした面白キャラが出てくるたびにいちいち写真を撮っていたのだが、さらに200メートルほど進むと、野球場ぐらいの大きさの庭園に超密度で石像が乱立。これ全部見てたら、日が暮れるんじゃないか……。あらためて考えると、移動時間含めて1体30秒ずつ見たところで、25時間かかる計算だ。最初のほんわかとした気持ちは、焦燥感に変わる。
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力道山からスタート。後ろのタコはいったい……
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もはやカオス
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鬼気迫るクリント・イーストウッド
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誰かと思ったら、まさかのアントニオ猪木
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石像ひとつひとつが、圧倒的な存在感を発揮
 ナポレオンからブルース・リー、ジャック・ニクラス、大仏まで、歴史上のありとあらゆる偉人が一堂に会するこの場はまさにパラレルワールド。しかも縮尺や何かが、記憶とちょっとずつ違ったりするから、心がぐらぐらしてくる。とんでもないところに来てしまった……と思いながら次のエリアに行くと、そこもまた運動場ほどの大きさがあり、偉人の石像がこれでもかと。
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右から金日成、ビンラディン
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スピルバーグ
 敷地の奥には更地があり、あふれたものを保管するかのようにハリーポッター、クロマニョン人、フランツ・カフカ等の石像が並ぶ。さらにその奥では拡張工事を行っているのか、ショベルカーが地面を掘っているところだった。いったい、どこまで増殖するんだろう……。  押し寄せる情報量とオーナーの情熱にへとへとになりながら、最初の駐車場に到着。もう終わりかと思いきや、ここまではまだオマケのようなものだった! 公園の出入り口に向かうと、今まで見たものすべてを合わせたようなボリュームの広大な展示空間が出現。どうやらこちらが、大岩顔彫刻公園のメインスポットのようだ。心なしか、作品のクオリティも一段と高い。最後の力を振り絞って、偉人たちと対峙する。
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ひいいい
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リアルな石像もずらり。小泉元首相や天皇が並ぶ、日本コーナーも
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ちなみにヨン様
 パク・クネ大統領やPSYといった最新作を確認した後は、やっとのことでパラレルワールドを脱出。最後のほうはひとつひとつの名前を確認する余裕はまったくなかったが、それでも2時間を超えることになった公園見学は(石像1つ当たり2.5秒で見た計算だ)、私にとってあまりに濃密な時間だった。  帰りのタクシーを待つ間、公園のエントランスに掲げられた「夢があれば、誰でも大岩顔の主人公になれる」というメッセージを眺めていた。物量も造形美も過剰な作品群にノックアウトされてしまった私の脳は、果たして自分が大岩顔になりたいのかどうなのか、判断することができなかった。 ●大岩顔彫刻公園 住所 忠清北道陰城郡笙極面イルセン路500(館成里26-1) 営業時間 9:00~18:00  定休日 なし 料金 大人6,000ウォン HP < http://largeface.com> (文・写真==清水2000)

韓国名門大生の女性暴行動画に、ネット民激怒!「原因はしょうゆだった!?」

暴行の様子(YouTube「Rua TV」より)
 韓国のオンラインコミュニティにアップされた動画が、波紋を呼んでいる。動画は名門大学が複数集う、ソウルの学生街・新村(シンチョン)での暴力沙汰だ。しかも、男子学生が一般女性に暴行を働いている様子で、男子学生は女性の頭をつかんでプロレス顔負けの“ニーキック”を食らわしているではないか。  この動画はネットを通じて瞬く間に拡散され、ケーブルテレビ・チャンネルAのニュース番組や各種ネット媒体でも報じられたが、男子学生がニーキックまで繰り出すほどの暴行を働いた原因が、“しょうゆ”だったことにネット民たちはあきれている。  10月27日夜、新村の刺身レストランで同僚たちと会食していた女性のそばを通った男子学生が、テーブルの上に置かれていたしょうゆ瓶を倒してしまい、女性のスマートフォンにしょうゆがかかってしまった。男子学生は悪びれる様子もなく、適当に「すみません」とだけ言い残してその場を通り過ぎ、レジで会計を済ませていたが、女性の冷たい視線に気付くと、「何ガン見してんだよ!」と因縁を吹っかけ、その後、店を去ったという。  女性たち一行は我慢して聞き流していたが、男子学生は再び店に戻ってくると、聞くに堪えない挑発と暴言を繰り返してきた。耐えられなくなった女性たちは男子学生に詰め寄り、激しい口論となる中、思わず手を上げようとしたひとりの女性の腕を男子学生がつかみ、「正当防衛だ」と言って今度はその女性の髪をつかみ、“ニーキック”を食らわせたという。また、止めに入った女性にも手を出し、その一部始終をスマートフォンで撮影したほかの女性にも暴行を働くありさま。女性たちは通行人によって助けられ、事態を収拾した警察は「ケンカ両成敗」として双方を立件したが、怒りが収まらないひとりの女性の兄が「妹が××大学の歯学部生に殴られました」と題した動画をネットにアップしたことによって、今回の事態が明るみになった。    ネット民たちが注目したのは、暴行を働いた男子学生の出身校だ。ニュース報道では大学名が明らかにされていないが、新村界隈には複数の名門大学があり、その中でも歯学部があるのは名門・延世(ヨンセ)大学だけということもあって、「延世大学の歯学部生」と特定されている。韓国でも大学の学部やサークルごとにスタジャンを作る学生が多いが、この男子学生も同大学のものと思わしきスタジャンを身にまとっていることも、その証拠のひとつとされている。  ちなみに延世大学といえば、日本の慶應義塾大学に例えられるほどの名門中の名門。それだけに、男子学生に対するネット民たちの視線は一段と厳しい。 「受験勉強ばかりをしていたせいで、礼儀を学ばなかったのか」「名門校でニーキックを教わったのか」「こんな奴の診察や治療は受けたくない」などの非難が相次いでいる。    名門校に対するやっかみもあるのだろうが、女性への行き過ぎた暴行は許されない。誠意を込めて一言謝っておけば済むはずなのに、それができない節操のなさが韓国のネット民たちの怒りを買っているのだろう。この男子学生の未来が不用意なニーキックで吹き飛んでしまっても、仕方のないことなのかもしれない。

韓国でも“死ぬまでセックス”願望!? 13歳少女を襲った70代男の仰天発言「恋愛関係だった」

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イメージ画像 photo by Haundreis from Flicker.
 韓国で高齢者が起こしたびっくり性犯罪の判決に、注目が集まっている。  今年2月、70代の男が、13歳の少女と性行為に及んだとして逮捕され、その裁判が11月2日に行われた。その事実だけでも驚きだが、さらに男はとんでもないことを言い始めた。「2人は愛し合う仲」であり、「無罪を主張する」としたのだ。  検察によれば、男は少女にお小遣いを与えたり、スニーカーなどをプレゼント。事件当日、心を許した少女が自宅に遊びに来ると、2回にわたって性行為に及んだという。この一連の顛末について、男性は「同意の上だった」とし、事件性を否定した。  もちろん、裁判所は男の主張を一蹴。裁判では「被告人が被害者に対して一方的に恋愛感情を持っていたかもしれないが、被害者は13歳にすぎず、異性と性的関係を結んだ経験がない。被告人と恋人関係であるとの認識を持っていたとは考えにくい」との見解が示され、男に懲役5年、性暴行治療プログラム80時間が言い渡された。  ところで日本では、“死ぬまでセックス”など、高齢者の性に対する問題意識が近年注目を浴びているが、韓国ではどうなのだろうか? 報道などを検証してみるに、まず韓国では高齢世代の性に対する意識において、男女間で大きな差があるようだ。  例えば、韓国の高齢女性は儒教精神が強い環境下で、夫に対する“純潔性”や“誠実さ”を強要され、性欲を抑圧されてきたという分析がある。というのも、家庭を崩壊させないためには、女性が貞操を守ることが条件とされてきたのだ。未亡人や夫に先立たれた場合でも、再婚しない限り性欲は抑えるべきだという風潮がある。一方で、男性は、性に関して奔放かつ肯定的な考えを持つ傾向が強い。今回の事件に関していえば、同年代の女性との関係であれば、何も問題なかったはずだが……。  韓国では、こうした性犯罪や事件、高齢者の性習慣や観念に誤解が増えているため、高齢世代に対する性教育も必要なのではないかという議論が出始めている。中には、「セックスは人間関係を深めるレクリエーションであるという点が強調されなければならない」(オーマイニュース)など、かなり開かれた議論をするメディアも現れ始めている。  日本の“死ぬまでセックス”ブームと似たような議論は、韓国でも起きるのだろうか?高齢世代の性犯罪抑止という名目を考えるのであれば、非常に有効な手段だと思われるのだが……。 (取材・文=河鐘基)

韓国・マッスル美女界に新ヒロイン誕生! “脱アジア級”の肉体に、マスコミ報道も過熱中

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イ・ヒョンミン
 韓国の“マッスル美女”ブームが止まらない。以前も、ユ・スンオクをはじめ、イ・ヨン、ヤン・ミンファ、ナンシー・レンなどが人気を集め、テレビや雑誌で引っ張りダコになっていることは紹介したが(参照記事)、この秋、新たな“マッスル美女”に注目が集まっている。  彼女の名前はイ・ヒョンミン。1984年生まれの31歳だ。もともとフィットネスジムのトレーナーだったという彼女は、2012年の「マッスルマニア・コリア」大会でスポーツモデル部門1位、ビキニ部門で2位に輝き、以降、モデル活動をスタート。男性誌「マキシム・コリア」などでも活躍していた。そんな彼女が一気にスターダムへ飛躍したのが、今年5月に行われた「2015 GNC マッスルパンプ NABAA WFF コリアチャンピオンシップ」である。同大会は、あのアーノルド・シュワルツェネッガーなども輩出した全米アマチュアボディビルディング協会(NABBA)の韓国支社が主催した大会で、世界選手権への出場を懸けて550人が参加した中、イ・ヒョンミンは2冠に輝いたことでメディアに取り上げられ、その人気に火がついた。  特にその美しさにメロメロなのが、ネット民たちだ。彼女はFacebook(https://www.facebook.com/hyunmani)やInstagram(https://instagram.com/hmin840/)といったSNS活動にも積極的なのだが、フォロワーが急増中。その反響の大きさにメディアも注目しており、彼女がSNSにアップした写真が次々と記事になっている状態だ。  例えば、ネットメディア「デイリー韓国」は、「イ・ヒョンミン、果敢に見せる衝撃的なボリューム」と題した記事を紹介したり、経済メディア「毎日経済」も「目が離せないボディライン イ・ヒョンミン、危険な露出で男心を狙撃」とあおる。「毎日経済」は普段着を自撮りした彼女の写真とともに、「日常でも光るグラマラスな肉体」と題した記事も掲載しており、一般紙・世界日報などは彼女のヒップ写真を掲載して「過去に見たことがない“アップルヒップ”」と紹介している。  そんな中、11月1日にはスポーツ新聞スポーツ・ソウルが、彼女がInstagramにアップした自撮りビキニ姿に注目し、「まさに脱アジア級の肉体の女性トレーナー、見事な体つきに開いた口が塞がらない」と大絶賛。その記事を読んだネット民たちも、「このボディ、ヤバすぎる」「本当に韓国人なのか?」「神聖なる肉体の終結師(究極の肉体という意味)」と賛辞を惜しまない。
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イ・ヒョンミンInstagramより
 それだけに、“マッスル美女”ファンたちが注目するのが、同じく「肉体の終結師」との異名を持つ人気ナンバーワン・マッスル美女、ユ・スンオクとの対決だ。ユ・スンオクには「Dカップ女神ボディ」「ワナビー(Wannabe)・モムメ」「ホットボディ女」「CGボディ」など、さまざまな修飾語が与えられ、いまや韓国ナンバーワン・マッスル美女として各所で引っ張りダコ状態だが、そんな彼女の牙城を崩せる急先鋒として、イ・ヒョンミンが浮上しているという。各テレビ局のバラエティ番組プロデューサーたちも、2人をキャスティングしようと躍起らしい。  ただ、韓国の放送倫理上、過度なセクシー・アピールはご法度。扇情的に肉体をアピールするのではなく、あくまでも健康美にスポットを当てねばならない事情もある。そんな制約を乗り越えてその名をさらに広め、トップ・タレントとなるのはどちらだろうか?

韓国文化の闇……犬市場と魚市場の違いってなんだ?「モラン市場」

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開催日には市が立つ、広い駐車場。左側が常設の犬肉、犬料理屋。
(前号、ミアリから続く)  ソウル3日目の朝、窓のないゲストハウスの二段ベッドの上段で目が覚めた(いきさつはvol.02 永登浦参照)。  真っ暗な中、手探りでハシゴを降りると足が痛い。筋肉もそうだが、右の足裏に水ぶくれができていて、そこが一番痛い。本日がソウル取材最終日なので、なんとかあと1日持ってくれればいいのだが……。  昼近くに宿を出て向かったのは、韓国名物の市場である。といっても、ファッションの発信基地・東大門市場でも、メガネと激安革ジャンの南大門市場でもなく、地下鉄「牡丹(モラン)」駅近くにあるモラン市場である。その市場で売られているもの、それは「犬」だ。  犬市場といっても、ペットショップではない。ご存このように朝鮮半島には犬食文化があり、「ポシンタン(補身湯)」と呼ばれる鍋料理が有名だが、その具となる食肉用の「犬」が売られているのだ。本来、市が立つのは毎月4日と9日だが、常設の犬屋さんもあるというので行ってみることにした。  牡丹駅でピョ氏と落ち合い、地上に出ると、その途端、麦焦がしのような甘く香ばしい匂いが漂ってきた。 「香辛料の匂いですね。犬肉の臭いを消すために使うんです」  犬肉の臭いとは、羊みたいな獣臭ということか? ピョ氏が言うように、駅から市場までの路地に並ぶ店では香辛料を売っているのだが、束ねたムカデのような虫も売っているのが気になった。
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店の前にある檻は、単なる犬小屋ではない。そして、右の冷蔵ケースの中にある肉は……。
 車がポツポツ停まっている大きな駐車場があり、開催日にはそこにテントが張られて市場になるらしい。その隣には常設の店があり、店前の檻の中には柴犬のような茶色い毛並みの犬が数頭入れられている。近くを通ると吠える犬もいて、それは近い将来、自分の身に起こることを知って助けを乞うているかのように聞こえた。カメラを向けたら店のオヤジに大声で怒鳴られたが、それは、韓国文化の闇の部分と認識しているからに違いない。 「ソウル五輪の頃から世界的に非難されるのを恐れて、隠れて食べるようになったんですけど、最近また食べる人が増えています。ボクも食べたことあります。でも、好んでは食べないです。チワワ飼ってますから(笑)」  ピョ氏が言うとおり、食うか食わないかは自分が決めればいい。日本のクジラやイルカと同じで、風土も文化も違うんだから、欧米諸国が文句を言う筋合いなんて、まるでないのだ。
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ヤギやウサギはわかるが、このネコも食用らしい。
 犬以外にも白ヤギに黒ヤギ、ウサギにネコも檻に入れられているが、シーズーのような小型犬がリードにつながれていて、そっちはペットとして飼われているようだが、そのへんの線引きはどうしているのだろうか。  かと思えば、すでに丸焼きにされ冷蔵のショーケースに入れられているおぞましい姿の犬もいて、そんな光景を目にした後で食堂に入っても、肝心のポシンタンは全然おいしく感じなかった。  魚屋で魚を買い、自宅で調理して食べるのと何も変わらないはずなのに、なぜ? せめて、最後の1日を乗り切る精力になることだけを祈って口に運んだが、それが、最後の取材に役に立つとは、そのときは知る由もなかった。  続く……。
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ポシンタン。犬肉は精力がつくと言われている。食感は固めで脂身は少ない。香辛料とコチュジャンのおかげで臭みはないが、あまりおいしいとも思わない。最後のおじやが一番うまかった。
(写真・文=松本雷太)