「歴史を忘れた民族に未来はない――」。これは韓国でよく使われる言葉で、2013年サッカー東アジア杯の日韓戦でも、韓国サポーターが掲げた大横断幕に書かれた言葉だ。しかし、これが“ブーメラン”となっているようだ。K-POPガールズグループ「AOA」のとあるメンバーが、韓国では英雄とされる安重根を知らなかったのだ。 この事実が発覚したのは、ケーブルテレビの『CHANNEL AOA』という番組。AOAメンバーが歴史上の人物の顔写真を見て、その名前を答えるクイズコーナーがあったのだが、メンバーのひとりであるジミンは、安重根の顔写真を見ても答えがわからない。ヒントとしてスタッフが「伊藤博文」と伝えても、「あ~キン・トカン?(有名な独立運動家の息子で元国会議員キム・ドゥハンの日本語読み)」などと答えている。また、同じくメンバーのソルヒョンは、「豊臣秀吉」と回答。ちなみにソルヒョンは、朝鮮王朝時代の将軍・李舜臣の顔写真を見ても答えられなかった。 歴史上の活動や功績などは別にして日本で例えると、安重根は坂本龍馬、李舜臣は織田信長に匹敵するほどの地名度だろう。冒頭のサッカー日韓戦で横断幕と共に顔写真を掲げられたのも、ほかならぬ安重根だった。一般国民であれば、ほぼ100%答えられるはずの問題であり、さらに韓国の歴史を語る上で欠かせない人物たちを、AOAの2人は知らなかったことになる。 何かと歴史にうるさい韓国だけに、ネット上は大炎上。この“安重根騒動”を受けて、彼女たちは涙ながらの謝罪も行っている。 特に問題なのは、ソルヒョンが「韓国訪問委員会」で、人気俳優イ・ミンホと共に“広報大使”を務めていたことだ。韓国訪問委員会とは、外国人観光客の誘致拡大などのために設立された文化体育観光部(「部」は日本の「省」に相当)所管の財団法人で、16~18年を「韓国訪問の年」に定めて活動している。今回、ソルヒョンが韓国について無知であることが発覚し、「なぜソルヒョンを広報大使にしたのか?」という非難の声も上がってしまった。同委員会にしてみれば予期せぬとばっちりだが、公式ホームページからソルヒョンの写真を削除。同委員関係者は、「広報大使の交代は、まだ計画にない。写真の削除と広報大使の交代に関連はない」と答えている。 そもそもAOAは、日本でも先月「愛をちょうだいfeat. TAKANORI NISHIKAWA(T.M.Revolution)」を発売したが、何かと騒動の種が尽きないガールズグループといえるかもしれない。 5月16日には韓国で新曲「Good Luck」のミュージックビデオが公開されたが、こちらも非難の対象に。ミュージックビデオに写っていた自動車にTOYOTAとHONDAのロゴが見つかり、「“戦犯企業”じゃないか」という指摘が出たのだ。所属事務所は、「この車両は現地の事情で借りただけで、なんら意図を持ったものではない」と答えたが、結局、TOYOTAとHONDAのロゴにモザイクをかける事態にまで進展している。 いずれにせよ、“安重根騒動”に巻き込まれ、イメージが失墜したAOA。「歴史を忘れたアイドルグループ」に、未来はあるのだろうか?「愛をちょうだい feat.TAKANORI NISHIKAWA(T.M.Revolution)(Type B)」(ユニバーサル ミュージック)
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韓国社会に蔓延する“女性嫌悪”が通り魔殺人事件に発展! ヒートアップする「男女対立」に未来はあるのか
韓国社会に蔓延している「女性嫌悪」が深刻化し、ついに悲惨な事件が起きてしまった。 5月17日午前1時20分頃、ソウルの地下鉄・江南(カンナム)駅10番出口近くにある商店街の男女共用トイレで、通り魔殺人事件が発生した。被害者は23歳の女性。飲み会の途中でトイレに行くために席を立った女性は、偶然出くわした34歳の男に、いきなり左胸や肩、背中などを刃物で複数回刺され、死亡したのだ。 犯人と被害者は面識がなく、事件現場となったトイレ付近で犯人は1時間半ほど居座り、誰でも構わないので女性が入ってくるのを待ち伏せしていたという。警察は事件後、現場周辺の監視カメラの映像を分析し、事件発生から9時間後にまた同じ格好で江南駅に現れた男を逮捕。凶悪な通り魔殺人事件として世間に知られることになった。 この事件に対する韓国国内の反応が尋常ではない。というのも、警察の取り調べに対し、犯人は「普段から女性たちに無視されていたから」と犯行動機を明かしたのだが、それが世の女性たちを激怒させてしまったのだ。いわば「女性嫌悪」が招いた最悪な事件なだけに、多くの女性たちは「もしかしたら自分が被害者になっていたかもしれない」と、ゾッとしたようだ。ネット上には「ただの通り魔じゃない、“女性嫌悪者”による事件だ」との声が多数寄せられ、女性ユーザーたちは、まるで身内の不幸のように悲しんでいる。 また、事件現場から近い江南駅10番出口には被害者の追悼スペースも設けられたが、菊の花と追悼メッセージカードで覆い尽くされたその厳粛な場所にある男性が貼り付けたメッセージカードが、ネット上で大炎上。この男性は“イルベ”こと、韓国最大のネット掲示板「日刊ベストストア」のユーザーで、メッセージカードには「たかがクズ人間ひとりが殺人を犯したからって、すべての男性を侮辱するな」と書かれていた。目撃者の話によると、男性がメッセージカードを貼るや否や、その場にいた市民たちが男性を囲んで3時間近くにわたって押し問答、泣き叫ぶ女性の姿もあったという。 今回の事件を受けて、2014年のセウォル号沈没事故で拡散した「イエローリボン」ならぬ、「ホワイトリボン」キャンペーンを拡散させようとする動きもある。ホワイトリボンとは、女性への暴力をやめようと呼びかける社会運動の象徴。しかし、「すべての男性を社会的悪者として決め付け、それを一般化するな」と、キャンペーンに反対する声も多く、賛否両論が起きている状態だ。 男性は女性嫌悪、女性は男性嫌悪に。この先、ますます韓国における男女の葛藤は激しくなりそうだ。 (文=李ハナ)イメージ画像(足成より)
韓国・僧侶が寺院内で不倫相手との情事をハメ撮り!「20回以上にわたり、信者と……」
ゲス不倫騒動で休業中のベッキーが、 5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演。涙の謝罪を繰り広げたが、19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、元妻への直接謝罪前にこの収録が行われていたことが報じられ、またもや苦境に立たされている。 この一件に関して日本国内では否定的な意見が多いが、お隣・韓国での指摘は鋭い。もともと、ベッキーの知名度は高くなかったのだが、1月の騒動発覚以後、韓国メディアでは、「不倫女の烙印」「相手夫婦離婚の“家庭崩壊犯”」「“不倫芸能人”3カ月ぶりの復帰」など、厳しい意見が相次いでいた。 また、今回の騒動に対しても、不倫タレントをたった”3カ月で復帰させる日本芸能界の体質に疑問を呈す声も多い。 不倫問題を厳しく追及する韓国だが、決して同国に不倫騒動がないわけではない。 5月19日には、不倫相手の女性信者(51)との性行為を隠し撮りしていた僧侶(64)が逮捕されるというニュースが報じられた。 既婚者である僧侶と女性は2009年、住職と信者という関係で出会うと、すぐに肉体関係を持つようになった。しかし、彼は僧侶でありながら歪んだ性癖の持ち主で、なんと法堂内の天井の四隅などに隠しカメラを設置して、女性との性行為を隠し撮りしていたのだ。その回数は、実に20回を上回るという。お寺内でのハメ撮りとは……僧侶とは思えない、罰当たりな行為だ。 こうして、約6年にわたって不貞行為を続けてきた2人だが、最近になって大きな転機を迎える。なんと、僧侶が女性を「美人局」ではないかと疑い、激しい口論になったのだ。僧侶はその際、口が滑ったのか、ハメ撮り動画の存在を告げてしまい、あえなく御用となった。 結局、女性が僧侶側の謝罪を受け入れたことから、名誉棄損に関する処罰は免れたが、盗撮容疑に関しては引き続き捜査されることになる。また、ハメ撮りの舞台となった寺院への悪評は免れないだろう。 好感度No.1タレントの不倫騒動もなかなかだが、「寺の中でハメ撮りする僧侶」というのもインパクトの面では負けていない。結局、どんな世界であれ、誠実に日々を過ごすのが 一番なのかもしれない。くだんのエロ僧侶
タイの小島で勝手にサンゴを採取! 二極化する中韓観光客の“マナー”に、地元民もお手上げ?
日本人にも人気の高いタイのビーチリゾート・プーケットの沖に浮かぶ小島・カイノック島で、中国人と韓国人の観光客たちがサンゴを勝手に採取して環境を破壊していると、5月17日付の香港紙「東方日報」が伝えた。 記事によると、現地の海洋資源・沿海管理局の職員がカイノック島にあるサンゴの白化状況の調査に赴いたところ、遊覧船がサンゴ生息海域にイカリを下ろして停泊しているところを発見。調べてみると、近くで中国人や韓国人の観光客たちが勝手にサンゴの採取をしているのを発見したのだという。さらには、海にエサをまき、網で魚を捕まえていたという。 サンゴ採取の禁止は世界の常識だろう。現地の法律でも、環境破壊を防ぐために、サンゴ生息海域で船がイカリを下ろすことや観光客が魚にエサを与えることを禁止しており、管理局の職員は船の乗組員に処罰を下す手続きを取るとともに、観光客にも厳重な注意を与えたという。 タイの海域には多くの小島があり、管理局職員の人手も足りないため、監視が行き届かず、このような不届き者を取り締まることは困難だという。同10日付のタイの英字紙「ネイション」では、日本人観光客にも人気の高いピピ諸島の国立公園内で、サンゴを勝手に採取する中国人観光客が後を絶たず、「サンゴ採取禁止」の看板をタイ語と英語、そして中国語で掲示。すでに数人の中国人観光客が、罰金500バーツ(約1,500円)を科されているという。島に上陸してサンゴを採る観光客たち
「中韓双方の観光客は、先進国並みのマナーと礼儀をわきまえる層と、マナーの悪い粗暴な層の二極化が進んでいる。両国とも前者は主に都市部在住者や若年層で、後者は地方都市や田舎在住で海外旅行経験の少ない人たちです。マナーの悪い“田舎者”の中国人観光客が多いことは有名ですが、韓国人にも中国人に負けず劣らずマナーの悪い人たちは意外といます」(日本でインバウンドツアー会社を経営する男性) 最近の中国と韓国の関係は、以前の蜜月時代に比べると微妙になっているが、外国の船の上では、“中韓同舟”とでもいったらいいのか、仲良くやっているようである。 (文=佐久間賢三)環境を破壊するのは、自国だけにしてもらいたいものである
「裸で踊って見せてくれ」ポールダンス教室に、韓国人男性が“トンデモ要求”! 巨大エロサイト閉鎖の影響で……?
セクシーな衣装に身を包んだ女性が、そびえ立つ棒に脚や手を絡ませて舞うポールダンス。近年では美容にも優れたエクササイズ、芸術性の高いダンスのひとつとして、女性のみならず男性の間でも人気のようだ。 それはお隣・韓国も同様で、2008年に初めてのポールダンス練習教室が開校して以来、徐々に規模を拡大。近年では、著名な女性タレントなどがSNSを通じてポールダンスの映像や写真を掲載することも珍しくない。 魅力的なダンスとして市民権を得たポールダンスだが、スケベ心を隠しきれない人たちはどこにでもいる。なんと、ある女性ポールダンス講師が、匿名男性から「裸でのレッスンを希望する」というLINEメッセージが届いたと、ネット上にそのやりとりを公開したのだ。 男性のメッセージを簡単にまとめると、以下の通りだ。 「2人の女性講師が裸でポールダンスをして、男性ひとりが鑑賞する方式のレッスンはできませんか? 費用はかかってもかまいませんので」 当然、女性講師は「不可能です。ここは学校であって風俗店ではありません。非常に不快なので、こうした問い合わせはやめてください」と、男性を痛烈に批判。 このやりとりを見た韓国ネット民の多くは、「キチガイだ」「女2人が裸でレッスンして男ひとりが鑑賞してって、どんなAVだよ?」などと、男性を嘲笑するようなコメントを残している。 一方、面白いのは「『ソラネット』が閉鎖された影響で、性欲を持て余した奴らが野放しになっている」という意見が多かったこと。くだんの「ソラネット」は韓国最大級のエロサイトであり、韓国政府の尽力によって今春に閉鎖されている(参照記事)。閉鎖されようとも、同国の性風俗文化に大きな影を残す「ソラネット」。その影響力は、まだまだ衰えていないのだ。 韓国でも健全なイメージが定着してきたポールダンスだが、今回のやりとりを見る限り、まだまだエロ目線は消えていないようだ。ポールダンスが市民権を獲得するためには、なによりも下半身で物を考えるスケベたちへの対応が急務なのかもしれない……。イメージ画像 Photo By Francisco Osorio from Flickr.
なぜいま? ゴージャス&トホホな「江南スタイル像」
2012年に世界的なヒットとなった「江南(カンナム)スタイル」。PSYの珍妙な乗馬ダンスは、キムチやヨン様と並ぶ、「これぞ韓国」的な説明不要の存在といえよう。 こちら韓国でも、当時はどこに行ってもズッコズッコと「江南スタイル」が流れ、異常な盛り上がりを実感したものだが、2016年の今となってはさすがにトホホなコンテンツとなり、土産物店など外国人観光客を意識した場所以外では耳にする機会も少なくなった。まあ、大ヒット曲というものは、どこの国も同じようなものだ。 そんな今年4月、ソウル市江南区が今さら「江南スタイル」のブロンズ像を完成させ、ネット民の間で物議を醸している。ソウル新聞4月11日付の記事(http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20160411500289)によると、ブロンズ像の制作予算は4億1,800万ウォン(約4,000万円)。「税金の無駄」という声も上がっているとか。 とはいえ、懐の痛くない外国人としては、珍スポめいたスポットが生まれるのは大歓迎だ。4月15日には開幕式が行われ、アイドルなども登場したそうだが、普段着の江南スタイル像を拝みたかった私は、その4日後に足を運んでみた。 地下鉄2号線に乗り、何も考えず江南の中心地である江南駅で降りたところ、ブロンズ像があるのはここではないことが発覚。さらに3駅先の三成(サムソン)駅に向かう。ややこしい……。 三成駅に連結する巨大なコンベンションセンター、COEXを歩いていると、遠くに何やらバブリーな雰囲気を放つ、ライトアップされた金ピカの物体が登場! これぞ、うささの江南スタイル像だ。このポーズは、ひょっとしなくても?
高さ5メートル、幅8メートル。クロスするリアルな2つの手首は、乗馬ダンスのそれだろう。手の下には地球をモチーフにした円形が描かれ、そこから発する光で七色に輝いている。 とはいえ、像の下で乗馬ポーズを取り写真撮影する、浮かれた人など皆無。2016年に江南スタイル像ができるとは夢にも思わなかった市民は、「手首の疲れを表現したアート」「暴走する左手を抑える右手像」などと勘違いしているのかもしれない。しかし、左手に刻まれた「GANG NAM STYLE」の文字を見れば、どんなうっかりさんでも一目瞭然というもの。さらには像のどこからか、かつて飽きるほど聞かされた「江南スタイル」がノンストップで流れており、腰が抜けるほどわかりやすい仕様となっている。誰もいない
江南スタイル像と書いたが、正式名称は「江南スタイル・ストーリーテリング・ランドマーク造形物」というらしい(長い)
それからしばらく、人々がどのような反応を見せるのか遠くから眺めていたのだが、帰宅時間だからか皆、速足で像を横切っていく。駅から若干離れているため、待ち合わせスポットとしても微妙そうだ。夜のオフィス街にうっすらと流れるあの曲の無限ループは、わびさびすら感じさせるものがあった。 江南区は毎年7月、「江南スタイル」の入ったアルバム発売の日を記念し、この江南スタイル像を中心に「サマーフェスティバル」を行うことを発表している(コリアヘラルド4月27日付記事(http://khnews.kheraldm.com/view.php?ud=20160427000415&md=20160430005014_BL&kr=1)。この場所で何万人もの人が乗馬ダンスをする日がやってきた暁には、江南区をまるごと珍スポと認定したい所存である。応援しています。 ちなみに、世田谷区に建てられたサザエさん一家の銅像も4,000万円だそう。 (取材・文=清水2000)センサーで人を感知して音楽が流れるのかと思いきや、人がいなくても延々とズッコズッコズッコズッコズッコしていたのが印象的だった
強制交配・出産ループの末、食用犬として出荷……韓国「子犬製造工場」の実態に怒りの声
無理やり妊娠・出産を繰り返させられている犬たちが集まった、いわば「子犬製造工場」の存在が、韓国社会に大きな衝撃を与えている。 日本の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に近い、韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)が約6カ月に及ぶ取材で暴き出した子犬製造工場の実態は、同番組のMCやゲストはもちろん、ナレーターまでショックのあまり泣きだすほど残酷極まりないものだった。 番組が取材したのは、19年にわたって犬の“繁殖業”に携わってきたという、ひとりの女性。彼女は、表向き動物飼育場を装った子犬製造工場を裏で営み、犬を商売道具にしていた。数え切れない数の犬たちを鉄製の檻に閉じ込め、強制的に交配させるのは日常茶飯事。時には発情誘導剤を飲ませ、それでもダメな場合は、オスの精液をメスの子宮に直接注入していたという。精液をうまく着床させるべくメスのおなかを叩いたり、ぶら下げて揺らしたりといった行為を、番組スタッフの前で平然とやってのけたほどだった。 妊娠はしたものの、自然分娩できない場合は、この女性自ら帝王切開を強行。もちろん、彼女に獣医師の資格などあるわけもない。「病院で手術を見て学んだ」といい、帝王切開を行うにあたって、違法な麻薬類を麻酔剤代わりに使うこともあるそうだ。 そうやって生まれた子犬たちは、すぐ母犬から引き離され、「代理母」と呼ばれる別の犬のもとで育てられる。その間、母犬にはまた強制的に妊娠と出産を繰り返させるというわけだ。もはや妊娠も出産も不可能になってしまった年老いた母犬は、食用犬として売り飛ばされる。犬をまるで機械のように扱う子犬製造工場は、犬たちにとってはまさに生き地獄だった。 そもそもこの取材は、“スジ”という名の一匹の犬がきっかけだった。年齢的に出産が難しくなって食用として売りに出された8歳のメス犬スジは、奇跡的に救出された。救出直後は腹部周辺に手術の痕が異常に多く、脱腸や腫瘍など、さまざまな問題があったという。驚愕すべきは内臓の状態で、獣医の話によると「誰かが内臓を全部出してから、ぞんざいに放り込んだように見えた」という。 番組放送後、視聴者からの反響はすさまじく、子犬製造工場に対する怒りの声が噴出。現在、子犬製造工場撲滅のための「動物保護法改正」を求める署名運動が起きている。 近年、韓国では、痛ましい動物虐待が絶えない。先日も釜山で頭蓋骨が粉々に砕かれた子猫3匹が路上で死んでいるのが見つかったほか、先月の国政選挙中、ある候補者が犬をボコボコに殴ったことが発覚している。 このような事件が起きる理由はいろいろあるだろうが、そのひとつとして挙げられるのは「動物の命の尊厳に対する認識不足」だ。動物保護団体の関係者は言う。 「韓国では、他人の動物にケガをさせた場合、“財物損壊”として処罰されます。これは、いまだに社会が動物をモノとして認識している証拠ではないでしょうか」 命ある動物をモノとして扱う、その認識。どうか一日も早く変えてほしいものだ。韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)より
韓国最大のアダルトサイト陥落で、跡目を狙う“二番煎じ”が続々出現! 巨大利権をめぐって悪質化も……
韓国最大級のエロサイトとして名高い「ソラネット」。盗撮・ハメ撮りなど性犯罪の温床と化していて、本人が知らない間に標的とされている被害者も多くいた。1999年に運営開始し、100万人以上の会員を持つ同サイトは、過去に政府主導による閉鎖騒動もあったのだが、海外サーバーを転々と移転するなどして、しぶとく生き延びていた。 しかし、ソラネットの違法性を重く見た韓国政府は、昨年末から閉鎖に向けて本格的に動き始める。4月1日、韓国警察はオランダ警察との連携によって、アムステルダムにあるソラネットのサーバーを完全に閉鎖。運営スタッフの多くを検挙した。 善良な韓国ネット民の多くがソラネット閉鎖を祝福したのだが、エロを求めるネット民の総数は予想以上だった。ソラネット閉鎖と同時に、同様のサイトが雨後のたけのこのようにあふれだしたのだ。 第2、第3のソラネットが取り扱うのは当然、盗撮やアイコラなど、これまで以上に悪質なものばかり。中には、堂々とソラネットを名乗るサイトまで相次いで出現している。どうやら韓国エロサイト界は、群雄割拠の戦国時代に突入したようだ。 誰もが、会員数100万を超えるソラネットの利権を獲得しようと躍起になっている。むしろ、ソラネットという巨人を失った結果、監視対象が分散したともみられる。これが今後、さらなる性犯罪の増加につながらなければいいのだが……。 一方、ソラネット時代の性犯罪への対応も、まだまだ終わっていない。 5月9日には、性行為の動画や画像を配信して会員から総額3,300万ウォン(約330万円)を徴収していた有名女性BJ(放送配信者)と、2人の男性マネジャーが逮捕されている。 3人は昨年11月末から今年の2月までに、ソラネットを通じて女性BJとマネジャーAの性行為を配信し続け、10万人の会員を集めていたのだ。 さらに3人は、一定以上の有料アイテムを購入した会員限定の集会を企画して、実際の出会いをプロデュース。しかし、派手に荒稼ぎしすぎた。韓国警察はソラネット閉鎖前から3人を監視していて、このたび逮捕にこぎ着けたのだ。 逮捕されて明らかになった3人の関係性も歪(いびつ)だ。なんと、自らの性行為を配信していた女性BJとマネジャーAは実際の恋人同士であり、動画や画像の配信で儲けた利益で生計を立てていたというのだ。さらに、2人のアシストをしていたマネジャーBは、女性BJの熱狂的なファンだったことも明らかになっている。 このように、ソラネット時代の性犯罪者たちへの処分は後を絶たない。韓国警察の引き続きの捜査に期待したいところだが、その余波は当分の間、続きそうだ。
アパート貯水槽内の自殺遺体に住民困惑「ウジ虫が湧き、水道からは悪臭が……」
事件・事故が起きた場合、その影響を受けた二次被害もバカにできない。人身事故による電車のストップや遅延は割とよくある話だが、お隣・韓国でも、とある事件の二次被害に住民が困惑している。 5月9日、慶尚北道(キョンサンプクト)のアパート屋上に設置された貯水槽内から、遺体が発見された。亡くなっていたのは、中国国籍のワン氏(38)だ。 アパート住人の証言によると、ワン氏は下着姿でアパート内を徘徊して、ゴミ箱をあさるなどの不審な行為を繰り返していたという。遺体には他殺の形跡もなく、さらに彼の衣服のポケットの中には「3万元(約48万円)の賃金が支払われなかった」というメモが残されており、生活苦から自ら貯水槽内に投身したと推定された。また、遺体の状況から、死後2週間以上経過していたことも明らかになっている。人目に触れない貯水槽というのが、発見を遅らせたのだ。 ワン氏の遺体が発見されたのは、アパート住人たちからの「水道から異臭がする」というクレームがきっかけだった。ワン氏の遺体は、ゆっくりと槽内の水を汚染していたのだ。遺体のそばには、大量のウジまで湧いていたという。 これを聞いた40人のアパート住人たちは、その事実をいまだのみ込めていない。中には、「病気になるのでは」と不眠症を訴える人までいる。現在、アパート住人には市から一時的にミネラルウォーターが提供されているのだが、それも炊事や入浴を賄えるほどの量ではない。 専門家は、「遺体から出る分泌物による、病原菌への感染の危険が高い。また、健康面以外でも、腐った水を飲んだという精神的ショックが大きいだろう」と分析。今週からは、保健所による住民へのカウンセリングも始まるようだ。 この事実に、韓国ネット民も「腐った水か……」「その水でご飯やラーメンを食べたと思うと……寒気がする」など、大きな衝撃を受けている。 住民にとっては、なんとも気の毒な話だ。問題の貯水槽
アパート貯水槽内の自殺遺体に住民困惑「ウジ虫が湧き、水道からは悪臭が……」
事件・事故が起きた場合、その影響を受けた二次被害もバカにできない。人身事故による電車のストップや遅延は割とよくある話だが、お隣・韓国でも、とある事件の二次被害に住民が困惑している。 5月9日、慶尚北道(キョンサンプクト)のアパート屋上に設置された貯水槽内から、遺体が発見された。亡くなっていたのは、中国国籍のワン氏(38)だ。 アパート住人の証言によると、ワン氏は下着姿でアパート内を徘徊して、ゴミ箱をあさるなどの不審な行為を繰り返していたという。遺体には他殺の形跡もなく、さらに彼の衣服のポケットの中には「3万元(約48万円)の賃金が支払われなかった」というメモが残されており、生活苦から自ら貯水槽内に投身したと推定された。また、遺体の状況から、死後2週間以上経過していたことも明らかになっている。 ワン遺体が発見されたのは、アパート住人たちからの「水道から異臭がする」というクレームがきっかけだった。遺体は、ゆっくりと槽内の水を汚染していたのだ。事実、遺体のそばには、大量のウジまで湧いていたという。 これを聞いた40人のアパート住人たちは、その事実をいまだのみ込めていない。中には「病気になるのでは」と、不眠症を訴える人までいる。現在、アパート住人には市から一時的にミネラルウォーターが提供されているのだが、それも炊事や入浴を賄えるほどの量ではない。 専門家は、「遺体から出る分泌物による、病原菌への感染の危険が高い。また、健康面以外でも、腐った水を飲んだという精神的ショックが大きいだろう」と分析。今週からは、保健所による住民へのカウンセリングも始まるようだ。 この事実に、韓国ネット民も「腐った水か……」「その水でご飯やラーメンを食べたと思うと……寒気がする」など、大きな衝撃を受けている。 自殺遺体が見つかっただけでもショックなのに、住民にとってはなんとも気の毒な話だ。問題の貯水槽












