韓国人女性による、アメリカでの“遠征売春”が物議を醸している。 シアトル・タイムズ(7月26日付)が、昨年1月に売春斡旋容疑で摘発された売春組織「ザ・リーグ」の犯行の全貌を明らかにした。一連の犯行は韓国から女性たちをアメリカに勧誘して行われていたということで、韓国社会に衝撃が走っている。 「ザ・リーグ」は2001年、売春情報を共有するオンラインコミュニティ「レビューボード」内で結成。会員数が約2万3,000人に上るこのコミュニティは、もともとワシントン州ベルビュー地区の売春婦と顧客をつなぐ役割も担っていたのだが、その中で韓国人女性の買春を頻繁に行っていた者たちがグループを組んだのだった。 彼らは「kgirldelights.com」という韓国人専門の売春サイトを開設。韓国人女性との売春を斡旋し、月平均400万PVに上る人気を獲得した。サイトの会員には「女性を保護する」という理由で会社のメールアドレスやパスポート情報などを要求していたのだが、現地警察は、これは顧客に警察が紛れていないことを確認するためだったとみている。 注目を集めているのは、彼らが斡旋した女性の中に、韓国から短期間の「出稼ぎ」に来ていた女性たちがいたことだ。彼女たちは韓国で生活苦に陥っており、自由が与えられない環境の中、高級マンションで1日12時間、平均5~10人を相手にしていたという。料金は1時間当たり300ドル(約3万3,000円)で、そのうち100ドル(約1万1,000円)は「ザ・リーグ」のブローカーに渡り、残りの200ドル(約2万2,000円)が彼女たちの取り分だった。 結局、見知らぬ男性が入れ代わり立ち代わり部屋を訪れる様子を不審に思った近所の住民が警察に通報し、犯行グループは摘発された。警察の捜査の結果、この売春サイトの構築にはAmazonのソフトウェア開発チーム長も関わっていたという。 もっとも、韓国人女性が売春目的で海外に遠征するのは、これが初めてではない。 今年5月には、韓国の芸能プロダクション代表がロサンゼルスで、事務所に所属する女性歌手ら4人の売春を斡旋した容疑で、懲役1年8カ月と罰金2,000万ウォン(約200万円)の実刑判決を受けている。2010年には、国政監査でキム・オギ議員が「韓国人女性10万人余りが、海外で遠征売春を行っている」と語っている。 女性たちが海外で売春を行う背景には、経済的困窮があることは間違いないだろう。韓国労働省のデータによれば、2016年度の男女賃金格差は36%に上り、15年連続で経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でワースト1位となっている。ちなみに日本は27%(厚生労働省発表)だったが、韓国は世界的に見ても女性が生活苦に脅かされている社会だといえるのだ。 そんな中で起きた今回の事件。韓国では「在米韓国人社会に泥を塗った」などと非難されているが、根本的な問題の解決が急がれる。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・日本の10倍以上!? 韓国は“詐欺大国”の汚名を返上できたのか http://s-korea.jp/archives/12617?zo ・施行から丸10年が過ぎて見えた、韓国「性売買特別法」の功績と“罪過” http://s-korea.jp/archives/4415?zoイメージ画像
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「リアリティを高めるため」と弁明も……韓国映画界の鬼才キム・ギドクに暴行&ベットシーン強要疑惑
韓国映画界の鬼才と呼ばれるキム・ギドク監督が、女優に告訴された。彼女は、2013年公開のキム監督作品『メビウス』で当初主演を務める予定だったAで、この映画の撮影中、キム監督から暴行およびベッドシーンを強要されたという。 韓国メディアの報道によると、Aはキム監督から「感情移入のため」と頬を平手打ちされ、当初の台本にはなかったベッドシーンの撮影を強要されたと主張している。さらに、息子役の俳優の性器を触るよう強要されたという。問題となったのは夫の不倫に怒った妻が息子の性器を切るというシーンで、当初の台本では模型の性器を使う予定だったが、キム監督は事前の打ち合わせもなく、直接触ることを強要。Aが戸惑っていると、ほかのスタッフを現場の外へ追い出し、「早くしろ!」と恫喝。Aに対し、侮辱的な言葉も放ったという。Aは一連の出来事にショックを受け、映画を降板している。 キム監督は韓国人映画監督として初めてカンヌ、ベルリン、ベネチアの「3大国際映画祭」に招かれ、12年にはベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞しており、韓国のみならず世界でも名が知られている人物だ。それだけに、韓国メディアも驚きを隠せないでいる。 もっとも、キム監督が起こしたトラブルは今回が初めてではない。 2008年には、キム監督が演出し、オダギリジョー主演で話題を集めた『悲夢』の撮影中、女優のイ・ナヨンが自分の首を絞めて自殺を図るシーンで気絶してしまったことがあった。幸い彼女は意識を取り戻したが、あわや最悪の結末を迎える危険性すらあった場面だった。 また05年、キム監督演出のMV(イ・ジヘ「あなたなしに私は」)に出演したシン・ジュアは、メディアのインタビューに対し「(キム監督は)スタッフを“異物”、女優を“おばさん”と呼ぶ」と暴露している。 今回の告訴についてキム監督は「演出者の立場から映画のリアリティを高めるために集中して起きた状況」としながら、「暴力以外の主張については理解しがたい」と弁明。「当時の状況を正確に証言するスタッフがいたら」責任を負うとしている。Aに対しては「私に『どんな役でもベストを尽くす』と言って、複数回売り込まれたので、キャスティングを決めた。一緒にいい映画をつくりたかったが、このような状況になり、残念だ」としている。 ちなみに今回の暴行疑惑は、今年7月に韓国で公開されたシン・ジンウ監督作品『Beastie Girls』の、女優が打ち合わせなしに全裸撮影を強要されるストーリーと似ている、という皮肉も出ている。製作会社によれば、キム監督がモデルではないというが……。 果たして鬼才と呼ばれる監督にどのような審判が下されるのか、注目だ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・最低賃金は月給5万円!? 韓国映画界の過酷すぎる“労働環境”の実態 http://s-korea.jp/archives/17782?zo ・ベルリン映画祭主演女優と有名監督との恋は「韓国版ゲス不倫」なのか http://s-korea.jp/archives/13737?zo『メビウス』(キングレコード)
カンボジア政府が韓国人男性との結婚を禁止!? 韓国人の国際信用度が低いワケ
韓国人男性とカンボジア人女性の結婚が禁止された――。そんなニュースが韓国で波紋を広げている。 これは、7月6日にカンボジアの大手メディア「プノンペンポスト」が「カンボジアだけの独特な10の“タブー”」とのタイトルで掲載したもの。その中には「台湾とチベットの国旗掲揚」「母乳の販売」「日本刀の使用」などの項目があったが、ここに「大部分が人身売買である」との理由から「韓国人男性との結婚禁止」が含まれていた。これに複数の韓国メディアが反応、SNSなどでも「(海外から)女性を買って帰るのは韓国だけ」「禁止されて当然だ」「これが韓国の現実」などと物議を醸している。韓国のカンボジア大使館にはカンボジア人女性との国際結婚を控える韓国人男性から、問い合わせが殺到しているという。 もっとも、カンボジア大使館が公式ホームページに掲載した説明文によれば、実際、韓国人男性とカンボジア人女性との結婚は禁止されていないらしい。「結婚禁止」は、韓国メディアの単なる引用ミスだったそうだ。 しかし、この騒動の背景には、かつてカンボジア政府が二度にわたって韓国人男性との結婚を禁止していた事情がある。今回の誤報も、その時の禁止令と現在の制度を混同したことが原因だった。 最初に禁止令が出されたのは2008年。この年、国連移住機関(IOM)が「国際結婚が人身売買の抜け道として利用される」という内容の報告書を採択すると、カンボジア政府は同年3月、国際結婚全般を暫定的に中断した。だが、この禁止令は人権団体からの非難を受け、同年11月に、恋愛結婚に関しては許可されることとなった。 特筆すべきは、その2年後の10年に、韓国人だけを対象とする禁止令が出されていることだ。 09年に国際結婚仲介業者がカンボジア人女性25人と、韓国人男性1人のお見合いを斡旋し、摘発されたことが、その引き金となった。それまでも、韓国人男性によるカンボジア人女性を相手にした結婚詐欺やブローカーの介入による文書偽造などが問題となっていた中で起きた事件だった。 この禁止令は1カ月で解除されたものの、法改定後の現在も、韓国人男性とカンボジア人女性の結婚にはハードルが設けられている。満50歳以上の韓国人男性は結婚できず、月の所得が300万ウォン(約30万円)以下の男性も対象外だ。ちなみに韓国側も、カンボジア人女性が韓国での生活に適応することを目的に、韓国語能力試験(TOPIK)1級以上を取得していなければ結婚できないとしている。 いまだに韓国人男性の信頼度が低いことを示しているようにも見えるが、実際、韓国人男性による犯罪は、今も変わらず続いている。例えば昨年にはカンボジアで、韓国人牧師が自身の運営する教会に児童8人を連れ込み強姦したとして逮捕されており、そのうち1人の児童を、ほかの韓国人男性に売り払ったという証言も出ている。また米国務省が今年6月に発刊した「2017年人身売買報告書」は、「アジアはもちろん、中東と南米出身の女性たちが、韓国国内で強制労働および性売買を強要されている」と指摘している。 こうした経緯があるからこそ、今回の誤報を韓国人自身が信じてしまうという皮肉な事態も起きたのだろう。さらなる悲劇が生まれないことを願うばかりだ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・ついに結婚氷河期到来!! 韓国若者たちが「結婚は必須じゃなく、選択だ」と叫ぶ理由 http://s-korea.jp/archives/11612?zo ・推定3万人…韓国人男性の海外旅行で急増する混血児“コピーノ”問題 http://s-korea.jp/archives/5872?zoイメージ画像(Thinkstckより)
韓国外交官に、また性的虐待疑惑! チリ人少女へのセクハラ事件から1年もたたず……
5月に新大統領が誕生したばかりの韓国だが、さっそく外交面で大きな恥をさらしてしまったようだ。7月13日、エチオピア駐在の高位外交官Aが、現地の契約女性職員Bさんに性的暴行を働いていたことが明らかになったのだ。 外交部領事コールセンターに通報があったことから、内部調査が始まった。高位外交官の性的暴行疑惑に大慌てとなった外交部はAを帰国させ、聴取。「不寛容の原則の下、関連法令と手続きに従って、容疑者に対する刑事処罰、重懲戒など、厳重な措置をとる予定」としている。また、Bさんは、Aのみならず、別の大使からも性的暴行を受けたと証言していることから、こちらも調査が進められている。 この事件を受けて、韓国ネット民の間では「わざわざ国外に国の恥をさらしにいくとは……」「またこんな事件かよ」「どういう人選で、こいつを選んだんだ?」などと非難の声が噴出。加えて、事件発生からすでに2週間がたつというのにAの顔写真ひとつ公開されないことに、「なんで容疑者の顔写真を隠すんだ?」「擁護する価値もないだろう」と、メディアの報道を疑問視する声もある。 ネット民が騒ぐのには理由がある。実は、外交官による不祥事は、これが初めてではなかったのだ。 昨年12月には、チリの韓国大使館に勤務していた外交官が、現地の未成年少女にセクハラ行為をする映像が全世界に公開された(参照記事)。これは、現地テレビ局のドッキリ番組による隠し撮りだったのだが、事情を知らなかった外交官Cは13歳の少女を抱きしめてキスを迫り、自宅に“お持ち帰り”しようとしたのだ。 Cは撮影クルーに放送見送りを必死に頼み込むが、無情にも映像は全世界に公開される事態となった。当然、Cは職務停止処分を命じられた後、、懲戒解雇となった。 ちなみに、このドッキリは、Cが以前から現地の少女たちを相手に韓国語を教えるといって性的暴行を働いていたという疑いがあり、その告発を受けたテレビ局が仕掛けたもの。まさに、因果応報だったというわけだ。 それにしても、外交部はチリでの一件以来、再発防止に尽力していたというが、1年もたたないうちに、セックススキャンダルが再発。どうやら、その努力は無駄に終わってしまったようだ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・日本よりひどいかも…!? 韓国政治家たちの暴言が低レベルすぎる http://s-korea.jp/archives/17945?zo ・「外国人はゴキブリ」…韓国で続々と生まれる恥ずかしき侮辱造語 http://s-korea.jp/archives/18027?zoイメージ画像(Thinkstockより)
韓国外交官に、また性的虐待疑惑! チリ人少女へのセクハラ事件から1年もたたず……
5月に新大統領が誕生したばかりの韓国だが、さっそく外交面で大きな恥をさらしてしまったようだ。7月13日、エチオピア駐在の高位外交官Aが、現地の契約女性職員Bさんに性的暴行を働いていたことが明らかになったのだ。 外交部領事コールセンターに通報があったことから、内部調査が始まった。高位外交官の性的暴行疑惑に大慌てとなった外交部はAを帰国させ、聴取。「不寛容の原則の下、関連法令と手続きに従って、容疑者に対する刑事処罰、重懲戒など、厳重な措置をとる予定」としている。また、Bさんは、Aのみならず、別の大使からも性的暴行を受けたと証言していることから、こちらも調査が進められている。 この事件を受けて、韓国ネット民の間では「わざわざ国外に国の恥をさらしにいくとは……」「またこんな事件かよ」「どういう人選で、こいつを選んだんだ?」などと非難の声が噴出。加えて、事件発生からすでに2週間がたつというのにAの顔写真ひとつ公開されないことに、「なんで容疑者の顔写真を隠すんだ?」「擁護する価値もないだろう」と、メディアの報道を疑問視する声もある。 ネット民が騒ぐのには理由がある。実は、外交官による不祥事は、これが初めてではなかったのだ。 昨年12月には、チリの韓国大使館に勤務していた外交官が、現地の未成年少女にセクハラ行為をする映像が全世界に公開された(参照記事)。これは、現地テレビ局のドッキリ番組による隠し撮りだったのだが、事情を知らなかった外交官Cは13歳の少女を抱きしめてキスを迫り、自宅に“お持ち帰り”しようとしたのだ。 Cは撮影クルーに放送見送りを必死に頼み込むが、無情にも映像は全世界に公開される事態となった。当然、Cは職務停止処分を命じられた後、、懲戒解雇となった。 ちなみに、このドッキリは、Cが以前から現地の少女たちを相手に韓国語を教えるといって性的暴行を働いていたという疑いがあり、その告発を受けたテレビ局が仕掛けたもの。まさに、因果応報だったというわけだ。 それにしても、外交部はチリでの一件以来、再発防止に尽力していたというが、1年もたたないうちに、セックススキャンダルが再発。どうやら、その努力は無駄に終わってしまったようだ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・日本よりひどいかも…!? 韓国政治家たちの暴言が低レベルすぎる http://s-korea.jp/archives/17945?zo ・「外国人はゴキブリ」…韓国で続々と生まれる恥ずかしき侮辱造語 http://s-korea.jp/archives/18027?zoイメージ画像(Thinkstockより)
外国人観光客の6割は「もう二度と行きたくない」!? 韓国の“観光価値”が暴落中
韓国は観光地としての魅力がない――。その事実を露骨に示すデータが明らかになった。 このデータは韓国メディア「聯合ニュース」が伝えたもので、日本の観光庁と韓国文化観光研究院などによると、昨年の外国人観光客は日本2,403万9,053人、韓国1,724万1,823人だった。 観光客の数自体は日韓ともに少なくないが、注目すべきは「再訪率」に大きな差があったことだ。 日本の再訪率は61.6%だったのに対し、韓国は38.6%。さらに前年の再訪率と比較しても、日本は58.7%→61.6%に上昇しているが、韓国は46.1%→38.6%に落ちている。韓国を訪れるリピーターは少ないばかりか、減っているのだ。 リピーターが減っていることについて韓国メディアでは、THAAD配備によって中国で韓国旅行が禁止されたことなどが影響しているという分析が多く見られるが、原因はそれだけではないだろう。 ひとつは、そもそも韓国を観光する楽しみが少ないという点だ。 韓国ネット民も「韓国は、ソウル以外には何もない」「地域の特色に合った観光スポットも増やさないと」などと嘆いているが、それを如実に表しているのが、外国人観光客が韓国で使う金額が減っている事実だ。前出の「聯合ニュース」によれば、昨年韓国を訪れた外国人観光客1人当たりが支出した金額は1625.3ドル(約18万2,000円)で、前年の1712.5ドル(約19万2,000円)から100ドル近く落ちている。ちなみに最もお金を使わないのは日本人(814ドル/約9万1,000円)で、この記事では「日本人はチャンドリ(ケチ)」などと見出しを打って報じられていた。 また、ショッピングをする上でも不便が多い。 韓国観光公社によれば、昨年、観光苦情申告センターに寄せられた苦情は1,310件と前年より249件増加し、とりわけショッピング関連の苦情は342件と最も多かった。その内訳を見ると、価格の問題(22.8%)がトップで、免税関係(21.3%)、不親切(10.2%)と続いた。価格の問題としては二重決済や不正確な価格表示、押し売りやぼったくりが挙げられている。最近も、商品に付いている値段よりも高い料金を要求されたり、メーターを起動せずにタクシーを走らせ、目的地に到着すると法外な運賃を要求されたといった報告がなされている。タクシーについては、3位の「不親切」に関する苦情でも、運転手が車を加速させながら電話をかけていた、不当な料金に対し抗議すると暴言を吐かれたといったものがあった。 また、治安の問題も看過できない。 昨年5月には、韓国を訪れたスウェーデン出身の女性が、韓国人男性3人組に集団レイプされる事件が発生している。前年にはオーストラリア人女性も韓国でレイプ被害に遭っており、オーストラリアではこの事件がきっかけとなって「女性観光客にとって危ない国」ランキングのトップに、インドを抜いて韓国が挙がるようになった。 現状、多くの外国人観光客から“魅力がない”との烙印をされてしまった韓国。今後、リピーターを増やすために、政府はどんな策を講じるのだろうか?イメージ画像(Thinkstockより)
「旭日旗問題」でAFCが川崎の上訴を棄却! 一方、済州「乱闘」は罰則軽減に
アジア・サッカー連盟(AFC)が7月20日、旭日旗問題で科された処分を不服とする川崎フロンターレの上訴を退けた。このニュースは、日韓両国で大きな波紋を呼んでいる。 事の発端は、4月25日に韓国水原(スウォン)で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の川崎 VS 水原三星の試合で、川崎のサポーター2人が旭日旗を掲げたことだった。水原側はこの行為についてAFC派遣の監査官に報告した上で、サポーターが掲げた旗を没収。試合後には、水原サポーターが川崎側観客席に押し寄せる騒ぎも起きた。 騒動を受け、AFCは5月2日に「政治的な差別の意図」と「観衆に対する責任」を理由として、川崎に対し1年間の執行猶予付きでAFC主催試合でのホーム戦1試合を無観客試合とする処分と、罰金1万5,000ドル(約170万円)を科すことを発表。川崎側は「旭日旗に政治的、差別的な意図はない」として7月14日、AFCに反論の書類を提出し、上訴していた。 この上訴が退けられたことは、韓国メディアでも大きく報じられている。「聯合ニュース」は「AFC、“旭日旗応援”で懲戒の日本サッカーチームの上訴棄却は“理由なし”」という見出しで、これまでの日本の対応について不満そうに報じている。旭日旗を掲げた問題と川崎への懲戒処分について振り返りながら、「この事実が伝えられると、日本では政界でも“旭日旗での応援は問題がない”という立場をAFCに伝えなければならないという主張がされていた」と強調。「菅義偉官房長官も“旭日旗は日本国内では幅広く使われている”とかばった」と、その対応を疑問視するようにつづった。 一方、「スポータルコリア」は、「AFC、川崎の旭日旗懲戒に対する上訴棄却…無観客懲戒適用」との見出しで旭日旗について詳しく論じた。記事では「旭日旗は1870年日本帝国陸軍旗に指定され、1920~30年代まで広く使われていた。現在は陸上自衛隊と海上自衛隊が使用している」と説明し、「軍隊で使われている旗だが、歴史的には日本の軍国主義、帝国主義を象徴する。日本の侵略を受けた韓国、中国などでは否定的なシンボルだ。まして日本の極右主義者たちは政治的な行為のたびに旭日旗を振りかざす。政治的であるほかにない」と言い切っている。 今回の上訴棄却を受け、韓国のネット上では多くの意見が寄せられている。「絶対に懲戒は受けなければいけない」「当然だ。1、2回のことじゃないだろ?」「日本のチームが他国のチームと試合するときに戦犯旗を掲げたら、無条件に没収しなければ!」と、今回の問題に焦点を当てたものがある一方で、「戦犯旗を誇らしいものと感じていること自体が、日本の歴史教育の至らなさ」「後進的な国民性がわかるよ」「問題ばかり起こす民族」「ドイツのように過ちを認めて反省すれば、日本と手をつなぐのに…」などと日本に対する否定的なコメントも見られた。 ちなみにこの裏では、5月31日の浦和レッズ VS 済州ユナイテッドの試合で起きた乱闘劇に関しても動きがあった。済州の控え選手が浦和の選手に強烈なひじ打ちを浴びせるなどした事件は記憶に新しいだろうが、済州は7月20日に公式ホームページで、AFCが済州の提出した資料と再審議要請などを受け、エルボーを見舞ったペク・ドンギュの出場停止期間を3カ月から2カ月に軽減するなど、処分を緩和したと伝えたのだった。少なからず、済州の要求がのまれたわけだ。 サッカーでも何かと問題の多い日本と韓国だが、今回の川崎の上訴棄却は、今後両国に、どのような影響を与えていくのだろうか? (文=李仁守) ●参考記事 ・川崎フロンターレ韓国人GKチョン・ソンリョンに聞く「J」と「K」 http://s-korea.jp/archives/17978?zo ・Kリーグにおける日本人選手の評価は? 蔚山に移籍した阿部拓馬は成功できるのか http://s-korea.jp/archives/17971?zoイメージ画像(Thinkstockより)
韓国マクドナルドで相次ぐ「ハンバーガー病」告訴……右肩上がりの業績に大打撃
韓国で「ハンバーガー病」が波紋を広げている。 事の発端は7月5日、昨年9月にハンバーガーを食べた女児(4)が溶結性尿毒症症候群(HUS)にかかり腎臓機能障害になったとして、両親がマクドナルド韓国支社を食品安全法違反などの疑いでソウル中央地検に告訴したことだった。さらに12日には、別の女児(2)も同様にハンバーガーを食べてHUSにかかったとして同社を告訴している。同日には30代後半の男性も、マクドナルドで購入したハンバーガーの加熱が不十分だったとして「マクドナルドを厳罰に処してほしい」と陳情書を検察に提出した。 韓国では、こうした健康被害を「ハンバーガー病」として大きく報道。ネット上では子どもを持つ母親を中心に「マクドナルドのハンバーガーは二度と食べない」「怖くて子どもに食べさせられない」「よく子どもに与えていたことを反省している」「私も半分も焼けていないパティの画像をネットで見たことがある」といった声が寄せられている。 イメージダウンによる経営への打撃も深刻だ。 「ヘラルド経済」によれば、記者が11日にソウル市内のマクドナルドを訪れたところ、客席は4分の1程度しか埋まっていなかったという。子連れ客は一組も見られず、同店の店員は「男性客の数は変わらないが、女性と子どもが減ったのは事実」と証言している。 韓国マクドナルドの関係者は「売り上げがどれぐらい落ちたかは公開できない」としながら、「一部店舗の雰囲気だけでは、全体の売り上げの変化を把握することは難しい」と言葉を濁しているが、業界関係者によれば「(同社は)すでに深刻な打撃を受けているし、ハンバーガー業界全体が被害を被っている状況」という。韓国ロッテリアの関係者も「7月5日の事件後1週間で、売り上げが20%も落ちた」と嘆いている。 そもそも、これまで同社の業績は右肩上がりだった。 新商品を発表するたびに爆発的人気を呼び起こしており、客がオーダーメイドで注文できる「シグネチャーバーガー」は2015年8月の発売以来、大ヒットとなっている。また、タッチパネルでの注文などが可能な「未来型店舗」も16年10月の導入以降、9カ月で150店舗にまで拡大している。 15年の売り上げは6,033億ウォン(約603億円)で前年比約6.8%増、16年の売り上げも「15年度を上回っている」(マクドナルド関係者)。14年夏以降に発覚した期限切れ鶏肉の使用問題や異物混入問題などで客足が遠のき、業績が悪化した日本マクドナルドを横目に、韓国マクドナルドは順調に業績を伸ばし、業界トップを独走していた。 それだけに、今回の「ハンバーガー病」騒動は、大きすぎる痛手だと言わざるを得ない。騒動について同社は「お子様の早期回復をお祈りいたします」としながらも、「調査を通じて正確な原因を明らかにしていきたい」と、現時点では責任を認めていない。 果たして、「ハンバーガー病」騒動は、どんな結末を迎えるのだろうか? (文=S-KOREA) ●参考記事 ・韓国産ビールより「アサヒ」が安い!? 世界に逆行する韓国で“輸入ビール”が人気のワケ http://s-korea.jp/archives/17965?zo ・韓国で人気爆発中の“日本式ラーメン”、韓国人の味覚に最も合うのは「一蘭」!? http://s-korea.jp/archives/8479?zoイメージ画像(Thinkstockより)
SNS活用がカギ!? 「防弾少年団」が日韓でブレークした3つの理由
韓国のボーイズグループ「防弾少年団」が、日韓で大きな人気を呼んでいる。 2013年に韓国でデビューした防弾少年団は、デビュー直後から「韓国ゴールデンディスクアワード」などで新人賞を独占。今年2月に発売したアルバム『WINGS外伝:You Never Walk Alone』も、GAONチャートの上半期売り上げランキング1位を獲得している。 一方、日本でも2014年のデビュー以来、人気はうなぎ上りで、今年5月に発売したシングル「血、汗、涙」はオリコン2017年上半期ランキングで11位にランクイン。韓国歌手としては唯一のベスト20位以内に入り、シングル・アルバムを合わせて海外アーティストで最高順位を記録した。さらに、2月から開催したワールドツアーもチケットは完売。日本での13公演では14万5,000人を動員している。 まさに日韓の音楽チャートを席巻している彼らだが、その人気には韓国メディアも驚きを隠せない。「防弾少年団、2017上半期日韓チャート同時席巻…独走的人気を立証」(Break News)、「防弾少年団、日韓チャートで人気をさらった“トップアイドル”」(スポーツ・ワールド)といった具合だ。 防弾少年団はなぜ、ここまでブレークしたのか? 2010年に少女時代やKARAが巻き起こしたK-POPブームが下火となって久しいが、彼らの活躍は目覚ましいものがある。 その理由について、韓国の芸能関係者はこう語る。 「防弾少年団は、メンバー全員が作詞作曲する能力を持っており、ステージを掌握する面でも、パフォーマンスを消化する面でも長けている。そして何より、音楽的な実力が頭ひとつ抜きんでているグループ。CDとステージだけで十分に魅力を伝えられるから、国内はもちろん、海外でも人気を集められる」 つまり、音楽とパフォーマンスが秀でているため、ファンと接する機会が少なくならざるを得ない海外においても人気を獲得できるし、逆に海外に赴く機会が増えても国内のファンをつかまえられるということだ。韓国のボーイズグループはファンミーティングなどを頻繁に行うことがひとつの特徴だが、防弾少年団はそこに頼らずとも魅力を感じられるというわけだ。 ただ、彼らが人気を呼んでいる理由は、それだけではない。SNSでの拡散力も強みだ。 例えばオフィシャルTwitterのフォロワー数は2017年7月12日現在、660万人以上。日本のオフィシャルアカウントは150万人を超えている。これは同じく人気を博しているEXOのフォロワー数(単一アカウントのみ運営、フォロワー約55万人)と比較しても圧倒的だ。 彼らはSNS上で、リアルタイムに近況を伝えたり、ファンレターを自ら読んだりと“ファン密着型”の活動を積極的に行っている。所属事務所BigHitエンタテインメントの関係者は「SNSにドラマのような日常が毎日新たに投稿されることで、全世界のファンたちが音楽は音楽として、日常は日常として楽しんでいる」と分析しているが、その影響力は今年、米国「TIME」誌で「インターネットで影響力を持つ25人」に選出されたほどだ。 そして、彼らは、こうしたファンたちに対する感謝を惜しまない。 「ニューメディアの力とファンの力をもらったのは私たちのほうだ」と話し、1000人のファンを招待してネット上で生配信したデビュー4周年パーティーなど、ファンと接する多様なコンテンツをつくり出している。その姿勢について韓国メディア「マネートゥデイ」は「防弾少年団が既存のアイドルと異なる点は、出ては消えるスターの限界を超え、固定ファンの拡張性と持続性にフォーカスした“常連客”狙いの戦略にある」と評価している。ワールドツアーのみならず、インターネットをうまく活用した、国境を越えた固定ファンとのコミュニケーションも怠らない。これも彼らの人気の秘訣だといえるだろう。 こうした魅力を武器に、今年5月には「ビルボード・ミュージック・アワード2017」で韓国人として初めて「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞するなど、日韓のみならず世界中に人気を広げる防弾少年団。今後も、彼らの快進撃から目が離せない。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・防弾少年団、TWICEに続き、Apinkにも殺害予告…韓国の芸能人を襲う“サセン・ファン”とは http://s-korea.jp/archives/17048?zo ・2016年に最も飛躍したK-POPグループは「防弾少年団」と「TWICE」 http://s-korea.jp/archives/11909?zo「血、汗、涙」(ユニバーサルミュージック)
SNS活用がカギ!? 「防弾少年団」が日韓でブレークした3つの理由
韓国のボーイズグループ「防弾少年団」が、日韓で大きな人気を呼んでいる。 2013年に韓国でデビューした防弾少年団は、デビュー直後から「韓国ゴールデンディスクアワード」などで新人賞を独占。今年2月に発売したアルバム『WINGS外伝:You Never Walk Alone』も、GAONチャートの上半期売り上げランキング1位を獲得している。 一方、日本でも2014年のデビュー以来、人気はうなぎ上りで、今年5月に発売したシングル「血、汗、涙」はオリコン2017年上半期ランキングで11位にランクイン。韓国歌手としては唯一のベスト20位以内に入り、シングル・アルバムを合わせて海外アーティストで最高順位を記録した。さらに、2月から開催したワールドツアーもチケットは完売。日本での13公演では14万5,000人を動員している。 まさに日韓の音楽チャートを席巻している彼らだが、その人気には韓国メディアも驚きを隠せない。「防弾少年団、2017上半期日韓チャート同時席巻…独走的人気を立証」(Break News)、「防弾少年団、日韓チャートで人気をさらった“トップアイドル”」(スポーツ・ワールド)といった具合だ。 防弾少年団はなぜ、ここまでブレークしたのか? 2010年に少女時代やKARAが巻き起こしたK-POPブームが下火となって久しいが、彼らの活躍は目覚ましいものがある。 その理由について、韓国の芸能関係者はこう語る。 「防弾少年団は、メンバー全員が作詞作曲する能力を持っており、ステージを掌握する面でも、パフォーマンスを消化する面でも長けている。そして何より、音楽的な実力が頭ひとつ抜きんでているグループ。CDとステージだけで十分に魅力を伝えられるから、国内はもちろん、海外でも人気を集められる」 つまり、音楽とパフォーマンスが秀でているため、ファンと接する機会が少なくならざるを得ない海外においても人気を獲得できるし、逆に海外に赴く機会が増えても国内のファンをつかまえられるということだ。韓国のボーイズグループはファンミーティングなどを頻繁に行うことがひとつの特徴だが、防弾少年団はそこに頼らずとも魅力を感じられるというわけだ。 ただ、彼らが人気を呼んでいる理由は、それだけではない。SNSでの拡散力も強みだ。 例えばオフィシャルTwitterのフォロワー数は2017年7月12日現在、660万人以上。日本のオフィシャルアカウントは150万人を超えている。これは同じく人気を博しているEXOのフォロワー数(単一アカウントのみ運営、フォロワー約55万人)と比較しても圧倒的だ。 彼らはSNS上で、リアルタイムに近況を伝えたり、ファンレターを自ら読んだりと“ファン密着型”の活動を積極的に行っている。所属事務所BigHitエンタテインメントの関係者は「SNSにドラマのような日常が毎日新たに投稿されることで、全世界のファンたちが音楽は音楽として、日常は日常として楽しんでいる」と分析しているが、その影響力は今年、米国「TIME」誌で「インターネットで影響力を持つ25人」に選出されたほどだ。 そして、彼らは、こうしたファンたちに対する感謝を惜しまない。 「ニューメディアの力とファンの力をもらったのは私たちのほうだ」と話し、1000人のファンを招待してネット上で生配信したデビュー4周年パーティーなど、ファンと接する多様なコンテンツをつくり出している。その姿勢について韓国メディア「マネートゥデイ」は「防弾少年団が既存のアイドルと異なる点は、出ては消えるスターの限界を超え、固定ファンの拡張性と持続性にフォーカスした“常連客”狙いの戦略にある」と評価している。ワールドツアーのみならず、インターネットをうまく活用した、国境を越えた固定ファンとのコミュニケーションも怠らない。これも彼らの人気の秘訣だといえるだろう。 こうした魅力を武器に、今年5月には「ビルボード・ミュージック・アワード2017」で韓国人として初めて「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞するなど、日韓のみならず世界中に人気を広げる防弾少年団。今後も、彼らの快進撃から目が離せない。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・防弾少年団、TWICEに続き、Apinkにも殺害予告…韓国の芸能人を襲う“サセン・ファン”とは http://s-korea.jp/archives/17048?zo ・2016年に最も飛躍したK-POPグループは「防弾少年団」と「TWICE」 http://s-korea.jp/archives/11909?zo「血、汗、涙」(ユニバーサルミュージック)







