韓国「汚職撲滅法」施行に公務員たちが戦々恐々! 約1兆6,000億円の経済損失も?

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イメージ画像(Thinkstockより)
 9月28日、韓国では新たな法律が施行された。それが、「不正請託及び、金品などの授受の禁止に関する法律(略称:請託禁止法)」。提案者の名前から、通称「キム・ヨンラン法」と呼ばれ、韓国社会に蔓延する腐敗を一掃するというのが目的だ。  一言で言えば「接待禁止法」であり、公務員やマスコミ関係者、私立学校職員、およびその配偶者が、一定額以上の現金やプレゼント、接待を受けることを禁止するというもの。もちろん、違反すれば送った側も罪に問われる。  対象者数は、およそ400万人。同法の施行によって、3万ウォン(約3,000円)を超える飲食の接待や、5万ウォン(約5,000円)を超えるプレゼントに始まり、ゴルフなどのレジャー施設を利用した接待も禁止された。また、対象者が同一人物から一度に100万ウォン(約10万円)、年間300万ウォン(約30万円)を超える金品を受け取った場合、最高で3年以下の懲役、もしくは3,000万ウォン(約300万円)以下の罰金となる。 「キム・ヨンラン法」制定に当たっては、長い年月をかけて審議が重ねられたが、さっそく問題が浮上している。それが、違反者を通報した者に、最大2億ウォン(約2,000万円)の褒賞金を与えるという密告の推奨だ。その結果、施行当日には一般市民による過度な通報・密告が相次いだ。  通報第1号は、韓国のある大学での一幕。なんと、1人の学生が教授に缶コーヒーを渡しただけで、警察に「違法行為の瞬間を目撃した」というタレコミがあったのだ。「缶コーヒー1杯で?」と思うかもしれないが、この法律では「プレゼントを受け取ることで、学生の評価が変わる」という懸念から、学校関係者への贈答品は一切禁止されている。  いつ通報されるかわからない状況は、対象者たちに多大なストレスを与えている。実際、施行当日の各地域の警察署などには、「公職員以外の人間が間に入って、その人におごるという形も違反なのか?」「職場仲間におごるのもダメなのか?」など、数千から数万の質問が相次いだという。  一方、「キム・ヨンラン法」に翻弄されるのは公務員ばかりではない。外食産業やデパート、ゴルフなどのレジャー施設の打撃も大きい。刑罰を恐れた利用客の激減することが懸念されるからだ。  韓国経済研究院は、「キム・ヨンラン法の施行によって、外食産業や流通業、レジャー産業は年間11兆6,000億ウォン(約1兆6,000億円)の経済的損失を負う」と予想している。  実際、一部飲食店では3万ウォンの上限を超えないよう2万9,900ウォン(約2,990円)の接待コースを作ったり、デパートの贈答品コーナーでも、4万9,900ウォン(約4,990円)のプレゼント販売がされたりと、どの業種においても、生き残りをかけた戦いが始まった。施行前日には、多くの公務員が高級料理店で最後の接待を受けたという報道もある。  これまで、韓国社会では接待文化が強烈に根付いていて、公務員が贈賄を受けるのが当然という風潮だった。はたして、「キム・ヨンラン法」の施行は、そうした韓国の贈賄文化を改善することができるのか――。今後の展開に注目したい。

ひとりでじっくり挑みたい、硬派な近現代エロアート「エロティックアートミュージアム」

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館内には、うす~くK-POPが流れている
 ソウルからバスで小1時間、北朝鮮領までたった4kmの場所に位置する「ヘイリ芸術村」を訪れた。  1994年から少しずつ造成されたこの場所、当初は芸術家たちのアトリエやギャラリーが並ぶ本気のアート村だったが、2000年代後半から迷走。おもちゃ博物館、3D恐竜博物館、エルヴィス博物館など、ご家族・カップルに色目を使うベタな個人博物館ばかりが並ぶ、日帰り観光地・デートスポットとなっている。  次々と吸い取られる各館の入場料にため息をつきながら、だだっ広い芸術村をとぼとぼ歩いていたところ、珍スポ趣味をくすぐる博物館を発見。それが「エロティックアートミュージアム」だ。
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2014年にオープンしたばかりの新物件
 入り口にあったパンフレットを読むと、「朝鮮時代の春画から男根女根像、ヨーロッパの性文化、現代作家によるエロティシズムまで」、1,000点を超える展示物を誇るそうで、村上隆、ピカソ、アンディ・ウォーホルといった名前まで並ぶ。えっ、それってかなりすごくない?  入場料を払い、撮影許可を得て最初の部屋へ。まずは韓国の春画コーナー。韓国語だが、それぞれ解説もあり、歴史好きも一見の価値ある内容だ。  次の部屋に行くと、中国、ベトナムを筆頭とした民族的エロアートや、おとぼけ男根像が所狭しと並び、その密度に思わず圧倒される。  ただし、フロアはそれほど大きくなく、胃もたれがするほどではない。ねちっこい時間を過ごす中高年カップルたちとすれ違うのに気を遣いながら、先へと進む。
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1910年、韓国で最初に撮影されたエロ写真だとか。エロい顔に、時代も国境もないね!
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朝鮮戦争に参戦した軍人たちに贈られたハンカチ。この絵で自分を慰めていたのかと思うと、趣き深い
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エロ切手コーナー。単なる裸婦像ともいえるが、異常な物量がぼんやりとしたエロさを醸し出す
 性の喜びあふれる、浮かれた展示物にほのぼのとした気持ちになりながら、次の角を曲がったところ、いきなり中国の纏足(てんそく)写真が登場! 心臓が止まるかと思った。これって、エロと関係ないのでは……。  心を落ち着かせ、奥の部屋へ。そこには待望の巨匠コーナーが展開されていた。荒木経惟、ジェフ・クーンズらによる小さな写真がびっしり張ってあるけど、これって雑誌の切り抜き? ピカソの作品とやらも、随分ぞんざいに貼られているのが気になるが……。  続いて2階・3階へと進む。そこにはちゃんと額に飾られた、韓国を中心とする現代エロアート作品がずらりと並んでいた。こちらは、さすがに本物であろう。  あちらに見たことある村上隆の作品があると思ったら、村上フィギュアを韓国の画家がリアルに写生した「パロディ作品」であった。パンフにそう書いてよ……。  それはそれとして、細密に性器を描写した韓国作家のエロアートを鑑賞できるのはなかなか貴重。こんなアーティストもいるのかと、勉強になりました。
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韓国作家による裸婦像がずらり。奥にはウォーホルとシャガールの作だというエッチな絵が鎮座する
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館内で最もキュンときた作品、スク水のオードリー・ヘプバーン(キム・スンファン作)
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「国内最高のエロティック作家」と紹介されているチェ・ギョンテのコーナー。2001年に発表した女子高生シリーズが物議を呼び、罰金200万ウォンと作品焼却の罰を受けたとか
 30分ほどの観覧で、ミュージアムは終了。  カップルで楽しむことを目的としたチャラいセックスミュージアムが多い中で、意外にもアカデミックな情報を提供し、あいまにリアル纏足写真を投入するこのエロティックアートミュージアムこそ、ひとりで挑みたい、硬派な性の博物館といえる。  建物を出るとそこはカップルばかりで、そこから遠くにあるバス停まで、纏足を思いながらとぼとぼ歩いた。 ●エロティックアートミュージアム 住所  坡州市炭縣面法興里1652-115 ヘイリ芸術村G-31 営業時間 10:30~19:00 定休日 月曜 料金 8,000ウォン (文・写真=清水2000)

ひとりでじっくり挑みたい、硬派な近現代エロアート「エロティックアートミュージアム」

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館内には、うす~くK-POPが流れている
 ソウルからバスで小1時間、北朝鮮領までたった4kmの場所に位置する「ヘイリ芸術村」を訪れた。  1994年から少しずつ造成されたこの場所、当初は芸術家たちのアトリエやギャラリーが並ぶ本気のアート村だったが、2000年代後半から迷走。おもちゃ博物館、3D恐竜博物館、エルヴィス博物館など、ご家族・カップルに色目を使うベタな個人博物館ばかりが並ぶ、日帰り観光地・デートスポットとなっている。  次々と吸い取られる各館の入場料にため息をつきながら、だだっ広い芸術村をとぼとぼ歩いていたところ、珍スポ趣味をくすぐる博物館を発見。それが「エロティックアートミュージアム」だ。
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2014年にオープンしたばかりの新物件
 入り口にあったパンフレットを読むと、「朝鮮時代の春画から男根女根像、ヨーロッパの性文化、現代作家によるエロティシズムまで」、1,000点を超える展示物を誇るそうで、村上隆、ピカソ、アンディ・ウォーホルといった名前まで並ぶ。えっ、それってかなりすごくない?  入場料を払い、撮影許可を得て最初の部屋へ。まずは韓国の春画コーナー。韓国語だが、それぞれ解説もあり、歴史好きも一見の価値ある内容だ。  次の部屋に行くと、中国、ベトナムを筆頭とした民族的エロアートや、おとぼけ男根像が所狭しと並び、その密度に思わず圧倒される。  ただし、フロアはそれほど大きくなく、胃もたれがするほどではない。ねちっこい時間を過ごす中高年カップルたちとすれ違うのに気を遣いながら、先へと進む。
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1910年、韓国で最初に撮影されたエロ写真だとか。エロい顔に、時代も国境もないね!
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朝鮮戦争に参戦した軍人たちに贈られたハンカチ。この絵で自分を慰めていたのかと思うと、趣き深い
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エロ切手コーナー。単なる裸婦像ともいえるが、異常な物量がぼんやりとしたエロさを醸し出す
 性の喜びあふれる、浮かれた展示物にほのぼのとした気持ちになりながら、次の角を曲がったところ、いきなり中国の纏足(てんそく)写真が登場! 心臓が止まるかと思った。これって、エロと関係ないのでは……。  心を落ち着かせ、奥の部屋へ。そこには待望の巨匠コーナーが展開されていた。荒木経惟、ジェフ・クーンズらによる小さな写真がびっしり張ってあるけど、これって雑誌の切り抜き? ピカソの作品とやらも、随分ぞんざいに貼られているのが気になるが……。  続いて2階・3階へと進む。そこにはちゃんと額に飾られた、韓国を中心とする現代エロアート作品がずらりと並んでいた。こちらは、さすがに本物であろう。  あちらに見たことある村上隆の作品があると思ったら、村上フィギュアを韓国の画家がリアルに写生した「パロディ作品」であった。パンフにそう書いてよ……。  それはそれとして、細密に性器を描写した韓国作家のエロアートを鑑賞できるのはなかなか貴重。こんなアーティストもいるのかと、勉強になりました。
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韓国作家による裸婦像がずらり。奥にはウォーホルとシャガールの作だというエッチな絵が鎮座する
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館内で最もキュンときた作品、スク水のオードリー・ヘプバーン(キム・スンファン作)
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「国内最高のエロティック作家」と紹介されているチェ・ギョンテのコーナー。2001年に発表した女子高生シリーズが物議を呼び、罰金200万ウォンと作品焼却の罰を受けたとか
 30分ほどの観覧で、ミュージアムは終了。  カップルで楽しむことを目的としたチャラいセックスミュージアムが多い中で、意外にもアカデミックな情報を提供し、あいまにリアル纏足写真を投入するこのエロティックアートミュージアムこそ、ひとりで挑みたい、硬派な性の博物館といえる。  建物を出るとそこはカップルばかりで、そこから遠くにあるバス停まで、纏足を思いながらとぼとぼ歩いた。 ●エロティックアートミュージアム 住所  坡州市炭縣面法興里1652-115 ヘイリ芸術村G-31 営業時間 10:30~19:00 定休日 月曜 料金 8,000ウォン (文・写真=清水2000)

韓国業界シェアNo.2メーカーが“殺人歯磨き粉”販売も、政府機関は「水ですすぐから問題ない」の大放言

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加湿器殺菌剤が混入していた歯磨き粉「メディアン」
 韓国で起きた「殺人加湿器事件」を覚えているだろうか? 加湿器用殺菌剤が原因で、100人以上が死亡。去る5月2日には、その殺菌剤を販売していた英国系企業オキシー・レキットベンキーザー社の日本・韓国法人代表、アタ・シャフダー氏がソウルで謝罪会見している。謝罪する同氏に対して、遺族が平手打ちを食らわせるシーンも報道された。  なんとも恐ろしい事件だが、その騒動がようやく一段落を見せつつあった最近、加湿器殺菌剤に使われていたものと同じ成分であるCMITとMIT(クロロメチルイソチアゾリノン/メチルイソチアゾリノン)が歯磨き粉に混入していたことがわかり、韓国内がパニックに陥っている。CMITとMITは塗料などに含まれていても皮膚炎などを誘発し、肺線維化を引き起こす可能性がある危険な化学物質に分類されており、それが毎日のように使う歯磨き粉にまで混入していたとなれば、その混乱ぶりは想像に難くないだろう。“殺人歯磨き粉”と呼ぶのは大げさだが、混入が明らかとなったのは、韓国最大の化粧品メーカー、アモーレパシフィックが販売していた歯磨き粉11種だ。  しかも、問題となった歯磨き粉のうち「メディアン」と「ソンヨム」は、かなりの人気商品だという。複数のメディアによると、韓国の歯磨き粉の市場規模は約2,000億ウォン(約200億円)。ブランド別シェアを見ると、LG生活健康のペリオ(27.9%)が1位で、メディアンは20.1%の2位、ソンヨムも5.5%のシェアを誇る。つまるところ、韓国の歯磨き粉全体の25.6%に有害成分が含まれていたことになるわけだ。  問題はそのことを、製造業者や管理当局すら知らなかったという点だ。問題が発覚した当初、食品や医薬品などの安全を管理する機関・食品医薬品安全処は、「水ですすぐ歯磨き粉なので、体内には取り込まれず、有害性はない」としていた。  これに対して、ネット民らは「有害性がないだと? 口の中に傷があったらどうするんだ」「加湿器に入っていたら死ぬほどなのに、口の中に入って、なぜ影響がないと言えるのか!」「いったい何を信じればいいのかわからない」などと怒りを爆発させた。食品医薬品安全処は9月26日になって、11種の歯磨き粉すべての回収を実施させると発表している。  続く27日、アモーレパシフィックも「最近、原料会社から納品を受けたナトリウムラウリル硫酸塩(SLS)内にCMITとMIT成分がごく微量含まれていたことを確認した」と発表。「お客様に安全な製品を提供するため、原料購入段階から徹底的に管理するべきだったにもかかわらず、不適切な原料を使用したことについて、責任を痛感しながら、もう一度謝罪の言葉を申し上げる」と、事実関係を認めた。    冒頭に述べた殺人加湿器事件では英国系企業が非難の的となったが、今度は自国メーカーから有害成分混入問題が発覚した韓国。お得意のブーメラン炸裂! といったところか。

波瀾万丈な脱北ストーリーで話題を独占! 韓国版ニコ生で人気を集める「脱北生主」たち

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BJソン・ボムヒャン
 エロ、自虐行為、性別適合手術の体験談、軍隊でのエピソード……。これらは、韓国版ニコ生「アフリカ(Afreeca)TV」で大いに盛り上がるネタの一部だ。  ほかにも、ありとあらゆるジャンルの配信が飛び交うアフリカTVで、最近特に人気を集めているのが“脱北ネタ”だ。  北朝鮮の国境を越えて韓国に入国した、いわゆる脱北者(韓国の法律上では北韓離脱住民と呼ぶ)たちが、自ら「脱北BJ(ブロードキャスト・ジョッキー)」を名乗って当時の状況を淡々と語る動画が、ネット民の間ではやっているのだ。  現在、アフリカTVで活動中の脱北BJは4人。中でも、最も人気を集める女性BJ、ソン・ボムヒャンの「脱北女ソン・ボムヒャン脱北ストーリー」は、生配信が終わってからもYouTubeに動画がアップされ、再生回数は260万回を超えた。  明るい髪色にカラーコンタクトをつけ、一見すると普通の韓国女子と変わらないソン・ボムヒャンの話は、まさに映画のようだ。  ざっくり紹介しよう。彼女が初めて脱北を試みたのは10歳の時。先に脱北していた母に会いたくて、命懸けで中国へ渡った。しかし、北朝鮮に残留している弟のことが気になって、帰国。その後、再び脱北に成功して母とも再会し、やっと幸せな日々が訪れるかと思いきや、中国公安当局に見つかって再び北朝鮮へ送り返され、刑務所暮らしに。そうするうちに父と姉は亡くなり、彼女はまた脱北した。そうやって何年も苦労した末に、母や弟と韓国にたどり着いたという。  たった一度の脱北でも命懸けの覚悟が必要だというのに、何度も脱北を繰り返した彼女の半生は、われわれの想像を絶する波瀾万丈なものだったに違いない。
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BJイ・ピョン
 およそ1時間45分にわたって繰り広げられるソン・ボムヒャンのストーリーに、ネット民からは「涙なしには聞けない」「そのまま映画にしてもよさそうだ」「ある意味、強運の持ち主だな」といった声が寄せられている。  彼女と同じく、脱北BJとして活動するイ・ピョンも人気だ。彼は自分の脱北ストーリーはもちろん、視聴者が気になる北朝鮮のへの疑問について、なんでも答えてくれる。  例えば「子どもの頃は、どんなアニメを見ていたか?」「学校のルールは、どうなっていたか?」「北朝鮮には、どんな方言があるのか」などなど。彼は韓国ウェブマガジン「ize」のインタビューで、「動画配信を通じて、脱北者に対する偏見をなくしたかった」と語っている。  東亜日報と脱北者支援機関「南北ハナ財団」の共同調査によると、「韓国人と北朝鮮出身者は似ているか?」という質問に対し、73.3%の北朝鮮出身者が「似ている」と答えたが、韓国人は47.3%のみ。また、「お互いコミュニケーションが難しい」と感じるのは、双方とも60%以上だ。この結果を見る限り、韓国社会には、両者のわだかまりが、厳然と横たわっているようにも思われる。  お互いの理解を深め合うツールとして、脱北BJたちの今後の活躍に期待したい。

ドイツ人に続き……インド人も、韓国人が大嫌いだった

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イメージ画像(Photo By M M from Flickr )
 韓国が、インド人に嫌われている事実が明らかになった。韓国「聨合ニュース」が伝えたアメリカ世論調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査結果によると、インド人の中で韓国に「好感を持っている」と答えたのは、わずか30%にすぎなかったという。インド人が「好感を持っている」と回答した割合は、アメリカ56%、日本44%。国際舞台で葛藤を見せている中国に対してさえ、31%の好感度だ。韓国はインド人にとって、中国よりも好感度が低い国という結果となった。  この結果を受けて、韓国ネット民たちは「カレー以外に興味がない」「こっちもインドに好感を持っていない」などと強がっているが、今回の調査結果は、それほど目新しいものでもなかっただろう。 なぜなら、アジア各国の韓国に対する好感度が低いのは、すでに周知の事実だからだ。  例えば、同センターは昨年9月、アジア太平洋地域10カ国の、日本、中国、インド、韓国に対する好感度について調査している。その結果を見ると、好感度は高い順に日本(71%)、中国(57%)、インド(51%)、韓国(47%)となった。    同調査の詳細を見てみよう。  韓国に好感度を示した国は、ベトナム(82%)が最高。続いて、フィリピン(68%)、オーストラリア(61%)、マレーシア(同)などの国が韓国を支持している。こう見ると、韓国の好感度もなかなか高いと思うかもしれないが、同じく日本に対する好感度を調べてみると、ベトナム(82%)、フィリピン(81%)、オーストラリア(80%)、マレーシア(84%)と、圧倒的な結果に。むしろ、日本に対するいいイメージが、韓国にまで影響しているのではないかと思えるほどだ。  実際に、日本をあまり好意的に見ていないパキスタン(48%)とインド(46%)は、韓国に対してパキスタン(15%)、インド(28%)と、さらに悪いイメージを持っている。  ちなみに、日本に対して最も強い嫌悪感を示したのは、中国(88%)で、次点は韓国(75%)だった。日本も両国に対しては、中国(91%)、韓国(79%)と、まったくいいイメージを持っていないので、お互いさまなのかもしれない。  韓国を嫌う国としては、ドイツが知られているが(参考記事)、今回の調査で“世界経済の成長動力”と呼ばれるほど注目を集めているインドにまで嫌われている現実が再度明らかになった。かの国に、現状を打開するすべはあるのだろうか?

警察が1日に2~3回出動する店舗も……韓国で「小学生入店お断り」のネカフェが増えるワケ

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イメージ画像(足成より)
 最近、「男性のみの入店禁止」をうたい文句にした歌舞伎町のイタリアンレストランが、SNSを中心に物議を醸す事態となった。この一件は、店側の謝罪と撤回によって鎮静化されたが、韓国では「入店お断り」を掲げるある場所に、一定以上の理解が示されている。  その場所とは、韓国の街中でよく目にするPC室(インターネット・カフェ)。入店禁止対象は小学生だ。もちろん「騒々しい」「子どもだけではトラブルに巻き込まれる可能性がある」という理由もあるが、一番の理由は最近、年齢制限のあるゲームをプレイしている子どもを警察に通報する、という遊びが利用客の間で大流行しているからだ。  事の発端は、あるインターネット掲示板の「小学生が18禁ゲームをプレイしていたから、警察に通報した」という書き込み。これを契機に、なぜか局所的なブームが起きている。  当然、通報を受けた警察は、出動せざるを得ない。この際に責任を負うのは、場所を提供したPC室だ。しかし、単なる娯楽施設にすぎないPC室側で厳格な年齢確認を行うのは難しい。年齢制限のあるゲームも、保護者のIDさえあれば、簡単にプレイできるからだ。その結果、罰金や営業停止処分を受けるPC室が増加しているというのだ。ある店舗では、たった1日の間に2~3回も警察が出動し、売り上げに甚大な被害を受けたという。この対策としてPC室が打ち出したのが、「小学生入店禁止」なのだ。  PC室側からすれば苦肉の策だったはずだが、この決定は多くの支持を集めている。あるPC室では、小・中学生の出入りを禁止して、専用駐車場や大型喫煙室を完備する“大人の空間”として売り出したところ、料金を1時間1,200ウォン(約120円)と、相場より25%以上高く設定しながらも、大好評を得る結果となった。    このように、さまざまなセールスポイントをアピールすることで、死中に活を求めようとするPC室だが、その展望は明るくない。実際、「2015年韓国ゲーム白書」によると、韓国PC室の総数は、全盛期だった2001年の2万3,548軒から、14年には1万3,146軒にまで減少したことも明かになった。    この件に関して、業界関係者たちは「無料Wi-Fiが使えるカフェと、オンラインゲーム市場の衰退」が原因と分析している。かつては“オンラインゲーム大国”と称された韓国の凋落がダイレクトに響いた結果となった。    韓国の街中から、PC室が消える日も近い?

警察が1日に2~3回出動する店舗も……韓国で「小学生入店お断り」のネカフェが増えるワケ

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イメージ画像(足成より)
 最近、「男性のみの入店禁止」をうたい文句にした歌舞伎町のイタリアンレストランが、SNSを中心に物議を醸す事態となった。この一件は、店側の謝罪と撤回によって鎮静化されたが、韓国では「入店お断り」を掲げるある場所に、一定以上の理解が示されている。  その場所とは、韓国の街中でよく目にするPC室(インターネット・カフェ)。入店禁止対象は小学生だ。もちろん「騒々しい」「子どもだけではトラブルに巻き込まれる可能性がある」という理由もあるが、一番の理由は最近、年齢制限のあるゲームをプレイしている子どもを警察に通報する、という遊びが利用客の間で大流行しているからだ。  事の発端は、あるインターネット掲示板の「小学生が18禁ゲームをプレイしていたから、警察に通報した」という書き込み。これを契機に、なぜか局所的なブームが起きている。  当然、通報を受けた警察は、出動せざるを得ない。この際に責任を負うのは、場所を提供したPC室だ。しかし、単なる娯楽施設にすぎないPC室側で厳格な年齢確認を行うのは難しい。年齢制限のあるゲームも、保護者のIDさえあれば、簡単にプレイできるからだ。その結果、罰金や営業停止処分を受けるPC室が増加しているというのだ。ある店舗では、たった1日の間に2~3回も警察が出動し、売り上げに甚大な被害を受けたという。この対策としてPC室が打ち出したのが、「小学生入店禁止」なのだ。  PC室側からすれば苦肉の策だったはずだが、この決定は多くの支持を集めている。あるPC室では、小・中学生の出入りを禁止して、専用駐車場や大型喫煙室を完備する“大人の空間”として売り出したところ、料金を1時間1,200ウォン(約120円)と、相場より25%以上高く設定しながらも、大好評を得る結果となった。    このように、さまざまなセールスポイントをアピールすることで、死中に活を求めようとするPC室だが、その展望は明るくない。実際、「2015年韓国ゲーム白書」によると、韓国PC室の総数は、全盛期だった2001年の2万3,548軒から、14年には1万3,146軒にまで減少したことも明かになった。    この件に関して、業界関係者たちは「無料Wi-Fiが使えるカフェと、オンラインゲーム市場の衰退」が原因と分析している。かつては“オンラインゲーム大国”と称された韓国の凋落がダイレクトに響いた結果となった。    韓国の街中から、PC室が消える日も近い?

悪質な客からアルバイト店員を守れ! 店主が斬新なアイデアで対抗「目には目を……」

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「人様の大切な子ども」というメッセージ入りの制服
 韓国の飲食店では最近、アルバイト店員を守るための、さまざまな工夫が見受けられる。  例えば、「人様の大切な子ども」というメッセージが背中に書かれたアルバイトの制服が、はやっているというのだ。これは、「あなたの子どもが大切であるように、私も私の両親にとって大切な子どもですよ」と、客にアピールするためのものだ。  また、ソウルのとあるカフェには「タメ口で注文すると、タメ口で対応します」という注意書きが登場。例えば、客がタメ口で「コーヒーひとつ」と注文すれば、アルバイトも客と同じくタメ口で「3,000ウォン(約270円)」などと対応するそうだ。ほかにも客に対し「アイスかホットか、きちんと伝えること」「店員からの挨拶に応じること」「タバコの火を消すこと」など、注文時のマナーが細かく案内されている。  日本人の感覚からすると、韓国の接客サービスのレベルは低い。しかし、それを上回るのが、客のマナーの悪さだ。  今年1月に韓国のアルバイト求人サイト「アルバモン」が発表した調査によると、アルバイト経験者が選ぶ“最悪の客”第1位は、「店内にゴミを放置して去っていく客」。第2位は「レジで、お金やクレジットカードをポイッと投げつける客」、第3位は「絶え間なくせかす客」だった。  ほかにも、アルバイトに向かって「スピードが遅い」「早くしろ!」と怒鳴ったりする客なども多いようだ。  前出の「人様の大切な子ども」制服を導入した飲食店の店長は、「いい年した客が、20代のバイトを奴隷のように扱うのを見て、胸が痛かった」と、その経緯を話している。  実際に、とあるデパートでは昨年、男性アルバイトによる駐車案内が気に入らなかった母娘が、彼にビンタを食らわせ、2時間近くひざまずかせた事件があった。また今年7月には、無理な要求でアルバイトを困らせた50代の女性が、挙げ句、花瓶を投げつけたことも。  こうしたストレスを日常的に受けるためか、若者の間では「最低賃金=最低労働」という認識も広がっている。アルバイトで最低賃金をしかもらえない以上、最低限の労働力・サービスを提供すればそれでいい、ということだ。ちなみに、韓国の最低賃金は自給6,030ウォン(約540円)。2017年には、なんとか7.3%上乗せされた6,470ウォン(約580円)になる予定だ。 「客は王様」「客はいつも正しい」という認識から、「店員も客もお互い尊重し合おう」という雰囲気に変わりつつある韓国。そうなれば、サービスの質も向上するだろうか?

韓国屈指のリゾート島・済州島が、“中国人襲来”で治安悪化「外国人犯罪者の7割が中国人」

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中国人観光客の被害に遭う、済州島の飲食店(世界日報より)
 韓国随一のリゾート地として知られる済州島。済州島は、「泥棒とホームレス」がおらず、「大門」がなくても暮らせる平和な島という意味で、「三無の島」との愛称でも親しまれていた。ただ、そのような島に、変化が訪れようとしている。近年、中国人ら外国人による犯罪が急増。治安が悪化し始めているのだ。住民たちは「済州島が恐ろしいところになってしまった」と、不安を訴えている。  9月17日、済州市内のカトリック教会では、祈祷中の女性(61)が、中国人の男(51)に刃物で襲われ、死亡するという事件が発生した。この男は現場から逃走したが、約7時間後、警察に逮捕された。  なぜ、男は女性を襲ったのか? その理由は、思わず耳を疑いたくなるような、意味不明なものだった。 「教会に行くと、女性がひとりで祈りを捧げていた。昔、自分から逃げて行った前妻2人の姿がその女性と重なり、カッとなって犯行に及んだ」  同9日には、飲食店で、女性店主及び韓国人客が、中国人観光客8人に集団暴行を受ける事件も発生していた(参照記事)。中国人観光客たちは、飲食店によそで買った酒を持ち込み、酒盛りを始めようとしたのだが、それを制止した店主と居合わせた客に暴行を振るったというのだ。済州市内では現在、似たような事件が後を絶たない。  済州地方警察庁によると、済州地域の外国人犯罪者数は、2011年には121人だったが、15年には393人と、3倍以上に増えているという。今年は、7月の段階ですでにその数が347人となっており、増加傾向は著しい。  済州地域で外国人による犯罪が急増した背景としては、無査証(ビザなし)入国制度の施行がある。無査証で入国した外国人は、11年の15万3,662人から、15年には62万9,724人と、4倍以上に増加した。なお、今年事件を起こした外国人犯罪者347人のうち、約69%に当たる240人が中国人となっている。済州島を訪問する外国人観光客の大半、85%が中国人という統計もある。  済州島の住民からは「教会で殺人が起こるなんて……」「済州島が安心して暮らせない場所になりつつある」「外国人の入国制度を見直すべき」などと、困惑や怒りが噴出している。 (文=河鐘基)