米「TIME」誌が「第2の江南スタイル」と評したピコ太郎の「Pen-Pineapple-Apple-Pen(PPAP)」は、「江南スタイル」の本場・韓国でも人気だ。防弾少年団やTWICEなど、多くの人気K-POPアイドルが「PPAP」を真似し、テレビ番組でもパロディー化されている。 そんな中、「PPAP」人気に便乗する“パクリCM”が登場。波紋が広がっているようだ。 くだんのCMを作ったのは、日本人にもおなじみの「ロッテリア」。期間限定の「ロングチーズスティック」を宣伝するためのもので、男性タレントのキム・ミンギョが出演している。 CMの中では、ピコ太郎のコスプレをしたキム・ミンギョが、音楽が流れると同時にリズムに乗りながら「19センチ!」と歌い始める。「I have a pen~」で始まる歌詞は、「I have a Cheese,I have a Stick......ah␣CheeseStick! I have a Cheese,I have a Long Stick......ah␣Long Cheese Stick!」に変わった。歌のハイライトである「ペンパイナッポーアッポーペン!」は「Long Cheese Stick Stick Long!」に。“19センチのロングなチーズスティック”をアピールしまくっている。 どう見ても「パクリ」としかいえない同CMが公開されるや否や、ネットでは賛否両論が巻き起こった。 「広告だってわかっても見ちまう」「面白いし、印象に残る」「ピコ太郎よりダンスがうまい」「久々に笑った」という絶賛の声が上がる一方で、「ロッテリアが、ついにやらかした」「プライドなさすぎ」「“ロッテは日本企業”とかいわれている現状で、こんなCMを作った意味は?」「いい広告とはいえない」「高校生レベルのアイデアを、大企業が採用した」といった非難のコメントも続出。 また、やたら「19センチ」を強調することに対し、「これ見てアレを想像したのは俺だけ?」「アレが19センチだって!?」「俺のジュニアと同じ」「韓国男性の平均は6.9センチだから、ロングチーズスティックの勝ち」と、性的な意味でとらえる声も目立つ。 それにしても、同CM動画が掲載されたFacebookには約7万人が「いいね!」を押し、YouTubeでは視聴回数500万回を記録。韓国人の好奇心をそそった点においては、成功したCMといえるかもしれない。YouTube「LOTTE RIA」より
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八百長、賭博、淫行……韓国球界もスキャンダルだらけ?
広島カープの25年ぶりのリーグ優勝などで盛り上がった、今年のプロ野球。一方、韓国球界は、ファンに後ろ指をさされるようなスキャンダルのオンパレードの1年となった。 まず3月のオープン戦期間には、KTウィズのオ・ジョンボク選手に、飲酒運転スキャンダルが発覚。ホームである水原市内で飲酒後、乗用車を運転していたところ、警察の取り調べを受け、御用となった。シーズンが始まる前の大事な時期とあって、韓国野球委員会(KBO)関係者も激怒。15試合の出場停止と、ユース野球ボランティア活動120時間の制裁を科している。 7月13日には、同じKTウィズのキム・サンヒョン選手が引退を発表した。これは、住宅街に止めた自分の車の中で、女子大生にわいせつ行為を働いたのが原因。球団側は口頭指導後に試合へ出場させていたが、のちにメディアに事実が発覚し、猛批判を受けた。 また今年は、八百長試合に関わった選手も多数検挙されている。まず、元NCダイノスのイ・テヤン被告と元ネクセン・ヒーローズのムン・ウラン被告が、2015年シーズン中に八百長に関わったとして7月に起訴された。結果、イ被告は1審で懲役10カ月、執行猶予2年、2,000万ウォン(約200万円)の罰金を言い渡されている。続いて11月にも八百長が発覚。投手9名などが検挙されている。 それより少しさかのぼること7月には、マカオでの海外遠征賭博問題で、サムスンライオンズのアン・チマン選手が起訴、チームを解雇された。アン被告は暴力団から資金を受け取ってマカオで賭博に興じたとされ、常習的な賭博、不法賭博サイト開設などの容疑に問われている。 球界の不祥事は、選手ばかりにとどまらない。ネクセン・ヒーローズの代表理事イ・ジャンソク被告は、20億ウォン(約2億円)の詐欺と、40億ウォン(約4億円)の横領容疑で拘束・起訴された。 ざっと振り返るだけでも、お粗末ぶりが明らかだが、果たして来年は、韓国球界にとってどんな1年になるのか? 私生活もフェアプレイ、また紳士的な精神で臨んでほしいものだ。 (文=河鐘基)イメージ画像(足成より)
「4日に1人が死亡」の韓国軍で、今度は大爆発事故! ずさんすぎる軍の実態に世界から冷たい視線
韓国軍施設で、またしても大事故が起きた。12月13日、蔚山(ウルサン)の陸軍部隊で訓練用の火薬が爆発し、23人が負傷したのだ。 負傷した兵士の命に別状はないというが、やけど、骨折、鼓膜破裂などのけがを負い、病院に搬送されている。写真を見る限り、かなりの大けがだ。 軍によると、爆発は兵士たちが垣根の補修工事を終え、昼食をとるために食堂へ移動しようとした際、予備軍訓練用のプレハブの建物で起こったという。現場にいた兵士は「体が吹き飛ぶほどの衝撃だった」と証言している。 いったいなぜ、爆発が起きたのだろうか? 軍当局は「(負傷した)兵士たちが破棄されていた爆音筒の火薬を踏んだか、もしくは静電気が原因だった」と発表。現場には、訓練用の爆音筒約1,600個分の火薬が1個当たり3グラムに分けて捨てられていたが、一部が一カ所に集まっており、兵士たちはそれを知らずに踏んでしまったようだ。 しかし、なぜこのような大惨事につながったのかまでは解明されていない。そのため、さまざまな臆測が出ている。 ネット上では、「どんなずさんな管理をしたら火薬が爆発するんだよ」「今回はいくら補償するのかな? 脚がなくなったときは800万ウォン(約80万円)だったけど」「軍隊の中に工作員がいたのでは?」「国全体が手りゅう弾だな」などといった声が上がっている。 一刻も早い原因解明が求められているが、そもそも韓国軍は事件・事故が多すぎるという指摘が尽きない。軍事事件を扱う軍事法院の資料によると、2012年から今年上半期までに発生した軍内の事件・事故による死亡者は476人に上る。これは、ここ5年間、軍隊で4日に1人が死亡しているということになる。最も多い死因は自殺だが、交通事故53人、墜落23人をはじめ、事故による死亡者も決して少なくない。一般人だけでなく、芸能人やスポーツ選手が兵役逃れに奔走しているのもうなずけるだろう。 そんな韓国の軍隊事情は、他国からも皮肉られている。イランの国営放送「プレスTV」は最近、「毎年数千人の韓国の若者が、徴兵から逃れようと国籍を変更する。ここ5年間、8,000人がアメリカに、3,000人がカナダと日本の国籍に変更した」「(韓国の若者は)軍隊に行くことは時間の浪費と考えている」と、報じている。これは、まさに事実と言っていいだろう。 爆発事故で、またしても汚点が増えた韓国軍。詳しい原因を明らかにして、今後の教訓とするべきだが、果たして……。爆発事故の被害者たち
「4日に1人が死亡」の韓国軍で、今度は大爆発事故! ずさんすぎる軍の実態に世界から冷たい視線
韓国軍施設で、またしても大事故が起きた。12月13日、蔚山(ウルサン)の陸軍部隊で訓練用の火薬が爆発し、23人が負傷したのだ。 負傷した兵士の命に別状はないというが、やけど、骨折、鼓膜破裂などのけがを負い、病院に搬送されている。写真を見る限り、かなりの大けがだ。 軍によると、爆発は兵士たちが垣根の補修工事を終え、昼食をとるために食堂へ移動しようとした際、予備軍訓練用のプレハブの建物で起こったという。現場にいた兵士は「体が吹き飛ぶほどの衝撃だった」と証言している。 いったいなぜ、爆発が起きたのだろうか? 軍当局は「(負傷した)兵士たちが破棄されていた爆音筒の火薬を踏んだか、もしくは静電気が原因だった」と発表。現場には、訓練用の爆音筒約1,600個分の火薬が1個当たり3グラムに分けて捨てられていたが、一部が一カ所に集まっており、兵士たちはそれを知らずに踏んでしまったようだ。 しかし、なぜこのような大惨事につながったのかまでは解明されていない。そのため、さまざまな臆測が出ている。 ネット上では、「どんなずさんな管理をしたら火薬が爆発するんだよ」「今回はいくら補償するのかな? 脚がなくなったときは800万ウォン(約80万円)だったけど」「軍隊の中に工作員がいたのでは?」「国全体が手りゅう弾だな」などといった声が上がっている。 一刻も早い原因解明が求められているが、そもそも韓国軍は事件・事故が多すぎるという指摘が尽きない。軍事事件を扱う軍事法院の資料によると、2012年から今年上半期までに発生した軍内の事件・事故による死亡者は476人に上る。これは、ここ5年間、軍隊で4日に1人が死亡しているということになる。最も多い死因は自殺だが、交通事故53人、墜落23人をはじめ、事故による死亡者も決して少なくない。一般人だけでなく、芸能人やスポーツ選手が兵役逃れに奔走しているのもうなずけるだろう。 そんな韓国の軍隊事情は、他国からも皮肉られている。イランの国営放送「プレスTV」は最近、「毎年数千人の韓国の若者が、徴兵から逃れようと国籍を変更する。ここ5年間、8,000人がアメリカに、3,000人がカナダと日本の国籍に変更した」「(韓国の若者は)軍隊に行くことは時間の浪費と考えている」と、報じている。これは、まさに事実と言っていいだろう。 爆発事故で、またしても汚点が増えた韓国軍。詳しい原因を明らかにして、今後の教訓とするべきだが、果たして……。爆発事故の被害者たち
“平和的”デモ現場は痴漢し放題!? 「5回痴漢してやったぜ」「JK眺めるとストレス発散になる」の声も
朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求め、韓国では毎週デモが行われている。弾劾訴追案可決から一夜明けた10日にも、全国各地では100万人以上が抗議集会に参加した。 そのようなデモを、韓国をはじめ各国のメディアは「平和的だ」と伝えている。ろうそくをともし、警察車両に花柄のシールを貼るといったデモ行為が「まるでお祭りのようだ」と評したメディアもあったほど。 しかしながら、デモ現場が100%平和に満ちていたわけではない。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」と言ったチャーリー・チャップリンの言葉通り、デモ参加者の中には不快な思いをした人も多いようだ。 「中央日報」によると、デモの規模が大きくなるにつれ、タチの悪い参加者の、女性や青少年に対する非難や嘲笑、セクハラ、痴漢行為がまん延しているという。 記事の中で、女子高生たちはこう証言する。 「授業が終わった後、制服姿のままデモ現場に駆けつけたら、『若いのにキレイな顔してるね』『かわいらしいのに、なぜマスクで顔を隠すんだい? 外してごらん』と、おじさんたちから言われた。本当に嫌な気分だった」 「『どうせ勉強するのが嫌だったから、デモに来たんだろ?』と嫌みを言われた」 「知らないおじさんに脚をジロジロ見られたからにらみ返すと、『制服のスカートが短すぎるぞ!』と叱られた」 女子高生に限らず、SNSでは、多くの女性がお尻や胸を触られるといった痴漢被害に遭ったことを明かしている。「50代の男性に、下半身を密着させられた」「見知らぬ老人に、お尻を揉まれた」「胸を触られた」といった告発が続出している。 その一方で、「今日は、5回痴漢してやったぜ」「デモ現場で女子高生を眺めてるとストレス発散になる」「ろうそくデモは彼女を作る絶好のチャンスだろ」といった書き込みも。実際、デモ現場にいた男が痴漢容疑で逮捕されたケースもあったが、さほど話題にはならなかった。 表向きは、体のいい“平和的デモ”だが、「痴漢が多かったのに、何が平和的デモだ?」「大統領が女性だからという理由で、女性嫌悪発言も多かった」「成熟した民主主義? まずは女性たちの人権が守られるべきでは?」という皮肉の声も多い。 本当の意味で“平和的デモ”が行われるには、まだまだ時間がかかりそうだ。YouTube「ANNnewsCH」より
<韓国3大未解決事件>1991年に、いったい何があったのか?
韓国で約700万人を動員した大ヒット映画『哭声/コクソン』が、来年3月より日本で公開される。日本人俳優・國村隼が出演する同作品は、平和な田舎村に突如現れた國村演じる“よそ者”がきっかけで、虐殺事件が次々と発生し、村が混乱の渦に巻き込まれるストーリーのサスペンス・ホラー映画だ。 その内容設定はかなりリアルで、実話だと勘違いする観客も続出。実は、韓国では実際に起きた凶悪事件を映画化することが多く、「韓国3大未解決事件」と呼ばれる事件も、『殺人の追憶』(03年)、『あいつの声』(07年)、『カエル少年失踪殺人事件』(11年)という映画になっている。 ここ数年、韓国では80~90年代を背景にしたドラマがヒットを続けて国民のノスタルジーを呼び起こしているが、韓国の90年代は実際のところ、政府が「犯罪との戦争」を宣言するほど暗い時代だった。「韓国3大未解決事件」もすべて1991年に発生(もしくは連続犯行が終了)しているのも、偶然ではないかもしれない。 そんな時代を物語る「韓国3大未解決事件」を見ていこう。 まず、映画『殺人の追憶』のモチーフになった「華城(ファソン)連続殺人事件」は、86~91年にかけて現在の華城市にて10人の女性が強姦殺害された事件だ。被害女性の年齢層は10~70代とバラバラだったが、性器に激しい損傷を受けていたという共通点があった。ナイフでえぐられたり、膣の中からボールペンやスプーン、桃の種が9個も出てきたりした、非常に猟奇的な犯行といえるだろう。 どの事件現場でも犯人のものと思われる精液や髪の毛が見つかったが、当時の科学捜査では犯人を特定できず、約2万人もの容疑者・参考人が捜査対象となった。その捜査ファイルは、業務用ロッカー5台を埋め尽くす分量だったという。しかし、捜査過程で3人の容疑者が自殺し、「華城怪談」という異名を残したまま、06年に時効を迎えることになった。 映画『あいつの声』のモチーフになったのは、「イ・ヒョンホくん誘拐事件」だ。ソウル・狎鴎亭洞(アックジョンドン)の公園で遊んでいたイ・ヒョンホくん(9歳)が30代と思われる男に誘拐されたこの事件は、ヒョウンホくんの両親と誘拐犯が60回にわたって電話やメモのやりとりをしたにもかかわらず、最後の連絡から1カ月後にヒョウンホくんは遺体で発見された。しかも検視の結果、実は誘拐初日に殺害されていたことが判明。人々を激怒させた。 犯人は、誘拐初日に録音したヒョウンホくんの声を編集して、狡猾な手口で両親に身代金を要求するも、警察の介入に気づき、時効まで姿を消した。犯人の似顔絵や声は、今もネット上に公開されている。 映画『カエル少年失踪殺人事件』は、当時小学生だった5人の少年が、サンショウウオの卵を探しに近所の山へ出かけたきり失踪した事件をモチーフにしている。「カエル少年」と呼ばれる理由は、少年たちが探しに行った“サンショウウオの卵”が“カエルの卵”と誤伝されてしまったからだ。 当時、全国民を巻き込んだ“カエル少年探し”が行われるも、まったく成果はなかった。それから11年が過ぎた02年、とある高校の新築現場でカエル少年たちと思われる5体の白骨死体を発見。検視の結果、頭に殴られたような痕跡があったので他殺と断定されるも、捜査を進めるには時間がたちすぎていた。 ちなみに、少年たちが通っていた小学校は、彼らの死亡が確定した02年まで、もし生きて発見されたら即復学できるよう、学籍をそのまま残し、毎年5人分の定員枠も空けていたという。 それにしても、人々が強い関心を抱き続ける、このような凶悪事件が映画化されるのは致し方ないが、遺族の気持ちを考えるとやるせない。イメージ画像(Thinkstockより)
<韓国3大未解決事件>1991年に、いったい何があったのか?
韓国で約700万人を動員した大ヒット映画『哭声/コクソン』が、来年3月より日本で公開される。日本人俳優・國村隼が出演する同作品は、平和な田舎村に突如現れた國村演じる“よそ者”がきっかけで、虐殺事件が次々と発生し、村が混乱の渦に巻き込まれるストーリーのサスペンス・ホラー映画だ。 その内容設定はかなりリアルで、実話だと勘違いする観客も続出。実は、韓国では実際に起きた凶悪事件を映画化することが多く、「韓国3大未解決事件」と呼ばれる事件も、『殺人の追憶』(03年)、『あいつの声』(07年)、『カエル少年失踪殺人事件』(11年)という映画になっている。 ここ数年、韓国では80~90年代を背景にしたドラマがヒットを続けて国民のノスタルジーを呼び起こしているが、韓国の90年代は実際のところ、政府が「犯罪との戦争」を宣言するほど暗い時代だった。「韓国3大未解決事件」もすべて1991年に発生(もしくは連続犯行が終了)しているのも、偶然ではないかもしれない。 そんな時代を物語る「韓国3大未解決事件」を見ていこう。 まず、映画『殺人の追憶』のモチーフになった「華城(ファソン)連続殺人事件」は、86~91年にかけて現在の華城市にて10人の女性が強姦殺害された事件だ。被害女性の年齢層は10~70代とバラバラだったが、性器に激しい損傷を受けていたという共通点があった。ナイフでえぐられたり、膣の中からボールペンやスプーン、桃の種が9個も出てきたりした、非常に猟奇的な犯行といえるだろう。 どの事件現場でも犯人のものと思われる精液や髪の毛が見つかったが、当時の科学捜査では犯人を特定できず、約2万人もの容疑者・参考人が捜査対象となった。その捜査ファイルは、業務用ロッカー5台を埋め尽くす分量だったという。しかし、捜査過程で3人の容疑者が自殺し、「華城怪談」という異名を残したまま、06年に時効を迎えることになった。 映画『あいつの声』のモチーフになったのは、「イ・ヒョンホくん誘拐事件」だ。ソウル・狎鴎亭洞(アックジョンドン)の公園で遊んでいたイ・ヒョンホくん(9歳)が30代と思われる男に誘拐されたこの事件は、ヒョウンホくんの両親と誘拐犯が60回にわたって電話やメモのやりとりをしたにもかかわらず、最後の連絡から1カ月後にヒョウンホくんは遺体で発見された。しかも検視の結果、実は誘拐初日に殺害されていたことが判明。人々を激怒させた。 犯人は、誘拐初日に録音したヒョウンホくんの声を編集して、狡猾な手口で両親に身代金を要求するも、警察の介入に気づき、時効まで姿を消した。犯人の似顔絵や声は、今もネット上に公開されている。 映画『カエル少年失踪殺人事件』は、当時小学生だった5人の少年が、サンショウウオの卵を探しに近所の山へ出かけたきり失踪した事件をモチーフにしている。「カエル少年」と呼ばれる理由は、少年たちが探しに行った“サンショウウオの卵”が“カエルの卵”と誤伝されてしまったからだ。 当時、全国民を巻き込んだ“カエル少年探し”が行われるも、まったく成果はなかった。それから11年が過ぎた02年、とある高校の新築現場でカエル少年たちと思われる5体の白骨死体を発見。検視の結果、頭に殴られたような痕跡があったので他殺と断定されるも、捜査を進めるには時間がたちすぎていた。 ちなみに、少年たちが通っていた小学校は、彼らの死亡が確定した02年まで、もし生きて発見されたら即復学できるよう、学籍をそのまま残し、毎年5人分の定員枠も空けていたという。 それにしても、人々が強い関心を抱き続ける、このような凶悪事件が映画化されるのは致し方ないが、遺族の気持ちを考えるとやるせない。イメージ画像(Thinkstockより)
「こんな時期に正気か!?」ソウルのど真ん中で開かれた“天皇誕生パーティー”に大バッシング!
来る12月23日は「天皇誕生日」だ。毎年、皇居で行われる一般参賀の様子がニュースで流れたりするわけだが、実はお隣の国・韓国でも、天皇誕生日がひそかに祝われている。 12月8日、グランドハイアット・ソウルの1階大ホールにて「ナショナルデイ・レセプション」と題した、今上天皇の誕生日前祝いパーティーが行われた。2014年から毎年12月に行われているこのパーティーは、いまや日本の各在外公館による恒例行事。在韓日本国大使館によると、韓国政財界の主要人物や在韓外交使節など、大使館が招待状を送った人のみ参加できる非公開パーティーだという。 ただ、パーティーに対する韓国人の反発は想像に難くない。特に最近は朴槿恵大統領のスキャンダルで世間が慌ただしく、パーティーの翌日には朴大統領の弾劾に関する採決が行われる予定だったこともあり、抗議の声が殺到した。 Twitter上では、「パーティーに参加した奴ら、正気じゃないよな」「会場を貸したグランドハイアットに抗議しよう」「なんで韓国警察が会場を守るわけ?」などといった書き込みが。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も、自身のSNSに「こんな厳粛な時期に天皇誕生パーティー? 今日は従軍慰安婦被害者であるパク・スギさんの告別式が開かれた日ですよ」とツイートした。 昨年の同パーティーでも、会場近くで反日団体によるデモがあった。デモ隊は、「朝鮮の独立運動家・安重根(アン・ジュングン)の銅像があるソウル・南山で天皇の誕生日パーティーが行われるのは痛嘆すべきことだ。参加者名簿を公開しろ!」と書かれた横断幕を掲げ、旭日旗を踏みつけるパフォーマンスを行った。 天皇陛下へ祝いのスタンド花を贈った趙亮鎬(チョ・ヤンホ)大韓航空会長や朴三求(パク・サムグ)錦湖アシアナグループ会長、キム・ソンヒャン韓国赤十字社副総裁などには、当然のごとくバッシングが相次いだ。 2014年には、ある中年女性がパーティー参加者の車両に向かって罵詈雑言を浴びせたことが話題に。その女性が「パーティー参加者は自爆しろ」「恥を知れ」「クソ水でもくらえ」などと2時間も怒鳴り続ける動画は、今もネット上でシェアされている。 いずれにせよ、韓国で天皇誕生日の記念パーティーが行われる限り、反発は避けられないと思うのだが、果たして……。『知られざる天皇明仁』(講談社)
地雷で右脚を失っても、補償金はたったの80万円! 韓国「兵役義務」の厳しい現実
今年7月28日、韓国の江原道(カンウォンド)にある中部戦線最前線で地雷の爆発事故が起こった。現場で国防の業務に当たっていた陸軍一等兵・コウ(仮名、21歳)さんは、右脚を失う大けがを負った。 その事故をめぐり、軍や政府の対応に批判が集まっている。「兵役義務に従事させられていた若者に対するケアが、あまりにも不十分である」というのだ。 事件当時、コウさんは現場で、前日の雨でごみがたまってしまったダム水門周辺の清掃活動を行っていた。すると突然、足元で何かが爆音とともに吹き飛んだ。爆発したのは「M14対人地雷」だったのだ。 息子が大けがを負ったという知らせに、コウさんの母親は動転。すぐに病院へ駆けつけ、治療の経過を見守ったが、母親は、その後の軍の対応に憤慨することになる。というのも、見舞金として、たった800万ウォン(約80万円)しか支給されなかったからだ。国が兵役義務を課し、21歳という前途有望な若者の未来を奪ったのにもかかわらずだ。 母親は「国を守る過程で地雷の爆発が起こり、脚を失ったにもかかわらず、たったの800万ウォンの補償がすべてだなんて悔しい。私の息子を消耗品として扱っている」と、軍当局に対して悔しさを吐露した。 コウさんの姉も、メディアの取材に対して「21歳の若者の脚を800万ウォンと交換するような現実を受け入れなければならないなんて。(中略)弟の夢は、小さい頃から俳優になることだった。それなのに、こんな仕打ちはあまりにも残酷です」とコメントしている。 なお、国軍首都病院によれば、韓国では「兵役義務で軍に従事した人の障害補償金は、最高で800万ウォン。それ以上の補償を受けるためには、除隊後に国家有功者の申請をする必要がある」という。つまり、普通に兵役に就いただけでは、事故があってもほとんど補償が受けられないことになる。 国防部は、批判の高まりを受けてか「軍の任務中に負ったけがは、基本的には国家報勲処(愛国者と退役軍人に関する政策の立案と実施を行う機関)から補償することを原則とする(中略)コウ一等兵の場合、報勲処の審査を経て、毎月報勲給与(135万ウォン=約13万5,000円)を支給する予定 」と発表。加えて、各名目で追加支給ができるように努力するという。 大統領のスキャンダルで揺れる韓国社会だが、特に若者に対する冷遇ぶりは以前から問題になっている。今回の件も、家族やメディアが騒がなければ無視されていた可能性が高いだろう。今後、政府は若者たちの未来にどう責任を取るのか? 注目が集まる。 (文=河鐘基)大けがを負ったコウさん(dispatchより)
地雷で右脚を失っても、補償金はたったの80万円! 韓国「兵役義務」の厳しい現実
今年7月28日、韓国の江原道(カンウォンド)にある中部戦線最前線で地雷の爆発事故が起こった。現場で国防の業務に当たっていた陸軍一等兵・コウ(仮名、21歳)さんは、右脚を失う大けがを負った。 その事故をめぐり、軍や政府の対応に批判が集まっている。「兵役義務に従事させられていた若者に対するケアが、あまりにも不十分である」というのだ。 事件当時、コウさんは現場で、前日の雨でごみがたまってしまったダム水門周辺の清掃活動を行っていた。すると突然、足元で何かが爆音とともに吹き飛んだ。爆発したのは「M14対人地雷」だったのだ。 息子が大けがを負ったという知らせに、コウさんの母親は動転。すぐに病院へ駆けつけ、治療の経過を見守ったが、母親は、その後の軍の対応に憤慨することになる。というのも、見舞金として、たった800万ウォン(約80万円)しか支給されなかったからだ。国が兵役義務を課し、21歳という前途有望な若者の未来を奪ったのにもかかわらずだ。 母親は「国を守る過程で地雷の爆発が起こり、脚を失ったにもかかわらず、たったの800万ウォンの補償がすべてだなんて悔しい。私の息子を消耗品として扱っている」と、軍当局に対して悔しさを吐露した。 コウさんの姉も、メディアの取材に対して「21歳の若者の脚を800万ウォンと交換するような現実を受け入れなければならないなんて。(中略)弟の夢は、小さい頃から俳優になることだった。それなのに、こんな仕打ちはあまりにも残酷です」とコメントしている。 なお、国軍首都病院によれば、韓国では「兵役義務で軍に従事した人の障害補償金は、最高で800万ウォン。それ以上の補償を受けるためには、除隊後に国家有功者の申請をする必要がある」という。つまり、普通に兵役に就いただけでは、事故があってもほとんど補償が受けられないことになる。 国防部は、批判の高まりを受けてか「軍の任務中に負ったけがは、基本的には国家報勲処(愛国者と退役軍人に関する政策の立案と実施を行う機関)から補償することを原則とする(中略)コウ一等兵の場合、報勲処の審査を経て、毎月報勲給与(135万ウォン=約13万5,000円)を支給する予定 」と発表。加えて、各名目で追加支給ができるように努力するという。 大統領のスキャンダルで揺れる韓国社会だが、特に若者に対する冷遇ぶりは以前から問題になっている。今回の件も、家族やメディアが騒がなければ無視されていた可能性が高いだろう。今後、政府は若者たちの未来にどう責任を取るのか? 注目が集まる。 (文=河鐘基)大けがを負ったコウさん(dispatchより)





