ウーマンラッシュアワー村本と水道橋博士の“Twitterバトル”完全和解も、残る火種

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 Twitter上で激しいバトルを繰り広げていた浅草キッドの水道橋博士と、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が“完全和解”した。  事の発端は、11日深夜放送のインターネット番組『ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT』(AbemaTV)に出演予定だったジャーナリスト・上杉隆氏が、日米首脳会談の取材のため、急遽キャンセルを申し出たことに始まる。同番組に上杉氏と共に出演予定だった博士は7日、Twitterで「もはや呆れ返る! 訴訟沙汰だわ!」と激怒。さらに、まだ打ち合わせもしていないのに台本が送られてきたと困惑。博士は村本に確認を取ろうとしたが、フランス旅行中で連絡がつかず、行き違いが生じた。  11日深夜の放送で村本は「博士に渡ったものは、上杉氏に逃げられないようにするための仮台本であり、『実際に話す内容は自由でいい』とマネジャーに伝えた」と釈明。博士は「事実の確認を怠った」ことを認め、「台本のことごめんね」と“オネエ言葉”で優しく謝罪。村本は「ネットニュースお願いします。博士が謝ったって書いてください」と呼びかけた。  さらに番組では、かねてより「本を読まない」と明言する村本に対し博士が、本から得られる知識や情報の魅力を語る場面も見られた。  村本は「余計な情報を入れないゼロの状態で、相手に話を訊きたい」「ハズレの本ばかりを読んでいると、偏った人間になる」「本で読んだことを自分の言葉のように置き換えるのは、思考停止した人間が廃車を牽引されているようなものではないか」と持論を展開。  対して博士は「『お前はバカだから本を読んで少しはバカを直せ』とは言っていない。あなたは天才領域にある人。『THE MANZAI』のチャンピオンは、芸人でいえば横綱。『(本を読んで)もっと強くなりましょう』と言っている」と村本に促した。  だが、番組終了後、村本は「水道橋博士が『君はまだ一度も美しい評論を読んだことがないんだ』と言っていたので番組終わりにエゴサーチ。博士のファンの方のコメントをみたけど美しい評論はひとつもなかった。読む、けど、書けないのね」とツイートし、新たな物議を醸している。この徹底してひねくれた精神が村本の原動力なのは確かだろうが、今後も波乱を呼びそうだ。 (文=平田宏利)

ウーマンラッシュアワー村本と水道橋博士の“Twitterバトル”完全和解も、残る火種

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 Twitter上で激しいバトルを繰り広げていた浅草キッドの水道橋博士と、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が“完全和解”した。  事の発端は、11日深夜放送のインターネット番組『ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT』(AbemaTV)に出演予定だったジャーナリスト・上杉隆氏が、日米首脳会談の取材のため、急遽キャンセルを申し出たことに始まる。同番組に上杉氏と共に出演予定だった博士は7日、Twitterで「もはや呆れ返る! 訴訟沙汰だわ!」と激怒。さらに、まだ打ち合わせもしていないのに台本が送られてきたと困惑。博士は村本に確認を取ろうとしたが、フランス旅行中で連絡がつかず、行き違いが生じた。  11日深夜の放送で村本は「博士に渡ったものは、上杉氏に逃げられないようにするための仮台本であり、『実際に話す内容は自由でいい』とマネジャーに伝えた」と釈明。博士は「事実の確認を怠った」ことを認め、「台本のことごめんね」と“オネエ言葉”で優しく謝罪。村本は「ネットニュースお願いします。博士が謝ったって書いてください」と呼びかけた。  さらに番組では、かねてより「本を読まない」と明言する村本に対し博士が、本から得られる知識や情報の魅力を語る場面も見られた。  村本は「余計な情報を入れないゼロの状態で、相手に話を訊きたい」「ハズレの本ばかりを読んでいると、偏った人間になる」「本で読んだことを自分の言葉のように置き換えるのは、思考停止した人間が廃車を牽引されているようなものではないか」と持論を展開。  対して博士は「『お前はバカだから本を読んで少しはバカを直せ』とは言っていない。あなたは天才領域にある人。『THE MANZAI』のチャンピオンは、芸人でいえば横綱。『(本を読んで)もっと強くなりましょう』と言っている」と村本に促した。  だが、番組終了後、村本は「水道橋博士が『君はまだ一度も美しい評論を読んだことがないんだ』と言っていたので番組終わりにエゴサーチ。博士のファンの方のコメントをみたけど美しい評論はひとつもなかった。読む、けど、書けないのね」とツイートし、新たな物議を醸している。この徹底してひねくれた精神が村本の原動力なのは確かだろうが、今後も波乱を呼びそうだ。 (文=平田宏利)

小泉純一郎元首相のTwitter「なりすまし騒動」黒幕は“ネット戦略担当”上杉隆氏だった!?

koizumi1129.jpg  都知事選に出馬した細川護煕元首相の“後見人”とされる小泉純一郎元首相のTwitterが、話題となっている。  事の発端は今月19日。突然、小泉氏のTwitterアカウントが出現。それもTwitter社の「認証済み」マーク付きで、瞬く間にフォロワーは5万人を超えた。  だが、案の定「高齢の純ちゃんがTwitterをするとは思えない」「なりすましではないか」いった意見が噴出。その後、時事通信社が小泉陣営の「まったく聞いていない」という反応を流し、Twitterアカウントも21日に削除されたため、“なりすまし説”が有力に……。  ところが、27日に再び、小泉氏の公式Twitterアカウントが復活。第一声は「やっぱり、やることにしました。スタッフを通してですよ」だった。  この一連のドタバタの真相について、政治担当記者は「小泉氏とある人物の間で、選挙対策にTwitterを活用しようという話になった。密室会議だったため、小泉事務所のスタッフまで話が行き届いていなかった。結果的に、いい宣伝になりましたけどね。すでにフォロワーは9万人に近い」と明かす。  ここで出てきた「ある人物」とは、休業中のジャーナリスト・上杉隆氏だ。同氏は19日に自身のTwitterで「2014年1月20日よりしばらくの間ジャーナリズム活動を休止いたします。関係各位におかれましては、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます」と発表し、直後に小泉氏がTwitterを開始したことを拡散した。  20日には「仁義を切らせていただきました 15年ぶりの都知事選挙に参戦します メディア関係のみなさま、本当に申し訳ございません」と報告。上杉氏と親交のある人物は「細川陣営に政治評論家の藤本順一氏とともに合流したと聞いている。上杉氏はネット戦略担当に就任したそうだ。Twitterを駆使しての選挙戦も、若い彼のアイデアだ」と話す。  小泉氏の最初のつぶやきに出てくる「スタッフ」も、上杉氏を指しているという。一方で、ネット上には本物の小泉氏の“なりすまし”も登場。何がなんだかわからない展開になっており、ネット戦略担当の上杉氏の手腕が問われるところだ。

訴訟はメルマガ続行の“時間稼ぎ”!?上杉隆の暴走と自由報道協会

【サイゾーpremium】より ■上杉隆……自由報道協会代表で、自身とモデル・知花くららとの熱愛報道が出た5月17日に同協会に辞表を提出したと報じられた。雑誌やテレビなどで活躍するも、東日本大震災以降、一部で問題視されていた経歴詐称や記事の盗用疑惑が浮き彫りとなり、権威が失墜した。公式サイトでは、連日のように【注意報】として、ツイッターなどに上がる上杉氏に対する疑惑を「デマだ」とアップしており、そのさまはどこか狂気じみている。
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上杉隆氏のメルマガは、月額840円なので会員数がおそらく2000人ほどと推測される。現状、大きな収入源だ。まぐまぐの発行部数ランキングでも第4位となっている。
 自由報道協会代表(5月17日に辞意を表明)で元ジャーナリスト・上杉隆氏の「記事盗用問題」で、名誉毀損だとして訴訟を起こされていた経済学者の池田信夫氏が反訴を宣言し、話題になっている。  池田氏は「被告は2011年3月19日の読売新聞の記事とまったく同一のリストを3月24日発行のメールマガジンや、その後の著書などで何度も『著者調べ』として発表したが、これは読売新聞社が取材した情報の盗用である」と再度断じ、上杉氏が12年10月、TOKYO MXテレビ『5時に夢中!』で「池田氏が自身のツイートを削除して過去の発言内容について証拠隠滅を図った」などと事実無根の主張をしたことが、名誉毀損に当たるとしている。  上杉氏は盗用疑惑に加え、経歴詐称疑惑など、近年問題が相次いでおり、決して旗色がいいようには思えない。それでも徹底抗戦を続ける理由とは――? 自由報道協会の内情に詳しく、上杉氏をよく知るA氏は、次のように予測する。 「読売新聞社のデータを丸パクリしたのは、誰が見ても明らかです。それでも名誉毀損だとして裁判を起こしたのは、”時間稼ぎ”でしょう。というのも、彼はメールマガジンの発行を止められるのを恐れていたからです。『まぐまぐ!』のメルマガで、おそらく年間2000~3000万円ほどの収入があるのですが、まぐまぐの規約に『内容に剽窃があれば発行を中止する』という文言がある。これに『規約違反ではないか?』という問い合わせがあったそうなのですが、訴訟を起こせば『係争中だから資料は出せない』と言ってごまかせるし、和解すれば『問題なかった』と言い張ることができる。反訴は想定外だったでしょうが、裁判費用に500万円くらいかかっても、彼にとっては続ける意味があります」  A氏は、盗用や経歴詐称の疑惑がありながら、上杉氏がこれまで厳しく追及されなかったことについて、「やることがセコいから」と呆れ顔だ。 「例えば、上杉氏は過去にNHK社員として働いていたかのような発言をし、『経歴詐称だ』との批判を受けました。しかし、『NHKに入社した』ではなく、『NHK勤務』と言っていたので、それがアルバイトだったとしても嘘とは言い切れない。大きな悪事を働けば当然、反発も強くなりますが、”100%嘘とは言えない”と逃げ道を用意すればそうはならない。同じ理由で『元ニューヨーク・タイムズ取材記者』というのも、実際は記者ではなく、データを収集するリサーチャーとして働いていただけらしいのですが、これもはっきりとは叩きづらいんです」  そんな上杉氏の”いい加減さ”から、A氏は「ジャーナリストとしての資格はあるのか」と問う。例えば12年1月、ジャーナリズム賞であると謳った自由報道協会賞を小沢一郎氏へ贈ることが一時決定し(その後、各所からの批判により延期のまま)、同協会と政治との距離感について疑問の声が上がった。そのなかで、話題になったのが「自由報道協会の事務所があるメゾン平河町(東京都千代田区)が、小沢一郎氏の妻・和子氏の所有である」という噂だ。 「ある会員が、この件について上杉氏に事実確認を迫ったところ、”小沢氏やその秘書らに直接確認したが、そんな事実はなかった。私が休日にそこまでしなければならないのか。ネットの情報を信じ過ぎないように”といった旨の回答があったそうです。しかし、別の会員がメゾン平河町の登記を調べてみたら、小沢和子氏が所有する部屋があることがすぐに判明しました。結果的に、協会の事務所と和子氏所有の部屋は無関係であり、単なる偶然だと結論づけられたそうですが、実は上杉氏はきちんと”ウラ取り”をしておらず、小沢氏の関係者の結婚式の席で、秘書に軽く聞いただけだったといいます。政治家やその関係者の発言を鵜呑みにしないというのは、ジャーナリストにとって基本でしょう」(A氏)  このように、数々の騒動で上杉氏の信用は薄れ続けており、彼が代表を務める自由報道協会も崩壊の危機を迎えている。もともと既存のクローズドな記者会見にはない「自由な報道」を理念として掲げてきた同協会。だが、江川紹子氏など著名な協会員が次々と脱会し、池田信夫氏がエイプリルフールのネタとしてブログに投稿した「解散」の報も、本気で受け止める読者が続出した状況だ。 「上杉氏は、人を使うのが苦手で、仕事がうまくいかないときには人をなじる。理事長という立場で、またジャーナリストとして知名度も高い上杉氏に言い返せる人はそうそういないし、ある事務局の男性は『上杉さんは、人をなんだと思っているのか』というメールを残して、去ったといいます。上杉氏のご機嫌を伺うのがバカバカしくて辞めた人は、ひとりやふたりではありません」(同)  かくして、崇高な理念を掲げた自由報道協会は、上杉氏に私物化されていった。彼の知名度と実行力に頼り、もてはやし、利用しようとした一部会員にも非はあるとしながら、結局「気に入るか、気に入らないか」だけで人を選ぶ上杉氏への反感が、同協会の今日の崩壊を招いたという。 「小沢一郎氏の協会賞受賞も、完全に上杉氏の独断であり、暴走でした。暴走という点では、上杉氏は本気で”炎上マーケティング”を考えていたと、話す人もいる。11年10月に同協会で小沢氏の会見を開いた際に、”質問は1回”というルールを守らなかったとして、上杉氏が読売新聞記者を恫喝した問題がありました。どうやらその後、協会への寄付が激増したらしいのです。だから、上杉氏はあらゆる場面でケンカを売るようになった。ところがその後、寄付は増えるどころか減る一方になって、上杉氏の暴走は単に協会の品位を貶めるという結果になっています」(同)  現在、自由報道協会の会員はまだ残っているが、「記者会見を企画できる人がいない」という。上杉氏は会見のセッティングをするわけではなく、また内部での揉めごとが絶えないため、事実上、組織として機能していないようだ。  今般の上杉氏への批判の高まりを考えれば、彼の暴走も限界にきているように思われる。牙城であった自由報道協会すら崩壊しつつあるなかで、池田信夫氏の反訴をきっかけに、上杉隆包囲網はさらに強くなっていきそうだ。 (文/伊田祐介) 「サイゾーpremium」では他にも上杉隆と自由報道協会をめぐる記事が満載です!】"傍若無人"上杉隆の横暴で、自由報道協会がいよいよ崩壊中!自由報道協会の"ダダ漏れ"に記者クラブメディアは不満爆発?ホリエモン×上杉隆「献金問題渦中の鳩山首相は記者クラブ問題になど興味なし!?」
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上杉隆×池田信夫“名誉毀損”裁判始まる…上杉側、資料準備に1カ月半もかかる?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 【緊急調査】AKB峯岸みなみ丸ボウズ騒動、ファンの意外な本音と秋元Pヤラセ説 上杉隆疑惑で対応ミス連発のTOKYO MX、面白発言が炸裂! バイアグラを部下に買わせ、愛人の指南で合併を決める大手新聞社長の性癖 ■特にオススメ記事はこちら! 上杉隆×池田信夫“名誉毀損”裁判始まる…上杉側、資料準備に1カ月半もかかる? - Business Journal(2月2日)
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「上杉隆 公式サイト」より
2013年1月28日 第1回口頭弁論 池田氏は出席も、上杉氏は不在 いよいよ開廷!「まずは資料整理を……」!?  1月28日、“元ジャーナリスト”上杉隆氏が名誉毀損で池田信夫氏ほかを訴えた民事裁判の第一回口頭弁論が、東京地裁の721号法廷で行われた。フリーランスのジャーナリストらが傍聴するなか、口頭弁論は静かに始まったのだが、まずは裁判に至った経緯をおさらいしておこう。  政治問題や震災報道で著名な上杉氏が、事務所を通じて「提訴のご報告」と題したリリースを発表したのは、昨年11月15日のこと。そこには、池田信夫氏ほか2名を東京地方裁判所に「名誉毀損による損害賠償等で提訴いたしました」とあった。  発端は、さかのぼること約1カ月前、池田氏が自身のブログ上に「読売の記事を盗用した上杉隆氏」とのタイトルでエントリーした記事である。池田氏は同記事中で、上杉氏が「著者調べ」としてメールマガジンや自著、およびダイヤモンドオンラインなど各メディアで使用していた東日本大震災における原発事故に対する各国政府の対応をまとめた一覧表が、読売新聞が以前に朝刊ならびにウェブサイト上で発表していたものをそのままコピーして使っているのではないかとの指摘がネット上にある、と元記事にリンクを張ったうえで、「読売の記事をコピペしておきながら、『大手メディアが大使館の退避勧告を報じなかった』と非難する彼の頭の構造は、いったいどうなっているのだろうか。こういうのを『盗っ人猛々しい』という」「ダイヤモンド社が責任をもって答えるべきだ」と評した。  これに対し上杉氏はすぐさま「事実無根」として即時の削除と謝罪とをツイッター上で要求。以降、この「読売新聞記事盗用問題」は、ツイッターも含めたネット上でまとめサイトが複数つくられるほどの話題となったが、両者ともに主張を譲らず事態は膠着していた。  ところが、上杉氏の記事や釈明を掲載したダイヤモンドオンラインやメールマガジンの発行元が、事実の確認に動き出したことで事態は再び流動化。こうした名のある者どうしの事案では、表向きは対決姿勢を鮮明にしながらも裏ではメディアなどの仲介者が間を取り持ち、双方の顔を立てながら沈静化を図ることも珍しくないだけに、がっぷりとガチンコで組み合ったままのタイミングでの提訴報告は、あらためてネット上での耳目を集めることとなった。  さて、民事裁判の法廷に赴くのは、ずいぶんと久しぶりである。実は筆者は、かつて名誉毀損の被告として約3年間争い、本人尋問の壇上にも立ったことがある。そのほかにも、主にネットにおける名誉毀損事件や著作権問題の取材として、複数の裁判の傍聴へ熱心に通った時期があった。さらには、ほとんど当たらなかったが、堀江・ライブドア裁判の傍聴券を求める列に並んだことも一度や二度ではない。こちらは、れっきとした刑事裁判だったから余談だけれども。  定刻までに原告・上杉氏側の代理人弁護士1名、被告側には池田氏をはじめとして弁護士ら6名が着席、口頭弁論が始まった。名誉毀損の民事裁判において、ドラマやゲームにあるような激しい応酬が続くということは、経験上からもあまりない。あるとすれば本人尋問の時ぐらいだろうが、まだ第1回である。裁判長から原告側に対し、訴状や準備書面でバラバラに指摘されている名誉毀損の対象部分について、具体的に特定して一覧表にして出してほしいとの要請があったりしながら、事前の予想どおり淡々と進んでいった。  だが、それでも見所がないわけではない。個人的に興味を惹かれたのは、裁判長からの「記事中の名誉毀損部分を特定して一覧表にしてほしい」などの要請に、原告側弁護士が「他の案件もあるので、1カ月半ほど時間がかかる」と答えた時だ。  優秀な弁護士が多忙を極めていることは知っている。それにしても、すでに訴状でも名誉が毀損されている記事中部分は示しているのだし、池田氏が上杉氏の名誉を毀損した記事やツイートが何千、何百とあるわけでもないのだから、一覧表を新たに作成するにしても、もう少し早く出してくるものと予想していたからだ。  民事の名誉毀損裁判でも、やはり戦略がいろいろとある。名誉毀損に限らず、民事裁判をやり遂げるには原告であれ被告であれ想像以上の根気と体力、それに金銭も必要だから、合目的的な合理性は不可欠なのだ。  今回の訴訟戦略がどのようなものかはわからないが、かつての自分自身のことを思い出して興味深い。たとえば、当事者は公式の発言では「裁判中なのでノーコメント」となることがほとんどのため、必然的に巷間の俎上に上りにくくなり、話題として風化しやすくなる。時間をかけることで、当事者や支援者はともかく、結果的に一般的な話題性や興味をなくしてしまうことができるわけだ。もちろん、ネットが普及したために完全に忘れ去ることも難しくなってはいるが、それでも筆者が経験した約3年という時間は、人々が別の話題に夢中になるのには十分すぎた。  次回からは本格的なやり取りが行われるものと思われるが、期日はすっかり春めいて花見もとっくに終わった頃、4月22日である。 (文=井上トシユキ/ジャーナリスト) ■おすすめ記事 【緊急調査】AKB峯岸みなみ丸ボウズ騒動、ファンの意外な本音と秋元Pヤラセ説 上杉隆疑惑で対応ミス連発のTOKYO MX、面白発言が炸裂! バイアグラを部下に買わせ、愛人の指南で合併を決める大手新聞社長の性癖 パナ・富士通半導体事業統合へ最終調整 “発案者”ルネサスは離脱で再建策に誤算も セブン&アイの苦悩…PB、四国進出で好調のセブンイレブン、低迷で正社員半減のヨーカドー

【上杉隆記事剽窃疑惑】対応ミス連発のTOKYO MX、面白発言が炸裂!

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 橋下・朝日騒動、筆者佐野眞一を暴走させた“良心”とカラクリ “惨敗確実”民主党を救う、“美人刺客”議員は誰だ? 日本の雇用、“安い”海外の頭脳に置き換えが止まらない!? ■特にオススメ記事はこちら! 【上杉隆記事剽窃疑惑】対応ミス連発のTOKYO MX、面白発言が炸裂! - Business Journal(11月22日)
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※イメージ画像:上杉隆オフィシャルHPより
 あの山本一郎氏が、ついに話題の“元ジャーナリスト上杉隆氏の記事剽窃疑惑騒動”に参入!  上杉隆氏の読売新聞記事剽窃問題で、同氏がその疑惑払拭のために釈明の場として選んだTOKYO MX『5時に夢中!』に対して、良からぬ関心が集まり始めている。  東日本大震災で発生した福島第一原発事故での各国在日国民への対応内容について、読売新聞が各国駐日大使館に電話取材を行い新聞記事およびウェブで公表した図とそっくり同じものが、上杉氏の発行するメルマガやダイヤモンドオンラインにおいて無断で転載され、さらに上杉氏の著書において「著者調べ」として記述されていた問題である。  もともと上杉氏に対しては、この問題のみならず、さまざまな疑惑や懸念が指摘されてきた。現在ネット上では有志の手によって『上杉隆氏についての検証 - @wikiパーツ』なるものが立ち上げられている。  ここには例えば「週刊朝日」において上杉氏が、自由民主党・福田康夫元首相が『公文書廃棄疑惑』なる記事を執筆し、これに福田氏側が事実無根と抗議すると、朝日側は「事実関係の確認が取れない」として担当のデスクを降ろし、謝罪記事を掲載した。また、「週刊文春」上での上杉氏の記事において、選挙事務所に関する捏造記事を書かれたとして安倍晋三元首相(現・自民党総裁)より抗議を受け、文春側が事実関係の精査を行うと対応した事例が残っている。  このように一部ジャーナリストとしての活動において問題提起を行い、経緯の是非はあれ自由報道協会の立ち上げと運営に奔走したと評価する声があるものの、これらの上杉氏の「遍歴」は厳密な取材に基づかない捏造を含むものと指摘され批判を受けるのもやむを得まい。  今回のTOKYO MXの問題においては、2012年10月26日放送の『5時に夢中!』内で上杉氏が自ら希望して、記事盗用に対する釈明の時間を取るよう、MX側に要請をして承諾され、放送されたものであるという。ところが、ここで上杉氏が一方的に語った内容もまた、事実関係が確認できない捏造を含むものであるとして、むしろ騒動に拍車をかけてしまった。  中でも、池田信夫氏に対する上杉氏の事実に基づかない批判については、池田氏から申し立てを受けた場合には、“放送法9条”に基づき義務付けられている訂正報道を行わなければならないレベルであることは自明だ。  具体的に見ていこう。上杉氏が番組中に述べた池田氏に対する批判の最たるものが、池田氏は批判を恐れてすでに行ったツイッターでの発言を削除した、というものである。そのままの発言を引用すると「これ池田さんが自分で言ってたのを、それを全部消して、証拠隠滅していまは逆のことを言っているんです」という内容となる。『上杉隆氏についての検証 - @wikiパーツ』で文字起こしされたものも、筆者が入手した番組映像で上杉氏が語った内容とまったく同じものであり、この内容は客観的に事実と考えてよいだろう。  そして、池田氏が削除したとされるツイート内容は、URLを叩けばいまなお池田氏のツイートとして表示されており(下記URL参照)、上杉氏が池田氏に対して「証拠隠滅していまは逆のことを言っている」という批判の根拠がまったくなく、はっきりと捏造であることが分かる。 https://twitter.com/ikedanob/status/46544364264099840 https://twitter.com/ikedanob/status/47537414033514496 https://twitter.com/ikedanob/status/46491222621163520
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(※キャプチャー画像は『上杉隆氏についての検証 - @wikiパーツ』より引用 
http://www34.atwiki.jp/ddic54/pages/85.html
 確かに、東日本大震災の直後において、池田氏がすべてにおいて正しい発言をしていたかといわれると、微妙なところはある。しかし、少なくとも池田氏には地震で混乱する日本社会や日本人に対して、彼の知る限りの放射性物質に関する知識を動員して、望ましい行動を個人の信用とリスクに基づいてツイッター上で展開しただけであって、仮に、後に彼自身が原子力発電所稼動のリスクと経済性を考え直して主張を一部変更したとしても、それをただちに彼自身に対する批判に直結させるべきとはいえない。それだけ、大事件であった東日本大震災と福島原発事故は人間の平常心と冷静さを一時期奪ったのであり、また一億歩譲って池田氏のツイートに問題があり、批判の対象とするべきだと認めたとしても、彼のツイートをやり玉に挙げたところで、上杉氏自身の読売新聞からの記事盗用の疑惑解消にはまったく寄与しない。  ほかにも論点は複数あるが、さてこれらの問題について、TOKYO MXは一連の放送をどう考えているのだろうか。ビジネスジャーナルの平野遊氏、およびビジネスジャーナル編集部(以下、BJ編集部)の取材協力を得て、TOKYO MXに対して質問を試みた。返答を頂戴したのは、MX編成部長、茅根由希子さま名である。  少し長いが、正確を期すために質疑を全文引用しよう。(原文ママ) 「BJ編集部:またそのあと、この盗用疑惑に関して上杉氏を批判しているジャーナリストの江川紹子氏を仄めかす表現で、「ツイートを削除して証拠隠滅をしている」と批判する場面がありましたが、そのような事実はないようです。同様に、経済評論家の池田信夫氏についても、「ツイートを削除して証拠隠滅 を測った」旨の批判を行なっていましたが、こちらもそのような事実がないことが明らかとなっております。つまり上杉氏は事実に基づかない批判を行い、それが放送されてしまったことになるわけですが、これについてはどのようにお考えでしょうか? 茅根:そもそも、ここでのご質問で貴社が前提とされている事実自体、真実かどうか明らかではありませんので、この点についての回答は差し控えさせていただきます。ただ、今回、上杉氏が池田氏のツイートについて「3つ削除されている」と発言している点については、当社で事実関係を確認したとこ ろ、実際には、2つについては、現在、池田氏のツイッターにおいて確認できないことから削除されていると考えておりますが、1つについては、現在 も池田氏のツイッッター上で確認できることが判明しましたので、この点については、事実誤認があったものと理解しております。なお、『5時に夢中!』は、報道番組ではなく、コメンテーターの自由な発言を特徴としている生番組であり、コメンテーターの言動一つ一つについて事前にプロデューサーが真実かどうかを確かめることは困難であることから、そのような対応はしておりません。」  一連の質疑を読んでいて頭を抱えたのは、TOKYO MXが仮にも放送法の枠内で営業を行っていながら、上記3ツイートのURLをみれば分かる程度の事実関係の確認すらも怠り、「実際には、2つについては、現在、池田氏のツイッターにおいて確認できない」などと回答をしてきている点である。  また、回答において「コメンテーターの自由な発言を特徴としている生番組」とあるが、プロデューサーが事前に確認できるかどうかは別として、すでに行われた放送内容において問題が起きているのだ。情報番組は報道番組ではないので、放送内容に確認義務を生じさせないということはあり得ない。  これらの状況を見て想起するべきは、2007年に発生した関西テレビ製作のバラエティ番組『発掘! あるある大事典』(フジテレビ系)において「実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していた」と発表し、データの捏造があったとして、当時の関西テレビ・千種宗一郎社長(62)が記者会見を開いて陳謝する事態に発展。さらにそれでは収まらず、日本民間放送連盟(民放連)から除名処分を受けた。  捏造に関して言うならば、放送内容に誤認があり、その報道による被害者がいる場合は特に、報道番組かどうかにかかわらず、放送局が責任を持たなければならない。  通常の週刊誌であれ、事実誤認が確定した場合は、確認を怠ったとしてデスクが飛ばされるのである。放送法に縛られるテレビ局が編成部長の名前で「まだ事実確認を行っていません」と回答するというのは、常識的には考えられない対応である。  一連の『5時に夢中!』における上杉氏の起用に関しては、別の問題も浮上している。TOKYO MXの制作部の、いわゆる「反原発」運動について積極的なスタッフが、上杉氏の起用継続を進言しているというのだ。  現在『5時に夢中!』に出演している、あるタレントの所属する事務所では、取材に対して「私どものタレントが反原発活動に対して積極的ということではなく、番組の方針としてそのような内容になったため、場を盛り上げる目的でそのような発言をすることもある。必ずしも、所属タレントの個人的な見解を正確に意味するものではない」と回答している。番組の台本についても、独自に入手した情報によると<当該時間帯については上杉氏の発言に沿って進行する>としか記述されておらず、発言者の自由を最大限尊重した内容となっていた。これでは確かに、上杉氏の釈明放送の内容に関して事実に基づかせるチェックもできまい。また、本件上杉氏の捏造放送疑惑の問題に限らず、TOKYO MXにおいては、放送内容をめぐって編成部と制作部の間で見解が違い、対立することも多いという。  現在、ビジネスジャーナル編集部では、疑惑解明のためにTOKYO MXに対する追加質問を行う一方、放送倫理・番組向上機構(BPO)からも一部回答を得ており、総務省および民放連にも取材を進める予定だ。  そして、一時期上杉批判で舌を振るった池田氏に対して、その発言の場であったNHNジャパン運営のサイト・BLOGOSおよび池田氏の言論を支える法人であるアゴラ出版に対し、上杉氏は名誉毀損の訴えを起こしたという(現在、池田氏やBLOGOS編集部の手元に訴状が届いておらず、内容は不明)。信平狂言事件(※96年、創価学会の地方婦人部長だった信平信子さんが、名誉会長池田大作氏に強姦されたとしておこした訴訟。池田氏側は、発生から二十年を経過した事件は裁判に付さない、という民法規定を用いて主張し、裁判の終結を求め、裁判所もこれを認める判決を出した)とまではいかないが、内容によっては訴権の濫用とも言える微妙な筋の問題であり、舞台は法廷に移される可能性もある。  このとき、致命的な対応ミスをしているように思えるTOKYO MXは、どのように証言するつもりなのだろうか。 (文=山本一郎)
●山本一郎(やまもと・いちろう) 2000年、IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作を行うイレギュラーズアンドパートナーズ株式会社を設立。ベンチャービジネスの設立や技術系企業の財務・資金調達など技術動向と金融市場に精通。2007年より、総予算100億円超のプロジェクトでの資金調達や法人向け増資対応を専門とするホワイトヒルズLLCを設立、外資系ファンドの対日投資アドバイザーなどを兼務。 ■おすすめ記事 橋下・朝日騒動、筆者佐野眞一を暴走させた“良心”とカラクリ “惨敗確実”民主党を救う、“美人刺客”議員は誰だ? 日本の雇用、“安い”海外の頭脳に置き換えが止まらない!? 元幹部が語る「内側からみた、ソニー迷走の“本当の”理由と再建策」 東京スカイツリー、商店街から客を奪い、オフィスビルはガラガラ…

「上杉を潰せ」官房機密費追求のジャーナリストに降りかかる恐怖の日々

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「週刊ポスト」5月28日号
伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。  元官房長官だった野中広務の「官房機密費」問題が波紋を呼んでいる。  野中がテレビ番組や沖縄での講演などで、「(官房機密費は)政治評論をしておられる方々に、盆暮れにお届けするというのは額まで書いてありました」「返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけ」などと暴露したことが発端だ。  野中発言は一斉に報道されたが、その後評論家の実名などを含め深く追求するメディアはほとんどない。  それは評論家だけでなく大手マスコミ政治部や幹部の多くが、官房機密費という「毒まんじゅう」を食べているからに他ならない。及び腰になるのは当然のことだ。  そんな中ジャーナリストの上杉隆が「週刊ポスト」(小学館)誌上においてこの問題追及を開始した。  上杉といえば、記者クラブ開放の立役者であり、小沢一郎の土地疑惑問題では検察の"違法捜査"などを追及した気鋭のジャーナリストだ。  だが、そのことが上杉の周辺に異変をもたらしているという。 「ここ数カ月、『上杉を黙らせろ』という声は政官界だけではなく、各方面から聞こえてきます。タブーとされる領域に次々と切り込むので目障りだと思っている勢力は多い」(政界に詳しいジャーナリスト)  それはマスコミ界に関しても同様だという。  大手メディアにとって、記者クラブ開放は自分たちの既得権益を侵された忌々しい出来事であり、今回の機密費問題も身に覚えのある関係者にとって、上杉の存在は目障りどころの話ではないだろう。 「某大手放送局では『何でもいい。上杉を潰せ。女でも経歴でもスキャンダルを探して来い』という指令まで出たといいます」(前出ジャーナリスト)  4月に上杉と会った際、最近は断酒して、車で移動していると聞いた。その理由は語らなかったが、今思えば「身辺を警戒」していたのだろう。上杉本人に聞いてみた。 「親しい政界関係者などから『身辺に気をつけろ』という忠告は何度ももらっている。特に『電車に乗るな』とね。それで車で移動し、お酒も飲まないようにしている。夜は自宅に帰らないでホテルを転々としている」  確かに電車は怖い。特に痴漢。男性を社会的に抹殺するには、痴漢が最も効果的な手段である。それをでっち上げるなど奴らにしたら朝飯前だろう。  それでも新幹線には乗らざるを得ない。その際はホームの端ではなく真ん中に立つようにし、盗聴・尾行も想定内とも語っていた。  タブーに切り込むにはこうした警戒は必要だし、卑劣な手で言論を抹殺されないためにも、問題追求の手を緩めないことも肝心だ。  もうひとつ、万引きにも注意した方がいい。買物中にバッグの中に商品を勝手に入れちゃうのは、もっと簡単だろうから。  女性に関しては──トラブルを含め私は知らない。 (文=神林広恵)
ジャーナリズム崩 負けるな、上杉サン! amazon_associate_logo.jpg
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