国民的アイドルグループ・SMAPの「解散・分裂騒動」に関する報道も、ここへきてわずかばかり落ち着いてきた。芸能界全体にとっても大きな出来事だけに、少しでも続報が入ればその度にマスコミが一斉に報じるのは間違いないが、18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での「生謝罪」の時ほど盛り上がることは、そうないだろう。 SMAPが「国民的」ともいわれ、解散報道でここまで騒がれるようになったのは、各マスコミからも伝えられている通り、チーフマネジャーであった飯島三智氏を中心に「ドラマ・バラエティ」と、テレビコンテンツ全体に活路を見出したからこそ。アイドルであるSMAPがテレビのゴールデンタイムを席巻する時代は、現在まで20年前後続いている状況で、ドラマなどに出演しても一定の視聴率を獲得し続けるあたり、やはり特別な存在であったことに違いない。彼ら以外でこれほど長期にわたりテレビの中心であり続けたタレントは、ドリフとBIG3(タモリ・ビートたけし・明石家さんま)くらいしかすぐには思い浮かばない。 しかし、多くの記者や関係者からすれば、今回の分裂騒動によって、そして生謝罪出演によって、彼らのカリスマ性は完全に失われた、「死んだ」というのが一つの総意ということだ。 「SMAPは自分たちの立場を理解して、『国民的な人気を誇る自分たち』を演じることで、世代を問わない人気を獲得してきました。そのキャラクターを保ち続けることで威光を守ってきたんです。彼らは、一般の目からすればやはり“カリスマ”だったはず。だからこそ草なぎ剛、稲垣吾郎がトラブルを起こしても致命的なダメージにはならなかった。しかし、今回の騒動でそれがすべて失われてしまいました。マネジャーとメンバーが独立を画策したまではいいですが、その後、木村拓哉が裏切ったり、ジャニーズ事務所内のゴタゴタが露見したり、結局事務所残留が決まったりと、他のアイドルやタレントと同レベルの騒動を起こしてしまったんです。中居正広と木村が修復不可能な不仲になった、なんて話は目も当てられません。『なんだ、結局はSMAPも……』と考えた人は非常に多いですよ」(芸能記者) SMAPの人気を牽引し、芸能界でも五指に入る人気者だったであろうキムタクも、今回ばかりはイメージダウンを避けられない。世話になったマネジャーに独立寸前で反旗をひるがえし、ジャニーズ事務所に残るまではそれぞれの判断やプライドもあることを考えれば、まだ理解できるが……。 「残留の理由の大きな要因が、妻である工藤静香の“説得”だったというのは、どうしてもひっかかります。まるで『会社を興す!』と宣言したお父さんと、『子どものために安定した会社員を続けてください』とお願いする奥さんとのやり取り。これまで散々自分のスタイルを重んじてきたキムタクも、ただの一般家庭の人だったというエピソードが露見してしまったことで、その言動やキャラクターがひどく薄っぺらく感じられてしまいます。主演ドラマの注目度も本人の人気も、全盛期から明らかに下降している中で焦ったのか……。いずれにせよ、想像していたよりも“小物”だったのだ、という感想を持った人は少なくないでしょう」(芸能関係者) SMAPというキャラクターを守り続けたことが、かえって今回の騒動での失望を大きくしてしまったことは間違いないだろう。メンバーの“正体”が明らかになった今、SMAPがアイドルとしての“死”を迎えたのは確かなようである。
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中居正広という、世界にひとりだけのMC 日本テレビ『ナカイの窓』(1月22日放送)を徹底検証!
2016年の芸能界は、1月から騒がしい。数多くの芸能ニュースやスキャンダルが立て続けに起きているわけだが、その中でも日本国民が固唾をのんで見守ったのがSMAPの解散報道だろう。連日、テレビや新聞はトップニュースとして取り上げ、1月18日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、緊急生放送としてメンバーの肉声を伝えた。そこで何が行われたのかは、すでに皆さんの知る通りだ。 いったい何が正しいのかとか、誰がどうしてどうなったのかなどということは、ここでは述べない。そんなことを書いていても、キリがないだろうから。その代わりにここでは、SMAPの中居正広が、いかに特別なMCであるかを書き記してみる。 1月20日に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)は「ラッパーSP」と題して放送された。この番組がいつ収録されたのかは知るよしもないが、そこにはいつもの中居がいた。だって、一言目からこうだ。 「いろんなテーマありましたけど、一番不安ですね」 中居のMCとしての特殊性は、この一言に集約されていると言っても過言ではないだろう。番組の冒頭で、不安である、という本音を伝えるMCなんてほかにはいない。これこそが中居正広のMCの特殊性であり、そして大きな魅力のひとつだ。中居は、テレビの内側にいるにもかかわらず、テレビの外側にいる私たちと同じ目線でその場を享受する。 この日のゲストは大地洋輔(ダイノジ)、入江慎也(カラテカ)、LUNA、m.c.A・T、R-指定という5人。ラッパーSPにもかかわらず、芸人が5人中2人を占めている。かつ、LUNAはタレントとして、m.c.A・Tは大御所として知られている存在であるから、視聴者は純粋なラッパーとして捉えるわけではない。おそらく、コアなヒップホップのファンや現役のラッパーが見たら、首をかしげるメンバーだろう。 それをギリギリの線で、テレビとしてショーアップするのは中居だ。自身、歌手でありエンターテイナーであるにもかかわらず、「ラッパーに向いている」と言われたら立ち上がって「ヨーヨーヨーヨーヨー!」と声を上げ、おかしなポーズで「ティピラッピー!」と叫ぶ。やっていることは、そこら辺にいる大学生とほぼ変わらない。だが、スターである中居がそれをやることによって、視聴者は安心して、その場を楽しむことができるようになる。 思えば中居がMCを務める番組が、スベっているのを見たことがない。それは、中居が視聴者と同じ目線、視聴者と同じ視点を持っているからだ。この日の番組でもゲストがフリースタイルに挑戦し、R-指定は見事なラップを披露するが、芸人たちのラップはうまくいかない。さすがに、微妙な空気が流れる。普通のMCであれば、なんとかしてその状況を壊して面白くするであろうところで、中居は冷静な表情を浮かべてこう告げるのだ。 「R-指定いなかったら、今日どうしてた?」 それは、視聴者である私たちの気持ちと、まったく同じだ。中居は番組のMCでありながら、それを口に出す。何があっても、どんなときでも、視聴者の目線、視聴者の視点を欠かすことがない。 緊急生放送となった『SMAP×SMAP』では、これまでSMAPを見てきた視聴者からのメッセージが読み上げられた。そう、確かに私たちは、ずっとSMAPを見てきた。テレビの真ん中で、エンターテイナーとして輝くSMAPのことを。だが、中居に関しては、それだけではない。中居は私たち視聴者と同じ目線、同じ視点でテレビを見ていて、つまり私たちは中居を見ながら、同時に中居と同じものを見ていた。これまでずっとだ。中居が笑うときに私たちは笑い、中居が涙するときに私たちは涙し、中居と同じテレビをずっと一緒に見てきたのだ。だから中居を思い浮かべるとき、私たちは特別な気持ちになる。中居がテレビを楽しめないなら、それは私たちもまたテレビを楽しめないということでもあるから。 テレビが、芸能界が、アイドルが、夢を見せることができないのなら、存在意義なんてどこにもない。中居には、テレビの中で笑っていてほしい。そのとき私たちは、彼と同じ笑顔で笑っているだろう。 【検証結果】 『ナカイの窓』で大活躍を見せたラッパー、R-指定に、中居はこう言った。「今日、本当、いてくれてありがとう」と。それは、まさに私たちが中居に対してずっと思っていたことであり、そしてこれからも、言い続けたいと願っている言葉だ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa
「日本一の男」→「セコい裏切り者」に! ジャニーズの“古い慣習”に乗る道を選んだキムタクに失望の声
近年の芸能ニュースの中でも間違いなく最大級の大事件に違いない、アイドルグループ・SMAPの解散・分裂報道。ここ20年のテレビはSMAPを中心に回っていたといっても大げさではなく、もし本当に解散となれば、テレビ界と芸能界にとって空前絶後の損失となるだろう。 18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、騒動に関してメンバー5人が生放送に出演。全員がダークスーツに暗めのネクタイという「お葬式ルック」で、一人ひとりが関係者やファンに騒動を詫びた。悪事を働いたわけではないので「謝罪する必要あるの?」と思ってしまうが、ひとまずこの生出演での彼らの発言については置いておこう。問題は、この謝罪によって、これまで「日本一の男」の名を欲しいままにしてきた木村拓哉に対する“世間の目”が、大きく変わったということだ。 もともとはチーフマネジャーの飯島氏の辞任を契機に、5人全員でジャニーズ事務所を独立し、新たなSMAPの道を歩むという計画をしていたのは、多くの報道で語られているところ。そんな中、計画実行の寸前で木村が「ジャニーズ残留」の結論を出したという説が有力なのだ。 報道では「SMAPを生み出したジャニー喜多川を裏切れない」として、義理人情に厚い木村が残留を選択、その後4人の残留に向けて力を尽くしたしたことになっている。本来なら「さすがキムタク」「よ、男前!」となるのだろうが、ファンの反応はそうでもなかったようだ。 「もし5人そろってジャニーズを離脱していれば、飯島氏が密に接触していた田辺エージェンシーで“新SMAP”をスタートさせるという話もありました。ですが、グループの“顔”であるキムタクの『裏切り』によって、すべてオジャンになり、今回の分裂報道となりました。多くのファンにとってみれば、ジャニーズであろうとなかろうとSMAPが5人そろっていればそれでいい。キムタクはいわば今回の騒動の“元凶”なんです。『こんな男だったとは』『結婚してるし仕方ないのかもしれないけど、あまりにも残酷』『せこい』と、ファンからも落胆の声が上がっています」(芸能記者) 謝罪出演の際も、リーダーである中居正広を差し置いて最初と最後にコメントを出し、立ち位置もめずらしくセンター。その様子に違和感を覚えた人も少なくないだろう。「謝罪する姿を見て、木村だけが違う動きをしていたのがよくわかった」という意見もある。 妻である工藤静香の説得もあったということだが、残留の決断によって、キムタクは東山紀之や近藤真彦と同じく、メリー喜多川副社長の寵愛を受けることが確実という情報も入っている。将来的には事務所の「幹部」昇進も間違いないという話まであるのだから、ファンからすれば「金と地位のためにグループを売った男」に、どうしても見えてしまう。 謝罪の際、憔悴し切った4人と比べると、やはり堂々としていたキムタク。今後、彼の仕事はメリー喜多川の意思によってさらに順調になるのだろう。そして、残された4人の事務所内での立場は一気に悪化するはずだ。 古い慣習を捨てず「新しい流れ」を強く否定したジャニーズ事務所はまさに老害そのものだが、木村拓哉はその「慣習」に乗る道を選んだ。人生は保障されたようなものだが、ついてくるファンは一気に減ることだろう。
ベッキー×中居正広のWパンチも世間は歓喜!? 他人の不幸番組『金スマ』が起こした“大問題”の数々
ロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカルである川谷絵音との不倫が報じられたベッキー、そして、ジャニーズ事務所とマネジャーの対立などを契機として「解散」情報が流れ、日本中を大騒ぎさせたアイドルグループ・SMAP。いずれも2016年初頭を揺るがせたビッグすぎる芸能ニュースだが、このまったく異なる2つの出来事が唯一「リンク」するテレビ番組が存在する。 毎週金曜放送、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)である。この番組は中居正広が司会、ベッキーがレギュラーを務めている番組であり、渦中の人物2人が共演する番組なのである。 18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で「これから自分たちは、何があっても前を見て進んでいきたい」と木村拓哉が語ってはいたものの、グループ存続を明言されていない以上、SMAP解散の可能性はいまだにくすぶったままだ。もし仮にグループ解散、中居が事務所を退社となれば、『金“スマ”』の冠をつけることは許されなくなるに違いない。 そしてベッキーも、女性をターゲットにした同番組において、今回の不倫報道のイメージダウンはスポンサーとの兼ね合いからも大きな痛手。少なくとも、ベッキーのレギュラー出演がなくなるのは濃厚といわれている。 今後、同番組が継続することはできるのか……そのレベルの話になってしまうが、これに対するネット上での反応は意外なものだった。 「この『金スマ』に対しては、『別に打ち切りでいい』『騒動以前に問題ある番組』『なんで今まで続いていたのか謎』という声が非常に多い。ベッキーに対して擁護のコメントは少ないですが、基本的にSMAPは『今のままでいて!』というファンの声が多い中で、こういった反応は意外ですね。2014年に同番組が、故・やしきたかじんさんの最後の闘病生活を描いた『殉愛』(幻冬舎)の特集を放送したんですが、著者の百田尚樹氏や、妻であるさくらさんの重婚疑惑などウワサが飛び交い批判殺到の中での“茶番”っぷりに、視聴者は辟易。毎週視聴率2ケタ確実だった同番組がその後1ケタ台を連発したという話もあります。他にも“ゴーストライター”騒動が出る前の佐村河内守氏の特集や、度重なる『他人の不幸バラエティ』っぷりで嫌われている番組ですし、こういった反応になってしまうのかもしれません」(芸能記者) もともと問題のある番組だったようだが、出演者までお騒がせとなれば、そろそろ本当に“潮時”なのかもしれない。
恐るべき芸能界の闇……SMAP“公開処刑”会見は「社会のモラル悪化を招く、最低のもの」
フジテレビのSMAP謝罪会見に、メディアにも携わる有力な経営コンサルタントが「社会のモラル悪化を招く、最低のものだった」と厳しい批評をしている。 企業のリスクマネジメント講座などで知られ、日本能率協会などの講師としても活動、テレビ番組のスポンサーにも名を連ねる多数の大企業のコンサルティングを長く務めている川口整氏によると、騒動自体は、独立しようとした側に非があるとしている。 「独立を考えたメンバーとマネジャーは、組織論でいえば集団規範への違反に当たるので、価値観の統一を乱す行為ではあります。こういうことは他の所属タレントにも負の影響が及ぶので、目標をひとつにしているジャニーズのチームワークに対しては背任になります。その意味では、ジャニーズ側もみんなで同じ目標に向かうために、メンバーから脱落者や犠牲者を出さないことが肝要ですが、いずれにせよ独立しようとしたメンバーは、社会人として未成熟な行動を取ったといえるでしょう」 ただ、結果的にこの騒動がファンを落胆させたことについては「社会的悪影響」を指摘する。 「芸能ニュースは、誰もが知る他人、つまり有名人の熱愛や離婚といったプライベートな事柄を、良識的な視点から楽しむ娯楽の側面を持っていますが、今回のアイドルグループ独立による騒動というのは、娯楽的な領域からはみ出していて、人々が同調したり同情したりする程度では受け止められないレベルになってしまっています。怖いのは“SMAPロス”といわれる現象で、今まで応援していたものが理不尽なトラブルによって崩壊したことによる、私生活への悪影響でしょう」と川口氏。 昨年、福山雅治が結婚したときは、女性ファンに生きる気力をなくさせる、“ましゃロス”なる現象が起こったが、福山個人にとってはハッピーなニュースでもあったため、それを祝うファンも大勢いた。しかし、今回のSMAPロスは深刻だ。単にグループ解散するかどうかではなく、まるで彼らが暴力団の支配下にいるような形をまざまざと見せられてしまったからだ。 謝罪の生放送で5人はやつれた表情で謝罪し、草なぎ剛は「ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、いま僕らはここに立てています」と、いかに事務所のトップの権力が強大かも知らしめてしまった。今後、彼らが笑顔で活動していても、奴隷のような縛りが根底にあることを想像してしまうものだ。 ネット上では「あの会見を見て以降、何も手につかない」という人や、「何か怖すぎて気分が悪くなった」と体調不良を訴える人もいた。 Twitterでも「暗澹たる気分にさせられるのは、あれが日本社会の縮図ってことだよなあ。閉塞感と無力感だけを感じてしまう」、「あの会見を見てしまったら、人間の尊厳というもののために闘うべきじゃないか的な気分にまでなってしまいそうな自分がいる」というつぶやきも見られた。 「バブル後に入社して、SMAPの歩みと社会人生活がシンクロしてきた」という、SMAP世代を自称する40代OLは「中居(正広)クンのやつれた顔が目に焼きついて離れない。衝動的に自殺したくなった」とまで言っている。 「そういう人々が社会の仕組みに絶望して、職場放棄などしてしまったら、その職場やジャニーズにも企業側の人材育成に伴う教育のずさんさという企業責任が生じます」(川口氏) まさに、恐るべき芸能界……。単なるアイドルグループの内輪モメにとどまらない1億総ロスの社会現象に、いま世の中が暗いムードに包まれてしまっている。 (文=ハイセーヤスダ)
フジもSMAPも気持ち悪すぎ! 不必要な「生出演謝罪」で解散の可能性が増す理由
18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は、番組内容が一部変更され放送された。番組冒頭、SMAP最大のヒット曲である「世界に一つだけの花」(ビクターエンタテインメント)を流しながら、『SMAP×SMAP』に投稿されたファンからのコメントをアナウンサーが読み上げた。曲が終わると画面が切り替わり、メンバー5人が並んで登場。木村拓哉が「このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので」と、生放送の主旨を説明し、メンバー全員がコメントを発表。最後には深々と頭を下げて謝罪した。 草なぎ剛が「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今僕らはここに立てています」と語った通り、木村以外の4人がジャニーズ事務所からの独立を考えたのは間違いないのだろう。報道があまりに大きくなった中で、自分たちの口で語らなければならないという結論を出したのは理解できる。 ただ、である。はっきりいって、アラフォーになったSMAPのメンバーが、憔悴し切った顔で(木村はそうでもなかったけど)謝罪する姿はただただ痛々しいだけだった。犯罪行為ならまだしも、グループの解散ということ自体はメンバーや事務所の問題で、世間に対し神妙に「謝罪」すべきようなことではない。ネット上やマスコミでも「公開処刑」という言葉が躍っている通り、今回の放送は彼らに対するパワハラも同然ということで、BPO(放送倫理・番組向上機構)の審議入りが濃厚という声もあるほど。 「何よりも浅ましいのが、『SMAP×SMAP』でこのような“演出”をほどこしたフジテレビです。フジテレビは昨日、自局のニュース報道で“今晩の『SMAP×SMAP』にSMAPが生出演する”ことを何度となく放送。自局の番組を自局のニュースで報じるとは、なんともマヌケ。実際、国民的な関心事として『SMAP×SMAP』はの平均視聴率は31.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、瞬間最高視聴率は午後10時22分の37.2%を記録。低迷が激しいフジテレビとしては『してやったり』でしょうが、そんな企画しかできないから視聴者が離れるということをわかっていないんですね」(芸能記者) 終いには、「みなさん! SMAP×SMAPはご覧になりましたでしょうか? ここでみなさんからSMAPの生会見の感想やSMAPへのメッセージを募集します。」と、『めざましテレビ』(同)が便乗するようなツイートを投稿して大炎上。悲しいくらい必死である。 そして、独立に動いたSMAPのメンバー4人に対しても、解せない部分がある。なぜ涙目で謝罪しなければならないのか。独立に動いたものの、結局は残留を決めたというだけならば、堂々としていればいいものを……。 彼らの発言を聞く限りでは、当分SMAPは存続するようにも見えるが、はっきりと「存続」と語られたわけではなく、10月の番組改編の際、独立を考えた4人は芸能活動を自粛するのではという見方もある。解散・分裂する可能性もまだ十分にある。当分の間、世間を騒がせ続けるのは間違いないだろう。 個人的には、この「生出演謝罪」で、ますますSMAPが今のままではいられなくなるような気がしてならない。
SMAP独立の“首謀者”は中居正広だった!? 「スマスマ生謝罪」で木村拓哉との確執も決定的に……
SMAPが1月18日、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で急きょ生放送による謝罪を行ったが、ここで一番表情が硬かったのが中居正広だ。 「今回の件で、どれだけSMAPがみなさんに支えられているのか、強く思いました」 そう語った中居は伏し目がちで、いつもの快活な表情は消え失せていた。それもそのはず、実はこの日、ある芸能リポーターが情報番組で「独立騒動の首謀者は、チーフマネジャーの飯島三智氏ではなく中居」という衝撃の発言をする予定だったのだ。結局、放送局の意向でストップがかかったが、もしこれが放送されていれば、中居はここに立てていなかった可能性すらあった。 「リポーターがこれをどう解説しようとしたのかは知りませんが、大手芸能プロとベッタリの人なので、ジャニーズの差し金だったことは明らか。プロデューサーは『中居クン出演の番組もあるし、最終的にジャニーズ残留になったときに気まずくなる』と言って発言をやめさせましたが、もう少しで中居クンへの世間の見方が一変するところだった」(情報番組のディレクター) このリポーターは騒動発覚後、番組内での発言で、以前からジャニーズ内に派閥争いがあり、SMAPチーフマネジャーの飯島三智氏が、特にメリー喜多川副社長との折り合いが悪く、SMAPメンバーも飯島氏寄りになってきたというニュアンスの話をしていた。この話からは、SMAPをトップスターに育ててきた飯島氏に恩義を感じたメンバーらが飯島氏の独立に追従したという流れがくみ取れるが、もし中居が首謀者なのであれば、話は変わる。むしろ飯島氏は、ジャニーズから出ていきたいメンバーの代理人的役目を果たし、自らその立場を投げ打ったにもかかわらず、ハシゴを外された形になる。 「テレビを見ている方はわからないでしょうが、中居クンはしなやかなMCでの姿とは裏腹に、かなり頑固な人。こうと決めたら、番組プロデューサーとケンカしてでもやってきたし、飯島さんが仲裁したことも何度もあったので、中居クン首謀者説もあり得ない話ではない」(同) そもそも木村拓哉ひとりが行動を共にしなかったのは、中居が首謀者だったからという見方もある。木村は過去、SMAP結成当時の大ゲンカをラジオなどで明かしたことがあるほど中居とは不仲で知られており、宿泊先の部屋にいきなり中居がやってきて、意味もなく殴られたと話したこともある。これについては、ジャニーズ関係者から以前「殴った理由は、木村がグループの輪を乱して身勝手な振る舞いをしていたから」という話もあったが、ある業界関係者は「性格的に合わないし、互いが自分を正しいと思っているから、その後もずっと尾を引いてきた」と話してもいる。 仮に中居首謀者説が事実だとすれば、木村の仲裁で謝罪放送にこぎつけたこと自体も中居にとっては面白くない流れで、遺恨を残したままとなる。 「メンバー4人が謝罪して、飯島さんが責任取って業界追放というのは、あくまで飯島さんが首謀者の場合。もし中居クンが首謀者なら、表向きSMAPが存続しても、険悪ムードはさらに濃くなる。むしろ解散したほうが健全」と前出ディレクター。 いずれにせよ、人間関係の悪化が明らかになったこの騒動。スマスマの放送で、一件落着となったわけではなさそうだ。 (文=藤堂香貴)
SMAP分裂騒動でスポーツ紙がバカ売れ中!「事実は二の次」「情報源は100%ジャニーズ」
「何を書いても売れる!」 ファン悲痛の“分裂劇”の中、笑いが止まらないのはスポーツ紙で、SMAP独立騒動については各紙がバカ売れの状況だ。 「今までジャニーズ内のモメ事なんて絶対に書けなかったのに、今回はジャニーズからゴーサインが出ているから書きまくれる」と、ある新聞の芸能担当記者。数日前に、木村拓哉以外の4人の独立を“失敗”という見立てで書かれた記事の情報源も「100%がジャニーズ側によるものだった」(同)という。 「実際に、失敗したという動きをキャッチしたわけではないです。数日間で、そんな簡単に動いたりしてませんからね。でも、ジャニーズ側から『事実上の失敗だよ』という話が入ったんで、たぶん他紙も大差ないでしょう。中居(正広)クンが誰かに相談したとかいう記事も出てましたが、それも事実をキャッチしたんわけではなく、ジャニーズ側から『相談するとしたら、あそこしかない』というような話を聞いただけだと思います」(同) 内容が事実かどうかは二の次。この騒動の報道の多くが独立失敗を前提としたもので、それもメンバー4人とチーフマネジャーの飯島三智氏が悪者扱いのため、どうジャニーズに謝罪して元サヤに収まるか、というニュアンスの記事ばかりだった。 「だから、ジャニーズ側からすれば“そうなってほしい”ってことなんですよね。4人が頭を下げてなんらかのペナルティを受け、首謀者の飯島さんがひとり追放されるというのが、一番理想的な決着なんでしょう」(同) 深読みすれば、ジャニーズ側の希望に沿った大量の報道は、独立希望のメンバー4人に向けたものでもあったということ。謝罪してなんらかの処分を受ければ元に戻れる……と、4人はジャニーズと話をしなくても思い知らされた形だった。 1月18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で差し込んだ生放送で、とりあえずの謝罪をした5人だが、前出記者は「まだ解決はしていない」と見ている。 「もし4人に強い覚悟があったなら、失敗、失敗と先に報じられて、むしろ独立を貫きたくなったかもしれませんが、タレント契約が残っているので、今はジャニーズの意向に従うしかない。どうなるかはこれから。もし本格的な解決へと話が進まない場合は、またジャニーズから揺さぶりを狙った情報提供がありそう」(同) 怖いのは、このままジャニーズの軍門に下らなかった場合、独立希望のメンバーにバッシング材料がリークされることだろう。何しろ、現状でも飯島氏に対しては番組を放置したという記事が出て、ひとり悪者にされている。同様にSMAPメンバーを叩こうと思えば、ジャニーズが過去に握り潰したメンバーのゴシップを再浮上させられることだってあり得る。 「中居クンは昔、女性の妊娠・中絶スキャンダルがありましたが、ジャニーズの圧力でほとんどの媒体が報じませんでしたからね……。ああいうのを蒸し返されたら、最悪でしょう」と同記者。 飯島氏が現場に来なかったという話は事実だが、これはメンバー出演のバラエティ番組スタッフも、取材に対して「メンバーの所属はジャニーズなのですから、本来はジャニーズ側が対処する話で、飯島さんがいないなら現場マネジャー(番組の収録現場に立ち会うスタッフ)が代行すればいいだけ。それを、さも飯島氏ひとりいないから大混乱みたいな報道になったのは、悪意がありすぎる記事だった」と話しており、ジャニーズの腹ひとつで世間の印象をガラリと変えることが可能だと証明をしたようなものだった。 今回の騒動は、実際の動きとは別に、関係者の意図で先行的に報道されているものがある二重構造となっており、ファンからすれば事実が見えにくくなっている。さらには、騒動自体がヤラセだとか吉本興業の引き抜き画策があるとか、根も葉もないウワサとしか思えない記事も並んで、まさにカオス状態。それも、SMAP関連記事の売り上げやアクセスが高い証拠ではあるのだが……。 (文=片岡亮)
ジャニーズ残留のキムタクがメリー副社長の“超絶オキニ”に! 工藤静香と共にフロント入りか
勝てば官軍、負ければ賊軍――。この言葉こそ、今回のSMAP騒動にふさわしい。 SMAPの育ての親である飯島女史がメンバーを引き連れ、ジャニーズ事務所から独立する計画は、木村拓哉のジャニーズ残留で絶望的となった。 これにより「SMAP全員」を条件に独立をバックアップしていた芸能界の重鎮は手を引き、飯島女史と中居正広ら4人は路頭に迷うことになった。もはや飯島女史のクーデターは勝負アリで、各スポーツ紙は中居ら4人を造反組扱いだ。 「キムタクがジャニーズに留まらずに中居らと行動をともにしていれば、ジャニーズからSMAP離脱を招いたメリー氏が袋叩きに遭い、敗走しているところだった。それほどギリギリの闘いだった」とは芸能プロ幹部。 キムタクの動向で、すべての勝負が決まったと言っていい。窮地を救われたメリー氏はキムタクをベタボメで、残留の説得に当たった妻の工藤静香に対しても「あんないい嫁はいない」と方々で吹聴しているという。 「メリー氏のお気に入りは、ぶっちぎりで近藤真彦だったが、今回の騒動でキムタクもマッチに肩を並べるほどの“超絶オキニ”に認定された。将来の取締役レベルは確実。妻の静香も、将来的にジャニーズのフロント入りを果たすかもしれません」(スポーツ紙記者) 次期社長はメリー氏の娘であるジュリー景子氏が規定路線。所属タレントからはマッチを筆頭に東山紀之、KinKi Kids・堂本光一、滝沢秀明が幹部候補と目されていたが、キムタクは2段階、いや3段階“昇進”を果たした。 「メリー氏は『木村のことは必ず守る』『これからは木村の時代だ』と豪語しているそうです。優遇されるキムタクに対し、歯ぎしりしている事務所関係者もいるほどです」(芸能関係者) 一方、下野した飯島女史は芸能界から足を洗う可能性が高い。中居ら4人も後ろ盾となるプロダクションに距離を置かれ、タレント生命の危機に瀕している。最終的にオイシイところを全て持っていったのはキムタク。さすがスーパースターだ。
SMAP独立・分裂騒動でテレビ各局が大混乱!「飯島さんと連絡が取れない……」
昨年暮れから急展開で、状況が二転三転しているSMAPの独立騒動。これに右往左往しているのが、各テレビ局の番組担当者たちだ。 「中居(正広)クンら独立側の出演者が出ている番組では、みんな一様に『チーフマネジャーの飯島(三智)さんと連絡が取れない』と嘆いています。番組内容の確認すら返事がもらえず、放送直前なのにまだ中身が白紙、というものもあるようです」(某局ディレクター) 草なぎ剛主演のテレビ朝日系『スペシャリスト』や香取慎吾主演のTBS系『家族ノカタチ』など、ドラマ関係では記者会見や番宣出演が白紙になった。 「ドラマの視聴率に関しては、騒動のおかげで逆に注目度が上がっているのでモメるような数字にはならないでしょうが、困ったのは情報番組やバラエティ番組の中身。番宣などを入れる予定が流れたり、予定が立たないので、家に帰れないスタッフが急増している」(同) 問題は、現場の慌ただしさだけではない。あるテレビプロデューサーは中居と非常に近い関係にあることから、局内で「あなたは飯島派でしょ」と、独立する側の仲間のような言われ方をしたという。 「春に特番で中居さんの起用を進めていたこともあったので、『独立することを知っていて、中居の出演枠を確保しようとしていたのか』なんて言われてしまった。確かに独立の動きは知っていたけど、キャスティングには関係なかった」とプロデューサー。 これも、騒動が日々急展開していることと無関係ではない。今回の独立騒動は、木村拓哉の残留によって一転、解散危機となったと報じられているが、当初は木村も一緒に独立するはずだったといわれている。これがスムーズに運んでいれば、これまでジャニーズに流れていたSMAPマネーがSMAP自身の独占となり、これを後押しした者への“謝礼”も期待できたのだ。しかし、一部スポーツ紙で“クーデター失敗”とまでいわれている状況で、出て行こうとした4人のメンバーに失業危機まで持ち上がると、飯島氏に近いテレビマンは、まるで負け組の様相に。 さらに、複数の大手芸能プロが仲裁に入ろうとしたことで、自体が複雑化。大手プロの介入は「SMAPの利権を奪い取る話」にも見えて、ジャニーズ内の対立を激化させている。SMAPに関しては、そのグループ名の商標も含め、権利関係がジャニーズ事務所に残されており、当初と旗色が変わっただけでなく、利益の綱引きまでもが浮上。 「僕らの間でもジャニーズ派、飯島派などと呼ばれる者がいて、『ジャニーズと遺恨がある者は降格させろ』という空気が出てきています。もちろん、それを理由にして降格させられることはなくても、ジャニーズ関係者からの印象が悪ければ後々、別の理由をつけて異動させられることだってありそう」(同) 世間の注目を一身に浴びるSMAPメンバーの去就だが、関係の深いテレビマンたちも他人事ではなくなってきた。 (文=片岡亮)









