【診療報酬詐欺事件】しあつ野郎が“伝説”に泥を塗った……「住めば売れる201号室」って?

yoshimoto1113
吉本興業芸人プロフィールより
 すでに住吉会系暴力団組長の男など14人が逮捕され、被害総額は1億円を超えるとみられている診療報酬詐欺事件。有名女医タレントやお笑い芸人などの関与も疑われ、芸能界を揺るがす一大スキャンダルになりつつある。  そんな中、芸人を“ニセ患者”として接骨院などに仲介していたとされる、お笑い芸人・しあつ野郎にまつわる「ジンクス」が話題になっている。  この部屋に住めば、絶対に売れる──。  お笑い界でそうささやかれている「住めば売れる201号室」というワンルームマンションがある。  発端は、上京したばかりで無名だった木村祐一。中野区内にあるそのマンションに住んでいた木村が売れて部屋を出ると、次には雨上がり決死隊・宮迫博之、その次には宮川大輔と、次々とスターを輩出する“出世部屋”となっていった。  実は、しあつ野郎もこの「201号室」の住人だったのだという。先輩たちとは別の意味で有名になってしまったしあつだが、この顛末には伏線があったのだと、お笑い関係者は語る。 「(宮川)大輔さんの次の住人が、水玉れっぷう隊のケンでした。当然、本人も“絶対に売れる”というジンクスを知っての入居でしたが、思うようには伸びなかった。実は、ケンは部屋の壁の色を勝手に塗り替えていたんですよ。後にテレビ番組で風水師が、壁の色を塗り替えたことで金運を下げてしまったと語ったこともありましたね」  水玉れっぷう隊はキー局のテレビ出演こそ皆無だが、劇場を中心に活躍し、後にこの部屋を出ることになる。その後釜として入居したのが、しあつだったわけだ。  今回の事件について、しあつは仲介による報酬を受け取っておらず、不正受給についても認識していなかったとしているが、不名誉な事件の当事者になってしまった事実は動かしようがないところ。今後は本業の芸人活動で汚名を返上していくしかないだろう。 「住めば売れる201号室」の伝説は、壁に色を塗ったケンと、ジンクスに泥を塗ったしあつによって完全に消滅してしまったようだ。

「乱交パーティーあっせん」「電車で下半身露出」! 不祥事だらけの学校教師は“信用ゼロ”の職業!?

keisatu0909-thumb-240x240-67498.jpg
警察(wikipedia)
“聖職者”という言葉が、いまやきついジョークにしか聞こえない。  10月21日までに、「乱交売春クラブ」を主催し、女子高生に1万円程度で売春をさせたなどとして、東京都立中学校の体育教諭、坪内駿一容疑者と、無職の冨山肇容疑者が逮捕された事件は、いまだに各メディアで大きく騒がれている。  今回の事件に関し、ネット上では「参加する女も女だろ」「説教だけで前科はつかないのか」など、ホイホイと売春にノってしまった女子高生に対する苦言も多い。主犯の1人である冨山容疑者は、過去「200回以上」というとんでもない回数の乱交パーティーを開催していたようで、関東圏に常連を多く持っていたという。事件を見るに、今回に限らず、多くの未成年女性が売春に駆り出されたと想像するのが自然だろう。  ただ、何より驚きなのは、現役の教職員である坪内容疑者が、学生を利用し「管理売春」に手を染めたという衝撃的な事実だろう。 「先日、アイドルグループ・欅坂46の10代のメンバーと、中学教師が交際していることをうかがわせるプリクラが流出しましたが、これも実際は淫行という犯罪行為。ここ最近は、強制わいせつ、薄型カメラを使っての盗撮、電車での下半身露出など、教師の性犯罪が後を絶ちません。これでは、親としても安心して子どもを預けられませんよ。ネット上にも『教師はクズ』というようなスレッドが多く立ち上がっている通り、もともと学校教師への社会的信頼は薄かったようですが、最近はその流れが顕著です。昔も悪かった教師の質が、ますます下がっているということでしょうかね……」(記者)  一度も会社員や社会に出たこともないまま教壇に立ち、子どもに勉強と生き方を教えること自体が大きな間違い、という指摘も以前よりある。今回に関しては乱交・売春の斡旋という、まるで反社会的勢力のような所業だ。 「学校教育」だけに身を投じて教師になったことで、「世間知らず」と認識してしまう人も多いかもしれないが、このような事件が頻発してしまうと、教師側も反論しづらくなるのでは。まずは、こうした犯罪予備軍を採用しない方法を考えるのが先決か……。

お笑い芸人、有名女医、格闘家……芸能界をドン底に突き落とす診療詐欺事件と暴力団の闇

yoshimoto1109
吉本興業公式サイトより
 芸能界を揺るがす、大規模な診療詐欺事件が明るみになりつつある。いまテレビ関係者はヒヤヒヤだ。  あるテレビのバラエティ番組に関わった制作会社スタッフは「疑惑の人物のひとりを、春ごろ番組に出演させたんですが、それ自体に問題がなくても、局員でその問題人物とかなり仲が良いのがいて、警察から事情を聞かれることがあるかも……」  単に出演者が事件に関わったというだけならまだしも、今回の詐欺事件は、暴力団が深く関与した大規模な組織犯罪。医師らがタレントやアスリートにアルバイト代わりにニセ患者役をさせていたという疑惑だけに、波紋は大きく広がりそうだ。 「番組を通じて知り合ったタレント仲間が犯罪グループ化している恐れもありますし、局内の人間がこれに加担している疑いが出てきているんです」(同)  事件は経営不振の医師などが患者と組んで虚偽の診療をでっち上げ、自治体などからの療養給付費を騙し取ったものだ。協力するニセ患者は医師らが声をかけていたほか、この仕組みの仕掛け役となった暴力団と直接やり取りをするケースも判明。ニセ患者となった者は保険証の番号を医療機関側に提供し、架空のカルテを作ってアルバイト代を受け取る形だった。これまで指定暴力団、住吉会系三次団体の組長や都内コンサルタント会社の役員、杉並区の接骨院の元経営者である柔道整復師、キックボクシングジムの代表ら中心人物が続々と逮捕されているが、協力者としてタレントやスポーツ選手の名前が次々と判明してきている。 「今テレビ局はどこも事件の情報収集を急いでいて、ウチでも心当たりがある者は局に名乗り出て事情を説明するよう言われました。できれば警察から聴取されるより早く状況をつかみたいといった感じです」(同)  吉本興業所属の芸人・しあつ野郎は、同じ事務所の芸人十数名を仲介していたブローカーとして関与。しあつから協力を求められた芸人Aは「1度に1万円の報酬をもらっていた」と話しているという。同様に協力していたお笑いコンビの片割れBについては、テレビ関係者が出演番組の予定を白紙にするという話も聞かれる。  また、関与は未確定ながら、中堅事務所に所属の20代の女性タレントBは、この疑惑で11月5日に決まっていた仕事予定を「体調不良」としてキャンセル。さらに逮捕された柔道整復師が募っていた協力者には格闘家の名前が続々と判明しつつある。  ある格闘技関係者からは「バイトしながら試合をしている貧乏格闘家に片っ端から声をかけていた元格闘家の興行主催者がいる」という話だが、この主催者は周囲に「犯罪だと知らなかった」と言っているという。  そして、この事件において早くから関与がウワサされてきたのが、テレビに多数出演して「年収数千万円」を自慢していたバブリーな女医で、一部スポーツ紙が名前を伏せて報道。前出の番組スタッフによると「局は彼女をブラックリスト入りさせていて、夏ごろに出演オファーをしないよう通達があった」という。女医はブログやTwitterを何事もなく更新しているが、最近は患者との金銭トラブルや経営していたクリニックの閉院のウワサが持ち上がっていた。  今回の事件は暴力団組織も関わった大掛かりなものとあって、捜査も暴力団担当の警視庁組織犯罪対策4課が担当しているが「大規模なので順を追って逮捕していく」と捜査関係者が今後続々と逮捕者が出ることをほのめかしている。 「診療報酬の詐欺は健康保険の制度を悪用した社会的悪影響の大きなものだから中途半端に捜査が打ち切られることは絶対ない。隅々までやれと警視庁から言われている」(捜査関係者)  それだけに、少しでも関与していたタレントやアスリートにとってはただごとではない。「万一、関与が発覚した場合、その度合いに関係なくこの業界にはいられなくなると思う」と芸能プロ関係者。 「前にネットオークションの嘘の落札情報を書きこんだペニオク詐欺があったとき、一部タレントが『詳しい仕組みを知らずに協力してしまった』と言い逃れをしたけど、今回はそれが通用しないほど重い問題。事情を知らなかったと言って警察に逮捕されなかったとしても仕事は一切なくなると思った方がいい」  想像以上に広がりを見せる可能性があるこの事件、たとえブログで平静を装っていても、その更新がストップするのは時間の問題かもしれない。 (文=片岡亮)

PC・スマホはもちろん、Wi-Fiルーターからアイロンまで! 中国製電化製品から情報がぶっこ抜かれている!?

net0928.jpg
 9月1日、中国のPCメーカー「レノボ」は、同社が販売しているPCに搭載されている「Lenovo Service Engine」(以下、LSE)が Microsoft社の最新セキュリティガイドラインに準拠していないと公表した。6月以前に製造されたPCでは、LSEを無効にして関連ファイルを削除するように推奨している。  LSEは勝手にプログラムをインストールしたり、情報をレノボのサーバーに送信することができる機能を備えている。ユーザーが削除しても、自動的に強制インストールされるようになっており、手に負えなかったのだ。セキュリティの穴にもなりかねない上、そもそも勝手にソフトをインストールされたり情報を漏えいされるのは困ってしまう。セキュリティガイドラインに準拠していないというか、普通にマルウェアだ。もちろん、現在発売されている製品には搭載されていない。  このようなことは珍しくない。中国製のPCやスマートフォンから、ユーザーにわからないように情報が送信されているなど日常茶飯事だ。それどころか、バックドアという抜け穴が用意されていることもある。これはセキュリティの穴とは違って、設計者が自分だけひっそりと入れるように裏口を用意しておく手口のこと。スパイウェアが公然とインストールされているケースもある。  そのため、アメリカでは政府の重要な施設やインフラでは中国製の危機を使わないように通達している。ソフトバンクが買収したアメリカの携帯キャリア「スプリント」でも、中国製品を使わないことが売買契約の条件になっている。2013年には、イギリスやオーストラリアの新聞・雑誌が、アメリカだけでなくオーストラリアやイギリス、カナダ、ニュージーランドも、重要施設でレノボ製品を禁じていると報道されている。  実際、日本をはじめ世界中で被害が報告されている。14年には、無線LANルーターのドライバやファームウェアにウイルスが混入し、感染した機器には外部からアクセスできるようになってしまう事件が発生した。ちなみに、ウイルスは中国語の環境で作成されている。13年には、中国製のアイロンからWi-Fiチップが発見された。半径200m以内にある暗号化されていないWi-Fiに自動的に接続し、ウイルスに感染させるというものだ。BBCによると、アイロンだけでなく、中国製の自動車やカメラからも同様のチップが見つかっているという。  中国のサイバー攻撃は、年を追うごとに苛烈になっている。例えば、CIA(米中央情報局)から流出した内部文書によると、09年にNSA(米国家安全保障局)が中国軍からサイバー攻撃を受け、大量の情報が盗まれたという。そんな背景から9月4日、アメリカは攻撃を仕掛ける中国企業に制裁を科すと発表した。その後、25日にオバマ大統領と習近平主席が首脳会談。しかし、「お互いの国へのサイバー攻撃を支援しない」ということで握手したとの報道を見て絶句してしまった。「今までやってました」と認めているようなものなのに、それで終わり? これは、23日に発表があった、ボーイングの航空機300機を中国が4.5兆円で購入する件で手打ちになったとしか見えない。中国の剛腕ぶりには感心だが、ちょっと怖い。今の日本では、とても太刀打ちできない。  中国製の家電を使わなければいいのだが、なんせ安いので、会社で大量に買うPCなどはレノボにしてしまうこともある。“うちの会社くらいなら機密情報もないし、プライベートなデータもないから大丈夫だろう”という安易な考えによるものだ。とはいえ、そのコストが巡り巡って国益を損なうなら、ちょっと考えたほうがいいのかもしれない。 (文=柳谷智宣)

ネット掲示板で“レイプ仲間”を募集 大阪府警に象徴される警察の「超絶不祥事」の数々

oosakafukei0909.jpg
『大阪府警察』(wikipedia)
 これでは、一般人は誰に守ってもらえば良いのか、本当にわからなくなる。  女性を監禁し、集団で乱暴したとして、大阪府警捜査1課は7日、監禁と集団強姦容疑で、大阪府警箕面署刑事課の巡査部長、梅本大輔容疑者(36)と、元府警警察官で配送運転手の溝畑優(ゆう)容疑者(32)を逮捕したと発表した。  昨年12月、2人は数人の男とともに、大阪市天王寺区内のホテルで乱暴しようと20代の女性をホテルの一室に監禁。両手をひものようなもので緊縛して肩や足を押さえつけ、アイマスクのようなもので目隠しするなどして乱暴したとしている。  レイプ自体、到底許されるものではないが、何より世の中を憤慨させたのは、溝畑容疑者がインターネットの掲示板で集団強姦を呼びかけ、梅本容疑者を含む数人の男と犯行におよんだ点だ。2009年にも、インターネットの交流サイトで仲間を募り、東京都内で約10件の集団強姦致傷や逮捕監禁を犯した容疑で4人が逮捕される事件があったが、今回は現職の巡査部長と元警察官が主犯というのだから、呆れてものも言えない。 「指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で世の中がピリピリと張り詰めている時に、とんでもない事件が表立ってしまったものです。山口組の総本部は神戸ですから、目と鼻の先である大阪は、当然警戒を強めなければなりません。これまで以上に府警の腕が試されるところでしょうに、あまりに非人道的な事件を起こしてしまい、信頼の失墜は避けられないでしょう」(記者)  12年には海水浴場で知り合った少女を乱暴した容疑で、府警布施署地域課の巡査長(当時27)が逮捕(後に起訴)。13年には堺署で起きた公務執行妨害事件に関する虚偽調書作成事件など、近年の大阪府警は悪質な不祥事、犯罪が続発している。「またか」「暴力団と警察の区別がつかない」など、驚きよりも呆れる声が多いようにも思う。 「大阪府警のみならず、警察のモラル低下はずいぶん前から叫ばれています。今回は単に犯罪を犯しただけでなく、ネット犯罪者の手法を取り入れた悪質極まりないもの。これはもう“人間性”そのものの問題ですよ。居酒屋やバーで時折警察官であることを自慢する人間に出会いますが、『元暴走族』『今まで運動だけしかしていない』など、過去の下らない自慢を繰り返す連中も少なくありません。組織としてのモラル向上以前に、採用試験の方法から見直す必要に迫られているように思えてならないのです」(同)  厳しい訓練や規律に耐えてこその警察官。多大なストレスによって犯罪や女性への悪戯に走ってしまう人間心理があるとしても、街や国の治安を守る立場にあり、責務に見合う収入(平均年収800万円以上)も得ている状況で、あらゆる言い訳は通用しない。  8日、『5時に夢中!』(TOKYO MX)でタレントの岡本夏生が同事件に対し「女性側も、自分の身は自分で守っていかないと。知らない男について行ったり、ウマ味のある話に乗っからないようにしなきゃいけない」と語っていたが、警察に全面的な信頼をおけない今、女性に限らず一般人は無用なトラブルや犯罪に巻き込まれない“自衛手段”を、これまで以上に講じる必要があるのではないか。

ありとあらゆるダークサイト情報が満載! 賢い「ディープ・ウェブ」の歩き方

darksite0806wb
画像はイメージ(「Thinkstock」より)
 ディープ・ウェブというのをご存じだろうか? 深層ウェブとも呼ばれているアンダーグラウンドのインターネット網のことだ。これらは、GoogleやYahoo!、Bingといった検索サイトからアクセスすることはできない。  実は、一般的に知られている無限にも思えるウェブサイトは、インターネットのごく一部なのだ。インターネットに存在する多くのデータは、検索エンジンには引っかからない。その多くはデータベースが占めている。膨大なブログや巨大なSNS、数多のホームページを合計したものよりもさらに大きい規模で存在するのだ。一般ユーザーがアクセスできるものもあるし、セキュリティで守られているものもある。もちろん、ほとんどが合法的なものだ。  ディープ・ウェブの最下層に、ダーク・ウェブと呼ばれるアンダーグランドなネットワークがある。そこにアクセスする際に利用するのがTor(The Onion Router)だ。その名の通り、タマネギの皮のように複数のネットワークを経由して、匿名性を確保するのが特徴。2012年の「パソコン遠隔操作事件」でも使われたので、名前だけは知っている人もいるだろう。当時の警察は、Torでの書き込みに手も足も出なかった。  このTor、少しGoogleで調べれば誰でも利用することができる。Torの匿名サーバーにアクセスすると、英語ではあるが、ありとあらゆる違法な情報が飛び交っている。盗まれたクレジットカード番号や闇口座、銃器、偽札、児童ポルノ、偽造パスポート、果ては殺しの依頼まで。支払いはもちろん、仮想通貨のビットコインだ。中二病の人にとっては、自尊心を満足させてくれるツールなのかもしれない。実際、日本でもここ数年犯罪予告などで利用されることが増えてきた。  しかしTorでさえ、情弱が使うと身バレする。いつも使っているWindows PCにTorを入れて掲示板に書き込むなど、危険すぎる。Torを動作させている状態でウェブを閲覧すると、世界中を経由するので遅くなる。そこで、通常は普通のブラウザーで閲覧し、悪さをするときだけTor経由で書き込むケースがある。この場合は、まず容疑者が一定数に絞れる上アクセスの痕跡から似たユーザーを見つけることができる。捜査機関が作成したおとりサイトにアクセスしてしまった場合も、出入りのトラフィックを監視することで、高確率で身元を特定することが可能だ。マサチューセッツ工科大学(MIT)は今年、おとりサイトを作らなくても、そのユーザーがアクセスしているサイトを88%の確率で特定できると発表した。きちんと使いこなさないと、DNS(編註:Domain Name System/ホスト名を元に、ホストの IP アドレスを教えてくれるシステム)から本来のIPアドレスが漏えいすることもある。そもそも、Torの脆弱性が発見される可能性だってある。Flashを使っているサイトを表示・利用してもアウトだ。  どうしても身バレしたくないなら、手間がかかる。秋葉原のジャンクショップで現金で買った中古PCにLinuxを入れてTorをインストール。ネットワークは、できればフリーWi-Fiを利用する。通常のウェブ閲覧からすべてTor経由で行い、Flashは絶対に有効にしないこと。PDFも開かない。クッキーもすべて絶対に保存しない。これで、通信速度は低速だが、ほぼ安全な環境でネットを利用できる。  しかし、これで何をするのだろう? 麻薬の購入? 確かにお手軽だ。あらゆる麻薬が写真入りで選べ、比較的安価に購入できる。ビットコインが使えるので、犯罪組織に身バレすることはない。しかし、なんであれ違法な品物は税関でストップされ、警察が早朝に訪ねてくることになる。やはり、ポルノの求心力が強いのだろうか? 米WIREDの記事によると、ダーク・ウェブの8割の通信が児童ポルノサイトにつながっているという。しかし、7月15日から「児童ポルノ」の単純所持を罰する法律がスタートした。もし、ダーク・ウェブのアクセスリストが漏えいしたとき、もう健やかには眠れないだろう。今は大丈夫でも、将来いつリストが漏えいするかは誰にもわからない。  結論として、Torを本当に必要としている上、専門知識を持っている人以外は、ディープ・ウェブに触れないほうがいい。隣の芝は青く見えるかもしれないが、少なくとも日本のユーザーにとってはリスクに見合うところではないといえる。 (文=柳谷智宣)

トイレ盗撮で逮捕「古舘プロジェクト」放送作家が書いていた“気持ち悪い小説”の中身とは

toire0501.jpg
「あの人、捕まえてください!」  4月23日、東京・世田谷区の下北沢駅前、女性の叫び声が響いた。多数の人が行き交う中を、細身の男が逃走。気づいた通行人が取り押さえ、直後に警察官が次々に現れた。  この男は駅前のビル4階にある女子トイレ内に侵入し、スマートフォンを差し向け、中にいた20代の女性を盗撮していた。女性がこれに気づいて叫び声をあげ、男は階下に逃走。女性がこれを追って、現場は騒然となった。  一部始終を見ていた別の女性によると「通行人が取り押さえている間、男は“いや僕じゃないです”とか、言い訳みたいなことを言ってましたが、女性が“この人がスマホでトイレを盗撮した”ってハッキリ告げると言い返せなくなり、何人もの警察がやってきて手錠をかけられ連行されました。男は気弱そうな感じだった」という。  やじ馬が取り囲む中、現行犯逮捕されたこの男は、ニュースキャスター古舘伊知郎の事務所「古舘プロジェクト」に所属していた放送作家、25歳。所持していたスマホには被害者の女性を盗撮した画像が複数枚記録されており、盗撮容疑を認めた。  古舘プロは公式ホームページで「今後は、従業員ひとり一人の倫理観の醸成やコンプライアンス意識の向上を一層図るべく、教育を再徹底し、信頼の回復に全力で努めてまいります」とした謝罪文を掲載したが、そこではこの男を「元見習い構成作家」とした。  この男を知る業界関係者によると「4~5年前からフリーの構成作家を名乗って活動していたから、古館プロジェクト所属だったのは知らなかった。3年前くらいに会ったとき、特に仕事らしい仕事の実績がある様子もなく、自作の短い小説のようなものを人に見せていたんだけど、その内容が気持ち悪かった」という。 「芸能人の実名を出して書かれていて、アルフィーの高見沢俊彦がビキニ姿でSMプレイみたいなことをする話とか、アイドルの握手会に行ってアイドルからキモいと言われて握手を拒否される話とか、仕事に役立たないようなものを見せては、クリエイティブな自分をアピールしていた」(同)  男は業界人に見せた小説の中で今回の犯罪とつながる“女子トイレ”というキーワードを登場させたこともあったという。 「上司に怒られて泥酔した男が、駅の女子トイレを見ただけで興奮してしまったという話だった。この話はその後、男が男子トイレを見て興奮し同性愛に目覚める内容だったんだけどね」  すでに古館プロからは所属を解かれているという、この男。創作が好きでも、創意工夫ひとつ見られない短絡的な犯行でせっかくの将来を台無しにした。 (文=ハイセーヤスダ)

「障害者支援施設をめぐる詐欺疑惑も」転落死の秋吉久美子長男に、何があったのか……?

akiyoshikumiko0218.jpg
『紅蓮華』セブンエイト
 女優・秋吉久美子の長男である35歳男性が、東京都港区の大学病院の非常階段から謎の転落死。一説には、周辺の土地をめぐる争いに加わったものではないかという疑いが浮上した。  週刊誌で報道された事故は、1月10日の深夜、病院建物裏を2つの黒カバンを持った男性が走っており、照明のない非常階段の柵を乗り越えようとして地上9メートルから転落した様子が監視カメラに映っていたという。「誰かに追われているようにも見えた」との証言もあった。遺体となって発見されたのは、その3日後。カバンのひとつは男性の所持品だったが、もうひとつは近くの工事現場の作業員の持ち物で、盗まれたものだとしている。  一部では窃盗の逃走中の事故という見方もされているが、これがただの盗みではないという声が、持ち主の作業員がいる工事現場関係者から聞かれるのだ。 「工事していた現場ではないんだけど、すぐ近くの別の工事予定の土地をめぐってトラブルがあったのは事実。ある障害者支援施設をめぐって巨額の詐欺疑惑が民事裁判になっていて、それにこの土地が絡んでいるというウワサ。億単位の訴訟だから、その関係で判決に関わる重要な資料があったとか、何か隠さなきゃいけないものがあったとか、詳しくはわからないけれど、キナ臭い話が聞こえてはいた。失われたカバンは、作業員のものといえば大したものが入っていなかったように聞こえるけど、重要な書類があったらしい」  この点については実際に工事現場の業者に問い合わせてみたが「まったくわからない」というだけで、それ以上のことは不明なまま。だが、盗難としてみても謎な部分は多い。  作業員のカバンは金目のものが入っていそうな雰囲気ではなく、また置いてあったとされる場所も、その一点を狙わなければ見つけられないようなところだった。何か物色していて見つけたものを盗ったというようには見えない状況で、実際に逃走経路や事故現場を見ても、なぜわざわざそんな場所を、と首をかしげげたくなるような場所だったのだ。  男性は秋吉と人気フォークグループ「青い三角定規」の岩久茂の間に生まれた長男で、夫妻が離婚してしまったため秋吉の実家に預けられていた。その後、アメリカに留学したことで、両親とは疎遠になっていたという話だ。息子の死について、秋吉は「プライベートなこと」として多くを語っていない。  また警視庁の広報課は取材に対し、この転落事故について「詳しいことは差し控える」と回答なし。盗まれたカバン内に何があったか、確認したかどうかも答えてはもらえず、誰も公式にはこの謎に触れないままという奇妙な状況が続いている。 (文=ハイセーヤスダ)

妻と子を殺した男の足取りは“自殺の名所”で途絶えた「自殺か? 逃走中か!?」真実の行方は……

jiken026.jpg  何かが狂ってしまった現代社会。毎日のようにニュースに流れる凶悪事件は尽きることを知らない。そして、いつしか人々はすべてを忘れ去り、同じ過ちを繰り返してゆく......。数多くある事件の中でも、いまだ犯人・被疑者の捕まっていない"未解決事件"を追う犯罪糾弾コラム。 第26回 八王子母子殺害事件 (2009年4月)  古くから避暑地として親しまれている栃木県日光市の中禅寺湖を水源とする華厳の滝は、紅葉シーズン以外でも観光客が絶えることはない。霧降の滝、裏見滝と併せて「日光三名瀑」に数えられている観光名所である。  ここを訪れる人々はみな、約97mもの落差を水が一気に流れ落ちる壮観な様に心を奪われる。その一方で、この地は明治時代から“自殺の名所”としても知られている。2009年4月、ひとりの男がこの地で消息を絶った……。  同月28日、東京都八王子市の閑静な住宅街に建てられたマンションの一室で、女性と幼児の他殺体が発見された。亡くなっていたのは、会社員の大沢咲子さん(当時27歳)と、長男の航也ちゃん(当時3歳)。リビングで遺体となって発見された咲子さんは、頭を鈍器で何度も殴られたような痕があり、血まみれの状態だった。室内には、凶器と見られる血のついたスパナが落ちていたという。また、隣の和室では航也ちゃんが何者かに首を絞められ、窒息死していた。  この家で、夫と3人暮らしだった咲子さんと航也ちゃん。第一発見者となったのは、夫の両親である。前日から一切電話がつながらないことを心配し、息子夫婦のマンションを訪れ、解錠業者にドアを開けてもらって室内に入ったという。そして、午前2時過ぎに2人の変わり果てた姿を発見したのだ。  捜査を開始した警察が、容疑者を特定するのに、さほど時間はかからなかった。玄関の鍵が閉まっていたことに加え、事件発生前後、マンションの防犯カメラに映っていたのが、咲子さんの夫だけだったからである。  警察は、家族以外の侵入の可能性は皆無として、2人を殺害した疑いで夫の大沢悠也容疑者(当時29歳)を緊急手配する。このとき、自分たちの息子が手にかけたかもしれない母子の遺体を見つけた夫の両親は、いったいどんな気持ちだっただろうか。  翌朝、警察は夫の足取りを、意外な場所で確認する。冒頭の華厳の滝の付近にある駐車場で、彼の運転していた軽自動車が発見されたのである。  しかし、そこは前述した通りの“自殺の名所”。悠也容疑者が2人を殺害したとすれば、その場所で投身自殺した可能性もある。実際、滝の近くの防犯カメラに車を運転する彼の姿が映っていたほか、滝の頂上付近からは、愛用のジャケット、財布、デジタルカメラが発見された。  観光客のいない早朝、警察は上流のダムの水門を閉めて滝の水を止め、一斉捜索を開始。しかし、滝つぼからは彼の着ていたシャツが発見されたものの、どれだけ探しても本人の遺体は見つからなかった……。  警察は「逃走の可能性あり」として、同年5月18日に同容疑者を殺人容疑で指名手配。しかし、有力な手がかりはまったく見つからなかった。  やはり、自責の念にかられた悠也容疑者は、華厳の滝に身を投じたのだろうか。それとも、自殺を偽装して、まだ逃走を続けているのだろうか。はたまた、第三者による犯行に巻き込まれ、身内による殺害に見せかけられたのだろうか……。ちなみに、関係者の証言では、大沢一家は華厳の滝と縁もゆかりもなかったという。  惨劇が起きる前、近所の公園では3人で散歩する姿がしばしば目撃されていた。咲子さんも生前、「夫は本当に優しい人」と友人らに語っていたといい、夫妻を知る人々はみな、「あんなに仲が良さそうだったのに……」と口をそろえる。  いったい、仲の良かったはずの一家3人に何が起きたのか?  真実を明らかにするため、生きて悠也容疑者が証言台に立つ日が来ることを信じて待ちたい。 (取材・文=神尾啓子) <指名手配> 名前:大沢悠也(当時29歳) 身長:158cm 特徴:痩せ型、メガネをかけることもある <情報提供先> 南大沢警察署 042-653-0110

謎に包まれた短時間での凶行……“不気味な兆候”から、少女を全身メッタ刺しにした真犯人に迫る

tsuyama_jiken_.jpg 何かが狂ってしまった現代社会。毎日のようにニュースに流れる凶悪事件は尽きることを知らない。そして、いつしか人々はすべてを忘れ去り、同じ過ちを繰り返してゆく......。数多くある事件の中でも、いまだ犯人・被疑者の捕まっていない"未解決事件"を追う犯罪糾弾コラム。 第25回 津山小3女児殺害事件 (2004年9月)  2004年9月3日。子どもたちにとっては、夏休みが明けて間もない金曜日。岡山県津山市総社地内に住む津山市立北小学校3年生で、当時9歳の筒塩侑子(つつしお・ゆきこ)ちゃんが、自宅で何者かに全身をメッタ刺しされ、遺体となって発見された……。  津山は美作(みまさか)の中心地として、古代から長きにわたって発展を続けてきた。江戸時代初頭に津山城が築城されて以来、美作国津山藩の城下町として、さらには出雲街道の宿場町としても知られている。  この地域における歴史の闇として語り継がれているのが、1938年に発生し、30人もの死者を出した「津山事件」である。事件の犯人・都井睦雄(とい・むつお)は、命乞いをする近隣の住民を躊躇なく日本刀と猟銃で殺害。横溝正史の小説『八つ墓村』のモデルといえば、ピンとくる人も多いのではないだろうか。  日本犯罪史に残る凄惨な殺戮劇から66年。同じ津山の地で、ひとりの少女の命が奪われた──。  延べ4万人を超える捜査員が投入され、家族の要請によりテレビ番組で“超能力捜査”まで行われたものの、犯人の足取りはつかめず、すでに事件発生から10年がたとうとしている。なんの罪もない少女を殺めた凶悪犯は誰なのか、そして、解決のヒントはどこにあるのか……。事件の顛末を追ってみたい。  その朝、侑子ちゃんは普段と変わりなく登校したという。彼女が家を出たあと、兄も中学校に登校し、母親はパートタイマーとして勤務する職場へ。父親・姉・祖母も外出していたため、筒塩さん宅は侑子ちゃんが帰宅するまで誰もいない状態だった。  母親が仕事に出かけたのは午後1時45分。その約1時間後の午後2時40分頃、学校で「帰りの会」を終えた侑子ちゃんは家路につく。午後2時47分頃には自宅から700mほど離れた場所で、午後3時5分には自宅まで約200mのところを歩いている姿が目撃されている。  そして、午後3時35分頃に帰宅した姉が、自宅の玄関付近の8畳間で、うつぶせになって血を流している侑子ちゃんを発見……。長女からの悲痛な電話を受け取った母親が119番通報し、午後3時53分に救急隊員が到着する。  このとき、侑子ちゃんは胸に負った3カ所の刺し傷から大量に出血しており、すでに意識も脈もなかったという。制服姿のまま倒れていた彼女には、抵抗したり逃げようとした形跡は一切なく、着衣に乱れもなし。凶器はナイフのような小型の刃物で、死因は失血または窒息によるものと断定。侑子ちゃんは、帰宅してからわずか30分ほどの間に、何者かに襲われたのである。  現場は、カゴに入っていたはずの飴玉が散らばっていたものの、とくに室内を物色された様子もないため、“殺すことが目的”の猟奇殺人の線が濃厚。事件発生直前、通学路にある高架下で「帰宅途中の侑子ちゃんと見られる女児に向かって、薄笑いしていたボサボサ髪の若い男がいた」という情報が警察にもたらされたが、決定的な証言にはならなかった。  さらに捜査が進む中、事件の核心に迫る、ある重大な証言がもたらされる。それは、筒塩さん宅の“自宅の鍵”についての重要な情報だった。  事件当日の午後1時55分、筒塩さん宅を訪れたメール便の配達業者が、チャイムを押しても返答がなかったが、「玄関のドアが開いていたため、配達物を玄関の中に置いた」と証言。また、午後2時前後には訪問販売員が訪れ、玄関のドアを開けて「誰かいませんか?」と声をかけたという。  母親は、パートに向かう際に鍵を閉めたことを記憶している。これらの情報をすべて合わせて考えると、母親の外出後、約10~15分の間に何者かが筒塩さん宅の鍵を開けたことになる。実は、筒塩さん宅では、外出する際にスペア用の自宅の鍵を玄関脇の牛乳受けに入れていたのだ。  つまり、配達業者と訪問販売員が来宅した際、犯人はすでに筒塩さん宅にいた可能性が高い。そして、しばらくして帰宅した侑子ちゃんを殺害したのではないだろうか? これなら、短時間の凶行にも説明がつく。  警察の家族への聞き取りによれば、事件発生の半年前、自宅の駐車場に置いてある自動車のタイヤホイールのボルトがすべて緩められ、もう1台の自動車のワイパーがもぎ取られるといった嫌がらせがあったという。  そのほか、「筒塩さん宅の付近に停車している不審な乗用車を見た」という目撃情報も、近隣住民から多数寄せられている。犯人は、筒塩さん宅を念入りに調査した上で、犯行に及んだ可能性が高い。  侑子ちゃんが生きていれば、今年は二十歳を迎える記念の年になっていた。自宅の棚には、彼女が大好きだったぬいぐるみが、還らぬ主をいつまでも待ち続けている。 (取材・文=神尾啓子) <情報提供先> 津山警察署 0868-25-0110 警察本部捜査第一課 086-234-0110 ◆「日本"未解決事件"犯罪ファイル」過去記事はこちらから