
東京事変公式HPより
椎名林檎がボーカルを務めるバンド「東京事変」が今月11日、2月の全国ツアーをもって解散することを発表。メンバー自身の声明文によれば、解散は1年以上前から決まっていたという。実際、解散時期に合わせてCDや関連書籍の発売、ツアーの開催が予定されていることから、一連のスケジュールは相当以前から決まっていたと思われる。
もっとも、音楽関係者の多くにとっては寝耳に水の出来事だったようだ。
「以前、東京事変の仕事を手伝ったこともありますが、大変驚きました。というのも、東京事変よりもソロのほうが売れることは明白なのに、バンド活動を続行してきたのは、椎名林檎自身の強い意向があったから。所属レコード会社のEMIミュージックも、本音ではソロに専念してほしかったはずですが、本人の意向を汲んでサポートしている印象でした」(イベント会社スタッフ)
解散の理由として、ネット上では「ドラマーが昨年に逮捕されたこと」や「メンバー間の不和」などを取り沙汰する向きもある。しかし、そもそも椎名林檎のソロプロジェクト的な色彩の強いバンドだけに、メンバーを入れ替えて続けることもできたはず。解散の真相は、彼女自身だけが知っているといえそうだ。
音楽界を見渡すと、「解散説」がささやかれるバンドは少なくない。その筆頭といえば、先日ベストアルバムの発売予定を公表したMr.Childrenだ。
「ミスチルの解散説はここ5年くらい毎年出ています。理由として挙げられるのは、メンバーの演奏能力の低さに、ボーカルの桜井がストレスをため込んでいるという説。実際はメンバー間の仲はよいのですが、同様の理由で活動休止に至ったといわれているサザンオールスターズの内情を知る業界人たちが、心配して吹聴している面がありますね。『桑田さんはメンバーの面倒を見過ぎて苦労した。桜井さんも早めにミスチルと別れたほうがいい』と。今の時点で現実味のあるシナリオは、ミスチルが近々所属レコード会社のトイズファクトリーから独立し、バンドを一時休止するというもの。リフレッシュを兼ねて、桜井がソロ活動を開始する可能性はあります」(音楽事務所関係者)
他方、幾度となく登場する解散説にもかかわらず、「絶対に解散しない」といわれているのがL'Arc~en~Cielだ。彼らの場合、メンバー間の緊張が高まることを未然に防ぐために、ソロ活動が定期的に組まれているのは有名な話。「もはやバンドというよりも、大掛かりなプロジェクトチーム」(前出の事務所関係者)との声もあるほど、その"組織マネジメント"は徹底している。長年バンドを続けていくためには、人間関係だけに頼らない工夫も必要なようだ。
(文=柴田勇気)
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椎名林檎「さらばだ!」人気ロックバンド東京事変が解散を発表
11日未明、椎名林檎がボーカルを務める人気ロックバンド・東京事変が、自らのホームページで解散を発表。約8年間の活動にピリオドを打つことになった。
東京事変は2004年、椎名林檎とそのバックバンドのメンバーを中心に結成され、同年9月にシングル「群青日和」(EMIミュージック・ジャパン)でメジャーデビュー。以降、7枚のシングルと5枚のオリジナルアルバムを発表し、活発なライブ活動を行うなどしてカリスマ的な人気を集めていた。
公式ホームページに、椎名は以下のメッセージを掲載。
「我々が死んだら電源を入れて 君の再生装置で蘇らせてくれ さらばだ!」
また他のメンバーも、謝辞とともに
「この奇跡的な音楽集団に参加できた事に感謝しています。新しい自分になれたら、また一緒に音楽を作りたいです。」(伊澤一葉)
「僕は、音楽家として人間として、胸いっぱいの愛を『東京事変』という名のタイムカプセルにつめこみました」(亀田誠治)
「手前味噌ですが、東京事変はすごくカッコいい音楽をやってきたと思います。だからそれを聴いて、観に来てくれた皆さんも、最高にカッコいいお客さんだったと思います」(刄田綴色)
「加入も解散もいつも突然にやってくるのが東京事変です。思えば東京事変に加入が決まったのはアルバム「大人」のレコーディングの前日でした」(浮雲)
などと、それぞれの思いをつづっている。
同ホームページによると、解散の日時は今年の2月29日。2月14日から開催されるライブツアー「東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon
Voyage」が最後のステージになる予定だという。

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color bars オリジナル盤としては最後になる......?
「不祥事に甘い音楽業界も……」東京事変ドラマー逮捕で業界に広がる不安とは
椎名林檎が所属するバンド・東京事変のドラマー刄田綴色こと畑利樹が、10日に公務執行妨害で逮捕された事件が波紋を呼んでいる。出演予定のテレビ番組をすべてキャンセルした上、23日に発売予定だったシングルが発売延期になったほか、20日よりオンエアされる資生堂CMも、BGMがドラム抜きのピアノバージョンに急きょ差し替えられた。
「所属のレコード会社(EMIミュージック)としては非常に頭の痛い事態でしょう。椎名林檎本人のメディア露出とCD発売を合わせた大キャンペーンをいざ行おうとした際に、よもやの事件発生ですから。CMクライアントに対する賠償責任も生じますし、その金銭的な損害は計りしれません」(別のレコード会社関係者)
椎名林檎といえば固定ファンを多く抱え、Jポップ界でも安定した人気を誇っているミュージシャンの一人。もっとも、デビュー直後の大ブレイクぶりを振り返れば、やや地味になった印象は否めない。前述の関係者は「レコード会社としてはソロに専念してほしいのが本音では」と話す。
「東京事変は音楽通からは高い評価を得ていますが、作品がマニアックで、一般層への浸透ぶりは今一つ。そこで今回、椎名林檎本人をCMなどで前面に押し出してソロに近いプロモーションを展開したのに、事件が起きてしまった。ソロでやったほうが売れますから、東京事変の立場はさらに厳しくなるでしょうね」
他にも、ミュージシャンの不祥事は起きている。14日にはRABBITの元ギタリストの野下俊哉が強制わいせつ容疑で逮捕された。技巧派ギタリストとしてハードロックやメタル好きには名の知られた存在であったが、彼は一昨年にも同じ容疑で逮捕されており、復活の道は厳しそうだ。
「芸能界ほどではないですが、音楽界はもともと不祥事を起こした人間に対して寛容でした。2~3年もすれば復活するのが一般的でしたが、ミュージシャンの岡村靖幸のように何度も捕まるようなケースだと、いくら才能があっても、どのレコード会社も手を出そうとしません。特に外資系のレコード会社はコンプライアンス重視の方針を打ち出しており、不祥事即クビというケースも増えてきました」(マネジメント関係者)
東京事変の場合、メンバーチェンジをしないままバンド活動を続けるというが、これまでのように伸び伸びと活動できるかどうかは不透明だ。
(文=辻道明)
スポーツ
2月24日発売予定です。が。

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