「Happy birthday dear かなこぉ↑↑」で赤く染まったももクロZ Zeppツアーファイナル!

momocloz_0703_01.jpg  5月20日のZepp Nagoyaから始まった、ももいろクローバーZの全国ツアー「ももクロ ファンタスティックツアー2011 Zでいくって決めたんだZ!!」。名古屋、札幌、大阪、福岡の4都市を駆け巡り、7月3日の東京・Zepp Tokyo公演でいよいよファイナルを迎えた。  東京公演は3月に行われた同所でのライブ同様、3回まわしの完全入れ替え制。チケットはすべてソールドアウト、関係者やプレスも立ち見対応となる超満員すし詰め状態となった。3周できなかったファンも多く、かなりの人数が押し寄せたとみられる。  百田夏菜子が「前回、Zepp Tokyoでライブをさせていただいた時は、1部、2部は満員じゃなかったんだよ」とMCで発言した通り、人気急上昇中の熱気が如実に感じられた。特に女性ファンの増加が目立つことが、ファン層の拡大をあらわしている。  トータル6時間延べ64曲のセットリストは1部、2部、3部のすべてが異なる気合の入ったもの。しかし、3部構成でも出し惜しみの感はまったくなく、平常運転の全力パフォーマンスでオーディエンスを存分に楽しませた。 momocloz_0703_02.jpg  脱退した早見あかりのパートをメンバーそれぞれが補う姿も板についてきた。補うというよりも、むしろ見せ場が増えたという印象が強い。また、精神的な支柱であっただけでなく、"タメ"を作っていた早見がいなくなることで時間の流れが直線的になった。よりスピーディーなダンス、アクロバットが強調され、このツアーのコンセプトでもある"がっつりライブ"という方向性がはっきりしてきたとも言える。  MCでも新たなバランスが。例えば、「今日のために英語を勉強してきました」と言う百田は玉井詩織に年齢を問われると、「もうすぐ......」と日本語で答え、以下グダグダなやりとりに。さらに高城れにが入ってきて「私の方が勉強ができる!」と言い合いになり収拾がつかなくなると、有安杏果が「以上、私たち、いま会えるアイドル~」と自己紹介締めのあいさつに移行して無理やり流れをぶった切り、MCを終わらせた。また、百田が「てへぺろ」を使い出した理由を「話すと長くなる」と言った時にも、すかさず佐々木彩夏が「はーい、というわけでそれでは最後の曲に行きますか!」とラストに誘導してもいる。  早見が仕切っていたMCを自治する5人のバタバタ感も、ステージの妙味になってきているようだ。  メンバーのソロ曲を含むいつものレパートリーに加えて、6日発売の「Z伝説 ~終わりなき革命~」「D'の純情」(第2部は「D'の純情」が先/キングレコード)を熱唱。そしてアンコールでは、27日発売のファーストアルバム『バトル アンド ロマンス』(同)から「キミノアト」を初披露(第3部では2回目のMCの後)するなど、2時間はあっという間だった。  そして第2部の18曲目「あの空へ向かって」が終わり、メンバーがステージ袖に引き揚げると、もちろん客席はアンコールを連呼。しかし、それはただのアンコールではない。12日に誕生日を迎える百田を祝おうと呼び出すものでもあった。 momocloz_0703_03.jpg  ファンからのサプライズ。暗闇に真っ赤なサイリウムだけが映える。常連さんが振っているらしい大車輪状の特殊なサイリウムも確認できる。  驚いたのは当の本人。ファン、そしてメンバーから「Happy birthday dear かなこぉ↑↑」と歌われ、当惑を隠せない。「うっそー、うっそー、うわー」「へぇえ~どうしよう。えぇ~待って」「もうどうしよう、なんか、Zepp最後の日にいいのかなって感じ」と言葉を重ね、ついには「やばい、めっちゃうれしいんだけど」「これはイカン」と涙ぐんだ。  ファンが一体となって盛り上げる、ももクロZのムーブメント。この勢いをさらに加速するべく、この夏はぎっしりと予定が詰まっている。『バトル アンド ロマンス』初回プレス分に封入されたカードで応募、抽選で当選すると参加できるスペシャルイベント「選ばれしモノノフの集い」は8月7日横浜BLITZ、8月12日なんばHatchの2回決行予定だ。問題はその内容で、資料によれば「スペシャルLIVE+ボイン会」となっている。  玉井は「ボインはももクロだけのものやないんやで~」と、MCの告知タイムで思わせぶりな振りをしたが、メンバーにも詳細は分かっていない様子。謎は深まるばかりである。  さらに8月20日は、よみうりランドオープンシアターEASTで今夏のももクロ最大級イベント「ももいろクローバーZ サマーダイブ2011~極楽門からこんにちは~」を開催。指定席は一般販売開始をした7月2日に即日完売してしまい、急遽、芝生立見席を増発する事態となっている。  7月27日発売の『バトル アンド ロマンス』には、名曲との評価が高いにもかかわらずこれまでシングルに収録されていなかった「オレンジノート」が初音源化。「行くぜっ!怪盗少女」がメジャー殴り込みの名刺代わりだったとするなら、Zとしての名刺代わりになりそうな前山田健一作曲の「Z伝説 ~終わりなき革命~」、AKB48も手掛ける多田慎也作曲の「キミノアト」、ニューアルバム『5年後の世界』(キングレコード)を発売したばかりである特撮のNARASAKI作曲による「天手力男」など、多彩な楽曲が大集合。元気なだけではない、幅広い表現力と強さを備えたグループに進化しようとする、ももクロZの今を捉えた一作となった。  「Animelo Summer Live 2011」には、1日目の8月27日に出演することも決まった。アイドルらしくありつつも、アイドルの枠を超えていく彼女らの到達点はまだ見えない。 (取材・文=後藤勝)
バトル アンド ロマンス(初回限定盤A) 7月27日発売。 amazon_associate_logo.jpg
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試練の七番勝負完結! 新生「ももいろクローバーZ」第一週FINALは野音!!

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 4月10日、中野サンプラザホールで行われたコンサート「ももいろクローバー中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~」で早見あかりが脱退、グループの改名を発表したももいろクローバーZ。休む間もなく、翌11日からは東京キネマ倶楽部にてトークバトル「『ももクロChan』Presents ももクロZ 試練の七番勝負」を繰り広げてきた。ウイークデー5日間は有野晋哉(よゐこ)、金子哲雄&田中秀臣、デーブ・スペクター、武藤敬司、吉田豪がゲストとして登場した。  そして週末ヒロインらしく土日はハコを替え、DUO MUSIC EXCHANGEと日比谷野外大音楽堂への出演を果たした。 mcz041802.jpg  16日の渋谷DUOはゲストとテーマを伏せたまま開演したが、"アニキ"こと水木一郎を迎えての「ももクロZ vs アニソン」だと知れるや、会場を埋め尽くしたももクロZファンは大興奮! 世代的にツボだったり、二次元にも親和性が高いファンに歓迎され、アニキもご満悦のようだった。そもそも、10日のコンサートで「ゼェーエット!」と改名のアナウンスを叫んだのもアニキだっただけに、この日は名付け親という立場で「Z」を温かく見守っていた。  「洋楽に憧れた自分が日本語のアニメソングで世界に受け入れられた」と語る一方で、「現地の言葉で歌うと人気が出る」とも明かし、メンバー5人から進出したい海外拠点を聞き出すなど、トークを自在に操った。  さらに司会進行を務めた南海キャンディーズ・山里亮太から「アニソンひと筋に40年間やってこられた秘訣を」と話を振られると、バイクのエンジン音に例えたり、「(お腹から口までを)筒のように!」などと解説したりしながら、最低音の地声から最高音のファルセットまでを滑らかに発声するボイストレーニングを熱血指導。さらに「ためて吐く」呼吸法を駆使しつつ、勢いよく破裂音をかますパートもあり、アニキの決め台詞「Z(ゼェーエット!)」をももクロZメンバーに習得させた。この甲斐あって、「ももクロZ」の決めポーズも無事完成。アニキのZ魂を継承し、大盛り上がりのままステージは終了......しないのがサプライズ尽くしのももクロZイベント。 mcz041803.jpg  メンバーに内緒でコトが進んでいた、7月6日の1コインシングル2タイトル同時発売、7月27日のディスク化されていない、ももいろクローバー時代の楽曲も収録する1stアルバム発売決定の知らせが発表された。  この発表に際し、佐々木彩夏は「(1コインシングルは)私たちが3カ年計画でやりたかったものなんです。一週間に何枚も出すのに憧れていたのに、こんなに早く願いが叶っちゃっていんですか」と喜んだ。  また5月20日(金)名古屋、5月29日(日)札幌、6月12日(日)大阪、6月19日(日)福岡、7月3日(日)東京を巡る全国5カ所のZeppツアーも開催が決定した。  北海道の海産物を楽しみにしていたことを暴露され苦笑しつつも、ミライボウルツアーで回れなかった札幌と福岡でのライブ開催を喜んだのが百田夏菜子。大阪や名古屋のファンにもまた会えるのでうれしいとも言っていた。 mcz041804.jpg  本格的な再起動が決まり、勢いづいたももクロZ。17日には、リリー・フランキー主催のロックイベント「ザンジバルナイト in 野音 2011」に出演。ももクロZはこのステージを勝手に「試練の七番勝負」のFINALにカウントし、「ももクロZ vs ロック」をテーマに戦った。  後半に登場する斉藤和義、難波章浩-AKIHIRO NAMBA-、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET/THE ZOOT16)らがメッセージ色の強いシリアスな発信をすることが予想される中、ゾノネム、神聖かまってちゃん、ウクレレえいじの後を受けてももクロZが登場すると、意外な歓声。ピンク色のシャツを来たももクロファンが大挙集結していたのだ。  この舞台でいかにしてロックでパンクな姿勢を示せるかが重要だったが、さすがはももクロZ。まずは「ロックファンのみなさん、目を覚ましてください!」とあおると、「ももいろクローバー~~~~~~ゼェーエット!」と、前日アニキの手を借りて完成したばかりの決め台詞と決めポーズで大きなアピール。この時点で場内は騒然。さらに「今日はロックイベントということで私たちのことを知らない方もたっくさんいると思うんですが、そんなみなさんのハートにもしっかり届くようなライブができるように、私たちも全力で、が・ん・ば・るゼェーエット!」とダメ押しする。しかし、前説はそれだけでは終わらない。 mcz041805.jpg  ツツーと滑る床を確かめるや、MC担当の佐々木彩夏が「床がすごく滑るんです。私たち全力のライブがしたいし、みなさんのハートに届くライブがしっかりしたいと思うので~」と思わせぶりに告げると、メンバー全員がブーツを次々に脱ぐと、ステージ前に投げ捨て、裸足になった! もはや「ちょっぴりセクシー」の5倍増し状態である。  出演時間はわずか20分。「HMV 2 THE MAN」同様にハードチューンをノンストップに踊り続けるガチンコな構成で、「ピンキージョーンズ」「ココ☆ナツ」「Chai Maxx」「行くぜっ!怪盗少女」の4曲を熱演した。  後続の出演者が「感動しました......」と絶賛するほどの全力プレー。 「ロックファンのみなさん、私たち、ロックできていましたかー!?」「みなさんの心に届くようなライブができていましたかー!?」「みなさん、私たちは合格ですかー!?」。その後説のすべてに、こだまのような歓声が返ってきた。オーディエンスの気質がアイドルのももクロZに温かかったことも事実だが、ジャンルの壁を超越する全力ぶりがあらためて証明されたとも言える。  アイドルの枠を拡げ、越境していくももクロZの戦いはまだ始まったばかりだ。 (取材・文=後藤 勝)
ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~ もはや伝説。 amazon_associate_logo.jpg
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ももクロが「STUDIO VOICE」とコラボ! 下積み時代の苦労を激白

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「STUDIO VOICE」特別版フリーペー
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 ももいろクローバーのニューシングル「ミライボウル」(キングレコード)の発売を記念し、「STUDIO VOICE」(INFASパブリケーションズ)の特別版フリーペーパー「特集☆ももいろクローバー」号が、同シングル発売日の3月9日から配布された。  「STUDIO VOICE」と言えば、あらゆるカルチャーシーンを切り取るオシャレ雑誌として一時代を築いたが、現在は休刊中。今回は特別に1号限りの復活を果たし、現在の音楽シーン、さらにはカルチャーシーンを賑わすアイドルの代表格であるももクロを、ポップかつスタイリッシュに取り上げている。  わずか12ページの構成ながらも、本人たちへのインタビューのほか、関係者の証言、また先日行われた神聖かまってちゃんとの対バンライブのレポートなど、多方面からももクロを捉えたビジュアルブックとなっている。  そんななかでも注目なのは、メンバー自身が語る「ももクロ像」。今でこそ、一般層にも名前が知られるようになってきたももクロだが、以前は地方に行くと完全アウェーで、広島での初ライブでは、観客が7人しかいなかったことを告白。ビラ配りをしても受け取ってもらえずそのままスルーされ、"いない存在"にされてしまったことがとてもショックだったという。  また、1カ月後に迫った早見あかりの脱退については、「今は今だから、今をみんなで全力で」(百田夏菜子)、「6人でできる最高のライブにして、最高のファンのみなさんとの思い出を作りたい」(佐々木彩夏)と、早見本人も含め、メンバー全員が前向きにとらえており、6人で過ごす残りの時間を大切に過ごしているようだ。  「みんなが持っているアイドルのイメージをブチ壊したい」と、従来のアイドルらしからぬ活動を展開しているももクロ。彼女たちの夢の一つは、武道館やドームでライブを行い、来てくれたお客さん全員と握手をすることだというが、その夢が叶う日もそう遠くはないのかもしれない。  なお、このフリーペーパーは、タワーレコード、HMV、TSUTAYAの主要店舗を中心に配布中。また、「STUDIO VOICE」のウェブサイト(http://studiovoice.jp/)でも掲載予定だ。
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ももクロ大ショック!? イベントのお宝アイテムを不法投棄「非道徳的な行為」の真相

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「ミライボウル(初回限定盤A)」
(キングレコード)
 アイドル戦国時代の"かぶき者"として注目のももいろクローバー。CD発売前に予約で握手会を行う独自の商法を編み出し、ニューシングル「ミライボウル」(キングレコード)の3月9日発売に向けて、毎週末ライブ活動に勤しんでいる。これまでもさまざまな企画を打ち出し、ファンを楽しませてきたももクロだが、ライブで行っていたある企画に「非道徳的な行為」があったとして中止になった。あるももクロファンは次のように明かす。 「1月16日のイベントから"キングチェア"という企画が始まりました。CDやグッズを買うことで貯まるポイントを使って応募し、当たれば、会場の最前列のセンターにあるキングチェアに座ってライブを見られるという権利です。金色のプラスチック製のイスなんですが、メンバーのサインやメッセージが書かれており、貴重な一品です」  だが、そんなレアなキングチェアを不法投棄したファンが出現し、騒動が起きたという。前出のファンは次のように続ける。 「2月26日のイベント終了後、キングチェアを不法投棄するファンが出ました。しかも、その模様が動画で撮影され、YouTubeに投稿(現在、動画は削除)。投げ捨てた人物の顔もハッキリ映っていました。すると、その翌日のイベントの前にももクロ運営から送られてきたメールマガジンで、キングチェア企画を中止することを発表。そこには、『昨日、タワーレコード新宿屋上イベントで実施したキングチェア企画におきまして、非道徳的な行為があった事が発覚いたしました。非常に残念ではありますが、このような行為を、見過ごす事はできません』と書かれていました」  "キングチェア"とは豪華そうなネーミングだが、実際は単なるイスで持ち運ぶのが困難だった点というも今回の騒動の一因になった可能性もある。改めて、アイドルとファンのマナーの問題も見つめ直さなければならないようだ。
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ももいろクローバーが節分会に参詣した1,500人を熱狂の渦に巻き込んだ!!

setsubun_momokuro001.jpg  2月3日の節分は全国で豆まきが行われ、数多くの芸能人が活躍したが、ももいろクローバーも例外ではなかった。東京都文京区にある真言宗豊山派の護国寺にて地域の人々には毎年恒例となっている節分会に見参! 与えられた時間は午後1時45分からのわずか15分だけだったが、破竹の勢いをあらわすかのように旋風を起こした。  まったく時間の余裕がないため、自己紹介も名前と年齢を言うだけの超ショートヴァージョンで、高城れにが「好きな食べ物は焼き芋です」と付け足すのがせいぜい。有安杏果が「高校......」と学年を言いかけて「15歳です」と言い直したほどで、歌と踊りにすべての力を傾注するしかない状況だった。  しかし超アウェーな環境のK-1で世界を相手に日本流のアイドルパフォーマンスを披露したももクロにとって、この程度の逆境は苦ではない。 setsubun_momokuro002.jpg  3人ずつが金のショートパンツと銀のミニスカートに分かれて着用した新たな衣装、激しく躍動する振り付け、新曲「ミライボウル」とカップリング曲「ChaiMaxx」のサウンドアレンジ、すべてが以前よりも過激化・先鋭化。ますますパワーアップしたハードで元気な踊りは、詰めかけた地域のギャラリー、そして事前告知を受けて集結したファンのアドレナリンを沸騰させるに十分だった。 setsubun_momokuro003.jpg  一曲目「ミライボウル」のエンディングで、わずかな隙を縫ってご本尊に向かい「紅白に出られますように」とお祈りをし、ラストの三曲目「行くぜっ!怪盗少女」では豆まき用の狭い花道で無理やり間奏部分のアクロバットを披露、仏前での失礼に「すいませーーーん!」と謝りながらすれ違い前転を決行するなど大暴れ! エンディングテーマに乗って退場する姿は、試合に勝ったアスリートのような清々しさに満ちていた。東京都文京区にももいろクローバーあり、を強く印象づけた15分間だった。 setsubun_momokuro004.jpg  このあとキングレコードの大先輩、山本あきはブロックポジションマークのアコースティックギターを爪弾きながら超大作アレンジの新曲『男女川~みなのがわ~』を唄い、角川博は司会者に促されつつ美空ひばりのモノマネをする大サービスだったが、ふたりともももいろクローバーに言及することを忘れなかった。それほど彼女らの残した空気が鮮烈だったのかもしれない。 setsubun_momokuro005.jpg  午後3時からは6人全員が桃色の袴姿で歳男、歳女とともに豆まきに参加したが、ここでもメンバーを追ってファンが大移動する騒ぎに。公式発表1,500人の参詣者は、ももクロを中心に動いていた。 setsubun_momokuro007.jpg  ももクロ旋風を実証したこの節分がももいろクローバーにとって文字通りの節目となるか。紅白へのチャレンジがいっそう真剣味を帯び始めた。 (取材・文・写真=後藤勝) <セットリスト> 1. ミライボウル 2. ChaiMaxx 3. 行くぜっ!怪盗少女
行くぜっ!怪盗少女 がんばれ~ amazon_associate_logo.jpg
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一年の計は正月にあり! 紅白出場祈願で、ももクロちゃんが振袖姿を披露!!

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 1月3日、東京・護国寺で、6人組アイドルユニット、ももいろクローバーが初詣を行った。色とりどりの振袖に身を包んだメンバーは押し寄せた報道陣に挨拶をしたのち、お賽銭を投じてのお参りをし、おみくじを引くなど、お正月の空気を満喫した。  昨年12月24日に初の単独ホールコンサートを成功させ、注目度が増しているももクロ。12月11日にはK-1グランプリ決勝戦「FieLDS K-1 WORLD GP 2010 FINAL」のハーフタイムショーに出演、格闘技ファンに対して臆することなく「行くぜっ!怪盗少女」(ユニバーサルJ)を披露した。また来る2月25日には、東京・SHIBUYA-AXにて神聖かまってちゃんと「HMV THE 2MAN」第一弾で共演する予定もあり、他分野との交流も目立つ。  紅白歌合戦出場を目標と言って憚らないももクロの2011年はどんな年になるのか。メンバーが囲み取材に応じた。 高城れに「わたしの今年の目標は、毎日日記を書くことです。それは去年も目標だったんですけど、結局果たせなくて。一日いちにちを大事にしていきたいと思ったので、今年こそは毎日欠かさず日記を書こうと思いました」 玉井詩織「わたしの今年の目標は、わんこそばを百杯食べることです。去年は大食いだったんですけど、ちょっと小食になってしまったので、大食いキャラを取り戻すためにも、わんこそばを百杯食べたいです」 momokuro201102.jpg 早見あかり「2011年は、新しい世界にいろいろチャレンジしたいと思います2010年も、ももクロとしては初めてメジャーデビューをしたり、いろいろな初体験できたので、もっともっといろいろな初体験をしていきたいなと思います」 百田夏菜子「わたしは、もっとみんながびっくりするような新しいアクロバットに挑戦したいなと思います。女の子でこんなことができるのか、というようなアクロバットをもっともっと究めて、がんばりたいなと思います」 佐々木彩夏「わたしの2011年の目標は、人には優しく、自分には厳しくすることです。もっともっと上を目指してがんばります」 有安杏果「ももいろクローバーとしての目標は、一人ひとりが足し算ではなく、掛け算をした、6×6のような、すごいパワーのある、アイドルという枠をもっと飛び越えたアイドルグループを目指してがんばっていきたいです」 ──こうなれば紅白を目指せる、という施策は。 百田「2011年の目標は日本中をももいろ一色にすること。それができたら来年は世界中をももいろ一色にしたいんですけど、まず今年は日本中をももいろ一色にできたらいいな、と思います。そうしたら紅白出場も、ね(と言って仲間を見やる)、できると思うので」 momokuro201103.jpg ──Zeppや中野サンプラザなど(大規模会場の)コンサートが続くが、見た目がさらにアクロバティックになっていくのか。 百田「やっぱりわたしたちグループのよさや特徴は、すごく個性的な激しいダンスなので。ほかのアイドルさんのなかでも、ももクロさんのダンスはちょっと違うな、みたいな感じに思ってもらえるような。インパクトはすごくあると思うので、もっともっとインパクトの強いダンスを目指してがんばっていきたいです」 ──EXILEを超える? 百田「そうですね、(それらとは)また違う、アイドルここまでやるんかい、みたいなアクロバットにチャレンジできたらと思います」 ──中国雑技団のような? 百田「(早見を見て)そこまで行けたらすごいよね」 早見「最高だね」 ──振袖の感想は。 高城「帯がひとりずつ違うんですよ(と言って全員が背中の帯を見せる)。帯の結び方が。そういうところもすごいなと思ったし、日本だなと思いました」 玉井「振袖を着たのは初めてだったので、すごく苦しいです。でも着つけてくれた方から、キレイになるには多少の努力は必要だよと言われたので、がんばろうかなって思います」 早見「振袖を着てピシッとなっていて。わたしがいちばん不安だったのは、髪の毛がショートカットなので、七五三みたいになるんじゃないかということだったんですけど、キレイにセットしてもらって、心もピシッとなったので、これからがんばっていきたいと思います」 momokuro201104.jpg 百田「わたしはすぐに動いちゃったり、走ったり、暴れちゃうので、こういう格好はすごいムズムズするんですけど。今日はマネジャーさんとかに、静かに落ち着いていろ、と言われたので、がんばって静かにしていようと思います」 佐々木「お着物を着ると背筋が伸びる感じがして、シャキッとした、おしとやかなももクロちゃんになれたなって思います。そういったいい気持ちで新しい一年を迎えられてよかったです」 有安「ももクロちゃんは和をテイストとしていままでやってきたので、新年明けて、こうやってみんなで和服を着られて嬉しいです。ありがとうございます」  「女の子で、アイドルでここまでできるのか、ということをやる」「アイドルという枠を飛び越える」という当人たちの自覚が頼もしい。  ももクロは1月22日(土)のZepp Osakaを皮切りに全国14ヵ所44公演予定の「~ももクロ新春スペクタクルツアー~ ミライボウルがやってきた。」を敢行。3月6日(日)のZepp Tokyo公演を経て、同9日にはニューシングル『ミライボウル』(1月新作テレビアニメ『ドラゴンクライシス!』ED主題歌)をリリースする。  さらに4月10日(日)には「4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~」が控えている。  日頃アイドルに関心がない層をも惹きつける吸引力の源はやはり熱いライヴ。周囲を巻き込むアグレッシヴな渦が、ますます巨大化しそうな気配がする。 (取材・文・写真=後藤勝)
ピンキージョーンズ ヤラれた~。 amazon_associate_logo.jpg
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予約握手のコバンザメ商法!? ももクロ、デイリー1位も翌日14位に急落

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「行くぜっ! 怪盗少女」(UNIVERSAL J)
 シングル「RIVER」「桜の栞」(キングレコード)で2作連続チャート1位を記録し、テレビや雑誌で見かけない日はないほどの躍進を遂げたアイドルグループ・AKB48。"国民的アイドル"となったそのポジションを狙い、2010年は史上類を見ないほどのアイドルグループがデビューラッシュを飾る大混戦の"アイドル戦国時代"が展開されている。  特にこの5月は、ももいろクローバー、東京女子流、スマイレージと、"ポストAKB48"の最有力と言える3組がデビューし、5月5日には、ももクロVS東京女子流の同日発売対決が繰り広げられた。事実上勝敗を決する、店着日の5月4日付のオリコンデイリーチャートの行方を業界関係者、そしてファンも固唾を飲んで見守ったが、ここで予想外の事態が発生。5月3日付のデイリーチャートにももクロがほかの同日発売アーティストより1日早くランクインし、推定売り上げ枚数1万5,556枚でデイリー1位を獲得した。ところがその翌日、4日付チャートでは、14位にまで急落。この衝撃的なチャート展開を、ある音楽雑誌の編集者は次のように明かした。 「ももいろクローバーは、中谷美紀、柴咲コウ、市原隼人らを擁する大手芸能プロダクション・スターダストプロモーション所属。08年春に結成され、メンバーチェンジを経て現在は平均年齢15歳の6人組です。AKB48はCD発売後に行う大規模握手会を行い、幅広いファンからの人気を獲得しましたが、ももクロはCD発売前の"予約"で握手やツーショットチェキが撮れるというAKB48以上のサービスでファンを魅了。昨年、11月発売のインディーズ2ndシングル『未来ヘススメ!』発売時には、CDを50枚、5万円分購入すると、そのファンのためにオリジナルDVDを制作するキャンペーンを行う"ももクロ商法"を展開しました」  AKB48以上にチャート順位にこだわり、CD予約でイベントに参加できるという新たなアイドルビジネスモデルを確立したももクロ。さらに、前出の編集者は次のように続ける。 「メジャーデビュー曲となった『行くぜっ! 怪盗少女』(UNIVERSAL J)をチャート上位に送り込むためのももクロサイドの執念はすさまじく、デビューの2カ月前から全39公演に及ぶライブイベントを開催しました。その多くはAKB48劇場の真横にある秋葉原UDXで行われ、AKBの公演を観終わったファンや、公演の抽選に外れたファンをももクロに取り込もうとする"コバンザメ商法"を展開。その作戦は見事に成功し、劇場抽選倍率が100倍を超える"会いに行けないアイドル"となったAKB48から"今、会えるアイドル"がコンセプトのももクロに流れたファンが急増しているようです。ですが、あまりのイベントラッシュにももクロメンバーもファンも疲弊し、公演後半、メンバーは体調不良で休むこともありました。そんな予約イベントというドーピングを行い、予約枚数を積み上げることで、発売初日デイリーチャートに反映させることができるのです。しかし、"勝ち"にこだわるももクロは、ほかのアーティストよりも出荷を早めるという裏技を使い、5月3日付で推定売り上げ枚数1万5,556枚でデイリー1位を獲得。同日発売には、いきものがかり、AAA、元AKB48の大島麻衣らもいたのですが、4日付では、いきものがかりが1万0,776枚で1位となり、同日出荷にしていても、ももクロが1位を取れたので、早計に失した感はありますね。ですが、CD予約でイベントを行い、チャート順位を上げるという手法は、音楽業界に一石を投じることになるでしょう」  インディーズデビューシングル「ももいろパンチ」はデイリー初登場11位で週間23位、インディーズ2ndシングル「未来へススメ!」はデイリー初登場6位で週間11位となっているももクロ。「行くぜっ!怪盗少女」は、ついにデイリー1位を獲得し、その発表イベントではメンバーが全員が大号泣し、ファンに感謝を述べた。同日発売だった東京女子流は4日付のデイリー初登場22位だったものの、発売日の5日に初の握手会イベントを行い、5日付で14位に浮上。ももクロも、さらにイベントを行い、5日付では12位となっている。果たして、週間ランキングでは、何位を獲得できるのか? 今後のチャート展開に注目だ。
行くぜっ!怪盗少女(通常盤) 少人数でちょっと安心。 amazon_associate_logo.jpg
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