試練の七番勝負完結! 新生「ももいろクローバーZ」第一週FINALは野音!!

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 4月10日、中野サンプラザホールで行われたコンサート「ももいろクローバー中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~」で早見あかりが脱退、グループの改名を発表したももいろクローバーZ。休む間もなく、翌11日からは東京キネマ倶楽部にてトークバトル「『ももクロChan』Presents ももクロZ 試練の七番勝負」を繰り広げてきた。ウイークデー5日間は有野晋哉(よゐこ)、金子哲雄&田中秀臣、デーブ・スペクター、武藤敬司、吉田豪がゲストとして登場した。  そして週末ヒロインらしく土日はハコを替え、DUO MUSIC EXCHANGEと日比谷野外大音楽堂への出演を果たした。 mcz041802.jpg  16日の渋谷DUOはゲストとテーマを伏せたまま開演したが、"アニキ"こと水木一郎を迎えての「ももクロZ vs アニソン」だと知れるや、会場を埋め尽くしたももクロZファンは大興奮! 世代的にツボだったり、二次元にも親和性が高いファンに歓迎され、アニキもご満悦のようだった。そもそも、10日のコンサートで「ゼェーエット!」と改名のアナウンスを叫んだのもアニキだっただけに、この日は名付け親という立場で「Z」を温かく見守っていた。  「洋楽に憧れた自分が日本語のアニメソングで世界に受け入れられた」と語る一方で、「現地の言葉で歌うと人気が出る」とも明かし、メンバー5人から進出したい海外拠点を聞き出すなど、トークを自在に操った。  さらに司会進行を務めた南海キャンディーズ・山里亮太から「アニソンひと筋に40年間やってこられた秘訣を」と話を振られると、バイクのエンジン音に例えたり、「(お腹から口までを)筒のように!」などと解説したりしながら、最低音の地声から最高音のファルセットまでを滑らかに発声するボイストレーニングを熱血指導。さらに「ためて吐く」呼吸法を駆使しつつ、勢いよく破裂音をかますパートもあり、アニキの決め台詞「Z(ゼェーエット!)」をももクロZメンバーに習得させた。この甲斐あって、「ももクロZ」の決めポーズも無事完成。アニキのZ魂を継承し、大盛り上がりのままステージは終了......しないのがサプライズ尽くしのももクロZイベント。 mcz041803.jpg  メンバーに内緒でコトが進んでいた、7月6日の1コインシングル2タイトル同時発売、7月27日のディスク化されていない、ももいろクローバー時代の楽曲も収録する1stアルバム発売決定の知らせが発表された。  この発表に際し、佐々木彩夏は「(1コインシングルは)私たちが3カ年計画でやりたかったものなんです。一週間に何枚も出すのに憧れていたのに、こんなに早く願いが叶っちゃっていんですか」と喜んだ。  また5月20日(金)名古屋、5月29日(日)札幌、6月12日(日)大阪、6月19日(日)福岡、7月3日(日)東京を巡る全国5カ所のZeppツアーも開催が決定した。  北海道の海産物を楽しみにしていたことを暴露され苦笑しつつも、ミライボウルツアーで回れなかった札幌と福岡でのライブ開催を喜んだのが百田夏菜子。大阪や名古屋のファンにもまた会えるのでうれしいとも言っていた。 mcz041804.jpg  本格的な再起動が決まり、勢いづいたももクロZ。17日には、リリー・フランキー主催のロックイベント「ザンジバルナイト in 野音 2011」に出演。ももクロZはこのステージを勝手に「試練の七番勝負」のFINALにカウントし、「ももクロZ vs ロック」をテーマに戦った。  後半に登場する斉藤和義、難波章浩-AKIHIRO NAMBA-、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET/THE ZOOT16)らがメッセージ色の強いシリアスな発信をすることが予想される中、ゾノネム、神聖かまってちゃん、ウクレレえいじの後を受けてももクロZが登場すると、意外な歓声。ピンク色のシャツを来たももクロファンが大挙集結していたのだ。  この舞台でいかにしてロックでパンクな姿勢を示せるかが重要だったが、さすがはももクロZ。まずは「ロックファンのみなさん、目を覚ましてください!」とあおると、「ももいろクローバー~~~~~~ゼェーエット!」と、前日アニキの手を借りて完成したばかりの決め台詞と決めポーズで大きなアピール。この時点で場内は騒然。さらに「今日はロックイベントということで私たちのことを知らない方もたっくさんいると思うんですが、そんなみなさんのハートにもしっかり届くようなライブができるように、私たちも全力で、が・ん・ば・るゼェーエット!」とダメ押しする。しかし、前説はそれだけでは終わらない。 mcz041805.jpg  ツツーと滑る床を確かめるや、MC担当の佐々木彩夏が「床がすごく滑るんです。私たち全力のライブがしたいし、みなさんのハートに届くライブがしっかりしたいと思うので~」と思わせぶりに告げると、メンバー全員がブーツを次々に脱ぐと、ステージ前に投げ捨て、裸足になった! もはや「ちょっぴりセクシー」の5倍増し状態である。  出演時間はわずか20分。「HMV 2 THE MAN」同様にハードチューンをノンストップに踊り続けるガチンコな構成で、「ピンキージョーンズ」「ココ☆ナツ」「Chai Maxx」「行くぜっ!怪盗少女」の4曲を熱演した。  後続の出演者が「感動しました......」と絶賛するほどの全力プレー。 「ロックファンのみなさん、私たち、ロックできていましたかー!?」「みなさんの心に届くようなライブができていましたかー!?」「みなさん、私たちは合格ですかー!?」。その後説のすべてに、こだまのような歓声が返ってきた。オーディエンスの気質がアイドルのももクロZに温かかったことも事実だが、ジャンルの壁を超越する全力ぶりがあらためて証明されたとも言える。  アイドルの枠を拡げ、越境していくももクロZの戦いはまだ始まったばかりだ。 (取材・文=後藤 勝)
ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~ もはや伝説。 amazon_associate_logo.jpg
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ももクロが「STUDIO VOICE」とコラボ! 下積み時代の苦労を激白

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「STUDIO VOICE」特別版フリーペー
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 ももいろクローバーのニューシングル「ミライボウル」(キングレコード)の発売を記念し、「STUDIO VOICE」(INFASパブリケーションズ)の特別版フリーペーパー「特集☆ももいろクローバー」号が、同シングル発売日の3月9日から配布された。  「STUDIO VOICE」と言えば、あらゆるカルチャーシーンを切り取るオシャレ雑誌として一時代を築いたが、現在は休刊中。今回は特別に1号限りの復活を果たし、現在の音楽シーン、さらにはカルチャーシーンを賑わすアイドルの代表格であるももクロを、ポップかつスタイリッシュに取り上げている。  わずか12ページの構成ながらも、本人たちへのインタビューのほか、関係者の証言、また先日行われた神聖かまってちゃんとの対バンライブのレポートなど、多方面からももクロを捉えたビジュアルブックとなっている。  そんななかでも注目なのは、メンバー自身が語る「ももクロ像」。今でこそ、一般層にも名前が知られるようになってきたももクロだが、以前は地方に行くと完全アウェーで、広島での初ライブでは、観客が7人しかいなかったことを告白。ビラ配りをしても受け取ってもらえずそのままスルーされ、"いない存在"にされてしまったことがとてもショックだったという。  また、1カ月後に迫った早見あかりの脱退については、「今は今だから、今をみんなで全力で」(百田夏菜子)、「6人でできる最高のライブにして、最高のファンのみなさんとの思い出を作りたい」(佐々木彩夏)と、早見本人も含め、メンバー全員が前向きにとらえており、6人で過ごす残りの時間を大切に過ごしているようだ。  「みんなが持っているアイドルのイメージをブチ壊したい」と、従来のアイドルらしからぬ活動を展開しているももクロ。彼女たちの夢の一つは、武道館やドームでライブを行い、来てくれたお客さん全員と握手をすることだというが、その夢が叶う日もそう遠くはないのかもしれない。  なお、このフリーペーパーは、タワーレコード、HMV、TSUTAYAの主要店舗を中心に配布中。また、「STUDIO VOICE」のウェブサイト(http://studiovoice.jp/)でも掲載予定だ。
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ももいろクローバーが大忙し! 9日間連続ライブ、ZEPP東京で1日3公演

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 全国ツアー中のももいろクローバーが6日、東京・江東区のZEPP東京で3回公演(俗に言う3回まわし)を行った。5日の立川フロム中武屋上から13日のららぽーと豊洲まで9日間連続という過酷なスケジュールのツアー後半戦、その2日目である。  2月25日には『HMV THE 2MAN 「ももクロとかまってちゃん」 ~みんな仲良くできるかな? 編 』で神聖かまってちゃんと対バン。ダンスのパフォーマンスを重視したももクロは純粋に楽曲をこなし、尖った部分と激しさを前面に出したステージングが好評を得た。 momokro0002.jpg  今回の対バンはいわば、総合格闘技対応可能なプロレスラーがシリーズ興行中、異種格闘技戦に出場したようなもの。そのバイタリティには驚かされるばかりだが、本来の面白さはアイドル仕様のライブにある。肝はやはりMCで、お互いを知るファンとの掛け合い、いじり合いということになる。この辺りの空気は言葉ではなかなか伝えづらいが、シリアスな対バンと笑いに徹したバラエティーの中間を行く感じ。女の子の普通の会話そのままに近いかもしれない。そこも人気の秘訣なのだろう。  この日の東京はZEPP会場ではラストの公演、1日かけての3回まわし、晴天の日曜日という条件が重なり、延べ約5,000人を動員した。 momokro0003.jpg  喫驚すべきはファン層の広さ。大人の男性だけでなく若い男子、女子、お父さんに連れられた小さい子どもまでもが同居。コアなファンを起点に一般層へと拡大する、典型的なスター街道を突っ走っている。  4月10日には、昨年の12月24日『ももいろクリスマス in 日本青年館』に続くホール単独公演第2弾『4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~』を開催。こちらは販売開始後3分でチケットが売り切れる異常事態となっている。すでにサブリーダー早見あかりの脱退が決まっているが、第2部は『早見あかりFINAL そして...』と題されており、新展開が期待される。 momokro0004.jpg  「いま会えるアイドル」「週末ヒロイン」のキャッチコピーが当てはまりづらくなってきた昨今ではあるが、攻めの姿勢を崩さず、村上隆氏も関与しているアートの祭典「GEISAI#15」(東京ビッグサイト)への出演が決まるなど、相変わらずアイドルグループ界の「外」を侵略しまくっている。  この日リーダー百田夏菜子から発表された追加イベントのうちひとつは、4月11日から始まるトークバトル『~試練の七番勝負~』。異業種で活躍する人々をゲストに迎えることが決まっている。  「アイドルなのになんだかすごい」という認知のされ方で拡大するももクロ現象。いまもっとも勢いがあるエンターテイナーであることは間違いない。『HMV THE 2MAN 』での各方面へのアピールも後押しする状況で、紅白出場の大願がにわかに現実味を帯びてきている。 (取材・文・写真=後藤 勝)
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ももクロ大ショック!? イベントのお宝アイテムを不法投棄「非道徳的な行為」の真相

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 アイドル戦国時代の"かぶき者"として注目のももいろクローバー。CD発売前に予約で握手会を行う独自の商法を編み出し、ニューシングル「ミライボウル」(キングレコード)の3月9日発売に向けて、毎週末ライブ活動に勤しんでいる。これまでもさまざまな企画を打ち出し、ファンを楽しませてきたももクロだが、ライブで行っていたある企画に「非道徳的な行為」があったとして中止になった。あるももクロファンは次のように明かす。 「1月16日のイベントから"キングチェア"という企画が始まりました。CDやグッズを買うことで貯まるポイントを使って応募し、当たれば、会場の最前列のセンターにあるキングチェアに座ってライブを見られるという権利です。金色のプラスチック製のイスなんですが、メンバーのサインやメッセージが書かれており、貴重な一品です」  だが、そんなレアなキングチェアを不法投棄したファンが出現し、騒動が起きたという。前出のファンは次のように続ける。 「2月26日のイベント終了後、キングチェアを不法投棄するファンが出ました。しかも、その模様が動画で撮影され、YouTubeに投稿(現在、動画は削除)。投げ捨てた人物の顔もハッキリ映っていました。すると、その翌日のイベントの前にももクロ運営から送られてきたメールマガジンで、キングチェア企画を中止することを発表。そこには、『昨日、タワーレコード新宿屋上イベントで実施したキングチェア企画におきまして、非道徳的な行為があった事が発覚いたしました。非常に残念ではありますが、このような行為を、見過ごす事はできません』と書かれていました」  "キングチェア"とは豪華そうなネーミングだが、実際は単なるイスで持ち運ぶのが困難だった点というも今回の騒動の一因になった可能性もある。改めて、アイドルとファンのマナーの問題も見つめ直さなければならないようだ。
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【ももクロ×かまってちゃん!】異端、異色の異ジャンルミックス対バン!!

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 肉体の限界を究めた突然変異的なブラストビートダンス、エモーショナルなヴォーカルとラップ、エンターテインを徹底したMCを披露する、アイドル界代表「ももいろクローバー」。  シンプルで肉厚なビートにシアトリカルな装飾、フリーキーな絶叫ヴォイス、投げやりな体のパフォーマンスを被せた、ロック界代表「神聖かまってちゃん」。  両者が2月25日、SHIBUYA-AXにて激突した。  LIVEの正式なタイトルは「HMV THE 2MAN ~みんな仲良くできるかな?編~ 『ももクロとかまってちゃん』」。楽しさとアヴァンギャルドさを含む両雄の対バンを企画したのは、タイトルからも察せられるようにHMVだ。なんとも冒険としか言いようがないが、事前に「第一弾」と告知を打っており、今後も異業種交流LIVEを企画していきたい意向があるという。  チケットは瞬く間にソールドアウト。1,500人でぎっしりと埋まった超満員のフロアが、どのような化学反応を起こすのか。アイドルらしいアイドルでありながらアンチ・アイドル的な踊りも辞さないももクロ、音そのものはパンク以降のロックでありながらアンチ・ロック的アティテュードを崩さないかまってちゃんには、接点がないこともなさそうだが──。
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写真=後藤勝
 LIVEに先立つ開演直前の囲み取材にて、ももいろクローバーのリーダー、百田夏菜子は次のように語った。 「ももいろクローバーと神聖かまってちゃんのファンの方はまったく違うと思う。ももクロらしさを全開に出して、きょうのこのLIVEが日本でいまいちばん熱いLIVEにしたいと思って、きょうはがんばります。日本の音楽界を私たちから変えられたらいいなと思っています」 「ももクロも、ふつうのアイドルさんとは違う。かわいいアイドルさんよりはロックに近いような感じ。ちょっと(ロックとは)違うんですけど、ガンガン踊ったりするので、似ている部分? 共通点はあると思うんですよ。だから、ロックじゃないけど、私たちらしさ、激しいダンスを見てほしいと思うし、見せたいなと思います」  また現在進行中のツアーを最後に脱退が決まっているサブリーダーの早見あかりも「(百田夏菜子と)いっしょですね(笑)。『ももクロとかまってちゃん』という題名だから"ももクロっていう子も来るんだ~"みたいな感じで(と思って)来る、かまってちゃんのファンの方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、ももクロのファンの方ももちろんいるだろうし。私たちは常に全力でやっているつもりなので、だからいつもと変わらないパワフルな、元気で、私たちにしかできない、かまってちゃんにはない、アイドルだけどちょっとアイドルじゃないみたいな、私たちの魅力を見せられたらと思います」と、口を揃える。  最年少、佐々木彩夏は「若さは負けていないと思う。その若さがあるからこそ出せるフレッシュさとかパワフルさがあると思うので、かまってちゃんの勢いに負けないくらいのLIVEができたらいいなと思います」とキーワードを口にした。 momokama003.jpg  はたして、ももクロが登場したファーストパートはその通りになった。この日はなんとオープニングから7曲をぶっ通しで熱演するというガチンコな構成! セットリストを見てわかるとおり、最初の5曲は特に力強いタテノリのナンバーが選ばれ、フロアはオタ芸どころの騒ぎではなく、モッシュとポゴダンスで揺れ動く有様だった。アキバ系の6曲目『最強パレパレード』、ややゆったりしたリズムにエモな東洋音階が乗る7曲目『全力少女』でようやく少し落ち着いたが、超攻撃的なステージングは、彼女らがグループアイドル髄一の舞踏≒武闘派であることを証明してみせた。  中断に入るやいなや飲み物を口にしたものの、息を切らした様子もなくMCを始める6人。ノンストップで踊り続けたにもかかわらずそれというのは、佐々木彩夏の言う「若さ」がなせる業なのだろう、観る者の心配を吹き飛ばすようなタフさには脱帽せざるをえない。 momokama004.jpg  百田夏菜子はMC終わりに「私たちのことを知ってる人ー!」と呼びかけて挙手を募ったあと、「いま手が上がってない方! 絶対手を上げさせてやるよ↑」と煽る。  常套句である「きょうもお祭りやっちゃうよ~?」のあとのフレーズが出てこず、MCをやり直すハプニングもあったが、かえってオーディエンスは温まり、「後半戦、行っChai Maxxー!」と、残り5曲の後半戦に突入。3月9日発売の『ミライボウル』、『words of the mind』とつづき、もはやアイドルポップス史上に残る名曲『行くぜっ!怪盗少女』でAXのボルテージは最高潮に達した。 momokama005.jpg  踊りばかりが取り沙汰されるが、ラストの2曲『ツヨク ツヨク』『走れ!』では歌手としての表現力があることを示し、会場を感動で満たしてももクロはステージをあとにした。  盛り上げに関して天下一品のももクロのあとの共演者はやりづらいものだが、神聖かまってちゃんはいつもどおり、セットリスト未定? の野放図なステージ進行。今春公開予定の映画『劇場版・神聖かまってちゃん(仮)』の撮影を兼ね、悪態をつきつつ、表層的なそぶりとは対照的にタイトなサウンドを堂々と紡ぎつづけた。 momokama006.jpg  ドラムスのみさこが「ももクロの完璧なステージのあとで緊張している」旨をこぼしてはみたものの、ドライブして一気に突っ走ったももクロのあと、適度にダルい休み休みな感じのかまってちゃんは、むしろいい中和剤。きちんと自分たちの雰囲気に戻していたところはさすがだった。  また、かまってちゃんのファンにももクロのファンらしき人々がまざり、「かなこぉ~↑」ふうに「みさこぉ~↑」と声援をして「新しいな(笑)」とかまってちゃんのメンバーを笑わせた辺りに、多少なりとも対バンの効果は出ていたように思える。  50分の持ち時間を「密」と「疎」とで、対照的に使ったももクロとかまってちゃん。百田夏菜子が言うようにここから日本の音楽界が変わっていくのか。閉塞感を打破する試みとして興味深く、また印象深いLIVEだった。 (取材・文=後藤勝) <セットリスト> ももいろクローバー オープニング overture →ももいろクローバー参上!!   1、Chai Maxx 2、ココ☆ナツ 3、キミとセカイ 4、Believe 5、ピンキージョーンズ 6、最強パレパレード 7、全力少女 MC 8、ミライボウル 9、words of the mind 10、行くぜっ!怪盗少女 11、ツヨク ツヨク 12、走れ! ...................................................... 神聖かまってちゃん 1. あるてぃめっとレイザー! 2. 肉魔法 3. レッツゴー武道館 4. さわやかな朝 5. 夜空の虫とどこまでも 6. ぺんてる 7. 制服b少年 8. バグったのーみそ EN1. ベイビーレイニーデイリー EN2. 夕方のピアノ
もも本-ももいろクローバー公式ビジュアルブック 孤高への道中。 amazon_associate_logo.jpg
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ももいろクローバーが節分会に参詣した1,500人を熱狂の渦に巻き込んだ!!

setsubun_momokuro001.jpg  2月3日の節分は全国で豆まきが行われ、数多くの芸能人が活躍したが、ももいろクローバーも例外ではなかった。東京都文京区にある真言宗豊山派の護国寺にて地域の人々には毎年恒例となっている節分会に見参! 与えられた時間は午後1時45分からのわずか15分だけだったが、破竹の勢いをあらわすかのように旋風を起こした。  まったく時間の余裕がないため、自己紹介も名前と年齢を言うだけの超ショートヴァージョンで、高城れにが「好きな食べ物は焼き芋です」と付け足すのがせいぜい。有安杏果が「高校......」と学年を言いかけて「15歳です」と言い直したほどで、歌と踊りにすべての力を傾注するしかない状況だった。  しかし超アウェーな環境のK-1で世界を相手に日本流のアイドルパフォーマンスを披露したももクロにとって、この程度の逆境は苦ではない。 setsubun_momokuro002.jpg  3人ずつが金のショートパンツと銀のミニスカートに分かれて着用した新たな衣装、激しく躍動する振り付け、新曲「ミライボウル」とカップリング曲「ChaiMaxx」のサウンドアレンジ、すべてが以前よりも過激化・先鋭化。ますますパワーアップしたハードで元気な踊りは、詰めかけた地域のギャラリー、そして事前告知を受けて集結したファンのアドレナリンを沸騰させるに十分だった。 setsubun_momokuro003.jpg  一曲目「ミライボウル」のエンディングで、わずかな隙を縫ってご本尊に向かい「紅白に出られますように」とお祈りをし、ラストの三曲目「行くぜっ!怪盗少女」では豆まき用の狭い花道で無理やり間奏部分のアクロバットを披露、仏前での失礼に「すいませーーーん!」と謝りながらすれ違い前転を決行するなど大暴れ! エンディングテーマに乗って退場する姿は、試合に勝ったアスリートのような清々しさに満ちていた。東京都文京区にももいろクローバーあり、を強く印象づけた15分間だった。 setsubun_momokuro004.jpg  このあとキングレコードの大先輩、山本あきはブロックポジションマークのアコースティックギターを爪弾きながら超大作アレンジの新曲『男女川~みなのがわ~』を唄い、角川博は司会者に促されつつ美空ひばりのモノマネをする大サービスだったが、ふたりともももいろクローバーに言及することを忘れなかった。それほど彼女らの残した空気が鮮烈だったのかもしれない。 setsubun_momokuro005.jpg  午後3時からは6人全員が桃色の袴姿で歳男、歳女とともに豆まきに参加したが、ここでもメンバーを追ってファンが大移動する騒ぎに。公式発表1,500人の参詣者は、ももクロを中心に動いていた。 setsubun_momokuro007.jpg  ももクロ旋風を実証したこの節分がももいろクローバーにとって文字通りの節目となるか。紅白へのチャレンジがいっそう真剣味を帯び始めた。 (取材・文・写真=後藤勝) <セットリスト> 1. ミライボウル 2. ChaiMaxx 3. 行くぜっ!怪盗少女
行くぜっ!怪盗少女 がんばれ~ amazon_associate_logo.jpg
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一年の計は正月にあり! 紅白出場祈願で、ももクロちゃんが振袖姿を披露!!

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 1月3日、東京・護国寺で、6人組アイドルユニット、ももいろクローバーが初詣を行った。色とりどりの振袖に身を包んだメンバーは押し寄せた報道陣に挨拶をしたのち、お賽銭を投じてのお参りをし、おみくじを引くなど、お正月の空気を満喫した。  昨年12月24日に初の単独ホールコンサートを成功させ、注目度が増しているももクロ。12月11日にはK-1グランプリ決勝戦「FieLDS K-1 WORLD GP 2010 FINAL」のハーフタイムショーに出演、格闘技ファンに対して臆することなく「行くぜっ!怪盗少女」(ユニバーサルJ)を披露した。また来る2月25日には、東京・SHIBUYA-AXにて神聖かまってちゃんと「HMV THE 2MAN」第一弾で共演する予定もあり、他分野との交流も目立つ。  紅白歌合戦出場を目標と言って憚らないももクロの2011年はどんな年になるのか。メンバーが囲み取材に応じた。 高城れに「わたしの今年の目標は、毎日日記を書くことです。それは去年も目標だったんですけど、結局果たせなくて。一日いちにちを大事にしていきたいと思ったので、今年こそは毎日欠かさず日記を書こうと思いました」 玉井詩織「わたしの今年の目標は、わんこそばを百杯食べることです。去年は大食いだったんですけど、ちょっと小食になってしまったので、大食いキャラを取り戻すためにも、わんこそばを百杯食べたいです」 momokuro201102.jpg 早見あかり「2011年は、新しい世界にいろいろチャレンジしたいと思います2010年も、ももクロとしては初めてメジャーデビューをしたり、いろいろな初体験できたので、もっともっといろいろな初体験をしていきたいなと思います」 百田夏菜子「わたしは、もっとみんながびっくりするような新しいアクロバットに挑戦したいなと思います。女の子でこんなことができるのか、というようなアクロバットをもっともっと究めて、がんばりたいなと思います」 佐々木彩夏「わたしの2011年の目標は、人には優しく、自分には厳しくすることです。もっともっと上を目指してがんばります」 有安杏果「ももいろクローバーとしての目標は、一人ひとりが足し算ではなく、掛け算をした、6×6のような、すごいパワーのある、アイドルという枠をもっと飛び越えたアイドルグループを目指してがんばっていきたいです」 ──こうなれば紅白を目指せる、という施策は。 百田「2011年の目標は日本中をももいろ一色にすること。それができたら来年は世界中をももいろ一色にしたいんですけど、まず今年は日本中をももいろ一色にできたらいいな、と思います。そうしたら紅白出場も、ね(と言って仲間を見やる)、できると思うので」 momokuro201103.jpg ──Zeppや中野サンプラザなど(大規模会場の)コンサートが続くが、見た目がさらにアクロバティックになっていくのか。 百田「やっぱりわたしたちグループのよさや特徴は、すごく個性的な激しいダンスなので。ほかのアイドルさんのなかでも、ももクロさんのダンスはちょっと違うな、みたいな感じに思ってもらえるような。インパクトはすごくあると思うので、もっともっとインパクトの強いダンスを目指してがんばっていきたいです」 ──EXILEを超える? 百田「そうですね、(それらとは)また違う、アイドルここまでやるんかい、みたいなアクロバットにチャレンジできたらと思います」 ──中国雑技団のような? 百田「(早見を見て)そこまで行けたらすごいよね」 早見「最高だね」 ──振袖の感想は。 高城「帯がひとりずつ違うんですよ(と言って全員が背中の帯を見せる)。帯の結び方が。そういうところもすごいなと思ったし、日本だなと思いました」 玉井「振袖を着たのは初めてだったので、すごく苦しいです。でも着つけてくれた方から、キレイになるには多少の努力は必要だよと言われたので、がんばろうかなって思います」 早見「振袖を着てピシッとなっていて。わたしがいちばん不安だったのは、髪の毛がショートカットなので、七五三みたいになるんじゃないかということだったんですけど、キレイにセットしてもらって、心もピシッとなったので、これからがんばっていきたいと思います」 momokuro201104.jpg 百田「わたしはすぐに動いちゃったり、走ったり、暴れちゃうので、こういう格好はすごいムズムズするんですけど。今日はマネジャーさんとかに、静かに落ち着いていろ、と言われたので、がんばって静かにしていようと思います」 佐々木「お着物を着ると背筋が伸びる感じがして、シャキッとした、おしとやかなももクロちゃんになれたなって思います。そういったいい気持ちで新しい一年を迎えられてよかったです」 有安「ももクロちゃんは和をテイストとしていままでやってきたので、新年明けて、こうやってみんなで和服を着られて嬉しいです。ありがとうございます」  「女の子で、アイドルでここまでできるのか、ということをやる」「アイドルという枠を飛び越える」という当人たちの自覚が頼もしい。  ももクロは1月22日(土)のZepp Osakaを皮切りに全国14ヵ所44公演予定の「~ももクロ新春スペクタクルツアー~ ミライボウルがやってきた。」を敢行。3月6日(日)のZepp Tokyo公演を経て、同9日にはニューシングル『ミライボウル』(1月新作テレビアニメ『ドラゴンクライシス!』ED主題歌)をリリースする。  さらに4月10日(日)には「4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~」が控えている。  日頃アイドルに関心がない層をも惹きつける吸引力の源はやはり熱いライヴ。周囲を巻き込むアグレッシヴな渦が、ますます巨大化しそうな気配がする。 (取材・文・写真=後藤勝)
ピンキージョーンズ ヤラれた~。 amazon_associate_logo.jpg
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ももクロ日本青年館制圧! 狂熱の初ホール単独コンサート緊急レポ

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熱狂の渦。
 「見ていると元気になる」「感動できるアイドル」として日増しに評価を高めているももいろクローバー。ことしメジャーデビューを果たし、以後のシングルがいずれもオリコンTOP10の常連となるなど快進撃をつづけてきたが、ついにクリスマスイヴの24日、初の単独ホールコンサート開催にこぎつけた。  チケットは瞬く間にソールドアウト。掛値なしの満員札止め、1,200人のファンが会場の日本青年館大ホールを埋め尽くした。  来年2月25日には東京・SHIBUYA-AXにて、ロック界の異端児、神聖かまってちゃんと「HMV THE 2MAN」第一弾で共演を果たす。持ち歌のタイトルである『全力少女』そのままの全力パフォーマンスで人々を惹きつけるももクロ。アクロバットを交えた絶え間ない激しいダンス、その運動量と汲めども尽きないエネルギーはアイドル界随一だ。アイドル戦国時代を勝ち抜くべくアイドルを突き詰めた結果、アイドルという枠を越えた影響力を持ちつつあるようにすら見える。 momokuro1226_01.jpg  本番直前の通しリハーサルを終えたももクロのメンバーは、その疲れをものともせず、いまだかつてない大報道陣に囲まれ、グループ初のホール単独コンサートとなる「ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~」への決意を語った。 早見あかり「(ももクロのクールビューティー早見あかりです)いつもと違う演出があったり、衣装替えがあったりと、いつもと全然違う状況のなかでやるので、すごい緊張していてプレッシャーもあるんですけど。ファンの方に、最高のクリスマスプレゼントになったらなと思うので、自分のためにも、自分への最高のクリスマスプレゼントにするためにも、がんばりたいと思います。よろしくお願いします」 佐々木彩夏「(ちょっぴりセクシーでおちゃめなアイドル"あーりん"こと佐々木彩夏です)わたしの夢は大きなステージでやることだったので、その夢が叶ってホントに嬉しいです。来てくれたみなさんに損をさせないように、100%以上のパフォーマンスができるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いします」 玉井詩織「(泣き虫で甘えん坊のみんなの妹、しおりんこと玉井詩織です)今回は初のホールコンサートということで、いつもの会場よりも大きな会場だし、スタッフさんもいつもと比べ物にならないくらいいっぱいの方が関わってくれている。その方たちのおかげできょうはライヴができる。来てくださるファンのみなさんも楽しみにしてくれていると思うので、わたしたち、練習してきた力を精一杯出したいと思います。よろしくお願いします」 高城れに「(ももクロの感電少女、高城れにです。17歳の高校二年生です)わたしはまず、会場に入ったときに、椅子の数を見てすごいびっくりして。こんなにもももクロを観に来てくれる人がいるというのと、いままでにないぐらい素晴らしいセットで。わたしたちだけじゃできないことなので、ほんとにスタッフさんも含め、全員の人が笑顔になれるようなライヴにしたいです」 有安杏果「(ももクロのちょっぴりおバカなちいさな巨人、有安杏果、高校一年生の15歳です)この会場に入って楽屋に行くまでに、すごいたくさんのスタッフさんに会ったんです。そのときに、このたくさんのスタッフさんは、きょう、この私たちのステージのために朝から動いてくれてるんだな、と思って。いままでいっしょにがんばってきたメンバーやスタッフさんも含め、いつも応援してくれているファンの方に笑顔になってもらえる最高のステージをつくるのが恩返しなんじゃないかと思っていて。きょうはほんとに、一生忘れられない最高のクリスマスのイヴにしたいと思います」 百田夏菜子「(笑窪は恋の落とし穴、百田夏菜子です。16歳の高校一年生です)きょう関わってくれているスタッフさんもそうだし、ファンの方も、みんなももクロのためにここに来てくれている。せっかくクリスマスイヴにわたしたちのライヴに来てくれたんだから、絶対に損をさせないようなライヴがしたい。個人的にはヒールでのアクロバットというのは初めてで、不安なんですけど。監督が"失敗を怖れずにやれ"と言ったので、わたしたちも全力で楽しんで、ファンの方も笑顔にできたらいいなと思います。よろしくお願いします」 momokuro1226_02.jpg ──いちばんのみどころは。 百田夏菜子「タイトルが"DAPPI"ということで、いままでのわたしたちのいいところと、新しいわたしたちがたぶんたくさん観られる。そこに注目してほしいと思います」 ──来年はどんな年にしたいですか。 百田夏菜子「ことしもそうだったんですけど、一年中ももクロだったんですよ。2011年も、ももいろに染まる年になってほしいし、2010年は目標にしていた紅白歌合戦に出場ができなかったので、2011年は絶対にがんばりたいなと思います」  格付けと人気の指標となるホールでの単独コンサートを実現させたももクロ。この日の公演は、紅白出場に向けた号砲でもあるのかもしれない。  1曲目は持ち歌のなかでも、もっともエモな『走れ!』。つづけて『Believe』、振付の特異さで話題となった最新シングル『ピンキー・ジョーンズ』で、一気に会場の雰囲気をつくっていく。「風雲高城城」「プリティ下克上 あーりん」「最後のかぶき者 かな子」「氷の知将 あかり」「泣き虫あんみつ姫 玉井」「鳴かぬなら 踊って歌おう 不如帰 ももか」と、戦国をイメージしたコピーが映しだされる。  7曲目は『全力少女』。「せり」に乗って壇上に姿を現したメンバーはサングラスを投げ捨てる演出で、オトナっぽい一面も。  早見あかりと玉井詩織のソロ曲を挟むと、『ココ☆ナツ』『キミとセカイ』『行くぜ!怪盗少女』と怒涛の攻勢のあと、最後は『オレンジノート』で締めた。  アンコールでは『ラストクリスマス』をカヴァー。しかしクリスマスプレゼントはこれだけでは終わらなかった。  4月10日(日)の中野サンプラザ単独公演が発表されたのだ。題して「4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~」(長い!)。  そしてこの日が初お披露目となるニューシングル『ミライボウル』を熱唱。異なるふたつのカラーを内包した変則的な曲構成と大掛かりなアクロバットが、新たなブレイクスルーを予感させた。
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◆セットリスト M.0 overture(登場) M.1 走れ! M.2 Believe M.3 ピンキー・ジョーンズ 【MC】 M.4 words of the mind M.5 ラフスタイル M.6 きみゆき 【VTR】 M.7 全力少女 M.8 ももいろパンチ M.9 気分はスーパーガール M.10 未来へススメ! 【MC】 M.11 Fall into Me(早見あかり) M.12 愛ですか?(玉井詩織) 【VTR】 M.13 ココ☆ナツ M.14 キミとセカイ M.15 行くぜっ!怪盗少女 M.16 オレンジノート <Encore> M.17 ママがサンタにキッスした M.18 ラストクリスマス 【MC】 M.19 ミライボウル M.20 ツヨク ツヨク M.21 あの空へ向かって (取材・文=後藤勝)
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ももクロちゃん、池袋に見参! 戦国コスプレで天下統一の旗上げ!?

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パワフルなダンスで観客を魅了するモモクロ。
 ももクロちゃんが池袋で鬨(とき)の声を上げた!  16日、キングレコード移籍で勢いが加速する6人組アイドルユニット「ももいろクローバー」が、東京・池袋のサンシャインシティ・アルパの噴水広場前でニューシングルの発売記念イベント『アイドル桶狭間 池袋の陣~いざサンシャイン~』を行った。  今月10日発売のメジャーデビュー2ndシングルにして移籍後第1弾となる「ピンキージョーンズ」(テレビアニメ『ヨスガノソラ』EDテーマ)は初登場でオリコンウィークリーチャート8位にランクイン。吹き抜けの会場には地下1階から地上3階まで人々が鈴生り、約1,000名が詰めかけたとみられ、注目度の高さを裏付けた。  この日のコンセプトは戦国コスプレ。「アイドル戦国時代を勝ち抜き天下統一を目指す」を旗印に掲げるももクロだけに、むしろ当然とも言える選択かもしれない。 ・百田夏菜子(16・リーダー)、早見あかり(15)→戦国武将 ・高城れに(17)→山伏 ・有安杏果(15)→行司(!?) ・玉井詩織(15)、佐々木彩夏(14)→足軽 momokuro002.jpg  「こういう服を着る機会がなく、きょうが初めて。昔の人の気持ちが分かりました」という高城はじめ、皆このコスプレを楽しんでいた様子。  しかし、百田が「めちゃめちゃ重いんですよ」と語り、早見が「これで動いた昔の人の体力は尋常じゃない」と語ったように、強力なセールスポイントであるアクロバティックなステージングには不向きだったようで、一通りのトークを終えると一時退散。20分ほどのインターバルを経て、衣装替えを済ませてのライブとなった。  ライブでは「ピンキージョーンズ」や、カップリング曲「ココ☆ナツ」(初主演映画「シロメ」主題歌)など全5曲を熱唱した。  可動限界まで激しく動くダンス、アクロバットを交えたステージングはもはやアスリートの域。さすがに甲冑姿では無理だろうと思わせるほどの運動量と質はアイドル界でも一、二を争うもので、日の出の勢いを感じさせた。  有安は「(8位という)その数字に見合った実力をつけていきたい」と言い、早見は「甲冑を着て踊れるアイドルになります」と言う。  リーダーらしく「いまの気持ちは戦いに行く感じ。このまま天下統一に行きたいと思います」と決意を語る百田の眼は爛々と光っていた。  12月24日には日本青年館で単独ライブを行う。 (取材・文・写真=後藤勝)
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予約握手のコバンザメ商法!? ももクロ、デイリー1位も翌日14位に急落

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「行くぜっ! 怪盗少女」(UNIVERSAL J)
 シングル「RIVER」「桜の栞」(キングレコード)で2作連続チャート1位を記録し、テレビや雑誌で見かけない日はないほどの躍進を遂げたアイドルグループ・AKB48。"国民的アイドル"となったそのポジションを狙い、2010年は史上類を見ないほどのアイドルグループがデビューラッシュを飾る大混戦の"アイドル戦国時代"が展開されている。  特にこの5月は、ももいろクローバー、東京女子流、スマイレージと、"ポストAKB48"の最有力と言える3組がデビューし、5月5日には、ももクロVS東京女子流の同日発売対決が繰り広げられた。事実上勝敗を決する、店着日の5月4日付のオリコンデイリーチャートの行方を業界関係者、そしてファンも固唾を飲んで見守ったが、ここで予想外の事態が発生。5月3日付のデイリーチャートにももクロがほかの同日発売アーティストより1日早くランクインし、推定売り上げ枚数1万5,556枚でデイリー1位を獲得した。ところがその翌日、4日付チャートでは、14位にまで急落。この衝撃的なチャート展開を、ある音楽雑誌の編集者は次のように明かした。 「ももいろクローバーは、中谷美紀、柴咲コウ、市原隼人らを擁する大手芸能プロダクション・スターダストプロモーション所属。08年春に結成され、メンバーチェンジを経て現在は平均年齢15歳の6人組です。AKB48はCD発売後に行う大規模握手会を行い、幅広いファンからの人気を獲得しましたが、ももクロはCD発売前の"予約"で握手やツーショットチェキが撮れるというAKB48以上のサービスでファンを魅了。昨年、11月発売のインディーズ2ndシングル『未来ヘススメ!』発売時には、CDを50枚、5万円分購入すると、そのファンのためにオリジナルDVDを制作するキャンペーンを行う"ももクロ商法"を展開しました」  AKB48以上にチャート順位にこだわり、CD予約でイベントに参加できるという新たなアイドルビジネスモデルを確立したももクロ。さらに、前出の編集者は次のように続ける。 「メジャーデビュー曲となった『行くぜっ! 怪盗少女』(UNIVERSAL J)をチャート上位に送り込むためのももクロサイドの執念はすさまじく、デビューの2カ月前から全39公演に及ぶライブイベントを開催しました。その多くはAKB48劇場の真横にある秋葉原UDXで行われ、AKBの公演を観終わったファンや、公演の抽選に外れたファンをももクロに取り込もうとする"コバンザメ商法"を展開。その作戦は見事に成功し、劇場抽選倍率が100倍を超える"会いに行けないアイドル"となったAKB48から"今、会えるアイドル"がコンセプトのももクロに流れたファンが急増しているようです。ですが、あまりのイベントラッシュにももクロメンバーもファンも疲弊し、公演後半、メンバーは体調不良で休むこともありました。そんな予約イベントというドーピングを行い、予約枚数を積み上げることで、発売初日デイリーチャートに反映させることができるのです。しかし、"勝ち"にこだわるももクロは、ほかのアーティストよりも出荷を早めるという裏技を使い、5月3日付で推定売り上げ枚数1万5,556枚でデイリー1位を獲得。同日発売には、いきものがかり、AAA、元AKB48の大島麻衣らもいたのですが、4日付では、いきものがかりが1万0,776枚で1位となり、同日出荷にしていても、ももクロが1位を取れたので、早計に失した感はありますね。ですが、CD予約でイベントを行い、チャート順位を上げるという手法は、音楽業界に一石を投じることになるでしょう」  インディーズデビューシングル「ももいろパンチ」はデイリー初登場11位で週間23位、インディーズ2ndシングル「未来へススメ!」はデイリー初登場6位で週間11位となっているももクロ。「行くぜっ!怪盗少女」は、ついにデイリー1位を獲得し、その発表イベントではメンバーが全員が大号泣し、ファンに感謝を述べた。同日発売だった東京女子流は4日付のデイリー初登場22位だったものの、発売日の5日に初の握手会イベントを行い、5日付で14位に浮上。ももクロも、さらにイベントを行い、5日付では12位となっている。果たして、週間ランキングでは、何位を獲得できるのか? 今後のチャート展開に注目だ。
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