"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  想像してみてください。  あなたは高校生で、今日はクラスの憧れの女の子が自分の家に遊びに来ています。あなたの目の前でその子が無邪気にはしゃいでいる......。  私は彼女のDVDを初めて見たとき、そんな感覚になったのです。  彼女の存在は以前から知っていました。彼女のファーストDVD『Cookie』は、私の所属事務所の社長である梶野竜太郎さんが監督している作品だからです。  私が司会を務めるイベント「東京アイドルパーク」で彼女をゲストとして迎えたとき、初めて彼女のDVDを見ました。  アイドルのファーストDVDは今までに何度か見たことがありました。  慣れないながらも一生懸命、グラビアアイドルとしての自分を演じようとする子。もう既に自分の世界を持っている子。さまざまなタイプの子がいると思います。 kijima012002.jpg  そんな中で彼女のように、終始、《素》に近い状態でいられるアイドルは初めて見ました。いや......今まで《素》を見せていたアイドルたちとは、一味違ったので、そう感じたのかもしれません。  グラビアの経験を積んできたアイドルが、慣れてきたからこそ見せることができる《素》というのはあると思います。  そして、まだそこまで経験を積んでいないアイドルが、緊張から見せてしまう《素》もあると思います。  しかし、彼女からは、その緊張が見られません。  ファーストDVDで、緊張を見せずに《素》を見せるというのは、グラビアアイドルとしての自分を演じるよりも、緊張する行為だと私は思うのです。  東京アイドルパークのときは確かに、「めちゃくちゃ緊張した」と話していたDVDのはずなのに、まるで同級生の女の子が家に遊びに来たところを撮影したかのような、余裕さえ感じられる、彼女が見せる《素》......。  無理に飾ろうとせず、その時の感情をそのまま見せてくれるので、見ているこっちは、思わず笑みがこぼれてしまったり、突っ込みたくなってしまったり......。私は中にいる彼女と、会話ができそうな感覚になってしまったくらいでした。  スカートの中を見せる、といったシーンでも、今まで私が見たアイドルの表現は、恥ずかしそうに照れてみたり、いじわるそうに覗き込んだり、無邪気に笑ってみたり......。感情が読み取れるものがほとんどでした。
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『Cookie 川崎裕菜』
 しかし、彼女の凄いところは、そのシーンの感情が読み取りにくく、こちら側の想像力を掻き立てるところです。  きっと緊張や恥ずかしさがあったでしょうに、それを見せないので、その姿が強がりにも見えて、見ているこちら側は余計にドキドキするのです。そうかと思えば、少し笑ってみせて、今までそんな風に想像していた気持ちを、今度は彼女に見透かされたような気分になります。  そして、そんな飾らない彼女だからこそ、ふいに見つめたり、子犬のような笑顔を向けた瞬間、思わずドキッとしてしまいます。  きっと、家に遊びに来た同級生と、無邪気に遊び、彼女の心の中を探っている瞬間にそんな目を向けられたら、心臓がいくつあっても足りないでしょう。  私は、《ファースト》とは、《魔法》だと思っています。  初めての瞬間は、その時にしか訪れない......。だからこそ、未完成な部分も、その時にしか出せない貴重な瞬間で、その女の子の本当の部分が見えるのではないでしょうか。  今年の春、高校を卒業するという彼女。  無邪気さに、大人の魅力も加わり、《素》の部分でもこんなにもドキドキさせてくれる彼女が、《自分を演出》したらどのように変わるのか......。  今から楽しみで仕方がありません。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
Cookie 川崎裕菜 はにかみ系。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

涙袋にくすぐられるフェチ心……「逢沢りなの《パーツ》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「あなたが女の子の身体で好きなパーツはどこですか?」 「あなたは何フェチですか?」  こんな質問をされた経験が、誰にでもあると思います。そしてこの言葉を聞いて、すぐに身体のパーツが思い浮かぶ人も少なくないのではないでしょうか。  私も、すぐにそのパーツが思い浮かぶ一人であり、自分の好みのパーツを持った女の子に出会うと自然と惹かれてしまいます。  彼女を初めて見たのは、「週刊プレイボーイ」(集英社)のグラビアでした。  『天使ちゃん』というタイトルの通り、白い肌に栗色の髪をなびかせて微笑む彼女は、まさに天使。そんな彼女は、私が女の子の身体で好きなパーツの一つである《涙袋》を持っていたのです。  目の下にぷっくりとある膨らみ、それを《涙袋》と呼びます。  可愛い女の子の顔にはほとんどあると言われていて、わざわざメイクで涙袋を作っている女性も大勢いるのです。
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 私はある時、自分が涙袋を持っている女性に無意識的に惹かれていることに気がつき、それ以来、女性の目元を見る時、ついそこを見てしまうようになりました。  私は、涙袋を持っている顔は、癒し系の顔であると思うのです。目元に優しさが生まれ、見ている人を思わず笑顔にしてしまう視線を作り出している......涙袋にはそんな魅力があるのではないでしょうか。  私は、彼女を見てその魅力に引き込まれた瞬間、改めて、涙袋のある女性は素敵だと思うようになりました。  動画で初めて彼女を見たのは、DVD『RINA'S WONDERLAND』(竹書房)。  動いている彼女は、期待を裏切らない癒し度100パーセントでした。柔らかい視線から始まる本編にくぎ付けになり、そのうちに私は気がつきました。  彼女は、私が好きなパーツを全て持っているのです。  まず、《かかと》。  バックショットの足元から覗く、きゅっと締まった足首からかかとのライン。縦に浮き出た骨が作り出す光と影は、セクシーさを演出しています。  そしてかかと同様、美脚にかかせないのが《膝》。  膝の上が締まっていることで、膝のお皿が綺麗に浮き出し、美しいラインを生み出すのです。  そして、締まった《くびれ》とバランスのよい《バスト》。
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『RINA'S WONDERLAND』
 身体で一番痩せにくいと言われている足が細いと、上半身も痩せていることが多いのですが、美脚を持っている彼女も、美しい上半身を魅せていました。  そして、ぷっくりとした《唇》。  女性らしく、セクシーさやあどけなさなどを演出する唇は、重要なパーツの一つであることは間違いありません。  DVDの中で、彼女のその唇のさまざな表情を映した、パスタを食べるチャプターでは、その唇の魅力が存分に映し出されています。これを見てドキッとした人は大勢いるのではないでしょうか。  DVDを見終わったあと私は、透明感のある白い肌に素晴らしいパーツが揃った彼女には《天使》という言葉がピッタリだと、改めて思いました。 「あなたが女の子の体で好きなパーツはどこですか?」 「あなたは何フェチですか?」  きっと、彼女の身体には、あなたの心をくすぐるパーツが隠れているのではないでしょうか。それを見つけた瞬間から、天使の虜になってしまうことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
逢沢りな RINA'S WONDERLAND ホントかわいい。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙……「岡本玲の《親近感》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  最初、私が彼女に抱いていた印象は、「ひまわり」でした。  フジテレビ系列のテレビ番組『めざましテレビ』の占いコーナーで、弾けるような笑顔を見せていた彼女。私はその笑顔に、いつしか元気をもらうようになっていたのです。  それから、数々のテレビ番組や雑誌などで見かける度に彼女に惹かれてゆき、そのひまわりのような笑顔に憧れるようになっていました。  彼女のDVD『月刊 岡本玲 from女優力』では、メインとなる「女優力』を見せる芝居だけでなく、自らについて語る彼女が収録されています。  その中で彼女が見せる、負けず嫌いで素直な部分は、私の想像していた彼女にとても近かったのですが、彼女が語っていくにつれて私は衝撃を受けたのです。 kijima0602.jpg  自分自身の嫌いな部分をさらけ出し、涙を流しながらコンプレックスと向き合う彼女。それは今までたくさんメディアに露出してきた彼女からは、見ることのできない姿でした。  そんな姿に、私は親近感を抱き始めたのです。  私は今まで、涙を流しながら自分と向き合うDVDを、見たことがありませんでした。  真夏の大空にパッと咲いたひまわりのような彼女が、私たちと同じように悩んでいる姿を見せている......そしてそんな自分に負けないという芯の強さも感じさせる......。  強さに対する尊敬と同時に抱いた親近感は、彼女のことをさらに好きにさせました。  親近感とは、自分と似た境遇や状態の相手などに対し、実際に身近な関係でなくても、その相手が自分と身近な存在であると認識、錯覚をすること。  よくテレビを見ている時に、それまであまり気にしていなかった芸能人と自分の共通点を見つけ、親近感を抱き、それから気になってしまうことがあると思います。
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『月刊 岡本玲 from 女優力』
 人間は、自分と似た行動や動作をする人を好むと言い、恋人や友達が自然に似てくるのは、そのためだと聞きました。  ほとんどの人が、自分の嫌いな部分がある、または自分の嫌いな部分があった過去があると思います。そして、ほとんどの人がそれに悩んだり、なんとかしようとした経験があるのではないでしょうか。そんな想いを抱く多くの方に与えるであろう親近感、それに立ち向かう強さ、さらにそれを感じさせない笑顔とのギャップが、彼女の魅力だと私は思うのです。  そして、DVDの中で彼女は、モデル時代のことも語っていました。  背が高くなかった彼女は、そのせいでなかなか目立つ仕事が当時なかったそうです。しかし彼女は、自ら「身長の低い子のためのファッション」を提案し、そこから人気になったのです。読者に夢を与えた彼女に憧れる女の子は、きっとたくさんいたことでしょう。  テレビや雑誌で彼女を見る度に目も心も奪われてしまうのは、自分と戦い、向上しようとする芯の強さと、夢を与える力からなのかもしれません。  いつでも上を向いて笑うひまわりのような彼女。彼女はこれからも、強さや力、そして親近感で大勢の人に元気を与え、その花言葉のように、みんなの「憧れ」の的でいることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
月刊 岡本玲 from 女優力 ま、まぶしい! amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

自分の素材を使い分ける、天才なんだと思う「山本ひかるの《センス》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「素材の使い方は自分次第」  一見、料理か何かの話に聞こえるかもしれませんが、そうではありません。私はグラビアや芝居の仕事をする時、こんなことを思うのです。  自分の体や声を磨いて、その素材を良くしたとしても、使い方や見せ方で良くも悪くもどんな形にだって変化する......最終的には自分の持っている《センス》だと。  彼女に出会ってから、私はさらにそれを強く感じるようになりました。  初めてアイドル雑誌で彼女を見た時は、ふわっとした印象を受けました。まるで天使のような空気感が魅力的で、「きっと癒し系な女の子なんだろうなぁ」と頭の中で妄想を膨らませました。そして、動いている彼女が見てみたいと思うようになったのです。  彼女のファーストDVD『Sweetness』で、まず私の中に入り込んできたのは、彼女の声。ファンに向けてメッセージを伝えるその声は、まさに思い描いていた通りの癒し系。そしてそのあとの笑顔も、雑誌で見た天使のままだったのです。  心地良いストーリー仕立てのムービーは、私を引き込んだまま進んでいきます。
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撮影/尾藤能暢
 しかし、進んでいくにつれて、私の感じた《ふわっ》としたそのイメージは、次第に変化していきました。  女の子の日常を描いたそのストーリーの中で彼女は、可愛らしいだけでなく、コミカルな表情や動き、リアルな話し方など、さまざまな姿を魅せるのです。最初の印象からは想像していなかった、ポップでキレのあるしぐさに、私はますます彼女の虜になりました。  たとえセリフのない場面でも、彼女のしぐさからはさまざまな感情が読み取れ、見ている方の妄想を掻き立てるのです。  ただ、クマのぬいぐるみを見つめるだけのシーンでも、ニコッと笑うだけではなく、一瞬だけくしゃっと表情を歪ませる......。まるでそのぬいぐるみに話しかけているような姿が、愛らしく、リアルさも感じさせます。  そんな魅力的な姿は、彼女がヒロインとして活躍した、『仮面ライダー W』でも同様に見られました。  誌面での印象とは違う、コメディ色に染まった彼女......。  こちら側の妄想とリアルの狭間を駆け巡る彼女を見ていると、いつの間にか笑顔になってしまうのは言うまでもありません。
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『Sweetness 』
(アミューズソフトエンタテインメント)
 そんな彼女を見ていて私は思いました。  彼女は、自分の素材を使い分ける天才だと。  同じ瞳なのに、同じ口なのに、同じ体なのに、同じ声なのに......彼女のセンスある使い方次第で、何通りもの姿を魅せてしまう。  その《センス》が、私を虜にさせたのです。  よく、自分の表情や動きを、鏡の前で練習するアイドルの話を聞きます。私も経験があるのですが、そうすることで客観的に自分を見られるようになるのです。  きっと、写真に写った自分を見て、「あれ、もっと笑っていたと思ったのに......」「こんな表情してたっけ?」と思った経験がある方もいると思います。  身体のどの筋肉を動かすとどんな風に動くのか、それを知った上で、どんな使い方ができるのか、さらに、どんなパターンがあって、自分にはどれが合っているのか......。  私は、彼女から学ばせて頂きました。  これからも、数多くの芝居の中で、彼女のそのセンスが、彼女自身をさまざまな色に染めていくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
Sweetness 贅沢な一枚です。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

見つめられ、そして私は恋をする……「多田あさみの《視線》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「目は口ほどに物を言う」  口で語るくらい人の目つきには感情がこもっている、と言う意味を持つこのことわざ。彼女の瞳に惹き込まれながら、私の頭の中にはこの言葉が浮かび上がったのです。  初めて彼女のイメージDVD『あさみの実』を手に取った時、無意識にジャケット写真に目を奪われてしまいました。  こちらを見つめる彼女の、切ないような、何かを訴えているような、そして芯の強さまでもを感じさせる表情。  初めは、何がここまで惹きつけさせるのか分かりませんでした。  ただ、そのあと再生したDVDの中の彼女に、どんどん夢中になっていくのは確かでした。くっきり二重瞼が好みだったことが、私を夢中にさせるきっかけになったのかもしれません。
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撮影/尾藤能暢
 しかし、バスルームのチャプターで彼女の向ける視線に触れた瞬間、私は恋に落ちました。きっかけは《外見》でも、実際に惹かれていたのは、もっと《内側にあるもの》だったのです。  バスト92cm、ウエスト58cm、ヒップ86cmというグラマーな肢体を持つ彼女。DVDの中でも、セクシーな衣装やシチュエーション、そしてボリュームあるバストを強調するシーンなどが多く収録されています。もちろん、その色っぽい体にドキッとさせられたのは、言うまでもありません。しかしそれ以上に、そのシチュエーションを盛り上げてくれる彼女の視線は、観る者をくぎ付けにしてしまうのです。  まず私がびっくりしたのは、その視線の色っぽさ。21歳とは思えない、妖艶な雰囲気を表現するそれは、女性から見ても美しく、そして羨ましくも思えます。  そして、ただ単に「色っぽい」といっても、そこから感じ取れる感情は、シーンが変わるごとに変化し、その度、色っぽさの中が知りたくなるのです。
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『あさみの実』ラインコミュニケーションズ
 時に切なく、時に挑発的に......そして、まるで困惑したように訴えかけたかと思うと、全てを見透かしているかのように微笑む......。色っぽい彼女に惹き込まれていると今度は、屈託のない無邪気な笑顔で、細めた目から純真無垢な愛らしさを魅せる......。  そんな風に、視線一つでさまざまな感情を語ってしまう彼女。  視線とは、こんなにも表情豊かなものなのだと、私は彼女から教わりました。  そして妄想も膨らませてみました。もし、彼女が女教師だったら、校内の男子生徒は大変なことになるだろうと......。  真っ白なシャツにタイトなスカート、そしてパンスト。きっと色っぽい彼女の目力は、メガネを通してみても容易に伝わることが想像できます。そんな衣装に身を包んだ彼女が強い視線を向ければ、目も心も奪われ、授業どころではなくなってしまうでしょう。でも、それと同時に、不登校になる生徒などはいなくなるかもしれません。  好きな異性や物を目の前にすると、人は瞳の瞳孔が大きくなり、目が潤うと言われています。  色っぽく、魅力的に感じさせてしまう彼女の目。それは、カメラの向こう側にいるファンに対しての、口では伝えきれない愛情が生み出すものだからなのかもしれなません。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
あさみの実 グラビア職人 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

カラダもココロも……彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「パーツがどんなに良くても、アンバランスなものには、心は奪われない」  初めて彼女を見たのは、バストアップの写真でした。クリっとした小動物のような目に、控えめで艶っぽい唇。そして、真っ白な肌にかかる、栗色でサラサラの髪。 「彼女のようになりたい」  直観的にそう感じました。  その後、彼女のブログ「りょうちゃんDiary」を見て、私はさらに夢中になりました。もし自分が男だったら、彼女を妹にしたい......。そんな妄想まで膨らませてしまう、可愛らしい笑顔や甘えるような仕草。これこそが、彼女の魅力ではないのかと思いました。  しかし、彼女のDVD『Blanche』を観てから、私のその想いは変わったのです。
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撮影/尾藤能暢
 DVDの中の彼女は、今まで私が知っていた、無邪気で可愛らしい部分だけでなく、ブログではあまり見せない、色っぽい姿も見せてくれる。そんな彼女がまた魅力的で、どうしてこんな風に魅せられるのだろうと、画面をじっと見つめてしまいました。  自分の美意識を高めてくれる女性を見ると、気付かぬうちにその女性を研究してしまうのかもしれません。  そして、私は気が付きました。  きゅっと締まったくるぶしから白く伸びる、太すぎず細すぎない脚。そして、上向きに上がったヒップ、綺麗に曲線を描くくびれ、柔軟性の高いバスト、細い腕、綺麗な指......。  彼女の体のバランスは、私の目をくぎ付けにしました。  例えば、自分を可愛らしく見せたい時、どんなに可愛らしい表情を作っても、骨のラインが多く見えてしまっていては、「綺麗さ」の上に成り立つ可愛らしいになってしまいます。  それは、逆の場合も同様で、どんなに自分を綺麗に見せたくても、体にどこか幼い部分があると、「可愛らしさ」の上に成り立つ綺麗になってしまうのです。  それで魅力的な女性もたくさんいますが、「綺麗」と「可愛らしいさ」のどちらも強く感じられ、一本のDVDの中でギャップさえ感じてしまったのは、彼女が初めてでした。  きっと、彼女のバランスの良い体型が、どちらも完璧に見せる重要な要素になっているのでしょう。
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『田中涼子 Blanche』(ビデオメーカー)
 そしてもうひとつ、DVDを観ていて思わずドキッとしてしまったのが、彼女の体にある、ほくろの位置です。  羽織っているパーカーをずらした時、胸元と同時に覗くほくろ。  ワンピースのスリットをめくった時、右の脇腹に見えるほくろ。  ちらっとそれが見える瞬間が、なんとも色っぽいのです。  それも、彼女の最大の魅力である究極の《バランス》の中に入るのかもしれません。  生まれてきた時や、過ごしてきた環境によって決まってしまうほくろ、そして、自分の努力なしでは手に入れられない体型。その両方を持っているのに、メイキングで見せるオフショットでは飾ることなく、ナチュラルな姿でいてくれる......。  そんな彼女は、《Blanche》(フランス語で白の意)なお皿の上にバランスよく飾られた料理のように、これからも見る人の心を奪っていくでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
田中涼子 Blanche 天然美少女。 amazon_associate_logo.jpg
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華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「好きなアイドルの情報は何でも知りたい」  気になる子ができたとき、思わずパソコンでその子の名前を調べた経験がある人は、大勢いるのではないでしょうか。そんな、誰にでもある欲求をほどよく満たしてくれるものがあります。  アイドルとファンを繋ぎ、プライベートがのぞけて、さらに毎日コミュニケーションが取れる......。それは、今やなくてはならない存在となった、ブログ。私が彼女に惹かれたのは、そこからでした。  毎日、ものすごい更新頻度でユーザーを楽しませてくれる彼女。「モーニング娘。」の一員ということもあり、彼女の存在は、ずっと前から知っていました。  しかし、初めて彼女のブログ『田中れいなのおつかれいな』を見たとき、彼女の愛らしいギャップに親しみやすさを感じ、すっかりハマってしまったのです。
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撮影/尾藤能暢
 そのギャップとは、オシャレで、華やかで、スタイルが良く、垢抜けた印象のある彼女から飛び出す、方言。  それは、モーニング娘。初の九州出身という、福岡生まれの彼女だからこそ出せる、天然の武器に感じられました。  もちろん、それを《武器》としてではなく、彼女から自然に出てきているものだから、人を惹きつける力になっているのでしょう。  方言に魅力を感じる人は、少なくないと思います。今まで生きてきて、誰かが方言を話す姿に、思わずドキッとする経験をした方も、いるのではないでしょうか。  声や話し方は、その人の印象の三分の一以上を決めると、どこかで聞いたことがあります。それを聞いて、話し方は、相手との距離感を作る、とても大切な要素なのではないかと、私は思いました。
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『Real Challenge!!』ZETIMA
 彼女の、そのありのままの話し方は、常に心地良い距離感を、自然に作っていてくれるのだと思うのです。  そんな彼女の印象は、DVD『Real Challenge!!』で、さらに確立されました。  私がブログで感じた印象のまま、マイペースで、飾らず、心地良い距離感のまま、DVDの中の彼女を楽しむことができたのです。  きっと、その距離感の中に、彼女の《素》を感じることができるから、見ていたくなるし、応援したくなるのかもしれません。  DVDの中で彼女は、 「いつまでも、可愛いねって言われる女の子でありたい。綺麗とかセクシーじゃなくて、可愛いがいい」  と語っています。たとえこの先、服や、髪型や、メイクが変わったとしても、あどけない笑顔から聞こえる方言が、この先も彼女を《可愛い女の子》でいさせてくれることでしょう。  また、DVDには、同時期に発売された写真集『Very Reina』のメイキング・オフショット映像も収録されているのですが、その中で彼女は、「今回の衣装は、全部が自分っぽくて嬉しい」と、笑顔を見せています。衣装までもが、そのままの彼女を演出しているのならば、この作品では、等身大の姿を見せてくれているのかもしれません。  『知りたい』という感情に、ありのままを見せてくれる彼女は、今日も、心地良い距離感で、その感情を満たしてくれることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
田中れいな Real Challenge!! 炎上しちゃったけど! amazon_associate_logo.jpg
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