今度は本格サスペンス!“百合系ファンタジックムービー”の新境地『こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。』

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 今年3月に公開され、“百合系ファンタジックムービー”という新たなジャンルを開拓した映画『こたつと、みかんと、ニャー。』に続編が誕生。『こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。』が、11月30日(土)よりシネマート新宿で2週間限定公開となる。  前作で邦画界に“百合系旋風”を巻き起こした、自称「グラビアアイドルを女優として撮らせたら日本一」の梶野竜太郎が描き出す『こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。』に込められた思いとは? そして、「今回は百合+サスペンスの破壊力!」と語るこの男のアイドル映画は、いったいどこへ向かうのだろうか……? ──3月に公開された『こたつと、みかんと、ニャー。』では、1週間限定の予定が“大入り”で公開が延長されました。公開当初、ここまでの反響は予想していましたか? 梶野竜太郎監督(以下、梶野) 「グラビアアイドル好き」と「百合系好き」という、男女それぞれにターゲットを絞っていたので、ハマればハマるだろうけど難易度は高いかな、と思っていました。今の映画業界って、広く浅くじゃなく、ニッチな方が面白いことになるという予感はあったので、予想外というより、“この細い穴に刺さったか!”という喜びがありましたね。 ──女性のお客さんも多かったと聞いています。 梶野 そうですね。映画館って、こんなにいい匂いしたっけ? っていう感じ(笑)。“かわいい女の子”が好きな女の子って多いじゃないですか。映画を観た女の子が「この監督の描く女の子はとにかくかわいい」と言ってくれたのは、すごく嬉しかったです。
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梶野竜太郎監督(左)
──その前作に続いて、主演は木嶋のりこさん。監督とは『ピョコタン・プロファイル』から数えて3作目のお仕事になりますが、成長を感じますか? 梶野 今回は、ラストが結構ぶっ壊す終わり方……これはネタバレじゃないけど、まあそういう終わり方なんで、その気配を前半から0.01%ほど出させました。彼女を信用しきった演出ですね。そのへんはもう、ツーカーってことで(笑)。 ──今回は南結衣さんと酒井蘭さんが共演ですが、2人は百合系、つまり「女の子とキスする」ということを、どんな風に受け止めたんでしょう。 梶野 意外にあっさりOKでしたね。偏見とか抵抗はないみたいです。とはいえ、本番中、特に最初はバクバクっぽかったですけど。 ──では、撮影は順調に? 梶野 酒井だけが川に入るシーンがあるんですが、川の水が思った以上に冷たかった! 男のスタッフでも数秒で出ちゃうくらいで……。あの子は根性あるんでズンズン入っていきましたけど「この冷水の恐怖は! 私しか! 知らないでしょ!」って叫んでました。 ──前作同様、今回も登場人物は3人だけです。難しさもあるのでは? 梶野 当たり前だけど、飽きさせないことは常に意識しますね。中華飯店に来て、ずーっとチャーハンだけ食べてる状態ですから。でも、美味しかったり、これなんだ? って思わせたり、いろいろな気持ちにさせることができれば問題ないわけですから。 0I0Z0403.jpg ──3人ともグラビアアイドルとして多くのDVDを出していますし、監督もイメージビデオを多数撮られてます。グラビア撮影とシリアスな芝居を撮るのと、共通点はあるんでしょうか。 梶野 結局、見ている人へ語りかける気持ちをどう撮るか、ということに尽きるわけです。対戦相手はカメラですからね。監督がちゃんと指示できてれば、グラビアの子の方が下手な女優さんよりしっかり芝居できますよ。グラビアと映画で違うのは、谷間と股間を攻めないことかな(笑)。 ──『魚介類 山岡マイコ』では制服を濡らしたり、前作では浴衣の女の子を畳に転がしたり、梶野映画といえば印象的な“衣装とシチュエーション”ですが、今回はどんなこだわりが? 梶野 女の子同士での“女の子Yシャツ”。女の子が友だちの家へ泊りに行って、遅くまでお菓子を食べながらペチャクチャとガールズトークしてるという、そういう無防備な雰囲気をファッショナブルに狙っている感じですね。 ──ストーリーについては、前作は謎を残して終わりましたが、その続きととらえて間違いありませんか? 梶野 そうです……フフフ。第2章ということで、もちろんお約束のシーンは押さえつつですが、「女の子同士がキスするシーンさえあればいい」みたいな安易なホンにはしたくなかったんですね。だから、ジャンルを変えてみました。今回は、本格サスペンスです。 ──前作を書いている時点で、この物語の構想があったということでしょうか。 梶野 それは、ぜんぜんないっす!(きっぱり) ──今回も、映画館で水着撮影会のような楽しい企画はあるんでしょうか。 梶野 もちろん! ぜひ劇場に遊びに来てください!! IMG_0703.jpg ●『こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。』 出演:木嶋のりこ、南結衣、酒井蘭/監督・脚本:梶野竜太郎/製作:長田安正/撮影:荒木憲司/照明:下村芳樹/録音:田原イサヲ、植田中/編集:井上裕貴/音楽:Mai Allesklar/制作:ゴールデン・エンタテインメント/配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント (c)「こたつとみかんとニャー」の会 公式サイト:http://www.kotamikanya.net/ ・撮影会付き初日舞台挨拶 《レア!!》グラビアアイドルの水着撮影会あり! 南結衣(2、3年ぶりの撮影会)&酒井蘭(グラビア卒業宣言後、初の撮影会) 日時:11月30日(土)15:30の回上映後 会場:シネマート新宿・スクリーン1(指定席) 登壇者(予定):木嶋のりこ、南結衣、酒井蘭、梶野竜太郎監督 料金:舞台挨拶&撮影会(水着)コース3,000円、舞台挨拶コース2,000円 販売方法:チケットぴあにて販売(購入枚数制限:お一人様4枚まで) http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1349718 Pコード:552-179 ★毎日会える★レイトショー 登壇者日替わりイベントスケジュール 公開中は毎日、出演者のどなたかが登壇!毎日何が起こるかわからないドキドキのレイトショー!お楽しみに! 日程:11月30日(土)~12月13日(金) 舞台挨拶:21時15分の回上映後 場所:シネマート新宿 スクリーン2 内容:出演者と梶野監督によるトーク+α 劇場ロビーではオリジナルグッズの販売を予定しています。 登壇者との交流(サインなど)もできるかも!? 1010_KotaMika_B5_s.jpg 登壇者: 11/30(土)木嶋のりこ 酒井蘭 12/ 1(日)木嶋のりこ 南結衣 12/ 2(月)木嶋のりこ 酒井蘭 12/ 3(火)木嶋のりこ 12/ 4(水)木嶋のりこ 南結衣 12/ 5(木)木嶋のりこ 酒井蘭 12/ 6(金)木嶋のりこ 南結衣 12/ 7(土)木嶋のりこ 12/ 8(日)木嶋のりこ 南結衣 12/ 9(月)木嶋のりこ 酒井蘭 12/10(火)木嶋のりこ 12/11(水)木嶋のりこ 南結衣 12/12(木)木嶋のりこ 酒井蘭 12/13(金)木嶋のりこ ※連日、梶野監督登壇! さらにまだまだゲスト追加予定! ・こたみか1 DVD発売記念イベント開催決定! 日時:12月8日(日) 登壇者:木嶋のりこ×福見真紀 内容:水着撮影会+トークショー そして第2章メンバーから、南結衣×酒井蘭も一緒にトークショー参戦! 夜は上映中の『こたみか2』を観て、こたみかスペシャルデーにしよう! 詳細は以下より http://www.kotamikanya.net/news/index.html#news23

本番でもメイキングとまったく変わらなくて……「里佳津乃の≪純真無垢≫」

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撮影=尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう......? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  見ている人を楽しませるには、まず自分が楽しむことが大切――。仕事をする中で、今まで何度も周りの方からそう言われてきましたし、自分自身「その瞬間を楽しむ」ことをとても大切にしてきました。そのせいか、純粋に楽しんでいる姿が真っ直ぐ伝わってくる女の子には、ついつい目が奪われてしまいます。  彼女を初めて見たのは、アイドルが大勢出演している舞台でした。  もともと、その舞台に出演していた友人を見に行ったのですが、いつの間にか彼女に目を奪われていたのです。小学生役を演じていた彼女の笑顔は、本当に楽しそうで、舌足らずな話し方がなんとも愛らしく印象的でした。  その後すぐに彼女のことを調べ、DVDを見てみると、舞台上で私が感じた彼女の魅力は本物だと確信しました。  DVD『ぴゅあぴゅあ』は、彼女のファーストDVD。本人はメイキングで「とても緊張した」と話していますが、本編でその様子が感じられなかったことにびっくりしました。楽しそうに遊んだりはしゃいだりしている、その笑顔も話し方も声も、メイキングと変わらないのです。それは、彼女が素で楽しんでいるから。だから見ている側は、すごくそばに感じるし、一緒に楽しくなれるのです。  ミックスジュースを作るチャプターと、黒ひげ危機一髪で遊ぶチャプターは、彼女のアドリブが多く、ありのままの姿を見せてくれていることがよくわかります。  “よりかわいく”でもなく、“より萌えるように”でもない。カメラの先にいる私たちと、等身大の姿で純粋に楽しんでくれている……。彼女の姿を見ていると、そう思わずにはいられないのです。  そんな彼女だからこそ、そのギャップに心を奪われたのが、子猫の姿で甘えるチャプター。媚びたり、ぶりっ子したり……普段はそんな姿を見せない彼女が、上目づかいで「にゃん」と語尾を上げて何度も繰り返すシーンは、巻き戻ししてリプレイした方も少なくないはず。メイキングでは、恥ずかしがりながらそのシーンを撮影する姿が見られ、その照れ顔を抑えたカメラマンさんに思わず感謝せずにはいられませんでした。
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 そして、DVDを見ていて惹かれたのが、彼女の持つ天然の美しさ。透き通るような白い肌と、シルクのようにサラサラなストレートの黒髪。色素が濃く大きな瞳は、光を集めるとキラキラ光って、その白い肌によく映えます。こんなかわいらしい美少女に純真無垢な笑顔を向けられたら、目をそらせるはずがありません。  あの日、舞台上で輝いていた彼女は、きっとこのファーストDVDを撮影したときから……いや、もしかしたらもっと前から、楽しさやうれしさは人に伝染していくことを知っていたのではないかと思います。そして、その純粋な心が、彼女の肌や髪や瞳を、キラキラと輝かせているに違いありません。  その光に吸い込まれたら、きっとあなたに伝染した楽しい気持ちは、まだほかの人へとつながっていくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)、舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html

女子もグラビアを楽しむ時代!? ロリータはもはや男性だけのアイテムじゃない

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劇中のイメージそのままに浴衣姿の鎌田紘子、木嶋のりこ、福見真紀(左から)
 3月23日、新宿ロフトプラスワンで映画『こたつと、みかんと、ニャー。』の公開記念イベントが行われ、主演の木嶋のりこ、福見真紀、鎌田紘子が、「アイドル映画を語ろう」をテーマに、梶野竜太郎監督やアイドル評論家の北川昌弘、雑誌「クリーム」元編集部員の梨田梨子らと本音のアイドルトークを展開して盛り上がった。 「ここ最近、女の子がグラビアを見るという傾向がすごく強くなってきたと感じる」という梶野監督。『こたつと、みかんと、ニャー。』でも、女性からの視点を強く意識し、単なる男性向けお色気映画とは一線を画した新感覚の百合系ファンタジックムービーとして、男性層だけでなく女性層へも作品をアピールしている。
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おなじみマンボウ北川先生と梶野監督
 映画は、とある百合系SNSに同じ会社の先輩(木嶋のりこ)が登録しているのを知った経理部のOL(福見真紀)が、先輩と、別のSNS仲間(鎌田紘子)を誘い出して白馬へ温泉旅行に出かけ、そこで女性同士三角関係に陥って、それぞれの想いをぶつけあうという百合物語。劇中それぞれがSNSでのハンドルネームを名乗っており、木嶋は「ニャー」、福見は「こたつ」、鎌田は「みかん」の名前で登場する。  「単なる恋愛映画にしたくもないし、エロくも作りたくなかった。とにかく女の子の可愛さだけを追求してやりたかった」と話す梶野監督。この映画撮ると発言したとたん、Twitterで女性のフォロワーが増え、「みんな主演の3人のファンだと後で知った。それでこの映画は女の子にも見てほしいって思った。そんな気持ちで撮ったのは初めてだった」と女性からの反響に驚かされたことを明かす。
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グラスを手に和やかな雰囲気で。
 女性が女性アイドルを好きになる傾向は決して今に始まったことではないが、同席したアイドル評論家の北川は、堂々とグラビアまで楽しむようになった背景として、「音楽系のアイドルが元気になった頃に女性ファンがたくさん増え、そのアイドルたちがグラビアに移行していく中で、彼女らもグラビアときちんと向かい合えるように成長していったのでは」と分析する。  梶野監督もそういった傾向はAKB48の登場以降から強くなったと感じていたという。「モーニング娘。の時代は、つんくさんがなかなか彼女らを水着にさせようとしなかった。可愛いんだからどんどん水着も出すべきでしょうという考え方は、AKBの時代になって、秋元さんが浸透させた」と持論を展開。女性がグラビアを堂々と楽しめる時代になった背景に、今のAKB48の活躍が大きいと指摘した。  監督はさらに、「今はアイドルご本人たちも、同性のアイドルが好きだったりする」と指摘。この後、会場では出席者それぞれのお奨めアイドルグラビアビデオがダイジェストで上映されたが、監督の指摘通り、上映中は「可愛い!」「肌が奇麗!」「笑顔が可愛い」「妹にしてずっと側に置いておきたい」と、男性陣以上に木嶋、福見、鎌田の3人の方が大盛り上がりを見せ、会場を沸かせた。  ちなみに彼女らが選んだお奨めDVDはジュニア系アイドルのビデオが多数だった。福見は「ロリっぽい顔が好き」と後輩のイメージビデオを、また鎌田も着エロ系ロリータ路線のビデオを推奨するなど、男性が好きだというと毛嫌いされそうなロリータアイドルのビデオが、むしろ女性からは「可愛い」という視点で受け入れられていることも判明。
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 梶野監督は「こんなふうに、どこでも小中高生のグラビアを売っている国は日本だけ。ロリコン王国とか言われながらも、逆に言えば、SPEEDやモー娘。がそうだったように、小さい頃からアイドルとしてデビューできる環境があるので、アイドルをやりたい人にはいい状況なのでは」と肯定的。もっとも木嶋らは、アイドル側の立場として、女性から好かれるのは悪い気はしないようだ。「女の子に可愛いって言われたらむしろ嬉しい」と女性ファンからの反響はウェルカムだという。  イベントでは他に、グラビアを撮られる側の気持ちとして、鎌田がデビュー作のとき慣れてなくて、泣いてしまったエピソードを披露。「水着になる理由とかもよくわからなくて、確かトイレでトイレットペーパーでぐるぐる巻きになって放心状態になるというシーンを撮らされて、そのシーンが嫌で、泣いてしまった」と告白したり、木嶋が「ライバルにものすごい大胆な子がいて、その子に対して撮ってるカメラマンとかが横であからさまにいいなって言ってるのを聞いて、負けたくないって思って頑張ってた」と当時を回顧。福見も福見で男性の興味本位の視点から水着を撮られることに対し、「撮影中は余計なことは何も考えていないから平気。いろんな衣装を着れたりで嬉しい」と発言するなど、本音トークで最後まで盛り上がった。  映画『こたつと、みかんと、ニャー。』は3月30日よりシネマート新宿にて1週間限定レイトショー中。 (文・写真=名鹿祥史)

アイドル映画監督・梶野竜太郎×ミス東スポ・木嶋のりこ「私って、こんなにかわいかったっけ?(笑)」

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 『ピョコタン・プロファイル』や『魚介類 山岡マイコ』など、あふれんばかりのアイドル愛とニッチさで、アイドルファンはもとより映画マニアの心をくすぐる映画監督・梶野竜太郎。芸能事務所のプロデューサーとしてアイドルを育てつつ、プライベートではアイドルDVDを買いあさる……公私にわたってアイドル三昧な日々を送る梶野監督の最新作『こたつと、みかんと、ニャー。』が、3月30日よりシネマート新宿にて、1週間限定でレイトショー上映される。  百合系SNSで知り合ったこたつ(福見真紀/風男塾)とニャー(木嶋のりこ/ミス東スポ2012)、そしてニャーの彼女・みかん(鎌田紘子/アイドルプロデューサー)の恋愛模様を描いたこの作品だが、いわゆる“百合モノ”とは少し趣が異なる。“百合系ファンタジックムービー”という新たな領域へ踏み込んだ本作の見どころを、梶野監督と主演を務めた木嶋のりこに訊いた。 ――この映画は「アイドルに、女の子同士の恋愛でしか見ることができない顔をさせてみたい」という一念で生まれた企画だそうですが、もともと百合には興味があったんですか? 梶野 百合というか、女の子自体に興味がありますからね。作品としてもビジュアルとしても、この世で一番美しいものは女性ですから。それがダブルですよ? いいに決まってるじゃないですか! 女の子が2人並んでいると、友達同士だけど軽く手を握ったり、何げない仕草に“今、一瞬ドキッとしましたね!”“今の顔、本音が隠れてる!”って勘ぐっちゃうんですよね。そういうところがたまらないっ! 女の子って、男の子に恋している時は弱々しくてかわいらしい目をするけど、相手が女の子になった時、絶対に男に見せない顔するんですよ! 見たいじゃないですか! その後に濡れ場があろうがなかろうが、どっちでもいいんです。女の子が女の子を愛する、という男には開放しない顔とピュアなところを徹底追求したかったんです。 木嶋 もちろん監督のそういう思いは事前に聞いていたんですが、わたしは、こたつ(福見)、みかん(鎌田)が好きという気持ちで、男とか女とかは意識していませんでした。でも、完成版を見て“私って、女の子に対してこんな目をするんだ”という発見がありましたね。監督が言ってたことはコレなのか! と。 IMG_2969_.jpg ――今回は木嶋さんありきで脚本を書き、その後、福見さん、鎌田さんをキャスティングされたそうですね。 梶野 演技がそこそこできる木嶋を中心に、まず、演技よりも自分のキャラを表に出せる子ということで鎌田をキャスティングしました。演技派と勢いがある子、ここに、言い方は悪いんですが、芝居慣れしていない、素でしゃべれる子が欲しいなと思って福見を置きました。全員芝居50、素50ができる子で固めた。やっぱり百合モノなので、芝居で女の子を見つめたってウソだとバレる。だったら、本当の顔ができる女の子を追求したいなって思ったんです。 ――『ピョコタン』では裸足にセーラー服、『マイコ』では制服を濡らすといった、衣装に対しても並々ならぬこだわりを持っている梶野監督ですが、今回もこだわりはあったんですか? 梶野 めちゃくちゃありますよ! 浴衣ですからね。超かわいいじゃないですか!? 鎖骨、うなじ……360度、捨て駒なしで、どこから見ても楽しめる。浴衣って、日本人の体形に一番合ってるんですよね~。まず、女の子同士なら3Pがいいだろうというのが先にあって、そこから、なんとなく和のイメージができてきて、「浴衣脱がせてぇ~!」って。 ――こたつの中で3人の生足が絡み合うオープニング映像は、かなりエロくて興奮しましたが、木嶋さんのお気に入りのシーンは? 木嶋 脱衣所で、まきち(福見)演じるこたつが、「ニャー来てくれた」って、わたしに思いを伝えてくれるシーンが大好きです。本当にまっすぐな視線で、吸い込まれそうになっちゃいました。まきちの声だけが響く心地よい空間で、あのまま押し倒さなくてよかった(笑)。あともう一つ、過去のシーンでひろぴょん(鎌田)演じるみかんとイチャイチャするシーン。全体を通して、みかんって自分のペースを崩さないんですが、それをわたしが“こっち向いて”と一生懸命にやっているところで、そこにこたつとみかんのキャラクターが強く出ていると思います。 ――鎌田さんとのキスシーンはどうでしたか? 木嶋 ひろぴょんとは以前から何度もお仕事をしていたので、「嫌われたくない」とか「大事にしてあげたい」「この子を壊さないようにしなきゃ」っていう気持ちもあって、本番前は緊張や不安でドキドキでした。でも、すごく長い時間カメラを回していたので、だんだん「あれ、私たち、ずっと前からこんなことしてなかったっけ?」という気になっちゃいましたね(笑)。
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(c)2013 SAMOVAR
――ちなみに、プライベートでの百合経験は……? 木嶋 それは常に……。アイドル好きというか女の子が好きなので、お店でかわいい店員さんを探しちゃいます。いまお気に入りの子が3人いるんですが、仕事帰りに寄って癒やされてます♪ 今は見ているだけで十分だけど……いつか触れてみたいなって(笑)。アイドルだったら、乃木坂46の白石麻衣ちゃんとしてみたいですね。お人形さんみたいですっごくかわいくて……それを私が壊したい! 普段はしない顔をさせてみたい。私、基本的にMなんですが、女の子に対してはSっぽくなるみたいです。 梶野 俺は川口春奈とNMBの山本彩だな。ロングとショート、巨乳と普通。美少女系と元気系……そのギャップがいい。その2人撮れるなら、俺がギャラ払ってもいいや(笑)。 ――どちらも見てみたい組み合わせですね。さて、お2人は『ピョコタン~』以来のお仕事となるわけですが、監督から見て映画女優・木嶋のりこは、どんなところが成長したと思いますか? 梶野 気の抜き方がうまくなったかな。一生懸命さが売りではあるけど、ふわっと抜けるようになった。木嶋が成長しているということは認めてたから書いた台本だし、信用しているからこそのシーンもたくさんあった。ただ今後の課題という意味では、“もっと揉まれてこい”とは思いました。木嶋って、等身大のキャラクターを演じることが多いんですが、時代劇とか弁護士役とか殺人鬼役とか、ぜんぜん関係ないのをやってこい、と。俺自身、木嶋の芝居に慣れちゃっているところもあるから、次に撮るときに、ちょっと違う木嶋のりこを見たいな。 木嶋 殺人鬼かぁ(笑)。私としては、『ピョコタン』撮影時よりも、作品の世界と現実の世界の行き来ができて、課題がたくさん見えました。今までは作品の中の役として生きることに一生懸命になっていたんですが、見てくださる方がいるということをもっと意識できたら変わるのかなー、というのは感じましたね。 IMG_2998_.jpg ――木嶋さんから見て、梶野監督はどんな監督ですか? 木嶋 とにかく優しいんですよ。監督いわく「ピリピリした現場で、女の子のいい表情が撮れるはずがない」って。とにかく現場をいい空気にするために、女の子にもスタッフさんにも優しいんです。あと、もうひとつは『ピョコタン』を撮ってもらっていたときに感じたことなんですが、“あれ、私こんなにかわいかったんだ!”って(笑)。あの頃、私の顔がまん丸だったんですけど、それでもこんなふうに撮ってくれるんだなって。梶野監督の手にかかったら、女の子はかわいくなる。『マイコ』の時の佐武宇綺ちゃん(9nine)のかわいさっていったら、もう~!! 抱きしめたくなるくらい! 「女の子をどれだけかわいく撮れるかグランプリ」があったら絶対1位ですね。 梶野 本当に!? めちゃくちゃうれしいっ! ここ、太字でお願いします!! 怒らないっていうのは、コメディとかやるときって、あれやれこれやれって怒鳴ったら、いくら芝居がうまくたって、絶対役者の目の奥に出るから。芝居でいい顔してるっていうんじゃなくて、和気あいあいとした雰囲気の中から、自然と生まれていく表情を撮りたいんです。 ――それでは最後に、映画のPRをお願いします。 梶野 「こたつ」と「みかん」と「ニャー」ってタイトルは、冬の風物詩をまとめたという表向きの面と、実はスラングで「タチ」(こたつ)と「ネコ」(ニャー)という意味が隠されているんです。みかんのかんは“間”を取るって意味だし。オープニングの映像にも、ちゃんと意味があるんです。そういう仕掛けが随所にちりばめられているので、一度とは言わず、二度三度見ていただけると、“こういうことだったのか”と楽しんでいただけるかと。公開初日には3人の舞台挨拶付き水着撮影会があるので、ぜひお越しください! (取材・文=編集部) sub4s_large.jpg ●『こたつと、みかんと、ニャー。』 出演:木嶋のりこ、福見真紀、鎌田紘子/監督・脚本:梶野竜太郎/製作:村田亮/撮影:西村博光/編集:細野優理子/音楽:コマイヌ、Mai Allesklar 配給・宣伝:ユナイテッド エンタテインメント 2013年/日本語/65分 (c)2013 SAMOVAR <http://www.kotamikanya.net/> 3月30日(土)よりシネマート新宿にて、1週間限定レイトショー ●『こたつと、みかんと、ニャー。』公開記念イベント「アイドル映画を語ろう!」 【日時】3月23日(土)OPEN 12:30 / START 13:00 【場所】新宿ロフトプラスワン 【出演】梶野竜太郎(監督)、北川昌弘(アイドル評論家)、梨田梨子(元「クリーム」編集部員) 【Guest】木嶋のりこ、福見真紀、鎌田紘子 【チケット】前売¥1500 / 当日¥2000(共に飲食代別) ※前売券は2/28(木)10:00よりe+にて発売! イープラスチケット購入(サイトには2/28 0:00より反映されます)

誰よりチュッパチャップスが似合う女の子……「内田理央の≪口元≫」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう......? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  あなたは初対面の人の気持ちを探るとき、顔のどの部分を見ますか? 目、頬、口……人によってそれぞれあるとは思いますが、多くの人は自分が気づかない間に口元の動きから感情を読み取ろうとしていると聞いたことがあります。  「目は口ほどに物を言う」なんて言葉がありますが、初対面の人の感情を目だけから読み取るのはなかなか難しいみたいですね。  彼女を初めて見たとき、私はその天真爛漫な笑顔に惹かれてしまいました。ベタかもしれませんが、まさに笑顔が魅力的だったのです!
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『おとなりお』
(ラインコミュニケーションズ)
 DVD『おとなりお』の中の彼女は、タイトルの通り大人な部分と、無邪気な子どもの部分が見え、表情がとても豊かなのだと感じました。  なぜこんなにも、彼女の表情はどれも魅力的なのか……。その答えは、彼女の唇だと私は気づいたのです。  大きめでぷっくりとした形からは色気が感じられ、そこから伝わるのは大人の魅力。そして彼女の魅せるさまざまな表情から唇の柔らかさも伝わり、ふんわりとした女性らしさも印象づけるのです。  最近、目を大きく見せたい女の子が多いですが、美人に通じるパーツは大きめの目より大きめの唇だと私は思うのです!  私がグラビアのお仕事を始めた当初、鏡に映る自分と雑誌を並べ、雑誌に載っているモデルの口元と自分の口元を比べてみたものでした。どこをどう比べるかというと、笑ったときに見える歯の数。そのときに見たモデルの唇から覗く歯は、8本だったのを覚えています。自分も同じくらい口角を上げたくて、鏡に映した笑顔から見える歯を一生懸命数えていました。  彼女の口元で素晴らしいのは、唇の形や質感だけではありません。口元からのぞく歯も白くて清潔感があり、歯並びもとてもキレイ。「芸能人は歯が命」というCMがありましたが、まさにその通りだと思います。  そして、シャープなあごのラインが爽やかな印象を与え、口の横にできるえくぼがなんともかわいらしく、見ているこちら側を笑顔にしてしまうのです。
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 こんなスペシャルな口元を持っている彼女ですから、チュッパチャップスがよく似合います。  なぜ突然、チュッパチャップスなのだと思われる方もいるかもしれませんが、グラビアのイメージDVDでは、アイテムとしてよく使われるのです。  残念ながらコレは、口の小さい子だと画になるカットにするのがちょっと大変。舐め始めたばかりのものだと小さい口には大きすぎて、かじる仕草や、ほっぺの中に入れる仕草がマヌケになってしまうのです。私もそんなに口が大きいほうではないので、いつも試行錯誤しながら使います。だから、彼女のような口にとても憧れるのです。  きっと彼女なら、アメリカンサイズのハンバーガーにかぶりついたり、りんごやトマトをまるかじりするカットも、かわいく爽やかにこなしてしまうことでしょう。個人的には、彼女がリポートしながら作る料理番組をやってほしいです。もちろん、つまみ食いをたくさんしてもらって、そのたびハートを鷲づかみにされたいですね。  きっと、これからも彼女に出会うたくさんの人たちは、初対面から彼女の魅力に引き込まれてしまうことでしょう。自分が気づかない間に……。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html ■バックナンバー 【第11回】絶妙なバランスが究極的な背中の"そり"を生む......「安藤遥の《ライン》」 【第10回】まるでそこだけスポットライトが当たっているよう......「森田涼花の《華》」 【第9回】毎朝、その声で起こしてほしい......何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

たわわな美巨乳3連発!! ミス東スポお披露目会見で"吉本vsジャニーズ"抗争勃発!?

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左から、木嶋のりこちゃん、櫻井里佳ちゃん、市川みきちゃん
 昨春から9カ月間に渡り候補者たちによる激戦が繰り広げられてきた「ミス東スポ2012」の初代グランプリ3名がついに決定! 1月10日、都内で「グランプリお披露目記者会見」が行われた。  オーディションは、撮影会の参加人数や、ブログのアクセス数などにより順位付けされるサバイバル形式で実施。多くのファンを味方に付けこれを制したのは、吉本興業のアイドルユニット・YGAのメンバーでGカップが眩しい櫻井里佳(23歳、B94/W59/H85)、映画『ピョコタン・プロファイル』の主演など女優活動も好調なグラビアアイドル・木嶋のりこ(23歳、B83/W55/H84)、くびれと美乳が魅力的な"平成の人魚姫"こと市川みき(22歳、B84/W54/H83)。  オーディションを1位で通過した櫻井は、「私は"オカルトGカップ"というキャッチフレーズで頑張っているので、今年1年、皆さんに笑顔と、オカルトと、Gカップをたくさん届けれたらいいなと思っています!」と元気いっぱいに意気込んだ。
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賞金の50万円は「ファンイベントで使う」と櫻井さん。
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木嶋さんは「キュウリでビキニを作って河童を探しに行きたい」と怪気炎!?
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市川さんのライバルは、ずばり「吉木りさ」!
 また報道陣から「打倒、○○」を聞かれると、櫻井はオリコンウィークリーチャートでYGAよりも上位だったジャニーズ事務所のNYCを挙げ「打倒、ジャニーズ」と回答。木嶋は、「ミス東スポ」自体を大きくしていきたいという願いから「打倒、日テレジェニック」。市川は、グラビア界の頂点を目指す意味で「打倒、吉木りさ」をそれぞれ掲げ、会場では「おおお!」とどよめきと歓声が上がっていた。彼女たちは今後、「東スポ」関連のイベントへの出演などが決定している。 (取材・文=林タモツ)
[東スポ永久保存版]エンタメ劇場 東スポというジャンル。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・【連載】木嶋のりこのアイドル的アイドル思考法木嶋のりこ×梶野竜太郎「激しすぎる"アイドル愛"が少女を女優に変えた!?」DVD『ピョコタン・プロファイル』発売イベントに、木嶋のりこがボーダー水着で登壇!!

絶妙なバランスが究極的な背中の"そり"を生む……「安藤遥の《ライン》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう......? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「人は、良いものよりも悪いものの方に目がいきやすい」  作品を見ているとき、気になるところがひとつあるだけで作品そのものに集中できなくなってしまうことが多々あります。料理でも、物語でも、人そのものでも......。  すべてのものを作品とした場合、無駄が省かれた作品ほど、分かりやすくシンプルに思いが伝わるものはないと思うのです。
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 DVD『遥の色~Harucolor~』での彼女は、私のその思いをさらに強くしました。  彼女は顔、身体ともに無駄がなく、とにかくラインがきれい。ラインがきれいだからこそ、彼女の魅力のひとつである大きなネコ目から感じる目力も強く、その視線に触れると心を矢で打ち抜かれたような気持ちになるのです。  そして、そんな彼女のする表情や動きからは、感情がダイレクトに伝わってきます。特にメイド姿で手錠をされている時の表情はとてもナチュラルで、見ている大勢の人の心をドキドキさせたのではないでしょうか。  さらに身体のラインでいうと、背中のそりが美しく、グラビアでは欠かせないバックショットや四つん這いのポーズがきれいに決まるのです。  私もグラビアの撮影をする際、背中のそりに意識を集中させたことが多々あります。きっとグラビアアイドルのほとんどが、「もっと背中をそらせて」とカメラマンから言われた経験があるのではないでしょうか。背中やお腹まわりに無駄がある場合、この背中のそりはきれいに決まらないのです。彼女の持つ絶妙な身体のバランスは、グラビアが彼女を選んだと言っても過言ではありません。 kijima_110802.jpg  そして、ラインがきれいだからこそ引き立っているものがもうひとつ。それは上品さです。その無駄のない顔立ちや体つきから、どんな動きや表情をしても上品に仕上がるのです。きっとその上品さが、彼女をかわいいだけでなくきれいにも魅せているのかもしれません。  もうひとつ、私が彼女を見ていて惹かれたのは、胸元にあるほくろ。以前もこのコラムで書かせていただいたことがあるのですが、ほくろの位置は身体を色っぽく魅せる上でとても重要なポイントだと思うのです。  彼女の胸元にあるほくろは水着を着ても隠れない絶妙な位置にあり、胸を寄せたとき、谷間の上に乗るのがとてもセクシーなのです。私も自分の身体の彼女と同じ位置に黒いペンで書きたいと思うほど、まさにベストポジションなほくろ。きっと他の女の子からも羨ましがられることでしょう。  もし、私が彼女に好きな衣装を着せることができるとしたら、着物や浴衣などの和服を着せてみたいです。浴衣がはだけたときにのぞく胸元のほくろ。そして、帯をほどいたときに見える身体のライン......。  きっと彼女ならそんなときの表情も、魅力的であるに違いありません。  グラビアだけでなく、バラエティーやアイドルユニットでも活躍している彼女。きっとこの先も無駄のないきれいなラインで人々を魅了しながら、輝かしい未来から引かれたラインの上を歩んでいくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
r遥の色 ~Harucolor~ イイネ! amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第10回】まるでそこだけスポットライトが当たっているよう......「森田涼花の《華》」 【第9回】毎朝、その声で起こしてほしい......何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

まるでそこだけスポットライトが当たっているよう……「森田涼花の《華》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  「"華がある"とは、こういうことなんだ」と確信を持って女性を見たのは、彼女が初めてでした。   テレビや映画で活躍している彼女のことは、依然から知っていました。あどけない表情や無邪気な笑顔がかわいらしく、私の好きなアイドルの一人だったのです。  そんな彼女が出演しているイメージDVDの中で私が初めて見たのが、『romance18』。普段、テレビ番組や映画で話している彼女ばかりを見てきたので、イメージDVDという声の無い世界の中にいる彼女が妙に新鮮に感じました。 kijima1102.jpg  この時思ったのですが、声を奪われた状況で自分を表現するこの空間でこそ、アイドルの本質が映し出されるのではないでしょうか。芝居のように決まった感情や動きのない、自由が与えられた空間。それを鑑賞していると、まるで心の中を覗いたような、一歩距離が近づいたような、優越感に近い感覚にさせてくれるのです。私は彼女がその空間でどんな表情を魅せるのかが、気になって仕方がありませんでした。  映像を見ていて最初に感じたのは、何とも言えない不思議な魅力......。  衣装、髪型、メイク、シチュエーションによって表情が変わるのはどのアイドルも皆同じなのですが、彼女はその変わる幅がとても広いのです。  こっちにあまり興味がないんじゃないかと思わせる仕草をしたかと思えば、甘えるような表情を見せ、そうかと思えばまるで別人のような大人な姿まで見せる。そして時折見せるキラキラ輝いた笑顔は、大人でも子どもでもない等身大の彼女の姿......。  さまざまな彼女を見ていると吸い込まれそうになるのですが、私はどこの部分にそんなに惹かれているのか分かりませんでした。どんな候補を挙げて見ても「そこだけじゃない」という感情が付きまとい、納得がいかないのです。  カメラ目線でもそうじゃなくても、力が抜けていてもシャキッとしていても、まるでそこだけスポットライトが当たっているかのように、全てが画になる......。
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『romance18』
 きっとこれが「華がある」ということなんだと私は強く思いました。  それが誰にあって誰にないのか、要するにどういうものなのか......今の私には上手に説明することはできません。ですが彼女の人を惹きつける不思議な魅力を説明するには、その言葉が一番しっくりくるのです。 「すごい......」  思わずそうつぶやいてしまったくらい、私は感動させられてしまいました。  そして、こんなにポップで爽やかで幼い印象も違和感なく与えてしまうのに、ここまで黒を着こなしてしまうことにも衝撃を受けました。  今まで彼女のようなタイプのアイドルが黒い衣装を着ていると少し背伸びをしているように見え、それがたまらなくかわいいと感じていたのです。  しかし彼女はとてもキレイでした。  さっきまでの幼さは一瞬で消え、"かわいい"より"キレイ"が似合うお姉さんがそこにはいたのです。  けれど、きっとこれはまだ彼女のほんの一部に過ぎないのかもしれません。  たった81分で魅了させた彼女は、次のステージでもまた見たことのない華を咲かせてくれることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
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■バックナンバー 【第9回】毎朝、その声で起こしてほしい......何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

毎朝、その声で起こしてほしい……何度でも再生してしまう「高部あいの《声》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「甘いKissってあこがれちゃうなぁ......甘いKissって、どんな味かなぁ。リンゴ、メロン、それとも......」  彼女のDVD『天使のKiss』は、甘い語りから始まります。耳を優しくくすぐる彼女の《声》。その声はDVDのタイトル通り、天使をイメージさせる声でした。  人の感情を察したり人柄をイメージしたりするのに、声は大きな役割を果たしていると私は思います。  お店に入った時の店員の声。ケンカの後の電話。初めて顔を合わせた人が口を開く瞬間。声色を少し変えるだけで相手に与える印象が変わる......と、さまざまな本も出版されているほど、私たちは普段声によって一喜一憂しているのではないでしょうか。 kijima_0510_02.jpg  私もイベントなどでファンの方と話す時、うれしそうだったり楽しそうだったりする声に、心が温かくなるのを感じます。  さて、さまざまな声が存在するということは、好きな声というのもその数だけ存在するのではないでしょうか。  私はハスキーボイスが好きで、風邪をひいた時には自分もあこがれの声になったのがうれしくて、咳をしながらはしゃいでいたことを思い出します。  そう、私はかわいらしい声よりかっこいい声の方が好きなはずでした。  しかし彼女のDVDを見てから、彼女の声が耳に残って離れないのです。  思い出の曲を聴くとその時の情景が目に浮かぶように、声もその人の顔を想像させます。甘い声でささやく彼女の笑顔......。彼女の声が頭の中で何度も繰り返されるたびにその笑顔が浮かび、もう一度声を聴きたいと思った時には、DVDを再生していました。  甘えん坊のようなかわいらしさもありながら、甘えさせてくれるお姉さんの印象もある......そんな彼女の声は、時に保母さんのようで、優しく包み込まれていく感覚は、幼少時代に感じた安心感によく似ているのです。
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 その感覚に似ているから、記憶と重なり耳に残って離れなかったのかもしれません。  きっと私と同じように、彼女の声からそんな安心感を抱いた人がいるのではないでしょうか。  そして彼女の声の魅力は、お姉さん的な部分だけではありません。前述したように、甘えん坊のようなかわいらしさもあるのです。それは、まるで無邪気な妹......。  もしも妹として毎朝その声で起こしてくれたら、起こされる度に次の日の朝が待ち遠しくて仕方がないでしょう。  声色を変えているわけではないのに、同時に二種類のイメージを感じさせてしまう声。私はその声が、彼女の最大の魅力だと感じました。一度聴いたら何度も聴きたくなり、何度も聴くと会いたいと思わせてしまう......。  天使の声は、解けない魔法のようにこれからも頭の中で何度も甘くささやき続けることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
天使のKiss 天使っているんだね。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

私が先生だったら、絶対にクラスにいてほしい「新川優愛の《透明感》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします!  人間が好感度を抱く要素の中で、清潔感というのは重要な一つだと私は思います。男女共に、「清潔感がある人が好き」という人は大勢いるのではないでしょうか。私自身、清潔感がある人は非常に好感が持てます。  さて、その清潔感というのは、どういう部分から感じるのでしょうか――。  服装や髪型、放たれている匂いからもそれを感じることはできます。むしろ今まで、そういう外面から感じる部分が、清潔感を表している物なのだと思っていました。しかし彼女のDVDを見てから、私の考えは変わったのです。
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 「ヤングマガジン」(講談社)で年に一度開催されるグラビアのビッグイベント、「ミスマガジン」。その2010年に、見事グランプリに輝いた彼女を初めて見た時、とにかく笑顔が魅力的な女の子だという印象を受けました。  私が以前このコラムでも書かせて頂いた涙袋もあり、「やっぱり、涙袋は癒し系美少女の証なんだ!」と改めて確信......。長いまつげを揺らし、ぷっくりとした唇から真っ白い歯を覗かせて向ける屈託のない笑顔は、素晴らしいほど殺人的スマイルなのです。  そんな彼女がDVDの中で海や自然と戯れている姿を見ていると、私の頭の中には二つの言葉が浮かびました。一つは清潔感。そしてもう一つ浮かんだのは、《透明感》。  もちろん、白い肌や黒のストレートヘアなど、外面からもそれを感じることはできます。しかし彼女は、仕草や笑顔など内面から出てくるものからも、透明感を感じさせたのです。  きっと彼女だったら、泥だらけの格好をしていても透明感を保っていられる――そんな風に思いました。  清潔感の話に戻りましょう。  なぜ、彼女のDVDを見て、私は考えが変わったのか......。それは、私が彼女に感じた清潔感は、彼女が内面から放つ透明感から感じたものだったからです。
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『ミスマガジン2010 新川 優愛』(バップ)
 透明感を持っている女性は大勢います。今まで考えたことがなかったのですが、透明感を持っている女性は皆、清潔感も持っているのです。好感度を抱かせる清潔感というのは、外面から感じるだけでなく、内面からも感じることができる。私は彼女からそれを学んだことによって、考えが変わったのです。  そして、私はもう一つ彼女から学びました。それは、透明感の持つイメージです。  普通、透明感という言葉を耳にすると、しっとりとした女性らしい姿を想像することが多いと思います。そんな中彼女は、元気でスポーティーなイメージが強いのです。それは、運動が好きだという彼女の気持ちがそう見せているのかもしれません。また、しっかりとした話し方から、芯の強さも感じさせます。そんな、ちょっとボーイッシュな雰囲気と、芯の強さを感じさせながら、透明感はいかなる時も失わない。そこが彼女の魅力だと私は思いました。まさに、《制服》や《学校》というフレーズが似合いすぎる女の子なのです。  もしも私が先生だったら、絶対にクラスにいて欲しいと思います。教室も体育館も似合う爽やかさで、「先生!」と呼ばれたら、きっと職員室では担任の争奪戦になることでしょう。  彼女は現在16歳、成長期真っ只中。元気いっぱいなところに、色っぽさも加わっていく素晴らしい時期――彼女はきっと色気を放ちながらも、透明感は失わずに成長していくことでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
ミスマガジン2010 新川 優愛 瑞々しい。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第8回】"初めての撮影"という魔法にかかった「川崎裕菜の《素》」 【第7回】涙袋にくすぐられるフェチ心......「逢沢りなの《パーツ》」 【第6回】真夏の大空に咲く大輪のひまわりが見せた涙......「岡本玲の《親近感》」 【第5回】自分の素材を使い分ける天才......「山本ひかるの《センス》」 【第4回】見つめられ、そして私は恋をする......「多田あさみの《視線》」 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」