相模原障害者殺人事件は前触れにすぎない? 植松容疑者の「思想」はなぜ、共感を呼んだのか

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『相模原障害者殺傷事件 ―優生思想とヘイトクライム―』(青土社)
 神奈川県相模原市にある障害者福祉施設「神奈川県立 津久井やまゆり園」で、この施設の元職員・植松聖(当時26)の凶行によって19人の入所者が殺害された事件から、半年が経過した。戦後日本国内で発生した事件として、「津山三十人殺し」に次ぐ犠牲者の多さとその規模もさることながら、ネット上に寄せられたこの事件の犯人に対する共感は、ショッキングな出来事として記憶された。いったい、なぜこの事件は起きたのか? そして、この事件から何を考えなければならないのか? 社会学者で、『弱くある自由へ』『精神病院体制の終わり』(青土社)などの著作を持つ立岩真也と、『非モテの品格』(集英社新書)、『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)などで知られる批評家の杉田俊介による共著『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』(青土社)から、この事件を振り返る。  植松容疑者は、事件決行5カ月前、2016年2月半ばに衆議院議長大島理森に宛て、「職員の少ない夜勤に決行致します」「見守り職員は結束バンドで身動き、外部との連絡を取れなくします」など、犯行予告と理解できる手紙を書いて、公邸を警戒中の警察官に手渡している。  その一方で、日本軍の設立、5億円の支援を要求するなど、支離滅裂な内容がしたためられたこの手紙で、彼は「私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です」「障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます」と主張する。「全人類が心の隅に隠した想いを声に出し、実行する決意を持って行動しました」「私が人類の為にできることを真剣に考えた答えでございます」と、社会のために障害者を殺害することを強調。事件後にも、捜査関係者に対しては「殺害した自分は救世主だ」「(犯行は)日本のため」と供述している。  いったい、どうしてこんな支離滅裂で身勝手な主張に、シンパシーが寄せられるのだろうか?   今回の事件を受けて語られるようになった言葉のひとつに「優生思想」がある。優れた子孫の出生を促し、劣った子孫の出生を防止することで、民族の質を高めると考えるこの思想。ナチス・ドイツ政権下での精神病者・障害者に対する断種などが有名だが、実は日本でも1996年まで「優生保護法」があったように、その思想はつい最近までわれわれの身近に存在していた(現在は「母体保護法」に改称されている)。植松容疑者の「人類のために」障害者を殺害するという発想も、この優生思想に影響されたものである。そんな彼の思考や、事件がもたらした余波を受けて杉田が感じたのは、次のような「ヘイト」とのつながりだった。 「青年(編注:植松容疑者)の精神が、この国をじわじわと侵食してきた近年のヘイト的なものの空気を確実に吸い込んできた、(中略)彼の言葉はヘイトスピーチ的なものを醸成してきたこの国の『空気』をどう考えても深く吸い込んできたのであり、その意味でこれはヘイトクライム(差別的な憎悪に基づく犯罪)なのである」  もちろん、現在では優生思想はタブー視されている。しかし、一部の人々がシンパシーを感じてしまうように、それを乗り越えることは簡単なことではない。杉田も、自身の経験から、自分の中にある「内なる優生思想」に対する迷いを、以下のエピソードとともに記述している。  超未熟児として生まれた杉田の息子は、平均的な身長に追いついていないため、成長ホルモンの注射を打っている。保育園でほかの子どもから「なんで小さいの?」と言われ、母親に泣きつく子どもと、ほかの子どもたちとの体格や運動能力の差が目につくようになる。「男の子の場合、背の低さ、身体の小ささが大きなデメリットになるはずだ、そういう功利計算が親である僕らには働いた」と語る杉田。彼自身も、内なる優生思想に対して解決のめどがついていないことを告白する。  一方の立岩は、かつて日本で起こった障害者殺害事件を丹念に掘り返し、この事件を精神医療の問題とすべきではない、と主張。さらに、この事件を取り巻く社会について、社会学の言葉でドライに記述していく。杉田と立岩の思考も、必ずしも一致しているわけではない。本書の中で、2人は安易な「正解」には決して飛びつかず、回りくどくても本当の意味でこの事件の真実に迫る道を探しているようだ。  本書に収録されている立岩との対談の中で、杉田は「悪い方に考えすぎだ、と笑われるかもしれませんが」と前置きしながらこう語る。 「今回の事件はまだ入口にすぎない気がするんです。あれが最悪という感じが少しもしない。これからもっとひどいことが起こる前兆であり、前触れという気がする」  今後の裁判では、次々と新たな事実が明らかにされていくことだろう。杉田の予言めいた言葉が現実のものとならぬよう、この事件については、さまざまな側面から議論がなされなければならない。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

小田原市“生保ジャンパー”問題、実際に着ていたという職員に話を聞くと……?

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事件を扱う動画より(YouTube/日テレNEWS24)
 神奈川県小田原市で生活保護受給者の自立支援を担当する複数の職員が、「不正を罰する」といった文言を英語でプリントしたジャンパーを着用していたいた問題で、市は担当部署の部長以下7人を厳重注意処分とし、謝罪会見を行った。  実際に取材してみると、ある職員は「不正受給者があまりに多いことの表れだった」と話す。 「ジャンパーは、あくまで不正受給に反対するもの。中には、どう見ても健康な30代の若い男が受給を認められたりしているんです。上の人たちは直接、そういうのを見ていないからわからないんでしょうが、われわれだって納税者。腹の立つ受給者が多いのは確かですよ」(同)  ジャンパーは60名以上の職員らが一人あたり約4,000円の費用を負担して製作したもので、「文言は過激だったかもしれないけど、不正受給者が後を絶たない現状をわかってほしい。生活保護を推進する弁護士やNPO法人の連中は、不正件数が全体の2%ぐらいだとか言ってますけど、それはハッキリ不正だと認定されたものを数えただけ。実際にはその10倍以上。全体の4分の1ぐらいいてもおかしくないと感じます」(同)という。  それは驚きの数だが、実際にどんな不正がまかり通っているのか? 「一番多いのが、こっそりアルバイトしている人たち。元いた職場の仲間から仕事を分けてもらってトラック運転手を続けている男は、生活保護を受けたことで収入が倍になっていた。ブログの動画やアフィリエイトで稼いでいる人もいます。それらを見つけて指摘しても『仕事復帰に向けて、リハビリでやっただけ。金は受け取っていない』とか、都合のいいことを言って逃げられる。絶対的な証拠でもないと、まず不正認定はされないんですよ。日中からパチンコ店に入り浸り、夜はクラブで踊ったりスナック通いしているような人もいるし、こういうタイプの多くは、『持病がある』とか大げさに言いますが、見た目には健康そのもの。本人も『申請が余裕で通っちゃいましたよ』と、半ば不正であることを認めるような口ぶりです」(同)  県内には、元プロレスラーの生活保護受給者もいるという。 「『ネットで批判されて、うつ病になって働けなくなった』と本人は言ってますが、ときどき覆面をかぶってリングに上がっています。これも本人は『別人だ』と言い張っていて、今現在も受給中」(同)  全国各地で不正受給が後を絶たないのは確かだ。昨年12月には、暴力団員であることを隠して生活保護費を不正に受給し、逮捕された稲川会系組織の組員もいた。こちらも実際には土木作業に従事していたとみられるが、だまし取った生活保護費の一部は組織への上納金になっていた疑いも持たれている。  年明け、京都では50代の韓国籍女性が、知人の名前をかたって働いていながら約2年間、不正受給していた疑いで逮捕され、長野でも派遣会社の経営者が約530万円の年収を隠し「病気のため働けず、無収入」とウソを言って長きにわたり不正受給を続けていたことが判明。 「不正受給が少ないんじゃなくて、こういう不正の摘発事例が少なすぎるだけ」と同職員。  また、受給者が多い大阪市の職員に「摘発されていない事例はあるか?」と聞いてみると、「亡くなった人の名義のままになっている家に住んで立派な暮らしをしている夫婦が、宿無しを装って保護申請し、別のアパートを借りて受給中」という答えが返ってきた。職員が夫の携帯電話に宅配業者を装って電話してみたところ、別名義の家に届けるように言われたという。 「先日、夫は海外にボクシングを見に行ってブログにその感想も大々的に書いているし、大阪在住なのによく東京に出かけて遊んでいる様子もあった。海外旅行にも行け、各地を飛び回れる人間が生活保護なんておかしい。でも、これを摘発するのは非常に困難ですよ」(同)  厚生労働省が発表した昨年10月に生活保護を受けた世帯数は163万世帯以上で、過去最高記録を更新。本当に必要な世帯に十分な保護を届けるためにも、不正受給者の摘発は急務といえそうだ。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

振り込め詐欺で逮捕のキックボクサー“山梨の新星”RYOTA、有望株の一方「半グレ」との付き合いも……

振り込め詐欺で逮捕のキックボクサー山梨の新星RYOTA、有望株の一方「半グレ」との付き合いも……の画像1
JAPAN KICKBOXING INNOVATION公式サイトより
 現役キックボクシング王者が「振り込め詐欺」で逮捕されるという衝撃のニュースが、格闘技界を驚かせた。  1月17日、長野県警はINNOVATIONスーパーフェザー級王者、RYOTA(本名・寺田亮太)容疑者を逮捕。調べによると、RYOTA容疑者は昨年7月、詐欺グループのメンバーとして、同県在住の70代女性に息子を名乗って電話をかけ「1,000万円が必要」とウソを言い、別のメンバー(逮捕)に女性から現金1,000万円を騙し取らせた疑い。容疑の認否は明かされていない。  キック関係者は「山梨県のキック興行を引っ張っていた中心の選手ですから、今も信じられない」と驚く。 「実際、試合のときは彼の応援団が150人ぐらいチケットを買って集まるので、興行を支える貴重な存在になってました。金髪でヒゲを生やしていてアウトローっぽいルックスですけど、まだ24歳で話した感じは好青年そのもの」(同キック関係者)  RYOTA容疑者の戦績は16勝(4KO)6敗。山梨県甲府市にあるマイウェイジム所属で「山梨の新星」と呼ばれ期待されていた。2009年のデビュー戦こそ黒星だったが、MA日本キックボクシング連盟を主戦場に勝ち星を重ね、翌年の新人王トーナメントに優勝。13年には連盟から派生した新興団体、JAPAN KICKBOXING INNOVATIONに参戦し、同団体の初代フェザー級王座決定戦に勝利した。  このタイトルからは翌年、初防衛戦で1RKO負けにより陥落したが、昨年11月の同スーパーフェザー級王座決定戦に勝利し、2階級制覇したばかりだった。 「試合後はジム会員や知人の子どもたちをリング上に集めて『負けたら引退と思っていたけど、今後はベルトの価値を高める』と誓っていたのに……」と前出関係者。  過去、ジムで一緒に練習していたことのあるキックボクサーも「まさか……」と目を丸くしている。 「彼がまだ中学生のときから練習をしているのを見てきたけど、まったく不良なタイプではなかった。アマの試合で6連敗しても腐る様子なく練習に励んでいた。ただ、昨年の夏といえば、RYOTAが調子を落としていた時期。結果が出ないと私生活が乱れる選手もいる」(同)  一方、RYOTA容疑者の試合を観戦していた人間の中に、準暴力団の「半グレ」メンバーがいたというウワサもあった。その人物はRYOTA容疑者の試合の際はチケットを大量購入し、仲間を引き連れて大声を張り上げて試合観戦していたといわれる。  アメリカなどと違って、格闘技興行を行うのに公的な申請や精査の必要がない日本では近年、不良グループが格闘技団体を旗揚げし、結束力を生かしたチケット販売で資金を生む“悪の稼業”化している実例もある。RYOTA容疑者はそういった興行に出場したわけではないが、似たような流れで業界に出入りする不良グループと接点を持っていた可能性はある。 「確かにチケットをたくさん売る人は、その相手が誰であっても主催者は黙認してますからね。“飯の種”なので、ヤクザやチンピラがいても見て見ぬ振りすることは多いですよ」と前出関係者。  先日、スペインではボクシングジムのモロッコ人コーチが、若い練習生たちをテロリストに育成する役目を担っていた疑いで逮捕された。日本ではそこまでの極端な事例はないが、現役チャンプが振り込め詐欺グループのメンバーだったことで、その界隈にも怪訝な視線が向けられている。  RYOTA容疑者が、いったいどういった経緯で犯罪組織と関わりを持ったのか、捜査の進展が待たれる。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

振り込め詐欺で逮捕のキックボクサー“山梨の新星”RYOTA、有望株の一方「半グレ」との付き合いも……

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JAPAN KICKBOXING INNOVATION公式サイトより
 現役キックボクシング王者が「振り込め詐欺」で逮捕されるという衝撃のニュースが、格闘技界を驚かせた。  1月17日、長野県警はINNOVATIONスーパーフェザー級王者、RYOTA(本名・寺田亮太)容疑者を逮捕。調べによると、RYOTA容疑者は昨年7月、詐欺グループのメンバーとして、同県在住の70代女性に息子を名乗って電話をかけ「1,000万円が必要」とウソを言い、別のメンバー(逮捕)に女性から現金1,000万円を騙し取らせた疑い。容疑の認否は明かされていない。  キック関係者は「山梨県のキック興行を引っ張っていた中心の選手ですから、今も信じられない」と驚く。 「実際、試合のときは彼の応援団が150人ぐらいチケットを買って集まるので、興行を支える貴重な存在になってました。金髪でヒゲを生やしていてアウトローっぽいルックスですけど、まだ24歳で話した感じは好青年そのもの」(同キック関係者)  RYOTA容疑者の戦績は16勝(4KO)6敗。山梨県甲府市にあるマイウェイジム所属で「山梨の新星」と呼ばれ期待されていた。2009年のデビュー戦こそ黒星だったが、MA日本キックボクシング連盟を主戦場に勝ち星を重ね、翌年の新人王トーナメントに優勝。13年には連盟から派生した新興団体、JAPAN KICKBOXING INNOVATIONに参戦し、同団体の初代フェザー級王座決定戦に勝利した。  このタイトルからは翌年、初防衛戦で1RKO負けにより陥落したが、昨年11月の同スーパーフェザー級王座決定戦に勝利し、2階級制覇したばかりだった。 「試合後はジム会員や知人の子どもたちをリング上に集めて『負けたら引退と思っていたけど、今後はベルトの価値を高める』と誓っていたのに……」と前出関係者。  過去、ジムで一緒に練習していたことのあるキックボクサーも「まさか……」と目を丸くしている。 「彼がまだ中学生のときから練習をしているのを見てきたけど、まったく不良なタイプではなかった。アマの試合で6連敗しても腐る様子なく練習に励んでいた。ただ、昨年の夏といえば、RYOTAが調子を落としていた時期。結果が出ないと私生活が乱れる選手もいる」(同)  一方、RYOTA容疑者の試合を観戦していた人間の中に、準暴力団の「半グレ」メンバーがいたというウワサもあった。その人物はRYOTA容疑者の試合の際はチケットを大量購入し、仲間を引き連れて大声を張り上げて試合観戦していたといわれる。  アメリカなどと違って、格闘技興行を行うのに公的な申請や精査の必要がない日本では近年、不良グループが格闘技団体を旗揚げし、結束力を生かしたチケット販売で資金を生む“悪の稼業”化している実例もある。RYOTA容疑者はそういった興行に出場したわけではないが、似たような流れで業界に出入りする不良グループと接点を持っていた可能性はある。 「確かにチケットをたくさん売る人は、その相手が誰であっても主催者は黙認してますからね。“飯の種”なので、ヤクザやチンピラがいても見て見ぬ振りすることは多いですよ」と前出関係者。  先日、スペインではボクシングジムのモロッコ人コーチが、若い練習生たちをテロリストに育成する役目を担っていた疑いで逮捕された。日本ではそこまでの極端な事例はないが、現役チャンプが振り込め詐欺グループのメンバーだったことで、その界隈にも怪訝な視線が向けられている。  RYOTA容疑者が、いったいどういった経緯で犯罪組織と関わりを持ったのか、捜査の進展が待たれる。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

マツダ車も被害に……防犯カメラがとらえた「連続自動車レイプ魔」衝撃の犯行シーン

YouTube「THE READ OVER TV」より
「官能的フォルム」や「魅惑のルーフライン」などというのは自動車雑誌で使われる常套句だが、世の中には本当に車にリビドーを感じてしまう人がいるようだ。  英「ミラー・オンライン」によると、チェコ共和国の首都プラハで、駐車場に置かれた車を狙う「自動車レイプ魔」の犯行の一部始終が、防犯カメラに捉えられた。  市内の駐車場に止めてある1台の青い車に近づく、ひとりの男。さりげないその足取りとは裏腹に、彼はなぜか自身の男性器を露出させている。そして車後方の側面にへばりつくと、何やら不審な動きを見せる。自動車を盗もうとしているのかと思いきや、男はそのまま何事もなかったかのように立ち去ったのだった。  しかし男は、犯行を完遂させていたのだ。ミラー・オンラインによると、男性器をガソリンの給油口に差し込んで、「満足」を得ていたというのだ。デリケートな男性器にガソリンが付着して問題ないものかと心配してしまうが……。  被害に遭った車はチェコの国産車、シュコダ。車の持ち主の男性は、自身の愛車が陵辱されたことを知り、心を痛めているという。さらに、男が常習犯であることも指摘している。 「この変態は、近所の人のマツダもレイプしている。でも、私の車は、彼をもっと興奮させたようです。彼は売春宿にでも行くかのように、駐車場に通っている!」(被害車の持ち主男性)  公共の場で他人の車に自身の男性器をなすりつけた男の行為は、れっきとした犯罪だ。しかし、抱きまくらや毛布など、人間や生物以外のモノを性の対象とする嗜好は対物性愛と呼ばれ、世界各地で報告されている。米カリフォルニアでは過去に、フォード社製のトラックと結婚式を挙げた女性も存在する。  この男も早く自分のパートナーを見つけ、身を固めてほしいものだ。

「モーニング」編集次長、殺人容疑逮捕で講談社に激震! 容疑者を知る周囲は「愛妻家だった」と……

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「モーニング 2017年6号」(講談社)
 敏腕編集者が、妻を殺害した容疑で逮捕。大手・講談社内に衝撃が走っている。 「警察が捜査で社にも出入りしているって話でしたが、まさか殺人事件とは……」 と、驚く社員がいるのも無理はない。  逮捕されたのは名もない末端の社員ではなく、カリスマ編集者ともいわれた人気漫画雑誌「モーニング」編集次長の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者なのである。  容疑は昨年8月の深夜に、都内の自宅で当時38歳の妻の首を絞めて殺した疑いだ。警視庁によると、妻が自宅で倒れているのが見つかった際、朴容疑者は自ら119番に通報するも、警察官には「子どもの様子を見に行って、戻ったら妻が自殺していた」と説明していたという。  司法解剖の結果、頸部圧迫による窒息死と判明したが、遺体の状況に証言と矛盾する点が多く、捜査が続いていた。妻の首からは、朴容疑者のDNAが検出されたとしている。  朴容疑者は同社の人気雑誌「週刊少年マガジン」の副編集長を務めていたことがあり、創刊に深く携わった「別冊少年マガジン」にて大ヒット作の『進撃の巨人』をスタートさせたことで、内外からカリスマ視されていた敏腕編集者。 「女性読者を惹きつけるすべに長けていて、無意味なパンチラとかのエロや、オタクすぎるウンチク、不細工な登場人物をできるだけ排除して、友情や嫉妬、トラウマなど誰もが抱える身近な感情を強調する独特の手法が知られている」とは同社社員の話。  1999年入社で、過去『七つの大罪』『アルスラーン戦記』『将棋の渡辺くん』などの作品も担当。昨年6月から「モーニング」誌の編集次長を任され、新人賞の選考も行っていたという。 「人を育てるのが上手で、駆け出しの粗削りな漫画家や作家を相手にしても、その場で判断せず『10年先に成功する人材』と評価したりする先見の明があります」(同)  仕事の評価が高いだけに、関係者の間では、冤罪を信じる声も少なくないようだ。過去に同じ雑誌で仕事をしたことがあるという編集者は「本人がウソをつくような人ではなかったので、冤罪を信じて待つ」と話し、朴容疑者と付き合いのある漫画家アシスタントも「奥様が亡くなって、かなり落ち込んでいました。家庭の問題があったとかも聞かないし、妻以外の女性は知らないと断言する人。奥さんの死が本当におつらい様子だったので、朴さんが殺したなんて信じられない」と話した。  実際、関係者の間では「愛妻家」として知られていたという。  周囲には「僕が会社で最初に育児休暇を取ったんだ」と話し、妻が4人の子どもを産んだときに支えた体験談をもとに、妊娠した女性社員らへのアドバイスもしていたほどだという。「基本、妻を甘やかす」とも語っていたようで、作品にも妻の助言を取り入れるなどしていたという話もある。 「聞いた話では、本人は否認しているらしく、逮捕前にも『警察に疑われているので悔しい』と身近な人には漏らしていたとか」(前出社員)  ただ、警察から状況だけ聞けば、家族全員がそろっている自宅内で妻が突発的に自殺したという話は信じ難いものではあるのも事実。一方で「女性目線」や「育て上手」「愛妻家」といった朴容疑者の人物評もまた、殺人事件とは無縁に思えるような話ばかり。いったい何があったのか、捜査の進展が待たれる。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

軍事ジャーナリスト「論点がずれている」墜落事故から飛行再開“オスプレイ問題”の本質とは

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イメージ画像 photo by D. Miller from Flicker.
 アメリカ海兵隊の輸送機・オスプレイが墜落事故を起こしながら、6日後の飛行再開となったことに批判が集中、メディアもこれに同調する記事を出したが、軍事ジャーナリストの青山智樹氏は「論点が意図的に歪められている」と指摘している。 「欠けているのは『どうすれば次の事故が防げるか』という観点です。各紙の報道を見ると、読売新聞は19日、オスプレイの飛行再開を伝えた記事で『13日の事故から1週間足らずの飛行再開に沖縄県民らからの反発がさらに強まるのは確実だ』と伝えていますが、事故原因や経緯、飛行停止解除までの流れは一切無視。同日の毎日新聞は、加えて『不時着事故の原因になった空中給油訓練は当面、見送る』ということを記していますが、沖縄県での米軍機事故は短期間で飛行を再開するケースが目立っているとしています。朝日新聞はもう少し詳しく、事故原因が空中給油中のトラブルであることを明記、在日米軍司令部の発表文も掲載していますが、翁長雄志知事や普天間爆音訴訟の原告団長らのコメントを加えていて、いずれも早期の飛行再開に反対の姿勢が強い論調ばかりです。世界的に見て航空機事故については『事故があったから二度と飛ばすな』なんて話にはなっていません。事故原因を徹底調査して次の事故を防ぐ方が有益という姿勢です。日本では社会全体がまず責任者を追求するベクトルになってますが、今回の事故原因は米軍から、C130空中給油機からの給油訓練中に起こったと説明されています。それであれば飛行停止ではなく空中給油を問題視すべき話でしょう」(同)  実は青山氏、かねてからオスプレイの空中給油を危惧していた人物だ。同機の導入に際し、飛行に反対せずとも空中給油については「危険が大きい」と警鐘を鳴らしていたのだ。 「空中給油は飛んでいる機体を別の機体とホースで結んでジェット燃料を供給する方法で、戦闘機などが給油する際、タンカーとも呼ばれる空中給油機と給油口をドッキングさせますが、オスプレイの空中給油の訓練となると、時速400キロの高速で行われ、上下左右に10センチでもズレたら給油は難しく、接近しすぎると空中衝突してどちらも墜落してしまうハイリスクなもの。特にオスプレイは非常に大きなローター(回転翼)が前方にあるので、巻き込む危険性も高いです」(同)  実際、米軍はオスプレイの飛行禁止は解除しても、空中給油訓練は中止したままで、こちらは現時点では解除の見込みも立てていない。原因不明のまま事故が再発して困るのは当の自分たちなのだから、当然といえる。 「この問題で、ちゃんと直視しないといけないのは、空中給油をしているのは米軍だけではないこと。自衛隊も空中給油機を保有していて、オスプレイの導入も決まっているわけです。このままだと自衛隊のオスプレイによる空中給油があってもおかしくないわけですから、どうやって事故を防ぐのかが一番重要なはず。事故の教訓を生かすのが最優先のはずで、これで飛行停止にするのは自動車事故で車を廃止にするようなもの」(同)  確かに事故が起きたから飛行を止めろ、というのでは航空機は成り立たなくなる。やみくもに飛行停止を叫ぶのは、それこそ“思考停止”というわけだ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

初の全国一斉調査も意味なし!? 裏オプがまん延する「JKコミュ」の実態

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 警察庁は15日、女子高生が接客するJKビジネスについて、来年度に初の全国一斉調査を行うことを発表した。 「JKビジネス」が世間で認知され始めたのは2013年のことだった。1月27日、秋葉原と池袋を中心とする都内のJKリフレ18店舗が、労働基準法違反で一斉摘発され、中学3年生を含む15~17歳の少女76人が保護された。また、同年末には、捜査員が100人体制で秋葉原に出動し、「JK散歩」と称されるデートサービスを行う15~17歳の少女13人を補導した。  しかしその後も、規制の網の目をかいくぐるようにして、女子高生がプロレス技を仕掛ける店やら、女子高生の匂いを嗅ぐ店、さらには女子高生が折り鶴を折るのを眺める「JK作業所」が誕生したりと、新手のJKビジネスは絶えることがなかった。警察の捜査や法の規制が、それに追いついていないのが現状だ。  都内でJKビジネスの店を営む関係者のK氏は、その実態を次のように語る。 「例えば、新宿に『P』というJKコミュ店(JKコミュニケーションの略)があったんですけど、そこは“16~18歳のリアルな女子高生とトークができる”とうたう店でした。リフレのように肉体的な接触があるとダメなんですけど、トークだけだったら法に触れません。でも実際には、カーテンで仕切られた一室の中では、女子高生たちが客と直接交渉して、フェラや手コキ、本番といった性的サービスを行っていて、店もそれを黙認していました。仮に警察が踏み込んできても、店側は『女の子たちが勝手にやっていること』と言い逃れするためです。その店は雑誌で書かれると、すぐに移転して、『A』と名前を変えて、また同じような形態の店を立ち上げました」  表向きは「お話だけ」などと銘打ち、法に触れないように留意しつつ、世間で注目され始めて危ないと感じたら、すぐに店を閉めてしまう。今のJKビジネスは、より巧妙にアングラ化しているようだ。 ■今の主流は、お散歩店  JKビジネスの現状は、どうなっているのか? さらにK氏に尋ねてみた。 「15年はJKコミュが乱立して児童買春の温床になっていたんですけど、今年6月に新宿のJKコミュ店、制服相席屋が摘発を食らってから、今はお散歩が主流になっています。制服相席屋の女の子たちは、摘発後、都内のお散歩店に大量移籍しました」 “お散歩少女”は13年末に一斉補導されたはずであり、警視庁は、お散歩少女を「補導対象」だとうたっている。それなのになぜ、今、18歳未満を雇用するお散歩店が、堂々と営業できているのか? 「お散歩は少女たちが補導対象になっているんですけど、今の法律だと、なかなか店側に踏み込めないんです。池袋の『G』というお散歩店が都内の“援交斡旋店”として有名だったんですけど、警察はその実情をずっと前から知りながら、2年近くも店に踏み込めなかった。結局、今年7月、その店の店長が、店で働く高校2年生の女の子に手を出したことで、児童福祉法違反の疑いで逮捕されたんですけど、これだって店の経営が問題視されたわけではありません。お散歩だったらまだ大丈夫ということで、今もなおアンダー(18歳未満)を雇っている店はあります」  女子高生たちが売春する現状を、このまま放置していいはずがない。アングラ化しているJKビジネスの現状を把握するのは大変かもしれないが、警察庁には本腰を入れて調査してもらいたいものだ。  もっとも、K氏は、いくら取り締まったところで無意味なのではないかとも語る。 「仮にJKコミュもお散歩も全て摘発したとしても、結局、体を売ってでも稼ぎたいという女の子と、リスクがあってもJKとやりたいって客がいるわけじゃないですか。絶対、このビジネスはなくなりません。試しにTwitterとかで、ハッシュタグを付けて、『JK』『援』『円』『サポ』とかで検索してみてくださいよ。援交してるJKや男が、腐るほど出てきますよ」  今はJKビジネスが児童買春の温床のひとつになっているが、結局のところ氷山の一角にすぎないのかもしれない。 (文=井川楊枝)
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【10円殺人事件】レジ袋代要求にキレて、コンビニ店員を刺殺! 

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 韓国のコンビニで、思わず耳を疑うような殺人事件が起きた。14日、慶尚北道(キョンサンプクト)・慶山(キョンサン)市内のコンビニで女性アルバイト従業員が刺殺され、51歳の男が逮捕された。  男は二日酔いの状態でコンビニに来店。飲料を購入しようとすると、女性従業員から「レジ袋代(約10円)を払ってください」と言われたことに激高。いったん自宅に戻って凶器を持ち出し、犯行に及んだ。 「たった10円のいざこざで人を殺すのか」ということで注目を浴びたこの事件だが、男が韓国系中国人(朝鮮族)だったという点も、ニュースの拡散に一役買った。  韓国では、アジア系外国人への偏見や差別が横行している。特に韓国系中国人に対するそれは目を疑うほどにひどい。日本ではあまり実態が報じられないが、韓国に行くと、過酷な労働現場や違法風俗店で、多くの韓国系中国人の姿を目にする。  一方で、韓国系中国人による犯罪が凶悪化しているという事実もある。2012年、韓国社会を恐怖に陥れたバラバラ殺人事件「水原殺人事件」も、韓国系中国人の男が犯したものだった。その後も、韓国系中国人絡みの殺人事件は少なくない。  今月9日には、韓国系中国人の男に、懲役13年の刑が言い渡されている。男は19年前、韓国に密入国していたのだが、居酒屋で乱闘騒ぎを起こし、最終的に女性店主を殺害。男は事件の翌日に密入国を自白し、強制送還されるという手で中国に逃亡していた。その後、韓国にあらためて密入国。酒の席で「韓国人を殺してやった!」と自慢していたところ、それを聞いていた別の客に通報され、逮捕された。  韓国では、日増しに中国人の影響力が増しつつある。自国に経済的利益をもたらしてくれる観光客に対しては歓迎ムードだが、一方、半分同族ともいえる韓国系中国人に対しては風当たりが厳しいままだ。韓国メディア関係者のひとりは「韓国人の差別意識は、相手に金があるかないかに根差している」と、その実情を話すが……。今後、増え続ける外国人・半同族との軋轢をどう処理していくのかが、韓国社会に問われている。 (文=河鐘基)

千葉大の集団レイプ事件、米倉涼子『ドクターX』にも悪影響か「マスコミ押しかけ、ロケが……」

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 千葉大学医学部学生らによる女性へのレイプ事件で、米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)にも影響が出ていたという。同ドラマは、同大附属病院の一部施設を借りて撮影していたからだ。 「主演の米倉演じる大門と、回診中の院長が対峙する名場面は、吹き抜けのあるロビーで撮影されていたり、見る人が見ればわかります。建物自体は少し前に改装されて見栄えがいいので、撮影スタッフにも評判が良かったそうなんですが、まさかここで世間注目の事件が起こるとは想定外だったでしょう」(ドラマウォッチャー)  事件は医学部の学生3名が今年9月、居酒屋のトイレで20代女性に性的暴行を加え、ケガをさせたとして、集団強姦致傷の疑いで逮捕されたもの。さらに、3名を実習でサポートしていた研修医の藤坂悠司容疑者も犯行に加わっており、大きく報道された。  学生3名は、犯行後も女性をタクシーに乗せて容疑者のひとりの自宅へ連れて行き、再び暴行。当初、この事件は千葉県警が逮捕者の名前を明かさず、容疑者の親族に有力者がいるのではないかという説があり、なお注目を集めた。  事実、吉元将也、山田兼輔、増田峰登の3容疑者のうちひとり、山田容疑者の一家は6代続く超エリート法曹一族で、父兄は弁護士。それも父親・洋之助は田園調布雙葉学園の理事や、三洋貿易の社外取締役などを務めた大物で、祖母の隆子も瑞宝小綬章を受章している弁護士。曽祖父・作之助は最高裁判事で弁護士会の会長も務め、その父・喜之助は早稲田大学の創設メンバーのひとりで衆議院書記官長などにも就いた。超名門の御曹司によるレイプ事件だっただけに、警察発表が慎重姿勢になったのは県警が否定しても疑いようがない。こうした異例の事態もあり、大学周辺には記者が連日のように押しかけていた。 「さらに、学長が学生らにかん口令を敷いたとするウソのメール文面がネットに流され、それに抗議する人々も現れました。そのため警備も厳重になって、パトロールの警察官も数多く出入りしていたんですが、中には『米倉さんはどこに来ているの?』などと話しているミーハーな警備員や警察官もいたらしいです」(大学関係者)  結果的に、ひそかに撮影していたロケ地までもが注目を浴びる結果となってしまったようだ。  実は一時「撮影がすべて中止になった」という情報が記者間でささやかれた。確認すると、それは事実ではなかったのだが、騒動が大きくなっていたら、あり得た話だったかもしれない。 「12月4日に行われた撮影が最後だったと聞いています。撮影時は一般人が出入りしない時間帯などに行われていたようなので、今回の事件は大きな妨害にはならなかったでしょうけど、出入りの人が増えてその配慮が必要になり、スケジュールの再調整もあったようです。院内が事件現場でもないのに『被害者がドラマを見てイヤなことを思い出すんじゃないか』なんて、撮影に反対意見を言いだした関係者もいたくらい」(同)  災難なことに、収録3日後の7日には、同医学部の教授室に男が忍び込んで現金を盗んだ疑いで逮捕された。これには「警備が強化されたんじゃなかったのか」と首をかしげる関係者もいたというが、容疑者の男は警察の調べに「ニュースで話題の千葉大に興味があった」と話したという。そこにミニスカート姿の有名女優も出入りしていたことは、知っていたのだろうか……。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)