刃物男、通り魔、金庫荒らし……深夜のソウル繁華街は物騒すぎる!?

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 このところ、韓国ソウルの夜が物騒だ。  1月25日、暴行と恐喝、さらに公務執行妨害で無職の50代男が逮捕された。ホ容疑者の事件当日の様子は異常だった。22時30分頃、ソウル近郊の繁華街に繰り出すと、ビアホールの監視カメラを殴打するなど不審な行動を繰り返す。奇行を目撃したビアホールの女性オーナーが抗議すると、ホ容疑者は刃物で恫喝。オーナーはすぐに店内に逃げ込み、大事には至らなかった。  だが、ホ容疑者の凶行はここからが本番だ。彼はすぐ向かいにある食堂に何食わぬ顔で入店。女性従業員が出迎えると、いきなり彼女の頬を殴りつけ、蹴りを入れるなどの暴行を働き、「お前らが、俺の食事に麻薬を入れた」という謎の発言とともに、刃物で恫喝した。店内を逃げ回る女性従業員と、それを追うホ容疑者。阿鼻叫喚の地獄絵図と化した店内だが、警察が駆けつけたことによって、女性従業員は間一髪のところで難を逃れた。幸い、ほかの客にもケガ人は出ていない。  警察が駆けつけたことを知ったホ容疑者は、早々に店内から逃走。道路の真ん中で刃物を振り回して警察との大立ち回りを始めるも、2分ほど抵抗した末に逮捕。その際、警察官ひとりが脚に全治3週間のケガを負っている。  警察の取り調べによると、ホ容疑者は精神科病院に4度入院するほど精神を病んでいることが判明。「人命に被害をもたらす悪質な一件」として、犯行動機を引き続き調査している。  ちなみに翌26日には、ソウルの地下鉄1号線で男が刃物を振り回し、乗客を無差別に襲うという通り魔事件が起きている(参照記事)。2日続けて起きた“ナイフ男”たちの凶行に、ネット上では「こういうキチガイには、銃を撃って制圧できる許可を与えよう。危うく、警察官が死ぬところだった」「精神病者は、そのまま殺してしまえよ。クソみたいなバカが事件を起こすのがわからないのか?」といった、過激な意見が飛び交った。    夜のソウルで起きた事件は、これだけではない。さらに翌27日午前1時30分には、カラオケ店で店員が殺害されるという事件が発生。会計で13万ウォン(約1万3,000円)請求されたイ容疑者は、手持ちが3万ウォン(約3,000円)しかなかったため、「自宅に戻って、足りない分を持ってくる」と言って一度退店するのだが、戻ってきた彼は、自宅から持ち出した刃物で店員の胸を刺した。20分後、ほかの客が倒れている店員を発見し、病院に運ばれるが、ほどなくして死亡。イ容疑者は、犯行後すぐに自首した。  このほかにも、1月だけで深夜のソウル繁華街では「暴行」「性暴行」「金庫荒らし」などの事件が多発している。ソウルを訪れようと予定を立てている人は、用心に越したことはない。

韓国社会を蝕む“精神的貧困”が原因か……韓国で急増する“理由なき”犯罪

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2003年に起きたテグ地下鉄通り魔放火事件、192名の死亡者を出した(polinlove.tistory.comより)
 1月26日、ソウル都心部を走る地下鉄の駅構内で、包丁を持った男が暴れるという事件が起きた。乗客は全員、すぐさま隣の車両に退避。幸いにもケガ人が出ることはなく、男は事件発生から1時間20分後に警察に逮捕された。男は「人が多くて嫌気が差した」と、犯行動機を語っている。  韓国ではここ数年、同じような通り魔事件が急増している。メディアが報じたところによると、2000~09年の間、同様の事件はわずか4件だったが、10年以降にはすでに100~200件近く起きているという統計もある。  韓国では、通り魔事件のことを“ムッチマ(聞くな)犯罪”と表現する。つまり、動機が不明瞭なまま行われる犯罪、というニュアンスになる。  ちなみに今回、事件を起こしたのはホームレスだった。現在、韓国の地下鉄構内には、警備スタッフらに監視、管理されているホームレスが100人ほどいるという。事件を起こした男は、その中でも“特別”に監視されていたトラブルメーカーだったそうだ。  事件当時、男は酒に酔っ払っていたようで、自暴自棄になって犯罪を起こした可能性が高いと、メディアは書き立てている。例えば、テレビ局YTNのニュース番組に登場した韓国犯罪学研究所研究委員は、通り魔事件とホームレスの関係について次のように指摘している。 「ホームレスは、正常ではないからホームレスなのだ。そしてそのホームレスの中には、アルコールを飲んで中毒になっている人や、自暴自棄になっている人が多い」  正直、専門家の発言としては問題があると言わざるを得ない。「ホームレスは正常ではない」という言い切り方もそうだが、深刻化する格差など、その背景についてはまったく言及していない。彼ら・彼女らがなぜホームレスになったのか、なぜ貧困状態に陥り、精神的に自暴自棄になったのか、その根を絶たなければいくらホームレスを必死に監視したところで、通り魔事件を減らすことはできないだろう。  また、経済的貧困以外にも、通り魔事件の温床になっている要因がある。韓国社会に蔓延している精神的貧困だ。ここ数年、韓国では、ツバを吐いたことを注意されたり、また肩がぶつかったというようなささいな理由で凶器を振り回し、無関係な人々を傷つけた果てに逮捕される者が少なくない。キレる人間が多く生まれる背景には、貧困以外の問題も潜んでいるはずだ。  なお、なお韓国では通り魔事件以外にも、日本で言うところの「オレオレ詐欺」などもムッチマ犯罪に含まれる。共通する最大の特徴としては、被害者と加害者の社会的接点が見当たらないという点。韓国では知人を狙った詐欺などの犯罪件数が多かったが、近年急増するムッチマ犯罪は、少し異なる性質を持つようだ。  これまで“人情に厚い国”とされてきた韓国。ただ、通り魔事件が増加する状況を見る限り、その古き良き人々のつながりは、徐々に希薄になってきているようだ。 (取材・文=河鐘基)

押尾学の音楽活動再開で“お塩様”発言に再注目「カート・コバーンの生まれ変わり」!?

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 元俳優の押尾学の音楽活動再開が話題だ。自身が率いるバンド「LIV」名義でライブイベントに出演。多くの女性ファンの黄色い声援で迎えられた。  押尾学は2009年8月に、借りていたマンションで合成麻薬であるMDMAを服用し、一緒にいたホステスが死亡する、いわゆる押尾学事件が発生し逮捕起訴される。これを受け、結婚相手であった女優の矢田亜希子とは離婚した。  麻薬使用に関しては執行猶予付きの判決が下されるも、ホステスの死亡に関しては保護責任者遺棄罪に問われ、懲役2年6月の実刑判決を受けている。12年2月に最高裁で実刑が確定し収監。14年12月に仮釈放となり出所している。週刊誌などの報道などによれば、支援者の元に身を寄せ、芸能界への復帰の意思はないとされた。だが、ここへ来てのライブ活動再開は前言撤回といったところか。 「押尾学は所属事務所は研音を経て、逮捕時はエイベックス・エンターテイメントでした。CDはベストアルバムを含む5枚の作品をリリースしており“俳優の片手間バンド”といった感じではありませんね。ただいずれも商業的なヒットにはつながっていません」(芸能関係者)  実際、押尾学の音楽活動に関する数々の“ビッグマウス発言”は話題となり、ネットでは名言がまとめられ“お塩様”という呼称が誕生したほどだ。名言は音楽ネタに限らず、芸能界、女、ライフスタイルなど多方面に及ぶ。ただ、ほとんどがネット上の創作と言われている。 「“俺はカート・コバーンの生まれ変わり”であるとか“俺が奏でるのはギターと女”やら“ヒーロー不在の時代だから、俺への負担も自然とでかくなる”といった言葉が取り沙汰されましたね。ただ、言葉のインパクトが先行し、肝心の音楽性が語られなかったのはちょっと残念ですね」(同)  押尾学は幼少期に8年間アメリカで過ごしており、ニルヴァーナやガンズ・アンド・ローゼスといった西海岸の音楽からの多大な影響を公言している。だが、音楽ジャーナリズムは押尾学の音楽性については絶賛も酷評もなく、黙殺というのが現状である。裸一貫の出直しでもあるのだろうし、今回の復活を機に、押尾学が奏でる“ロックンロール”に向き合ってみてはいかがだろうか。 (文=平田宏利)

暴走ブログのASKAがマスコミに宣戦布告も、逆に訴えられる!?

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『12』(ユニバーサル・シグマ)
 SMAP解散騒動で目立たないが、ASKAがいろいろ大変なことになっている。2014年9月に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けて以来、消息を絶っていたが、今月9日に約9万5,000字に及ぶ長文をブログにアップ。一連の事件の裏側から故・飯島愛さんとの“関係”、盗聴集団との知られざる闘いなどをつづり、世間を驚かせた。  ところが、内容があまりにもヤバすぎるため、目にした関係者が即刻削除。煮え切らないASKAは11日に「はじめまして」のタイトルで再投稿。その後、同日中に「ASKAです。“はてな”ブログ削除について」、12日に「明朝のできごと」、13日に「良かった・・。」のタイトルで3連続更新したが、それも関係者の手によって削除された。  もはや制御不能状態だが、ASKAは意気軒高で、これまで散々いじめられてきたマスコミ相手に逆襲を誓っているという。中でも、一連の薬物疑惑が広がる決定打となった「週刊文春」(文藝春秋)に対しては、ブログ内で宣戦布告。ASKAの言い分によれば、「山本」なる仮名の文春記者の書いた記事は悪意だらけで、取材で話した内容の断片だけをつないだ「ガセネタ」という。  インタビュー内容を文春がネットで有料配信したことにも「著作権侵害だ」と、怒り心頭。その上でASKAは「自分らの利益のためには手段を選ばない。下世話でハレンチな行為、この上ない。これは時期をみて法的措置を取る」と宣言した。  これに文春関係者は「ASKAから文春編集部に抗議文のようなものが送られてきましたが、事実誤認が多く、見ているだけで頭が痛くなりました。ただ、こちらから彼に抗議することはありませんよ。だって、ねぇ、ブログ見たら彼に触れちゃいけないのがわかるでしょう」と語る。  ただ、本当にASKAが訴訟を仕掛けてくれば「返り討ちにします。証拠もそろっているし、何よりパクられているじゃないですか」(同)。  ASKAはブログ内容に加筆したものを自費出版する構えも見せているが「その場合は文春に対する名誉毀損で、逆にASKAを訴えることになると思う」(同)という。“逆襲のASKA”と法廷闘争が繰り広げられる日は近い!?

NHK・塚本堅一アナの薬物逮捕に局内騒然 入手ルート解明で「ほかにも逮捕者が出るのでは……?」

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「いまだに信じられない……」  東京・渋谷のNHK放送センター、アナウンス室までガサ入れされる事態に局内は騒然となったが、同室に出入りする情報番組ディレクターは、逮捕されたアナウンサー、塚本堅一容疑者とはときどき食事に行く仲でもあった。 「こういう事件で『あの人が、まさか!』ってよく言いますけど、まさにそう。ドラッグをやるような人にはまったく思えなかったし、興味があるようにすら見えなかった」(同)  塚本容疑者は10日、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に危険ドラッグ所持の医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕。東京都文京区の自宅マンションに2本の小瓶に入った液体の薬物を持っており、これについて「自分で使うものだった」と認めている。  2003年入社で、京都、金沢、沖縄放送局を転々としたのち、昨年2月から渋谷のアナウンス室に配属。主に『ニュース シブ5時』のリポーターを担当していたが、9日から休暇を取っていた。 「明るくて、優しい。初出演のゲストの緊張をほぐすのも、彼の役目でした。もともと明治大学で演劇を学んでいて、宝塚とか歌舞伎にかなり詳しく、前にFMで真琴つばさと宝塚番組の司会をやったこともあるほど。猫とスイーツが好きで、自作のケーキを同僚に配ったり、“女子力”が高い。東京に来たのは昨年春開始の『シブ5時』に合わせたもので、一緒に昼食を取ったとき『いろんな番組をやりたい』とうれしそうに話していて、実際、野球の実況を任されたり、仕事は充実している感じでした。彼の口から薬物の話が出たことは一度もなかったです」(前出ディレクター)  一方、上京してから容疑者が失恋してショックを受けていたとする局員もいる。 「塚本さん本人は、局内ではまったくそんな話はしていなかったんですが、彼の友人が偶然、私の元同級生で、局内の人物にフラれたという話を聞いたそうです。恋愛にかなり思い悩むタイプみたいで、深刻になっていたとか。それが薬物に手を出した原因かどうかはわかりませんが……」(同)  また、麻取に薬物所持の様子をキャッチされたのが、塚本容疑者の局内での友人関係にあるという衝撃のウワサもある。今回、麻取は容疑者の薬物入手ルート解明に動いており、購入先の摘発で所持が発覚したという流れではなかった。  塚本容疑者自身が薬物をほかの人間に受け渡していた形跡も現時点では見当たらないことから、局内の家宅捜査は「仕事仲間からの密告だった」という説も浮上。NHK内では「ほかにも逮捕者が出るのではないか」という不安感も広がる。  表向きは仕事も趣味も充実している朗らかなアナウンサーだが、一方で社会問題になっている危険ドラッグに手を出すという意外すぎる行動に、容疑者を知るNHK関係者の動揺は隠せない。 (文=片岡亮)

新宿二丁目で目撃談も!? “現役NHKアナ”塚本堅一容疑者が所持していたセックスドラッグとは――

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事件を伝える動画(YouTubeANNnewsCH)より
 NHKアナウンサーの塚本堅一容疑者が今月10日、危険ドラッグを所持の疑いで厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された。東京都文京区の自宅マンションで10日午後7時ごろ、若干量の指定薬物を含む液体を所持していた疑い。  麻薬取締部によると、塚本容疑者は「自分で使うものだった」と容疑を認めているという。同部は勤務先のNHK放送センター(東京都渋谷区)のアナウンス室にもガサ入れし、入手経路を詳しく調べている。  塚本容疑者は2003年に入局。京都、金沢、沖縄放送局を経て、昨年2月、アナウンス室に配属され『ニュース シブ5時』のリポーターを担当。今月9日から休暇を取っており、同局は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、視聴者の皆さまや関係者に深く. お詫びいたします。事実関係を調べた上で、厳正に対処します」とコメントしている。  国民から徴収した受信料が危険ドラッグに使われていたと思うと、怒りを通り越し、もはやあきれるしかない。そんな塚本容疑者とは、どんな人物だったのだろうか?  今 回所持していた危険ドラッグはガラス瓶に入れられた液体で、「RUSH(ラッシュ)」の可能性が高い。RUSHは常温にさらして気化させた蒸気を鼻から吸引すると、性的感度がアップ。ドラッグ事情に詳しい関係者は「セックスドラッグとして、主に同性愛者の間で流行していた。これが塚本容疑者の自宅のベッドの近くから発見されたことから見ても、おそらくパートナーと楽しむために使っていたのでしょう」と話す。  塚本容疑者が同性愛者かどうかは不明だが、一部では「新宿二丁目で不審な動きをしていたので、内偵されていた」(事情通)と情報もある。  NHK関係者は「言われてみれば、女性とガールズトークのようなノリで会話しているのを見たことがある。仕事の打ち上げや会社の同僚と飲みに行くことは少なく、オフの日にどこで何をしているかは謎だった」と明かす。このところ、不祥事続きのNHK。同局には抗議電話が殺到しており、受信料の不払い運動にもつながりかねない情勢だ。

2歳の息子の前で首を切られて絶命……殺害現場に残された“別の女性”の血痕

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 何かが狂ってしまった現代社会。毎日のように流れる凶悪事件のニュースは尽きることを知らない。そして、いつしか人々はすべてを忘れ去り、同じ過ちを繰り返してゆく……。数多くある事件の中でも、いまだ犯人・被疑者の捕まっていない“未解決事件”を追う犯罪糾弾コラム。数多くある事件の中でも、いまだ犯人・被疑者の捕まっていない“未解決事件”を追う犯罪糾弾コラム。 第27回 名古屋市西区主婦殺人事件 (1999年11月)  愛知県名古屋市の中心部から、約4km北上したところに位置する西区稲生町。日本のどこにでもありそうな、ごく普通の閑静な住宅街だ。2丁目には本殿に犬の石像を祀った伊奴神社(いぬじんじゃ)があり、戌年には全国から多くの愛犬家が参拝に集まる。事件が起きたのは、神社から徒歩3分ほどの3階建てアパートの2階にある一室。被害者・高羽奈美子さん(当時32歳)の遺体を発見したのは、住人に柿を配るために各部屋を訪れていた大家だった。  1999年11月13日午前9時頃、仕事に出かける夫・悟さん(当時43歳)を見送った奈美子さんは、2歳の息子・航平くんを連れて午前11時10分に近所のクリニックに来院(午前9時半ごろに宅配業者が自宅を訪問したが、不在扱いとなっている)。その約40分後には部屋に戻ったとみられているが、午後0時半から午後2時の間に友人が3回も電話をかけているものの、応答はなかったという。  さらに、正午までアパートの駐車場で洗車をしていた住民が不審者らしき人物を目撃しておらず、別の部屋の住人が正午から午後1時くらいの間に「ドスン」という大きな物音と、階段を駆け下りる足音を聞いていることから、犯行時刻は“正午過ぎから午後1時”に絞られることになる。  大家が高羽さん宅を訪れたのは、午後2時ごろ。奈美子さんがいつも在宅していることを知っていたのか、それとも直感的に何かを感じたのか。呼びかけに応じなかったため、ドアのノブを回してみると、鍵は閉まっていなかったという。そして、ドアが開いた瞬間、大家は信じられない光景を目にすることになる……。玄関を入ってすぐ先の廊下に、トレーナーとジーパン姿の奈美子さんが血だらけで倒れていたのだ! 大家はすぐに119番通報したが、警察が到着した時点で奈美子さんの死亡を確認。現場の状況から「他殺」と断定された。  警察の発表によれば、奈美子さんは洗面所で首に致命傷を負った後、台所まではって行き、そこで絶命。その手の先には、無邪気に遊ぶ航平くんの姿があったという(大家の証言)。瀕死の状況の中、我が子を守ろうという“母親の愛の形”が、そんな凄惨な現場にも残されていたのである。悲報を受けた夫・悟さんの心情は察するに余りあるが、幼い息子が無傷で生きていたことが、いくばくか彼の痛みを和らげたことを願いたい。  事件から16年以上がたった現在も、まだ犯人の特定・逮捕には至っていない。しかし、現場に残された“別の女性”の血痕と足跡から、犯人像(※下記参照)はかなり絞り込まれている。奈美子さんと揉み合った際に凶器で傷を負ったのか、洗面所、そして廊下から玄関にかけて、血が滴るように点々と続いていたのだ。さらに、血痕は屋外まで続き、犯人がアパートから500mほど離れた稲生公園の手洗い場まで逃走したことが、のちに鑑識の結果により明らかになった。同公園の付近では、両手を胸の前に組み、血のにじんだ布を持っていた女性を見かけたという2人の目撃者が現れたため、証言をもとに似顔絵(※画像参照)も作成されたが、顔についての記憶が曖昧なため、あいにくボカシが入れられている。  もう1つ、現場には飲みかけの乳酸菌飲料(パック型)が残されていたのだが、これは訪問販売でしか入手できないもので、高羽家では購入する習慣がなかったという。付属のストローが使われておらず、穴を開けて飲まれたようだが、そのまま玄関先に吐き出されていたことから、犯人もかなり動揺していたことがうかがえる。もしかしたら、飲み物で航平くんの気を引いて連れ出すつもりだったのかもしれない。それならば、犯人は子どものいない女性で、奈美子さんをうらやんでの犯行という動機も考えられるが……。同商品が販売されたエリア(現場から約20~30km離れた西三河地区)が特定できているにもかかわらず、それ以上の有力な手がかりは得られていない。  事件後、悟さんは航平くんを連れて実家に移り住んだが、奈美子さんの命が奪われた部屋の家賃を今も支払い続けているという。「想い出の詰まった部屋だから」という気持ち以上に、「わずかな可能性でも、犯人の手がかりを残しておきたい」という執念が強いのだろう。事件から長い月日が刻まれたが、あの部屋の中だけは、今もまだ時間が止まったままだ。 (取材・文=神尾啓子) <犯人像> 当時の年齢/40~50歳前後(現在は55~65歳前後) 身長/160cm前後 血液型/B型 靴のサイズ/24cm(かかとの部分が高い、韓国製の婦人靴) 髪形/肩までのロングヘア、パーマ 備考/左右どちらかの手にケガをしていた <情報提供先> 愛知県警察 西警察署 刑事課 052-531-0110(内線332)

「餃子の王将」社長射殺事件は中国マフィアとのトラブル?「大連現地店舗に不自然な動きも」

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wikipediaより
「餃子の王将」の大東隆行社長が射殺された事件で、なんと事件現場から遠い東京・新宿の歌舞伎町から「チャイニーズマフィアとのトラブル説」が聞こえてきた。  同所で飲食店を営む元暴力団関係者F氏が「6年前に中国・大連の店にトラブルがあったときに仲介をしようとしたマフィアがいて、一緒に現地に行った」という話をしているのだ。  F氏は十数年前に暴力団組織から抜けて飲食店経営を続けてきたが、長い歌舞伎町生活で「チャイニーズマフィアが、かなり力を広げていった」という街の変化も見てきた人物。その中でマフィアと関わりを持ち、風俗店経営などをしている在日中国人たちとも親しくなり、彼らが一時帰国する際は旅行気分で何度か同行していたという。 「俺はトラブル処理には一切関わっていないし、深い事情は聞いてないけど、餃子の王将が何かモメていた話は耳にしていた。6年前に歌舞伎町で風俗店をやっている中国人のCさんについて大連に行ったとき、人民路って通りにあった店に行った。Cさんはそこで店の奥のオフィスにいた現地の有力者らしき人と会っていたけど、4日間の滞在で毎晩、同じ人物と口論していて、結局『解決できなかった』と嘆いていたんだよ」  このCなる人物は、元暴力団関係者いわく「日本と中国に関わるビジネストラブルの仲介をよくしていた」というのだが、2年前にビザの問題で帰国してしまい、現在は音信不通。当時、何があったかはわからずじまいだが、社長射殺事件に関しては以前からチャイニーズマフィア関係説が一部でささやかれており、実際に捜査官がそうした線でを調べていたこともわかっている。  というのも、餃子の王将は2005年、中国・大連に出店し、一時は6店舗を経営も、その後は次第に縮小し、事件後の昨年、中国完全撤退を決めた中で現地有力者とのトラブルを抱えていたというウワサがあるからだ。  撤退の理由は中国人の味覚に合わせられなかったことなどが指摘されていたが、日本企業が中国で事業をする場合、土地取得や認可などで役人へのコネが必要で、過去に中国興行を発表しながら開催数日前になって中止に追い込まれたK-1やプロボクシングなど、裏社会との交渉に比較的慣れている興行関係者でも現地有力者の説得に失敗したケースがあった。  先の大連・人民路の店はCなる仲介人が出入りした翌年に閉店しており、我々の知らないところでなんらかのトラブルが持ち上がっていた可能性はある。中国に開店していた餃子の王将のいくつかの店舗は、現地の運営会社が解散したのに、メニューをほぼそのままに別名の料理店として運営が継がれるなど、妙な動きもあった。  警察の捜査では、先ごろ現場にあったタバコの吸い殻から九州の暴力団関係者のDNAが検出され、社長の死に暴力団が関係した疑いが浮上中なのだが、現在までこの暴力団と餃子の王将の間にトラブルがあったことは確認されていないため、別の人物が暴力団に殺害の協力を依頼したという線は考えられる。  事件を取材する関西紙の記者によると「大東社長は毎朝、早朝に会社付近をひとりで掃除することがテレビ番組で報じられていたことから、待ち伏せすることは容易だったとしても、25口径という日本にあまり出回っていない小型拳銃で至近距離から4発を急所に命中させ、さらに監視役と実行犯に分かれていたと見られる手口は、まさにプロの犯行。日本人ならわざわざハイリスクな拳銃を用いずとも刃物で済んだ話と捜査官も話していて、外国人の関係を疑う声もたしかにある」という。  社長射殺事件の捜査は現在も継続中でうかつなことは言えないが、ここ最近、日本では宝石や高級酒の相次ぐ盗難事件や中国密漁船の襲来で、警察がチャイニーズマフィアを想定した訓練まで始めているほど。いずれにせよチャイニーズマフィアへの警戒感は強まるばかりだ。 (文=片岡亮)

ほぼ虐待!? 少年野球監督が“フルチンランニング”強要  「野球のまち」徳島県・阿南市で起きた皮肉

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野球のまち阿南公式サイト
 徳島県阿南市の少年野球チームで先月、40歳代の男性監督が、練習中にミスをした小学3~5年の選手に、「罰」として全裸でランニングをさせていたことがわかった。  監督は保護者や関係者の苦情を受け、監督を辞任した。わが子が「フルチン」でランニングをさせられたとすれば、保護者としても黙っていられるわけがない。「軽率だった」と語った監督の言葉の通り、あまりにも考えなしな行動であったことは間違いない。  ただ、問題は監督の辞任だけではおさまらない模様。なぜなら、今回の事件が起こってしまったこの阿南市、なんと「野球のまち」としての特徴を市として打ち出していたのだ。 「阿南市は明治から中学野球部が創設されており、少年野球や中高年層のチームまで、市だけで90近いチームのある野球の盛んな街なのです。市役所には『野球のまち推進課』も設けられており、本気で野球での地域活性に取り組んでいます。そんな阿南市での少年野球の不祥事ですから、インパクトは大きい。この取り組みを進める市のみなさんからしたら『勘弁してよ』といったところではないでしょうか」(記者)  高校野球においては、かつては池田高校、現在でも鳴門工業や鳴門高校など全国でもめずらしい「公立中心」の勢力図の徳島県。野球に対する熱意の強い県なのかもしれないが、その中でも阿南市は、特に野球に力を入れていた自治体ということか。その中での下品すぎるな不祥事は、確かにバツが悪い。  まあ、野球関連の不祥事というのは枚挙に暇がない。高校野球の選手でいえば、のぞきや窃盗にいじめ、喫煙に飲酒などの不祥事などは毎年必ずといっていいほど報道されるし、さしてめずらしくはないのが現状だ。ただ、こと指導者に関していえば、「暴力」や今回のような「虐待まがい」の行為が多い。  9月には、愛媛県の済美高校でのコーチの暴力で部員が退部届けを出したことが明るみになり、コーチが謹慎処分に。山口県の柳井商工の監督は、部員への暴力とそれに関する報告の遅れで2年間の謹慎処分。校名は非公表ながら、同僚へのセクハラなど、今年だけでもかなりの数の指導者の不祥事が取りざたされ、処分の対象となっている。  阿南市の事件は少年野球での不祥事ではあるが、体罰などに対する目が厳しくなった現代社会では、指導者もそれに合わせた行動が必要なのは当然である。ある程度の暴力が許容された、昔の下らない風潮を信じ込んでいるような人間に、もう指導者は務まらないのかもしれない。

モデル・梅野舞、イケメン俳優・土井一海……売春摘発「ハッピーメール」の広告タレントたち

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土井一海オフィシャルサイトブログより
 売春をほう助していた違法出会い系サイトの広告塔タレントに、批判の声が上がっている。  11月30日、出会い系サイト「ハッピーメール」の運営会社アイベックの社長らが、売春に関する言葉を伏せ字にして掲載するなどした売春防止法違反のほう助容疑で逮捕された。  ハッピーメールは、メディアや街頭広告などで大々的に宣伝されてきた大手サイトであった一方、巷では援助交際目的での利用が知られ、一部では「サイト側が密かに協力してくれる」というウワサもあった。  しかし、意外にも長く美男美女のタレントが広告に登場しており、そのためネット上では「タレントも広告に登場している安全な出会い系サイト」「優良サイトでないと大問題」などと健全性が強調されて伝わっていた。  約4年前から同サイトの広告に登場していたのは、人気モデルの梅野舞、32歳。「CanCam」(小学館)や「ViVi」(講談社)、「JJ」(光文社)などの有名ファッション誌に登場し、過去には航空自衛隊のCMにも出ていた美女。運営会社のある福岡県出身というつながりもあったが、よくあるセクシーアイドルではない人選は、業界内でも「イメージアップになっている」と評判だった。  さらに、2年前からここに加わったのが、イケメン舞台俳優の土井一海。こちらはミュージカル『テニスの王子様』などの出演で人気となり、女性利用者の増加を促進していた。サイトのメインページでは2人が手でハートマークを作った写真が使われていた。  ハッピーメールの利用は女性が無料で、男性は1回の閲覧に10円、応答に50円を支払う仕組み。ここで利用者が「援交」や「¥交」と書いて売春相手を募集していたが、運営側は「○交」といったように、一部の文字を伏せ字に書き換える工作をしていた。利用者からは「ホテル代込みで先払い」と書いたら、表記が「ホテル○込みで先○い」となっていたという報告もあり、一部では「利用者は売春目的だらけ」という悪評も絶えなかった。  それでも、タレントの宣伝効果からか会員数は全国最大規模で延べ550万人を突破。昨年度の売り上げも約36億円と業界トップクラスだった。それだけに今回の摘発では、逮捕者だけでなく広告塔になったタレントへの非難も見られる。 「どう見ても援助交際だらけだったのに、ずっと出演して金をもらっていた梅野は売春宿の案内人と同じ。売春で儲けた金で活動していたようなもの」 「一海クンが好きだったけど、出会い系の広告に出ててがっかりして、さらに犯罪サイトだなんて、もう無理」  ネット上の違法サイトで広告塔になったタレントが問題視されたケースといえば、落札を偽装して参加者を募っていた5年前のペニーオークション詐欺が記憶に新しい。タレントの東原亜希、熊田曜子、小森純、ほしのあき、永井大、ピースの綾部祐二らがこれに加担してブログでウソの感想を書くなどしていたため、大きな批判を受けた。  ハッピーメールの件では、タレント自身が直接、援助交際のほう助に関わっていたわけではないが、こうした問題に取り組む青少年育成センターの運営者は「ちょっと閲覧すれば、そこかしこに違法な書き込みが散見できていたことから、出演者側のモラルが問われる部分はある」とする。  ハッピーメールについては運営者の逮捕前日、ここで知り合った利用者同士の事件も起きたばかりで、サイトで男性と知り合った女性がホテル内で殴られ現金を奪われたが、ある雑誌編集者は「ウチの雑誌はこのサイトの広告を毎月掲載していたから、こうした問題を取り上げられない」と話しており、後ろめたいのはタレントばかりではなさそうだ。 (文=片岡亮)
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