「服用後30分~1時間以内に意識を失う」“デート強姦薬”、購入者の大半は平凡な男性?

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「sight」より
 韓国で「デート強姦薬」=通称ムルポン(水とヒロポンを合わせた造語)と呼ばれる薬がひそかに流通し、人気を博している。このムルポンを使えば、女性を興奮させたり、男性の場合、バイアグラに似た効果を得ることができるという触れ込みだ。麻薬成分が入っており、一種の媚薬や精力増強剤のような役割を果たすともいわれている。  今月20日には、このムルポンを中国から密輸したとして、40代の男3人が逮捕・起訴されている。3人は2015年の3月頃から、メールやSNSを通じてムルポンを販売。日本円にして、約1,200万円を稼いでいた(一瓶当たり12ml=約3万2,000円)。彼らからこのムルポンを購入した人の数は約800人で、その大多数が30~40代の平凡な男性だったという。  実はこの手のデート強姦薬は、韓国で以前から大量に流通していたという。その中でも特に多いのが「GHB(Gamma-HydroxyButyrate)」と「ケタミン」だそうだ。  前述したムルポンとは、このGHBのことを指す。GHBは、無味無臭の透明な液体で、飲み物や酒に混入させても、飲んでいる女性は気付かない。しかし、服用後、30分~1時間以内に意識を失うことになる。一方、24時間が経過すると薬物が体内から抜け、服用の痕跡が残らないといわれている。  韓国では過去に、このGHBをナイトクラブや恋人代行サービス、チャットなどで出会った女性に使用する事件が相次いだ。忠清南道では、GHBを服用させた後に性暴行し、数十人分の動画を撮影、動画サイトに流出させる者も現れた。  一方、ケタミンもクラブやパブなどで頻繁に使用されているという。白い粉末であるケタミンは、もともと動物の麻酔に使用される獣医用医薬品だが、最近では「女性用覚せい剤」という触れ込みで販売されるケースが多い。ケタミンを服用すると、違法薬物である幻覚剤「LSD」よりも強い幻覚症状に襲われる。持続時間は1時間ほど。女性への性暴行目的で悪用されている。  欧米などではデートレイプドラッグ(Date Rape Drug)と呼ばれていて、やはり社会問題化しているそうだ。米国出身の有名なユーチューバーであるジョイ・サラズ氏は、このデート強姦薬の危険性を示すため実験を行い、その動画をアップしている。サラズ氏は数人の女性の飲み物にデートレイプドラッグを入れるのだが、女性たちがそれに気付くことはまったくなかった。  身近に潜む危険薬物に、女性はくれぐれも注意が必要だ。 (取材・文=河鐘基)

フィリピン、タイで頻発!? 韓国人観光客を襲う、韓国人強盗団

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 タイ・バンコク市内で、同胞を狙った韓国人強盗犯2人が逮捕された。  犯人たちは、オンライン旅行コミュニティー上で、タイ旅行を計画していた韓国人観光客に接触。観光情報を教えるという名目で「直接会おう」と持ちかけた。実際にバンコク市内で観光客と対面した2人は、突如として凶器を持ち出し、殴る蹴るなどの暴行を加えた上、脅迫。現金や携帯電話を奪い取ったという。犯行現場となったのは、車中や観光客が予約した宿泊施設で、犯行も一度ではない。被害者の数は合計4人、被害額は100万円を超えるという。  一度目の犯行で味を占めた2人は、その後も犯行を重ねるため、車両や手錠、凶器などを周到に用意。また、犯行後、国外に逃亡する算段も立てていたという。在タイ韓国大使館は、昨年末から今年に入って数回起きた韓国人観光客襲撃事件を同一犯によるものとみて、タイ捜査当局に捜査を依頼。今回、いよいよ逮捕となったわけだ。  大使館関係者は「フィリピンなどでは、韓国人が同胞を相手に凶悪事件を起こすケースが多いが、タイでは初めて。『観光地を案内する』などの口実で知らない韓国人が近寄ってきたら、注意してください」と呼び掛けている。  海外旅行客に対して、同胞に注意しろというのは滑稽としか言いようがない。なお、タイには韓国人が多く住んでおり、韓国人街や、彼らが多く住む地域やアパートもいくつかある。ほとんどが現地の人と結婚していたり、仕事および事業のためにタイに在住しているが、中には韓国で住めなくなり、移住してきたはぐれ者もいるそうだ。現地在住の韓国人実業家は言う。 「もともと韓国で暴力団員をしていたが、犯罪を起こして逃げてきた者もいる。そこまでいかなくとも、定職がなく、タイでごくつぶしのように生活する者も少なくない。その中には、東南アジアでは何をしてもいいと勘違いしている者もいる。しかも、同胞をターゲットにするとは、堕ちるところまで堕ちた証拠。彼らには厳罰を与えるべき」  韓国人にとって“同胞は温かい”という常識は、もはや過去のものになってしまったのかもしれない。せめて、海外の人に迷惑をかけないことを願うばかりだ。 (取材・文=河鐘基)

フィリピン、タイで頻発!? 韓国人観光客を襲う、韓国人強盗団

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 タイ・バンコク市内で、同胞を狙った韓国人強盗犯2人が逮捕された。  犯人たちは、オンライン旅行コミュニティー上で、タイ旅行を計画していた韓国人観光客に接触。観光情報を教えるという名目で「直接会おう」と持ちかけた。実際にバンコク市内で観光客と対面した2人は、突如として凶器を持ち出し、殴る蹴るなどの暴行を加えた上、脅迫。現金や携帯電話を奪い取ったという。犯行現場となったのは、車中や観光客が予約した宿泊施設で、犯行も一度ではない。被害者の数は合計4人、被害額は100万円を超えるという。  一度目の犯行で味を占めた2人は、その後も犯行を重ねるため、車両や手錠、凶器などを周到に用意。また、犯行後、国外に逃亡する算段も立てていたという。在タイ韓国大使館は、昨年末から今年に入って数回起きた韓国人観光客襲撃事件を同一犯によるものとみて、タイ捜査当局に捜査を依頼。今回、いよいよ逮捕となったわけだ。  大使館関係者は「フィリピンなどでは、韓国人が同胞を相手に凶悪事件を起こすケースが多いが、タイでは初めて。『観光地を案内する』などの口実で知らない韓国人が近寄ってきたら、注意してください」と呼び掛けている。  海外旅行客に対して、同胞に注意しろというのは滑稽としか言いようがない。なお、タイには韓国人が多く住んでおり、韓国人街や、彼らが多く住む地域やアパートもいくつかある。ほとんどが現地の人と結婚していたり、仕事および事業のためにタイに在住しているが、中には韓国で住めなくなり、移住してきたはぐれ者もいるそうだ。現地在住の韓国人実業家は言う。 「もともと韓国で暴力団員をしていたが、犯罪を起こして逃げてきた者もいる。そこまでいかなくとも、定職がなく、タイでごくつぶしのように生活する者も少なくない。その中には、東南アジアでは何をしてもいいと勘違いしている者もいる。しかも、同胞をターゲットにするとは、堕ちるところまで堕ちた証拠。彼らには厳罰を与えるべき」  韓国人にとって“同胞は温かい”という常識は、もはや過去のものになってしまったのかもしれない。せめて、海外の人に迷惑をかけないことを願うばかりだ。 (取材・文=河鐘基)

韓国・泥酔大学生が車19台を次々と破壊! でも、本人は「覚えてない……」

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早朝の住宅街で、19台の車を破壊したキム容疑者
 3月13日、長崎県内で頻発する車上荒らし犯が、警察のおとり捜査に引っかかり、まんまと逮捕されたというニュースが伝えられたが、お隣・韓国でも似たような事件が起きている。  同17日、光州(クァンジュ)市を中心に車上荒らしを繰り返してきたウィ容疑者(41)が逮捕された。彼は2月1日から3月10日までの間、光州市一帯の駐車場を渡り歩き、20台の車両の窓を割って、518万ウォン(約50万円)を盗んだ連続窃盗犯だ。  取り調べに対し、ウィ容疑者は生活費を工面するために犯行に及んだと供述しているが、他人の金を奪うという発想が第一に浮かぶところが実に情けない。  誰もいない車両を狙った犯行は、車上荒らしだけではない。同13日には、人けのない早朝の住宅街で、19台の車が破壊されるという事件も起きている。  事件の舞台となったのは早朝4時の春川(チュンチョン)市内の住宅街。人通りのない朝の道路に、見るからに泥酔した様子の男が現れ、いきなり駐車している車の屋根によじ登ると、まるでトランポリンのように飛び跳ねるなどの奇行を始めた。  もちろん、男の暴挙はこれだけでは終わらない。彼はフロントガラスを親の敵のように踏みつけたり、サイドミラーを豪快に蹴り飛ばしたりするなどの破壊行為を、およそ20分間にわたって繰り返した。    当然、いくら早朝とはいえガラスを割る音などは響き、警察に通報された。その場では男は逃げ切るのだが、周辺の監視カメラに映った映像から、すぐに身元が割り出された。こうして、同日の午前8時30分、大学生のキム容疑者(26)が逮捕された。  キム容疑者は警察署内で犯行映像を確認すると「酒を飲んで酔っ払い、気がつくと自宅で寝ていた。どうやって帰ったのか覚えていない」と、自身の奇行にショックを受けながらも、犯行を認めた。しかし、彼が凶行に走った理由は、韓国ネット民の同情を誘っている。  実は最近、キム容疑者は両親の離婚や恋人との破局などが重なり、重度のストレスを抱えていたというのだ。事件当日もヤケ酒をあおった結果、蛮行に及んでしまったという。とはいえ、決して許される行為ではない。    結局、キム容疑者はこの事件でストレスを晴らすどころか、器物損壊容疑で前科がつき、罰金の支払いを抱えるなど、踏んだり蹴ったりの結末を迎えた。  韓国では、おちおち駐車もできないようだ。

犯行50回超! 韓国で露出常習犯「黄色いジャンパーのバーバリーマン」を逮捕

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黄色いジャンパーの男
 少しずつ暖かくなってきたとはいえ、まだまだ上着が必要なことに変わりない。当然、日本より寒さの厳しい韓国では、より一層の寒さ対策が必要となる。そんな厳しい気候も、“裸族”には意味をなさない。最近も、「黄色いジャンパーのバーバリーマン」の異名を持つ露出狂が、韓国インターネットを中心に大きな話題になっている。 「バーバリーマン」とは、韓国における露出狂を指す。トレンチコートの下に一糸まとわぬ姿で街に現れる典型的な露出狂のイメージから、コートの代表的メーカーであるバーバリーの名が付けられたのだ。  この「黄色いジャンパーのバーバリーマン」は、その名の通りトレンチコートの代わりに黄色いジャンパーを着こなして、夜道を歩く女性相手に露出を敢行。慶南(キョンナム)を中心に、なんと50回以上の露出行為を働いてきた常習犯だ。  しかし、あまりにも派手に動きすぎた。韓国警察は犯人の出没地点の予測からカメラによる監視の強化と覆面車両の出動など潜伏捜査を開始し、3週間の捜査の末、2月22日にようやく逮捕にこぎ着けたのだ。  御用となったのは、性犯罪の前科6犯であるイ容疑者(32)。事件当日の様子は、監視カメラにもしっかりと記録されている。イ容疑者はバス停の陰に姿を隠すと、下車する女性をじっくりと待ち構え、ターゲットが夜道でひとりになると素早くズボンを下ろして迫ったのだ。被害に遭った女性によると「おかしな気配を感じて振り向くと、すぐ後ろに男が立っていた」という。  また、公然淫乱および強制わいせつ容疑で現行犯逮捕されたイ容疑者は「初めは特別な理由なしに性的快感のためにしていたが、いま考えると、ちょっと病的な部分があったのかもしれない」と、犯行を認めている。  ネット民の中には、「そんなに自慢の息子なら、切り落として顔面につけて歩いてろよ」「こいつの母親の反応が知りたいね」など辛辣なコメントが寄せられている。  しかし、いくら常習犯を逮捕したからといって、韓国の露出狂がいなくなったワケではない。この事件の前後も、彼らの存在は全国各地で確認されている。  3月1日には春川(チュンチョン)で10回以上の公然わいせつ行為を行ったキム容疑者(31)が逮捕。彼は「露出をすると気持ちが晴れた」と供述している。また、忠南(チュンナム)では2月22日、通学中の女子中学生相手に下半身を露出した52歳の男が逮捕されている。  立て続けに起きる犯行に、韓国警察では「彼らは相手が驚いたり、慌てる姿を楽しむ傾向があるので、表情を変えずに落ち着いてその場から離れるように」と強く勧告している。  神出鬼没の変態たちの出没情報を聞くと、韓国でコートを着た男性を見る目が変わってしまうかも……。

テロ&北朝鮮情勢で緊張高まる韓国で爆発物騒動! 通行人遮断&駅封鎖も、実際は……

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地下鉄爆破事件の現場
 世界各地で勃発するテロや、北朝鮮によるミサイル発射報道など緊張高まる世界情勢において、少々ナイブになるのは仕方のないこと。危険物や不審者への対応は慎重に行うべきだ。しかし、韓国では、そんな緊張感を緩和させるような珍事件が相次いでいる。  3月3日、ソウルの上岩洞(サンアムドン)のある会社の前に、不審な黒色のバッグが置かれていた。あまりにも異様な雰囲気を放つカバンは、2時間以上も持ち主が現れず、警察が出動する事態に発展した。  駆けつけた警察は「爆発物の可能性が高い」と判断。車両と通行人を遮断して、近隣建物1階にいる市民を退避させる大騒動となった。しかし、いざ爆発物処理班が到着して検査を始めると、バッグの中身は女性用の生活用品であることがすぐに判明した。なんともお騒がせな事態だ。  しかし、こうした爆発物騒動は一度だけではない。2月24日には同様の騒動がソウル地下鉄1号線倉洞(チャンドン)駅でも起こり、こちらはより大きな問題となった。  倉洞駅2番出口に不審なキャリーバッグがあると通報を受けた警察が駆けつけ、爆発物だと断定すると、すぐに出口を完全閉鎖。爆発物処理班に始まり、機動隊から近隣軍部隊まで出動する事態に発展した。こうして、2番出口は1時間にわたり封鎖されるなど、駅構内は緊張した雰囲気に包まれた。  しかし、上岩洞の時と同じように、キャリーバッグの中身はただの衣類。その後の調べで、酒に酔った大学生が置き忘れただけだったことも判明している。  相次いで起きた爆発物騒動。韓国ネット民の間では「予想の1メートル下の対応ばかりする国だな」「軍人まで出動するとか、対テロ法案を可決したいパク・クネの策略だろ……」など、小さな事件を大騒動に発展させた警察や政府に対する不満の声が相次いでいる。  しかし、警察や政府が敏感になるのも仕方がない。1月15日には韓国を騒然とさせた仁川空港爆破予告事件が起きたばかりであり、北朝鮮との政治的問題を常に抱えている事情もある。  確かに、今回の2つの事件は単なる騒動で終わった。だからといって、不審物が常に安全だとは限らないのだ。むしろ、「怪しい物には注意する」という意識を常に持ち続ける必要があるだろう。

中国で増加する、詐欺まがいの「治療費募金」 今度は娘の死亡直後に海外グルメ旅行へ

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「洛洛(娘の名前)に生きる希望を!」と、ネット上で治療費の寄付を呼びかけるメッセージ
 中国ではここ数年、重病にかった親族の高額な治療費を捻出するため、ネットで寄付を集める人が増えている。しかし、本当に重病なのか、そもそも本当の話なのかといった疑惑の声も増えつつある。  つい先日も、娘の治療費をネットで集めた夫婦が実はベンツを所有する富裕層だったことがわかり、バッシングを浴びるというニュース「ネットで治療費寄付を募った夫婦に疑惑の目」(参照記事)をお知らせしたばかり。  そんな中、またしてもネット上での治療費の寄付募集をめぐって大きな疑惑が巻き起こった。しかも今回は、その疑惑度がかなり高いものだった。  昨年12月、生後11カ月の女の子が血球貪食症候群という血液関連の重い病気にかかり、生存率は2割以下だと医師に宣告されたということで、その治療費の寄付を呼びかけるメッセージがネットに上がった。すると、すぐに15万元(約260万円)近くの寄付金が寄せられたという。  しかしその後、治療のかいなく女の子は亡くなってしまい、父親はネット上で多くの人々の好意に感謝の意を示し、余った寄付金は孤児院に寄付するとしていた。
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娘の死亡後に母親がアップした美食写真の数々
 ネット上の美談としてこれで終わるところだったが、そうはならなかった。それからまもなくして、女の子の母親がSNS上に次々と写真をアップしていたことが判明した。その写真というのがなんと、その母親が外国旅行に行って食べた美食の数々だったのだ。そして、さらに過去の写真をさかのぼって見てみると、寄付に頼らなくても治療費が賄えそうなほど裕福な家庭であることまでわかった。 「娘が亡くなったばかりだというのに、ずいぶん楽しそうだな」 「外国旅行に行ける金があるなら、どうしてそれを治療費に使わないんだ?」 「余った寄付金の行き先を明確にすべきだ」 「これは詐欺だ!」
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亡くなった娘の誕生日に撮った夫婦の写真。この日も旅行に行っている
 ネット民からはこのような疑惑の声が上がり、父親はマスコミの取材に対してこう答えている。 「私たち夫婦はセールスの仕事をしており、収入は不安定。娘の入院中は毎日1万元(約17万円)近くかかり、寄付に頼らざるを得なかった。妻が美食の写真をアップしたのは、彼女が海産物関連の仕事をしているからで、写真だけで間違った判断をしないでほしい」  あちらこちら旅行に行っていることについては「春節の間に海外旅行に行ったのは、娘を亡くしたばかりで、故郷に帰って親戚の子どもたちを見るのがつらかったから、気晴らしのため。旅費は全部自分の金で支払っている」と答えている。  とはいうものの、母親がアップした写真の文章には、ハート形の目、口からヨダレをたらしている絵文字が並び、とても娘を亡くしたばかりの母親とは思えないものばかり。  このような詐欺まがいの治療費集めが広まってしまうことで、本当に寄付を必要としている人にまで疑いの目が向けられなければいいが……。 (文=佐久間賢三)

「前科者集まれ!?」掲示板で気軽に共犯者募集……韓国で“ネット発窃盗団”相次ぐ

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イメージ画像(Thinkstockより)
 日本では、SNSを通じて知り合った3人の少女による、仲間への集団リンチ動画が物議を醸したが、お隣・韓国でも、インターネットを通じて知り合った犯罪者集団が相次いで逮捕されている。  2月24日、首都圏一帯の高級住宅をターゲットに強盗や空き巣を繰り返してきたチョ容疑者(36)など、3人が逮捕された。彼らはネットを介して徒党を組むと、昨年12月から計15回にわたって、約6,700万ウォン(約670万円)相当の金品を盗んだという。  主犯格であるチョ容疑者のメンバー募集は、実に大胆だ。ネット掲示板で、強盗や窃盗の前科者を募集していたのだ。現在、彼らの容疑は空き巣や強盗などの強盗罪が主だが、ネット上に残された「誘拐するほうが気楽じゃないですか?」「誘拐も考えたけどね」などのやりとりを見る限り、叩けばホコリはまだまだ出そうだ。  前科者たちがネットで気軽に集まり、犯罪に手を染める――。この報道を受けた韓国ネット民からは「警察も検察も苦労するな。チョ容疑者は、刑務所に4年も入ってこれだからな」「あのネットのやりとりを見る限り、今度は釈放しちゃダメだろうな」などと、辛辣なコメントが多く寄せられている。  “前科者の窃盗団”というインパクトから大きな注目を集めたこの事件だが、その前日にも同じような事件が発覚し、別の窃盗団が逮捕されている。犯人は、ドリルや針金などを駆使して住居に侵入を繰り返し、計19回、総額約1億ウォン(約1,000万円)相当の金品を盗んだキム容疑者(52)やソン容疑者(26)らで、年齢も出身もバラバラの4人組だった。  彼らもまた、チョ容疑者たちと同じように、ネット掲示板を通じて同志を募っていたという。たった数日の間に起きた2組の“ネット発窃盗団”の逮捕。IT強国を自称する韓国だけに、同様の犯罪集団はまだまだ現れそうだ。

名物船長“覚せい剤100キロ運搬”逮捕で、釣りファンに衝撃広がる「なぜ、あの人が……」

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イメージ画像 Photo By 欣盈 from Flickr.
 鹿児島県沖から、大量の覚せい剤を密輸入。これを所持していたとして、暴力団組員ら男4人が福岡県警に逮捕された。押収量は約100キロで、末端価格にして70億円というから、ものすごい量だ。  10日に逮捕されたのは、指定暴力団・山口組から分裂した神戸山口組の中核団体・山健組の組幹部や與組最高顧問の誠心会会長ら4人で、鹿児島市のフェリーターミナルで大量の覚せい剤を所持。彼らが逮捕されて数日後、遊漁船で覚せい剤を運搬していたと見られる西野禎一容疑者も新たに逮捕された。  西野容疑者は、多数の釣り番組に出演経験がある鹿児島県屈指の漁師として知られ、ダイビングのインストラクターの一面をもち、徳之島の名所案内人としても有名だった。容疑者を知る観光業の女性は「まさか西野さんが」と絶句した。 「船の仕事は順調そうだったので、そんな裏の仕事があっても、受ける人には見えなかった」(同女性)  ただ、鹿児島では薬物の洋上取引が古くからささやかれていた。鹿児島で10年近く前まで漁業に従事していた男性が明かす。 「長いこと、定期的に逮捕者が出ていましたよ。北朝鮮やベトナムの船なんかとの洋上での麻薬取引は有名でね、東シナ海の領海法で取り締まりの甘い場所や、レーダーの届きにくいところを狙って取引するんです。90年代までは本土から遠くない宇治群島の南西などでよく行われていたんですが、今は厳しいから『沖縄まで行ける船あるか』という感じで、遠方の船を求める募集があるんです。基本は前金300万円、成功報酬200万円前後で、荷物に関することは一切聞かない約束ですが、違法薬物だというのは明らかですよ。そんな話を受けるのは当然、金に困っている連中だけです」(同男性)  鹿児島では近年、本業の漁業では生活できない者が増え、船の数も減っているという。実際、昨年はその養殖量日本一を誇る鹿児島産ブリ・カンパチを主力に扱っていた市内の大手販売者「株式会社かごしま漁業応援団」が倒産。今年1月には、ついにその養殖先である西桜島漁業協同組合が破産申請、負債額は12億円。魚価の低迷で資金繰りに行き詰まった。西野容疑者も、ひょっとすると以前より収入の減少があったのではないかとささやかれる。 「前に西野さんが海外へ行った話を耳にしていたんですけど、大規模な違法薬物取引は台湾やフィリピンなどに出向いて、事前に先方の乗組員と落ち合う場所を打ち合わせすると言われてるんですよ。海図を広げて、専門的な見識でドッキングポイントを細かく確認するんだとか。互いに目印となる旗を持って無線での暗号も決めるらしいけど、西野さんがまさか……」(同)  今回の密輸も洋上取引と見られ、海域を含めた土地勘の強い西野容疑者が徳之島を経由して密輸する計画にも関与、遊漁船の七海丸や第三無限丸といった釣りファンにも名の知れた複数の船が使われた模様だ。  福岡県警の捜査関係者によると「これだけ大量の違法薬物が押収されると、内部で責任問題が必ず起こる。その揉め事から、新たな関係者がわかったりする」という。100キロという大規模な覚せい剤密輸と、多くの釣りファンに親しまれた船長の摘発で、地元周辺では「知り合いの逮捕が今後もあるんじゃないかと疑心暗鬼になっている」という話が飛び交っている。 (文=片岡亮)

刃物男、通り魔、金庫荒らし……深夜のソウル繁華街は物騒すぎる!?

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 このところ、韓国ソウルの夜が物騒だ。  1月25日、暴行と恐喝、さらに公務執行妨害で無職の50代男が逮捕された。ホ容疑者の事件当日の様子は異常だった。22時30分頃、ソウル近郊の繁華街に繰り出すと、ビアホールの監視カメラを殴打するなど不審な行動を繰り返す。奇行を目撃したビアホールの女性オーナーが抗議すると、ホ容疑者は刃物で恫喝。オーナーはすぐに店内に逃げ込み、大事には至らなかった。  だが、ホ容疑者の凶行はここからが本番だ。彼はすぐ向かいにある食堂に何食わぬ顔で入店。女性従業員が出迎えると、いきなり彼女の頬を殴りつけ、蹴りを入れるなどの暴行を働き、「お前らが、俺の食事に麻薬を入れた」という謎の発言とともに、刃物で恫喝した。店内を逃げ回る女性従業員と、それを追うホ容疑者。阿鼻叫喚の地獄絵図と化した店内だが、警察が駆けつけたことによって、女性従業員は間一髪のところで難を逃れた。幸い、ほかの客にもケガ人は出ていない。  警察が駆けつけたことを知ったホ容疑者は、早々に店内から逃走。道路の真ん中で刃物を振り回して警察との大立ち回りを始めるも、2分ほど抵抗した末に逮捕。その際、警察官ひとりが脚に全治3週間のケガを負っている。  警察の取り調べによると、ホ容疑者は精神科病院に4度入院するほど精神を病んでいることが判明。「人命に被害をもたらす悪質な一件」として、犯行動機を引き続き調査している。  ちなみに翌26日には、ソウルの地下鉄1号線で男が刃物を振り回し、乗客を無差別に襲うという通り魔事件が起きている(参照記事)。2日続けて起きた“ナイフ男”たちの凶行に、ネット上では「こういうキチガイには、銃を撃って制圧できる許可を与えよう。危うく、警察官が死ぬところだった」「精神病者は、そのまま殺してしまえよ。クソみたいなバカが事件を起こすのがわからないのか?」といった、過激な意見が飛び交った。    夜のソウルで起きた事件は、これだけではない。さらに翌27日午前1時30分には、カラオケ店で店員が殺害されるという事件が発生。会計で13万ウォン(約1万3,000円)請求されたイ容疑者は、手持ちが3万ウォン(約3,000円)しかなかったため、「自宅に戻って、足りない分を持ってくる」と言って一度退店するのだが、戻ってきた彼は、自宅から持ち出した刃物で店員の胸を刺した。20分後、ほかの客が倒れている店員を発見し、病院に運ばれるが、ほどなくして死亡。イ容疑者は、犯行後すぐに自首した。  このほかにも、1月だけで深夜のソウル繁華街では「暴行」「性暴行」「金庫荒らし」などの事件が多発している。ソウルを訪れようと予定を立てている人は、用心に越したことはない。