「武道館で一緒に観戦」亀田家と協栄ジムに漂う和解ムード 大毅vs坂田が実現か

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雪解け間近?
 前WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積が衝撃のKO負けした30日の日本武道館。ジム活動停止で渦中の亀田兄弟の長男、興毅が観戦したことが伝えられたが、実はアッと驚く人物たちと一緒だったことが目撃されている。  メインイベント、長谷川の試合ではフェンス内の関係者席で観戦した興毅だったが、その前の西岡利晃の世界タイトルマッチでは、東側のリングサイド観客席にいた。このとき左横にいたのが、何と協栄ジムの関係者たちだったのだ。  亀田と協栄といえば所属時代のファイトマネーをめぐる裁判で犬猿の仲となっている間柄。WBA世界フライ級チャンピオンの亀田大毅が義務付けられている協栄ジム所属の坂田健史との試合は、父・亀田史郎氏が「地球が爆発してもやらない」とキッパリ拒否していたほどだ。  しかし、30日の試合会場で興毅の隣にいたのは協栄ジム・金平桂一郎会長の妻である女性と篠田誠司トレーナーだった。さらに、西岡がKO勝利を決めた直後、興毅は篠田トレーナーと一緒に席を立って関係者のみ立ち入りできる部屋へと姿を消しており、用意された席が偶然隣だったというわけでもなさそうだ。これは一体何を意味するのだろうか。 「史郎さんが暴言を吐いた騒動で、亀田兄弟の所属は"東日本ボクシング協会預かり"となったけど、その協会関係者が仲介して協栄との和解を進めたという噂もあったんだ。観客の前に平然と一緒に出てきたぐらいだから、近いうちに大毅と坂田の試合も決まるんじゃないか」(事情通)  ファンにとっては大毅と坂田の試合が決まってくれれば朗報だろう。ただ、一方ではこんな心配をする声も。 「かつて協栄ジムは亀田兄弟を所属させたことで数々のトラブルに巻き込まれ、今もそのイメージダウンから回復しきれていない。和解はいいけど、あまり近づきすぎるとファンから"また亀田と親しくなったのか"と、うがった見方をされることもあるでしょう」(ボクシングライター)  犬猿の仲のままリング上で決着をつけた方が盛り上がる気もするが、いずれにせよ大毅vs坂田の因縁の対決が実現してくれるのなら歓迎だ。
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「亀田側の入札者がいない!?」ボクシング大毅vs.坂田戦の競争入札対応で大混乱

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 日本ボクシングコミッション(JBC)からの"永久追放"通告をあざ笑うかのように、メキシコで活動を再開した(参照記事)亀田三兄弟の父・亀田史郎氏の周囲が、またも騒がしくなってきた。次男・大毅が世界タイトルを保持するWBAが20日、棚上げになっていた大毅と坂田健史(協栄ジム)との指名試合の競争入札を29日に行うことを発表したのだ。  これに対し、協栄ジム側は歓迎の意向を示しているが、一方の亀田側は現在、「亀田ジム」が活動停止中の状態であり、五十嵐会長もJBCからライセンスの無期限停止処分を受けているため、入札する立場の人間が誰もいないという異常事態に陥ってしまった。 「史郎氏のメキシコでの行動に、協会内では『やっぱり除名にすべきだった』という声が噴出。その矢先に今度は、WBAの入札発表で、先送りにしていた三兄弟の処遇についても早急に固めなければならなくなった。大橋会長は頭を抱えていますよ」(協会の内部事情に詳しい関係者)  協会は、5月10日に行うはずだった定期理事会を24日まで延期し、それまで亀田問題について事実上、"凍結"する方向を打ち出していた。 「人の噂は......じゃないですけど、大橋会長は少し時間を置くことでメディアや世間の亀田に対する風当たりを弱めようとしていたんですよ」(同)  さらにボクシング界では、今月30日に長谷川穂積と西岡利晃、来月8日に名城信男、17日に内山高志と、世界戦が相次ぐ。 「亀田問題が動くと、よくも悪くもマスコミに注目される。その結果、通常のボクシングの試合に関する報道が減ってしまうことを、協会は問題視しているんです」(同)  また、この3つの世界戦にはいずれも"業界のドン"と呼ばれる帝拳プロモーションの本田明彦会長が関わっていることから、大橋会長ら協会の幹部に「余計な騒ぎを起こさないでほしい、という"天の声"もあったようです」(同)との話も出ている。  今回のWBAの入札に際し、亀田側を預かる形になっている協会がどんな対応を取るのか、また、「3つに分散させる」方針だった三兄弟の練習場所についても具体的な決定がまったくなされていないなか、大毅が世界戦に備えることができるのか。亀田一家に徹底的に振り回され続けるボクシング協会と大橋会長の舵取りが問われている。 (文=原田翔)
日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年 ボクシングは亀田家だけじゃないのよ。 amazon_associate_logo.jpg
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亀田史郎氏に反省の色なし! 永久追放から3日後に早くもメキシコで活動再開

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舌の根も乾かぬうちに......。
 永久追放の厳しい処分が下ったはずの亀田史郎氏だが、わずか3日後には関係者として始動していることが分かった。  4月16日付、メキシコのスポーツ紙「エスト」には、ファイティングポーズを取る三男・和毅の横で、中南米王座のチャンピオンベルトを手にマネージャー気取りの史郎氏が堂々と掲載された。写真のキャプションには「父・史郎」と書かれてはいるが、その姿は明らかに関係者然としている。実際、日本のボクシングジム関係者に聞いてみても「チャンピオンが中央に立って、横でベルトを持つのはマネージャーやトレーナーがやること」だという。  先日のライセンス取り消し処分で、日本では一切のボクシング活動ができなくなった史郎氏は、世界王座を管理するWBCからも「90日間、ボクシングに関わる活動を禁止する」という処分を下されている。和毅が現在保持している中南米王座はそのWBCが管轄するもので、こうしたプロモーション活動も本来は制限されるべきだが、当の史郎氏は"選手の父親"という肩書きで抜け道を潜った形だ。 「このタイミングでわざわざ紙面に登場したのは、処分をした日本の関係者に対する当てつけでしょう。何しろ和毅の次戦は関係者が神経を尖らす"4月30日"なんですから」(前出関係者)  4月30日というのは、業界の盟主、帝拳プロモーションが総力をあげて行なう世界タイトルマッチの興行と同日だ。ここではWBC王者の長谷川穂積と、日本が加盟していないWBO王者のフェルナンド・モンティエルが対戦する夢のチャンピオン対決が組まれている。 「史郎氏の処分に関する行事を4月上旬に集中的に行なったのは、業界関係者が帝拳に気を使った形なんです。それなのに、海外とはいえ、よりによって和毅の次戦を同日にもってくるとは、ボクシング業界全体にケンカを売るようなものですよ」(同)  確かに、史郎氏が処分を受けてから初の亀田兄弟の試合で、それも宣伝活動に史郎氏が登場したとあっては、メディアもこれを軽視はできない。  先の恫喝騒動は海外のボクシングニュースサイトなどでも広く取り上げられ、皮肉にも史郎氏は世界のボクシングファンの間でも有名人になってしまっている状況だ。勧善懲悪が受けるメキシコマットでは、その悪名を利用したい興行関係者もいるとささやかれるほど。  一説には、亀田への厳しい処分は帝拳の本田明彦会長の意向が働いたともいわれており、亀田側がその逆襲に出たという見方もできるが「もし史郎氏がリングサイド最前列の客席から和毅に指示を飛ばしたりすれば、またマスコミは騒ぐでしょうから、下手すれば帝拳の興行はその話題に食われてしまう」(前出関係者)と不安は大きい。  時差があるとはいえ、長谷川穂積の試合そっちのけでスポーツ紙やワイドショーで史郎氏が取り沙汰されることのないように願うばかりだ。 ◆メキシコ「ESTO」紙 http://www.oem.com.mx/esto/notas/n1596360.htm
闘育論―亀田流三兄弟の育て方 「わかってるよ、一応、謝っておけってやつやろ」 amazon_associate_logo.jpg
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