10月1日から東京都でも施行された暴力団排除条例の影響で、テレビ各局が対策に追われている。 8月にタレント島田紳助が引退、9月に元競馬調教師の河野通文の免許剥奪、そして今月はプロボクシング亀田兄弟の所属ジムに注意の通達。まるで"どの業界も例外ではない"と警視庁からにらまれているかのような連鎖。ある民放テレビ局プロデューサーは「いま問題あるタレントを使ったとなれば命取り。かなり神経を尖らせている」と打ち明けた。 「正直、芸能界と一体になっているテレビはこれまで暴力団とつながりやすい世界だった。警視庁がテレビ界に対しても圧力を強めるような摘発を仕掛けてくる可能性は高い。局として表向きの動きは見せていないが、その"第一号"にならないために、広告代理店やタレントの所属事務所など連動して密かな情報収集をしている」(同プロデューサー) テレビ界が注意を深めれば当然、それが番組にも反映される。NHKからは今年の『紅白歌合戦』で「演歌枠を減らす」という話が聞こえている。 「暴力団との関わりが深いとささやかれる某大物演歌歌手は、年末に事情聴取を受けそうだといううわさが流れて、本人から"絶対に大丈夫"とわざわざ電話があったほど」(NHK関係者) 一方、取り沙汰された亀田兄弟の試合を中継してきたTBSでは、早くも"打ち切り"説が飛び交う。 「兄弟の父、史郎氏は暴力団との会食を報じられたことがあるほどで、いつ関係を表にされてもおかしくない存在ですからね。ただ、暴力団と関わっているのは亀田だけではなく、他局でも元世界王者が会長を務める有力ジムに対して、放送継続の是非が話し合われていると聞きました」(ボクシングライター) また、プロ野球界ではすでに"黒い交際"の証拠が週刊誌記者の手に渡ったという話もある。スポーツ紙の野球記者によれば「これを伝え聞いた球団幹部が放送局に相談。万一の際に厳しい決断ができるよう根回しした」というのだ。 「当然、放送局はその選手に"注意マーク"を付けて、各番組で起用しないよう密かに内示しています」(同記者) 暴排条例に対してテレビ界が敏感に反応したことには芸能界、スポーツ界も戦々恐々だ。 あるテレビ関係者は「はっきりクロと断定できなくても配慮して出演をさせないケースが徐々に出てくる」と断言する。 「例えば暴力団が観戦した亀田興毅の世界タイトルマッチでラウンドガールを務めた熊田曜子は、TBSがその姿をほとんど映しませんでした。彼女は紳助さんとも親しかったわけですから、何か表になったわけではありませんが関係者が自主的に配慮した結果です。それと2月と8月、薬きょうが送りつけられた芸能プロのアヴィラに関連して、移籍を求めて裁判中の小倉優子に対しても"触らぬ神に祟りなし"と起用を控えようかという声もあります」(同関係者) これからやってくる年末年始は特番中心でテレビタレントにとっての稼ぎどきとなるが、今回は姿を見かけなくなるタレントが続出しそうな気配が漂っている。 (文=鈴木雅久)問題視されている亀田三兄弟の父・史郎氏
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「亀田戦は技術的に最低な試合」ジョー小泉氏に激怒の亀田父とJBCの弱腰仲裁

亀田史郎オフィシャルブログ
昨年末に亀田興毅が3階級制覇、大毅が2度目の防衛を果たした亀田陣営。そんな彼らが、ボクシングのマッチメーカーであると同時に評論家としても世界的に著名なジョー小泉氏が兄弟の試合について書いた記事に激怒し、「民事刑事を問わず必要な法的措置を講ずる」などと通告する物騒な場外バトルを起こしている。さらに取材を続けると、現在、この争いにはJBC(日本ボクシングコミッション)が仲裁に入っており、今月末からほかの世界戦が続くので、「あまり騒ぎを大きくするな」などと両者に自粛を求めたことで"一時休戦状態"であることが判明した。
亀田に関しては、試合後にさまざまなトラブルが起こるのは"お約束"と言えるが、今回はファイティング原田氏らと並んで「世界ボクシング殿堂」にも入っている業界の大御所を「訴える」というのだから穏やかな話ではない。
ことの発端は、昨年12月26日にウエイトをバンタム級に上げた興毅がアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)とのWBA同級王座決定戦で判定勝ちし、日本人初の3階級制覇を達成した試合と、大毅がWBAフライ級の防衛戦でシルビオ・オルティアーヌ(ルーマニア)に判定勝ちした試合について、世界的に人気の格闘技サイト「FightNews.com」に小泉氏が寄稿した記事で痛烈に批判したことだった。
小泉氏は興毅について、試合そのものがバンタム級でほとんど実績のないもの同士で突如組まれた"異例な試合"だと指摘した上で、過去に2階級制覇を成し遂げた日本人選手の名前を連ねて書き、読者に対して、興毅がそうした歴代の王者よりも「優れていると思わないようお願いする」となどと皮肉っている。
大毅の試合についてはさらに痛烈だ。まず、2-1で大毅の勝利とした審判たちの判定に疑問を呈した上で、その試合が、小泉氏がこれまで見てきたあまたの世界戦のなかでも「技術的に最低な試合だった」などと酷評。さらにWBAの本部に対して、この試合の判定などが適切であったか「ビデオを見て検証、議論すべきだ」となど訴え、最後は大毅を王者とすることによって「プロボクシングのステータス(権威)をこれ以上貶めないでほしい」とまで書いている。
これに対して亀田陣営が激怒したとみられ、1月23日に日本の一部ボクシング専門サイトに「亀田プロ×ジョー小泉バトル勃発」と題された驚きの記事が掲載されたのだが、なぜか数時間で削除されてしまった。
その内容は、亀田陣営がジムのマネジャーである嶋聡氏の名前で小泉氏に対して内容証明付の「通告書」を送付したというもの。小泉氏の記事が大毅の「名誉を著しく毀損し、侮辱するもの」とし、記事の削除や関係者への謝罪などを求めており、それが受け入れられない場合は、JBCに提訴した上で「民事刑事を問わず必要な法的措置を講じる」と訴えていたという。
さらに同記事では、亀田側の攻撃に小泉氏が「言論の自由に反する脅迫」だと反撃しており、今月28日までに亀田側が通告書を取り下げない場合、内外のメディアやWBA、WBCに通告書の詳細と反論を公表する、と訴えていたという。
この両者に関しては、兄弟が大阪から東京の協栄ジムに移籍した当初は関係が良好で、亀田は兄弟のマッチメークを小泉氏に依頼もしていた。だが、途中でなんらかのトラブルがあったとみられ、最近の小泉氏は亀田の試合のたびに批判的な記事を書き続けていた。このため今回、亀田側の堪忍袋の緒が切れたということなのだろうか。
筆者の取材のなかで、ある業界関係者が、こう証言する。
「今回のことについて史郎氏とも仲のいいジムの会長が、『小泉氏はあまりにも亀田に厳しいことを書き過ぎだ。亀田はこれまでも小泉氏からいろいろと妨害されていたし、史郎さんは激怒している』などと話していた」
小泉氏に取材を申し込んだが、小泉氏は「その件に関しては、JBCからこれから世界戦が続くので騒ぎを大きくしないようにと通達を受けている。なので何もお話できません。向こう(亀田側)もそういうことです」とだけ話した。
小泉氏がJBCから要求されたのは、1月31日、2月5日、11日と国内で世界戦が続くなか、もしも亀田に絡む場外バトルが報道合戦にでもなってしまうと、メディアの世界戦の扱いが小さくなってしまうなどして、ほかの業界関係者に迷惑になる。だから、それは避けろということだと見られる。
だが、日本のボクシング界では、昨年春に興毅が試合に負けた後、父親の史郎氏が控え室で大暴れして大騒ぎとなった際も、東日本ボクシング協会などが、ほかの世界戦が続くので「騒ぎをこれ以上大きくするな」と関係者にかん口令を敷いたうえで、史郎氏らの処分も先送りにして時間を置き事態の沈静化を図った前例がある。
このため、中堅ジムの会長は今回についても、「ボクシングサイトの記事が削除された理由は知らないが、JBCは関係者に自制を求めて時間を作り、その間に事態の沈静化を図るつもりなのかもしれない」とみている。
果たして、このまま両者の争いは収束へと向かうのか?
老舗ジムの関係者が、こう推測する。
「そもそもJBCに亀田をコントロールする力があるのならば、たびたびこんな騒動は起こらない。それに小泉さんも業界の実力者で一癖ある人。今は亀田から一方的に殴られたような状況で、このまま何も反撃しないで大人しくしていることもないだろう」
今でさえ古巣の協栄ジムや出版社との法廷闘争を抱えている亀田陣営なのだが、2月半ばを過ぎると、こちらも"3階級制覇"を目指して動くのだろうか...。
(文=フリージャーナリスト原田翔)
亀田大毅防衛戦「118-110」の不可解大差が浮き彫りにするボクシング界の欠陥構造
因縁の対決と注目を集めた25日のWBA世界フライ級タイトルマッチは、王者の亀田大毅(亀田ジム)が3-0の判定で坂田健史(協栄ジム)を下して初防衛を果たした。これまで様々な疑惑を指摘されてきた亀田陣営だが、今回は、その試合内容から大毅の勝利ついて疑問の声はほとんど出ていない。だが、3人のジャッジのうちオランダ人のジャッジが118-110と8ポイントもの大差をつけたことについてだけは、協栄の金平桂一郎会長が「あれはないと思う」と指摘しただけでなく、多くの業界関係者やボクシングファンの間からも「買収されたのか」といった厳しい視線が注がれている。
だがなぜ、亀田戦では明らかな勝利にもかかわらず、こうした疑惑の声が上がってしまうのだろうか。
実は今回の世界戦に至る舞台裏では、協栄、亀田の両陣営が、試合のために来日したWBAの立会人アラン・キム氏やレフェリー、ジャッジらの"世話"について壮絶な綱引きを展開していた。
そして、そこから浮かび上がったのは、どちらの陣営にしても試合を裁く立場の関係者に、あまりに簡単に接触できてしまうため、基本的に試合の中立性を保ちにくいという業界のあいまいな"ルール"や運営上の問題点があることだった。
因縁の対決と騒がれた今回の試合は、協栄ジムが今春に入札で競り落としたことで実現したため、本来の主催者は協栄ジムだった。
これまでの慣例でいえば、世界戦のために海外から来日したWBAやWBCの関係者の宿泊先や食事の手配などは、主催者であるプロモーターが責任を持って行うというのが、WBAやWBCの定めている"ルール"だった。
だが、亀田兄弟の父・史郎氏は今春、興毅が敗れた試合後に、対戦相手のポンサクレック陣営が、事前にWBC立会人とホテルで会っていたと指摘しながら「おかしいやろう」などと判定に猛抗議を行い、それらが暴言だとして国内の業界から永久追放された。
それだけに今回の世界戦の運営に当たって、亀田陣営は形式的には協栄ジムの主催であっても、実質的には"共催だ"という立場をとって行動していたという。
このため、WBA関係者の食事なども、両陣営のマネジャーらが呉越同舟で同席。ある意味、お互いに相手の動きを監視するという前代未聞のつばぜり合いが展開されていたのだ。
あるWBA関係者は、その様子について「普通ではない異様にピリピリしたムードが漂っていて、正直やりにくかった」と打ち明ける。
そうしたなかで、今春に史郎氏とともにライセンスの無期限停止処分を受けた亀田ジムの五十嵐紀行前会長が、立会人のアラン・キム氏に"挨拶"という形で接触。それを金平会長が試合前日の記者会見で「それはおかしいでしょう」と暴露し、相手を強烈にけん制する一幕も起こったのだ。
さらに筆者の取材のなかでは、それとは別にアラン・キム氏に接触した亀田陣営が「史郎氏を試合の控え室に入ることを認めてほしい」と驚きの要請をしていたことも分かった。
アラン氏は「それはWBAの管轄する問題ではない」と受け入れなかったというのだが、亀田陣営がWBA関係者を"世話"するなかで、自分たちに都合のいい要求もしていたことは事実なのだ。
一方、両陣営が相互に相手を監視するとはいっても、それこそ24時間完全に行うというわけではない。両陣営とも関係者の宿泊していた部屋まで把握していただけに、客観的にみて、抜け駆けをするチャンスは、いくらでもあったとみるのが現実だった。
そこで両陣営とは違う有力ジムの会長が、問題点をこう指摘する。
「最近こそ、そこまで露骨な話を聞かないよ。けれど一昔前には、主催者がジャッジとかに(酒を)飲ませる、(金を)握らせる、(女を)抱かせるといったことが露骨に行われていた。そもそも、主催するプロモーターが選手の所属するジムである場合、主催者が関係者の面倒をみるというルール自体に問題点があるだろう」
それだけに、この会長は「亀田が協栄だけに世話を任せたくないという気持ちは分かるところもある」とも語る。ただ、史郎氏本人が試合当事者の関係者への接触を「おかしいやろう」と怒って罰せられただけに「だからといって自分もやるというのはおかしい話。普通の人なら大人しくしているはずだけどね」とも付け加えたのだった。
また、別の老舗ジム関係者は、こうした問題をなくすためには「たとえば関係者の世話は第三者のJBC(日本ボクシングコミッション)などが行って、対戦する両陣営の関係者が事前に接触することを一切禁じてしまえばいい。それで世話にかかった費用の実費だけをプロモーターに請求するといった形にすればいいんだよ」と提案する。
結局、世界戦の運営に関して、現状のままでは完全な中立や公正さを実現するのは難しいのが現実のようなのだ。そして亀田戦に限らず、今後もし、試合のたびに様々な疑惑が噴出し続けた場合、「ボクシング自体に嫌気が差して見るのを辞めてしまうファンが増えかねない。実際、すでにそういう兆候はある。こうなると業界そのものの存亡にかかわる話で、何らかの対策は必要だ」(中堅ジム会長)と懸念する関係者もいるのだった。
いずれにせよ、両陣営ともに、やろうと思えば不正な働きかけが可能と思われた状況は好ましい状態とはいえず、実力で王者となっても素直に賞賛されないのだとしたら、それは大毅にとっても不幸な話。業界の未来を考えた場合、早急な対応策の検討が必要だと思われるのだが......。
(文=原田翔)
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きれいなかめだ。

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ボクシング亀田三男・和毅がメキシコで相手選手を恫喝 不可解裁定も……

暴れる亀田家の三男坊。
亀田がまた問題を起こした!
28日(現地時間)メキシコで行なわれたWBCユース・バンタム級タイトルマッチ、前々日に開催の調印式で、挑戦者の亀田和毅が、チャンピオンのステファーヌ・ジャモエ(ベルギー)に対して恫喝行為。現地でも批判渦巻く騒動となっている。
席上、両選手の隣にはそれぞれ選手の父親が座っており、和毅の隣には日本でライセンスを失効し、控室にも出入り禁止になった父・史郎氏が堂々と着席。現地報道では、まずジャモエが握手を求めたが、これを拒否。ジャモエは史郎氏にも握手を求めたが、史郎氏は手を払いのけるようにこちらも拒否。両選手はその後、互いに抱負を述べたが、突然和毅はキレたようにジャモエ陣営を睨みつけスペイン語で何やら叫びだしたという。
ベルギー人のジャモエは言葉が分からない様子ながら不快感を露わにし、ジャモエの父親は「スポーツの試合なのですから恫喝はやめて下さい」と抗議。
すると和毅は「おまえは黙れ! 俺が戦うのは息子の方や! 首をつっこんでくるな」というようなことをまくしたてたという。
ジャモエは通訳からこれを伝え聞き、「君は試合が怖いのかな。僕の父は首をつっこみませんから、リング上でまた会いましょう」と冷静に対応したが、和毅はそれでも収まらず、立ち上がって顔を前に突き出し、メンチ切り。中央のプロモーターが必死になだめる姿はテレビでも流された。
過去に日本で散々、批判対象となった無礼な振る舞いは海外でも相変わらずだった。
和毅はこれまでデビュー15連勝、今年はカリブ王座など3つのローカル王座を獲得したが、いずれも王者不在の空位のタイトルを無名選手と決定戦で争ったもので、チャンピオンを倒して手に入れたものではなかった。
今回、4タイトル目にして初めてチャンピオンに挑戦する形になったが、試合は同じく18戦無敗のジャモエと判定でドロー。23歳以下を条件とするユースでの世界獲得は実らなかった。
と思いきや、試合後に主催者が判定結果が誤りだったと修正し、和毅の判定勝ちが伝えられた。
こうしたことを伝え聞いた日本のボクシング関係者は不安を強める。
「史郎さんも一緒になって悪態をつくし、判定が不自然に覆ったりするし、亀田に関するものはいつもこれ。9月25日に大毅が、坂田健史とタイトルマッチを行うけど、こっちでもまた何か問題が起きる可能性は高い」(都内ジム会長)
相変わらずリング外ばかりが注目される亀田家だ。
旅の指さし会話帳 (66) ベルギー ここ以外のどこかへ! ベルギー語も勉強してね。
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「完全に舐められている」ボクシング 亀田オヤジ控え室乱入も"大甘処分"の予感
本当に懲りないオヤジだ。亀田ジムは今春、父親の史郎氏の暴言騒動で除名寸前の危機に陥ったが、25日に行われた兄弟の復活戦の直後、史郎氏がまたもやジムとボクシング界との"約束"を破り、兄弟の控え室に入り込んでしまった。
「うーん......完全にボクシング界は(史郎氏に)舐められてますよね......」
25日に興毅と大毅の試合が大阪府立体育館で行われた直後、リングサイドの席で"一般人"として観戦していた史郎氏は、JBCの管轄区域には立ち入らないというルールをアッサリと無視して、兄弟の控え室に入り込み約30分ほど居座ったという。
亀田ジムは今春、興毅の敗戦直後、史郎氏が控え室で、JBCの安河内剛事務局長らに「おのれのクビをとったる」などと暴言を吐いたことで、史郎氏のライセンスが無期限停止から永久追放に変わり、ジムそのものも協会から除名処分を受ける寸前にまで追い込まれた。
だが、なぜか大橋秀行会長が「除名しろ」と主張していた数多くの協会理事や一般会員の声を押さえ込み、結局、吉井慎次氏を新会長とすることなどでジムの復活を認める大甘裁定を下していた。その際、批判をかわすためなのか、吉井新会長から、今後また何か問題を起こした場合には「どんな処分も受けます」などと約した誓約書を提出させており、それを根拠に「なにかあったら厳しい処分をするだけです」(協会幹部)ともアピールしていた。
ちなみに当時の協会は、史郎氏へのその後の対応について、一般の観客としてチケットを買って兄弟の試合を観戦することまでは「法的に制約できない」(協会幹部)と判断していた。だが、JBCの安河内事務局長は、たとえ兄弟の試合会場であっても、主催者とJBC、さらに会場責任者の三者の合意などがあれば、史郎氏の会場への出入り自体を「防ぐことはできる」などと周囲に説明していたこともあった。
ところが今回、安河内事務局長はメディアの取材に「世界戦ではなかったので試合後まで注意していなかった」などと釈明。これに対して中堅ジムの会長は「問題は世界戦だからという話ではないでしょう」とあきれている。
さらに、安河内事務局長は「大人の世界だからジムが配慮すればいいと思っていたが甘かった。次からは常に監視できるような態勢を考えていかなければいけない」とも語っているが、中堅ジム会長は「そもそも出入りを禁じているのだから、たとえ世界戦であっても、JBCがわざわざ史郎氏の出入りを監視して防ぐという話じゃない」とも憤る。
すでに一部メディアでは、JBCが今後の兄弟の試合会場では、常に史郎氏を監視する"保護観察要員"を配置する案まで浮上しているが、そもそも史郎氏が"約束"を破ることを前提で監視をするという行為自体が、"約束"の意味を否定するナンセンスな行為だ。中堅ジム会長は「史郎氏は約束を破っても何とかなると思っているからやるんでしょう」と手厳しい。
一方、亀田ジム存続の条件として、史郎氏の行動も含めて厳重な管理監督責任を負わされたはずの吉井新会長だが、今回、大橋会長らから事情を聞かれると「自分の知らないところで起こってしまった」などと釈明したという。
なぜ試合直後の控え室でジムの会長が知らないことが起こってしまうのか......。
中堅ジムの会長は「以前から話しているように、たとえジムの会長の顔を変えても、お金を出すのは史郎氏。なのでそれまでと一緒だ。誰も史郎氏のクビに鈴をつけられないという状況はまったく変わっていないということ」とはき捨てた。結局、今回の史郎氏の行為は、"新生"亀田ジムの"支配者"が、やはり変わっていなかったことを証明しているようにみえるのだが、例によって、なぜか亀田に甘い大橋会長率いる協会の対応は鈍い。
吉井新会長の管理能力のなさも"判明"したわけだから、本来ならば誓約書通りに、すみやかに厳罰を科してもいいはずだが、協会は、とりあえず8月23日の理事会に吉井新会長らを呼んで詳しい事情聴取をした上で処分など検討するという。これについて老舗ジムの会長は、こう推測する。
「今春の騒動の際、大橋会長は亀田の騒動でほかの世界戦に注目が集まらなくなったらいけないということを大義名分として、しばらく亀田問題への表向きな対処を完全凍結して最終処分も先延ばしにし、関係者に『メディアに余計なことを話すな』と徹底的なかん口令まで出した。それで周囲の熱を冷ますと同時に、水面下では話の落としどころを探る時間稼ぎをした。今回もそれと同じだろう」
今回も、早くも業界内では「結局また亀田に甘い結論で終わるのだろう」(中堅ジム会長)といったあきらめムードが漂っているのだ。
ここ数年、亀田がルールや約束を破って大騒ぎとなりながら、最終的には復活を余地を残した甘い処分で終わるという茶番劇が繰り返されてきている。
毎回、「JBCや協会の対応は一本筋が通っていない」(若手のジム会長)といった批判も噴出するなかで、それでも事態が変わらないという、いわば底なし沼の状態はいつまで続くのか。「もう亀田なんてどうでもいいし、ボクシングには期待しません」といったファンのボクシング離れは着実に進んでいるというのだが......。
(文=原田翔)
闘育論 亀田流三兄弟の育て方
懲りない面々。

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孤立深める亀田三兄弟 国内には練習相手もトレーナーもいない……!?
プロボクシングの亀田興毅・大毅の兄弟が、8日の航空機でフィリピン合宿に出発した。現地ではスパーリング中心の実戦練習を予定しているというが、他のボクシングジム関係者からは「合宿といっても、日本でまともな練習ができないからでは」という声も出ている。
通常、ボクサーのスパーリングは国内で他のジムの選手と交流することが多いが、同関係者によると、3月末に父・史郎氏が起こした暴言騒動などの余波もあって付き合いを控えるジムがほとんどなのだという。
「過去に交流はあっても、やたらケンカ腰のスパーリングをやってくると評判も悪いし、何より史郎さんの偉そうな態度で怒ってる人も多いからね。最近はスパーリングパートナーをフィリピンから呼んでいるけど、宿泊も含めた経費を考えれば、自分たちが向こうに行ったほうが安上がりという経済的事情もあるはず」(同)
それに加え、亀田ジムの場合、専属トレーナーが不在という慢性的な悩みもあるという。
「これまでは先日、会長に就任した吉井慎次さんがトレーナーだったけど、あの人に世界レベルの若い選手のミットを持つ技術があるとは思えないからね。ミット打ちは早いコンビネーションに対応しなければならないけど、彼ではスピードについていけないはず。彼のブログなんか見ても技術的な指導の様子はほとんどないでしょ。3月の興毅とポンサクレックの試合でも、吉井さんはセコンドにもついてなかったしね。ちゃんと指導していたらセコンドにつかないなんてことはありえない」(同)
吉井氏が会長に昇格したことで、新トレーナーには友好関係にある勝又ジムの田中宏昌氏(38)がトレーナーに就任したが、これも業界内からは「形だけのトレーナーだろう」という声が多いという。
田中氏は2年前まで現役ボクサーだったため、トレーナー経験は浅いが、その現役時代も6回戦のB級選手で5勝(1KO)7敗と負け越しだった。「試合スタイルもテクニシャンではなかったし、とても世界ランカーを指導できる人物とは思えないなあ」と前出関係者。
横暴な言動で業界からの協力が得られず、メキシコ滞在中の三男・和毅を含め、兄弟を迎えてくれるのは海外ばかりだ。心の拠りどころである史郎氏にしても、指導に関与しないことがジム継続の条件にもなっており、孤立感が漂う。フィリピンでの練習が実を結べばいいのだが......。
亀田興毅、宣戦布告
口は災いの元。

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自浄能力ゼロのボクシング協会 亀田ジムが”大甘処分”で存続決定の裏事情
東日本ボクシング協会が24日の理事会で、亀田史郎氏の暴言騒動に対してようやく最終処分を決定した。協会は、史郎氏の"腰ギンチャク"とも呼ばれ、暴言騒動に加担した五十嵐紀行会長を無期限活動停止としたが、ジムの除名という"極刑"は避け、トレーナーの吉井慎次氏を新会長とすることで亀田ジムの存続も認めた。
また「史郎氏はすでに協会員でもないし、人道的にも法的にも親子の接触まで禁止はできない」(協会関係者)と、協会として史郎氏の口出しを完全に封じる策は取らず、そうした問題は吉井新会長に「しっかり管理監督してもらう」(大橋秀行会長)という方針を明かした。吉井氏と言えば、かねてから亀田一家の家族愛を絶賛し続けている人物。このため協会内からは、早くも「また史郎氏が実質的に支配する傀儡体制になるだけだろう」といった厳しい声が聞こえている。
亀田ジムの新会長となる吉井氏は、2008年夏に亀田ジムが独立した際、その「推薦人」となった渡辺ジムの渡辺均会長の意を受ける形で、渡辺ジムから移籍。その際、渡辺会長と吉井氏は報道陣に囲まれ、渡辺会長は史郎氏に関して「自分が業界のルールを守るよう、しっかり話をしていきますよ」などと豪語していた。一方の吉井氏は、亀田一家をどうみているのか問われると、「私は前から、あの兄弟の父親を想う気持ちは素晴らしいと思っていました」などと絶賛していた。
その後、亀田家は渡辺会長の意見に耳を貸さなくなり、渡辺会長は早くも同年末の段階で「私はもう(亀田のことなど)知らない」と匙を投げてしまった。吉井氏はそれでも同ジムに残り、自身のブログ「次元の...ひとりごと」などで折に触れて、兄弟の凄さなどをアピールし、その親子愛を絶賛し続けていた。
今回、史郎氏が暴言騒動を起こし、一家が猛烈な批判を受け始めていた3月30日にも、こんな日記をつづっている。
「チャンピオン内藤の世界タイトルに挑戦した興毅が勝者コールされた時、興毅『オヤジ、どんなもんじゃい!』その時、史郎パパは涙、涙......。私はとても羨ましく、そして心の熱い、優しい人だなって思いました。大毅が世界タイトル挑戦し勝者コールされた時も涙、涙でした。そして大毅がリングから降りた時、史郎パパが大毅の肩を抱いて控え室に帰る姿は心にジーンと来て、本当に感動しました。言葉だけでは言い表せない苦労があったはずです。我が子を可愛いがるのは、どの親も一緒です。
私も亀田家族の一員です!興毅も大毅も和毅も大切な家族、もちろん史郎パパもです。これからも何があっても、亀田を信じ応援よろしくお願いします。」
そんな吉井氏だけに、早くも業界内では「彼が史郎氏の管理監督なんてできるはずがない。結局、頭を変えただけ。史郎氏が今までと同じことをするのだろう」(中堅ジム会長)といった声が出ているのだ。
一方、24日の協会の会見では、史郎氏はすでに一家の自宅兼練習場だった亀田ジムを出て、別のマンションに部屋を借り、大毅らとともに生活の場を移していることが明らかになった。興毅も、すでに恋人と別のマンションで同棲しているため、亀田ジムは一家の自宅ではなく、純粋に練習場だけになるというワケだ。
ところが今後、そのジムに史郎氏が立ち入ることについて、協会は「24時間、史郎氏の監視もできないし、そこまでする権利もない」(協会関係者)と黙認するのだという。もちろん、史郎氏がそこで兄弟にボクシングの指導をすることは認めないのだが、史郎氏を絶賛する吉井氏が、そんな状況下でどこまで史郎氏の口出しを抑えることができるのかには疑問が残る。
そこで協会としては、吉井新会長を認める条件として、今後、一家がまた何らかの問題を起こした際には、除名も含めて「どんな処分でも受ける」といった内容の一筆を、新会長に提出させるというのだが......。
ちなみに、吉井氏は、そこまで一家に尽くしているのだが、史郎氏の方が同様に吉井氏を信頼しているのかと言えば、実は微妙な部分もある。
今回、協会が処分を決めるため、水面下で史郎氏らと接触するなかで、史郎氏は、吉井氏ではなく、マネジャーの嶋氏を新会長にしたいという意向を協会側に伝えてきていたというのだ。嶋氏は、五十嵐会長と同じ元TBS関係者。ボクシング業界での実績や経験はわずかで、そもそもが史郎氏の"子分"として業界に入ってきた人物だ。
実際、興毅の敗戦で勃発した暴言騒動の最中に、「史郎氏は、なぜか嶋マネジャーに当り散らしていて、『お前、何をやっとったんじゃ』と殴る蹴るの暴行まで加えていた」(JBC関係者)といった話まである。それだけに、さすがに協会も「嶋会長では、文字通り以前と何も変わらない状態になりかねない」(協会関係者)と史郎氏の意向を却下し、業界歴でいえば20年以上の経験がある吉井氏を、少しでも協会の意向を反映させることのできそうな人物として新会長にすることを認めたという。
経験豊富で史郎氏を絶賛する吉井氏よりも、業界素人で自分が好きにできる嶋氏を新会長にしたかった史郎氏......。この微妙な温度差も、新たな火種となる可能性があるのではないのか。いずれにせよ、協会主導で誕生する"新生"亀田ジムが、史郎氏の影響を完全に排除して運営できるとは考えにくく、「きっとまた何か問題が起きるだろう」(古株のジム会長)などと冷めた視線で見ている業界関係者が少なくない。
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言ってもダメなら......。

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大毅vs.坂田入札の裏に見る「亀田家の嘘」と「御用新聞」の不可解な言説
WBA世界フライ級王者の亀田大毅と、亀田兄弟の古巣である協栄ジムの坂田健史の世界戦の興行権が米ラスベガスで競争入札になり、協栄ジムが31万5,000ドル(約3,000万円)で落札した。亀田陣営は、これに猛反発してタイトル返上も辞さない構えで争う意向だという。だが落札後、大毅が20日以内に契約をしなければ、タイトルは返上ではなく、剥奪されるだけだ。それなのに亀田一家は、なぜこうも強気なのか? 業界関係者の多くは「彼らの得意のハッタリだ。単にファイトマネーの吊り上げを狙っているだろう」と見ているのだが......。
「こちらの耳にもいろんな話が聞こえてくるけど、いったい亀田はどうするつもりなのか。どうにもしようがないと思うのだが......」
こう語って苦笑したのは、協栄ジムに近い業界関係者。
亀田家の"御用新聞"とも呼ばれているデイリースポーツは、協栄ジムの落札を受けて「亀田陣営の不満が爆発した」などと報じ、亀田ジム関係者の話として、こんな話を伝えている。
まず、いつもと同じく亀田家は、協栄ジムとはファイトマネーの支払いをめぐり法廷闘争が継続しているので、「今回の決定をすんなり受け入れる意思はない」という。
また、父親である史郎氏の暴言騒動でジムが活動停止中で、兄弟を預かる東日本ボクシング協会が、「亀田ジム代理として入札に参加することを拒否したため、協栄の単独入札になったことも公正さに欠けると主張している」という。
そして最後は、大毅vs.坂田という因縁の対決なのに、両者のファイトマネーの合計が約3,000万円という安値で落札されたことに不満を持ち、「今回の入札はあまりにも一方的だ」とも訴えているというのだ。
だが、こうした主張には、さまざまなウソが含まれている。
そもそも、亀田側が坂田戦について、WBAに指名試合と指定されながら協栄ジムとの交渉の席に着かなかったのは亀田側の自由で、その結果、入札になったことは文句の言える筋合いではない。史郎氏が自ら巻いた種で業界を永久追放され、ジムが活動停止となり、入札に参加できなかったことも「公正さに欠ける」などといえる話ではないはずだ。
それ以上に、ある協会関係者は、こう憤っている。
「実は協会側で代理人を立てて、とりあえず入札に参加だけはするという案があった。それを亀田側に提示したら、先方は、それで協会が『ファイトマネーの(吊り上げ)交渉とかもしてくれるのか』という話をしてきたので、協会側が、そこまではできないというと『それじゃええ』と話が終わってしまった」
つまり、協会が亀田ジムの代理として入札に参加することを完全に拒否していたわけではなく、亀田側が参加を拒んだといえるのだ。
そのうえ今回の入札では、なんと亀田プロモーションの代理人というメキシコ人プロモーターが、亀田側の正式な委任状を持ってラスベガスに登場し、入札に参加をしようとしてもいた。
だが、いざ入札で参加料を支払う際、この代理人はメキシコのペソの小切手を出したが、参加料は米ドルの小切手か現金と定めされているため、WBAに受け取りを拒否されてしまい、入札できなかった。
亀田陣営が参加できなかったのは、人のせいではなく、すべては自分たちの意思やミスによるもので、他人を「一方的」などど責める理屈は、まったく成り立たないのだ。
そもそも、デイリーの記事は、亀田陣営が「坂田との対戦を拒否する意向を示した」うえで、「今後、王座返上も辞さない構えで徹底抗戦する」とあるのだが、亀田側が本気で坂田戦を拒否する気ならば、わざわざ入札に参加する段取りをつけたり、落札額に不満を表明したりする必要はない。
というか、すでに入札も済んだ段階で、大毅に王座の返上などできる余地はなく、協栄側と交渉をしないならば、タイトルは剥奪されるだけだ。
すなわち、今の亀田陣営は、協栄側と交渉するにしても「王座返上」という切り札もない。それなのに"架空の武器"を振りまわし、対戦を拒否するという相手と徹底抗戦をするというのだ......。
「だから、いつものハッタリなんです。亀田は、内藤戦にしても何にしても、ギリギリまで『やらない』といって有利な条件を引き出してきた。今回、協栄と交渉のテーブルにつくにしても、すべて相手のいう通りでは面子が立たないということ。あのオヤジはすべては金ですから、少しでも有利な金額を引き出そうということでしょう」
前出の協会関係者は、亀田の動きをこう分析している。
とはいえ亀田陣営には、協栄時代に、長男の興毅がWBAライトフライ級の王座を、たった1度の防衛戦を行っただけで、ジムに相談もせずに投げ出した過去がある。
金銭的には防衛戦を続けた方が儲かるはずだから、彼らが最終的に、自分たちの面子や意思を優先し、タイトル剥奪の道を選ぶ可能性もまったくないわけではないだろう。
また、本サイトでも報じられているように、興毅と協栄ジム関係者が接触しており(記事参照)、両者がすでに水面下では交渉を進めていると見られる。「試合の話題性を高めるため、因縁の争いを強調する演出をしている可能性もないわけではないだろう」(中堅ジム会長)と皮肉な視線で見る関係者もいないわけでない。
いずれにせよ、今月の下旬までには最終結論を出さざるを得ない亀田陣営。裸の王様ともいえそうな追い込まれた状況から、どんな裏技を繰り出してくるのか。それはそれで見ものといえそうだ。
(文=原田翔)
世界ボクシングパーフェクトガイド 2010
別世界。

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「武道館で一緒に観戦」亀田家と協栄ジムに漂う和解ムード 大毅vs坂田が実現か
前WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積が衝撃のKO負けした30日の日本武道館。ジム活動停止で渦中の亀田兄弟の長男、興毅が観戦したことが伝えられたが、実はアッと驚く人物たちと一緒だったことが目撃されている。
メインイベント、長谷川の試合ではフェンス内の関係者席で観戦した興毅だったが、その前の西岡利晃の世界タイトルマッチでは、東側のリングサイド観客席にいた。このとき左横にいたのが、何と協栄ジムの関係者たちだったのだ。
亀田と協栄といえば所属時代のファイトマネーをめぐる裁判で犬猿の仲となっている間柄。WBA世界フライ級チャンピオンの亀田大毅が義務付けられている協栄ジム所属の坂田健史との試合は、父・亀田史郎氏が「地球が爆発してもやらない」とキッパリ拒否していたほどだ。
しかし、30日の試合会場で興毅の隣にいたのは協栄ジム・金平桂一郎会長の妻である女性と篠田誠司トレーナーだった。さらに、西岡がKO勝利を決めた直後、興毅は篠田トレーナーと一緒に席を立って関係者のみ立ち入りできる部屋へと姿を消しており、用意された席が偶然隣だったというわけでもなさそうだ。これは一体何を意味するのだろうか。
「史郎さんが暴言を吐いた騒動で、亀田兄弟の所属は"東日本ボクシング協会預かり"となったけど、その協会関係者が仲介して協栄との和解を進めたという噂もあったんだ。観客の前に平然と一緒に出てきたぐらいだから、近いうちに大毅と坂田の試合も決まるんじゃないか」(事情通)
ファンにとっては大毅と坂田の試合が決まってくれれば朗報だろう。ただ、一方ではこんな心配をする声も。
「かつて協栄ジムは亀田兄弟を所属させたことで数々のトラブルに巻き込まれ、今もそのイメージダウンから回復しきれていない。和解はいいけど、あまり近づきすぎるとファンから"また亀田と親しくなったのか"と、うがった見方をされることもあるでしょう」(ボクシングライター)
犬猿の仲のままリング上で決着をつけた方が盛り上がる気もするが、いずれにせよ大毅vs坂田の因縁の対決が実現してくれるのなら歓迎だ。
エグいほど強いで!!
エグいで!

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「亀田側の入札者がいない!?」ボクシング大毅vs.坂田戦の競争入札対応で大混乱
日本ボクシングコミッション(JBC)からの"永久追放"通告をあざ笑うかのように、メキシコで活動を再開した(参照記事)亀田三兄弟の父・亀田史郎氏の周囲が、またも騒がしくなってきた。次男・大毅が世界タイトルを保持するWBAが20日、棚上げになっていた大毅と坂田健史(協栄ジム)との指名試合の競争入札を29日に行うことを発表したのだ。
これに対し、協栄ジム側は歓迎の意向を示しているが、一方の亀田側は現在、「亀田ジム」が活動停止中の状態であり、五十嵐会長もJBCからライセンスの無期限停止処分を受けているため、入札する立場の人間が誰もいないという異常事態に陥ってしまった。
「史郎氏のメキシコでの行動に、協会内では『やっぱり除名にすべきだった』という声が噴出。その矢先に今度は、WBAの入札発表で、先送りにしていた三兄弟の処遇についても早急に固めなければならなくなった。大橋会長は頭を抱えていますよ」(協会の内部事情に詳しい関係者)
協会は、5月10日に行うはずだった定期理事会を24日まで延期し、それまで亀田問題について事実上、"凍結"する方向を打ち出していた。
「人の噂は......じゃないですけど、大橋会長は少し時間を置くことでメディアや世間の亀田に対する風当たりを弱めようとしていたんですよ」(同)
さらにボクシング界では、今月30日に長谷川穂積と西岡利晃、来月8日に名城信男、17日に内山高志と、世界戦が相次ぐ。
「亀田問題が動くと、よくも悪くもマスコミに注目される。その結果、通常のボクシングの試合に関する報道が減ってしまうことを、協会は問題視しているんです」(同)
また、この3つの世界戦にはいずれも"業界のドン"と呼ばれる帝拳プロモーションの本田明彦会長が関わっていることから、大橋会長ら協会の幹部に「余計な騒ぎを起こさないでほしい、という"天の声"もあったようです」(同)との話も出ている。
今回のWBAの入札に際し、亀田側を預かる形になっている協会がどんな対応を取るのか、また、「3つに分散させる」方針だった三兄弟の練習場所についても具体的な決定がまったくなされていないなか、大毅が世界戦に備えることができるのか。亀田一家に徹底的に振り回され続けるボクシング協会と大橋会長の舵取りが問われている。
(文=原田翔)
日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年
ボクシングは亀田家だけじゃないのよ。

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