“渋谷自宅マンション立てこもり事件”で逮捕された伊藤博重容疑者(47)は、テレビ朝日系の『完全特捜宣言!あなたに逢いたい!』で「ジーパン探偵」として活躍。父親は貸しビル業などを手がける「バルビゾン」グループのオーナーの伊藤良三氏であることはすでに明らかになっているが、この伊藤氏はタレントの堺正章と盟友で、詐欺罪で沖縄刑務所に服役している元タレントの羽賀研二と、持ちつ持たれつの“ダーティーな関係”だったことまでは、あまり知られていない。 伊藤氏は約30年前に、港区の白金台に「ブルーポイント」という、当時では画期的なオープンテラスのカフェレストランを開業。その店に出入りしていた堺と親しくなって、2人でバリ島にホテルをオープンさせるという話が持ち上がるほど親密な関係だった。一方、羽賀はブルーポイントに頻繁に出入りして、女性を物色。店をナンパスポットにしていた。店の常連客だった大手消費者金融会社の未亡人を羽賀に紹介したのは、伊藤氏といわれている。 羽賀との交際を知った未亡人の関係者は、別れさせるために莫大な慰謝料を羽賀に払ったという。一方、羽賀は当時、自身のタニマチだった“浪速の不動産王”と呼ばれた末野興産の末野謙一氏を伊藤氏に紹介。その後、バブル崩壊で末野氏が住宅金融専門会社(住専)から訴えられて逮捕されると、伊藤氏は末野氏が所有していた都内の一等地の物件を買い漁り、“都内の不動産王”と呼ばれるようになった。4年前に芸能界を震撼させた市川海老蔵殴打事件の舞台になったり、関東連合関係者がたむろしていたバルビゾンビル・シリーズは伊藤氏が所有している。 羽賀は医療関連会社「ウェルネス」未公開株詐欺で逮捕され、懲役6年の実刑を受け、沖縄刑務所に服役中だが、このウェルネスを羽賀に紹介したのも伊藤氏だった。また、羽賀の裁判に証人として出廷するも、偽証罪で逮捕された元歯科医師のT氏と、大量のウェルネス株を購入した俳優の山下真司の義理の息子も、ブルーポイントの常連客で、ここで羽賀と親しくなり、ウェルネス未公開株詐欺に巻き込まれたとされる。 T氏は都内で3軒の歯科医院を経営していたが、親しかった羽賀が裁判で有利になるような嘘の証言をして、偽証罪で逮捕後、糖尿病悪化で失明。歯科医引退に追い込まれ、今は生活苦にあえいでいるという。山下の義理の息子は、ウェルネス株で巨額な損害を出し、羽賀逮捕後、心労が重なり、自殺した。 伊藤氏が勧めた株がきっかけで、3人の男が不幸のどん底に追い込まれた。その息子が“立てこもり事件”で逮捕された。因果がめぐったような気がするのは、筆者だけだろうか。 (文=本多圭)
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「新人時代からトラブルも」羽賀研二 転落人生の影にあった闇人物との"黒い交際"

ドロドロ裁判はまだまだ続く?
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
未公開株売買をめぐる3億7,000万円の詐欺と恐喝未遂罪に問われている羽賀研二が、大阪高裁で「卑劣で破廉恥」「反省の態度が見られない」と懲役6年の逆転有罪判決を受けたのはご存じの通りだ。羽賀は判決を不服として、最高裁に上告した。
筆者はかつて、ある芸能関係者を通じて、羽賀のあまりに多い女性問題について本人とやりとりをしたことがあった。ところが、直接弁明に来た際に次々とつくウソにあきれて、「お前の言葉は信じない」と絶縁したことがある。それだけに、羽賀については言いたいことは山ほどあるが、彼の名誉のためにも、彼の人生を狂わせた人脈だけは明らかにしておきたい。
羽賀は1980年代前半、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の"いいとも青年隊"に起用されて脚光を浴びたが、そのころから、ファンの女性からラジカセを借りて返さないといった、なんとも情けない苦情が絶えなかった。その後も、女性とのトラブルの情報が筆者のもとには入ってきたが、いいとも青年隊を卒業した羽賀の名前を具体的に耳にしたのは、大田区に住む未亡人に沖縄開発リゾートの話を持ち掛けた金銭トラブルだった。
この騒動を、休刊になった隔女性週刊誌「微笑」(祥伝社)の記者が取材。記事掲載寸前に、「微笑」の委託ライターも務めていた筆者の元に親しいプロダクション関係者から「何とか記事を止めてくれないか」という依頼があった。最終的には記事は掲載されたのだが、後になって分かったことは、プロダクション関係者に依頼してきたのは元総会屋で、その後、2005年にエイベックスに利益供与を強要した件で逮捕されたYだった。さらに、そのYに記事潰しを依頼したのは、住専騒動で逮捕された"浪速の借金王"と言われた「末野興産」の末野謙一だったのだ。
末野は、羽賀と一緒に恐喝未遂で逮捕されたボクシングの元世界チャンプの渡辺二郎と共に羽賀のタニマチだった。末野を通じて、暴力団関係者との"黒い交際"も始まっていた。その後、羽賀は梅宮アンナと熱愛が発覚するが、実は、末野主催のハワイのゴルフコンペに父親の梅宮辰夫が参加した時に、梅宮に同行したアンナを羽賀が口説いたというのが真相だ。末野と梅宮は兄弟分と言われるほど親しい関係だったのだ。梅宮は、アンナと羽賀との交際に反対しながらも煮えきれず、渋々認めたのは末野が羽賀のタニマチだったからだ。しかし、梅宮もしたたかだ。当時は「辰ちゃん漬け」をはじめ、サイドビジネスが軌道に乗り始めたころ。バカ娘の熱愛騒動に苦悩する父親・梅宮の姿はワイドショーの格好の話題になって、サイドビジネスの宣伝につながり大儲けした。
その後、莫大な借金を抱えてアンナと破局した羽賀は、以前からナンパスポットとして出入りしていたアパレルメーカー「バルビゾン」のオーナーである伊藤良三が経営する「ブルーポイント」で、伊藤から大手消費者金融の未亡人を紹介された。羽賀はここでも金銭トラブルを抱えたが、伊藤は、末野興産が所有していた白金をはじめとした物件を買い漁り、不動産業で大成した。昨年、市川海老蔵殴打事件の現場になった西麻布のビルも伊藤所有のビルだ。
末野と伊藤の接点は、羽賀だとしか思えない。
その羽賀は、伊藤に勧められた医療コンサルタント会社「ウエルネス社」の未公開株をめぐって逮捕された。羽賀は末野、梅宮、伊藤の3人の間をしたたかに渡って生きてきたつもりだったのかもしれないが、結果的にはこの3人に翻弄された人生を送ってきた。
悲しすぎるほど、寂しい男だ。
(文=本多圭)
「ついに隠居!?」公判中の"お騒がせタレント"羽賀研二が沖縄に移住していた!

やっぱり地元が一番?
未公開株の譲渡をめぐり、詐欺と恐喝未遂の罪に問われているタレントの羽賀研二被告の控訴審公判が18日、大阪高裁で行われた。
この日は検察側、弁護側双方の最終弁論が開かれ、検察側は「羽賀被告の証言は最初からあやふやで、有罪は火を見るより明らかだ」と主張。対する弁護側は一審判決が無罪だったことを強調した上で、「羽賀被告にだまされ未公開株を買わされたとする被害者の証言に信用性がない。有罪のたしかな証拠がない限り無罪」と弁論した。
判決は6月18日に言い渡されるが、一審で羽賀被告に有利な証言をした元歯科医の男性が昨年偽証罪で有罪判決を受けたことが裁判にどう影響するかが焦点。関係者は「はっきり言ってどっちに転ぶか分からない。歯科医の男性が有罪判決を受けたことは羽賀被告にとって不利だが、これは大阪の検察が面子をかけて羽賀被告を潰そうとした"過剰捜査"の末の現象でもある。今回の裁判でも羽賀被告側の証人に対し『これ以上、羽賀に有利な証言をしたら別件で逮捕するぞ!』と間接的に脅すような場面も見られた」という。
そんな検察の感情ムキ出しの"攻勢"に嫌気が差したのか、羽賀被告は最近沖縄に移住したという。
「妻と一緒に移住したそうです。金銭的には厳しいですが、わずかな不動産や車を売って、生活費の足しにしているそうです。『こっち(沖縄)の方がゆったりしていて良い』と周囲に話しているそうです」(関係者)
芸能界の"風雲児"もついに隠居を決めたようだ。


